JP2013236591A - 茶葉給葉兼予備洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】特に火山灰を被った茶葉を、極めて効率的に給葉しつつ予備洗浄する茶葉給葉兼予備洗浄機を提供する。
【解決手段】所定間隔をおいて送り止め片15が複数設けられた傾斜設置されたネットコンベア1と、該ネットコンベア1の下側箇所から茶葉を投入できる入口ホッパ31と、該入口ホッパ31の上側位置に設けられた茶葉を掻きならす掻きならし装置8とを備えており、該掻きならし装置8に向かって噴射する複数の噴射ノズル5と、ネットコンベア1の無端メッシュベルト11の外側を覆う本体ケーシング2とからなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に火山灰を被った茶葉を、極めて効率的に給葉しつつ予備洗浄することができる茶葉給葉兼予備洗浄機に関する。
従来より、茶葉の給葉機又は茶葉投入用コンベアとしては、茶葉洗浄機に送る装置として存在している。ところで、火山灰を被った茶葉は、その火山灰を洗浄して、製茶工程に臨むようにすることが必須である。その茶葉洗浄機に投入する工程としての、前記茶葉の給葉機又は茶葉投入用コンベアは、特許文献1(給葉機38)又は特許文献2(茶葉投入用コンベア20)に示すように、単なる茶葉を移送するコンベアであった。
特公平1−48728号公報 特公平1−48729号公報
ところが、火山灰を被った茶葉を、特許文献1(給葉機38)又は特許文献2(茶葉投入用コンベア20)に示す給葉機にて、茶葉洗浄機に投入しても、埃状の火山灰を被った茶葉は、水中になかなか沈まないという重大な欠点があり、洗浄効率が著しく低くなるという欠点があった。つまり、沈まないと洗浄できない。このため、本発明が解決しようとする課題(技術的課題又は目的等)は、予備洗浄をして、茶葉洗浄機に投入したときに、茶葉が水中に沈むようにして、ひいては洗浄効率を上昇させることを実現することである。更には、予備的な洗浄も良好にすることも課題である。
そこで、発明者は上記課題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、所定間隔をおいて送り止め片が複数設けられた傾斜設置されたネットコンベアと、該ネットコンベアの下側箇所から茶葉を投入できる入口ホッパと、該入口ホッパの上側位置に設けられた茶葉を掻きならす掻きならし装置と、該掻きならし装置に向かって噴射する複数の噴射ノズルと、前記ネットコンベアの無端メッシュベルトの外側を覆う本体ケーシングとからなることを特徴とする茶葉給葉兼予備洗浄機としたことにより、上記課題を解決した。
請求項2の発明を、請求項1において、前記ネットコンベアの上端箇所の無端メッシュベルトの内側から外側に向かって噴射する噴射内部ノズルが設けられてなることを特徴とする茶葉給葉兼予備洗浄機としたことにより、上記課題を解決した。請求項3の発明を、請求項1又は2において、前記ネットコンベアの上端箇所であって、出口シュート内箇所に、前記ネットコンベアの幅に相当する部位に亘り下方側に押圧するように複数の噴射ノズルが設けられてなることを特徴とする茶葉給葉兼予備洗浄機としたことにより、上記課題を解決した。
請求項4の発明では、請求項1,2又は3の何れか1項において、前記ネットコンベアの上端箇所の無端メッシュベルト及び送り止め片を洗浄する回転ブラシが設けられてなることを特徴とする茶葉給葉兼予備洗浄機としたことにより、上記課題を解決した。請求項5の発明を、請求項1,2,3又は4の何れか1項において、前記ネットコンベアの無端メッシュベルトの外側を覆う前記本体ケーシングの上端箇所から下側箇所の下側面の下側板部が、前記送り止め片の端に接する程度に近接して位置してなることを特徴とする茶葉給葉兼予備洗浄機としたことにより、上記課題を解決した。
請求項6の発明を、請求項1,2,3,4又は5の何れか1項において、前記本体ケーシングの下端箇所に無数の小径孔が設けられると共に、その下端箇所に汚水回収パンが設けられてなることを特徴とする茶葉給葉兼予備洗浄機としたことにより、上記課題を解決したものである。
