JP2011225941A - 伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法 - Google Patents
伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011225941A JP2011225941A JP2010097251A JP2010097251A JP2011225941A JP 2011225941 A JP2011225941 A JP 2011225941A JP 2010097251 A JP2010097251 A JP 2010097251A JP 2010097251 A JP2010097251 A JP 2010097251A JP 2011225941 A JP2011225941 A JP 2011225941A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- steel sheet
- thin steel
- strength thin
- local ductility
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
【解決手段】鋼に、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.01〜0.20%以下を含有させ、鋼組織を、30%以上のフェライト相を主体とし、3%以上の残留オーステナイト含む鋼組織からなるものとし、熱延後の冷却を制御して、フェライト相の40%以上の領域における相間界面析出の析出面の面間隔が20nm以上60nm以下として、TiやNbの炭窒化物を相間界面析出によりフェライト相中に析出させて、フェライトを析出硬化する。
【選択図】図1
Description
なかでも、残留オーステナイトを含む混合組織鋼板は強度と伸びを高いレベルで両立することが可能である。この残留オーステナイト鋼において、さらに伸びを高めるべく、例えば、特許文献1では、残留オーステナイトの分率を高く確保しつつ、2種類のフェライト(ベイニティックフェライト、ポリゴナルフェライト)を制御して均一伸びを確保する技術が開示されている。特許文献2では、伸びと形状凍結性を確保する目的で、オーステナイト相の形状をアスペクト比で規定する技術が開示されている。さらに、特許文献3では、オーステナイト相の分布を最適化することにより、より高い伸びが確保できるとしている。
一方で、残留オーステナイト鋼は加工硬化中に加工誘起マルテンサイト変態を引き起こし、このフェライトとマルテンサイトの界面に大きな応力集中が発生してしまうため局部延性が低い。この応力集中を抑制する技術として、特許文献4〜6に開示されているように、フェライトとマルテンサイトの混合組織において、フェライト相を析出強化する技術がある。
特許文献7にはフェライト相と硬質第二相(マルテンサイト、残留オーステナイト)からなる組織において、熱延後の冷却の際に、フェライト相中に合金炭化物を析出させることでフェライト相を強化した鋼に関わる技術が開示されている。しかしながら、析出物の分散に起因する局部延性や打ち抜き加工性の劣化が懸念される。
これまで、析出強化を使ったフェライト相の強化が検討されているが、残留オーステナイト相を鋼中に残留させるためには、極めて狭い範囲で巻取り温度を制御しなくてはならず、析出制御は巻取り前の熱延の冷却処理中に実施しなくてはならない。これまで、析出物のサイズ制御に関わる技術は検討されているものの、これだけでは、析出物の分散状態を適切に制御することができず、効果的な局部延性の向上効果は得ることができなかった。
(1) 30%以上のフェライト相と、3%以上の残留オーステナイト相を含有する鋼組織からなり、前記フェライト相中に炭窒化物が相間界面析出により析出されており、前記フェライト相の40%以上の領域における相間界面析出の析出面の面間隔が20nmから60nmであることを特徴とする伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板。
(2) 前記相間界面析出の列内の平均炭窒化物サイズが6nm以下であることを特徴とする上記(1)に記載の穴拡げ性と局部延性に優れた高強度薄鋼板。
(3) 前記相間界面析出の面内の析出物密度が1×108個/mm2以上、5×109個/mm2以下であることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板。
Nb:0.01%以上、0.10%以下、
Ti:0.01%以上、0.20%以下、
の1種または2種を含有する鋼組成を有し、前記炭窒化物がNbとTiの1種または2種を含む炭窒化物であることを特徴とする上記(1)〜(3)の何れかに記載の伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板。
(5) さらに、質量%にて、
C:0.01%以上、0.1%以下、
Si:0.005%以上、2.0%以下、
Al:0.010%以上、2.0%以下、
Mn:0.3%以上、3.0%以下、
P:0.08%以下、
S:0.010%以下、
N:0.010%以下、
を含有し、残部鉄及び不可避的不純物からなる鋼組成を有ることを特徴とする上記(4)に記載の伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板。
(7) 鋼組成中にさらに、Ca、Mg、Zr、REMの1種または2種以上を、質量%にて、0.0005%以上、0.05%以下含有することを特徴とする上記(5)または(6)に記載の伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板。
(8) 鋼組成中にさらに、質量%にて、Cu:0.04%以上、2.0%以下、Ni:0.02%以上、1.0%以下、B:0.0003%以上、0.007%以下の1種または2種以上を含有することを特徴とする上記(5)〜(7)の何れかに記載の伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板。
