JP2004019286A - 分割式弧状カルバート - Google Patents

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JP2004019286A
JP2004019286A JP2002176711A JP2002176711A JP2004019286A JP 2004019286 A JP2004019286 A JP 2004019286A JP 2002176711 A JP2002176711 A JP 2002176711A JP 2002176711 A JP2002176711 A JP 2002176711A JP 2004019286 A JP2004019286 A JP 2004019286A
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precast
culvert
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JP2002176711A
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Keiichi Watanabe
渡辺 敬一
Yusuke Unno
海野 裕介
Kiichi Yamashita
山下 喜一
Takao Iwasaki
岩崎 喬夫
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Nippon Zenith Pipe Co Ltd
Geostr Corp
Nippon Hume Corp
Original Assignee
Nippon Zenith Pipe Co Ltd
Geostr Corp
Nippon Hume Corp
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Abstract

【課題】大型弧状カルバートを4分割以上に分割し、搬送組立が容易な構造、組立方法を提供する。
【解決手段】分割式弧状カルバート8は、内方に一部底版2,2を突設していると共に、上部を内方に屈曲している左右一対のプレキャスト側壁部材1と、アーチ状のプレキャスト頂部部材3とからなり、プレキャスト側壁部材1上にプレキャスト頂部部材3を重ねてボルト接合する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数のプレキャスト部材からなる分割式の弧状カルバートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の弧状カルバートは、一体型タイプと、上下に分割された部材を現場で組み立てる構造およびヒンジ式アーチ工法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の弧状カルバートでは、運搬が容易でなく施工が困難な場合がある。
【0004】
この発明は、大型弧状カルバートを4分割以上に分割し、搬送組立が容易な構造、組立方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明での分割式弧状カルバートは、内方に一部底版を突設していると共に、上部を内方に屈曲している左右一対のプレキャスト側壁部材と、アーチ状の短いプレキャスト頂部部材とからなり、プレキャスト側壁部材上にプレキャスト頂部部材を重ねてボルト接合する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の分割式弧状カルバートを、図示する一実施形態によって説明する。
【0007】
この発明の分割式弧状カルバート8は、図1に示すように、プレキャスト鉄筋コンクリート構造であり、内方に一部底版2,2を突設していると共に、上部を内方に屈曲している左右一対のプレキャスト側壁部材1,1と、プレキャスト鉄筋コンクリート構造であるアーチ状の短いプレキャスト頂部部材3と、底版5とからなっている。
【0008】
そして、以上の各部材を使用し、プレキャスト側壁部材1,1上にプレキャスト頂部部材3を重ねてボルト接合することにより剛接合し、分割式弧状カルバート8を構成している。
【0009】
この実施形態でのプレキャスト側壁部材1,1は、下端に、内方へ向けた一部底版2,2を突設していると共に、上部に、内方へ屈曲した屈曲部1aを有している。
【0010】
この実施形態での底版5は、プレキャスト側壁部材1,1の一部底版2,2と、この一部底版2,2の間に、現場でのコンクリート打設またはコンクリート製品を敷くことで形成した中央部分とからなっている。
【0011】
この実施形態でのプレキャスト側壁部材1,1とプレキャスト頂部部材3との接合は、ボルトナット4を用いた外側からの作業で行っている。
【0012】
この接合は、プレキャスト側壁部材1,1の屈曲部1aの外側に突設した接合部1bを利用して行っている。また、プレキャスト頂部部材3の両端の両接合部は90°の角度をなすようになる。
【0013】
なお、図2の実施形態ではプレキャスト側壁部材1の下端に外方への突設部6を形成している。また、図3の実施形態では底版5(一部底版2,2および中央部分)の内面7を弧状に形成している。
【0014】
【発明の効果】
この発明は以上の構成からなり、弧状カルバートを4分割または5分割でき、組立に際してはボルトナットを用いてのボルト接合(剛接合)が容易であり、より大型のカルバートのプレハブ施工が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の分割式弧状カルバートを示す概略断面図である。
【図2】この発明の分割式弧状カルバートの別形態を示す概略断面図である。
【図3】この発明の分割式弧状カルバートの別形態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1…プレキャスト側壁部材、1a…屈曲部、1b…接合部、2…底版、3…プレキャスト頂部部材、4…ボルトナット、5…底版、6…突設部、7…内面、8…分割式弧状カルバート。

Claims (3)

  1. 内方に一部底版を突設していると共に、上部を内方に屈曲している左右一対のプレキャスト側壁部材と、アーチ状の短いプレキャスト頂部部材とからなり、前記プレキャスト側壁部材上に前記プレキャスト頂部部材を重ねてボルト接合してなることを特徴とする分割式弧状カルバート。
  2. 前記プレキャスト側壁部材はその下端に外方への突設部を形成してある請求項1記載の分割式弧状カルバート。
  3. 前記左右一対のプレキャスト側壁部材における一部底版と、この両一部底版の間に現場打ちコンクリートまたはコンクリート製品で形成した中央部分とで底版を構成すると共に、この底版の内面を弧状に形成してある請求項1記載の分割式弧状カルバート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009150165A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Kajima Corp トンネル内部の構造およびその構築工法
JP2014118754A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Yamau Co Ltd 分割式アーチ形カルバートおよびその施工方法

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