請求項1の発明においては、特に、火山灰を被った茶葉から火山灰を良好に洗浄させつつ茶葉移送ができると共に、茶葉洗浄機に投入したときに、埃状の火山灰を被った茶葉を容易に水中に沈ませることができ、これにより、予備洗浄し、更に、その後の洗浄効率が著しく高くできる効果を奏する。
特に、掻きならし装置と、該掻きならし装置に向かって噴射する複数の噴射ノズルとで、その茶葉の表側、裏側までも、かなり万遍なく噴射されて濡れることから、次の工程である洗浄機内の水槽に良好に沈めることができ、これで良好なる洗浄を確保できる利点がある。また、茶葉の表側、裏側までも、かなり万遍なく噴射されて濡れることで、同時に、茶葉の洗浄にもなり、洗浄効率を一層高めることができる利点がある。
請求項2の発明では、ネットコンベアの上端箇所の無端メッシュベルトの内側から外側に向かって噴射する噴射内部ノズルにて、前記無端メッシュベルトの表面に張り付いていた茶葉を前記出口シュート内に取り出し、落下させて次に工程の洗浄に移すことができる効果がある。請求項3の発明では、出口シュート内箇所の複数の噴射ノズルにて下方に押圧して、次に工程の洗浄機に確実に送ることができる利点がある。
請求項4の発明では、無端メッシュベルトの表面に張り付いている茶葉を剥がし、茶葉の送りを良好にできる。請求項5の発明では、火山灰が洗い流されにくい茶葉を再度廻して洗い流され易くすることができる。請求項6の発明では、その火山灰を水と共に外側下に洗い流すことができる。
本発明の概略を示す側面図である。 (A)は図1のY1−Y1矢視断面図、(B)は(A)の一部拡大平面図、(C)は従動プーリ箇所の側面図、(D)は(A)の(ア)部拡大図である。 (A)は本発明の下側箇所の断面図、(B)は(A)の直後の状態を示す断面図、(C)は(B)の直後の状態を示す断面図、(D)は(C)の(イ)部拡大図である。 (A)はネットコンベアの一部であって、掻きならし装置及び噴射ノズル箇所の状態斜視図、(B)は(A)の状態側面図である。 (A)はネットコンベアの上部箇所及び噴出ノズル箇所の状態図、(B)は噴射内部ノズル箇所の噴射状態及び噴出ノズル箇所の噴出状態図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明すると、図1は本発明の概略を示す側面図であり、主な構成としては、所定間隔をおいて送り止め片15が複数設けられた傾斜設置されたネットコンベア1と、該ネットコンベア1の無端メッシュベルト11の外側を覆う本体ケーシング2と、前記ネットコンベア1の下側箇所から茶葉を投入できる入口ホッパ31と、該入口ホッパ31の上側位置に、茶葉を掻きならす掻きならし装置8と、該掻きならし装置8に向かって噴射する複数の噴射ノズル5等とから構成されている。
前記ネットコンベア1は、無端メッシュベルト11にて構成さている。該無端メッシュベルト11は、駆動側スプロケット13と従動側プーリ14との間に巻き掛けられ無端チェーン12に取付けられている。具体的には、適宜の間隔をおいて(約50cm〜約1m内外)左右側に設けられた無端チェーン12,12のリンクに取付けられている。また、前記両駆動側スプロケット13,13との間、両従動側プーリ14,14との間には、前記無端メッシュベルト11の折り返し箇所を保護する支持プーリ18が複数設けられている。
前記従動側プーリ14が下側で、前記駆動側スプロケット13が上側にそれぞれ位置するようにして傾斜状(約45度前後)に設置されている(図1参照)。特に、前記駆動側スプロケット13の直径が前記従動側プーリ14の直径よりも大きく形成されているが、同径にすることもある。また、前記無端メッシュベルト11の長手方向において適宜の間隔(約30cm前後)で、送り止め片15が多数設けられている。
該送り止め片15は、断面L形状をなし、垂直状の送り片15aと水平状の取付部15bとで形成され、取付部15bが、左右側に無端チェーン12,12のリンクの突片間に固着された棒状板片11aにボルト・ナット15cにて固着されている〔図2(D)参照〕。前記送り止め片15の送り片15aが外表面側を移動する。
前記無端メッシュベルト11は、合成樹脂製にて構成され、そのメッシュ径は、約2mm程度に形成されている。これは、茶葉の茎(約2、3mm程度)が、メッシュ孔につまらないようにされている。つまり、前記無端メッシュベルト11のメッシュ孔からは、火山灰や水は通過するが茶葉は通過しないように構成されている。