(10) 上記(9)に記載の高強度薄鋼板を製造する製造方法において、更に、連続鋳造後、そのまま、または、再加熱により、熱延前のスラブ温度を1100℃以上とし、次いで、粗圧延を1050℃以上で終了し、熱延仕上げ温度をAr3以上、970℃以下として熱間圧延を行い、引き続き800℃以上の温度域を10℃/sec以上の平均冷却速度で冷却することを特徴とする伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板の製造方法。
この効果は、熱延板の組織を著しく壊す後工程での熱処理を行わない限り継続させることができる。すなわち、熱延鋼板のみならず、これを原板とする熱延めっき鋼板においても同様の効果を得ることができる。
このとき、フェライト相が30%未満では、強度は確保できるものの伸びが劣化する。また、残留オーステナイト相が3%未満ではTRIP効果が小さく、伸び改善の効果が小さい。組織がベイナイト単相やフェライト単相では伸びの劣化を招く。
さらに、フェライト相を十分に硬くし、局部延性を向上させるためには、上記20nm以上60nm以下の面間隔を持つ領域がフェライト相の40%以上存在することが必要である。この値未満では、フェライト相の硬化が不十分で局部延性の向上効果を十分に得ることができない。
また、析出面内の炭窒化物の析出物密度も重要であり、鋼板の強度を確保するためには、1×108個/mm2以上であることが望ましい。析出物密度が1×108個/mm2未満では、析出面が少ないために最弱面となり、応力の集中を引き起こすことで局部延性の低下をおこす。一方で、5×109個/mm2超では、多量の析出物が析出面の脆化を引き起こし局部延性の低下を引き起こすため、5×109個/mm2以下とする。
Nb、Tiは、相間界面析出によって微細な炭窒化物を析出して鋼を強化するため有効な元素である。相間界面析出によって、Ti、Nbとも0.01%未満では析出能が低く、狙いの析出分布を得ることができない。一方で、Nbで0.10%、Tiで0.20%を超えても、熱延前の加熱においての析出物溶解が不十分で、相間界面析出量に優位性が出ないばかりでなく、解け残りの粗大炭窒化物が局部延性を劣化させる。
Nは、AlN等を析出して結晶粒を微細化するのに有効であるが、Nが0.010%を超えて含有すると固溶窒素が残存して延性が低下することとなるので、上限を0.010%とする。なお、精錬時のコストの問題から下限を0.0010%とするのが望ましい。
なお、5%以下であれば、マルテンサイトを存在させても本発明の効果は損なわれない。また、不可避的にパーライトを含む場合があるが、パーライトは5%以下であれば材質を著しく劣化させることはないので、5%以下であることが望ましい。
本発明者らは、鋭意検討の結果、本発明の高強度薄鋼板を製造するに際しては、熱間圧延後、所定の温度域の冷却制御によって、相間界面析出の分布制御が可能であることを見出した。具体的には、800℃以下、600℃以上の領域において変態速度は大きく変化し、これにより、相界面析出分布は大きく変化することを利用する。
空冷する時間は、それが1.5秒未満では相間界面析出の発生領域が十分ではなく、局部延性の向上効果が得られないことから、1.5秒以上とする。空冷時間が長いとパーライトが生成されるため、空冷時間は15秒以下であることが望ましい。
巻取り温度が200℃未満ではマルテンサイト変態が起こり、局部延性が劣化する。一方で、450℃以上であると、セメンタイトの析出が活発となり、残留オーステナイト相が残存できなくなる他、パーライト相の発生により強度、局部伸びが低下する。
熱間圧延前のスラブは、連続鋳造後そのまま、または、再加熱により1100℃以上とする。一方、1300℃超ではスケールの生成が大きくなって鋼板の表面性状を良好なものとすることができないため、1300℃以下であることが望ましい。加熱温度が1100℃未満では、炭窒化物の溶解が不十分で、強度と局部延性の低下を起こす。その後、仕上げ温度が低い粗圧延から仕上げ圧延前までに炭窒化物の析出が起こり、強度の低下を引き起こすため、粗圧延は1050℃以上で終了する。
冷却後は、上記のように200℃以上450℃未満の温度範囲で巻き取って、熱延鋼板とする。なお、熱延後は、めっきなどの表面処理を必要に応じて実施する。
以上によって、本発明の高強度薄鋼板を製造することができる。
表1に示した成分組成を有する鋼を製造し、冷却凝固後の鋼片を1200℃まで再加熱し、1080℃にて粗圧延を終了し、表2、3に示す条件にて熱延を実施した。なお、800℃までの平均冷却速度は50℃/秒とした。
得られた鋼板の組織を観察するとともに、特性を調べた。
相間界面析出の面間隔の測定、及び、20nm以上60nm以下の面間隔を持つ領域の発生率(相間界面析出発生率)の測定は、ランダムにフェライト粒を抽出し、抽出した結晶粒中の相間界面析出をSTEMにて観察して、その面間隔を測定するとともに、上記の面間隔を満たす領域の割合を測定する。この測定を少なくとも50粒子以上行い、これを平均することで発生率を計算した。
局部延性は、JIS5号試験片を用いて、引張試験を行い、破断後のサンプルの断面の板厚t、板幅wを測定し、元板厚t0、元板幅w0から、
RA=−(ln(t/t0)+ln(w/w0))
を、L、C、45°のそれぞれの方向に対して求め、
局部延性=(RA(L方向)+RA(C方向)+2×RA(45方向))/4
から求めた。
表2、3に、鋼A〜gを用いて得られた鋼板A1〜g1の製造条件及び特性を示すが、表1の発明鋼を使用した例のうち、A2、B2は巻取温度が範囲外であり、オーステナイト分率が範囲外である。D2は仕上げ温度がAr3以下で、オーステナイト分率が範囲外である。G2は空冷時間が下限を下回っており、フェライト分率と相間界面析出発生率が低い。K2、K3はそれぞれ、空冷開始温度が上限、下限を満足しておらず、前者はフェライト分率、相間界面析出発生率、析出物サイズ、密度、後者はフェライト分率、相間界面析出発生率、密度が範囲外にある。P2は800℃から600℃までの冷却速度が下限を下回っており、析出物サイズと密度が範囲外にある。
図1、2にこれらの材質を示すが、発明鋼の鋼板のみが優れた伸びと局部延性を両立するものであり、比較鋼の鋼板に比べ、共に極めて高い値を示しており、本発明の目的を達成している。
Claims (10)
