JP2004044706A - 防音スプロケット - Google Patents
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Abstract
【課題】防音効果の向上を図った防音スプロケットを提供する。
【解決手段】外周にローラチェーンと噛合可能な複数条の噛合部12を有するスプロケット本体10のボス部11の外周面に、円周方向一箇所が切断されたばね環21が、噛合部12,12の間に位置して、縮径ばね力により嵌着され、このばね環21の外周面に、ゴム状弾性材料からなる弾性層20が一体に加硫接着されている。弾性層20の外周面が噛合部12と同ピッチの波面をなし、その山部が、歯底12bよりも外周側へ張り出している。
【選択図】 図1
【解決手段】外周にローラチェーンと噛合可能な複数条の噛合部12を有するスプロケット本体10のボス部11の外周面に、円周方向一箇所が切断されたばね環21が、噛合部12,12の間に位置して、縮径ばね力により嵌着され、このばね環21の外周面に、ゴム状弾性材料からなる弾性層20が一体に加硫接着されている。弾性層20の外周面が噛合部12と同ピッチの波面をなし、その山部が、歯底12bよりも外周側へ張り出している。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動二輪車の動力伝達装置として用いられ、防音手段を備えたスプロケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車(オートバイ)等において、エンジンの駆動力を後輪に伝えるための動力伝達装置は、エンジン側スプロケットと、後輪側スプロケットと、これら両スプロケットに跨って巻き掛けられたローラチェーンからなる。この種の動力伝達装置では、スプロケットとローラチェーンとの噛合に伴って発生する騒音を低減するために、ゴムによる防音手段を設けた防音スプロケットが用いられる。
【0003】
図8は、従来の技術による防音スプロケットの一例を示す断面図である。図8に示されるように、従来の防音スプロケット100は、エンジン側又は後輪側の回転軸に取り付けられるボス部101と、その外周に突設され多数の歯102aが円周方向等間隔で形成された歯車状の複数輪の噛合部102と、各噛合部102の軸方向両側に配置されると共にボス部101の外周面に一体的に接着されたゴム状弾性材料からなる防音手段としての環状の環状弾性体103とを備える。また、噛合部102に巻き掛けられるローラチェーン(不図示)は、その延長方向に一定間隔で配置された多数のローラピンを、左右一対の外側リンクプレート及び左右一対の内側リンクプレートで交互に連結した構造を有する。
【0004】
防音スプロケット100は、回転に伴って噛合部102にローラチェーンが巻き込まれて行く際に、そのローラピンが、噛合部102の歯底102bと接触するのに先行して、ローラチェーンの外側リンクプレート及び内側リンクプレートの縁部を、環状弾性体103の外周面が弾性的に受けるので、噛合の際の衝撃を緩和し、騒音の発生を抑えることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来構造の防音スプロケット100によれば、環状弾性体103を、ゴム状弾性材料による成形時にボス部101の外周面に加硫接着しているため、噛合部102に環状弾性体103から延びるゴムバリが形成される。図9は、噛合部102にゴムバリ103aが形成された状態を拡大して示すものである。このようなゴムバリ103aは、参照符号Cで示される位置でメスカットし、図9に二点鎖線で示されるように除去する必要がある。環状弾性体103は、優れた防音性能を得るためには、一転鎖線で示されるように、その外径を噛合部102における歯底102bよりも大径に形成することが望ましいが、上述のようなゴムバリ103aのメスカットの必要から、従来は、環状弾性体103の外径d1を歯底102bの径d2より小径にせざるを得ず、防音効果を向上させることが困難であった。
【0006】