また、前記無端メッシュベルト11を側面から見た外形と、前記無端チェーン12を側面から見た外形とは略一致しており、図5(A)において図示しているが、図1においては、無端メッシュベルト11の外形を表示し、前記無端チェーン12の表示は鎖線で示している。
前記本体ケーシング2は、前記無端メッシュベルト11の下側から底部の上側寄りまで設けられている。図2(A)に示すように、前記本体ケーシング2の横幅は、前記送り止め片15の幅よりも大きく、しかも左右側の無端チェーン12,12間よりも内側位置に、両側部22,22が形成され、該両側部22,22間には、ケーシング表面部21が固着されている。図1に示すように、前記本体ケーシング2の下側箇所には、無数の小径孔21aが開口され、そこから汚水が流れ出る。この下側には、汚水回収パン92が設けられている。
前記入口ホッパ31へ撒かれた茶葉は、自ずと凹凸状態となるために、これをある程度、均一の厚さにして給葉する必要がある。このために、該入口ホッパ31の上側位置に茶葉を掻きならす掻きならし装置8が設けられている。該掻きならし装置8は、ヒトデ状の掻きならし棒片82,82,・・が水平軸杆81に対して放射状に設けられつつ、この掻きならし棒片82,82,・・が軸方向に何層にも連なって構成され、この駆動は、第2電動機M2による。
さらに、前記掻きならし装置8は、操作杆を介して適宜高さ調整可能な上下調節装置85に設けられている。この上下調節によって、給送する茶葉の量を適宜にできる。前記汚水回収パン92内には、汚水が貯水されるが、ポンプ95にて水が配管51を介して前記噴射ノズル5に噴射するように循環利用されている。
前記掻きならし装置8に向かって噴射する複数の噴射ノズル5が複数設けられている。さらに、詳述すると、該噴射ノズル5は、前記無端メッシュベルト11の傾斜上側位置に達した火山灰を被った茶葉に対して最初に噴射する装置である。前記噴射ノズル5は、平面的に見て前記無端メッシュベルト11の上端位置から長手方向を向いて配置された配管51に複数(図では3個)設けられている。
前記無端メッシュベルト11の幅方向から見ると、その全幅に載置された茶葉に噴射できるようになっており、且つ前記掻きならし装置8にて茶葉が掻きならし状態で、宙に舞っている状態で、噴射されることになり、茶葉の表裏に万遍なく噴射されることになる。図4(B)に示すように、前記噴射ノズル5の噴射状態の側面図では、略線状をなしている。
特に、前記ケーシング表面部21と前記送り止め片15の先端との隙間δ〔図3(D)参照〕は、数mm乃至約1cmとなっている。また、前記本体ケーシング2は、本体枠25に取付けられ、該本体枠25には前記駆動側スプロケット13及び従動側プーリ14のそれぞれの軸部が軸受26を介して回転可能に設けられている。さらに、前記本体枠25には、垂直状脚部27及び水平状腕部28等がそれぞれ設けられている。
前記入口ホッパ31は、茶葉を投入する枡状部であり、前記本体ケーシング2の下側の箇所から上側に開口するように設けられている。前記入口ホッパ31の両側の上側位置であって、前記無端メッシュベルト11の上側開放箇所には側板32,32が設けられ、さらに前記無端メッシュベルト11の傾斜上端箇所を平面的に包むように出口シュート33が設けられている。
前記無端メッシュベルト11の傾斜上側位置の左右側の駆動側スプロケット13,13との間で、しかも前記無端メッシュベルト11の内側位置に、第2番目に茶葉に噴射する、噴射内部ノズル6Aが1又は複数設けられている〔図5(A)及び(B)参照〕。該噴射内部ノズル6Aは、図5(B)に示すように、前記無端メッシュベルト11の表面に付着した茶葉を、該無端メッシュベルト11の表面から吹き飛ばしつつ前記出口シュート33に流出させる働きをなす。
前記ネットコンベア1の上端箇所であって、出口シュート33内箇所に、前記ネットコンベア1の幅に相当する部位に亘り下方側に押圧するように噴射するように配管62に複数の噴射ノズル6Bが設けられている。該噴射ノズル6Bの配管62は、前記噴射内部ノズル6Aの配管61と連続されており、図5(A)に示すように、前記配管62は主配管65に連続し、該主配管65は、図示しない適宜の水源に連続している。
