JP2004043066A - 台車輸送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】台車に積載された搬送物の排出を所定位置で迅速に行うことができ、駆動源や制御装置などを要せず経済性やメンテナンス性に優れ、廃棄物をその利用目的に応じて処理できる汎用性に優れた台車輸送装置を提供する。
【解決手段】全体が傾斜配置された台車搬送路11と、台車搬送路11の内壁面に当接する車輪を備えて搬送物を積載して移動する台車12と、台車12の上部に開口して配置された搬送物入出部13と、台車搬送路11がその下流側で上下方向にUターン状に屈曲して形成された台車上下反転部14と、台車上下反転部14の直下に配置され上下に反転した搬送物入出部13から排出される搬送物を貯留するホッパー部15とを有して台車輸送装置10を構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】全体が傾斜配置された台車搬送路11と、台車搬送路11の内壁面に当接する車輪を備えて搬送物を積載して移動する台車12と、台車12の上部に開口して配置された搬送物入出部13と、台車搬送路11がその下流側で上下方向にUターン状に屈曲して形成された台車上下反転部14と、台車上下反転部14の直下に配置され上下に反転した搬送物入出部13から排出される搬送物を貯留するホッパー部15とを有して台車輸送装置10を構成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は台車輸送装置に関し、より詳しくは、古タイヤ、古紙等の廃棄物を焼却炉等の処理設備に搬送するための台車輸送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、廃棄物などを目的の処理装置に搬送するに際して、廃棄物等を積載した搬送用台車等が利用されている。このような台車搬送技術に関連して例えば以下のようなものが知られている。
(イ)特開平5−330798号公報には、搬送物が乗せられるバケットの昇降機能と反転機能を有した台車を介して搬送物を運搬して排出する反転バケット付き運搬装置が記載されている。
(ロ)特開平11−223318号公報には、トンネル窯が炉体とされ積載装置が炉床とされて、積載装置を移動させる軌道の経路設計によりゴミを積載した積載装置をトンネル窯内に進入させてゴミを燃焼するようにしたトンネル窯型ゴミ焼却炉が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の技術は以下のような課題を有していた。
(イ)特開平5−330798号公報に記載の反転バケット付き運搬装置では、台車上のバケットを反転させためのモータなどの駆動源やこれを所定位置で動作させるための制御装置などを必要とするため、装置が複雑化し経済性やメンテナンス性に欠けるという課題があった。
(ロ)特開平11−223318号公報に記載のトンネル窯型ゴミ焼却炉では、ゴミが台車ごと加熱されるので、熱の利用効率が悪く省エネルギー性に欠ける上に、廃棄物をセメントキルン等に投入する燃料等として利用するなどの汎用性に乏しいという課題があった。
本発明は前記従来技術の課題を解決するためになされたもので、台車に積載された搬送物の排出を所定位置で迅速に行うことができ、駆動源や制御装置などを要せず経済性やメンテナンス性に優れ、廃棄物をその利用目的に応じて処理できる汎用性に優れた台車輸送装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の台車輸送装置は、全体が傾斜配置された台車搬送路と、前記台車搬送路の内壁面に当接する車輪を備えて搬送物を積載する台車とを有するので、台車の自重によって台車搬送路内を自走させることができ、台車自体に駆動装置を必要せずシステムを単純化できる。
台車搬送路は、略筒状の断面形状を有し、垂直方向及び水平方向で湾曲状又は直線状に配置され全体が傾斜して配置されたトンネル状の筒状通路であることが望ましい。この台車搬送路における略矩形状断面の縦横周囲の壁部に台車の上部及び下部、左右側部等に設けた車輪がそれぞれ当接してガイドされ、搬送路内を移動できるようになっている。
台車搬送路は各工場プロセス等における搬送物の発生箇所や搬送物の処理装置間を連結するように配置され、必要に応じて分岐路や、台車を所定位置に停止させるための台車係止部等が設けられていることが望ましい。
台車には搬送物が収納される容器状の積載部が設けられ、この積載部の上部に搬送物入出部が開口して形成されていることが望ましい。