本発明は、上述のような問題に鑑みてなされたもので、その技術的課題とするところは、防音効果の向上を図った防音スプロケットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した技術的課題を有効に解決するための手段として、請求項1の発明に係る防音スプロケットは、外周にローラチェーンとの噛合部を有するスプロケット本体のボス部の外周面に、前記噛合部の側面部に位置して、円周方向一箇所が切断されたばね環が嵌着され、このばね環の外周面に、ゴム状弾性材料からなる弾性層が設けられたものである。
【0008】
請求項2の発明に係る防音スプロケットは、外周にローラチェーンとの噛合部を有するスプロケット本体のボス部の外周面に、前記噛合部の側面部に位置して、帯状金属板が巻き付けられると共にその両端が係止され、この帯状金属板の外周面に、ゴム状弾性材料からなる弾性層が設けられたものである。
【0009】
請求項3の発明に係る防音スプロケットは、請求項1又は2に記載された構成において、弾性層の外周面が噛合部と同ピッチの波面をなし、その山部が、歯底よりも外周側へ張り出しているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の好ましい第一の実施の形態による防音スプロケットを、その軸心を通る平面で切断して示す断面図、図2は、図1におけるII−II線で切断して示す断面図、図3は、第一の実施の形態による防音スプロケットに、ローラチェーンを巻き掛けた状態を、図1におけるII−II線の位置で切断して示す断面図である。これら図1乃至図3に示されるように、本形態の防音スプロケットは、スプロケット本体10と、一対の内側弾性層20及び一対の外側弾性層30とからなる。
【0011】
スプロケット本体10は、金属からなるものであって、回転軸に取り付けられるボス部11と、その外周に突設され多数の歯12aが円周方向等間隔で形成された軸方向二輪の歯車状の噛合部12,12とからなる。
【0012】
内側弾性層20,20は、図2に示されるように、それぞれ円周方向一箇所が切断21aされたばね環21の外周面に、ゴム状弾性材料で一体的に加硫接着されており、ばね環21の縮径ばね力によって、このばね環21を介して、ボス部11の軸方向中間部の外周面、言い換えれば噛合部12,12の間におけるボス部11の外周面に嵌着されたものである。したがって、内側弾性層20も、ばね環21に対応して、円周方向有端の形状をなす。
【0013】
すなわち、内側弾性層20,20は、自由状態ではボス部11の外周面よりも小径となるばね環21を、その外周面に加硫接着剤を塗布してから、図示されていない金型キャビティの内周部にセットし、キャビティ内面とばね環21の外周面との間に画成される空間に成形用ゴム材料を充填することによって、加硫成形と同時にばね環21と加硫接着された後、ばね環21を強制的に開きながら、その縮径力でスプロケット本体10の噛合部12,12の間に嵌着することによって、スプロケット本体10に取り付けられたものである。
【0014】
また、外側弾性層30,30は、それぞれボス部11の軸方向両端の外周面、言い換えれば噛合部12,12の軸方向外側のボス部11の外周面に圧入嵌着された、円周方向に連続した金属スリーブ31の外周面に、ゴム状弾性材料で一体的に加硫接着されたもので、円環状に形成されている。
【0015】
すなわち、外側弾性層30は、図示されていない金型キャビティの内周部に、外周面に接着剤を塗布した金属スリーブ31をセットし、キャビティ内面と金属スリーブ31との間に画成される環状の空間に成形用ゴム材料を充填することによって、加硫成形と同時に金属スリーブ31に加硫接着された後、金属スリーブ31をスプロケット本体10のボス部11の両端外周面に圧入することによって、スプロケット本体10に取り付けられたものである。
【0016】
一方、噛合部12に巻き掛けられるローラチェーン40は、図3に示されるように、その延長方向に一定間隔で配置された多数のローラピン41を、外側リンクプレート42及び内側リンクプレート43で交互に連結した構造を有する。外側リンクプレート42及び内側リンクプレート43は、それぞれ左右二列に配置され(図1では片側のリンクプレート42,43のみ示される)、ローラピン41の配置間隔は、スプロケット本体10における歯12a(歯底12b)の円周方向のピッチに相当する。また、内側弾性層20及び外側弾性層30の外径d1は、ローラチェーン40のローラピン41を歯底12bに噛み込ませた時の、外側リンクプレート42及び内側リンクプレート43の回転方向内側となる縁部の径方向位置d3よりも適宜大径に形成されている。