回転ブラシ7は、前記出口シュート33内であって、前記無端メッシュベルト11の傾斜上側位置で折り返し箇所の位置で、下側から払い落す役割をなすように設けられている。前記回転ブラシ7は、多数のブラシ毛が放射状に設けられると共に全体としてブラシ軸に対して円筒状に設けられている。
前記回転ブラシ7の回転方向は、図1において右方向に回転し、且つ前記出口シュート33内に跳ね飛ばす。この駆動電動機は、図示しないが単独で設けることもある。また、前記駆動側スプロケット13の駆動は、強力な駆動力を必要とすることから、第1電動機M1が設けられている。図中16は調整スプロケット、91は次の作業である洗浄機、92は汚水回収パンである。なお、前記噴射ノズル5,6B及び噴射内部ノズル6Aでは、噴射状態が通常であるが、噴霧状態に適宜可能に構成されている。
次に、作用について説明する。火山灰を被った茶葉を入口ホッパ31に投入する。すると、ネットコンベア1が、図1において右廻りしているため、その茶葉は、送り止め片15を介して、上側に移動する。特に、図4(A)及び(B)に示すように、掻きならし装置8にて茶葉が掻きならし状態で、宙に舞っている状態で、噴射ノズル5の噴射にて、茶葉の火山灰を洗うことになり、茶葉の表裏に万遍なく噴射されて茶葉は濡れる。
そして、茶葉は、ネットコンベア1の上端を折り返して、通常は、そこから出口シュート33内に入り、次の洗浄機91に投入する。このような作用であると、前記ネットコンベア1の上端を折り返した後に、無端メッシュベルト11面に張り付いたまま、戻ってくる茶葉も多いが、本発明では、殆どの茶葉が落下する。これは、次の理由による。
つまり、図5(A)及び(B)に示すように、噴射内部ノズル6Aにて、無端メッシュベルト11の内側から該無端メッシュベルト11面に張り付いた茶葉等を吹き飛ばす。つまり、噴射した霧及び水滴は、無端メッシュベルト11の約2mm前後の孔から飛び出すことで張りつき茶葉等を吹き飛ばしつつ出口シュート33内に入れる役割をなす。さらに、前記回転ブラシ7は、無端メッシュベルト11面に張り付いた茶葉を払い落す。
このとき、本発明では、前記ネットコンベア1の上端箇所であって、出口シュート33内に、前記ネットコンベア1の幅に相当する部位に亘り下方側に押圧するように噴射する複数の噴射ノズル6Bが設けられているため、前記噴射内部ノズル6Aにて無端メッシュベルト11面に張り付いていて吹き飛ばされた茶葉及びその他の全ての茶葉は、出口シュート33の内壁に張り付くことなく、前記噴射ノズル6Bにて下方側に押圧されて次の洗浄機91に投入される。
特に、前記噴射ノズル6Bには、パイプに所定間隔をおいて適宜の径の孔のみが複数設けられているのみであるが、ノズルの有無に関係なく、噴射ノズルと証する。孔径などによって、噴霧の状態から鉄砲水状態になるものである。簡単に説明すると、前記噴射ノズル6Bでは、茶葉を滝のような状態下で落とす機能をなす。
また、前記回転ブラシ7が存在していても、無端メッシュベルト11面に張り付いたまま、戻ってくる茶葉も僅かはあって、図3(A)のように戻ってくる。このとき、本発明では、前記ネットコンベア1の無端メッシュベルト11の外側を覆う前記本体ケーシング2の上端箇所から下側箇所の下側面の下側板部が、送り止め片15の端に接する程度に近接して位置していることで、戻る略全ての茶葉が、図3(A)に示すように、前後の送り止め片15(i),15(i)内に囲まれる。
その直後は、図3(B)に示すように、前後の送り止め片15(ii),15(ii)内に囲まれて移送される。このとき、茶葉に被った火山灰による汚水が無数の小径孔21aから流出する。この汚水を取り去った茶葉が、図3(C)に示すように、前後の送り止め片15(iii),15(iii)内に囲まれて移送される。このときには、その茶葉は、予備的ではあるが洗浄されている。