搬送物としては、家庭等で排出されるゴミや、古タイヤ、故紙、工業リサイクル品などやこれらを所定大きさに破砕又は切断した廃棄物や、工場等における各種の原料や二次製品などが適用できる。
【0005】
また、本発明の台車輸送装置は、台車の上部に開口して配置された搬送物入出部と、前記台車搬送路がその下流側で上下方向にUターン状に屈曲して形成された台車上下反転部と、前記台車上下反転部の直下に配置され上下に反転した前記搬送物入出部から排出される搬送物を貯留するホッパー部と、を有して構成されていることが望ましく、台車搬送路の所定箇所に設けた台車上下反転部で台車を反転させ積載された搬送物をホッパー部に排出させることができる。
台車上下反転部は、台車搬送路内をその内壁に沿って移動する台車の大きさに応じて形成され、台車が上下に反転できる幾何学的形状のUターン状の通路部分であり、この上下反転位置の直下に開口したホッパー部を備えていることが望ましい。
ホッパー部は台車上下反転部から落下して投入される搬送物を受ける部分であり、ここに一時的に搬送物を保留したり、必要に応じて設けられたコンベアなどで次工程に搬送物が移送されたりするようになっている。
【0006】
また、本発明の台車輸送装置は、車輪が前記台車の上部及び下部、左右側部にそれぞれ備えられていることが望ましく、ループ状に湾曲したり、上下に反転屈曲したりする台車搬送路内を常時安定状態で台車の移動を行うことができる。
車輪は、台車搬送路における矩形状断面の各内壁面に当接して回転するように支持部を介して台車に配置され、各部位毎に複数設けることができる。
【0007】
また、本発明の台車輸送装置は、台車搬送路の台車挿入口に台車を移動させる昇降機が備えられて構成されていることが望ましく、台車を台車搬送路の始動位置に移動させる昇降機が設けることにより、台車輸送装置を重力で自走させることもでき、メンテナンスを容易にすると共にその全体システムを効率的に運営できる。
昇降機としては、エレベータ、チェーンベルト、ウインチ等を用いた吊り上げ装置等が適用できる。
また、台車がワイヤーやロープなどの索条を介して台車搬送路上端の台車挿入口に配置された牽引装置に牽引され、台車搬送路上を移動可能に接続させることもできる。
【0008】
また、本発明の台車輸送装置は、搬送物が古タイヤやゴミ等の廃棄物であって、ホッパー部が廃棄物焼却炉の供給部に連設されて構成されていることが望ましい。これによって、台車輸送装置を既存の焼却炉やロータリキルン等に適用して大量に回収される廃棄物の処理を迅速に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態に係る台車輸送装置について以下に説明する
図1は実施の形態1の台車輸送装置の模式的正面図であり、図2はその平面図である。図1及び図2において、10は実施の形態1の台車輸送装置、11は略矩形状の断面を有して全体がその入口側から傾斜配置された台車搬送路、12は台車搬送路11内を移動する台車、13は台車12の上部に開口して配置された搬送物入出部、14は台車搬送路11が上下方向にUターン状に屈曲して形成された台車上下反転部、15は台車上下反転部14の直下に配置された図示しない焼却炉に連設されたホッパー部、16は台車搬送路11の入口に台車12を移動させるための昇降機である。
【0010】
台車12は略箱状に形成され、台車搬送路11の四周の内壁面に当接して回転する上車輪12a、下車輪12b、左右の側車輪12c、12dの対をそれぞれその上部、下部、及び両側部に有している。すなわち本実施の形態1では、4個の上車輪12a、4個の下車輪12b、2個の左側車輪、2個の右側車輪から構成される。
【0011】
各車輪は鋼鉄製やゴム製のタイヤ状のもの等をその全部に、または、異なる種類のものを組み合わせたりしたものを用いることができる。また、各部位毎に取り付けられる車輪は上記に記載の数に限定されることなく、それ以上又はそれ以下の数に設計上の変更が可能である。台車が軌条上に設置される場合は、左右の側車輪は設けなくてもよい。
【0012】
台車搬送路11は鋼鉄製の板状体により全体が立体的に伸延する筒状に形成され、台車上下反転部14の下流側にも昇降機16に空の台車を輸送するための下流側台車搬送路11aが配置されている。なお、台車搬送路11の内壁面に必要に応じて台車12の各車輪12a〜12dがガイドされるレール等の軌条部を配置してもよい。また、台車搬送路11は、鋼鉄製の筒状のものがなくてもレール等の軌条部のみで構成されたものでもよい。