【0017】
以上のように構成された第一の形態の防音スプロケットによれば、図3に示されるように、回転に伴って噛合部12にローラチェーン40が巻き込まれて行く際に、そのローラピン41が、歯12aに噛み込まれて歯底12bと接触するのに先行して、外側リンクプレート42及び内側リンクプレート43の回転方向内側の縁部が、内側弾性層20(及び外側弾性層30)の外周面に弾性的に接触し、この内側弾性層20(及び外側弾性層30)を、図3の左半分に示されるように圧縮変形させながら、ローラピン41の噛み込みが行われるので、噛合の際の衝撃を緩和し、騒音の発生が抑えられる。
【0018】
本形態の防音スプロケットは、内側弾性層20及び外側弾性層30が、スプロケット本体10とは別部品として製作されるので、先に説明した図8のように噛合部にゴムバリが形成されることはなく、したがって、メスカットによるゴムバリ除去工程も不要である。しかも、従来は、このようなメスカットの必要性から、弾性体の外径を歯底12bより小径にせざるを得なかったのに対し、本形態では、このような制約がなくなるため、内側弾性層20及び外側弾性層30の外径d1を歯底12bの径以上とすることもでき、したがって、内側弾性層20及び外側弾性層30による防音性能を向上することができる。
【0019】
次に図4は、本発明の好ましい第二の実施の形態による防音スプロケットを、その軸心を通る平面で切断して示す断面図である。この形態において、先に説明した第一の形態と異なるところは、スプロケット本体10における内側弾性層20,20の装着部、すなわち噛合部12,12の間におけるボス部11の外周面には、その円周方向一箇所にカシメ用溝11aが形成されており、内側弾性層20は、噛合部12,12の間におけるボス部11の外周面に巻き付けられると共に両端のカシメ部22aが前記カシメ用溝11aにカシメられることによって固定された帯状金属板22の外周面に、ゴム状弾性材料で一体的に加硫接着されている。また、図示されていないが、ボス部11の軸方向両端の外周面には、図1と同様、それぞれ金属スリーブ31の外周面に加硫接着された外側弾性層30,30が、ボス部11の外周面への金属スリーブ31の圧入によって装着されている。
【0020】
したがって、この第二の形態においても、内側弾性層20及び外側弾性層30は、スプロケット本体10とは別部品として製作された後に、スプロケット本体10に取り付けられるため、スプロケット本体10の噛合部12にゴムバリが形成されることはなく、したがって、メスカットによるゴムバリ除去工程が不要である。また、図4では、内側弾性層20の外径が歯底12bの径よりも小径となっているが、第一の形態と同様、内側弾性層20及び外側弾性層30の外径を、を歯底12bの径以上として、防音性能を向上することができる。
【0021】
なお、帯状金属板22の両端は、カシメ以外の方法で、例えばカシメ用溝11aへの固定用部材の打ち込みや、あるいはネジ止め等によってボス部11に固定することもできる。
【0022】
また、本発明の防音スプロケットによれば、内側弾性層20及び外側弾性層30が、スプロケット本体10と別に製作されるので、その成形上の制約が少なく、その結果、内側弾性層20及び外側弾性層30の形状を、防音効果を考慮して種々変更することができる。図5は、内側弾性層20(及び外側弾性層30)の外周形状を、噛合部12と同ピッチの波面状とした例を示す部分拡大断面図である。
【0023】
すなわち、図5の例においては、内側弾性層20の外周面は、噛合部12と同ピッチの波面状に形成されており、波面の各山部20aが噛合部12の各歯底12bと一致する位相上に位置し、各谷部20bが噛合部12の各歯12aと一致する位相上に位置している。更に、各山部20aの頂部は、各歯底12bよりも外周位置へ突出している。また、この図5には表れていない外側弾性層30も同様に形成されている。
【0024】
図6は、波面状に形成された内側弾性層20に、ローラチェーン40が接触した状態を示す部分拡大断面図である。すなわち、スプロケット本体10の回転に伴って、その噛合部12にローラチェーン40が噛合されることにより、その外側リンクプレート42及び内側リンクプレート43の回転方向内側となる縁部が、内側弾性層20(及び外側弾性層30)の山部20aを径方向へ圧縮するが、これによって山部20aは、両側の谷部20bへ膨出するように逃げ変形することができるので、そのばね定数が比較的低いものとなっている。また、先に説明した上述のように、各山部20aの頂部は、変形前の状態では、各歯底12bよりも外周位置へ突出しているため、外側リンクプレート42及び内側リンクプレート43により圧縮を受けたときの変形量が大きく、その結果、大きな減衰性能を発揮する。
