JP2000165726A - 通信装置及び方法 - Google Patents

通信装置及び方法

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JP2000165726A
JP2000165726A JP11372572A JP37257299A JP2000165726A JP 2000165726 A JP2000165726 A JP 2000165726A JP 11372572 A JP11372572 A JP 11372572A JP 37257299 A JP37257299 A JP 37257299A JP 2000165726 A JP2000165726 A JP 2000165726A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯性と操作性を良くする。 【解決手段】 撮像ユニット100は、光学像を電気信
号に変換する撮像素子14を具備する。記録媒体300
は、大量の情報を記録できる記録素子301を具備す
る。処理ユニット200は、画像表示装置を有する出力
装置106、操作装置108及び通信制御回路110を
具備し、操作装置108の操作及び設定条件に従い撮像
ユニット100を制御し、撮像ユニット100からの撮
影画像情報を記録媒体300に供給する。制御回路10
2は、撮像優先モードでは、撮像ユニット100による
撮像を通信制御回路110による通信に優先し、通信優
先モードでは通信を撮像に優先する。撮像ユニット10
0は、処理ユニット200から着脱自在である。記録媒
体300は処理ユニット200から着脱自在である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影画像を通信出
力する通信装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】撮影画像を静止画として、光ディスク装
置、光磁気ディスク装置、固体メモリ素子を有するメモ
リ・カードなどの記録媒体に記録する電子スチル・カメ
ラは周知である。メモリ・カードは可動部がなく、携帯
に便利なことから、電子手帳、携帯型コンピュータなど
のような小型情報機器の記録又は記憶媒体として及びデ
ータ搬送媒体としての利用が有望視されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば電子ス
チル・カメラにより撮影した画像を携帯型コンピュータ
で利用したい場合、従来例では、撮影画像を記録したメ
モリ・カードを当該携帯型コンピュータに接続し、遠隔
地に転送したい場合には、所定のアプリケーション・ソ
フトウエア(例えば、通信ソフトウエア)を起動して、
当該撮影画像情報を読み込むという操作をしなければな
らない。従って、撮影画像を即座に携帯型コンピュータ
上で利用した場合でも面倒な操作をしなければならず、
不便である。また、別体になっている電子スチル・カメ
ラと携帯型コンピュータを一緒に持ち歩かなければなら
ず、これもまた不便である。
【0004】本発明は、このような不便を解消し、簡単
な操作で撮影画像を記録し、通信し、利用できる通信装
置及び方法を提示することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信装置
は、被写体を撮像して撮像画像を得る撮像手段と、送信
先と通信して、前記撮像機能により得られる撮像画像を
前記送信先に送信する通信手段と、前記通信手段で送信
した画像に関する情報を、画像データとともに記憶する
記憶手段とを有することを特徴とする。
【0006】本発明に係る通信方法は、被写体を撮像し
て撮像画像を得る撮像ステップと、送信先と通信して、
前記撮像機能により得られる撮像画像を前記送信先に送
信する通信ステップと、前記通信ステップで送信した画
像に関する情報を、画像データとともに記憶する記憶ス
テップとを有することを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0008】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。100は撮像ユニット、200は、当該
撮像ユニット100による撮影画像を記録媒体300に
記録再生し、外部に通信し、利用する処理ユニットであ
る。撮像ユニット100は処理ユニット200に着脱自
在であり、また、記録媒体300は処理ユニット200
に着脱自在である。
【0009】撮像ユニット100の構成を説明する。1
0は撮影レンズ、12は絞り機能を具備するシャッタ、
14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮
像素子14のアナログ出力をディジタル信号に変換する
A/D変換器である。撮像素子14とA/D変換器16
との間に、ガンマ補正、色バランス調整、輝度/色差信
号への変換などの公知のカメラ信号処理を行なうプロセ
ス回路を設ける場合もある。
【0010】18は画像メモリ、20は画像データを適
応離散コサイン変換(ADCT)等により圧縮伸長する
圧縮伸長回路、22は、画像メモリ18の書込み読出
し、及び圧縮伸長回路20のデータ入出力を制御するメ
モリ制御回路である。メモリ制御回路22はA/D変換
器16からの撮影画像データを先ず画像メモリ18に書
き込む。
【0011】画像メモリ18に記憶される画像データを
圧縮する場合、メモリ制御回路22は画像メモリ18に
記憶される画像データを読み出して圧縮伸長回路20に
供給し、圧縮伸長回路20からの圧縮データを画像メモ
リ18に書き込む。画像メモリ18に記憶される圧縮画
像データを伸長する場合、メモリ制御回路22は画像メ
モリ18に記憶される圧縮画像データを読み出して圧縮
伸長回路20に供給し、圧縮伸長回路20からの復元画
像データを画像メモリ18に書き込む。
【0012】24は、撮像ユニット100の全体を制御
する撮像制御回路(CPU)、26は、メモリ制御回路
22及び撮像制御回路24の制御下で、撮像素子14、
A/D変換器16及びメモリ制御回路22に所定のクロ
ックを供給するクロック発生回路である。
【0013】28はシャッタ12を駆動するシャッタ駆
動回路、30は撮影レンズ10のフォーカシング・レン
ズ及びズーミング・レンズを駆動するレンズ駆動回路、
32は被写体までの距離を測定する測距回路、34は被
写体の明るさを測定する測光回路、36はフラッシュで
ある。
【0014】38は、撮像ユニット100内の各部に電
源を供給する充電可能な電池であり、撮像ユニット10
0に着脱自在でも固定されていてもよく、更には、一部
が固定、残りが着脱自在であってもよい。電池38は、
フラッシュ36の充電並びにシャッタ駆動回路28及び
レンズ駆動回路30のモータ駆動によるピーク電流にも
充分対応できる容量のものが使用される。
【0015】40は、電池38の装着を検出する装着検
出回路、電池38の出力電圧を検出する電圧検出回路、
DC−DCコンバータ、及び通電するブロックを選択制
御するスイッチを具備する電源制御回路である。電源制
御回路40は、電池38の、装着の有無、電池の種類及
び電池残量を検出し、その検出結果及び撮像制御回路2
4の指示に従いDC−DCコンバータを制御し、必要な
電圧を必要な期間、撮像ユニット100内の各部に供給
する。
【0016】42は、撮像制御回路24及び処理ユニッ
ト200の動作プログラム及び制御定数を記憶するプロ
グラム記憶回路(ROM)、44は、撮影画像データ、
動作プログラム、制御データ等を情報ユニット200と
の間で双方向転送するためのインターフェース、46は
撮像ユニット100を処理ユニット200に接続するた
めのコネクタである。コネクタ46はデータ信号線及び
制御信号線だけでなく、インターフェース44及びプロ
グラム記憶回路42に処理ユニット200から電源を供