- 30%以上のフェライト相と3%以上の残留オーステナイト相を含有する鋼組織からなり、前記フェライト相中に炭窒化物が相間界面析出により析出されており、前記フェライト相の40%以上の領域における相間界面析出の析出面の面間隔が20nm以上60nm以下であることを特徴とする伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板。
- 前記相間界面析出の列内の平均炭窒化物サイズが6nm以下であることを特徴とする請求項1に記載の穴拡げ性と局部延性に優れた高強度薄鋼板。
- 前記相間界面析出の面内の析出物密度が1×108個/mm2以上、5×109個/mm2以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板。
- 質量%にて、
Nb:0.01%以上、0.10%以下、
Ti:0.01%以上、0.20%以下、
1種または2種を含有する、鋼組成を有し、前記炭窒化物がNbとTiの1種または2種を含む炭窒化物であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板。 - さらに、質量%にて、
C:0.08%以上、0.30%以下、
Si:0.005%以上、2.0%以下、
Al:0.010%以上、2.0%以下、
Mn:0.3%以上、3.0%以下、
P:0.08%以下、
S:0.010%以下、
N:0.010%以下、
を含有し、残部鉄及び不可避的不純物からなる鋼組成を有ることを特徴とする請求項4に記載の伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板。 - 鋼組成中にさらに、質量%にて、
V:0.005%以上、0.10%以下、Mo:0.02%以上、0.5%以下、Cr:0.1%以上、5.0%以下、W:0.01%以上、5.0%以下の1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項5に記載の伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板。 - 鋼組成中にさらに、
Ca、Mg、Zr、REMの1種または2種以上を、質量%にて、0.0005%以上、0.05%以下含有することを特徴とする請求項5または6に記載の伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板。 - 鋼組成中にさらに、質量%にて、
Cu:0.04%以上、2.0%以下、Ni:0.02%以上、1.0%以下、B:0.0003%以上、0.007%以下の1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項5〜7の何れかに記載の伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板。 - 請求項1〜8の何れかに記載の高強度薄鋼板を製造する製造方法であって、
熱間圧延後の冷却の際に、780℃以下、620℃以上の間の温度範囲において、1.5秒以上の空冷を行い、更に、800℃以下、600℃以上の温度範囲の空冷以外の領域の平均冷却速度が15℃/秒以上となるように冷却を行い、200℃以上、450℃未満の温度で巻き取ることを特徴とする伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板の製造方法。 - 請求項9に記載の高強度薄鋼板を製造する製造方法において、更に、連続鋳造後、そのまま、または、再加熱により、熱延前のスラブ温度を1100℃以上とし、次いで、粗圧延を1050℃以上で終了し、熱延仕上げ温度をAr3以上、970℃以下として熱間圧延を行い、引き続き800℃以上の温度域を10℃/sec以上の平均冷却速度で冷却することを特徴とする伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010097251A JP5510025B2 (ja) | 2010-04-20 | 2010-04-20 | 伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010097251A JP5510025B2 (ja) | 2010-04-20 | 2010-04-20 | 伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011225941A true JP2011225941A (ja) | 2011-11-10 |
JP5510025B2 JP5510025B2 (ja) | 2014-06-04 |
Family
ID=45041650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010097251A Active JP5510025B2 (ja) | 2010-04-20 | 2010-04-20 | 伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5510025B2 (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014185359A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Jfe Steel Corp | 高強度鋼板 |
WO2014171427A1 (ja) | 2013-04-15 | 2014-10-23 | 新日鐵住金株式会社 | 熱延鋼板 |
KR101505299B1 (ko) * | 2013-06-27 | 2015-03-24 | 현대제철 주식회사 | 강재 및 그 제조 방법 |
TWI554618B (zh) * | 2015-07-31 | 2016-10-21 | 新日鐵住金股份有限公司 | 高強度熱軋鋼板 |
KR20170093886A (ko) | 2015-02-20 | 2017-08-16 | 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 | 열연 강판 |
WO2018138887A1 (ja) | 2017-01-27 | 2018-08-02 | 新日鐵住金株式会社 | 鋼板およびめっき鋼板 |
WO2018179387A1 (ja) | 2017-03-31 | 2018-10-04 | 新日鐵住金株式会社 | 熱間圧延鋼板 |