【0025】
図7は、ローラチェーンによる内側弾性層及び外側弾性層の圧縮ストロークと、圧縮によりローラチェーンが受ける反力と、運動エネルギ減衰量の関係を示す説明図で、縦軸にローラチェーンが受ける反力(圧縮荷重)、横軸に圧縮ストロークをとっている。この図7において、ばね定数を表す特性線(k1又はk2)と、この特性線上の座標から横軸へ下ろした垂線と、横軸とで囲まれる面積は、運動エネルギ減衰量に相当する。したがって、上述のように、例えば内側弾性層及び外側弾性層の外周面を波面状とすること等によって低ばね定数k1にすると共に、圧縮ストロークを大きくしたものは、高ばね定数k2で圧縮ストロークが小さいものに比較して、噛合の際の衝撃吸収性、言い換えれば防音効果を向上させることができる。
【0026】
【発明の効果】
請求項1の発明に係る防音スプロケットによれば、ローラチェーンとの噛合時の衝撃を緩和するための、ゴム状弾性材料からなる弾性層が、スプロケット本体のボス部外周に、ばね環を介して固定されたものであるため、スプロケット本体に複数の噛合部を有する場合でも、各噛合部間に容易に弾性層を設けることができ、しかも噛合部にゴムバリが形成されることがなく、バリ除去工程を簡略化することができる。また、環状弾性体がスプロケット本体と別部材として製作されるため、その形状や肉厚等の制約が緩和され、防音効果の高い形状や肉厚とすることが容易であり、その結果、防音効果の向上を図ることができる。
【0027】
請求項2の発明に係る防音スプロケットによれば、ローラチェーンとの噛合時の衝撃を緩和するための、ゴム状弾性材料からなる弾性層が、スプロケット本体のボス部外周に巻き付けられると共に両端が係止される帯状金属板を介して固定されたものであるため、スプロケット本体に複数の噛合部を有する場合でも、各噛合部間に容易に弾性層を設けることができ、しかも噛合部にゴムバリが形成されることがなく、バリ除去工程を簡略化することができる。また、環状弾性体がスプロケット本体と別部材として製作されるため、その形状や肉厚等の制約が緩和され、防音効果の高い形状や肉厚とすることが容易であり、その結果、防音効果の向上を図ることができる。
【0028】
請求項3の発明に係る防音スプロケットによれば、弾性層の外周面が噛合部12と同ピッチの波面をなし、その山部が、歯底よりも外周側へ張り出していることによって、弾性層の径方向ばね定数を低下させると共に、ローラチェーン巻き込みの際の圧縮ストロークを増大することができるので、防音効果の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい第一の実施の形態による防音スプロケットを、その軸心を通る平面で切断して示す断面図である。
【図2】図1におけるII−II線で切断して示す断面図である。
【図3】第一の実施の形態による防音スプロケットに、ローラチェーン40を巻き掛けた状態を、図1におけるII−II線の位置で切断して示す断面図である。
【図4】本発明において、内側弾性層20の外周形状を、噛合部12と同ピッチの波面状とした例を示す部分拡大断面図である。
【図5】本発明において、内側弾性層20の外周形状を、噛合部12と同ピッチの波面状とした例を示す部分拡大断面図である。
【図6】ローラチェーンによる内側弾性層及び外側弾性層の圧縮ストロークと、圧縮によりローラチェーンが受ける反力と、運動エネルギ減衰量との関係を示す説明図である。
【図7】内側弾性層20及び外側弾性層30のばね定数と、圧縮量と、吸収エネルギの関係を示す説明図である。
【図8】従来の技術による防音スプロケットの一例を示す断面図である。
【図9】従来の技術による防音スプロケットの製造において、噛合部102にゴムバリ103aが形成された状態を拡大して示す説明図である。
【符号の説明】
10 スプロケット本体
11 ボス部
11a カシメ用溝
12 噛合部
12a 歯
12b 歯底
20 内側弾性層
21 ばね環
22 帯状金属板
22a カシメ部