ホッパー部15は廃棄物が処理されるロータリキルン状の焼却炉に連設され、台車12が上下に反転してその搬送物入出部13から落下される廃棄物が焼却炉に供給されるようになっている。
【0013】
図3は台車上下反転部における台車の運動軌跡を示す模式図である。
台車上下反転部14は、図3の台車の軌跡図に示されるように台車12が搬送路に沿って上下にUターン状に反転できるような幾何学的曲率を有して形成されている。この台車上下反転部14にはその下方に搬送物投入口14aが配置され、ホッパー部15に台車12に積載された搬送物が投入される。
【0014】
続いて、以上のように構成された台車輸送装置10を用いてゴミなどの搬送物を焼却炉に移送させる搬送方法について説明する。
まず、台車12上部の搬送物入出部13から廃棄物を投入する。この搬送物が積載された台車12を昇降機16を用いて、台車搬送路11の入口に位置付ける。こうして、台車12を傾斜配置された台車搬送路11に挿入すると、台車12の自重により台車12が自走して台車上下反転部14に到達するとスピードダウンし、図3に示す軌跡のように反転して、積載された廃棄物が搬送物入出部13から搬送物投入口14aを介してホッパー部15に投入される。なお、台車12を停止させるストッパーを台車上下反転部14の搬送物投入口14aの位置に設けて、停止状態で搬送物の排出を行うようにし排出に必要な時間を確保し、この排出後にストッパーを外して台車12を下流側台車搬送路11aに輸送するようにしてもよい。
【0015】
この空になった台車12は下流側台車搬送路11aを通って昇降機16等の下部位置に移送される。なお、台車上下反転部14を台車搬送路11に偶数個設けておくことにより、最終的に搬送物入出部13を上にした正立状態で台車12を昇降機16の下部位置に復帰させることもできる。
また、台車12が最終的に倒立状態で復帰される場合には、昇降機16の近傍に台車反転機を設けて正立状態に戻したり、あるいは、開閉できる蓋部を備えた搬送物入出部13を台車の上下面に予め設けてこの蓋部を切り替えたりすることで台車12を運用することができる。
【0016】
実施の形態1の台車輸送装置10は以上のように構成されているので以下の作用を有する。
(1)台車搬送路11が全体に傾斜配置され、その内壁に車輪を介して当接した台車12を有するので、台車12の自重によって自走させることができ、台車搬送路11の所定箇所に設けた台車上下反転部14で台車12を反転させ積載された搬送物をホッパー部15に効率的に排出させることができる。
(2)台車12を台車搬送路11の始動位置に移動させる昇降機16が設けられているので、台車輸送装置10をこの動力だけで稼動させることもでき、メンテナンスを容易にすると共にその全体システムを効率的に運営できる。
(3)台車輸送装置10を既存の焼却炉やロータリキルン等に適用して大量に回収される廃棄物の処理を迅速に行うことができる。
【0017】
(実施の形態2)
図4は実施の形態2の台車輸送装置の模式正面図である。
図4において、20は実施の形態2の台車輸送装置、21、21aはそれぞれ異なる焼却炉の廃棄物供給口に連設され全体が台車挿入口から下方に向かって傾斜配置されループ状や直線状に配置された台車搬送路、22は台車搬送路21、21a内に挿入して移動される台車、23は各台車搬送路21、21aの台車挿入口に対応する段階毎に台車を移動させるための昇降機である。
【0018】
図5は台車搬送路内を搬送物投入口で停止させた台車の拡大断面図であり、21bは台車22が停止された台車搬送路21の搬送物投入口、22aは台車搬送路21の上内壁面に当接する上車輪、22bは下車輪、22c、22dは台車22の上下面側にそれぞれ開口した搬送物入出部、22eは搬送物入出部22c、22dに着脱自在又は回動自在に取り付けられる蓋部である。
【0019】
まず、台車22の下部側の搬送物入出部22dを蓋部22eで閉止し、ゴミ等の廃棄物を搬送物入出部22cから投入して積載する。この台車22を昇降機23の所定高さの階まで上昇させて、上段の台車搬送路21又は下段の台車搬送路21aの台車挿入口に移動させ、台車22を台車搬送路21又は台車搬送路21aに挿入して自走させる。
こうして、焼却炉などのホッパー位置に設けた台車上下反転部で台車22を反転させたり、あるいは焼却炉のホッパー位置に対応した搬送物投入口21bで図示しないストッパーを用いて台車22を停止させ、台車22下部の搬送物入出部22dの蓋部22eを係止している図示しないフック等の係止部を押圧して外したりすることで廃棄物を焼却炉等に投入することができる。