この状態で、2回転目となって、前述と同様に移送されつつ洗浄されて、出口シュート33及び洗浄機91に移送する。このような移送状態にて、次の噴射内部ノズル6Aにて殆ど出口シュート33側に飛ばされつつ、複数の噴射ノズル6Bにて確実に下方側に押圧されて次の洗浄機91に投入され、出口シュート33内壁に張り付くことを回避できる効果がある。なお、前記本体ケーシング2の下側箇所の多数の小径孔21a箇所の円形部を、扉状部29として、掃除及びメンテナンスのために設けることもある〔図3(C)参照〕。
火山灰が被った茶葉生産地は、日本では鹿児島の桜島地域関連である。この地方での茶葉は、洗浄することが食品茶として必須である。特に、火山灰は地質学的には、火山から噴出されたもののうち、直径2mm以下の大きさのものであり、物質としては、火山ガラス、鉱物、結晶などの破片である。
その火山灰は、単なる埃とは異なり、水に濡れると張り付くという性質もあるが、本発明の図3(A)〜(C)のような構成とすることでも、装置内部への貼り付きや塊状化などをかなり回避でき、装置の耐久化にも良好となり、メンテナンスの点でも優れたものにできる。
さらに、本発明では、水を単に噴射する第1番目の噴射ノズル5の他に、噴射内部ノズル6A及び回転ブラシ7などの存在によって、火山灰を被った茶葉に対して予備的な洗浄がかなり良好にできる。このことで、後の洗浄機での洗浄力向上に多大な効果を奏する。この点も重要であり、本発明の提供は、この地域の環境保護にも十分に対応できるものである。
特に、本発明において、予備洗浄を行うという最大の目的は、洗浄を行う手前の工程であり、洗浄しやすくすることである。そのためには、茶葉が洗浄漕内で茶葉を沈みやすくすることが最大目的である。つまり、予備洗浄では、茶葉の裏表を万遍なく濡らすことが必須である。濡れていると、次の工程の洗浄漕に入れると直ぐに沈み、洗浄液を介して良好に洗浄できるものである。
茶葉が乾いていると、洗浄漕に入れても、沈まず、洗浄漕の上で浮いているだけで、全く洗浄できないことになっている。これらの欠点を回避することであり、予備洗浄では、水の噴射にて、茶葉の裏表を万遍なく濡らすことを目的としつつ、茶葉の洗浄も良好にできるというものである。
本発明は、火山灰を被った茶葉に対して予備的な洗浄を行う装置であるが、火山灰のない地方の茶葉に対しても、予備洗浄を行うという利用可能性が極めて高いものである。
1…ネットコンベア、11…無端メッシュベルト、15…送り止め片、
2…本体ケーシング、21a…小径孔、31…入口ホッパ、5,6B…噴射ノズル、
6A…噴射内部ノズル、7…回転ブラシ、8…掻きならし装置、92…汚水回収パン。

Claims (6)

  1. 所定間隔をおいて送り止め片が複数設けられた傾斜設置されたネットコンベアと、該ネットコンベアの下側箇所から茶葉を投入できる入口ホッパと、該入口ホッパの上側位置に設けられた茶葉を掻きならす掻きならし装置と、該掻きならし装置に向かって噴射する複数の噴射ノズルと、前記ネットコンベアの無端メッシュベルトの外側を覆う本体ケーシングとからなることを特徴とする茶葉給葉兼予備洗浄機。
  2. 請求項1において、前記ネットコンベアの上端箇所の無端メッシュベルトの内側から外側に向かって噴射する噴射内部ノズルが設けられてなることを特徴とする茶葉給葉兼予備洗浄機。
  3. 請求項1又は2において、前記ネットコンベアの上端箇所であって、出口シュート内箇所に、前記ネットコンベアの幅に相当する部位に亘り下方側に押圧するように複数の噴射ノズルが設けられてなることを特徴とする茶葉給葉兼予備洗浄機。
  4. 請求項1,2又は3の何れか1項において、前記ネットコンベアの上端箇所の無端メッシュベルト及び送り止め片を洗浄する回転ブラシが設けられてなることを特徴とする茶葉給葉兼予備洗浄機。
  5. 請求項1,2,3又は4の何れか1項において、前記ネットコンベアの無端メッシュベルトの外側を覆う前記本体ケーシングの上端箇所から下側箇所の下側面の下側板部が、前記送り止め片の端に接する程度に近接して位置してなることを特徴とする茶葉給葉兼予備洗浄機。
  6. 請求項1,2,3,4又は5の何れか1項において、前記本体ケーシングの下端箇所に無数の小径孔が設けられると共に、その下端箇所に汚水回収パンが設けられてなることを特徴とする茶葉給葉兼予備洗浄機。
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