30 外側弾性層
31 金属スリーブ
30 ローラチェーン
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動二輪車の動力伝達装置として用いられ、防音手段を備えたスプロケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車(オートバイ)等において、エンジンの駆動力を後輪に伝えるための動力伝達装置は、エンジン側スプロケットと、後輪側スプロケットと、これら両スプロケットに跨って巻き掛けられたローラチェーンからなる。この種の動力伝達装置では、スプロケットとローラチェーンとの噛合に伴って発生する騒音を低減するために、ゴムによる防音手段を設けた防音スプロケットが用いられる。
【0003】
図8は、従来の技術による防音スプロケットの一例を示す断面図である。図8に示されるように、従来の防音スプロケット100は、エンジン側又は後輪側の回転軸に取り付けられるボス部101と、その外周に突設され多数の歯102aが円周方向等間隔で形成された歯車状の複数輪の噛合部102と、各噛合部102の軸方向両側に配置されると共にボス部101の外周面に一体的に接着されたゴム状弾性材料からなる防音手段としての環状の環状弾性体103とを備える。また、噛合部102に巻き掛けられるローラチェーン(不図示)は、その延長方向に一定間隔で配置された多数のローラピンを、左右一対の外側リンクプレート及び左右一対の内側リンクプレートで交互に連結した構造を有する。
【0004】
防音スプロケット100は、回転に伴って噛合部102にローラチェーンが巻き込まれて行く際に、そのローラピンが、噛合部102の歯底102bと接触するのに先行して、ローラチェーンの外側リンクプレート及び内側リンクプレートの縁部を、環状弾性体103の外周面が弾性的に受けるので、噛合の際の衝撃を緩和し、騒音の発生を抑えることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来構造の防音スプロケット100によれば、環状弾性体103を、ゴム状弾性材料による成形時にボス部101の外周面に加硫接着しているため、噛合部102に環状弾性体103から延びるゴムバリが形成される。図9は、噛合部102にゴムバリ103aが形成された状態を拡大して示すものである。このようなゴムバリ103aは、参照符号Cで示される位置でメスカットし、図9に二点鎖線で示されるように除去する必要がある。環状弾性体103は、優れた防音性能を得るためには、一転鎖線で示されるように、その外径を噛合部102における歯底102bよりも大径に形成することが望ましいが、上述のようなゴムバリ103aのメスカットの必要から、従来は、環状弾性体103の外径d1を歯底102bの径d2より小径にせざるを得ず、防音効果を向上させることが困難であった。
【0006】
本発明は、上述のような問題に鑑みてなされたもので、その技術的課題とするところは、防音効果の向上を図った防音スプロケットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した技術的課題を有効に解決するための手段として、請求項1の発明に係る防音スプロケットは、外周にローラチェーンとの噛合部を有するスプロケット本体のボス部の外周面に、前記噛合部の側面部に位置して、円周方向一箇所が切断されたばね環が嵌着され、このばね環の外周面に、ゴム状弾性材料からなる弾性層が設けられたものである。
【0008】
請求項2の発明に係る防音スプロケットは、外周にローラチェーンとの噛合部を有するスプロケット本体のボス部の外周面に、前記噛合部の側面部に位置して、帯状金属板が巻き付けられると共にその両端が係止され、この帯状金属板の外周面に、ゴム状弾性材料からなる弾性層が設けられたものである。
【0009】
請求項3の発明に係る防音スプロケットは、請求項1又は2に記載された構成において、弾性層の外周面が噛合部と同ピッチの波面をなし、その山部が、歯底よりも外周側へ張り出しているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の好ましい第一の実施の形態による防音スプロケットを、その軸心を通る平面で切断して示す断面図、図2は、図1におけるII−II線で切断して示す断面図、図3は、第一の実施の形態による防音スプロケットに、ローラチェーンを巻き掛けた状態を、図1におけるII−II線の位置で切断して示す断面図である。これら図1乃至図3に示されるように、本形態の防音スプロケットは、スプロケット本体10と、一対の内側弾性層20及び一対の外側弾性層30とからなる。