【0020】
実施の形態2の台車輸送装置20は以上のように構成されているので、以下の作用を有する。
(1)廃棄物の各処理設備に連設された複数の台車搬送路21、21aが昇降機23に設けられているので、全体プロセスを効率的に運営できる。
(2)昇降機23以外の動力源を必要としないため、省エネルギー性に優れている。
(3)台車22に搭載された廃棄物の排出を迅速に行うことができる。
【0021】
(実施の形態3)
図6は本発明の実施の形態3に係る台車輸送装置の模式的正面図である。
図6において、30は実施の形態3の台車輸送装置、31は全体が傾斜配置されその下端部側に台車上下反転部31aを備えた略矩形状断面を有する台車搬送路、32は台車搬送路31内を車輪32aを介して移動自在に配置された台車、33は台車搬送路31の台車挿入口に配置され台車32をワイヤ33aを介して牽引して移動させるための昇降機を兼ねた牽引装置、34は台車上下反転部31aの下部に設けられた台車32から排出される搬送物を受け取るためのホッパー部である。牽引装置33はワイヤ33aを巻き取るローラを備え、このローラをモータを用いて回転させ、回転を制御することでワイヤ33aの繰り出す長さ及び速度を自在に調整できるようになっている。これによりワイヤ33aに連結された台車32を台車搬送路31内の所定位置に移動させて停止させたり、ワイヤ33aを牽引して引き戻したりすることができる。
【0022】
なお、台車32を台車搬送路31の下端位置でワイヤ33aから外して、牽引装置33の下部に移動させ、図6に示すように牽引装置33をグランドラインに位置付けられた台車32をワイヤ33aを介して台車挿入口の位置に引き上げるのに用いることもできる。
【0023】
実施の形態3の台車輸送装置30は以上のように構成されているので、以下の作用を有する。
(1)状況に応じて複数の台車32を効率的に運用して、輸送システムを円滑に稼動させることもできる。
(2)台車搬送路31をその重力で移動する台車の速度を牽引装置33で規制でき安全性と操作性に優れる。
(3)搬送物をホッパー部34に排出した後、空の台車32を牽引装置33で引き上げるだけで台車挿入口に復帰させ、繰り返して次の輸送を行うことができるので省エネルギー性に優れている。
【0024】
【発明の効果】
本発明の台車輸送装置によれば、台車に積載された搬送物の排出を所定位置で迅速に行うことができ、駆動源や制御装置などを要せず経済性やメンテナンス性に優れ、廃棄物をその利用目的に応じて処理できる汎用性に優れた台車輸送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の台車輸送装置の模式的正面図である。
【図2】実施の形態1の台車輸送装置の模式平面図である。
【図3】台車上下反転部における台車の運動軌跡を示す模式図である。
【図4】実施の形態2の台車輸送装置の模式的正面図である。
【図5】台車搬送路内の搬送物投入口で停止させた台車の拡大断面図である。
【図6】実施の形態3の台車輸送装置の模式的正面図である。
【符号の説明】
10: 実施の形態1の台車輸送装置
11: 台車搬送路
11a: 下流側台車搬送路
12: 台車
12a: 上車輪
12b: 下車輪
12c: 左車輪
12d: 右車輪
13: 搬送物入出部
14: 台車上下反転部
14a: 搬送物投入口
15: ホッパー部
16: 昇降機
20: 実施の形態2の台車輸送装置
21、21a: 台車搬送路
21b: 搬送物投入口
22: 台車
22a: 上車輪
22b: 下車輪
22c、22d: 搬送物入出部
22e: 蓋部
23: 昇降機
30: 実施の形態3の台車輸送装置
31: 台車搬送路
31a: 台車上下反転部
32: 台車
32a: 車輪
33: 牽引装置
33a: ワイヤ
34: ホッパー部
【発明の属する技術分野】
本発明は台車輸送装置に関し、より詳しくは、古タイヤ、古紙等の廃棄物を焼却炉等の処理設備に搬送するための台車輸送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、廃棄物などを目的の処理装置に搬送するに際して、廃棄物等を積載した搬送用台車等が利用されている。このような台車搬送技術に関連して例えば以下のようなものが知られている。
(イ)特開平5−330798号公報には、搬送物が乗せられるバケットの昇降機能と反転機能を有した台車を介して搬送物を運搬して排出する反転バケット付き運搬装置が記載されている。