WO2020121418A1 (ja) | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 日本製鉄株式会社 | 成形性及び耐衝撃性に優れた高強度鋼板、及び、成形性及び耐衝撃性に優れた高強度鋼板の製造方法 |
WO2020121417A1 (ja) | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 日本製鉄株式会社 | 成形性、靱性、及び、溶接性に優れた高強度鋼板、及び、その製造方法 |
US10689737B2 (en) | 2015-02-25 | 2020-06-23 | Nippon Steel Corporation | Hot-rolled steel sheet |
US10752972B2 (en) | 2015-02-25 | 2020-08-25 | Nippon Steel Corporation | Hot-rolled steel sheet |
US10889879B2 (en) | 2016-08-05 | 2021-01-12 | Nippon Steel Corporation | Steel sheet and plated steel sheet |
US10913988B2 (en) | 2015-02-20 | 2021-02-09 | Nippon Steel Corporation | Hot-rolled steel sheet |
US11236412B2 (en) | 2016-08-05 | 2022-02-01 | Nippon Steel Corporation | Steel sheet and plated steel sheet |
-
2010
- 2010-04-20 JP JP2010097251A patent/JP5510025B2/ja active Active
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
JPN6013062330; Riki Okamoto et al.: 'Nb添加低炭素鋼における相間界面析出' 材料とプロセス(CD-ROM) Vol.23, No.1, 20100301, Page.ROMBUNNO.254, 社団法人日本鉄鋼協会 * |
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014185359A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Jfe Steel Corp | 高強度鋼板 |
WO2014171427A1 (ja) | 2013-04-15 | 2014-10-23 | 新日鐵住金株式会社 | 熱延鋼板 |
US10000829B2 (en) | 2013-04-15 | 2018-06-19 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Hot-rolled steel sheet |
KR101505299B1 (ko) * | 2013-06-27 | 2015-03-24 | 현대제철 주식회사 | 강재 및 그 제조 방법 |
US10913988B2 (en) | 2015-02-20 | 2021-02-09 | Nippon Steel Corporation | Hot-rolled steel sheet |
KR20170093886A (ko) | 2015-02-20 | 2017-08-16 | 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 | 열연 강판 |
US11401571B2 (en) | 2015-02-20 | 2022-08-02 | Nippon Steel Corporation | Hot-rolled steel sheet |
US10752972B2 (en) | 2015-02-25 | 2020-08-25 | Nippon Steel Corporation | Hot-rolled steel sheet |
US10689737B2 (en) | 2015-02-25 | 2020-06-23 | Nippon Steel Corporation | Hot-rolled steel sheet |
TWI554618B (zh) * | 2015-07-31 | 2016-10-21 | 新日鐵住金股份有限公司 | 高強度熱軋鋼板 |
US11236412B2 (en) | 2016-08-05 | 2022-02-01 | Nippon Steel Corporation | Steel sheet and plated steel sheet |
US10889879B2 (en) | 2016-08-05 | 2021-01-12 | Nippon Steel Corporation | Steel sheet and plated steel sheet |
US11028458B2 (en) | 2017-01-27 | 2021-06-08 | Nippon Steel Corporation | Steel sheet and plated steel sheet |
KR20190112043A (ko) | 2017-01-27 | 2019-10-02 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 강판 및 도금 강판 |
WO2018138887A1 (ja) | 2017-01-27 | 2018-08-02 | 新日鐵住金株式会社 | 鋼板およびめっき鋼板 |
US10894996B2 (en) | 2017-03-31 | 2021-01-19 | Nippon Steel Corporation | Hot rolled steel sheet |
KR20190135505A (ko) | 2017-03-31 | 2019-12-06 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 열간 압연 강판 |