【0011】
スプロケット本体10は、金属からなるものであって、回転軸に取り付けられるボス部11と、その外周に突設され多数の歯12aが円周方向等間隔で形成された軸方向二輪の歯車状の噛合部12,12とからなる。
【0012】
内側弾性層20,20は、図2に示されるように、それぞれ円周方向一箇所が切断21aされたばね環21の外周面に、ゴム状弾性材料で一体的に加硫接着されており、ばね環21の縮径ばね力によって、このばね環21を介して、ボス部11の軸方向中間部の外周面、言い換えれば噛合部12,12の間におけるボス部11の外周面に嵌着されたものである。したがって、内側弾性層20も、ばね環21に対応して、円周方向有端の形状をなす。
【0013】
すなわち、内側弾性層20,20は、自由状態ではボス部11の外周面よりも小径となるばね環21を、その外周面に加硫接着剤を塗布してから、図示されていない金型キャビティの内周部にセットし、キャビティ内面とばね環21の外周面との間に画成される空間に成形用ゴム材料を充填することによって、加硫成形と同時にばね環21と加硫接着された後、ばね環21を強制的に開きながら、その縮径力でスプロケット本体10の噛合部12,12の間に嵌着することによって、スプロケット本体10に取り付けられたものである。
【0014】
また、外側弾性層30,30は、それぞれボス部11の軸方向両端の外周面、言い換えれば噛合部12,12の軸方向外側のボス部11の外周面に圧入嵌着された、円周方向に連続した金属スリーブ31の外周面に、ゴム状弾性材料で一体的に加硫接着されたもので、円環状に形成されている。
【0015】
すなわち、外側弾性層30は、図示されていない金型キャビティの内周部に、外周面に接着剤を塗布した金属スリーブ31をセットし、キャビティ内面と金属スリーブ31との間に画成される環状の空間に成形用ゴム材料を充填することによって、加硫成形と同時に金属スリーブ31に加硫接着された後、金属スリーブ31をスプロケット本体10のボス部11の両端外周面に圧入することによって、スプロケット本体10に取り付けられたものである。
【0016】
一方、噛合部12に巻き掛けられるローラチェーン40は、図3に示されるように、その延長方向に一定間隔で配置された多数のローラピン41を、外側リンクプレート42及び内側リンクプレート43で交互に連結した構造を有する。外側リンクプレート42及び内側リンクプレート43は、それぞれ左右二列に配置され(図1では片側のリンクプレート42,43のみ示される)、ローラピン41の配置間隔は、スプロケット本体10における歯12a(歯底12b)の円周方向のピッチに相当する。また、内側弾性層20及び外側弾性層30の外径d1は、ローラチェーン40のローラピン41を歯底12bに噛み込ませた時の、外側リンクプレート42及び内側リンクプレート43の回転方向内側となる縁部の径方向位置d3よりも適宜大径に形成されている。
【0017】
以上のように構成された第一の形態の防音スプロケットによれば、図3に示されるように、回転に伴って噛合部12にローラチェーン40が巻き込まれて行く際に、そのローラピン41が、歯12aに噛み込まれて歯底12bと接触するのに先行して、外側リンクプレート42及び内側リンクプレート43の回転方向内側の縁部が、内側弾性層20(及び外側弾性層30)の外周面に弾性的に接触し、この内側弾性層20(及び外側弾性層30)を、図3の左半分に示されるように圧縮変形させながら、ローラピン41の噛み込みが行われるので、噛合の際の衝撃を緩和し、騒音の発生が抑えられる。
【0018】
本形態の防音スプロケットは、内側弾性層20及び外側弾性層30が、スプロケット本体10とは別部品として製作されるので、先に説明した図8のように噛合部にゴムバリが形成されることはなく、したがって、メスカットによるゴムバリ除去工程も不要である。しかも、従来は、このようなメスカットの必要性から、弾性体の外径を歯底12bより小径にせざるを得なかったのに対し、本形態では、このような制約がなくなるため、内側弾性層20及び外側弾性層30の外径d1を歯底12bの径以上とすることもでき、したがって、内側弾性層20及び外側弾性層30による防音性能を向上することができる。
