JP2004043865A - 延靭性に優れたパーライト系高強度レールおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】質量%でC:0.72〜1.4%、Si:0.5超〜1.0%、Mn:0.4〜1.4%、N:0.007〜0.030%を含有し、さらにV:0.001%以下、Ti:0.005%以下、B:0.0001%以下に規制したパーライト系高強度レール。さらに質量%で、Cr:0.1〜1.0%、Ni:0.01〜1.5%、Cu:0.01〜1.5%、Al:0.002〜0.05%、Mo:0.015%〜0.040%を含有する。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はレール頭部表面近傍の組織を均一なパーライト単相組織として延靭性の向上を図った高強度レールおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、鉄道輸送は輸送効率向上のための重積載化、高速化が進められており、レールの特性に対する要求が厳しくなっている。すなわち急曲線区間においてレール頭部の磨耗は増大し、レールゲージコーナー(GC)内部の応力集中部からの疲労損傷が増加している。このようなレールの短寿命化を改善するために耐磨耗性、耐内部疲労損傷性の優れた高強度レール鋼の技術開発が行われてきた。その結果、最近では0.85%超のC量を含有する過共析鋼レールが開発され実用に供されるようになった。
【0003】
一方、寒冷地では冬季にレールクラック発生によるレール取替が集中しており、レール材の靭性・延性改善がレール寿命延伸のために重要な課題になっている。鋼材はC量が高くなるに従って硬くて脆い初析セメンタイト相が旧オーステナイト粒界に粗大に析出しやすくなる。このような粗大な初析セメンタイトが生じるとそれが破壊起点となるため延靭性が劣化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
初析セメンタイトを抑制する方法としては特開2002−69585号公報に記載されているようにAl,Siを多量に添加する方法がある。しかしながら、このような多量添加では製造コストが上昇するという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明はNを添加することにより、オーステナイト粒界に偏析するC量を低下させ、セメンタイトの生成を抑制するものであり、その要旨は以下のとおりである。
(1)質量%で、
C :0.72〜1.4%、 Si:0.5超〜1.0%、
Mn:0.4〜1.4%、 N :0.007〜0.030%
を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、レール頭部断面において鋼材表面から2mm以上内部であり30mmまでの金属組織が均一なパーライト組織であり鋼材表面から5mm点の硬度がHv330以上、Hv460未満であることを特徴とする延靭性に優れたパーライト系高強度レール。
【0006】
(2)鋼中のV,Ti,Bが質量%で、
V :0.001%以下、 Ti:0.005%以下、
B :0.0001%以下
に規制され、残部Feおよび不可避的不純物からなることを特徴とする前記(1)記載の延靭性に優れたパーライト系高強度レール。
【0007】
(3)質量%で、さらに、
Cr:0.1〜1.0%、 Ni:0.01〜1.5%、
Cu:0.01〜1.5%、 Al:0.002〜0.05%、
Mo:0.015%〜0.040%
の1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなることを特徴とする前記(1),(2)記載の延靭性に優れたパーライト系高強度レール。
【0008】
(4)前記(1)ないし(3)のいずれかに記載の成分からなる鋼片を、熱間圧延でレールに形成した後の高温状態もしくは熱間圧延後の再加熱によってオーステナイト域温度とした状態から、前記レールの頭部が少なくとも700℃から550℃まで冷却する期間を冷却速度1〜10℃/secで加速冷却することを特徴とする延靭性に優れた高強度パーライト系レールの製造方法。
【0009】
【発明の実施の形態】
レール鋼の圧延素材は転炉、電気炉などで成分調整され、必要に応じて脱ガス処理などを経た後、凝固させて製造する。その後圧延素材は1200〜1350℃に再加熱されて複数の孔形圧延機により徐々に熱間成形され、800〜1100℃でレール形状に仕上げられる。加熱炉で再加熱されてから圧延終了までの金属組織は面心立方晶のオーステナイト組織である。
【0010】