WO2018179387A1 (ja) | 2017-03-31 | 2018-10-04 | 新日鐵住金株式会社 | 熱間圧延鋼板 |
WO2020121417A1 (ja) | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 日本製鉄株式会社 | 成形性、靱性、及び、溶接性に優れた高強度鋼板、及び、その製造方法 |
WO2020121418A1 (ja) | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 日本製鉄株式会社 | 成形性及び耐衝撃性に優れた高強度鋼板、及び、成形性及び耐衝撃性に優れた高強度鋼板の製造方法 |
KR20210093992A (ko) | 2018-12-11 | 2021-07-28 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 성형성, 인성 및 용접성이 우수한 고강도 강판, 및 그 제조 방법 |
KR20210098514A (ko) | 2018-12-11 | 2021-08-10 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 성형성 및 내충격성이 우수한 고강도 강판, 및 성형성 및 내충격성이 우수한 고강도 강판의 제조 방법 |
US11885025B2 (en) | 2018-12-11 | 2024-01-30 | Nippon Steel Corporation | High-strength steel sheet having excellent moldability and impact resistance, and method for manufacturing high-strength steel sheet having excellent moldability and impact resistance |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5510025B2 (ja) | 2014-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5510025B2 (ja) | 伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法 | |
TWI412605B (zh) | 高強度鋼板及其製造方法 | |
JP7240486B2 (ja) | 優れた硬度と衝撃靭性を有する耐摩耗鋼板及びその製造方法 | |
JP5327106B2 (ja) | プレス部材およびその製造方法 | |
KR101341731B1 (ko) | 고강도 강판 및 그 제조 방법 | |
CN106133173B (zh) | 材质均匀性优异的高强度冷轧钢板及其制造方法 | |
ES2853925T3 (es) | Fleje de acero laminado en caliente y procedimiento de fabricación | |
KR101569977B1 (ko) | 가공성이 우수한 고항복비를 갖는 고강도 냉연 강판 및 그 제조 방법 | |
JP4644076B2 (ja) | 伸びと穴拡げ性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法 | |
KR20160114660A (ko) | 고강도 냉연 강판 및 그 제조 방법 | |
JP2020504240A (ja) | 高硬度耐摩耗鋼及びその製造方法 | |
JP5798740B2 (ja) | 成形性に優れた高強度冷延鋼板及びその製造方法 | |
US9994941B2 (en) | High strength cold rolled steel sheet with high yield ratio and method for producing the same | |
WO2016148037A1 (ja) | 冷間加工性と浸炭熱処理後の靱性に優れる浸炭用鋼板 | |
KR101908818B1 (ko) | 저온에서의 파괴 개시 및 전파 저항성이 우수한 고강도 강재 및 그 제조방법 | |
JP2016194158A (ja) | 熱延鋼板及びその製造方法 | |
JP5510024B2 (ja) | 穴拡げ性と局部延性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法 | |
JP4005517B2 (ja) | 伸び、及び伸びフランジ性に優れた高強度複合組織鋼板 | |
JP2013139591A (ja) | 加工性に優れた高強度熱延鋼板及びその製造方法 | |
JP2011214069A (ja) | 熱延鋼板およびその製造方法 | |
EP3733905B1 (en) | High-strength structural steel material having excellent fatigue crack propagation inhibitory characteristics and manufacturing method therefor | |
JP5842748B2 (ja) | 冷延鋼板およびその製造方法 | |
JP2021063253A (ja) | 高強度熱延鋼板及びその製造方法 | |
JP5217413B2 (ja) | 溶接熱影響部靭性に優れた高強度鋼板及びその製造方法 | |
KR102286270B1 (ko) | 고강도 냉연 강판과 그의 제조 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131217 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140225 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140310 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5510025 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |