JP2004044300A - 大型分割式カルバート - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のプレキャスト門型カルバートは最大内幅5m程度で道路用アンダーとしては使用できない。そこで3分割または5分割の大型カルバートを提供する。
【解決手段】上部部材1と両側部材2と下端フーチング部3からなり、両側部材2の上方部で継手4によって接触してある大型分割式カルバートで、上部部材1は少なくともその両端部がプレキャスト製であり、両側部材2はプレキャスト製であり、下部フーチング部3はプレキャスト製乃至その両端部が現場打ちコンクリートからなる大型分割式カルバート。
【選択図】 図1
【解決手段】上部部材1と両側部材2と下端フーチング部3からなり、両側部材2の上方部で継手4によって接触してある大型分割式カルバートで、上部部材1は少なくともその両端部がプレキャスト製であり、両側部材2はプレキャスト製であり、下部フーチング部3はプレキャスト製乃至その両端部が現場打ちコンクリートからなる大型分割式カルバート。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はアンダーパス拡幅工事に際して使用される主としてプレキャスト製の大型分割式カルバートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のボックスカルバートでは小型でその用途が限定される。
【0003】
そこで上下に分割して輸送し、現場で組立ることにより、大型化を計る工夫が、例えば特開平10−212750号公報に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプレキャスト門型カルバートは最大内幅5m程度で道路用アンダーとしては使用できない。そこで3分割あるいは5分割としてより大型化を可能ならしめるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は大型分割式カルバートであり、上部部材と両側部材と下端フーチング部からなり、それぞれプレキャスト製であり、両側部材の上方部で継手によって接続してある。
【0006】
また上部部材と、両側部材と下端のフーチング部からなり、それぞれプレキャスト製であり、前記フーチング部の端部は現場打ちコンクリートが打継いであり、両側部材の上方部で継手によって接続してある。
【0007】
また上部部材と両側部材と下端のフーチング部からなり、上部部材と両側部材はそれぞれプレキャスト製であり、下端のフーチング部は現場打ちコンクリートであり、両側部材の上方部で継手によって接続してある。
【0008】
また上部部材と両側部材と下端のフーチング部からなり、上部部材は両端のプレキャスト部と中間の現場打ちコンクリート部とからなり、フーチング部はプレキャスト部と現場打ちコンクリート部とからなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下この発明を図示した実施例によって説明する。
実施例1.
この大型分割式カルバートは図−1、図−2に示す通り、上部部材1と両側部材2,2と下端のフーチング部3からなり、それぞれプレキャスト製であり、その連続部は一体構造である。また両側部材2,2はその上部において、凹凸あるいは段違い状の継手4によって接続してある。
なお上部部材1は下面が緩いアーチ状をなし、両側部材2,2の上部とともに全体として、逆溝状をなしている。
【0010】
実施例2.
図−3に示す通り、上部部材1と両側部材2,2と下端のフーチング部3からなり、それぞれプレキャスト製であり、前記フーチング部の端部は鉄筋継手5が突設してあり、現場打ちコンクリート6が打継いである。また先の実施例と同様に両側部材2,2の上方で継手4によって接続してある。
【0011】
実施例3.
図4に示すように、上部部材1と両側部材2,2と下端のフーチング部3からなり、上部部材1と両側部材2,2はそれぞれプレキャスト製であり、フーチング部3は現場打ちコンクリート6製であり、必要により、その下方に基礎杭7が埋設してある。
【0012】
実施例4.
図−5に示すように上部部材1と両側部材2,2と下端のフーチング部3からなり、上部部材1の中間部およびフーチング3の半分は現場打ちコンクリート6製であり、打継ぎ部には鉄筋継手5が埋設されている。
【0013】
【発明の効果】
この発明は以上の構成からなり、上部部材、両側部材に加えて一部現場打ちコンクリートを併用することによって3分割または5分割の大型門型カルバートを提供でき、全部または大部分をプレキャスト部材として現場への搬入、組立を容易としてあり、アンダーパス拡幅工事に際して交通を遮断しないで迅速に施工できる。またカルバート内に水路を設けることも容易であり、その他短い橋梁に応用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の正面図である。
【図2】この発明の第1実施例の断面図である。
【図3】この発明の第2実施例の正面図である。
【図4】この発明の第2実施例の断面図である。
【図5】この発明の第3実施例の正面図である。
【図6】この発明の第4実施例の正面図である。
【符号の説明】
1…上部部材、2…側部材、3…フーチング部、4…継手、5…鉄筋の継手、6…現場コンクリート、7…基礎杭
【発明の属する技術分野】
この発明はアンダーパス拡幅工事に際して使用される主としてプレキャスト製の大型分割式カルバートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のボックスカルバートでは小型でその用途が限定される。
【0003】
そこで上下に分割して輸送し、現場で組立ることにより、大型化を計る工夫が、例えば特開平10−212750号公報に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプレキャスト門型カルバートは最大内幅5m程度で道路用アンダーとしては使用できない。そこで3分割あるいは5分割としてより大型化を可能ならしめるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は大型分割式カルバートであり、上部部材と両側部材と下端フーチング部からなり、それぞれプレキャスト製であり、両側部材の上方部で継手によって接続してある。
【0006】
また上部部材と、両側部材と下端のフーチング部からなり、それぞれプレキャスト製であり、前記フーチング部の端部は現場打ちコンクリートが打継いであり、両側部材の上方部で継手によって接続してある。
【0007】
また上部部材と両側部材と下端のフーチング部からなり、上部部材と両側部材はそれぞれプレキャスト製であり、下端のフーチング部は現場打ちコンクリートであり、両側部材の上方部で継手によって接続してある。
【0008】
また上部部材と両側部材と下端のフーチング部からなり、上部部材は両端のプレキャスト部と中間の現場打ちコンクリート部とからなり、フーチング部はプレキャスト部と現場打ちコンクリート部とからなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下この発明を図示した実施例によって説明する。
実施例1.