(ロ)特開平11−223318号公報には、トンネル窯が炉体とされ積載装置が炉床とされて、積載装置を移動させる軌道の経路設計によりゴミを積載した積載装置をトンネル窯内に進入させてゴミを燃焼するようにしたトンネル窯型ゴミ焼却炉が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の技術は以下のような課題を有していた。
(イ)特開平5−330798号公報に記載の反転バケット付き運搬装置では、台車上のバケットを反転させためのモータなどの駆動源やこれを所定位置で動作させるための制御装置などを必要とするため、装置が複雑化し経済性やメンテナンス性に欠けるという課題があった。
(ロ)特開平11−223318号公報に記載のトンネル窯型ゴミ焼却炉では、ゴミが台車ごと加熱されるので、熱の利用効率が悪く省エネルギー性に欠ける上に、廃棄物をセメントキルン等に投入する燃料等として利用するなどの汎用性に乏しいという課題があった。
本発明は前記従来技術の課題を解決するためになされたもので、台車に積載された搬送物の排出を所定位置で迅速に行うことができ、駆動源や制御装置などを要せず経済性やメンテナンス性に優れ、廃棄物をその利用目的に応じて処理できる汎用性に優れた台車輸送装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の台車輸送装置は、全体が傾斜配置された台車搬送路と、前記台車搬送路の内壁面に当接する車輪を備えて搬送物を積載する台車とを有するので、台車の自重によって台車搬送路内を自走させることができ、台車自体に駆動装置を必要せずシステムを単純化できる。
台車搬送路は、略筒状の断面形状を有し、垂直方向及び水平方向で湾曲状又は直線状に配置され全体が傾斜して配置されたトンネル状の筒状通路であることが望ましい。この台車搬送路における略矩形状断面の縦横周囲の壁部に台車の上部及び下部、左右側部等に設けた車輪がそれぞれ当接してガイドされ、搬送路内を移動できるようになっている。
台車搬送路は各工場プロセス等における搬送物の発生箇所や搬送物の処理装置間を連結するように配置され、必要に応じて分岐路や、台車を所定位置に停止させるための台車係止部等が設けられていることが望ましい。
台車には搬送物が収納される容器状の積載部が設けられ、この積載部の上部に搬送物入出部が開口して形成されていることが望ましい。
搬送物としては、家庭等で排出されるゴミや、古タイヤ、故紙、工業リサイクル品などやこれらを所定大きさに破砕又は切断した廃棄物や、工場等における各種の原料や二次製品などが適用できる。
【0005】
また、本発明の台車輸送装置は、台車の上部に開口して配置された搬送物入出部と、前記台車搬送路がその下流側で上下方向にUターン状に屈曲して形成された台車上下反転部と、前記台車上下反転部の直下に配置され上下に反転した前記搬送物入出部から排出される搬送物を貯留するホッパー部と、を有して構成されていることが望ましく、台車搬送路の所定箇所に設けた台車上下反転部で台車を反転させ積載された搬送物をホッパー部に排出させることができる。
台車上下反転部は、台車搬送路内をその内壁に沿って移動する台車の大きさに応じて形成され、台車が上下に反転できる幾何学的形状のUターン状の通路部分であり、この上下反転位置の直下に開口したホッパー部を備えていることが望ましい。
ホッパー部は台車上下反転部から落下して投入される搬送物を受ける部分であり、ここに一時的に搬送物を保留したり、必要に応じて設けられたコンベアなどで次工程に搬送物が移送されたりするようになっている。
【0006】
また、本発明の台車輸送装置は、車輪が前記台車の上部及び下部、左右側部にそれぞれ備えられていることが望ましく、ループ状に湾曲したり、上下に反転屈曲したりする台車搬送路内を常時安定状態で台車の移動を行うことができる。
車輪は、台車搬送路における矩形状断面の各内壁面に当接して回転するように支持部を介して台車に配置され、各部位毎に複数設けることができる。
【0007】
また、本発明の台車輸送装置は、台車搬送路の台車挿入口に台車を移動させる昇降機が備えられて構成されていることが望ましく、台車を台車搬送路の始動位置に移動させる昇降機が設けることにより、台車輸送装置を重力で自走させることもでき、メンテナンスを容易にすると共にその全体システムを効率的に運営できる。
昇降機としては、エレベータ、チェーンベルト、ウインチ等を用いた吊り上げ装置等が適用できる。
また、台車がワイヤーやロープなどの索条を介して台車搬送路上端の台車挿入口に配置された牽引装置に牽引され、台車搬送路上を移動可能に接続させることもできる。
