JP2004046313A - 画像伝送システムおよび画像中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像中継装置経由で電子カメラとインターネット上の画像サーバの間で画像データをやりとりする際に、画像サーバ側に保存されている画像データのデータ容量に関わらず電子カメラ側の簡単な操作で画像データの伝送を快適かつ効率的に行える画像伝送システムおよび該画像伝送システムに用いられる画像中継装置を提供する。
【解決手段】電子カメラ100と画像サーバ181〜184の間で画像データの中継を行う画像中継装置160は、ユーザの個人情報を記憶しているとともに、所定の画像サーバ上にユーザの画像データを格納する空き容量がない場合には、インターネット上の別な画像サーバに接続し、前記個人情報を用いて自動的にユーザのアルバム(フォルダ)を開設する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子カメラ等の携帯機器で撮影した画像データをゲートウェイサーバ等の画像中継装置を経由してインターネット上の画像サーバ等に送信して保存したり、インターネット上の画像サーバ等に保存した画像データをゲートウェイサーバ等の画像中継装置を経由して電子カメラ等の携帯機器にダウンロードして閲覧するような画像伝送システムおよび該画像伝送システムに用いられる画像中継装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子カメラで撮影した画像データを該電子カメラに接続した携帯電話のデジタルデータ伝送機能(パケット通信機能)を利用してゲートウェイサーバに伝送し、更にゲートウェイサーバがインターネットにより該画像データをインターネット上の画像サーバに伝送して保存するとともに、画像サーバに保存された画像データを後で種々の目的に応じて利用するという画像データの伝送システムが知られている。またインターネット上の画像サーバに保存されている画像データを、ゲートウェイサーバがインターネットで一旦ダウンロードし、該画像データを更にパケット通信機能を利用して携帯電話経由で電子カメラで受信し、受信した画像データを電子カメラの液晶画面に表示して閲覧するという画像データの伝送システムが知られている。
【0003】
例えば電子カメラからインターネット上の画像サーバに画像データを送信するような伝送システムにおいては、画像データの伝送手順は概ね以下のようになる。なおインターネット上の所定の画像サーバには予めユーザ毎に画像データの保存用アルバム(フォルダ)が作られているとする。まず電子カメラと携帯電話を接続する。次に撮影した画像データの中から伝送したい画像データを電子カメラ側で選択し、選択された画像データを電子カメラの画面に表示する。次に電子カメラ側で送信操作を行うと、選択された画像データとユーザ識別情報とゲートウェイサーバ情報が電子カメラから携帯電話側に送信され、該画像データとユーザ識別情報が一旦携帯電話側に格納される。次に携帯電話はデジタルデータ伝送機能(パケット通信機能)を用いて一旦格納した画像データとユーザ識別情報を受信したゲートウェイサーバ情報に応じたゲートウェイサーバに送信する。ゲートウェイサーバはインターネット上の所定の画像サーバに接続して画像データとユーザ識別情報を伝送し、携帯電話から受信したユーザ識別情報に応じたアルバムに該画像データを保存させる。
【0004】
また電子カメラがインターネット上の画像サーバから画像データを受信して閲覧するような伝送システムにおいては、画像データの伝送手順は概ね以下のようになる。まず電子カメラと携帯電話を接続する。次に電子カメラ側で画像識別情報(ファイル名)を選択して受信操作を行うと、該受信操作の指令と画像識別情報(ファイル名)とユーザ識別情報とゲートウェイサーバ情報が携帯電話に伝えられる。携帯電話は受信操作の指令とユーザ識別情報をパケット通信機能によりゲートウェイサーバ情報に応じたゲートウェイサーバに送信する。ゲートウェイサーバは受信したユーザ識別情報に応じて、該ユーザの画像データを保存しているインターネット上の画像サーバに接続し、画像ダウンロード要求と画像識別情報(ファイル名)とユーザ識別情報を画像サーバにインターネットで送信する。画像サーバはユーザ識別情報に対応するアルバム(フォルダ)に保存されている画像識別情報に応じた画像データをインターネットによりゲートウェイサーバに送る。ゲートウェイサーバは画像サーバから受信した画像データをパケット通信機能により携帯電話に送信し、携帯電話は受信した画像データを電子カメラに送信し、指定された画像データが電子カメラの画面に表示される。
【0005】
上述のようにゲートウェイサーバ経由で電子カメラとインターネット上の画像サーバの間で画像データをやりとりすることにより、以下のような利点がある。即ちインターネット上の画像サーバに接続するための複雑な手続きおよび情報管理は全てゲートウェイサーバ側で行われるために、電子カメラ側に組み込む画像データ伝送ソフトを軽くすることができるとともに、ユーザは電子カメラ側での複雑な入力操作なしにインターネット上の画像サーバと画像データのやりとりを行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のような画像データの伝送システムにおいては、次のような問題点があった。即ち1つの画像サーバが一人のユーザに提供可能なアルバム(フォルダ)の記憶容量には上限があるので、画像データの数が増大して保存した画像データの総データ容量が該記憶容量の上限を上回ってしまった場合には、ユーザはインターネット上の別な画像サーバに登録して自分の画像データを保存するためのアルバムを確保し、次からは画像サーバを指定して該画像サーバのアルバムに画像データを保存じなければならなかった。また画像サーバから電子カメラに画像データを読み出して閲覧する場合も画像サーバを指定して画像サーバ毎に画像データを読み出さなければならなかった。
【0007】
そこで本発明は、ゲートウェイサーバ経由で電子カメラとインターネット上の画像サーバの間で画像データをやりとりする際に、保存されている画像データのデータ容量に関わらず電子カメラ側の簡単な操作で画像データの伝送を快適かつ効率的に行える画像伝送システムおよび該画像伝送システムに用いられる画像中継装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明による画像伝送システムおよび画像中継装置においては、電子カメラ(電子画像機器)と画像サーバ(画像記憶装置)の間で画像データの中継を行う画像中継装置は、ユーザの個人情報を記憶しているとともに、電子カメラから画像データとユーザ識別情報(カメラ識別情報)を受信し、所定の画像サーバのユーザ識別情報に応じたアルバムに受信した画像データを格納する空き容量がない場合には、インターネット上の別な画像サーバに接続し、前記個人情報を用いて自動的にユーザ識別情報に応じたアルバム(フォルダ)を開設し、受信した画像データを該画像サーバに送信し、該新しいアルバムに保存させることにより、ユーザが電子カメラ側で直接行わなければならなかった画像サーバとの複雑な接続手続きや、面倒なアルバム開設の手続きを省略可能にする。
【0009】
また上記目的を達成するため、本発明による画像伝送システムおよび画像中継装置においては、電子カメラと複数の画像サーバの間で画像データの中継を行う画像中継装置は、各画像サーバにおいてユーザ識別情報(カメラ識別情報)に応じて開設されているアルバム(フォルダ)を統一的に管理するためのサーバ管理情報を持ち、該サーバ管理情報に応じて、複数の画像サーバに分散して保存されている画像データを一つの仮想的なアルバムにまとめて統括的に保存管理することにより、インターネット上で画像データが実際に保存されている複数の画像サーバのことを意識することなく、インターネット上の画像サーバと電子カメラの間で多量の画像データをユーザが簡単な操作でやりとりすることを可能にする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明を適用した画像データの伝送システムの概念図である。まず電子カメラ100から画像サーバ181〜184に画像データを送信する場合について説明する。電子カメラ100は撮影動作により画像データを生成する。電子カメラ100は画像データを外部の画像サーバ181〜184に送信する場合、携帯電話120と接続する。電子カメラ100と携帯電話120の接続は近距離通信回線110(例えばブルーツースのプロトコルによる近距離無線通信、ケーブル接続の独自プロトコルによる近距離有線通信、IEEE802.11プロトコルによる無線LAN通信、IrDAプロトコルを用いた近距離赤外線通信等)により行われる。電子カメラ100は送信する画像データを選択し、該画像データを画面21に表示するとともに、該画像データを携帯電話120に送信する。なお電子カメラ100と携帯電話120はユーザが同時に使用するため、近距離無線通信の距離範囲は〜数m程度でよく、近距離無線通信による電子カメラ100と携帯電話120への電力負担を少なくすることができる。
【0011】
携帯電話120は前記電子カメラ100と通信するための近距離通信機能と無線携帯電話回線130を用いた長距離通信機能を備えており、無線携帯電話回線130を用いた長距離通信機能では通常の通話機能とパケット通信プロトコルによるデジタルデータ通信機能を実行することができる。携帯電話120は電子カメラ100から近距離通信回線110経由で受信した画像データを一時的に内部のメモリに格納する。次に携帯電話120は格納した画像データをパケット通信プロトコルにより無線携帯電話回線130経由で基地局140に送る。携帯電話120は画像データの基地局140への送信中は、送信中の画像データを画面221に表示する。
【0012】
基地局140は携帯電話120からパケット通信プロトコルにより無線携帯電話回線130経由で受信した画像データを、パケット通信プロトコルによりパケット通信網150経由でゲートウェイサーバ160に送信する。ゲートウェイサーバ160はパケット通信プロトコルによりパケット通信網150経由で基地局140から受信した画像データを、内部のメモリに一旦保存するとともに、所定期間毎に保存された画像データをインターネットプロトコルによりインターネット170経由で画像サーバ181〜画像サーバ184に送信する。なおゲートウェイサーバ160は画像サーバへ送信した画像データに対応するサムネイル画像データ(元の画像データからデータ量を圧縮削減した縮小画像データ)を内部のメモリに保管しておく。画像サーバ181〜画像サーバ184はインターネットプロトコルによりインターネット170経由で受け取った画像データを大記憶容量のメモリに保存記憶する。
【0013】
なお電子カメラ100から画像データを画像サーバに送信する際には、電子カメラ100側では画像サーバにアクセスするための複雑な接続および通信の手続きを意識して送信を行う必要はなく、電子カメラ100側ではゲートウェイサーバ160を特定するための固定された宛先情報と、電子カメラ100を特定するためのカメラ識別情報を送信する画像データに付加して携帯電話120に伝えるだけでよい。携帯電話120は受け取ったゲートウェイサーバの宛先情報に基づいて、画像データとカメラ識別情報をパケット通信で指定されたゲートウェイサーバ160に送信する。ゲートウェイサーバ160はパケット通信で受信したカメラ識別情報に応じて画像データを管理し、画像データをインターネットプロトコルでインターネット170上にある複数の画像サーバ181〜画像サーバ184の中の適当な画像サーバに送信する。複数の画像サーバ181〜画像サーバ184は電子カメラ側から見ると1つの仮想の画像サーバ180として取り扱われており、インターネット170上における各画像サーバへの複雑なアクセス手続きは全てゲートウェイサーバ150により行われる。
【0014】