給するための電源線を具備する。電源制御回路40はコ
ネクタ46を介して処理ユニット200から制御信号及
び電池38の充電電流を受ける。電源制御回路40はま
た、電池38からの電流を処理ユニット200に供給す
ることもできる。
【0017】撮像制御回路24は、測距回路32の測定
結果に従いレンズ駆動回路30を介して撮影レンズ10
のフォーカシング・レンズを駆動して撮影レンズ10を
合焦状態に制御する。撮像制御制御回路24はまた、測
光回路34の測定結果により、最適露光量になるように
シャッタ駆動回路28によりシャッタ12の開放時間を
決定する。これらは、ごく一般的な技術であり、本発明
に特徴的なものではないので、詳細な説明は省略する。
【0018】処理ユニット200の構成を説明する。1
02は処理ユニット200の全体を制御する制御回路
(CPU)、104はROM及びRAMからなり、CP
U102の動作プログラムや各種制御変数などを記憶す
る記憶回路、106は文字や画像を映像表示する液晶表
示装置及び音声出力のスピーカを具備する出力装置であ
る。
【0019】108は撮像ユニット100及び処理ユニ
ット200に所定の指示を入力する操作装置であり、メ
イン・スイッチ、撮影を実行するモードを指定する撮像
スイッチ、レリーズ・ボタン、ダイヤリングのためのテ
ンキー・スイッチ、及び通信開始を指示する通信スイッ
チなどを具備する。測距回路32及び測光回路34によ
る測距及び測光を指示する測距測光スイッチが、レリー
ズ・スイッチの操作途中で閉成され、撮影開始を指示す
る撮影開始スイッチが、当該レリーズ・ボタンの操作完
了で閉成される。
【0020】操作装置108としては、出力装置106
の表示装置に各種の操作要素に応じた文字、図形、絵文
字などを表示し、これらを、マウス、トラック・ボー
ル、並びにタッチ・パネルと入力ペンにより操作入力す
るようにしてもよいことはいうまでもない。
【0021】110は、通信回線、例えばISDN回線
との接続を制御する通信制御回路(CCU)であり、内
部に着信検出回路112を具備する。114は通信回線
との接続用コネクタである。
【0022】116は撮像ユニット100との通信用の
インターフェース、118は撮像ユニット100のコネ
クタ46に接続するコネクタ、120は、撮像ユニット
100の着脱を機械的、電気的又は光学的に検出する撮
像ユニット着脱検出回路である。
【0023】122は処理ユニット200に着脱自在な
電源であり、電池124とコネクタ126からなる。コ
ネクタ126はコネクタ128に接続する。130は、
電源制御回路40と同様の電源制御回路であり、電源1
22の装着を検出する装着検出回路、電源122の電池
124の出力電圧を検出する電圧検出回路、DC−DC
コンバータ、及び通電するブロックを選択制御するスイ
ッチを具備する。電源制御回路130は、電池124
の、装着の有無、電池の種類及び電池残量を検出し、コ
ネクタ46及び電源制御回路40を介して撮像ユニット
100の電池38との間で電力を融通する。
【0024】132は記録媒体300との通信用のイン
ターフェース、134は記録媒体300を接続するため
のコネクタである。
【0025】制御回路102、記憶回路104、出力装
置106、操作装置108、通信制御回路110、イン
ターフェース116、撮像ユニット着脱検出回路12
0、電源制御回路130及びインターフェース132
は、バス136を介して相互に接続する。
【0026】記録媒体300は、記録素子202、処理
ユニット200との通信用のインターフェース204及
び、処理ユニット200のコネクタ134に接続するコ
ネクタ206からなる。記録素子202は例えば、ハー
ドディスク装置、光ディスク、光磁気ディスク及び固体
メモリ素子などからなる。本実施例では、フラッシュ・
メモリ、電池バックアップされたダイナミック・ランダ
ム・アクセス・メモリ、プログラマブル・リード・オン
リー・メモリ(PROM)などの固体メモリ素子を使用
する。
【0027】次に、図2以降に示すフローチャートを参
照して、本実施例の動作を説明する。図2は、本実施例
の主ルーチンのフローチャートを示す。
【0028】処理ユニット200に電源122を接続す
ることにより、電源122の電池124の出力がコネク
タ126,128を介して電源制御回路130に印加さ
れる。電源制御回路130は制御回路102及び記憶回
路104に必要な電源電圧を供給し、制御回路102は
記憶回路104に記憶される所定のプログラムを実行
し、先ず初期設定する(S1)。
【0029】制御回路102は操作装置108のメイン
・スイッチを調べる(S2)。メイン・スイッチがオフ
ならば(S2)、制御回路102は、処理ユニット20
0の各部で所定の終了処理を実行させた後、電源制御回
路130に処理ユニット200全体への電源供給を中止
させる(S3)。メイン・スイッチがオンならば(S
2)、制御回路102は、電源制御回路130に処理ユ
ニット200全体に電源を供給させ、出力装置106の
映像表示装置に文字やアイコンなどの所定の映像を表示
させる(S4)。
【0030】処理ユニット200の全体が電源オン状態
になると、着信の有無(S5)、通信スイッチのオン/
オフ(S6)、及び撮像ユニット100の接続の有無
(S7)を調べる。撮像ユニット100の接続の有無
は、撮像ユニット着脱検出回路120により検出でき、
撮像ユニット100が装着されていないときには(S
7)、映像及び/又は音声による所定の警告を出力装置
106から出力させ(S8)、S2に戻る。
【0031】通信制御回路110内の着信検出回路11
2は、コネクタ114に接続する通信回線又は外部機器
からの着信要求を検出する。着信要求があると、着信検
出回路112は制御回路102に通知し、制御回路10
2は電源制御回路130に通知して、通信系に電源を供
給させる(S9)。通信制御回路110は回線を接続し
(S10)、通信を実行する(S11)。通信実行後、
通信制御回路110は回線を切断し(S12)、電源制
御回路130は通信系への電源供給を中止して(S1
3)、S2に戻る。
【0032】使用者が通信を望む場合には、操作装置1
08に含まれる通信スイッチを操作する。制御回路10
2は当該通信スイッチの操作に応じて、電源制御回路1
30に通信系へ電源を供給させる(S14)。そして、
制御回路102は、操作装置108のテン・キーなどで
入力された又は既登録の相手先電話番号若しくはアドレ
スなどに従い、通信制御回路110に発信要求(発呼)
を出力させる(S15)。このアドレスには、WANや
LANなどのネットワークや電子メールにおけるユーザ
・アドレス、ユーザ・コード及びユーザID等が含まれ
る。
【0033】外部機器又は通信相手との回線が確立する
と(S10)、通信を実行し(S11)、その後、通信
制御回路110は回線を切断し(S12)、電源制御回
路130は通信系への電源供給を中止して(S13)、
S2に戻る。
【0034】撮像ユニット100が処理ユニット200
に装着されているとき(S7)、制御回路102は、操
作装置108の撮像スイッチを調べる(S16)。撮像
スイッチがオンのとき(S16)、プログラム記憶回路
42に記憶されている撮像プログラム(撮像ユニット1
00を制御するプログラム)をインターフェース44、
コネクタ46,118、インターフェース116及びバ
ス136を介して読み込み、記憶回路104に格納する
(S17)。
【0035】撮像プログラムを記憶回路104に格納し
た後(S17)、撮像ユニット100の電源制御回路4
0に指示して、撮像ユニット100を電源供給状態にす
る(S18)。次に、記憶回路104に格納される撮像
プログラムを実行して、撮像ユニット100に撮影を実
行させる(S19)。この撮影ルーチン(S19)の詳
細は図3を参照して後述するが、出力装置106の表示
装置に撮像に関する所定の文字や画像を表示させ、操作
装置108の所定操作に応じて撮像ユニット100を制
御する。撮像ユニット100では、撮像素子12による
撮影画像の画像データ又はその圧縮データが画像メモリ
18に格納される。
【0036】撮像処理(S19)の終了後、処理ユニッ
ト200の制御回路102は、撮像ユニット100の電
源制御回路40に指示して、撮像ユニット100の各部
への電源供給をオフにさせる(S20)。この後、S2
に戻る。
【0037】撮像スイッチがオフの時(S16)、出力
装置106の表示装置で所定の文字や画像を表示させ、
操作装置108の入力を受け付け可能な状態にして、S
2に戻る。
【0038】図3は、図2のS19に示す撮像ルーチン
の詳細なフローチャートを示す。制御回路102は撮像
に際して必要な文字や画像を出力装置106の表示装置
に表示し、撮像ユニット100の撮像制御回路24は、
制御回路102からの指示に従い、撮像ユニット100
の各部を初期化する(S21)。
【0039】出力装置106の表示装置に表示されるの
は、シングル撮影、連続撮影、セルフタイマ撮影などの
動作モード、測距・測光情報、フラッシュ36の動作状
態、撮像素子12の感度を上げるゲイン・アップ動作状
態、画像メモリ18の使用状態、圧縮伸長回路20の動
作状態、記録媒体300の記録動作状態、撮影枚数、撮
影済み容量、残り容量などである。更には、レリーズ・
ボタン、電子ダイヤル、モード・セレクト・ダイヤル等
の一般的なカメラの操作部材を画像表示し、これらを、
マウス、トラック・ボール、並びにタッチ・パネルと入
力ペンにより操作入力するようにしてもよいことはいう
までもない。
【0040】制御回路102は、出力装置106の表示
装置の全画面又は一部の画面に、撮像素子14の撮影画
像を連続して表示し、及び/又は記録媒体300若しく
は記憶回路106に記録若しくは記憶される画像を再生
表示するファインダ機能を設定する。前者をスルー・モ
ード又はスルー・モード表示と呼び、後者をメモリ・モ
ード又はメモリ・モード表示と呼ぶ。画面の同じ領域を
スルー・モードとメモリ・モードで切り換えて使用して
もよいし、スルー・モードとメモリ・モードで画面の異
なる領域を割り当ててもよい。
【0041】制御回路102は、操作装置108の撮像
スイッチがオンで(S22)、着信が無く(S23)、
且つ、着信があっても撮像優先モードである(S33)
ことを確認しながら、レリーズ・スイッチの操作を待
つ。
【0042】即ち、制御回路102は先ず、操作装置1
08の撮像スイッチがオンか否かを調べ(S22)、撮
像スイッチがオフであれば、撮像制御回路24に命令し
て撮像ユニット100のための終了処理を実行させ(S
36)、出力装置106の表示画面の撮像表示及びファ
インダ表示を終了して、撮像処理(S19)を終了す
る。
【0043】撮像スイッチがオンのとき(S22)、着
信検出回路112からの着信通知の有無を調べる(S2
3)。着信要求があれば(S23)、撮像を優先する撮
像優先モード又は、通信を優先する通信優先モードの何
れが操作装置108において設定されているかを確認す
る(S33)。
【0044】通信優先モードの場合(S33)、制御回
路102は、出力装置106の表示装置で、通信処理を
優先し撮像処理を終了する旨を警告し(S35)、撮像
制御回路24に命令して撮像ユニット100のための終
了処理を実行させ(S36)、出力装置106の表示画
面の撮像表示及びファインダ表示を終了して、撮像処理
(S19)を終了する。
【0045】撮像優先モードの場合(S33)、制御回
路102は、出力装置106の表示装置で、撮像処理を
優先するために、通信処理を禁止する旨を表示すると共
に発信先の電話番号及びユーザID等の着信情報を表示
し(S34)、レリーズ操作を監視する。
【0046】レリーズ・スイッチにより測距・測光スイ
ッチがオンになると(S24)、制御回路102は撮像
制御回路24に測距及び測光を命じる。撮像制御回路2
4は、測距回路32及び測光回路34による測距及び測
光に従い、撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、シ
ャッタ時間を決定する(S25)。この測距及び測光動
作の詳細は、後述する。
【0047】測距・測光スイッチがオンの間は、撮影開
始スイッチがオンになるまで、測距及び測光動作(S2
5)を繰り返す。この間に着信要求があると(S2
6)、撮像優先モードか通信優先モードかを調べる(S
33)。通信優先モードの場合(S33)、制御回路1
02は、出力装置106の表示装置で、通信処理を優先
し撮像処理を終了する旨を警告し(S35)、撮像制御
回路24に命令して撮像ユニット100の終了処理を実
行させ(S36)、出力装置106の表示画面の撮像表
示及びファインダ表示を終了して、撮像処理(S19)
を終了する。この終了処理(S36)では、撮影済みの
画像で記録媒体300に未記録の画像を、記録媒体30
0に記録する処理も行なう。
【0048】撮像優先モードの場合(S33)、制御回
路102は、出力装置106の表示装置で、撮像処理を
優先するために、通信処理を禁止する旨を表示すると共
に発信先の電話番号及びユーザID等の着信情報を表示
し(S34)、S27に進む。
【0049】撮影開始スイッチがオンになると(S2
7)、制御回路102は、撮影画像を記憶回路106又
は記録媒体300に記憶又は記録可能か否かを調べる
(S28)。記録可能な空き領域がないとか、記録媒体
300が外されているときには、出力装置106の表示
装置により所定の警告を出力して(S32)、S22に
戻る。記録可能なときには、制御回路102は撮像制御
回路24に撮影の実行を命令し、撮像制御回路24はこ
れに応じて、シャッタ12などを制御して撮影を実行
し、撮影画像データを画像メモリ18に格納する(S2
9)。撮影動作の詳細は後述する。
【0050】連写モードのように撮影を連続する場合に
は(S30)、S26に進み、撮影開始スイッチがオン
になるのを待つ(S27)。撮影を連続しない場合には
(S30)、制御回路102は撮像制御回路24に記録
動作を命じる。これにより、画像メモリ18に記憶され
る画像データが記憶回路106又は記録媒体300に転
送され、記憶又は記録され(S31)、S26に戻る。
【0051】即ち、撮像制御回路24は、画像メモリ1
8から画像データを読み出し、メモリ制御回路22、イ
ンターフェース44、及びコネクタ46を介して処理ユ
ニット200に撮影画像データを転送し、処理ユニット
200は、撮像ユニット100から受信した画像データ
をインターフェース116及びバス136を介して記憶
回路104に、又は、更にインターフェース132及び
コネクタ134を介して記録媒体300に転送する。記
録媒体300では、受信したデータが記録素子202に
書き込まれる。
【0052】測距・測光スイッチがオフになると(S2
4)、S22に戻り、撮像スイッチがオンか否かを再確
認し(S22)、上述の処理を繰り返す。
【0053】図4は、図3のS25における測距・測光
動作の詳細なフローチャートを示す。測距回路32によ
り被写体までの距離を測定し、撮像制御回路24は、そ
の測定距離データを内部メモリに記憶する(S41)。
測光回路34により被写体の明るさを測定し、撮像制御
回路24は、その測光量データを内部メモリに記憶する
(S42)。測光値によりフラッシュが必要か否かを判
断し(S43)、必要ならば、フラッシュ・フラグをセ
ットし、フラッシュ36を充電する(S44)。
【0054】図5は、図3のS29における撮影動作の
詳細なフローチャートを示す。撮像制御回路24は、内
部メモリに記憶される被写体距離データを読み出し、レ
ンズ駆動回路30により撮影レンズ10のフォーカシン
グ・レンズを駆動して、被写体に焦点を合わせる(S5
1)。撮像制御回路24はまた、当該内部メモリに記憶
される測光データに従いシャッタ駆動回路28によりシ
ャッタ12を開放して撮像素子14を露光する(S5
2,53)。フラッシュ・フラグによりフラッシュが必
要か否かを判断し(S54)、必要な場合にはフラッシ
ュ36を発光させる(S55)。撮像素子14の露光終
了を待ち(S56)、シャッタ12を閉成して(S5
7)、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変
換器16及びメモリ制御回路22を介して画像メモリ1
8に撮影画像データを書き込む(S58)。
【0055】図6は、図2のS11における通信処理の
詳細なフローチャートを示す。制御回路102は、通信
制御回路110による通信に必要な初期設定などの開始
処理を行ない(S61)、操作装置108の通信スイッ
チがオンで(S62)、且つ撮像スイッチがオフのとき
(S63)、通信を実行する(S64)。通信を続ける
ときには(S65)、S62に戻り、通信を続けないと
きには、通信制御回路110に対し所定の終了処理を行
なって(S66)、通信処理を終了する。
【0056】通信スイッチがオフのときは(S62)、
通信制御回路110に対し所定の終了処理を行なって
(S66)、通信処理を終了する。
【0057】撮像スイッチがオンのとき(S63)、操
作装置108により撮像優先モード又は通信優先モード
のどちらが設定されているかを調べ(S67)、通信優
先モードでは(S67)、出力装置106の表示装置で
撮像処理を禁止して通信処理を優先する旨を表示し(S
68)、S64に進み、通信を実行する。撮像優先モー
ドでは(S67)、出力装置106の表示装置で通信処
理を中断して撮像処理を優先する旨を警告し(S6
9)、通信制御回路110に対し所定の終了処理を行な
って(S66)、通信処理を終了する。
【0058】S63では、撮像スイッチのオン/オフに
基づいて分岐するが、レリーズ・ボタン、モード切換え
スイッチ等の、撮像ユニット100の動作に関する入力
操作に応じて分岐するようにしてもよい。
【0059】以上説明した動作により、本実施例では、
通信と撮像を適切に動作させ、任意の一方を他方に対し
て優先させることができる。例えば、撮像動作中に着信
した場合に、通信優先モードでは、撮像動作を終了して
通信動作を実行し、撮像優先モードでは、着信を表示し
つつ撮影を続行する。また、通信動作中に撮影したい場
合にも、撮像優先モードでは、通信動作を即座に終了し
て撮影を開始できる。
【0060】図7は、図1の装置の第2の主動作フロー
チャートを示す。図7によれば、通信中に撮像スイッチ
が操作された場合に、通信回線を保留して、撮像を実行
できるようになる。
【0061】処理ユニット200に電源122を接続す
ることにより、電源122の電池124の出力がコネク
タ126,128を介して電源制御回路130に印加さ
れる。電源制御回路130は制御回路102及び記憶回
路104に必要な電源電圧を供給し、制御回路102は
記憶回路104に記憶される所定のプログラムを実行
し、先ず初期設定する(S101)。
【0062】制御回路102は操作装置108のメイン
・スイッチを調べる(S102)。メイン・スイッチが
オフならば(S102)、制御回路102は、処理ユニ
ット200の各部で所定の終了処理を実行させた後、電
源制御回路130に処理ユニット200全体への電源供
給を中止させる(S103)。メイン・スイッチがオン
ならば(S102)、制御回路102は、電源制御回路
130に処理ユニット200全体に電源を供給させ、出
力装置106の映像表示装置に文字やアイコンなどの所
定の映像を表示させる(S104)。
【0063】処理ユニット200の全体が電源オン状態
になると、着信の有無(S105)、通信スイッチのオ
ン/オフ(S106)、及び撮像ユニット100の接続
の有無(S107)を調べる。撮像ユニット100の接
続の有無は、撮像ユニット着脱検出回路120により検
出でき、撮像ユニット100が装着されていないときに
は(S107)、映像及び/又は音声による所定の警告
を出力装置106から出力させ(S108)、S102
に戻る。
【0064】通信制御回路110内の着信検出回路11
2は、コネクタ114に接続する通信回線又は外部機器
からの着信要求を検出する。着信要求があると、着信検
出回路112は制御回路102に通知し、制御回路10
2は電源制御回路130に通知して、通信系に電源を供
給させる(S109)。通信制御回路110は回線を接
続し(S110)、通信を実行する(S111)。通信
実行中に撮像スイッチがオンされているときには、S1
07にジャンプし(S112)、撮像スイッチがオフの
ままの時には(S112)、通信制御回路110は回線
を切断し(S113)、電源制御回路130は通信系へ
の電源供給を中止して(S114)、S102に戻る。
【0065】使用者が通信を望む場合には、操作装置1
08に含まれる通信スイッチを操作する。制御回路10
2は当該通信スイッチの操作に応じて、電源制御回路1
30に通信系へ電源を供給させる(S115)。そし
て、制御回路102は、操作装置108のテン・キーな
どで入力された又は既登録の相手先電話番号若しくはア
ドレスなどに従い、通信制御回路110に発信要求(発
呼)を出力させる(S116)。このアドレスには、W
ANやLANなどのネットワークや電子メールにおける
ユーザ・アドレス、ユーザ・コード及びユーザID等が
含まれる。
【0066】外部機器又は通信相手との回線が確立する
と(S110)、通信を実行する(S111)。通信実
行中に撮像スイッチがオンされているときには、S10
7にジャンプし(S112)、撮像スイッチがオフのま
まの時には(S112)、通信制御回路110は回線を
切断し(S113)、電源制御回路130は通信系への
電源供給を中止して(S114)、S102に戻る。
【0067】通信スイッチがオフのとき(S106)、
又は通信中に撮像スイッチがオンにされたとき(S11
2)、撮像ユニット100が処理ユニット200に装着
されているか否かを調べる(S107)。撮像ユニット
100が処理ユニット200に装着されているとき(S
107)、制御回路102は、操作装置108の撮像ス
イッチを調べる(S117)。撮像スイッチがオンのと
き(S117)、プログラム記憶回路42に記憶されて
いる撮像プログラム(撮像ユニット100を制御するプ
ログラム)をインターフェース44、コネクタ46,1
18、インターフェース116及びバス136を介して
読み込み、記憶回路104に格納する(S118)。
【0068】撮像プログラムを記憶回路104に格納し
た後(S118)、撮像ユニット100の電源制御回路
40に指示して、撮像ユニット100を電源供給状態に
する(S119)。次に、記憶回路104に格納される
撮像プログラムを実行して、撮像ユニット100に撮影
を実行させる(S120)。この撮影ルーチン(S12
0)の詳細は、図8を参照して後述する。
【0069】撮像処理(S120)の終了後、処理ユニ
ット200の制御回路102は、撮像ユニット100の
電源制御回路40に指示して、撮像ユニット100の各
部への電源供給をオフにさせる(S121)。この後、
S102に戻る。
【0070】撮像スイッチがオフの時(S117)、出
力装置106の表示装置で所定の文字や画像を表示さ
せ、操作装置108の入力を受け付け可能な状態にし
て、S102に戻る。
【0071】図8は、図7のS19に示す撮像ルーチン
の詳細なフローチャートを示す。図3と異なるのは、撮
像優先モードで、通信中に撮像スイッチがオンされた場
合の、回線の処理と通信系への電源供給制御の処理(S
144,147,148)が加わっている点である。
【0072】制御回路102は撮像に際して必要な文字
や画像を出力装置106の表示装置に表示し、撮像ユニ
ット100の撮像制御回路24は、制御回路102から
の指示に従い、撮像ユニット100の各部を初期化する