【0008】
また、本発明の台車輸送装置は、搬送物が古タイヤやゴミ等の廃棄物であって、ホッパー部が廃棄物焼却炉の供給部に連設されて構成されていることが望ましい。これによって、台車輸送装置を既存の焼却炉やロータリキルン等に適用して大量に回収される廃棄物の処理を迅速に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態に係る台車輸送装置について以下に説明する
図1は実施の形態1の台車輸送装置の模式的正面図であり、図2はその平面図である。図1及び図2において、10は実施の形態1の台車輸送装置、11は略矩形状の断面を有して全体がその入口側から傾斜配置された台車搬送路、12は台車搬送路11内を移動する台車、13は台車12の上部に開口して配置された搬送物入出部、14は台車搬送路11が上下方向にUターン状に屈曲して形成された台車上下反転部、15は台車上下反転部14の直下に配置された図示しない焼却炉に連設されたホッパー部、16は台車搬送路11の入口に台車12を移動させるための昇降機である。
【0010】
台車12は略箱状に形成され、台車搬送路11の四周の内壁面に当接して回転する上車輪12a、下車輪12b、左右の側車輪12c、12dの対をそれぞれその上部、下部、及び両側部に有している。すなわち本実施の形態1では、4個の上車輪12a、4個の下車輪12b、2個の左側車輪、2個の右側車輪から構成される。
【0011】
各車輪は鋼鉄製やゴム製のタイヤ状のもの等をその全部に、または、異なる種類のものを組み合わせたりしたものを用いることができる。また、各部位毎に取り付けられる車輪は上記に記載の数に限定されることなく、それ以上又はそれ以下の数に設計上の変更が可能である。台車が軌条上に設置される場合は、左右の側車輪は設けなくてもよい。
【0012】
台車搬送路11は鋼鉄製の板状体により全体が立体的に伸延する筒状に形成され、台車上下反転部14の下流側にも昇降機16に空の台車を輸送するための下流側台車搬送路11aが配置されている。なお、台車搬送路11の内壁面に必要に応じて台車12の各車輪12a〜12dがガイドされるレール等の軌条部を配置してもよい。また、台車搬送路11は、鋼鉄製の筒状のものがなくてもレール等の軌条部のみで構成されたものでもよい。
ホッパー部15は廃棄物が処理されるロータリキルン状の焼却炉に連設され、台車12が上下に反転してその搬送物入出部13から落下される廃棄物が焼却炉に供給されるようになっている。
【0013】
図3は台車上下反転部における台車の運動軌跡を示す模式図である。
台車上下反転部14は、図3の台車の軌跡図に示されるように台車12が搬送路に沿って上下にUターン状に反転できるような幾何学的曲率を有して形成されている。この台車上下反転部14にはその下方に搬送物投入口14aが配置され、ホッパー部15に台車12に積載された搬送物が投入される。
【0014】
続いて、以上のように構成された台車輸送装置10を用いてゴミなどの搬送物を焼却炉に移送させる搬送方法について説明する。
まず、台車12上部の搬送物入出部13から廃棄物を投入する。この搬送物が積載された台車12を昇降機16を用いて、台車搬送路11の入口に位置付ける。こうして、台車12を傾斜配置された台車搬送路11に挿入すると、台車12の自重により台車12が自走して台車上下反転部14に到達するとスピードダウンし、図3に示す軌跡のように反転して、積載された廃棄物が搬送物入出部13から搬送物投入口14aを介してホッパー部15に投入される。なお、台車12を停止させるストッパーを台車上下反転部14の搬送物投入口14aの位置に設けて、停止状態で搬送物の排出を行うようにし排出に必要な時間を確保し、この排出後にストッパーを外して台車12を下流側台車搬送路11aに輸送するようにしてもよい。
【0015】
この空になった台車12は下流側台車搬送路11aを通って昇降機16等の下部位置に移送される。なお、台車上下反転部14を台車搬送路11に偶数個設けておくことにより、最終的に搬送物入出部13を上にした正立状態で台車12を昇降機16の下部位置に復帰させることもできる。
また、台車12が最終的に倒立状態で復帰される場合には、昇降機16の近傍に台車反転機を設けて正立状態に戻したり、あるいは、開閉できる蓋部を備えた搬送物入出部13を台車の上下面に予め設けてこの蓋部を切り替えたりすることで台車12を運用することができる。
【0016】
実施の形態1の台車輸送装置10は以上のように構成されているので以下の作用を有する。