次に電子カメラ100が仮想画像サーバ180から画像データを受信する場合について説明する。まず電子カメラ100を近距離通信回線110により携帯電話120と接続する。電子カメラ100は一覧データ要求とカメラ識別情報とゲートウェイサーバ160の宛先情報を携帯電話120に送信する。次に携帯電話120は受信したゲートウェイサーバ160の宛先情報に基づき、一覧データ要求とカメラ識別情報を基地局140経由でパケット通信プロトコルにより指定されたゲートウェイサーバ160に送信する。ゲートウェイサーバ160は一覧データ要求とカメラ識別情報を受け取ると、該カメラ識別情報に応じて仮想サーバ180に保管されている画像データのサムネイル画像データ(一覧データ)を基地局140経由でパケット通信プロトコルにより、一覧データ要求を送信してきた携帯電話120に送信する。携帯電話120は受信した一覧データを近距離通信回線110により電子カメラ100に送信する。
【0015】
電子カメラ100は受信した一覧データ(サムネイル画像データ)を画面21に表示し、その中から所望の画像を選択する。電子カメラ100は選択した画像データ要求と画像データの画像識別情報(画像ファイル名等)とカメラ識別情報とゲートウェイサーバ160の宛先情報を近距離通信回線110により携帯電話120に送信する。次に携帯電話120は受信したゲートウェイサーバ160の宛先情報に基づき、画像データ要求と画像識別情報とカメラ識別情報を基地局140経由でパケット通信プロトコルにより指定されたゲートウェイサーバ160に送信する。ゲートウェイサーバ160は画像データ要求と画像識別情報とカメラ識別情報を受け取ると、カメラ識別情報と画像識別情報に応じて仮想サーバ180に保管されている画像データを特定し、該画像データを保管しているインターネット170上の画像サーバ181〜画像サーバ184のいずれかにインターネットプロトコルで画像データ要求と画像識別情報を送信する。
【0016】
画像データ要求と画像識別情報を受信した画像サーバは、画像識別情報に対応した画像データをインターネットプロトコルでゲートウェイサーバ160に送信する。画像データを受信したゲートウェイサーバ160は該画像データを基地局140経由でパケット通信プロトコルにより、画像データ要求を送信してきた携帯電話120に送信する。なおゲートウェイサーバ160は画像サーバから受信した画像データを一時的に内部メモリに保管しておく。携帯電話120は受信した画像データを近距離通信回線110により電子カメラ100に送信する。電子カメラ100は受信した画像データを画面21に表示する。
【0017】
なおゲートウェイサーバ160はインターネット170経由でユーザのパソコン190とも接続可能であり、ユーザはゲートウェイサーバ160経由で仮想画像サーバ180から画像データをパソコン190に読み出して利用したり、ゲートウェイサーバ160の設定を変更することが可能である。
【0018】
図2および図3は、本発明が適用される画像データの伝送システムで使用される電子カメラ100の一実施形態の外観図(正面視および背面視)である。図2に示すように電子カメラ100の前面には被写体像を形成するための撮影レンズ10、撮影画面を確認するためのファインダ11、撮影時に被写体を照明するためのストロボ12、被写体の明るさを検知するための測光回路13、電子カメラ100をユーザが手でホールドしやすくするためにカメラ本体から出っ張ったグリップ部14が備えられ、上面には撮影を指示するためのレリーズボタン16、電子カメラ100の電源のON/OFF制御を行うための電源スイッチ17が備えられる。
【0019】
図3に示すように、電子カメラ100の背面にはファインダ11の接眼部、テキストおよび画像表示用の略四角形の画面を備えた左LCD(左画面)21とテキスト表示用および画像表示用の略四角形の画面を備えた右LCD(右画面)22が配置され、右LCD22の下側には画像操作等に用いられる上方向ボタン23、下方向ボタン24、左方向ボタン25、右方向ボタン26、決定ボタン27が配置され、左LCD21の下側には電子カメラ100を撮影モードに設定するための撮影モードボタン28、電子カメラ100を再生モードに設定するための再生モードボタン29、画像データの送信を制御するための送信ボタン31、画像データの受信を制御するための受信ボタン32が配置されている。側面には画像データ保存用のメモリカード77を装着するためのメモリカードスロット30が備えられる。
【0020】
なおレリーズボタン16、上方向ボタン23、下方向ボタン24、左方向ボタン25、右方向ボタン26、決定ボタン27、撮影モードボタン28、再生モードボタン29、送信ボタン31、受信ボタン32は全てユーザーによって操作される操作キーである。
【0021】
なお左LCD21および右LCD22の表面上には、指の接触操作により指示された位置に対応する接触位置データを出力する機能を備えたいわゆるタッチスクリーン66が配置され、画面上に表示された選択項目や画像データの選択に用いることができる。このタッチスクリーン66はガラス・樹脂等の透明材料によって構成され、ユーザはタッチスクリーン66の内側に形成される画像やテキストを、タッチスクリーン66を通して観察することができる。
【0022】
図4は、図2および図3に示した電子カメラ100の内部の電気構成例を示すブロック図であって、各構成要素は各種情報データおよび制御データを伝送するためのデータ/制御バス51を介して互いに接続されている。各構成要素はおおまかに、画像データの撮影動作を実行する撮影制御回路60を中心とするブロック、画像ファイルを記憶・保存するメモリカード77のブロック、画像データおよびその関連情報の表示を実行する画面制御回路92を中心とするブロック、操作キー65等のユーザーインターフェースと各制御回路に対する統括制御を行うCPU50を中心とするブロックに分けることができる。
【0023】
CPU50(中央処理ユニット)は電子カメラ100全体の制御を行う手段であって、操作キー65、タッチスクリーン66、電源スイッチ17、タイマ74、測光回路13からの入力情報に応じて撮影制御回路60、画面制御回路92、電源制御回路64への各種指示を行う。測光回路13は被写体の輝度を測定し、その測定結果である測光データをCPU50に出力する。CPU50は測光データに応じて、CCD55の露光時間、感度をCCD駆動回路56により設定するとともに、該設定データに応じて撮影制御回路60を介し絞り53の絞り値を絞り制御回路54により制御する。
【0024】
CPU50は撮影モードではレリーズボタン16の操作に応じて撮影制御回路60を介し撮影動作を制御する。またCPU50は測光データに基づき被写体が暗い場合には、撮影時にストロボ駆動回路73を介しストロボ12を発光させる。タイマ74は時計回路を内蔵し、現在の日時に対応する日時情報を検出し、撮影時に撮影日時情報をCPU50に供給する。CPU50は該撮影日時情報を画像データに付加してメモリカード77に格納する。CPU50は、ROM67(リードオンリメモリ)に記憶されている制御プログラムに従い各部を制御する。EEPROM68(電気的消去書き込み可能ROM)は不揮発性のメモリであって、電子カメラ100の動作に必要な設定情報等を記憶している。RAM70は揮発性のメモリであって、CPU50の一時的作業領域として用いられる。CPU50は、電源スイッチ17の操作状態を検知して、電源制御回路64を介して電源63の制御を行う。
【0025】
撮影制御回路60は、レンズ駆動回路52により撮影レンズ10のフォーカシング、ズーミングを行い、絞り制御回路54により絞り53を制御してCCD55の露光量をコントロールし、CCD駆動回路56によりCCD55の動作を制御する。被写体からの光束は撮影レンズ10により光量調節のための絞り53を介し、CCD55上に被写体像として形成され、この被写体像はCCD55により撮像される。複数の画素を備えたCCD55(チャージカップルドデバイス)は被写体像を撮像するための電荷蓄積型イメージセンサーであり、CCD55上に形成された被写体像の強度に応じた電気的な画像信号をCCD駆動回路56により供給される駆動パルスに応じてアナログ処理部57に出力する。
【0026】
アナログ処理部57はCCD55が光電変換した画像信号を所定のタイミングでサンプリングし、そのサンプリングした信号を所定のレベルに増幅する。A/D変換回路58(アナログデジタル変換回路)はアナログ処理部57でサンプリングした画像信号をデジタル化することによりデジタルデータに変換し、撮影バッファメモリ59は該デジタルデータを一旦格納する。
【0027】
撮影制御回路60は撮影モード中上述の動作を繰り返すとともに、画面制御回路92はデータ/制御バス51を介して撮影バッファメモリ59に順次格納されるデジタルデータを読み出してフレームメモリ69に一旦格納し、該デジタルデータを表示用画像データに変換してフレームメモリ69に再格納し、該表示用画像データを左画面21に表示させるというスルー画像表示動作を繰り返す。また画面制御回路92は必要に応じてテキスト表示情報をCPU50から入手し、表示用テキストデータに変換してフレームメモリ69に格納し、該表示用テキストデータを左画面21、右画面22に表示させる。このようにして撮影モードにおいては、左画面21にCCD50により撮像されている画像がリアルタイムに表示されるので、このスルー画像をモニター画面として使用して撮影のための構図設定を行うことが可能になる。撮影制御回路60は撮影バッファメモリ59に格納したデジタルデータの高周波成分の度合い解析して撮影レンズ10の焦点調節状態を検出し、検出結果に応じてレンズ駆動回路52により撮影レンズ10の焦点調節を行う。
【0028】
レリーズ時に撮影制御回路60はCPU50から撮影指示を受けると、CCD駆動回路56を介してCCD55により被写体像を撮像させ、撮像により生成した画像信号をアナログ処理部57、A/D変換回路58を介して撮影バッファメモリ59にデジタルデータ(生データ)として一旦格納する。撮影制御回路60は撮影バッファメモリ59に一旦格納したデジタルデータを所定の記録フォーマット(JPEGなど)に変換または圧縮して画像データを形成し、該画像データをメモリカード77に記録保存する。
【0029】
GPS回路61(グローバルポジショニングシステム回路)は、地球の周りを周回している複数の衛星からの情報を用いて電子カメラ100の位置情報(経度データ、緯度データ)を検出し、画像撮影時に撮影位置情報をCPU50に供給する。CPU50は該撮影位置情報を画像データに付加してメモリカード77に格納する。
【0030】
なおCPU50は必要に応じて、メモリカード77に格納した画像データを近距離無線通信回路72およびアンテナ76を介して外部に送信したり、逆に近距離無線通信回路72およびアンテナ76を介して外部から受信した画像データをメモリカード77に格納したり左画面21に表示することができる。
【0031】
再生モードにおいては、画面制御回路92はメモリカード77からCPU50に指示された画像データを読み出してフレームメモリ69に一旦格納し、該画像データを左画面21に表示するとともに、CPU50の指示に従い、再生モードの説明等のテキストデータをフレームメモリ69に格納し、該テキストデータを右画面22に表示する。
【0032】
また再生モードにおいて送信ボタン31が操作されると、左画面21に再生表示されている画像データが近距離無線通信回路72およびアンテナ76を介して外部に送信されるとともに、受信ボタン32が操作されると、近距離無線通信回路72およびアンテナ76を介して外部から画像データを受信し、該画像データが左画面21に再生表示される。
【0033】
図5はメモリカード77内に格納される画像ファイルのデータ構成を示す。図5に示すようにメモリカード77には複数の画像ファイルが保存される。各画像ファイルは画像データと付加情報データから構成される。付加情報データは、撮影時の各種設定を示す撮影データと撮影日時データと撮影位置データから構成される。図6はEEPROM68に格納される情報の構成を示す図であり、電子カメラ100を個体識別するためのカメラ識別情報と、携帯電話120がゲートウェイサーバ160にアクセスするためのゲートウェイサーバアクセス情報とからなる。
