JP2004044817A - 給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置及びその運転制御方法 - Google Patents
給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置及びその運転制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ガスエンジン6により駆動される圧縮機7によって冷媒が循環される冷媒回路28に、室外熱交換器34、室内熱交換器4及び冷媒熱交換器61を備え、ガスエンジンを冷却する冷却水を循環させる冷却水回路29に、排ガス熱交換器24及び温水熱交換器62を備え、給湯暖房ユニット60における貯湯タンク63を含む温水配管内の水を上記冷媒熱交換器と上記温水熱交換器によって加熱する給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置1において、上記冷媒熱交換器からの冷媒熱と上記温水熱交換器からのエンジン排熱とを上記給湯ユニットが同時に取り込むHP運転が単独に実施されている場合、圧縮機における吸込側の冷媒圧力が所定圧力以下となったときに、ガスエンジンの回転数の上昇を禁止するよう制御する制御手段を有するものである。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷媒回路を流れる冷媒の冷媒熱と冷却水回路を流れる冷却水に回収されたエンジン排熱とによって貯湯タンクを含む温水配管内の水を加熱する給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置及びその運転制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置には、エンジンにより駆動される圧縮機によって冷媒が循環される冷媒回路に、室外熱交換器、室内熱交換器及び冷媒熱交換器を備え、上記エンジンを冷却する冷却水を循環させる冷却水回路に、エンジン排熱回収熱交換器及び温水熱交換器を備え、給湯暖房ユニットにおける貯湯タンクを含む温水配管内の水を、上記冷媒熱交換器と上記温水熱交換器による熱交換によって加熱するよう構成されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、冷媒熱交換器からの冷媒熱と温水熱交換器からのエンジン排熱とを給湯暖房ユニットが同時に取り込むHP運転が、低外気温且つ低水温下で単独に実施される場合、上記冷媒熱交換器内で冷媒が過剰に冷却されて、この冷媒熱交換器内に冷媒(液冷媒)が滞留してしまう場合がある。
【0004】
このように冷媒熱交換器内に液冷媒が滞留すると、この冷媒熱交換器内を冷媒が流れにくくなるので、圧縮機から吐出される冷媒の圧力および温度が異常に上昇する恐れがある。このような冷媒圧力および温度の異常上昇を回避するために、エンジンは、回転数が低下するよう制御される。
【0005】
しかしながら、このエンジン回転数の低下制御は、エンジン排熱温度の低下を招くことになるため、冷却水回路の冷却水を介して給湯暖房ユニットへ安定したエンジン排熱を供給できない恐れがある。
【0006】
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、冷媒回路を流れる冷媒の冷媒熱と冷却水回路を流れる冷却水に回収されたエンジン排熱とを給湯暖房ユニットが同時に取り込むHP運転が単独で実施されているときに、給湯暖房ユニットへエンジン排熱を安定して供給できる給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置及びその運転制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、エンジンにより駆動される圧縮機によって冷媒が循環される冷媒回路に、室外熱交換器、室内熱交換器及び冷媒熱交換器を備え、上記エンジンを冷却する冷却水を循環させる冷却水回路に、エンジン排熱回収熱交換器及び温水熱交換器を備え、給湯暖房ユニットにおける貯湯タンクを含む温水配管内の水を上記冷媒熱交換器と上記温水熱交換器による熱交換によって加熱可能とするよう構成された給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置において、上記冷媒熱交換器からの冷媒熱と上記温水熱交換器からのエンジン排熱とを上記給湯暖房ユニットが同時に取り込むHP運転が単独に実施されている場合、上記圧縮機における吸込み側の冷媒圧力が所定圧力以下となったときに、上記エンジンの回転数の上昇を禁止するよう制御する制御手段を有することを特徴とするものである。