高速軌道、重荷重軌道の曲線部においては耐摩耗性、耐内部疲労損傷性を確保するために1000MPa以上の高強度が要求される。レール鋼の金属組織はフェライトとセメンタイトの微細な層状組織をなしておりパーライトラメラー構造と呼ばれる。パーライト鋼はセメンタイト相とフェライト相の層間隔すなわちラメラー間隔が狭いほど強度は高くなる。ラメラー間隔は変態温度が下がるにしたがって狭くなる。高強度のレール鋼材を得るためには圧延終了後、あるいはいったん室温まで冷却した後にオーステナイト域温度まで再加熱し、パーライト変態温度域である700〜550℃を加速冷却する必要がある。ただし、加速冷却時の冷却速度が1℃/sec未満のときは必要強度を得ることができず、10℃/secを超える場合はベイナイト組織、マルテンサイト組織が生成するため好ましくない。なお加速冷却の際に水などの液体によるスプレイ、浸漬による冷却法を採用すると、鋼材表層に膜沸騰現象が生じて冷却むらを招き易い。このため冷却媒体は空気、あるいは空気−水ミストが望ましい。
【0011】
さて、原子半径の小さいC、NはFeの結晶格子が乱れているオーステナイト粒界に存在することでエネルギー的に安定化する。このためC、Nはオーステナイト結晶粒界に偏析しやすい。共析点以上のC量を含有する過共析組成の鋼材の結晶粒界はC偏析により初析セメンタイトが析出しやすい状態にある。また初析セメンタイトの析出は冷却速度にも依存し、冷却速度が遅いほど析出しやすくなる。セメンタイトは硬くて延性に乏しいためオーステナイト粒界にまとまった形態で析出すると鋼材の延靭性を劣化させる。したがって過共析鋼ではこの初析セメンタイトをいかに抑制するかが重要である。
【0012】
本発明者らは鋼中のN量を高めた場合、700℃前後の高温域では変態速度が遅れて、初析セメンタイト析出が抑制されることを発見した。本発明者らはこの原因を以下のように推定している。セメンタイトはFe3 Cという結晶構造であり、その析出には多量のCが必要である。過共析鋼をオーステナイト安定温度域から徐々に冷却してくると700℃付近からセメンタイトの析出が始まる。このとき含有N量が高い鋼材のオーステナイト結晶粒界にはNの偏析が起こり、N含有量の低い鋼材に比較して粒界のC量は低下する。このためN含有量の高い鋼材では粒界での初析セメンタイトの生成駆動力が低下するものと考えられる。
【0013】
このような均一なパーライト組織は、車輪からの衝撃的な負荷の加わりやすいレールの頭部に少なくとも形成されている必要がある。ただしレール表面から2mm以内のごく表層部は、Cが大気中に放出されるために脱炭層が生じて初析フェライトが生じやすい。このためレール表面から2mm以内は本特許の対象外とする。また鋼材表面から25mm以上内部では車輪との接触によって発生する応力は小さくなるため、初析セメンタイトが生じたとしても実用上の問題が無いため対象外とした。
【0014】
以下レール鋼の成分を限定した理由について述べる。成分の含有量は質量%である。
C:Cは、レール鋼における高強度化およびパーライト組織生成のための必須元素である。0.72%未満では必要とする高強度のパーライト組織が得がたく、また1.4%を超えると初析セメンタイトの生成が避けられないため、0.72〜1.4%に限定した。
【0015】
Si:Siはパーライト組織中のフェライト相への固溶強化による高強度化に寄与し、若干の靭性および延性改善効果がある。0.5%以下ではそれらの効果は少なく、1.0%を超えると脆化をもたらし溶接性も低下するので、0.5超〜1.0%に限定した。
【0016】
Mn:Mnはパーライト変態温度を低下させ、焼入れ性を高めることによって高強度化に寄与する元素である。しかし、0.4%未満では効果が小さく、1.4%を超えると偏析部にマルテンサイト組織を生成させ易くするため好ましくない。
【0017】
N:Nはオーステナイト粒界に偏析してCの粒界偏析量を低下させて、700℃前後で初析セメンタイトの生成を抑制し、600℃前後ではパーライト変態を促進する。そのためには0.007%以上が必要である。しかし、Nが0.030%を超えると高温脆化現象が起き、鋳造における鋼材内部割れが起きるため好ましくない。
【0018】
V:VはV窒化物を析出して固溶N量を減ずるため、0.001%以下であることが好ましい。
【0019】
Ti:TiはVと同様、Ti窒物を析出して固溶N量を減ずるため、0.005%以下であることが好ましい。
【0020】
B:Bはオーステナイト粒界に偏析してNの効果を減じるため、0.0001%以下であることが望ましい。
【0021】
さらに本発明においては、上記成分の他に必要に応じて1種または2種以上のCr,Ni,Cu,Al,Moの添加によって、フェライト地の靭性改善、初析セメンタイトの防止により高靭性を得ることができ、さらに冷却過程における加速冷却によって、より高強度を得ることができる。
【0022】
これらの化学成分を限定した理由を以下に説明する。
Cr:Crはパーライト変態温度を低下させることによって高強度化に寄与するとともに、溶接継ぎ手部軟化防止の観点で0.1%以上の含有が有効である。一方、1.0%を超えて含有すると、強制冷却時に元素偏析部だけでなく、過冷却傾向の強いレールの肩部にベイナイトやマルテンサイトが生成し靭性の低下をもたらすため好ましくない。
【0023】
Ni:Niはフェライト中に固溶し、フェライトの靭性を向上させるのに有効な元素である。ただし、Niが0.01%未満の場合にはその効果が少なく、また1.5%を超えて含有してもその効果は飽和する。
【0024】
Cu:CuはNiと同様にフェライト中に固溶し、フェライトの靭性を向上させるのに有効な元素である。ただし、Cuが0.01%未満の場合にはその効果が少なく、また1.5%を超えて含有してもその効果は飽和する。
【0025】
Al:Alはセメンタイトの生成駆動力を低下させて初析セメンタイトの生成を抑制する効果がある。ただしAlが0.002%未満ではこの効果は無く、0.05%を超えるとAl酸化物が粗大化し、靭性の低下をもたらすため好ましくない。
【0026】
Mo:Moはパーライト核生成後の成長速度を抑制して、多くの核が成長する機会を増すためパーライト結晶粒径を微細にする効果がある。しかし0.015%以下ではその効果が小さく、0.040%を超える含有量ではMoの偏析部においてパーライト変態速度が過剰に低下し、パーライト組織中にベイナイトやマルテンサイトを生成させるため好ましくない。
【0027】
その他、Pは鋼中に不可避に含有されフェライト層を脆化させて衝撃特性を低下するため0.015%以下であることが好ましい。Oは0.01%を超えるとになると粗大な酸化物が生じて靭性の低下をもたらすため好ましくない。Sも鋼中に不可避に含有されるが0.02%以下であれば材質に及ぼす影響は小さい。
【0028】
また表面からの加速冷却により変態温度を下げて硬度を増加させる。冷却速度は表層ほど速く、鋼材内部は冷却速度が低下する。このため硬度は内部に向かって低下していく。一方レールは経年使用されるとともに摩耗が進むため、表層から30mm程度の範囲の硬度が重要である。また、ごく表層は製造条件にもとづく脱炭層状態の変化により、硬度が若干変動する。このためレール硬度を既定する上で表面下5mm程度の位置を基準とすることが簡便である。この5mm点の硬度がHv330未満では重荷重鉄道での使用において摩耗量が多く、レール交換周期が短くなるため好ましくない。一方、Hv460を超える硬度はパーライト組織では達成困難であり、微細なマルテンサイトなどの異組織が混入するおそれがある。
【0029】
【実施例】
次に本発明により製造した高靭性を有する高強度レールの製造実施例について述べる。表1に示す成分からなる圧延素材からレールを製造した。
【0030】
【表1】
【0031】
表2はそれぞれの鋼種につき700℃〜550℃間の冷却速度を1〜10℃/secの範囲で変化させたレール鋼の引張試験強度、伸びおよび試験温度20℃での2mmUノッチシャルピー衝撃試験結果、初析セメンタイト分率を示す。シャルピー試験片はレール頭頂面下3mmが試験片上面になるように、レール長手方向に採取してノッチを頭頂面側に加工した。また初析セメンタイト分率は、レールの頭部垂直断面の頭頂面から30mm下を倍率200倍で3視野、顕微鏡撮影し、その写真から点算法により算出した。引張試験はレール頭部ゲージコーナー内部10mm深さから採取しており、平行部直径6mm、平行部長さ30mmのJIS4号相似試験片とした。
【0032】
本発明のN添加鋼は比較例に比べ、初析セメンタイトが減少して衝撃値、伸び値が改善した。
【0033】
【表2】
【0034】
【発明の効果】
本発明により均一なパーライト組織を有する高耐摩耗性レールが得られる。
Claims (4)
- 質量%で、
C :0.72〜1.4%、
Si:0.5超〜1.0%、
Mn:0.4〜1.4%、
N :0.007〜0.030%
を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、レール頭部断面において鋼材表面から2mm以上内部であり30mmまでの金属組織が均一なパーライト組織であり鋼材表面から5mm点の硬度がHv330以上、Hv460未満であることを特徴とする延靭性に優れたパーライト系高強度レール。 - 鋼中のV,Ti,Bが質量%で、
V :0.001%以下、
Ti:0.005%以下、
B :0.0001%以下
に規制され、残部Feおよび不可避的不純物からなることを特徴とする請求項1に記載の延靭性に優れたパーライト系高強度レール。 - 質量%で、さらに、
Cr:0.1〜1.0%、
Ni:0.01〜1.5%、
Cu:0.01〜1.5%、
Al:0.002〜0.05%、
Mo:0.015%〜0.040%
の1種または2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなることを特徴とする請求項1もしくは2に記載の延靭性に優れたパーライト系高強度レール。 - 請求項1,2、ないし3のいずれかに記載の成分からなる鋼片を、熱間圧延でレールに形成した後の高温状態もしくは熱間圧延後の再加熱によってオーステナイト域温度とした状態から、前記レールの頭部が少なくとも700℃から550℃まで冷却する期間を冷却速度1〜10℃/secで加速冷却することを特徴とする延靭性に優れた高強度パーライト系レールの製造方法。
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