【0034】
図7は携帯電話120の外観図であり、画像データを表示するための表示画面221、各種操作キー265、マイク280、スピーカ281を備える。図8は、図7に示した携帯電話120の内部の電気構成例を示すブロック図であって、各構成要素は各種情報データおよび制御データを伝送するためのデータ/制御バス251を介して互いに接続されている。CPU250(中央処理ユニット)は携帯電話120全体の制御を行う手段であって、操作キー265、電源スイッチ217、タイマ274からの入力情報に応じて画面制御回路292、電源制御回路264への各種指示を行う。
【0035】
CPU250は、ROM267(リードオンリメモリ)に記憶されている制御プログラムに従い各部を制御する。EEPROM268(電気的消去書き込み可能ROM)は不揮発性のメモリであって、携帯電話120の動作に必要な設定情報の記憶や画像データの一時保管のために使用される。RAM270は揮発性のメモリであって、CPU250の一時的作業領域として用いられる。UIMカード(User Identity Module)277は携帯電話120に対して着脱可能な携帯型の記憶媒体であって、携帯電話120の使用者の個人情報等が格納されており、CPU250は必要に応じて該個人情報を使用することができる。CPU250は、電源スイッチ217の操作状態を検知して、電源制御回路264を介して電源263の制御を行う。
【0036】
CPU250は無線携帯電話回路271とアンテナ275により外部への電話発信および外部からの電話着信処理を行うとともに、更にマイク280とスピーカ281を用いて通話処理を行う。またCPU250は無線携帯電話回路271とアンテナ275を用いてパケット通信プロトコルにより、外部とデジタルデータのやりとりを行わせる。またCPU250は近距離無線通信回路272とアンテナ276を介して携帯電話120の近傍にある近距離無線通信を有する電子機器と交信を行い、画像情報などをやりとりすることができる。CPU250はEEPROM268に一時的に格納された画像データをフレームメモリ269に読み出して一旦格納し、画面制御回路92により該画像データを表示画面221に表示させる。
【0037】
図9はゲートウェイサーバ160の内部構成を示すブロック図であって、ゲートウェイサーバ160の各要素を統括制御する制御・処理手段350に対し、パケット通信網に接続している通信手段371とインターネットに接続している通信手段372と画像データ等の情報を記憶しているメモリ手段368とタイマ手段374が繋がっている。ゲートウェイサーバ160は通信手段371を介し、パケット通信プロトコルにより携帯電話120と画像データ等の情報をやりとりするとともに、通信手段372を介しインターネットプロトコルにより画像サーバと画像データ等の情報をやりとりする。
【0038】
メモリ手段368には図10に示すように各種情報が保管されている。カメラ識別情報リンクデータは図11に示すように、個々のカメラ識別情報の対応関係を示すデータであって、左側のカメラ識別情報の親となるカメラ識別情報が右側のカメラ識別情報であることを矢印で示している。またそのカメラ識別情報が親のカメラ識別情報であるか、単独であるか(リンクなし)、未使用であるか等の状況も表している。即ちゲートウェイサーバ160は、このカメラ識別情報リンクデータを参照して、受信したカメラ識別情報に基づいて親のカメラ識別情報を検索し、親のカメラ識別情報がある場合には該親のカメラ識別情報に応じて後述する処理を行う。このような処理を行うことにより、異なった電子カメラで撮影した画像データを一つの電子カメラで撮影した画像データとして取り扱うことができる。なおこのカメラ識別情報リンクデータはゲートウェイサーバ160に接続した外部のパソコン190などから必要に応じて変更することが可能である。
【0039】
メモリ手段368には図10に示すように、カメラ識別情報毎に対応するフォルダが準備されており、各カメラ識別情報に応じたフォルダには個人識別データ、画像サーバ管理データ、転送履歴データ、サムネイル画像データ、画像ファイルデータが格納されている。図12は個人識別データの構成を示す図であって、カメラ識別情報に対応する電子カメラ100のユーザに関するデータから構成されており、該個人識別データはゲートウェイサーバ160がインターネット上の画像サーバに登録して新規な画像データ記憶用の記憶領域を確保したり、画像サーバに対し画像データを読み書きする際に用いることもできる。なおこの個人識別データはゲートウェイサーバ160に接続した外部のパソコン190などから必要に応じて変更することが可能であるとともに、携帯電話120に装着したUIMカード277に記憶されている情報を携帯電話120からゲートウェイサーバ160に送信して変更するようにしてもよい。
【0040】
図13はサーバ管理データの構成を示す図であって、ゲートウェイサーバ160が各カメラ識別情報に応じて画像データを記憶させている画像サーバの識別名と、各画像サーバのURL(Uniform Resource Locator)、各画像サーバにカメラ識別情報に応じて用意されている全データ容量、各画像サーバにカメラ識別情報に応じて用意されている全データ容量のうちの空き容量、各画像サーバにカメラ識別情報に応じて格納されている画像データのリスト情報(画像ファイル識別情報あるいは画像ファイル名)等から構成されている。
【0041】
図14は転送履歴データの構成を示す図であって、各カメラ識別情報に応じて仮想画像サーバ180に格納されている画像データのリスト情報(画像ファイル識別情報あるいは画像ファイル名)と、各画像データの画像サーバへの転送日時情報と、画像データの転送先の画像サーバに関する情報等から構成されている。
【0042】
図15は画像サーバ181〜184の内部構成を示すブロック図であって、画像サーバ181〜184の各要素を統括制御する制御・処理手段450に対し、インターネットに接続している通信手段471と画像データ等の情報を保存するメモリ手段468が繋がっている。画像サーバ181〜184は通信手段471を介しインターネットプロトコルによりゲートウェイサーバ160と画像データ等の情報をやりとりする。メモリ手段468には図16に示すようにカメラ識別情報毎に対応するフォルダが準備されており、各カメラ識別情報に応じたフォルダには画像ファイルデータが格納されている。
【0043】
図17は本発明による電子カメラ100の実施形態の状態遷移図である。電源ON時には撮影モードとなり、レリーズボタン16の操作により撮影動作と撮影後の画像ファイル作成および画像ファイルのメモリカード77への格納が行われる。再生モードにおいてはメモリカード77に格納した画像データの再生表示動作が行われる。撮影モードにおいて自動送信機能がONになっていると、撮影された画像データは自動的に画像サーバに送信されて保存されるという画像送信動作が行われる。また再生モードにおいて送信ボタン31が操作されると、左画面21に表示されている画像データを画像サーバに送信して保存する画像送信動作が行われる。また再生モードにおいて受信ボタン32が操作されると、画像サーバから所望の画像データを受信して左画面21に表示するという画像受信動作が行われる。また撮影モードボタン28を操作すると、再生モードから撮影モードに移行し、再生モードボタン29を操作すると、撮影モードから再生モードに移行する。
【0044】
図18は上記実施形態における電子カメラ100(CPU50)の動作のメインフローチャートである。まずS10で電源スイッチ17を操作すると電源がONとなり、S20で撮影モードのサブルーチンを実行し撮影可能状態になる。撮影モード中にレリーズボタン16を操作すると、S30のレリーズ割込み処理サブルーチンが実行され、撮影動作が行われる。撮影モード中に再生モードボタン29を操作すると、S40のモード切換割込み処理サブルーチンが実行され、S50の再生モードサブルーチンが実行され、メモリカード77に格納されている画像データが左画面21に再生表示される。逆に再生モード中に撮影モードボタン28を操作すると、S40のモード切換割込み処理サブルーチンが実行され、S20の撮影モードサブルーチンに移行する。自動送信機能がONの場合にレリーズボタン16が操作された場合には撮影動作に引き続いてS60の通信割込み処理が実行され、画像データの画像サーバへの送信が行われる。また再生モード中に送信ボタン31あるいは受信ボタン32が操作されると、S60の通信割込み処理が実行され、画像データの画像サーバへの送信または画像サーバから画像データの受信が行われる。
【0045】
図19は撮影モードサブルーチンの詳細フローチャートであって、S20で起動すると、S201の処理を繰り返す。S201ではユーザが設定したカメラ設定条件で順次CCD55により生成される画像データを図20に示すように左画面21に表示し、そのときの撮影設定条件を右画面22にテキスト表示する。
【0046】
図21はレリーズ割込み処理サブルーチンの詳細フローチャートであって、S30で起動すると、S301で撮影モードであるかチェックし、撮影モードでない場合はS308でリターンする。撮影モードの場合は、S302でユーザまたはカメラにより設定されている撮影条件で撮像動作を実行して画像データを生成し、S303で画像データに付加情報データ(撮影データ、時間データ、位置データ)を付加して画像ファイルを生成する。S304で自動送信機能がONに設定されているかチェックし、ONになっていない場合はS305で画像ファイルをメモリカード77に格納し、S308でリターンする。自動送信機能がONに設定されている場合は、S306で近距離無線通信回路72により携帯電話120との通信を試み、通信が可能であるかチェックし、携帯電話120との通信が可能である場合は、S70の携帯電話画像ファイル送信サブルーチンを実行し、画像ファイルを携帯電話120に送信し、S308でリターンする。携帯電話120との通信が不能である場合には、S305に戻り、画像ファイルをメモリカード77に格納し、S308でリターンする。
【0047】
図22は携帯電話画像ファイル送信サブルーチンの詳細フローチャートであって、S70で起動すると、S701で画像ファイルとカメラ識別情報とゲートウェイアクセス情報と画像送信要求を近距離無線通信回路72により近距離無線通信プロトコル(ブルーツース等)で携帯電話120に送信し、S702でリターンする。
【0048】
図23はモード切換割込み処理サブルーチンの詳細フローチャートであって、S40で撮影モードボタン28または再生モードボタン29の操作により起動すると、S401で操作されたボタンが撮影モードボタン28であるかチェックし、撮影モードボタン28である場合は再生モードを終了し、S20の撮影モードサブルーチンに移行する。操作されたボタンが撮影モードボタン28でない場合は撮影モードを終了し、S50の再生モードサブルーチンに移行する。
【0049】
図24は再生モードサブルーチンの詳細フローチャートであって、S50で起動すると、S501の処理を繰り返す。S501では左方向ボタン25、右方向ボタン26の操作に応じてメモリカード77に格納された画像データを選択して読み出し、図25に示すように左画面21に再生表示するとともに、右画面22に操作方法の説明を表示する。なお電源ON直後は最新の画像データを表示し、以後は左方向ボタン25の操作に応じて順次時間データの古い画像データを表示するとともに、右方向ボタン26の操作に応じて順次時間データの新しい画像データを表示する。
【0050】
図26は送信ボタン31または受信ボタン32の操作により起動する通信割込み処理サブルーチンの詳細フローチャートであって、S60で起動すると、S601で操作されたボタンが送信ボタン31であるかチェックし、送信ボタン31であった場合はS602で撮影モードであるかチェックし、撮影モードであった場合は、S603で現在の自動送信機能の設定を反転し、S613でリターンする。S602で再生モードであった場合は、S604で近距離無線通信回路72により携帯電話120との通信を試み、通信が可能であるかチェックし、携帯電話120との通信が可能である場合は、S70の携帯電話画像ファイル送信サブルーチンを実行し、現在左画面21に表示されている画像データの画像ファイルを携帯電話120に送信し、S613でリターンする。携帯電話120との通信が不能である場合には、S613でリターンする。
【0051】
S601で操作されたボタンが受信ボタン32であった場合は、S605で撮影モードであるかチェックし、撮影モードであった場合はS613でリターンする。再生モードであった場合は、S606で近距離無線通信回路72により携帯電話120との通信を試み、通信が可能であるかチェックし、携帯電話120との通信が不能である場合はS613でリターンする。携帯電話120との通信が可能である場合は、S607でカメラ識別情報とゲートウェイアクセス情報とサムネイル画像受信要求を近距離無線通信回路72により近距離無線通信プロトコル(ブルーツース等)で携帯電話120に送信する。S608で携帯電話120からのサムネイル画像受信を待機し、受信できなかった場合はS613でリターンする。サムネイル画像を受信した場合は、S609で図27に示すように受信したサムネイル画像を左画面21に表示するとともに、右画面22に操作方法の説明を表示する。上ボタン23、下ボタン24の操作でサムネイル画像がスクロールされるとともに、左ボタン25、右ボタン26の操作により左右どちらかのサムネイル画像が選択される。決定ボタン27の操作により選択されたサムネイル画像が決定される。S610で選択されたサムネイル画像に付加された画像識別情報とカメラ識別情報とゲートウェイアクセス情報と画像受信要求を近距離無線通信回路72により近距離無線通信プロトコル(ブルーツース等)で携帯電話120に送信する。S611で携帯電話120からの画像データの受信を待機し、受信できなかった場合はS613でリターンする。画像データを受信した場合は、S612で図28に示すように受信した画像データを左画面21に表示するとともに、右画面22に操作方法の説明を表示して、S613でリターンする。
【0052】
次に上記実施形態における携帯電話120(CPU250)の動作について説明する。携帯電話120の通話機能に関する動作の説明は本発明とは関係が薄いので省略する。図29は携帯電話120が画像伝送を行う際に起動する通信割込み処理の詳細フローチャートであって、A60で電子カメラ100から近距離無線通信により通信要求を受信すると通信割込み処理が起動し、A601で現在通話処理中であるかチェックし、通話処理中の場合には電子カメラ100の通信要求に応答せずにA613でリターンする。通話処理中でない場合は、A602で通話処理を禁止し、A603で電子カメラ100からの要求が画像ファイルの送信要求であるかチェックし、画像ファイルの送信要求であった場合は、A604でゲートウェイサーバアクセス情報に基づき無線携帯電話回路271によりゲートウェイサーバ160との通信を試み、通信が可能であるかチェックし、ゲートウェイサーバ160との通信が可能である場合は、A70のゲートウェイ画像ファイル送信サブルーチンを実行し、電子カメラ100から受け取った画像ファイルをゲートウェイサーバ160に送信し、A613で通話処理を許可してリターンする。ゲートウェイサーバ160との通信が不能である場合には、A605で電子カメラ100から受け取った画像ファイル、カメラ識別情報、ゲートウェイサーバアクセス情報等をEEPROM268に一時的に格納し、A613で通話処理を許可してリターンする。
【0053】
A603で電子カメラ100からの要求が画像ファイルの送信要求でなかった場合は、A606でゲートウェイサーバアクセス情報に基づき無線携帯電話回路271によりゲートウェイサーバ160との通信を試み、通信が可能であるかチェックし、ゲートウェイサーバ160との通信が不能である場合は、A613で通話処理を許可してリターンする。ゲートウェイサーバ160との通信が可能である場合は、A607で電子カメラ100からの要求がサムネイル画像の受信要求であるかチェックし、サムネイル画像の受信要求であった場合は、A608でパケット通信プロトコルに基づいて無線携帯電話回路271によりゲートウェイサーバ160にサムネイル画像受信要求、カメラ識別情報を送信する。A609ではゲートウェイサーバ160からサムネイル画像を受信し、該サムネイル画像を近距離無線通信プロトコルに基づいて近距離無線通信回路272により電子カメラ100に送信する。なお電子カメラ100へのサムネイル画像の送信中は、該サムネイル画像を画面221に表示しておく。サムネイル画像の電子カメラ100への送信が終了すると、A613で通話処理を許可してリターンする。
【0054】
A607で電子カメラ100からの要求がサムネイル画像の受信要求でなかった場合は、A610で電子カメラ100からの要求が選択された画像の受信要求であるかチェックし、画像の受信要求でなかった場合はA613で通話処理を許可してリターンする。画像の受信要求であった場合は、A611でパケット通信プロトコルに基づいて無線携帯電話回路271によりゲートウェイサーバ160に画像受信要求、画像識別情報、カメラ識別情報を送信する。A612ではゲートウェイサーバ160から画像識別情報に対応した画像データを受信し、該画像データを近距離無線通信プロトコルに基づいて近距離無線通信回路272により電子カメラ100に送信する。なお電子カメラ100への画像の送信中は、図32に示すように該画像データを画面221に表示しておく。画像データの電子カメラ100への送信が終了すると画像データの画面221での表示を終了し、A613で通話処理を許可してリターンする。なお画像データを送信中である旨をより有効にユーザに認識させるため、通常の画像データの表示と異なる表示形態、例えば画面221に表示させた画像データを周期的に点滅(表示と非表示を繰り返す)させてもよい。ここで通常の表示形態とは、画像データを静止的に表示するような表示形態を指す。
【0055】
図30はゲートウェイ画像ファイル送信サブルーチンの詳細フローチャートであってA70で起動すると、A701でゲートウェイアクセス情報に基づき指定されたゲートウェイサーバ160に、画像ファイルとカメラ識別情報と画像送信要求を無線携帯電話回路271によりパケット通信プロトコルで送信し、A702でリターンする。なお画像ファイルのゲートウェイサーバ160への送信中は、図31に示すように送信中の画像データを画面221に表示しておき、送信終了時に表示も終了する。また画像データが送信中である旨をより有効にユーザに認識させるため、通常の画像データの表示と異なる表示形態、例えば画面221に表示させた画像データを周期的に点滅(表示と非表示を繰り返す)させてもよい。ここで通常の表示形態とは、画像データを静止的に表示するような表示形態を指す。
【0056】
図33は携帯電話120のタイマ274が所定時間毎に起動するタイマ割込み処理の詳細フローチャートであってA80で起動すると、A801で現在通話処理中であるかチェックし、通話処理中の場合にはA805でリターンする。通話処理中でない場合は、A802で通話処理を禁止し、A803でEEPROM268に一時保管している画像ファイルがあるかチェックし、一時保管画像ファイルがない場合にはA805で通話処理を許可してリターンする。一時保管画像ファイルがある場合にはA804でゲートウェイサーバアクセス情報に基づき無線携帯電話回路271によりゲートウェイサーバ160との通信を試み、通信が可能であるかチェックし、ゲートウェイサーバ160との通信が不能である場合は、A805で通話処理を許可してリターンする。ゲートウェイサーバ160との通信が可能である場合は、A70のゲートウェイ画像ファイル送信サブルーチンを実行し、電子カメラ100から受け取った画像ファイルをゲートウェイサーバ160に送信し、A805で通話処理を許可してリターンする。
【0057】
上記のように携帯電話120はゲートウェイサーバ160との通信が不能である場合、電子カメラ100から受信した画像ファイルを一時保管するとともに、ゲートウェイサーバ160との通信が可能になった場合、一時保管した画像ファイルを自動的にゲートウェイサーバ160に送信するが、電子カメラ100からゲートウェイサーバ160に送信した画像ファイルが携帯電話120に一時保管されている旨をユーザに認知させるために、携帯電話120に画像ファイルが一時保管されている期間中、画面221に特定のマーク、アイコン、テキストを表示するようにしてもよい。このようにすればユーザが画像ファイルの送信を急いでいる場合は、ユーザはこの表示を見て他の方法で画像ファイル伝送を行うことができる。
【0058】
また図29の通信割込み処理では一旦電子カメラ100と携帯電話120の接続が確立された後は、電子カメラ100と携帯電話120の接続は通信終了まで維持されるものとしているが、電子カメラ100と携帯電話120の接続が途切れる場合(例えば携帯電話120がゲートウェイサーバ160から受信したサムネイル画像や画像ファイルを電子カメラ100に送信できなくなった場合)には、携帯電話120のEEPROM268にサムネイル画像や画像ファイルを一時的に記憶しておき、携帯電話120と電子カメラ100とが通信可能になったことを携帯電話120が検知し、EEPROM268に一時的に記憶しておいたサムネイル画像や画像ファイルを電子カメラ100に自動的に送信してもよい。なお携帯電話120は、ゲートウェイサーバ160から電子カメラ100に送信されたサムネイル画像や画像ファイルが携帯電話120に一時的に記憶されている旨を、携帯電話120に画像ファイルが一時保管されている期間中、画面221に特定のマーク、アイコン、テキストで表示するようにしてもよい。このようにすればユーザが画像ファイルの受信を急いでいる場合は、ユーザはこの表示を見て携帯電話120と電子カメラの接続をチェックし直すなどの対策を施すことができる。
【0059】
次に上記実施形態におけるゲートウェイサーバ160(制御・処理手段350)の動作について説明する。ゲートウェイサーバ160の画像伝送動作以外の動作の説明は本発明とは関係が薄いので省略する。図34はゲートウェイサーバ160が画像伝送を行う際に起動する通信割込み処理の詳細フローチャートであって、G60で携帯電話120やパソコン190からの通信要求により起動すると、G601で受信したカメラ識別情報に応じてカメラ識別情報リンクデータを参照して親となるカメラ識別情報を特定する。以後画像データの操作は該親となるカメラ識別情報に対応するフォルダに対して行われる。G602で受信した要求が画像ファイルの送信要求であるかチェックし、画像ファイルの送信要求であった場合は、G603で受信した画像ファイルをカメラ識別情報に対応したフォルダ内の画像バッファフォルダに一時的に保存するとともに、該画像データに対応するサムネイル画像データを作成し、同じくカメラ識別情報に対応したフォルダ内のサムネイル画像フォルダに保存し、G617でリターンする。
【0060】
G602で受信した要求が画像ファイルの送信要求でなかった場合は、G604で受信した要求がサムネイル画像の受信要求であるかチェックし、サムネイル画像の受信要求であった場合は、G605でカメラ識別情報に対応したフォルダ内のサムネイル画像フォルダに格納しているサムネイル画像をパケット通信プロトコルでサムネイル画像受信要求を送信してきた送信元(携帯電話120)に送信し、G617でリターンする。G604で受信した要求がサムネイル画像の受信要求でなかった場合は、G606で受信した要求が画像の受信要求であるかチェックし、画像の受信要求であった場合は、G607で画像識別情報に対応した画像データがカメラ識別情報に対応したフォルダ内の画像バッファフォルダにあるかチェックし、該画像バッファフォルダ内に画像識別情報に対応した画像データがある場合には、G608で該画像データを含む画像ファイルをパケット通信プロトコルで画像受信要求を送信してきた送信元(携帯電話120)に送信し、G617でリターンする。