(1)台車搬送路11が全体に傾斜配置され、その内壁に車輪を介して当接した台車12を有するので、台車12の自重によって自走させることができ、台車搬送路11の所定箇所に設けた台車上下反転部14で台車12を反転させ積載された搬送物をホッパー部15に効率的に排出させることができる。
(2)台車12を台車搬送路11の始動位置に移動させる昇降機16が設けられているので、台車輸送装置10をこの動力だけで稼動させることもでき、メンテナンスを容易にすると共にその全体システムを効率的に運営できる。
(3)台車輸送装置10を既存の焼却炉やロータリキルン等に適用して大量に回収される廃棄物の処理を迅速に行うことができる。
【0017】
(実施の形態2)
図4は実施の形態2の台車輸送装置の模式正面図である。
図4において、20は実施の形態2の台車輸送装置、21、21aはそれぞれ異なる焼却炉の廃棄物供給口に連設され全体が台車挿入口から下方に向かって傾斜配置されループ状や直線状に配置された台車搬送路、22は台車搬送路21、21a内に挿入して移動される台車、23は各台車搬送路21、21aの台車挿入口に対応する段階毎に台車を移動させるための昇降機である。
【0018】
図5は台車搬送路内を搬送物投入口で停止させた台車の拡大断面図であり、21bは台車22が停止された台車搬送路21の搬送物投入口、22aは台車搬送路21の上内壁面に当接する上車輪、22bは下車輪、22c、22dは台車22の上下面側にそれぞれ開口した搬送物入出部、22eは搬送物入出部22c、22dに着脱自在又は回動自在に取り付けられる蓋部である。
【0019】
まず、台車22の下部側の搬送物入出部22dを蓋部22eで閉止し、ゴミ等の廃棄物を搬送物入出部22cから投入して積載する。この台車22を昇降機23の所定高さの階まで上昇させて、上段の台車搬送路21又は下段の台車搬送路21aの台車挿入口に移動させ、台車22を台車搬送路21又は台車搬送路21aに挿入して自走させる。
こうして、焼却炉などのホッパー位置に設けた台車上下反転部で台車22を反転させたり、あるいは焼却炉のホッパー位置に対応した搬送物投入口21bで図示しないストッパーを用いて台車22を停止させ、台車22下部の搬送物入出部22dの蓋部22eを係止している図示しないフック等の係止部を押圧して外したりすることで廃棄物を焼却炉等に投入することができる。
【0020】
実施の形態2の台車輸送装置20は以上のように構成されているので、以下の作用を有する。
(1)廃棄物の各処理設備に連設された複数の台車搬送路21、21aが昇降機23に設けられているので、全体プロセスを効率的に運営できる。
(2)昇降機23以外の動力源を必要としないため、省エネルギー性に優れている。
(3)台車22に搭載された廃棄物の排出を迅速に行うことができる。
【0021】
(実施の形態3)
図6は本発明の実施の形態3に係る台車輸送装置の模式的正面図である。
図6において、30は実施の形態3の台車輸送装置、31は全体が傾斜配置されその下端部側に台車上下反転部31aを備えた略矩形状断面を有する台車搬送路、32は台車搬送路31内を車輪32aを介して移動自在に配置された台車、33は台車搬送路31の台車挿入口に配置され台車32をワイヤ33aを介して牽引して移動させるための昇降機を兼ねた牽引装置、34は台車上下反転部31aの下部に設けられた台車32から排出される搬送物を受け取るためのホッパー部である。牽引装置33はワイヤ33aを巻き取るローラを備え、このローラをモータを用いて回転させ、回転を制御することでワイヤ33aの繰り出す長さ及び速度を自在に調整できるようになっている。これによりワイヤ33aに連結された台車32を台車搬送路31内の所定位置に移動させて停止させたり、ワイヤ33aを牽引して引き戻したりすることができる。
【0022】
なお、台車32を台車搬送路31の下端位置でワイヤ33aから外して、牽引装置33の下部に移動させ、図6に示すように牽引装置33をグランドラインに位置付けられた台車32をワイヤ33aを介して台車挿入口の位置に引き上げるのに用いることもできる。
【0023】
実施の形態3の台車輸送装置30は以上のように構成されているので、以下の作用を有する。
(1)状況に応じて複数の台車32を効率的に運用して、輸送システムを円滑に稼動させることもできる。
(2)台車搬送路31をその重力で移動する台車の速度を牽引装置33で規制でき安全性と操作性に優れる。
(3)搬送物をホッパー部34に排出した後、空の台車32を牽引装置33で引き上げるだけで台車挿入口に復帰させ、繰り返して次の輸送を行うことができるので省エネルギー性に優れている。