【0019】
次に図4は、本発明の好ましい第二の実施の形態による防音スプロケットを、その軸心を通る平面で切断して示す断面図である。この形態において、先に説明した第一の形態と異なるところは、スプロケット本体10における内側弾性層20,20の装着部、すなわち噛合部12,12の間におけるボス部11の外周面には、その円周方向一箇所にカシメ用溝11aが形成されており、内側弾性層20は、噛合部12,12の間におけるボス部11の外周面に巻き付けられると共に両端のカシメ部22aが前記カシメ用溝11aにカシメられることによって固定された帯状金属板22の外周面に、ゴム状弾性材料で一体的に加硫接着されている。また、図示されていないが、ボス部11の軸方向両端の外周面には、図1と同様、それぞれ金属スリーブ31の外周面に加硫接着された外側弾性層30,30が、ボス部11の外周面への金属スリーブ31の圧入によって装着されている。
【0020】
したがって、この第二の形態においても、内側弾性層20及び外側弾性層30は、スプロケット本体10とは別部品として製作された後に、スプロケット本体10に取り付けられるため、スプロケット本体10の噛合部12にゴムバリが形成されることはなく、したがって、メスカットによるゴムバリ除去工程が不要である。また、図4では、内側弾性層20の外径が歯底12bの径よりも小径となっているが、第一の形態と同様、内側弾性層20及び外側弾性層30の外径を、を歯底12bの径以上として、防音性能を向上することができる。
【0021】
なお、帯状金属板22の両端は、カシメ以外の方法で、例えばカシメ用溝11aへの固定用部材の打ち込みや、あるいはネジ止め等によってボス部11に固定することもできる。
【0022】
また、本発明の防音スプロケットによれば、内側弾性層20及び外側弾性層30が、スプロケット本体10と別に製作されるので、その成形上の制約が少なく、その結果、内側弾性層20及び外側弾性層30の形状を、防音効果を考慮して種々変更することができる。図5は、内側弾性層20(及び外側弾性層30)の外周形状を、噛合部12と同ピッチの波面状とした例を示す部分拡大断面図である。
【0023】
すなわち、図5の例においては、内側弾性層20の外周面は、噛合部12と同ピッチの波面状に形成されており、波面の各山部20aが噛合部12の各歯底12bと一致する位相上に位置し、各谷部20bが噛合部12の各歯12aと一致する位相上に位置している。更に、各山部20aの頂部は、各歯底12bよりも外周位置へ突出している。また、この図5には表れていない外側弾性層30も同様に形成されている。
【0024】
図6は、波面状に形成された内側弾性層20に、ローラチェーン40が接触した状態を示す部分拡大断面図である。すなわち、スプロケット本体10の回転に伴って、その噛合部12にローラチェーン40が噛合されることにより、その外側リンクプレート42及び内側リンクプレート43の回転方向内側となる縁部が、内側弾性層20(及び外側弾性層30)の山部20aを径方向へ圧縮するが、これによって山部20aは、両側の谷部20bへ膨出するように逃げ変形することができるので、そのばね定数が比較的低いものとなっている。また、先に説明した上述のように、各山部20aの頂部は、変形前の状態では、各歯底12bよりも外周位置へ突出しているため、外側リンクプレート42及び内側リンクプレート43により圧縮を受けたときの変形量が大きく、その結果、大きな減衰性能を発揮する。
【0025】
図7は、ローラチェーンによる内側弾性層及び外側弾性層の圧縮ストロークと、圧縮によりローラチェーンが受ける反力と、運動エネルギ減衰量の関係を示す説明図で、縦軸にローラチェーンが受ける反力(圧縮荷重)、横軸に圧縮ストロークをとっている。この図7において、ばね定数を表す特性線(k1又はk2)と、この特性線上の座標から横軸へ下ろした垂線と、横軸とで囲まれる面積は、運動エネルギ減衰量に相当する。したがって、上述のように、例えば内側弾性層及び外側弾性層の外周面を波面状とすること等によって低ばね定数k1にすると共に、圧縮ストロークを大きくしたものは、高ばね定数k2で圧縮ストロークが小さいものに比較して、噛合の際の衝撃吸収性、言い換えれば防音効果を向上させることができる。
【0026】
【発明の効果】
請求項1の発明に係る防音スプロケットによれば、ローラチェーンとの噛合時の衝撃を緩和するための、ゴム状弾性材料からなる弾性層が、スプロケット本体のボス部外周に、ばね環を介して固定されたものであるため、スプロケット本体に複数の噛合部を有する場合でも、各噛合部間に容易に弾性層を設けることができ、しかも噛合部にゴムバリが形成されることがなく、バリ除去工程を簡略化することができる。また、環状弾性体がスプロケット本体と別部材として製作されるため、その形状や肉厚等の制約が緩和され、防音効果の高い形状や肉厚とすることが容易であり、その結果、防音効果の向上を図ることができる。
【0027】
請求項2の発明に係る防音スプロケットによれば、ローラチェーンとの噛合時の衝撃を緩和するための、ゴム状弾性材料からなる弾性層が、スプロケット本体のボス部外周に巻き付けられると共に両端が係止される帯状金属板を介して固定されたものであるため、スプロケット本体に複数の噛合部を有する場合でも、各噛合部間に容易に弾性層を設けることができ、しかも噛合部にゴムバリが形成されることがなく、バリ除去工程を簡略化することができる。また、環状弾性体がスプロケット本体と別部材として製作されるため、その形状や肉厚等の制約が緩和され、防音効果の高い形状や肉厚とすることが容易であり、その結果、防音効果の向上を図ることができる。
【0028】
請求項3の発明に係る防音スプロケットによれば、弾性層の外周面が噛合部12と同ピッチの波面をなし、その山部が、歯底よりも外周側へ張り出していることによって、弾性層の径方向ばね定数を低下させると共に、ローラチェーン巻き込みの際の圧縮ストロークを増大することができるので、防音効果の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい第一の実施の形態による防音スプロケットを、その軸心を通る平面で切断して示す断面図である。
【図2】図1におけるII−II線で切断して示す断面図である。
【図3】第一の実施の形態による防音スプロケットに、ローラチェーン40を巻き掛けた状態を、図1におけるII−II線の位置で切断して示す断面図である。
【図4】本発明において、内側弾性層20の外周形状を、噛合部12と同ピッチの波面状とした例を示す部分拡大断面図である。
【図5】本発明において、内側弾性層20の外周形状を、噛合部12と同ピッチの波面状とした例を示す部分拡大断面図である。
【図6】ローラチェーンによる内側弾性層及び外側弾性層の圧縮ストロークと、圧縮によりローラチェーンが受ける反力と、運動エネルギ減衰量との関係を示す説明図である。
【図7】内側弾性層20及び外側弾性層30のばね定数と、圧縮量と、吸収エネルギの関係を示す説明図である。
【図8】従来の技術による防音スプロケットの一例を示す断面図である。
【図9】従来の技術による防音スプロケットの製造において、噛合部102にゴムバリ103aが形成された状態を拡大して示す説明図である。
【符号の説明】
10 スプロケット本体
11 ボス部
11a カシメ用溝
12 噛合部
12a 歯
12b 歯底
20 内側弾性層
21 ばね環
22 帯状金属板
22a カシメ部
30 外側弾性層
31 金属スリーブ
30 ローラチェーン
Claims (3)
- 外周にローラチェーン(40)との噛合部(12)を有するスプロケット本体(10)のボス部(11)の外周面に、前記噛合部(12)の側面部に位置して、円周方向一箇所が切断されたばね環(21)が嵌着され、このばね環(21)の外周面に、ゴム状弾性材料からなる弾性層(20)が設けられたことを特徴とする防音スプロケット。
- 外周にローラチェーン(40)との噛合部(12)を有するスプロケット本体(10)のボス部(11)の外周面に、前記噛合部(12)の側面部に位置して、帯状金属板(22)が巻き付けられると共にその両端(22a)が係止され、この帯状金属板(22)の外周面に、ゴム状弾性材料からなる弾性層(20)が設けられたことを特徴とする防音スプロケット。
- 弾性層(20)の外周面が噛合部(12)と同ピッチの波面をなし、その山部(20a)が、歯底(12b)よりも外周側へ張り出していることを特徴とする請求項1又は2に記載の防音スプロケット。
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