【0061】
画像バッファフォルダ内に画像識別情報に対応した画像データがない場合には、G609で転送履歴データに基づき画像識別情報に対応した画像ファイルの保存先の画像サーバを特定し、G610で該画像サーバに画像受信要求と画像識別情報をインターネットプロトコルで送信する。G611では、画像サーバから指定した画像ファイルを受信するのを待機し、画像サーバから画像ファイルを受信できなかった場合はG617でリターンし、画像サーバから画像ファイルを受信した場合は、G612で該画像ファイルをパケット通信プロトコルで画像受信要求を送信してきた送信元(携帯電話120)に送信するとともに、該画像ファイルをカメラ識別情報に対応したフォルダ内の画像バッファフォルダに一時的に保存し、G617でリターンする。
【0062】
G606で受信した要求が画像の受信要求でなかった場合は、G613で受信した要求がデータ書き換え要求であるかチェックし、データ書き換え要求であった場合は、G614で受信データに応じてカメラ識別情報に対応したフォルダ内にある個人識別データやカメラ識別情報リンクデータ等を書き換え、G617でリターンする。G613で受信した要求がデータ書き換え要求でなかった場合は、G615で受信した要求がデータ読出し要求であるかチェックし、データ読出し要求であった場合は、G616で受信データに応じてカメラ識別情報に対応したフォルダ内にある個人識別データやカメラ識別情報リンクデータ等をデータ読出し要求元に送信し、G617でリターンする。G615で受信した要求がデータ読出し要求でなかった場合は、G617でリターンする。
【0063】
図35はゲートウェイサーバ160のタイマ手段374が所定時間毎に起動するタイマ割込み処理の詳細フローチャートであってG80で起動すると、G801でゲートウェイサーバ160で取り扱っているカメラ識別情報のリストの最初のカメラ識別情報を設定する。G802では設定されたカメラ識別情報に対応したフォルダ内の画像バッファフォルダ内に画像サーバに未転送の画像ファイルがあるか否か転送履歴データに基づいてチェックし、未転送の画像ファイルがない場合はG808に進む。未転送の画像ファイルがある場合には、G803で画像サーバ管理データに基づき、空き容量のある画像サーバがあるか調べる。S804で空き容量のある画像サーバがある場合にはG806に進み、空き容量のある画像サーバがない場合にはG805で新規な空き容量のある画像サーバを見つけ出す。G805ではインターネット上に公開されている画像ファイル格納可能な画像サーバを探索し、見つけ出した画像サーバにカメラ識別情報を用いて自動的に登録し、該画像サーバの情報(記憶容量等)を画像サーバ管理データに登録する。G806では空き容量のある画像サーバを画像保存用の画像サーバに指定する。G807では画像保存用の画像サーバに指定された画像サーバに未転送の画像ファイルをインターネットプロトコルで送信するとともに、画像サーバ管理データと転送履歴データを更新し、画像バッファフォルダに一時的に格納されている画像ファイルを全て削除する。G808では現在設定されているカメラ識別情報がカメラ識別情報リストの最後のカメラ識別情報であるかチェックし、最後のカメラ識別情報でない場合にはG809でカメラ識別情報を次のカメラ識別情報に変更し、G802に戻り上述の処理を繰り返すとともに、最後のカメラ識別情報である場合にはG810でリターンする。
【0064】
次に上記実施形態における画像サーバ181〜184(制御・処理手段350)の動作について説明する。画像サーバ181〜184の画像伝送・保存動作以外の動作の説明は本発明とは関係が薄いので省略する。図36は画像サーバ181〜184がゲートウェイサーバ160から通信要求を受けた際に起動する通信割込み処理の詳細フローチャートであって、H60でゲートウェイサーバ160からの通信要求により起動すると、H601で受信した要求が画像サーバへの登録要求であるかチェックし、登録要求であった場合は、H602で受信したカメラ識別情報に応じたフォルダが存在するかチェックし、既に存在する場合にはH611でリターンする。受信したカメラ識別情報に応じたフォルダが存在しない場合には、H603で受信したカメラ識別情報に応じたフォルダを作成し、H611でリターンする。
【0065】
H601で受信した要求が画像サーバへの登録要求でない場合は、H604で受信した要求が画像受信要求(画像読出し要求)であるかチェックし、画像受信要求であった場合は、H605で受信したカメラ識別情報に応じたフォルダが存在するかチェックし、存在しない場合にはH611でリターンする。受信したカメラ識別情報に応じたフォルダが存在する場合には、H606で該フォルダの中に受信した画像識別情報に応じた画像ファイルが存在するかチェックし、存在しない場合にはH611でリターンする。受信した画像識別情報に応じた画像ファイルが存在する場合には、H607で該画像ファイルをインターネットプロトコルによりゲートウェイサーバ160に送信し、H611でリターンする。H604で受信した要求が画像サーバへの画像受信要求でない場合は、H608で受信した要求が画像送信要求(画像書込み要求)であるかチェックし、画像送信要求でなかった場合はH611でリターンする。画像送信要求であった場合は、H609で受信したカメラ識別情報に応じたフォルダが存在するかチェックし、存在しない場合にはH611でリターンする。受信したカメラ識別情報に応じたフォルダが存在する場合には、H610で該フォルダの中に受信した画像ファイルを保存し、H611でリターンする。
【0066】
上記実施形態(図1〜図36)においては、携帯電話120は電子カメラ100から受信した画像ファイルをゲートウェイサーバ160に中継して送信する期間中、図31に示すように送信中の画像データを画面221に表示しているので、ユーザは画面221の表示により自分が選択して送信した画像データが確実に携帯電話120からゲートウェイサーバ160に送信されていることを確認できるとともに、画像データの画面221における表示が終了したことにより携帯電話120からゲートウェイサーバ160への画像データの送信が完了したことを確認できる。また携帯電話120の画面221における画像データの表示が開始されたことにより、電子カメラ100から携帯電話120への画像データの送信が完了したことを確認でき、それに応じて電子カメラ100の撮影を開始することができる。
【0067】
上記実施形態(図1〜図36)においては、携帯電話120はゲートウェイサーバ160から受信した画像ファイルを電子カメラ100に中継して送信する期間中、図32に示すように送信中の画像データを画面221に表示しているので、ユーザは電子カメラ100への画像データの送信完了後に、該画像データを画面に表示させて閲覧する以前に、受信した画像データの概略を画面221の表示により確認できるとともに、画像データの画面221における表示が終了したことにより携帯電話120から電子カメラ100への画像データの送信が完了したことを確認できる。
【0068】
上記実施形態(図1〜図36)においては、携帯電話120は電子カメラ100から受信した画像ファイルをゲートウェイサーバ160に中継して送信できない場合(例えば無線携帯電話回線の圏外に携帯電話120がある場合)には、該画像ファイルを携帯電話120のEEPROM268に一時的に保存しておき、ゲートウェイサーバ160への画像ファイルの送信が可能となった場合に、EEPROM268に一時的に保存した画像ファイルをゲートウェイサーバ160に自動的に送信するので、ユーザは携帯電話120とゲートウェイサーバ160の間の通信が不能な場合でも、画像ファイルの送信動作を電子カメラ100側でやり直す必要がなく、ユーザが再送信を忘れるという危険性を回避できるとともに、一旦電子カメラ100から携帯電話120に画像ファイルを送信した後は、ユーザは電子カメラ120を使用した撮影に専念することができる。
【0069】
上記実施形態(図1〜図36)においては、電子カメラ100と画像サーバ181〜184の間で画像データの中継を行うゲートウェイサーバ160は、電子カメラ100または画像サーバ181〜184から受信した画像データを一時的にゲートウェイサーバ160のメモリ手段368に記憶保存するとともに、必要に応じて該記憶保存した画像データを電子カメラ100または画像サーバ181〜184に送信することにより、画像サーバ181〜184とゲートウェイサーバ160あるいは電子カメラ100とゲートウェイサーバ160の間の通信トラフィックを削減することができる。
【0070】
上記実施形態(図1〜図36)においては、電子カメラ100と画像サーバ181〜184の間で画像データの中継を行うゲートウェイサーバ160は、メモリ手段368にユーザの個人情報を記憶しているとともに、画像サーバのカメラ識別情報に応じたアルバムに画像データを格納する空き容量がない場合には、インターネット上の別な画像サーバに接続し、前記個人情報を用いて自動的にカメラ識別情報に応じたアルバム(フォルダ)を開設し、電子カメラ100から受信した画像データを該画像サーバに送信し、該新しいアルバムに保存させることにより、ユーザが電子カメラ100側で直接行わなければならなかった画像サーバとの複雑な接続手続きや、面倒なアルバム開設の手続きを省略可能にする。
【0071】
上記実施形態(図1〜図36)においては、電子カメラ100と複数の画像サーバ181〜184の間で画像データの中継を行うゲートウェイサーバ160は、メモリ手段368上に各画像サーバ181〜184においてカメラ識別情報に応じて開設されているアルバム(フォルダ)を統一的に管理するためのサーバ管理情報を持ち、該サーバ管理情報に応じて、複数の画像サーバ181〜184に分散して保存されている画像データを一つの仮想的なアルバムにまとめて統括的に保存管理することにより、ユーザはインターネット上で画像データが実際に保存されている複数の画像サーバ181〜184のことを意識することなく、仮想的なアルバムと電子カメラ100の間で多量の画像データを簡単な操作でやりとりすることが可能になる。
【0072】
上記実施形態(図1〜図36)においては、電子カメラ100と画像サーバ181〜184の間で画像データの中継を行うゲートウェイサーバ160は、メモリ手段368上に電子カメラを個体識別するためのカメラ識別情報の関連を表すリンク情報を持ち、該リンク情報に基づき複数の電子カメラを1つのグループと見做し、電子カメラから受信した画像データを該電子カメラの属するグループに応じた画像サーバ上のアルバムに送信して保存させることにより、複数の電子カメラで撮影した画像データを画像サーバ上の1つのアルバムに格納することができる。
(変形形態の説明)本発明は以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能である。
【0073】
上記実施形態(図1〜図36)においては、電子カメラ100から携帯電話120を中継してゲートウェイサーバ160へ1つの画像ファイル毎に送信が行われているが、複数の画像ファイルを一括して電子カメラ100から携帯電話120を中継してゲートウェイサーバ160へ送信するようにしても構わない。このような場合でも携帯電話120からゲートウェイサーバ160への画像データの送信期間中、携帯電話120は送信中の画像データを画面221に表示する。このようにすればユーザは表示されている画像データに応じて、携帯電話120からゲートウェイサーバ160への画像ファイルの送信処理の進捗度合いを確認することができる。またこのように複数の画像ファイルを一括して電子カメラ100から携帯電話120を中継してゲートウェイサーバ160へ送信する場合、まず電子カメラ100から携帯電話120に送信する画像ファイルを全て送信し、携帯電話120のEEPROM268に一時的にバッファしておき、電子カメラ100から携帯電話120への画像ファイルの送信が完了すると、携帯電話120はEEPROM268に一時的に保存した画像ファイルをゲートウェイサーバ160に送信する。このようにすれば付加情報データ(カメラ識別情報、ゲートウェイサーバアクセス情報、画像送信要求等)を1つの画像ファイル毎に電子カメラ100から携帯電話120に送信する必要がなくなるので、電子カメラ100と携帯電話120間の画像ファイルの送信時間を短縮できるとともに、携帯電話120からゲートウェイ160への画像ファイルの送信の際も付加情報データ(カメラ識別情報、画像送信要求等)を1つの画像ファイル毎に携帯電話120からゲートウェイサーバ160に送信する必要がなくなるので、無線携帯電話回線130やパケット通信網150を経由した送信データ量が削減でき、画像ファイルの送信時間を短縮できるとともに、通信料金を削減することができる。
【0074】
また複数の画像ファイルを一括して電子カメラ100から携帯電話120を中継してゲートウェイサーバ160へ送信する際、まず電子カメラ100から携帯電話120に送信する画像ファイルを全て送信し、携帯電話120のEEPROM268に一時的にバッファしておき、電子カメラ100から携帯電話120への画像ファイルの送信が完了すると、携帯電話120はEEPROM268に一時的に保存した画像ファイルをゲートウェイサーバ160に送信するようにした場合、携帯電話120からゲートウェイサーバ160への画像ファイル送信の途中で無線携帯電話回線130又はパケット通信網150にトラブルが発生し、画像ファイルの送信が不能になった時は、携帯電話120は送信が完了していない画像ファイルをEEPROM268に残し、ゲートウェイサーバ160への画像ファイルの送信が可能となった時点で、EEPROM268に残っている画像ファイルをゲートウェイサーバ160に自動的に送信する。このようにすればユーザは携帯電話120とゲートウェイサーバ160の間の通信が画像送信途中で不能となった場合でも、画像ファイルの送信動作を電子カメラ100側で始めからやり直す必要がなく、一旦電子カメラ100から携帯電話120に画像ファイルを送信した後は、ユーザは電子カメラ120を使用した撮影に専念することができるとともに、電子カメラ100からゲートウェイサーバ160へのファイル転送を最初からやり直した場合に比較して無線携帯電話回線130やパケット通信網150を経由した送信データ量が削減でき、画像ファイルの送信時間を短縮できるとともに、通信料金を削減することができる。
【0075】
上記実施形態(図1〜図36)においては、ゲートウェイサーバ160は電子カメラ100と画像サーバの間で伝送される画像ファイルを画像バッファフォルダに一時的に保管しておき、ゲートウェイサーバ160は必要に応じて画像バッファフォルダに一時的に保管した画像ファイルを利用したり、画像ファイルに対応したサムネイル画像データをサムネイル画像フォルダに保存しておき必要に応じて該サムネイル画像データを利用することで画像伝送システムのデータ通信の効率化を図っているが、図37に示すように携帯電話120のEEPROM268に同じような画像バッファフォルダやサムネイル画像フォルダを設け、該画像バッファフォルダとサムネイル画像フォルダに電子カメラ100と画像サーバの間で伝送される画像ファイルやサムネイル画像データを一時的に保管するようにし、携帯電話120は電子カメラ100から要求された画像ファイルやサムネイル画像データが該画像バッファフォルダやサムネイル画像フォルダに存在する場合には、該画像ファイルやサムネイル画像データを電子カメラ100に送信するようにしてもよい。このような場合、EEPROM268の画像バッファフォルダとサムネイル画像フォルダに一時的に保管された画像ファイルやサムネイル画像データは、所定周期で全部クリアしてもいいし、画像ファイル又はサムネイル画像データの保管開始日時データに応じて、一時的に保管する画像ファイルやサムネイル画像データの総データ量が所定量以下となるように古い順に画像ファイルやサムネイル画像データを消去するようにしてもよい。あるいは画像ファイル又はサムネイル画像データの保管開始日時データに応じて、所定期間以上蓄積した画像ファイルを消去したり所定時刻毎に蓄積した画像ファイル又はサムネイル画像データを消去する。
【0076】
このようにすればユーザが携帯電話120経由で最近送受信した画像データを再確認したいような場合は、図38に示すように携帯電話120の画面221に一時保存された画像の状況を一覧表示したり、該携帯電話120に一時的に保管された画像ファイルまたは対応するサムネイル画像データを携帯電話120から電子カメラ100に送信して利用することができるので、携帯電話120を中継してゲートウェイサーバ160に画像ファイルまたはサムネイル画像データの問い合わせを行う必要がなく、電子カメラ100への画像ファイルまたはサムネイル画像データの読みこみを迅速に行うことができるとともに、携帯電話120とゲートウェイサーバ160間の通信データ量を削減でき、それに応じて回線の利用料金を削減することができる。
【0077】
上記実施形態(図1〜図36)においては、電子カメラ100は1つの携帯電話120を中継して1つのゲートウェイサーバ160に対して画像データの伝送を行っているが、電子カメラ100は1つの携帯電話120を中継して複数のゲートウェイサーバに対して画像データの伝送を行うようにしても構わない。このような画像伝送システムにおいては、携帯電話120は電子カメラ100から送信されてくる画像ファイルをEEPROM268に予め定めらた条件(記憶開始から所定期間等)で記憶保持し、該記憶保持された画像ファイルを電子カメラ100からの指示に基づき複数のゲートウェイサーバに送信することが可能である。このようにすれば電子カメラ100が複数のゲートウェイサーバに画像ファイルを送信する場合に、その都度電子カメラ100から携帯電話120に画像ファイルを送信することが不要になり、画像ファイルのゲートウェイサーバへの送信を迅速に行うことができる。例えば電子カメラ100から画像ファイルをあるゲートウェイサーバに送信した後、ユーザが同じ画像ファイルを別のゲートウェイサーバに送信したくなった場合は、電子カメラ100から該画像ファイルの画像識別情報と送り先のゲートウェイサーバのアクセス情報を携帯電話120に送ると、携帯電話120は受信した画像識別情報に応じた画像ファイルがEEPROM268に保存されていれば、該画像ファイルをEEPROM268から読み出し、受信したゲートウェイサーバのアクセス情報に応じたゲートウェイサーバに送信する。受信した画像識別情報に応じた画像ファイルがEEPROM268に保存されていない場合、携帯電話120は受信した画像識別情報に応じた画像ファイルが携帯電話120側に保存されていない旨を電子カメラ100に伝え、これに応じて電子カメラは画像ファイルを携帯電話120に送信する。
【0078】
上記実施形態(図1〜図36)においては、電子カメラ100とゲートウェイサーバ160の間で行われる画像データの伝送において携帯電話120が画像データの中継を行っているが、電子カメラ100自身が無線携帯電話機能を内蔵している場合には、図39に示すように携帯電話120を省き、電子カメラ100とゲートウェイサーバ160が直接パケット通信プロトコルで通信を行うようにしても構わない。なお図39において基地局140は図示を省略してある。
【0079】
上記実施形態(図1〜図36)においては、ゲートウェイサーバ160は複数の画像サーバ181〜184にカメラ識別情報に応じて確保されたアルバムを1つの仮想的なアルバムにまとめて電子カメラ100に対して提供しており、仮想的なアルバムの空き容量が不足した場合には新たな画像サーバに自動的に登録を行ってカメラ識別情報に応じたアルバムを新設することにより、仮想アルバムの空き容量を増加させているが、新たな画像サーバにアルバムを新設する代わりに、既にアルバムを開設している既存のサーバに新しいアルバムを新設するようにしてもよい。例えばゲートウェイサーバ160は未使用のカメラ識別情報を持っており、仮想的なアルバムの空き容量が不足した場合には該未使用のカメラ識別情報のひとつを用いて既に仮想的なアルバムの一部を構成しているアルバムを開設している画像サーバに登録し、該未使用のカメラ識別情報に対応したアルバムを新設する。またゲートウェイサーバ160は仮想的なアルバムに対応するカメラ識別情報にアルバムを新設するのに用いたカメラ識別情報をリンクさせ、新設したアルバムを仮想的なアルバムに含めるようにする。このようにすれば、画像サーバの数が限られている場合においても、仮想的なアルバムの空き容量不足に対処することができる。
【0080】
上記実施形態(図1〜図36)においては、ゲートウェイサーバ160は電子カメラ100から受信した画像ファイルを画像バッファフォルダにバッファリングし、所定の周期で画像バッファフォルダにバッファリングされた画像ファイルを画像サーバに配信しているが、一連の撮影動作(連続撮影又は連写、ブラケット撮影、パノラマ撮影等)で撮影した画像ファイルを電子カメラから自動送信モードでゲートウェイサーバ160に送信する場合は、図40に示すような仕組みで画像伝送を行ってもよい。ここで連続撮影とは所定の時間周期で同一の被写体の動きを追いながら連続的に撮影することであり、ブラケット撮影とは同一の被写体に対して露出などの撮影条件を変化させて複数回撮影を行う撮影であり、パノラマ撮影とは撮影方向を所定量ずつずらしながら風景などを撮影することである。即ち電子カメラ100は撮影動作毎に一連で撮影した画像ファイルに対して一連画像である旨の識別情報を付加してゲートウェイサーバ160に送信する。ゲートウェイサーバ160は一連画像である旨の識別情報が付加された画像ファイルを画像バッファフォルダに一時的に保管しておく。電子カメラ100は一連の撮影が終了すると、一連の撮影が終了した旨を示す情報をゲートウェイサーバ160に送信し、該情報をゲートウェイサーバ160が受信すると、画像バッファフォルダに一時的に保管しておいた一連の画像ファイルを同一の画像サーバにインターネットで一括送信して保存させる。このようにすればゲートウェイサーバ160と画像サーバ間で複数の画像ファイルを一回の送信手続きで送信できるので、送信時間が短縮できるとともにゲートウェイサーバ160及び画像サーバ181〜184の画像伝送処理の負荷を軽減することができる。また一連で撮影された画像ファイルは同一の画像サーバに保存されるので、後でユーザがパソコン等で直接画像サーバ181〜184に接続して一連画像データを利用する場合に利便性が高い。
【0081】
なお電子カメラ100から一連の撮影が終了した旨を示す情報をゲートウェイサーバ160に送信する代わりに、ゲートウェイサーバ160に接続したパソコン190などの端末から、ゲートウェイサーバ160に蓄積した一連の画像ファイルを画像サーバにまとめて送信する指示をゲートウェイサーバ160に送信し、ゲートウェイサーバ160はこの指示に応答してゲートウェイサーバ160に蓄積した一連の画像ファイルを画像サーバにまとめて送信する指示をゲートウェイサーバ160に送信するようにしても構わない。
【0082】
また自動送信モードにより一連で撮影した画像ファイルを電子カメラ100からゲートウェイサーバ160に送信する際、撮影の都度画像ファイルを電子カメラ100からゲートウェイサーバ160に送信すると、通信確立のためのオーバヘッドや付加情報のために通信時間が長くなってしまい、その間に撮影状況が変化してしまう場合や、予定した時間間隔で撮影が実行できない場合がある。このような場合には、電子カメラ100は一連の撮影の画像ファイルをRAM70に一時的に保存しておき、一連の撮影が終了した時点で、一連画像である旨の識別情報を付加した一連画像ファイルを、一連の撮影が終了した旨を示す情報とともに一括してゲートウェイサーバ160に送信するようにしてもよい。また電子カメラ100と携帯電話120の間の近距離無線通信のデータ転送速度が早い場合には、一連で撮影した画像ファイルを撮影の都度電子カメラ100から携帯電話120に送信し、携帯電話120のEEPROM268に一時的に保管しておき、電子カメラ100は一連の撮影が終了した時点で、携帯電話120に一連の撮影が終了した旨を示す情報を送信し、携帯電話120は該情報に応じて一連画像である旨の識別情報を付加した一連画像ファイルを一括してゲートウェイサーバ160に送信するようにしてもよい。このようにすれば、電子カメラ100は自動送信モード(撮影さいた画像ファイルを自動的に画像サーバに送信して保存するモード)においても、画像ファイルの送信速度などに影響されず所望の撮影条件で一連の撮影を行うことができる。
【0083】
また電子カメラ100が一旦メモリカード77に保存した一連撮影の画像ファイルを選択し、該選択された画像ファイルを画像サーバに送信する場合でも、送信する画像ファイルに一連の画像である旨の識別情報を付加して送信することにより、ゲートウェイ160が一連撮影された画像ファイルを認識して同じ画像サーバに保存するなどの処理を行うことができる。
【0084】
上記実施形態(図1〜図36)においては、ゲートウェイサーバ160は電子カメラ100から受信した画像ファイルを画像バッファフォルダにバッファリングし、所定の周期で画像バッファフォルダにバッファリングされた画像ファイルを画像サーバに配信しているが、外部からの指令に基づき画像バッファフォルダにバッファリングされた画像ファイルを画像サーバに配信するようにしてもよい。図41はこのような仕組みの画像伝送処理を示す図であって、電子カメラ100からゲートウェイサーバ160に複数の画像ファイルが送信され、ゲートウェイサーバ160のカメラ識別情報に応じたフォルダ内の画像バッファフォルダに一時的に保存される。その後パソコン190はゲートウェイサーバ160に接続し、カメラ識別情報と画像転送先の画像サーバの識別情報と画像送信指令をゲートウェイサーバ160に送信する。ゲートウェイサーバ160は受信したカメラ識別情報に応じたフォルダ内の画像バッファフォルダに一時的に保存された画像ファイルを、受信した画像サーバ識別情報に応じた画像サーバに一括送信する。このようにすれば、ユーザは都合の良い時間に都合の良い画像サーバに電子カメラ100で撮影した画像データをゲートウェイサーバから送信して保存させることができる。
【0085】
上記実施形態(図1〜図36)においては、ゲートウェイサーバ160は電子カメラ100と画像サーバ間で伝送される画像ファイルを画像バッファフォルダにバッファリングし、画像バッファフォルダにバッファリングされた画像ファイルを所定周期で画像サーバにまとめて送信しているが、ゲートウェイサーバ160は次のような方法で蓄積された画像ファイルを画像サーバへ送信するようにしてもよい。たとえばゲートウェイサーバ160で一時的に保管している画像ファイルの総データ量が所定量以上になった場合に画像ファイルを画像サーバに送信する。あるいはゲートウェイサーバ160は画像ファイルの画像バッファフォルダへの保管開始日時データに応じて、所定期間以上蓄積した画像ファイルを画像サーバに送信する。あるいはゲートウェイサーバ160は所定時刻毎に蓄積した画像ファイルを画像サーバに送信する。
【0086】
上記実施形態(図1〜図36)においては、ゲートウェイサーバ160は電子カメラ100と画像サーバ間で伝送される画像ファイルを画像バッファフォルダにバッファリングし、画像バッファフォルダにバッファリングされた画像ファイルを所定周期で全部クリアしているが、ゲートウェイサーバ160は次のような方法で画像ファイルを消去するようにしてもよい。たとえばゲートウェイサーバ160は画像ファイルの画像バッファフォルダへの保管開始日時データに応じて、画像バッファフォルダで一時的に保管する画像ファイルの総データ量が所定量以下となるように古い順に画像ファイルを消去する。あるいはゲートウェイサーバ160は画像ファイルの画像バッファフォルダへの保管開始日時データに応じて、所定期間以上蓄積した画像ファイルを消去する。あるいはゲートウェイサーバ160は所定時刻毎に蓄積した画像ファイルを消去する。
【0087】
上記実施形態(図1〜図36)においては、ゲートウェイサーバ160は電子カメラ100と画像サーバ間で伝送される画像ファイルを画像バッファフォルダにバッファリングし、必要に応じて電子カメラ100に送信しているが、ゲートウェイサーバ160は画像バッファフォルダに蓄積した画像ファイル(電子カメラ100が画像サーバに送信した画像ファイル、電子カメラ100が画像サーバから読み出した画像ファイル)を電子カメラ100の指示により他の画像サーバまたは電子カメラに送信するようにしてもよい。このようにすれば、電子カメラ100からいちいちゲートウェイサーバ160に画像ファイルを送信する必要がなくなるので、画像ファイルの送信時間を短縮できるとともに送信料金も削減することができる。
【0088】
上記実施形態(図1〜図36)においては、ゲートウェイサーバ160は電子カメラ100から受信したカメラ識別情報に応じて、画像サーバ上の個別アルバムを管理しているが、複数の電子カメラ100を個体識別するためのカメラ識別情報の代わりに、一般的な識別情報を用いることも可能である。例えばインターネットでの利用が予定されているIPプロトコルの次期バージョンであるIPV6(Internet Protocol Version 6)を識別情報として用いることにより、電子カメラ以外の画像を取り扱う電子機器全てで本発明による画像伝送システムを利用することが可能になる。即ちIPV6では32ビットのアドレス空間(10の9乗のオーダー)を持ち、アドレスが枯渇する恐れが事実上ないので、1つの機器で用途に応じて複数のアドレスを持つことも可能になり、本発明による画像伝送システムの利用性を更に高めることができる。また例えば電子カメラのような電子機器が無線LAN(イーサネット(登録商標))等によりゲートウェイサーバに接続するようなネットワーク環境においては、電子機器に個別に割り付けられたMAC(Media Access Control)アドレスまたはイーサネット(登録商標)アドレスを識別情報として用いることも可能である。MACアドレスは電子機器毎に重複なく割り付けられているので、電子機器を個別識別するのに適しているとともに、本発明の用途のために新たに識別情報を設定する手間を省くことができる。
【0089】
上記実施形態(図1〜図36、図39)においては、電子カメラ100、携帯電話120とゲートウェイサーバ160の間でパッケット通信により画像データ等の情報が伝送されるとして説明したが、回線交換方式のデータ通信で画像データ等の情報を伝送するようにしても勿論構わない。
【0090】
上記実施形態(図1〜図36)においては、画像サーバ181〜184は電子カメラ100毎に個別に設定されたカメラ識別情報に対応した個別のアルバム(フォルダ)を備え、電子カメラ100は該カメラに設定されているカメラ識別情報をゲートウェイサーバ160に送信し、ゲートウェイサーバ160は受信したカメラ識別情報に応じて、画像サーバ181〜184上に受信したカメラ識別情報に応じた新しいアルバムを作成したり、画像サーバ181〜184上に存在する受信したカメラ識別情報に応じたアルバムに対して画像データの書込みや読出しを行っているが、カメラ識別情報以外の識別情報を用いて電子カメラ100と画像サーバ181〜184との間の画像データ伝送・保存を管理するようにしても構わない。
【0091】
例えば図42は電子カメラ側にパスワード入力手段を設け、ユーザにより入力されたパスワードに応じて画像データ伝送・保存を管理するようにしたものである。図42において電子カメラA101、電子カメラB102はそれぞれパスワード入力手段81、82を備え、電子カメラA101、電子カメラB102は撮影した画像ファイルを送信する際、ユーザにより入力されたパスワードと画像ファイルをペアにしてゲートウェイサーバ160に送信する。一方画像サーバ181はパスワードに応じたアルバムを用意しており、ゲートウェイサーバ160は受信したパスワードに対応した画像サーバ181上のアルバムに受信した画像ファイルを送信して保存させる。ゲートウェイサーバ160は受信したパスワードに応じて画像サーバ上に新しいアルバムを作成することも可能である。また電子カメラA101、電子カメラB102は画像ファイルを画像サーバ181からダウンロードする場合は、画像識別情報とパスワードをゲートウェイサーバ160に送信し、ゲートウェイサーバ160は受信した画像識別情報とパスワードを画像サーバ181に送信する。画像サーバ181は受信したパスワードに対応するアルバムから受信した画像識別情報に対応する画像ファイルを読み出して、該画像ファイルをゲートウェイサーバ160経由で電子カメラA101、電子カメラB102に送信する。なおパスワードの入力の代わりに、個人識別データを予め記憶したUIMカードを電子カメラに装着することにより、電子カメラがユーザ識別情報を取得するようにしてもよい。
【0092】
このようにすれば複数の電子カメラを同一のユーザが使用する場合あるいは同一のカメラを複数のユーザが使用する場合、電子カメラで撮影された画像ファイルはユーザにより入力されたパスワードに応じた画像サーバ上のアルバムに格納されるので、画像サーバの同じアルバムに保存された画像ファイルを後でユーザ別に分割したり、画像サーバの異なるアルバムに保存された画像ファイルをユーザ毎に集めたりする面倒がなく、画像ファイルを効率的にユーザ別に保存するとともに、保存する画像データに関するプライバシーを守ることができる。
【0093】
図42ではユーザが電子カメラに入力したパスワードに応じて、電子カメラ100と画像サーバ181〜184との間で行われる画像データの伝送および保存動作の制御管理を行っているが、図43はパスワードの代わりに電子カメラ側にユーザ識別手段を設け、ユーザの手を煩わせることなく電子カメラが自動的にユーザ識別を行い、該ユーザ識別情報に応じて画像データ伝送・保存を管理するようにしたものである。図43において電子カメラA101、電子カメラB102はそれぞれユーザ識別手段83、84(指紋検出手段、虹彩パターン検出手段、顔画像検出手段等)を備え、電子カメラA101、電子カメラB102は撮影した画像ファイルを送信する際、ユーザ識別手段83、84により検出されたユーザ識別情報(指紋パターン特徴情報、虹彩パターン特徴情報、顔画像パターン特徴情報等)と画像ファイルをペアにしてゲートウェイサーバ160に送信する。ゲートウェイサーバ160は、受信したユーザ識別情報と予め記憶した個人識別データに含まれるユーザ識別情報を照合し、ユーザを特定する。一方画像サーバ181は個人識別データに応じたアルバムを用意しており、ゲートウェイサーバ160は特定したユーザの個人識別データに対応した画像サーバ181上のアルバムに受信した画像ファイルを送信して保存させる。ゲートウェイサーバ160は特定したユーザの個人識別データに応じて画像サーバ上に新しいアルバムを作成することも可能である。また電子カメラA101、電子カメラB102は画像ファイルを画像サーバ181からダウンロードする場合は、画像識別情報とユーザ識別情報をゲートウェイサーバ160に送信し、ゲートウェイサーバ160は受信したユーザ識別情報に応じてユーザを特定し、該ユーザに対応する個人識別データと画像識別情報を画像サーバ181に送信する。画像サーバ181は受信した個人識別データに対応するアルバムから受信した画像識別情報に対応する画像ファイルを読み出して、該画像ファイルをゲートウェイサーバ160経由で電子カメラA101、電子カメラB102に送信する。
【0094】
このようにすれば電子カメラのユーザの特定を自動的に行うことができるので、個人識別のためのパスワード入力の手間がなくなるとともに、パスワード忘れやパスワードの盗難の問題も解決することができる。
【0095】