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記所定圧力は、HP運転が低外気温且つ低温水下で単独に実施されている場合に、冷媒熱交換器内に冷媒が滞留していると判定される圧力であることを特徴とするものである。
【0009】
請求項3に記載の発明は、エンジンにより駆動される圧縮機によって冷媒が循環される冷媒回路に、室外熱交換器、室内熱交換器及び冷媒熱交換器を備え、上記エンジンを冷却する冷却水を循環させる冷却水回路に、エンジン排熱回収熱交換器及び温水熱交換器を備え、給湯暖房ユニットにおける貯湯タンクを含む温水配管内の水を上記冷媒熱交換器と上記温水熱交換器による熱交換によって加熱可能とするよう構成された給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置の運転制御方法において、上記冷媒熱交換器からの冷媒熱と上記温水熱交換器からのエンジン排熱とを上記給湯暖房ユニットが同時に取り込むHP運転が単独に実施されている場合、上記圧縮機における吸込み側の冷媒圧力が所定圧力以下となったときに、上記エンジンの回転数の上昇を禁止するよう制御することを特徴とするものである。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、上記所定圧力は、HP運転が低外気温且つ低温水下で単独に実施されている場合に、冷媒熱交換器内に冷媒が滞留していると判定される圧力であることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0012】
図1は、本発明に係る給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置の基本構成を示す回路図、図2は、図1の給湯暖房ユニットの基本構成を示す回路図である。図1に示すように、給湯暖房ユニット60はエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置1に付設されるものであって、このエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置1において回収されるエンジン排熱の一部と、暖房運転時には更に圧縮機7により冷媒に与えられるエネルギー(熱)の一部とによって水を加熱する装置であり、その構成の詳細は図2に示されている。
【0013】
ここで、エンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置1の基本構成を図1に基づいて説明する。エンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置1は冷房運転、暖房運転によって室内をそれぞれ冷房、暖房する装置であって、これは室外機2と室内機3によって構成されている。尚、複数の不図示の部屋毎に配置される室内機3はそれぞれ1つ以上の室内熱交換器4を含んで構成されており、各室内熱交換器4は後述のように冷房運転時にはエバポレータとして機能し、暖房運転時にはコンデンサとして機能する。また、各室内熱交換器4には送風ファン5が設けられている。
【0014】
以下、室外機2の構成について説明する。図1において、6は駆動源である前記水冷式ガスエンジン、7はガスエンジン6によって回転駆動される圧縮機である。ガスエンジン6の出力軸8はプーリ9、ベルト10及びプーリ11を介して圧縮機7の入力軸12に連結されている。
【0015】
また、上記ガスエンジン6の吸気系には吸気管13が接続されており、該吸気管13の上流側にはエアクリーナ14が配置され、その下流側にはミキサー15とスロットル弁16が配置されている。尚、スロットル弁16はステッピングモータによって構成されるスロットル弁開度制御アクチュエータ17によって開閉制御される。前記ミキサー15には燃料ガス供給源18に接続された燃料供給管19が接続されており、該燃料供給管19の途中には燃料ガス流量制御弁20と減圧調整弁21及び2つの遮断弁22が接続されている。