(S131)。
【0073】出力装置106の表示装置に表示されるの
は、シングル撮影、連続撮影、セルフタイマ撮影などの
動作モード、測距・測光情報、フラッシュ36の動作状
態、撮像素子12の感度を上げるゲイン・アップ動作状
態、画像メモリ18の使用状態、圧縮伸長回路20の動
作状態、記録媒体300の記録動作状態、撮影枚数、撮
影済み容量、残り容量などである。更には、レリーズ・
ボタン、電子ダイヤル、モード・セレクト・ダイヤル等
の一般的なカメラの操作部材を画像表示し、これらを、
マウス、トラック・ボール、並びにタッチ・パネルと入
力ペンにより操作入力するようにしてもよいことはいう
までもない。
【0074】制御回路102は、出力装置106の表示
装置の全画面又は一部の画面に、撮像素子14の撮影画
像を連続して表示し、及び/又は記録媒体300若しく
は記憶回路106に記録若しくは記憶される画像を再生
表示するファインダ機能を設定する。前者をスルー・モ
ード又はスルー・モード表示と呼び、後者をメモリ・モ
ード又はメモリ・モード表示と呼ぶ。画面の同じ領域を
スルー・モードとメモリ・モードで切り換えて使用して
もよいし、スルー・モードとメモリ・モードで画面の異
なる領域を割り当ててもよい。
【0075】制御回路102は、操作装置108の撮像
スイッチがオンで(S132)、着信が無く(S13
3)、且つ、着信があっても撮像優先モードである(S
143)ことを確認しながら、レリーズ・スイッチの操
作を待つ。
【0076】即ち、制御回路102は先ず、操作装置1
08の撮像スイッチがオンか否かを調べ(S132)、
撮像スイッチがオフであれば、撮像制御回路24に命令
して撮像ユニット100のための終了処理を実行させ
(S146)、出力装置106の表示画面の撮像表示及
びファインダ表示を終了して、撮像処理(S120)を
終了する。
【0077】撮像スイッチがオンのとき(S132)、
着信検出回路112からの着信通知の有無を調べる(S
133)。着信要求があれば(S133)、撮像を優先
する撮像優先モード又は、通信を優先する通信優先モー
ドの何れが操作装置108において設定されているかを
確認する(S143)。
【0078】通信優先モードの場合(S143)、制御
回路102は、出力装置106の表示装置で、通信処理
を優先し撮像処理を終了する旨を警告し(S145)、
撮像制御回路24に命令して撮像ユニット100のため
の終了処理を実行させ(S146)、出力装置106の
表示画面の撮像表示及びファインダ表示を終了して、撮
像処理(S120)を終了する。
【0079】撮像優先モードの場合(S143)、制御
回路102は、接続されている通信回線を保留すべきか
否かを判断し(S144)、保留するときには、出力装
置106の表示装置で、通信回線を保留して撮像処理を
優先する旨及び発信先の電話番号及びユーザID等の着
信情報を表示して、S137に進み、レリーズ操作を監
視する。
【0080】また、通信回線を保留しないとき(S14
4)、制御回路102は、出力装置106の表示装置
で、撮像処理を優先するために、通信処理を禁止する旨
を表示すると共に発信先の電話番号及びユーザID等の
着信情報を表示し、通信制御回路110により通信回線
を切断させ(S147)、電源制御回路130により通
信系への電源供給を遮断させ(S148)、S137に
進んで、レーズ操作を監視する。
【0081】レリーズ・スイッチにより測距・測光スイ
ッチがオンになると(S134)、制御回路102は撮
像制御回路24に測距及び測光を命じる。撮像制御回路
24は、測距回路32及び測光回路34による測距及び
測光に従い、撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、
シャッタ時間を決定する(S135)。この測距及び測
光動作の詳細は、図4に示されている。
【0082】測距・測光スイッチがオンの間は(S13
4)、撮影開始スイッチがオンになるまで(S13
7)、測距及び測光動作(S135)を繰り返す。この
間に着信要求があると(S136)、撮像優先モードか
通信優先モードかを調べる(S143)。通信優先モー
ドの場合(S143)、制御回路102は、出力装置1
06の表示装置で、通信処理を優先し撮像処理を終了す
る旨を警告し(S145)、撮像制御回路24に命令し
て撮像ユニット100の終了処理を実行させ(S14
6)、出力装置106の表示画面の撮像表示及びファイ
ンダ表示を終了して、撮像処理(S120)を終了す
る。この終了処理(S146)では、撮影済みの画像で
記録媒体300に未記録の画像を、記録媒体300に記
録する処理も行なう。
【0083】撮像優先モードの場合(S143)、制御
回路102は、接続されている通信回線を保留すべきか
否かを判断し(S144)、保留するときには、出力装
置106の表示装置で、通信回線を保留して撮像処理を
優先する旨及び発信先の電話番号及びユーザID等の着
信情報を表示して、S137に進み、レリーズ操作を監
視する。
【0084】また、通信回線を保留しないとき(S14
4)、制御回路102は、出力装置106の表示装置
で、撮像処理を優先するために、通信処理を禁止する旨
を表示すると共に発信先の電話番号及びユーザID等の
着信情報を表示し、通信制御回路110により通信回線
を切断させ(S147)、電源制御回路130により通
信系への電源供給を遮断させ(S148)、S137に
進んで、レーズ操作を監視する。
【0085】なお、通信回線を保留する時間は、予め決
めた一定時間であっても、操作装置108により任意に
又は複数の所定値から任意に選択できるものであっても
よい。いうまでもないが、保留時間経過するまでに通信
回線の利用を開始しなければ、当然に通信回線は切断さ
れることになる。
【0086】撮影開始スイッチがオンになると(S13
7)、制御回路102は、撮影画像を記憶回路106又
は記録媒体300に記憶又は記録可能か否かを調べる
(S138)。記録可能な空き領域がないとか、記録媒
体300が外されているときには、出力装置106の表
示装置により所定の警告を出力して(S142)、S1
32に戻る。記録可能なときには、制御回路102は撮
像制御回路24に撮影の実行を命令し、撮像制御回路2
4はこれに応じて、シャッタ12などを制御して撮影を
実行し、撮影画像データを画像メモリ18に格納する
(S139)。撮影動作(S139)の詳細は、図5に
示されている。
【0087】連写モードのように撮影を連続する場合に
は(S140)、S136に進み、撮影開始スイッチが
オンになるのを待つ(S137)。撮影を連続しない場
合には(S140)、制御回路102は撮像制御回路2
4に記録動作を命じる。これにより、画像メモリ18に
記憶される画像データが記憶回路106又は記録媒体3
00に転送され、記憶又は記録され(S141)、S1
36に戻る。
【0088】即ち、撮像制御回路24は、画像メモリ1
8から画像データを読み出し、メモリ制御回路22、イ
ンターフェース44、及びコネクタ46を介して処理ユ
ニット200に撮影画像データを転送し、処理ユニット
200は、撮像ユニット100から受信した画像データ
をインターフェース116及びバス136を介して記憶
回路104に、又は、更にインターフェース132及び
コネクタ134を介して記録媒体300に転送する。記
録媒体300では、受信したデータが記録素子202に
書き込まれる。
【0089】測距・測光スイッチがオフになると(S1
34)、S132に戻り、撮像スイッチがオンか否かを
再確認し(S132)、上述の処理を繰り返す。
【0090】図9は、図7のS111における通信処理
の詳細なフローチャートを示す。
【0091】制御回路102は、通信回線を保留してい
るとき(S151)、保留を解除し(S158)、S1
55に進む。
【0092】通信回線の保留中でなければ(S15
1)、制御回路102は、通信制御回路110による通
信に必要な初期設定などの開始処理を行ない(S15
2)、操作装置108の通信スイッチがオンで(S15
3)、且つ撮像スイッチがオフのとき(S154)、通
信を実行する(S155)。通信を続けるときには(S
156)、S153に戻り、通信を続けないときには、
通信制御回路110に対し所定の終了処理を行なって
(S157)、通信処理を終了する。
【0093】通信スイッチがオフのときは(S15
3)、通信制御回路110に対し所定の終了処理を行な
って(S157)、通信処理を終了する。
【0094】撮像スイッチがオンのとき(S154)、
操作装置108により撮像優先モード又は通信優先モー
ドのどちらが設定されているかを調べる(S159)。
通信優先モードでは(S159)、出力装置106の表
示装置で撮像処理を禁止して通信処理を優先する旨を表
示して(S160)、S155に進み、通信を実行す
る。撮像優先モードでは(S159)、通信回線を保留
設定すると共に、出力装置106の表示装置で通信処理
を中断して撮像処理を優先する旨を警告し(S16
1)、撮像スイッチをオン状態にホールドし(S16
2)、通信制御回路110に回線保留に必要な中断処理
を行なって(157)、通信処理を終了する。
【0095】S154では、撮像スイッチのオン/オフ
に基づいて分岐するが、レリーズ・ボタン、モード切換
えスイッチ等の、撮像ユニット100の動作に関する入
力操作に応じて分岐するようにしてもよい。
【0096】以上説明した動作により、本実施例では、
例えば、撮像動作中に着信した場合に、通信優先モード
では、撮像動作を終了して通信動作を実行し、撮像優先
モードでは、回線を保留状態にして撮影を続行する。ま
た、通信動作中に撮影したい場合にも、撮像優先モード
では、通信回線を保留状態にして撮影を開始できる。
【0097】また、通信動作中に撮像指令入力があった
場合、図9のS159では、通信回線の保留を優先モー
ドの判定に応じて決定しているが、予め登録した電話番
号又はユーザIDなどにより回線保留又は切断を決定す
るようにしてもよい。撮像動作中に着信した場合、図8
の143でも、通信回線の保留を優先モードの判定に応
じて決定しているが、これも、予め登録した電話番号又
はユーザIDなどにより回線保留又は切断を決定するよ
うにしてもよい。
【0098】次に、本実施例の第3の動作例を説明す
る。図10は、その主たるフローチャートを示す。図1
0には、自動送信機能を付加した。
【0099】処理ユニット200に電源122を接続す
ることにより、電源122の電池124の出力がコネク
タ126,128を介して電源制御回路130に印加さ
れる。電源制御回路130は制御回路102及び記憶回
路104に必要な電源電圧を供給し、制御回路102は
記憶回路106に記憶される所定のプログラムを実行
し、先ず初期設定する(S201)。
【0100】制御回路102は操作装置108のメイン
・スイッチを調べる(S202)。メイン・スイッチが
オフならば(S202)、制御回路102は、処理ユニ
ット200の各部で所定の終了処理を実行させた後、電
源制御回路130に処理ユニット200全体への電源供
給を中止させる(S203)。メイン・スイッチがオン
ならば(S202)、制御回路102は、電源制御回路
130に処理ユニット200全体に電源を供給させ、出
力装置106の映像表示装置に文字やアイコンなどの所
定の映像を表示させる(S204)。
【0101】処理ユニット200の全体が電源オン状態
になると、着信の有無(S205)、通信スイッチのオ
ン/オフ(S206)、及び撮像ユニット100の接続
の有無(S207)を調べる。撮像ユニット100の接
続の有無は、撮像ユニット着脱検出回路120により検
出でき、撮像ユニット100が装着されていないときに
は(S207)、映像及び/又は音声による所定の警告
を出力装置106から出力させ(S208)、S202
に戻る。
【0102】通信制御回路110内の着信検出回路11
2は、コネクタ114に接続する通信回線又は外部機器
からの着信要求を検出する。着信要求があると(S20
5)、着信検出回路112は制御回路102に通知し、
制御回路102は電源制御回路130に通知して、通信
系に電源を供給させる(S209)。通信制御回路11
0は回線を接続し(S210)、通信を実行する(S2
11)。通信終了後、通信制御回路110は回線を切断
し(S212)、電源制御回路130は通信系への電源
供給を中止して(S213)、S202に戻る。
【0103】使用者が通信を望む場合には、操作装置1
08に含まれる通信スイッチを操作する。制御回路10
2は当該通信スイッチの操作に応じて(S206)、電
源制御回路130に通信系へ電源を供給させる(S21
4)。そして、制御回路102は、操作装置108のテ
ン・キーなどで入力された又は既登録の相手先電話番号
若しくはアドレスなどに従い、通信制御回路110に発
信要求(発呼)を出力させる(S215)。このアドレ
スには、WANやLANなどのネットワークや電子メー
ルにおけるユーザ・アドレス、ユーザ・コード及びユー
ザID等が含まれる。
【0104】外部機器又は通信相手との回線が確立する
と(S210)、通信を実行する(S211)。通信終
了後、通信制御回路110は回線を切断し(S21
2)、電源制御回路130は通信系への電源供給を中止
して(S213)、S202に戻る。
【0105】通信スイッチがオフのとき(S206)、
撮像ユニット100が処理ユニット200に装着されて
いるか否かを調べる(S207)。撮像ユニット100
が処理ユニット200に装着されているとき(S20
7)、制御回路102は、操作装置108の撮像スイッ
チを調べる(S216)。撮像スイッチがオンのとき
(S216)、プログラム記憶回路42に記憶されてい
る撮像プログラム(撮像ユニット100を制御するプロ
グラム)をインターフェース44、コネクタ46,11
8、インターフェース116及びバス136を介して読
み込み、記憶回路104に格納する(S217)。
【0106】撮像プログラムを記憶回路104に格納し
た後(S217)、撮像ユニット100の電源制御回路
40に指示して、撮像ユニット100を電源供給状態に
する(S218)。次に、記憶回路104に格納される
撮像プログラムを実行して、撮像ユニット100に撮影
を実行させる(S219)。この撮影ルーチン(S21
9)の詳細は、図8と同じでよい。
【0107】撮像処理(S219)の終了後、処理ユニ
ット200の制御回路102は、撮像ユニット100の
電源制御回路40に指示して、撮像ユニット100の各
部への電源供給をオフにさせる(S220)。自動送信
が設定されていれば(S221)、制御回路102は、
送信先の電話番号、ユーザID等の送信先アドレスをプ
ログラム格納回路42又は記憶回路104から読み出し
て設定し(S222)、S214に進み、通信を実行す
る。
【0108】自動送信が設定されていなければ(S22
1)、出力装置106の表示装置に文字やアイコン等の
所定の画像を表示させ、操作装置108の入力を受付け
可能な状態にして、S202に戻る。
【0109】撮像スイッチがオフの時(S216)、出
力装置106の表示装置で所定の文字や画像を表示さ
せ、操作装置108の入力を受け付け可能な状態にし
て、S202に戻る。
【0110】図10では、オート・ダイヤル機能が実現
され、撮影した画像を予め設定しておいた送信先に自動
送信できる。撮像動作の終了後に画像送信する例を説明
したが、撮像しながら送信を実行してもよい。
【0111】次に、本実施例の第4の動作例を説明す
る。図11は、その主たるフローチャートを示す。図1
1には、通信相手に関する情報(電話番号やユーザID
等)を、送信又は受信した画像と一緒に記録媒体300
に自動登録する機能を付加した。
【0112】処理ユニット200に電源122を接続す
ることにより、電源122の電池124の出力がコネク
タ126,128を介して電源制御回路130に印加さ
れる。電源制御回路130は制御回路102及び記憶回
路104に必要な電源電圧を供給し、制御回路102は
記憶回路104に記憶される所定のプログラムを実行
し、先ず初期設定する(S301)。
【0113】制御回路102は操作装置108のメイン
・スイッチを調べる(S302)。メイン・スイッチが
オフならば(S302)、制御回路102は、処理ユニ
ット200の各部で所定の終了処理を実行させた後、電
源制御回路130に処理ユニット200全体への電源供
給を中止させる(S303)。メイン・スイッチがオン
ならば(S302)、制御回路102は、電源制御回路
130に処理ユニット200全体に電源を供給させ、出
力装置106の映像表示装置に文字やアイコンなどの所
定の映像を表示させる(S304)。
【0114】処理ユニット200の全体が電源オン状態
になると、着信の有無(S305)、通信スイッチのオ
ン/オフ(S306)、及び撮像ユニット100の接続
の有無(S307)を調べる。撮像ユニット100の接
続の有無は、撮像ユニット着脱検出回路120により検
出でき、撮像ユニット100が装着されていないときに
は(S307)、映像及び/又は音声による所定の警告
を出力装置106から出力させ(S308)、S302
に戻る。
【0115】通信制御回路110内の着信検出回路11
2は、コネクタ114に接続する通信回線又は外部機器
からの着信要求を検出する。着信要求があると(S30
5)、着信検出回路112は制御回路102に通知し、
制御回路102は電源制御回路130に通知して、通信
系に電源を供給させる(S309)。通信制御回路11
0は回線を接続し(S310)、通信を実行する(S3
11)。通信終了後、電話番号やユーザID等の相手情
報を自動保存する設定になっている場合(S312)、
送信した画像と関連付けて、その相手情報を記録媒体3
00に記録する(S313)。通信制御回路110は回
線を切断し(S314)、電源制御回路130は通信系
への電源供給を中止して(S315)、S302に戻
る。
【0116】使用者が通信を望む場合には、操作装置1
08に含まれる通信スイッチを操作する。制御回路10
2は当該通信スイッチの操作に応じて(S306)、電
源制御回路130に通信系へ電源を供給させる(S31
6)。そして、制御回路102は、操作装置108のテ
ン・キーなどで入力された又は既登録の相手先電話番号
若しくはアドレスなどに従い、通信制御回路110に発
信要求(発呼)を出力させる(S317)。このアドレ
スには、WANやLANなどのネットワークや電子メー
ルにおけるユーザ・アドレス、ユーザ・コード及びユー
ザID等が含まれる。
【0117】外部機器又は通信相手との回線が確立する
と(S310)、通信を実行する(S311)。通信終
了後、電話番号やユーザID等の相手情報を自動保存す
る設定になっている場合(S312)、送信した画像と
関連付けて、その相手情報を記録媒体300に記録する
(S313)。通信制御回路110は回線を切断し(S
314)、電源制御回路130は通信系への電源供給を
中止して(S315)、S302に戻る。
【0118】通信スイッチがオフのとき(S306)、
撮像ユニット100が処理ユニット200に装着されて
いるか否かを調べる(S307)。撮像ユニット100
が処理ユニット200に装着されているとき(S30
7)、制御回路102は、操作装置108の撮像スイッ
チを調べる(S318)。撮像スイッチがオンのとき
(S318)、プログラム記憶回路42に記憶されてい
る撮像プログラム(撮像ユニット100を制御するプロ
グラム)をインターフェース44、コネクタ46,11
8、インターフェース116及びバス136を介して読
み込み、記憶回路104に格納する(S319)。
【0119】撮像プログラムを記憶回路104に格納し
た後(S319)、撮像ユニット100の電源制御回路
40に指示して、撮像ユニット100を電源供給状態に
する(S320)。次に、記憶回路104に格納される
撮像プログラムを実行して、撮像ユニット100に撮影
を実行させる(S321)。この撮影ルーチン(S32
1)の詳細は、図8と同じでよい。
【0120】撮像処理(S321)の終了後、処理ユニ
ット200の制御回路102は、撮像ユニット100の
電源制御回路40に指示して、撮像ユニット100の各
部への電源供給をオフにさせる(S322)。そして、
出力装置106の表示装置に文字やアイコン等の所定の
画像を表示させ、操作装置108の入力を受付け可能な
状態にして、S302に戻る。
【0121】撮像スイッチがオフの時(S318)、出
力装置106の表示装置で所定の文字や画像を表示さ
せ、操作装置108の入力を受け付け可能な状態にし
て、S302に戻る。
【0122】図11では、撮影した画像を送信する場合
に、受信者アドレスなどの相手情報を自動的に保存す
る。この相手情報の保存は、通信終了後でも、通信中で
あってもよい。
【0123】図12は、撮像ユニット100の正面側か
ら見た外観斜視図、図13は、コネクタ46の側から見
た外観斜視図を示す。正面には、フラッシュ36の窓3
02、測距回路32による測距のための窓304、色バ
ランス調節用の受光窓306、測光回路34による測光
のための窓308、及び撮影用の窓310が並んでい
る。
【0124】図14は、処理ユニット200に図12及
び図13に示す撮像ユニットを装着した状況の操作側か
ら見た斜視図、図15は、撮像窓側から見た斜視図であ
る。図14に示すように、スルー・モード又はメモリ・
モードで画像を表示すると共に、撮像ユニット100の
動作状態や操作方法などを表示する。操作装置108の
一部又は全部を透過型タッチ・パネルとし、表示装置と
一体化してもよいことは勿論である。
【0125】図16及び図17は、無線機タイプに構成
した外観図であり、図16は操作側から見た斜視図、図
17は撮像窓側から見た斜視図を示す。外形的には小型
携帯電話に類似した形状になっている。ここでは、撮像
ユニット100の動作状態や操作方法などを表示する表
示ウインドウ上に、スルー・モード又はメモリ・モード
で画像を表示する表示ウインドウを重ねている。
【0126】処理ユニット200に対する撮像ユニット
100の角度に応じて、撮像スイッチ及び通信スイッチ
をオン又はオフするようにしてもよい。即ち、処理ユニ
ット200に対して撮像ユニット100を所定角度に設
定すると、上述の撮像スイッチがオンになり、その位置
からずらすとオフになるように構成してもよい。また、
電話等の通信に適した角度に開くと、撮像スイッチがオ
フになるようにしてもよい。
【0127】例えば、顔の横におしあてて通話できる程
度に処理ユニット200を90度以上に開くと、撮像ス
イッチをオフにするように構成する。処理ユニット20
0を90度程度に開いたときに、撮像ユニット100を
使用するとして、撮像スイッチをオンにする。このため
には、撮像スイッチを処理ユニット200のヒンジ部の
近傍に配置すればよい。
【0128】撮像ユニット100の窓302〜310の
一部又は全部を覆うカバーを設け、そのカバーを外す
と、撮像スイッチがオンになり、カバーをかけると撮像
スイッチがオフになるようにしてもよい。
【0129】上記実施例では、記録媒体300の記録素
子202として半導体メモリを用いたが、本発明は、記
録媒体の種別には限定されない。即ち、その他に、磁気
ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、磁気テープ等
を使用できる。記録素子202がこれらの異なる種類の
記録素子を組み合わせたものであってもよい。また、処
理ユニット200に複数の記録媒体300を接続できる
ように構成できることは明らかである。記録媒体300
の一部を固定し、残りを取り外し自在としてもよい。
【0130】通信制御回路110を処理ユニット200
から取り外し自在としてもよく、また、複数設けてもよ
い。
【0131】撮像ユニット100には画像入力回路のみ
を図示したが、音声入力回路を設けて、撮像と録音を同
時に行なえるようにしてもよい。基本的な処理は上記各
動作例で説明したのと変わりはない。
【0132】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、携帯性に優れ、操作し易い通信シ
ステムを提供できる。通信と撮像を操作性良く選択し、
実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 本実施例の第1の動作例の主フローチャート
である。
【図3】 図2のS19の詳細なフローチャートであ
る。
【図4】 図3のS25の詳細なフローチャートであ
る。
【図5】 図3のS29の詳細なフローチャートであ
る。
【図6】 図2のS11の詳細なフローチャートであ
る。
【図7】 本実施例の第2の動作例の主フローチャート
である。
【図8】 図7のS120の詳細なフローチャートであ
る。
【図9】 図7のS111の詳細なフローチャートであ
る。
【図10】 本実施例の第3の動作例の主フローチャー
トである。
【図11】 本実施例の第4の動作例の主フローチャー
トである。
【図12】 本実施例の撮像ユニット100を正面から
見た外観斜視図である。
【図13】 本実施例の撮像ユニット100を裏面から
見た外観斜視図である。
【図14】 操作側から見た全体の斜視図である。
【図15】 撮像窓側から見た全体の斜視図である。
【図16】 無線機タイプで、操作側から見た全体の斜
視図である。
【図17】 無線機タイプで、撮像窓側から見た全体の
斜視図である。
【符号の説明】
100:撮像ユニット 200:処理ユニット 300:記録媒体 10:撮影レンズ 12:シャッタ 14:撮像素子 16:A/D変換器 18:画像メモリ 20:圧縮伸長回路 22:メモリ制御回路 24:撮像制御回路(CPU) 26:クロック発生回路 28:シャッタ駆動回路 30:レンズ駆動回路 32:測距回路 34:測光回路 36:フラッシュ 38:電池 40:電源制御回路 42:プログラム記憶回路 44:インターフェース 46:コネクタ 102:制御回路(CPU) 104:記憶回路 106:出力装置 108:操作装置 110:通信制御回路 112:着信検出回路 114:コネクタ 116:インターフェース 118:コネクタ 120:撮像ユニット着脱検出回路 122:電源 124:電池 126:コネクタ 128:コネクタ 130:電源制御回路 132:インターフェース 134:コネクタ 136:バス 202:記録素子 204:インターフェース 206:コネクタ 302:フラッシュ窓 304:測距窓 306:色バランス調節用受光窓 308:測光窓 310:撮影窓
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月27日(2000.1.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像した画像を通
信出力する通信装置及び方法に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】撮影画像を静止画として、光ディスク装
置、光磁気ディスク装置、固体メモリ素子を有するメモ
リ・カードなどの記録媒体に記録する電子スチル・カメ
ラは周知である。メモリ・カードは可動部がなく、携帯
に便利なことから、電子手帳、携帯型コンピュータなど
のような小型情報機器の記録又は記憶媒体として及びデ
ータ搬送媒体としての利用が有望視されている。そこ
で、例えば電子スチル・カメラにより撮像した画像を遠
隔地に転送したい場合には、携帯型コンピュータ等を用
いて所定のアプリケーション・ソフトウエア(例えば、
通信ソフトウエア)を起動し、当該撮像画像情報を読み
込み送信するという操作を行う必要がある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、送信後しばら
くして、どの画像をどこに送ったのかを確認するには、
メモ書きて残しておくか、携帯型端末のアプリケーショ
ンの送信履歴を見るといった方法が考えられるが、画像
データを家のコンピュータに移してから送信するといっ
た状況となると、画像の送信情報を管理することが難し
くなってくる。つまり、画像と送信情報を一緒に管理で
きないという問題がある。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】本発明は、送信した画像に関する情報を画
像データとともに管理できる通信装置及び方法を提示す
ることを目的とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信装置
は、被写体を撮像して撮像画像を得る電子カメラと、送
信先と通信して、前記電子カメラにより得られた撮像画
像を前記送信先に送信する通信手段と、前記送信手段で
送信した画像に関する情報を画像データとともに記憶す
る記憶手段とを有することを特徴とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明に係る通信方法は、電子カメラによ
って撮像画像を得る撮像ステップと、送信先と通信し
て、前記撮像ステップにより得られた撮像画像を前記送
信先に送信する通信ステップと、前記送信ステップで送
信した画像に関する情報を画像データとともに記憶する
記憶ステップとを有することを特徴とする。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0132
【補正方法】変更
【補正内容】
【0132】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、送信した画像に関する情報を画像
データとともに記憶するので、特別に操作者の手を煩わ
すことが無い。また、例えば、送信相手先に関する情報
を記憶させておくことができ、後から送信情報を確認す
るのに有用な情報となる。特に、電子カメラが通信装置
に着脱自在であるような場合には、画像データと送信情
報が別々に管理されやすいので、このような構成の場合
に、画像データと送信情報を一緒に記録するようにする
のが好適である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像して撮像画像を得る撮像手
    段と、 送信先と通信して、前記撮像機能により得られる撮像画
    像を前記送信先に送信する通信手段と、 前記通信手段で送信した画像に関する情報を、画像デー
    タとともに記憶する記憶手段とを有することを特徴とす
    る通信装置。
  2. 【請求項2】 前記送信手段で送信した画像に関する情
    報は、送信相手先に関する情報である請求項1に記載の
    通信装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段は着脱自在である請求項1
    又は2に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 被写体を撮像して撮像画像を得る撮像ス
    テップと、 送信先と通信して、前記撮像機能により得られる撮像画
    像を前記送信先に送信する通信ステップと、 前記通信ステップで送信した画像に関する情報を、画像
    データとともに記憶する記憶ステップとを有することを
    特徴とする通信方法。
  5. 【請求項5】 前記通信ステップで送信した画像に関す
    る情報は、送信相手先に関する情報である請求項4に記
    載の通信方法。
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