以上図42、図43で説明した個人識別のための手段(パスワード入力手段、UIMカード、指紋検出などのユーザ識別手段)は、電子カメラから携帯電話経由でゲートウェイサーバに接続する場合は、携帯電話側に備えても良い。図44は電子カメラから携帯電話経由でゲートウェイサーバに接続する場合に、携帯電話の電話番号に応じて画像データ伝送・保存を管理するようにしたものである。画像データ伝送・保存を管理するようにしたものである。図44において電子カメラA101、電子カメラB102は撮影した画像ファイルを送信する際、携帯電話121(電話番号A)に接続し画像ファイルを携帯電話121に送信する。携帯電話121は受信した画像ファイルと電話番号をペアにしてゲートウェイサーバ160に送信する。一方画像サーバ181は携帯電話の電話番号に応じたアルバムを用意しており、ゲートウェイサーバ160は電話番号に対応した画像サーバ181上のアルバムに受信した画像ファイルを送信して保存させる。ゲートウェイサーバ160は電話番号に応じて画像サーバ上に新しいアルバムを作成することも可能である。また電子カメラA101、電子カメラB102は画像ファイルを画像サーバ181からダウンロードする場合は、画像識別情報を携帯電話121に送り、携帯電話121は電話番号と画像識別情報をゲートウェイサーバ160に送信し、ゲートウェイサーバ160は電話番号と画像識別情報を画像サーバ181に送信する。画像サーバ181は受信した電話番号に対応するアルバムから受信した画像識別情報に対応する画像ファイルを読み出して、該画像ファイルをゲートウェイサーバ160と携帯電話121経由で電子カメラA101、電子カメラB102に送信する。
【0096】
このようにすれば、ユーザは自分の所有する携帯電話を用いて画像送信や受信を行うことにより、複数の電子カメラを用いたり、複数の人と同じ電子カメラを用いた場合でも、画像サーバの個人別のアルバムに画像ファイルを個人別に切り分けて保存したり、画像サーバの自分専用のアルバムから画像ファイルを読み出すことができる。
【0097】
また更に電子カメラのカメラ識別情報および複数の個人識別のための手段を組み合わせれば、ユーザ識別精度を向上させ、より高度な画像情報のセキュリティを達成することができる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像伝送システムおよび画像中継装置においては、画像中継装置はユーザの画像データを保存するためのインターネット上の画像サーバのアルバムの記憶容量が不足している場合には、記憶しているユーザの個人情報を利用して新規な画像サーバに登録して、ユーザのための新しい画像データ保存用のアルバムを自動的に開設するため、ユーザは画像データ保存用のアルバムの記憶容量を気にすることなく、多量の画像データを利用することができるとともに、このようなインターネット上の画像サーバを利用した画像サービスを更に促進することができる。
【0099】
また本発明による画像伝送システムおよび画像中継装置においては、画像中継装置は各画像サーバにおいてユーザ識別情報(カメラ識別情報)に応じて開設されているアルバム(フォルダ)を統一的に管理するためのサーバ管理情報に基づき複数の画像サーバに分散して保存されている画像データを一つの仮想的なアルバムにまとめて統括的に保存管理しているため、ユーザはインターネット上で画像データが実際に保存されている複数の画像サーバのことを意識することなく、画像中継装置が管理する仮想アルバムに対する操作のみにより簡単な操作で多量の画像データを取り扱うことができるとともに、このようなインターネット上の画像サーバを利用した画像サービスを更に促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像伝送システムの概念図である。
【図2】電子カメラの外観図(正面視)である。
【図3】電子カメラの外観図(背面視)である。
【図4】電子カメラの電気構成を示すブロック図である。
【図5】メモリカードのデータの構成図である。
【図6】EEPROMのデータの構成図である。
【図7】携帯電話の外観図である。
【図8】携帯電話の電気構成を示すブロック図である。
【図9】ゲートウェイサーバの構成を示すブロック図である。
【図10】ゲートウェイサーバのメモリの構成図である。
【図11】カメラ識別情報リンクデータの説明図である。
【図12】個人識別データの説明図である。
【図13】サーバ管理データの説明図である。
【図14】転送履歴データの説明図である。
【図15】画像サーバの構成を示すブロック図である。
【図16】画像サーバのメモリの構成図である。
【図17】電子カメラの状態遷移図である。
【図18】CPUのメインフローチャートである。
【図19】サブルーチンのフローチャートである。
【図20】画面の表示例である。
【図21】サブルーチンのフローチャートである。
【図22】サブルーチンのフローチャートである。
【図23】サブルーチンのフローチャートである。
【図24】サブルーチンのフローチャートである。
【図25】画面の表示例である。
【図26】サブルーチンのフローチャートである。
【図27】画面の表示例である。
【図28】画面の表示例である。
【図29】サブルーチンのフローチャートである。
【図30】サブルーチンのフローチャートである。
【図31】画面の表示例である。
【図32】画面の表示例である。
【図33】サブルーチンのフローチャートである。
【図34】サブルーチンのフローチャートである。
【図35】サブルーチンのフローチャートである。
【図36】サブルーチンのフローチャートである。
【図37】画像伝送システムの概念図である。
【図38】画面の表示例である。
【図39】画像伝送システムの概念図である。
【図40】画像伝送の動作説明図である。
【図41】画像伝送の動作説明図である。
【図42】画像伝送の動作説明図である。
【図43】画像伝送の動作説明図である。
【図44】画像伝送の動作説明図である。
【符号の説明】
10 撮影レンズ
16 レリーズボタン
21 左LCD(左画面)
22 右LCD(右画面)
31 送信ボタン
31 受信ボタン
50 CPU
55 CCD
72 近距離無線通信回路
77 メモリカード
100 電子カメラ
110 近距離通信回線
120 携帯電話
130 無線携帯電話回線
140 基地局
150 パケット通信網
160 ゲートウェイサーバ
170 インターネット
180 仮想画像サーバ
181〜184 画像サーバ
190 パソコン

Claims (16)

  1. 画像情報を処理する電子画像機器と、
    画像情報を記憶保存する複数の画像記憶装置と、
    前記電子画像機器と前記複数の画像記憶装置との間で画像情報を中継し伝送する画像中継装置とからなる画像伝送システムにおいて、
    前記複数の画像記憶装置は、個別の識別情報に応じて画像情報保管用の個別のアルバムを用意するとともに、
    前記画像中継装置は前記複数の画像記憶装置上に分散した前記識別情報に対応した複数のアルバムを統括し、前記識別情報に応じた1つのアルバムとして電子画像機器の利用者に提供することを特徴とする画像伝送システム。
  2. 画像情報を処理する電子画像機器と、
    画像情報を記憶保存する複数の画像記憶装置と、
    前記電子画像機器と前記複数の画像記憶装置との間で画像情報を中継し伝送する画像中継装置とからなる画像伝送システムにおいて、
    前記複数の画像記憶装置は、識別情報を用いた登録手続きに基づき該識別情報に応じて画像情報保管用の個別のアルバムを開設可能であるとともに、
    前記画像中継装置は前記識別情報を用いて前記複数の画像記憶装置の中で前記識別情報に応じた個別のアルバムを未だ開設していない画像記憶装置に自動的に登録手続きを行うことにより、前記識別情報に応じた画像情報保管用の個別のアルバムを前記画像記憶装置に開設させることを特徴とする画像伝送システム。
  3. 請求項2に記載の画像伝送システムにおいて、前記画像中継装置は前記識別情報に対応した複数のアルバムの記憶容量が不足した場合に、前記識別情報を用いて前記複数の画像記憶装置の中で前記識別情報に応じた個別のアルバムを未だ開設していない画像記憶装置に自動的に登録手続きを行うことを特徴とする画像伝送システム。
  4. 画像情報を処理する電子画像機器と、
    画像情報を記憶保存する画像記憶装置と、
    前記電子画像機器と前記画像記憶装置との間で画像情報を中継し伝送する画像中継装置とからなる画像伝送システムにおいて、
    前記画像記憶装置は、識別情報を用いた登録手続きに基づき該識別情報に応じて画像情報保管用の個別のアルバムを開設可能であるとともに、
    前記画像中継装置は前記電子画像機器の同一の利用者に対し複数の異なる識別情報を用意しており、該複数の識別情報の中で未だ用いられていない識別情報を用いて前記画像記憶装置に自動的に登録手続きを行うことにより、前記識別情報に応じた画像情報保管用の個別のアルバムを前記画像記憶装置に開設させることを特徴とする画像伝送システム。
  5. 請求項4に記載の画像伝送システムにおいて、前記画像中継装置は前記識別情報に対応した複数のアルバムの記憶容量が不足した場合に前記複数の識別情報の中で未だ用いられていない識別情報を用いて前記画像記憶装置に自動的に登録手続きを行うことを特徴とする画像伝送システム。
  6. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像伝送システムにおいて、前記画像中継装置は前記識別情報に対応した複数のアルバムを保存している前記複数の画像記憶装置と前記識別情報との関係を示すリンク情報を保管することを特徴とする画像伝送システム。
  7. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像伝送システムにおいて、前記識別情報は前記電子画像機器に設定されたIPV6アドレスであることを特徴とする画像伝送システム。
  8. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像伝送システムにおいて、前記識別情報は前記電子画像機器に設定されたMACアドレスであることを特徴とする画像伝送システム。
  9. 請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像伝送システムにおいて、前記画像中継装置は分散した複数のアルバムを統括し、1つのアルバムとして電子画像機器の利用者に提供することを特徴とする画像伝送システム。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像伝送システムにおいて、前記画像中継装置は前記分散した複数のアルバムに保存された画像情報に対応するサムネイル画像情報を保管することを特徴とする画像伝送システム。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の画像伝送システムにおいて、前記識別情報は個人情報であることを特徴とする画像伝送システム。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の画像伝送システムにおいて、前記電子画像機器は前記画像情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする画像伝送システム。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の画像伝送システムにおいて、前記電子画像機器は画像情報を撮像動作により生成する撮像手段を備えることを特徴とする画像伝送システム。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の画像伝送システムにおいて、前記電子画像機器と前記画像中継装置との間の情報の伝送は有料であることを特徴とする画像伝送システム。
  15. 請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の画像伝送システムにおいて、前記電子画像機器と前記画像中継装置との間の情報伝送のプロトコルと前記画像記憶装置と前記画像中継装置との間の情報伝送のプロトコルとが異なっていることを特徴とする画像伝送システム。
  16. 請求項1乃至請求項15のいずれか1項に記載の画像伝送システムにおいて用いられる画像中継機器。
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