【0016】
他方、ガスエンジン6の排気系からは排気管23が導出しており、該排気管23の途中には排ガス熱交換器24が設けられている。尚、ガスエンジン6には、エンジン回転数を検出するためのエンジン回転数センサ25等が設けられている。
【0017】
ところで、当該エンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置1には、前記圧縮機7を含んで閉ループを構成する冷媒回路28と、前記ガスエンジン6を冷却する冷却水を循環させる冷却水回路29とが設けられている。
【0018】
エンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置1を構成する上記冷媒回路28は、圧縮機7によってフロン等の冷媒を循環させる回路であって、これには圧縮機7の他、オイルセパレータ30、四方弁31、前記室内熱交換器4、電子膨張弁32,33、室外熱交換器34、二重管熱交換器35、アキュームレータ36等の各種機器が含まれている。これらの機器は、冷媒配管28a〜28kによって相互に接続されて閉ループを構成している。
【0019】
即ち、圧縮機7の吐出側から導出してオイルセパレータ30に至る冷媒配管28aの途中には高圧側圧力センサ37が設けられており、オイルセパレータ30と四方弁31とは冷媒配管28bによって接続されている。ここで、四方弁31には4つのポートa,b,c,dが設けられており、ポートbに連なる冷媒配管28cの途中にはバルブ38が設けられ、該冷媒配管28cは4つの冷媒配管28d,28eに分岐している。
【0020】
上記4つの冷媒配管28d,28eのうち、1つの冷媒配管28dは給湯暖房ユニット60に設けられた冷媒熱交換器61の入口側に接続され、冷媒熱交換器61の出口側から導出する冷媒配管28fの途中には電子膨張弁33が設けられている。残り3つの各冷媒配管28eには、前記室内機3を構成する各室内熱交換器4と電子膨張弁32がそれぞれ直接、または分岐ユニット26、27を介して分岐して設けられている。
【0021】
そして、3つの冷媒配管28eと冷媒配管28fは合流して1つの冷媒配管28gを構成している。この冷媒配管28gは前記室外熱交換器34の一端に接続されており、その途中にはパックドバルブ39及びドライヤ41が設けられている。尚、室外熱交換器34には室外ファン44が設けられている。
【0022】
また、上記室外熱交換器34の他端に接続された冷媒配管28hには二重管熱交換器35が設けられ、室外熱交換器34から流出して冷媒配管28hを流れる低圧冷媒が二重管熱交換器35において、後述するバイパス循環回路を循環する冷却水により加熱される。そして、前記冷媒配管28hは前記四方弁31のポートdに接続される。
【0023】
四方弁31のポートcに連なる冷媒配管28jは前記アキュームレータ36に接続され、該アキュームレータ36から導出する冷媒配管28kは圧縮機7の吸入側に接続され、その途中には低圧側圧力センサ47が設けられている。また、前記オイルセパレータ30の下部から導出するオイル戻し配管48は前記冷媒配管28kに接続されており、その途中にはキャピラリ49が設けられている。
【0024】
一方、前記冷却水回路29は水ポンプ50によって冷却水を循環させる回路であって、これには水ポンプ50の他、前記排ガス熱交換器24、サーモスタット弁51、温水制御弁52、サーモスタット弁53、給湯暖房ユニット60に設けられた温水熱交換器62、ラジエータ54、前記二重管熱交換器35等の各種機器が含まれている。これらの機器は、冷却水配管29a〜29lによって相互に接続されて閉ループを形成している。
【0025】
即ち、水ポンプ50の吐出側からサーモスタット弁51に至る冷却水配管29aの途中には前記排ガス熱交換器24が設けられており、サーモスタット弁51から分岐する一方の冷却水配管29bは前記ガスエンジン6の冷却水ジャケット(不図示)の入口側に接続され、冷却水ジャケットの出口側から導出する冷却水配管29cは、サーモスタット弁51から分岐する他方の冷却水配管29dと合流して1つの冷却水配管29eに接続される。尚、排ガス熱交換器24と冷却水ジャケットはエンジン排熱回収熱交換器を構成している。