この大型分割式カルバートは図−1、図−2に示す通り、上部部材1と両側部材2,2と下端のフーチング部3からなり、それぞれプレキャスト製であり、その連続部は一体構造である。また両側部材2,2はその上部において、凹凸あるいは段違い状の継手4によって接続してある。
なお上部部材1は下面が緩いアーチ状をなし、両側部材2,2の上部とともに全体として、逆溝状をなしている。
【0010】
実施例2.
図−3に示す通り、上部部材1と両側部材2,2と下端のフーチング部3からなり、それぞれプレキャスト製であり、前記フーチング部の端部は鉄筋継手5が突設してあり、現場打ちコンクリート6が打継いである。また先の実施例と同様に両側部材2,2の上方で継手4によって接続してある。
【0011】
実施例3.
図4に示すように、上部部材1と両側部材2,2と下端のフーチング部3からなり、上部部材1と両側部材2,2はそれぞれプレキャスト製であり、フーチング部3は現場打ちコンクリート6製であり、必要により、その下方に基礎杭7が埋設してある。
【0012】
実施例4.
図−5に示すように上部部材1と両側部材2,2と下端のフーチング部3からなり、上部部材1の中間部およびフーチング3の半分は現場打ちコンクリート6製であり、打継ぎ部には鉄筋継手5が埋設されている。
【0013】
【発明の効果】
この発明は以上の構成からなり、上部部材、両側部材に加えて一部現場打ちコンクリートを併用することによって3分割または5分割の大型門型カルバートを提供でき、全部または大部分をプレキャスト部材として現場への搬入、組立を容易としてあり、アンダーパス拡幅工事に際して交通を遮断しないで迅速に施工できる。またカルバート内に水路を設けることも容易であり、その他短い橋梁に応用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の正面図である。
【図2】この発明の第1実施例の断面図である。
【図3】この発明の第2実施例の正面図である。
【図4】この発明の第2実施例の断面図である。
【図5】この発明の第3実施例の正面図である。
【図6】この発明の第4実施例の正面図である。
【符号の説明】
1…上部部材、2…側部材、3…フーチング部、4…継手、5…鉄筋の継手、6…現場コンクリート、7…基礎杭
Claims (4)
- 上部部材と両側部材と下端フーチング部からなり、それぞれプレキャスト製であり、両側部材の上方部で継手によって接続してあることを特徴とする大型分割式カルバート。
- 上部部材と両側部材と下端のフーチング部からなり、それぞれプレキャスト製であり、前記フーチング部の端部は現場打ちコンクリートが打継いであり、両側部材の上方部で継手によって接続してあることを特徴とする大型分割式カルバート。
- 上部部材と両側部材と下端のフーチング部からなり、上部部材と両側部材はそれぞれプレキャスト製であり、下端のフーチング部は現場打ちコンクリートであり、両側部材の上方部で継手によって接続してあることを特徴とする大型分割式カルバート。
- 上部部材と両側部材と下端のフーチング部からなり、上部部材は両端のプレキャスト部と中間の現場打ちコンクリート部とからなり、フーチング部はプレキャスト部と現場打ちコンクリート部とからなることを特徴とする大型分割式カルバート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002205407A JP2004044300A (ja) | 2002-07-15 | 2002-07-15 | 大型分割式カルバート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002205407A JP2004044300A (ja) | 2002-07-15 | 2002-07-15 | 大型分割式カルバート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004044300A true JP2004044300A (ja) | 2004-02-12 |
Family
ID=31710725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002205407A Pending JP2004044300A (ja) | 2002-07-15 | 2002-07-15 | 大型分割式カルバート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004044300A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006225950A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Chiba Yohgyoh Co Ltd | 筒状コンクリート構造物 |
JP2007009605A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Maeda Corp | アンダーパス道路の騒音抑制方法及び構造 |
JP2009150165A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Kajima Corp | トンネル内部の構造およびその構築工法 |
-
2002
- 2002-07-15 JP JP2002205407A patent/JP2004044300A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006225950A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Chiba Yohgyoh Co Ltd | 筒状コンクリート構造物 |
JP2007009605A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Maeda Corp | アンダーパス道路の騒音抑制方法及び構造 |
JP2009150165A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Kajima Corp | トンネル内部の構造およびその構築工法 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050627 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071030 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080311 |