【0024】
【発明の効果】
本発明の台車輸送装置によれば、台車に積載された搬送物の排出を所定位置で迅速に行うことができ、駆動源や制御装置などを要せず経済性やメンテナンス性に優れ、廃棄物をその利用目的に応じて処理できる汎用性に優れた台車輸送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の台車輸送装置の模式的正面図である。
【図2】実施の形態1の台車輸送装置の模式平面図である。
【図3】台車上下反転部における台車の運動軌跡を示す模式図である。
【図4】実施の形態2の台車輸送装置の模式的正面図である。
【図5】台車搬送路内の搬送物投入口で停止させた台車の拡大断面図である。
【図6】実施の形態3の台車輸送装置の模式的正面図である。
【符号の説明】
10: 実施の形態1の台車輸送装置
11: 台車搬送路
11a: 下流側台車搬送路
12: 台車
12a: 上車輪
12b: 下車輪
12c: 左車輪
12d: 右車輪
13: 搬送物入出部
14: 台車上下反転部
14a: 搬送物投入口
15: ホッパー部
16: 昇降機
20: 実施の形態2の台車輸送装置
21、21a: 台車搬送路
21b: 搬送物投入口
22: 台車
22a: 上車輪
22b: 下車輪
22c、22d: 搬送物入出部
22e: 蓋部
23: 昇降機
30: 実施の形態3の台車輸送装置
31: 台車搬送路
31a: 台車上下反転部
32: 台車
32a: 車輪
33: 牽引装置
33a: ワイヤ
34: ホッパー部
Claims (9)
- 全体が傾斜配置された台車搬送路と、前記台車搬送路の内壁面に当接する車輪を備えて搬送物を積載する台車と、を有することを特徴とする台車輸送装置。
- 前記台車搬送路が略矩形状の断面を有するものである請求項1に記載の台車輸送装置。
- 前記台車搬送路が、その下流側で上下方向にUターン状に屈曲して形成された台車上下反転部を有する請求項1又は2に記載の台車輸送装置。
- 前記台車搬送路が、前記台車の上部に開口して配置された搬送物入出部と、前記台車上下反転部の直下に配置され上下に反転した前記搬送物入出部から排出される搬送物を貯留するホッパー部と、を有することを特徴とする請求項3に記載の台車輸送装置。
- 前記車輪が、前記台車の上部及び下部、左右側部にそれぞれ備えられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の台車輸送装置。
- 前記台車搬送路の台車挿入口に前記台車を昇降させる昇降機が備えられていることを特徴とする請求項1〜5に記載の台車輸送装置。
- 前記台車がワイヤーやロープなどの索条を介して前記台車搬送路上端の台車挿入口に配置された牽引装置に牽引され、前記台車搬送路上を移動可能に接続されていることを特徴とする請求項1〜6に記載の台車輸送装置。
- 前記搬送物が廃棄物であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の台車輸送装置。
- 前記ホッパー部が廃棄物焼却炉の供給部に連設されていることを特徴とする請求項8に記載の台車輸送装置。
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JP2002200560A JP2004043066A (ja) | 2002-07-09 | 2002-07-09 | 台車輸送装置 |
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KR100786767B1 (ko) * | 2006-10-16 | 2007-12-21 | 주식회사 장학산업 | 슬라이드식 개방형 지붕 |
ITVE20110007A1 (it) * | 2011-01-21 | 2012-07-22 | Rm Ponterosso | Sistema automatizzato di trasporto su rotaie |
JP2016124353A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 山九株式会社 | 重量物の搬送装置 |
-
2002
- 2002-07-09 JP JP2002200560A patent/JP2004043066A/ja active Pending
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