【0026】
上記冷却水配管29eは温水制御弁52に接続されており、この温水制御弁52はリニア電子制御三方弁で構成されている。この温水制御弁52から分岐する一方の冷却水配管29fは、給湯暖房ユニット60に設けられた前記温水熱交換器62の入口側に接続され、この温水熱交換器62の出口側から導出する冷却水配管29gはサーモスタット弁53に接続される。このサーモスタット弁53から分岐する一方の冷却水配管29kは、冷却水配管29j(後述)に接続されている。
【0027】
サーモスタット弁53から分岐する他方の冷却水配管(バイパス配管)29hは前記ラジエータ54の入口側に接続され、ラジエータ54の出口側から導出する冷却水配管29iは、前記水ポンプ50の吸入側に接続された冷却水配管29jに接続されている。この冷却水配管29jには、前記温水制御弁52から分岐する冷却水配管(バイパス配管)29lが二重管熱交換器35を経由して接続されている。冷却水配管29jにはリザーバタンク57が接続されている。
【0028】
以上の冷却水回路29において形成される閉ループの冷却水循環路は、前記排ガス熱交換器24と冷却水ジャケットによって構成されるエンジン排熱回収熱交換器から、給湯暖房ユニット60の前記温水熱交換器62を経てエンジン排熱回収熱交換器に戻る冷却水配管29a〜29g,29k,29jから成る主循環路と、エンジン排熱回収熱交換器から温水熱交換器62を迂回し二重管熱交換器35を経てエンジン排熱回収熱交換器に戻る冷却水配管29a〜e、29l、29jから成るバイパス循環回路と、冷却水配管29h及び29iから成るラジエータ循環路とで構成されている。
【0029】
次に、給湯暖房ユニット60の構成を図2に基づいて説明する。図2に示すように、給湯暖房ユニット60には前記冷媒熱交換器61と温水熱交換器62の他、貯湯タンク63、水ポンプ64、補助熱源機66、暖房熱交換器67、風呂熱交換器68等の機器が配置されている。これらの機器は温水配管69a〜69hによって互いに接続されている。
【0030】
つまり、貯湯タンク63の底部から吐出する温水配管69aは、冷媒熱交換器61の入口側に接続されており、この温水配管69aに水ポンプ64及び開閉弁70が配設されている。冷媒熱交換器61と温水熱交換器62とは温水配管69bにて接続される。開閉弁70及び冷媒熱交換器61は、開閉弁71を備えたバイパス配管72によって迂回されている。
【0031】
温水熱交換器62の出口側から導出する温水配管69cは、開閉弁73に接続され、この開閉弁73の上流側に、補助熱源機66が配設されたバイパス管74を備える。この補助熱源機66が、冷媒熱交換器61、温水熱交換器62にて加熱された温水配管69c内を流れる温水を必要に応じて加熱する。
【0032】
開閉弁73から分岐する一方の温水配管69dは貯湯タンク63の上部に接続され、他方の温水配管69eは、温水配管69aに貯湯タンク63の底部近傍で接続されている。この温水配管69eに暖房熱交換器67が配設されると共に、この暖房熱交換器67を迂回して風呂熱交換器68を備えた温水配管(バイパス配管)69fが接続されている。
【0033】
貯湯タンク63の底部には、水道水を補給するための給水管75が接続されている。また、貯湯タンク63の上部からは温水配管69gが導出しており、この温水配管69gの端部に図示しない給湯栓が設置される。この温水配管69gには、後述の給湯配管81に接続された温水配管69hが分岐されている。
【0034】
上記暖房熱交換器67と浴室乾燥機76、床暖房装置77とは給湯配管78にて接続され、この床暖房装置77に水ポンプ79が配設されている。また、風呂熱交換器68と風呂80とは給湯配管81によって接続されており、この給湯配管81に水ポンプ82が配設されている。
【0035】
図1に示す室外機2、室内機3、給湯暖房ユニット60のそれぞれには、制御手段としてのCPU(不図示)が配置されており、これらのCPUは互いに情報の授受を実施している。図2の通信線83は、室外機2のCPUと給湯暖房ユニット60のCPUに接続されており、これらのCPU間で情報が交換される。
【0036】
室外機2のCPUは高圧側圧力センサ37、低圧側圧力センサ47、図示しない冷媒温度センサなどの検出データを取り込んで、スロットル弁16、電子膨張弁32、33、室外ファン44、四方弁31及び水ポンプ50等を制御する。また、室内機3のCPUは、図示しない冷媒温度センサ及び室内温度センサ等の検出データを取り込んで、送風ファン5などを制御する。更に、給湯暖房ユニット60のCPUは、温水配管69a〜hや貯湯タンク63内の温水温度を検出データとして取り込んで、水ポンプ64、79、82や開閉弁70、71、73等を制御する。
【0037】
次に、給湯暖房ユニット60を備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置1の作用を説明する。
【0038】
暖房運転においてガスエンジン6が起動されると、このガスエンジン6によって圧縮機7が回転駆動されて気相冷媒が圧縮され、高温高圧の気相冷媒は冷媒配管28aを通ってオイルセパレータ30に至る。オイルセパレータ30においては冷媒に含まれるオイル分が除去され、オイル分が除去された気相冷媒は冷媒配管28bを通って四方弁31に至る。冷媒から分離されたオイルは前記キャピラリ49を通過してオイル戻し配管48から前記冷媒配管28kに戻される。
【0039】
暖房運転時においては、図1の破線に示すように、四方弁31のポートaとポートbとが連通されている。高温高圧の気相冷媒はバルブ38を通過し、一部の気相冷媒は各冷媒配管28eを通って室内熱交換器4に至り、コンデンサとして機能する各室内熱交換器4において凝縮熱を放出して液化し、このとき放出される凝縮熱によって室内の暖房が行われる。残りの気相冷媒は、冷媒配管28dを通って給湯暖房ユニット60の冷媒熱交換器61へ供給され、貯湯タンク63及び温水配管69a〜h内の温水加熱に供される。
【0040】
各室内熱交換器4において凝縮熱を放出して液化した高圧の液相冷媒は、各冷媒配管28eを流れる過程で電子膨張弁32を通過して減圧される。また、給湯暖房ユニット60の冷媒熱交換器61において貯湯タンク63及び温水配管69a〜h内の水を凝縮熱によって加熱して液化した高圧の液相冷媒は、冷媒配管28fを流れる過程で電子膨張弁33を通過して減圧される。そして、各電子膨張弁32,33を通過して減圧された液相冷媒は合流して冷媒配管28gを流れ、パックドバルブ39、及びドライヤ41を通過して室外熱交換器34に至り、エバポレータとして機能する当該室外熱交換器34において外気から蒸発熱を奪って気化する。
【0041】
気化した冷媒は四方弁31に至るが、暖房運転時には、図1の破線に示すように四方弁31のポートcとポートdが連通しているため、冷媒は冷媒配管28jを通ってアキュームレータ36へと流れ、該アキュームレータ36にて気液が分離され、気相冷媒のみが冷媒配管28kを通って圧縮機7に吸引される。この圧縮機7に吸引された冷媒は再び圧縮され、冷媒は前述と同様の作用を繰返して各室内の暖房に供される。
【0042】
この暖房運転時に冷却水回路29内を循環する冷却水の循環制御を、次に説明する。水ポンプ50の駆動によって冷却水回路29内を循環する冷却水は、水ポンプ50から吐出されて冷却水配管29aを流れ、その過程で排ガス熱交換器24において、ガスエンジン6から排気管23に排出される排気ガスの熱を回収して加熱され、サーモスタット弁51により冷却水の温度に応じて冷却水配管29b,29dに分配して流される。冷却水配管29c、29dを流れる冷却水は合流して、冷却配水管29eを流れて温水制御弁52に至る。
【0043】
温水制御弁52は、暖房運転時において室内機3の暖房能力に見合う熱を室外熱交換器34のみで回収可能な場合には、冷却水配管29fへの内部通路を全開とし、冷却水配管29lへの内部通路を全閉とするよう制御される。これにより、ガスエンジン6の排熱を回収した冷却水は、その全量が冷却水配管29fを経て給湯暖房ユニット60の温水熱交換器62へ流され、貯湯タンク63及び温水配管69a〜h内の温水を加熱可能とする。
【0044】
温水熱交換器62にて熱交換された冷却水は、冷却水配管29gを経てサーモスタット弁53に至る。この冷却水は、温水熱交換器62により熱交換されても尚所定温度以上のときに、サーモスタット弁53により、冷却水配管29hを経てラジエータ54へ流されて冷却され、冷却水配管29iを経て冷却水配管29jに戻される。サーモスタット弁53に至った冷却水が上記所定温度以下のときには、この冷却水は、冷却水配管29kを経て冷却水配管29jに流され、水ポンプ50に戻る。
【0045】
また、暖房運転時において室内機3の暖房能力に見合う熱を室外熱交換器34のみで回収できない場合には、温水制御弁52は、冷却水配管29fへの内部通路を全閉とし、冷却水配管29lへの内部通路を全開とするように制御される。これにより、ガスエンジン6の排熱を回収した冷却水は、その全量が二重管熱交換器35内を流れ、室外熱交換器34にて蒸発された低圧冷媒を加熱して、エンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置1の室内熱交換器4による暖房が、給湯暖房ユニット60による給湯及び暖房よりも優先される。二重管熱交換機35にて熱交換された冷却水は冷却水配管29jに流され、水ポンプ52戻される。
【0046】
図2に示す給湯暖房ユニット60においては、貯湯タンク63内の上部の温水温度が設定値(例えば70℃)未満である場合に水ポンプ64が起動される。貯湯タンク63内の温水は、その底部から温水配管69aを通り冷媒熱交換器61に導入されて冷媒熱により加熱され、温水配管69bを通り温水熱交換器62に導入されてエンジン排熱により加熱される。この温水は、必要に応じて補助熱源機66により加熱された後、一部が温水配管69dを経て貯湯タンク63の上部に流入し、残りが温水配管69eを経て水ポンプ64に至り、冷媒熱交換器61、温水熱交換器62により再加熱される。
【0047】
このようにして、温水温度の高い温水が貯湯タンク63の上部に流入し、この貯湯タンク63内の温水温度は上から下に向かって低くなる。貯湯タンク63内の下部の温水温度が上記設定値(例えば70℃)に到達した時に水ポンプ64が停止される。尚、水ポンプ64から吐出される温水は、冷媒熱交換器61からの冷媒熱及び温水熱交換器62からのエンジン排熱の両者により加熱される場合(HP運転)と、開閉弁70の全閉及び開閉弁71の全開により冷媒熱交換器61を迂回して温水熱交換器62のみにより加熱される場合とが選択される。
【0048】
また、図示しない給湯栓が開操作されることによって、貯湯タンク63内の上部の温水が温水配管69gを経て給湯されてユーザーに供される。このユーザーにより使用された温水の量に見合う水道水が、給水管79から貯湯タンク63内の底部に供給される。
【0049】
浴室乾燥機76用スイッチ、床暖房装置用スイッチ、風呂80の追い焚きスイッチの少なくとも一方がONされると、水ポンプ64が停止中であればこれが起動される。例えば浴室乾燥機76用スイッチ、床暖房装置77用スイッチ及び風呂80の追い焚きスイッチが全てONされた場合、水ポンプ64により循環される温水は冷媒熱交換器61と温水熱交換器62の少なくとも一方にて加熱され、必要に応じて補助熱源機66により加熱された後、暖房熱交換器67、風呂熱交換器68においてそれぞれ給湯配管78、81を流れる温水と熱交換し、これらを加熱する。給湯配管78を流れる温水は浴室乾燥機76、床暖房装置77に供され、給湯配管81を流れる温水は風呂80の追い焚きに供される。温水配管69eを流れて暖房熱交換器67、風呂熱交換器68を通過した温水は、温水配管69aまたは貯湯タンク63の底部に戻される。
【0050】
また、風呂80の湯張りを実施する場合には、貯湯タンク63内の上部から温水配管69g、69h及び給湯配管81を経て風呂80内へ給湯される。この風呂80の給湯に見合う量だけの水道水が、給水管75を経て貯湯タンク63の底部に供給される。
【0051】
次に、図1に示すエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置1の冷房運転の作用を説明する。
【0052】
この冷房運転時においては、給湯暖房ユニット60の冷媒熱交換器61に接続された電子膨張弁33は全閉されている。ガスエンジン6が起動されると、このガスエンジン6によって圧縮機7が回転駆動されて気相冷媒が圧縮され、高温高圧の気相冷媒はオイルセパレータ30にてオイル分を除去された後に四方弁31に至る。ところで、冷房運転時においては、四方弁31のポートaとポートdとが連通されており、高温高圧の気相冷媒は、冷媒配管28h側へ流れて二重管熱交換器35を通過した後に室外熱交換器34に至り、コンデンサとして機能する室外熱交換器34において外気に放熱して液化する。
【0053】
そして、室外熱交換器34において液化した高圧の冷媒は冷媒管路28gを流れる間にドライヤ41及びパックドバルブ39を通過して各冷媒配管28eに分流し、これらの冷媒配管28eを流れる液相冷媒は各電子膨張弁32を通過することにより減圧されて各室内熱交換器4に至る。各室内熱交換器4はエバポレータとして機能し、低圧の液相冷媒が各室内の空気から蒸発潜熱を奪って蒸発するため、室内の空気が冷やされて室内が冷房される。
【0054】
気化した冷媒は、バルブ38を通過し冷媒配管28cを通って四方弁31に至る。冷房運転時には四方弁31のポートbとポートcが連通しているため、この四方弁31に至った冷媒は、冷媒配管28jを通ってアキュームレータ36へと流れ、該アキュームレータ36にて気液が分離され、気相冷媒のみが冷媒配管28kを通って圧縮機7に吸引される。圧縮機7に吸引された冷媒は再び圧縮され、前述と同様の作用を繰り返して各室内の冷房に供される。
【0055】
ところで、前述の給湯暖房ユニット60を備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置1の暖房運転には、室内熱交換器4及び給湯暖房ユニット60をともに機能させる複合暖房運転と、給湯暖房ユニット60を停止させて室内熱交換器4のみを機能させる空調単独暖房運転と、室内熱交換器4を停止させて給湯暖房ユニット60のみを機能させる給湯暖房ユニット単独運転とがある。また、給湯暖房ユニット60では、冷媒熱交換器61と温水熱交換器62を共に機能させる前述のHP運転と、温水熱交換器62のみを機能させる運転とがある。
【0056】
室外機2の前述のCPUは、給湯暖房ユニット単独運転であって、この給湯暖房ユニット60をHP運転している場合に、外気温が低く、且つ給湯暖房ユニット60の温水配管69aを流れる温水温度が低い条件下で、圧縮機7における吸込側の冷媒圧力が所定圧力以下となったときに、ガスエンジン6の回転数の上昇を禁止するようにスロット弁開度制御アクチュエータ17を制御してスロット弁16の開度を調整する。
【0057】
ここで、上記外気温は、図2に示すように、室外機2の外側に設置された外気温センサ84によって検出される。また、上記温水配管69aを流れる温水温度は、この温水配管69aに配設された冷媒熱交換器入口水温センサ85によって検出される。更に、圧縮機7における吸込側の冷媒圧力は、低圧側圧力センサ47(図1)にて検出される。
【0058】
上記所定圧力は、給湯暖房ユニット60のHP運転が低外気温で、且つ温水配管69aを流れる温水が低温状態のときに単独に実施される場合(室内熱交換器4の停止状態)、給湯暖房ユニット60の冷媒熱交換器61内に液冷媒が滞留していると判定される圧力である。この所定圧力は、例えば0.3MPaである。
【0059】
上述のような室外機2のCPUの制御を、図3を用いて説明する。当該CPUは、エンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置1の暖房運転が給湯暖房ユニット単独運転で、しかもHP運転であるか否かを判断し(S1)、そうでない場合には、前述の複合暖房運転又は空調単独暖房運転(通常の暖房運転)を実行する。
【0060】
ステップS1において、給湯暖房ユニット単独運転で、しかもHP運転の場合には、室外機2のCPUは、低圧側圧力センサ47により検出された冷媒圧力が上記所定圧力以下であるか否かを判断する(S2)。所定圧力以下の場合には、給湯暖房ユニット60の冷媒熱交換器61内に液冷媒が滞留していると判断されるので、室外機2のCPUは、ガスエンジン6の回転数の上昇を禁止する(S3)。
【0061】
以上のように、冷媒熱交換器61内に液冷媒が滞留しているときにガスエンジン6の回転数の上昇を禁止することによって、この回転数上昇禁止中に、冷媒熱交換器61内の液冷媒の滞留による詰まりが解消される。このため、冷媒熱交換器61内の詰まりに起因して圧縮機7の吐出側冷媒圧力が上昇し、これを回避するためにガスエンジン6の回転数が低下して、このガスエンジン6の排熱が低下することを未然に防止できる。この結果、冷却水回路29及び温水熱交換器62を用いて給湯暖房ユニット60へ安定したエンジン排熱を供給することができる。
【0062】
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0063】
【発明の効果】
請求項1及び2に記載の発明に係る給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置によれば、冷媒回路を流れる冷媒の冷媒熱と冷却水回路を流れる冷却水に回収されたエンジン排熱とを給湯暖房ユニットが同時に取り込むHP運転が単独で実施されているときに、給湯暖房ユニットへエンジン排熱を安定して供給できる。
【0064】
請求項3及び4に記載の発明に係る給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置の運転制御方法によれば、冷媒回路を流れる冷媒の冷媒熱と冷却水回路を流れる冷却水に回収されたエンジン排熱とを給湯暖房ユニットが同時に取り込むHP運転が単独で実施されているときに、給湯暖房ユニットへエンジン排熱を安定して供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置の基本構成を示す回路図である。
【図2】図1の給湯暖房ユニットの基本構成を示す回路図である。
【図3】給湯暖房ユニット60によるHP単独運転時の制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置
4 室内熱交換器
6 ガスエンジン
7 圧縮機
16 スロットル弁
24 排ガス熱交換器
28 冷媒回路
29 冷却水回路
34 室外熱交換器
47 低圧側圧力センサ
60 給湯暖房ユニット
61 冷媒熱交換器
62 温水熱交換器
63 貯湯タンク
84 外気温センサ
85 冷媒熱交換器入口水温センサ
Claims (4)
- エンジンにより駆動される圧縮機によって冷媒が循環される冷媒回路に、室外熱交換器、室内熱交換器及び冷媒熱交換器を備え、
上記エンジンを冷却する冷却水を循環させる冷却水回路に、エンジン排熱回収熱交換器及び温水熱交換器を備え、
給湯暖房ユニットにおける貯湯タンクを含む温水配管内の水を上記冷媒熱交換器と上記温水熱交換器による熱交換によって加熱可能とするよう構成された給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置において、
上記冷媒熱交換器からの冷媒熱と上記温水熱交換器からのエンジン排熱とを上記給湯暖房ユニットが同時に取り込むHP運転が単独に実施されている場合、上記圧縮機における吸込み側の冷媒圧力が所定圧力以下となったときに、上記エンジンの回転数の上昇を禁止するよう制御する制御手段を有することを特徴とする給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置。 - 上記所定圧力は、HP運転が低外気温且つ低温水下で単独に実施されている場合に、冷媒熱交換器内に冷媒が滞留していると判定される圧力であることを特徴とする請求項1に記載の給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置。
- エンジンにより駆動される圧縮機によって冷媒が循環される冷媒回路に、室外熱交換器、室内熱交換器及び冷媒熱交換器を備え、
上記エンジンを冷却する冷却水を循環させる冷却水回路に、エンジン排熱回収熱交換器及び温水熱交換器を備え、
給湯暖房ユニットにおける貯湯タンクを含む温水配管内の水を上記冷媒熱交換器と上記温水熱交換器による熱交換によって加熱可能とするよう構成された給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置の運転制御方法において、
上記冷媒熱交換器からの冷媒熱と上記温水熱交換器からのエンジン排熱とを上記給湯暖房ユニットが同時に取り込むHP運転が単独に実施されている場合、上記圧縮機における吸込み側の冷媒圧力が所定圧力以下となったときに、上記エンジンの回転数の上昇を禁止するよう制御することを特徴とする給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置の運転制御方法。 - 上記所定圧力は、HP運転が低外気温且つ低温水下で単独に実施されている場合に、冷媒熱交換器内に冷媒が滞留していると判定される圧力であることを特徴とする請求項3に記載の給湯暖房ユニットを備えたエンジン駆動ヒートポンプ式空気調和装置の運転制御方法。
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