JP2004041576A - 食器洗浄機 - Google Patents

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【課題】洗浄ノズルに供給される洗浄液の圧力、流量を増加させて、洗浄ノズルから噴射供給される洗浄液による洗浄能力を向上させること。
【解決手段】洗浄室内に配置されて洗浄液が供給されるノズルヘッダ11に所要の隙間を有して嵌合されて回転可能に支持されるノズルホルダ31と、ノズルホルダ31に一体的に連設されて洗浄液を噴射供給可能な洗浄ノズル32を備えて、洗浄室内のラックに載せた食器が洗浄ノズル32から噴射供給される洗浄液により洗浄されるように構成した食器洗浄機において、ノズルホルダ31内から前記隙間を通して漏れる漏れ水流FL4に抗した対向水流FL3を形成するガイド面31c2(対向水流形成手段)をノズルホルダ31内に設けて、ノズルヘッダ11からノズルホルダ31を通して洗浄ノズル32に向けて供給される洗浄液の一部が分流して対向水流FL3が形成されるようにした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食器洗浄機に係り、特に、洗浄室内に配置されて洗浄液が供給されるノズルヘッダと、このノズルヘッダに所要の隙間を有して嵌合されて回転可能に支持されるノズルホルダと、このノズルホルダに一体的に連設されて前記洗浄液を噴射供給可能な洗浄ノズルを備えて、前記洗浄室内のラックに載せた食器が前記洗浄ノズルから噴射供給される前記洗浄液により洗浄されるように構成した食器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の食器洗浄機は、例えば、特開平11−76132号公報や特開平11−188003号公報に示されていて、これらの公報に示されている食器洗浄機では、ノズルヘッダとノズルホルダの嵌合部に円滑な回転を許容する所要の隙間が設けられているため、ノズルヘッダからノズルホルダに供給される洗浄液の一部が同隙間を通して漏れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、上記した従来の食器洗浄機においては、ノズルヘッダからノズルホルダを通して洗浄ノズルに供給される洗浄液の圧力、流量が低下して、洗浄ノズルから噴射供給される洗浄液による洗浄能力が低下するおそれがある。したがって、本発明は、上記した隙間を通して漏れる洗浄液の流量を減少させ得る食器洗浄機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、洗浄室内に配置されて洗浄液が供給されるノズルヘッダと、このノズルヘッダに所要の隙間を有して嵌合されて回転可能に支持されるノズルホルダと、このノズルホルダに一体的に連設されて前記洗浄液を噴射供給可能な洗浄ノズルを備えて、前記洗浄室内のラックに載せた食器が前記洗浄ノズルから噴射供給される前記洗浄液により洗浄されるように構成した食器洗浄機において、前記ノズルホルダ内から前記隙間を通して漏れる漏れ水流に抗した対向水流を形成する対向水流形成手段を前記ノズルホルダ内に設けて、この対向水流形成手段により前記ノズルヘッダから前記ノズルホルダを通して前記洗浄ノズルに向けて供給される前記洗浄液の一部が分流して前記対向水流が形成されるようにしたことに特徴がある。
【0005】
この場合において、前記対向水流形成手段は前記ノズルホルダの構成部材に形成したガイド面であることが望ましく、また、前記ガイド面に沿って流れる対向水流と前記隙間に向けて流れる漏れ水流とが前記ガイド面の端部にて交差することが望ましい。
【0006】
【発明の作用・効果】
本発明による食器洗浄機においては、ノズルホルダ内に設けた対向水流形成手段により、ノズルヘッダからノズルホルダを通して洗浄ノズルに向けて供給される洗浄液の一部が分流して対向水流が形成され、この対向水流がノズルホルダ内から隙間を通して漏れる漏れ水流に抗して流れる。このため、漏れ水流の流れを妨げて漏れ流量を減少させることができ、ノズルヘッダからノズルホルダを通して洗浄ノズルに供給される洗浄液の圧力、流量を増加させて、洗浄ノズルから噴射供給される洗浄液による洗浄能力を向上させることが可能である。
【0007】
また、本発明において、対向水流形成手段をノズルホルダの構成部材に形成したガイド面とした場合には、ノズルホルダの構成部材を有効に活用して、安価に実施することが可能である。また、ガイド面に沿って流れる対向水流と隙間に向けて流れる漏れ水流とがガイド面の端部にて交差するように構成した場合には、ガイド面に沿って流れる対向水流を漏れ水流に効率よく対向させることが可能であり、漏れ流量を効率よく低減することが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明による食器洗浄機を概略的に示していて、この食器洗浄機は、下部噴射組立体Aと上部噴射組立体Bを備えていて、下部噴射組立体Aと上部噴射組立体B間にて洗浄室R内のラックCに載せた食器Dが洗浄液により洗浄されるとともに、すすぎ水によりすすがれるように構成されている。
【0009】
下部噴射組立体Aは、図1および図2に示したように、下部ノズルヘッダ11と、これと同軸的に固設した下部すすぎ配管21および下部中空シャフト22を備えるとともに、これらに組付けた下部洗浄ノズル組立体30と下部すすぎノズル組立体40を備えていて、下部ノズルヘッダ11にはタンク12からポンプ13により洗浄液が圧送供給されるように下部洗浄液供給管14が接続され、下部すすぎ配管21にはすすぎ水供給源(図示省略)からすすぎ水が供給されるように下部すすぎ水供給管23が接続されている。
【0010】
下部洗浄ノズル組立体30は、下部ノズルヘッダ11と下部中空シャフト22に所要の隙間を有して上方から嵌合されて回転可能に支持される下部ノズルホルダ31と、この下部ノズルホルダ31に一体的に連設されて洗浄液を下方から上方に向けて噴射供給可能で洗浄液の噴射供給時には下部ノズルホルダ31と一体的に回転する複数の下部洗浄ノズル32によって構成されている。
【0011】
下部ノズルホルダ31は、薄い金属板を椀状に絞り加工して形成したホルダ本体31aと、樹脂によって成形されてホルダ本体31aに組付けた筒状のアッパカラー31bと環状のロアカラー31cによって構成されていて、ホルダ本体31aの側面に形成した各ノズル取付孔には各下部洗浄ノズル32の根元部が差し込まれて液密的に固定されている。
【0012】
アッパカラー31bは、その上端に形成した環状フランジ31b1にて複数のネジ31dを用いてホルダ本体31aの上部に組付けられていて、下部中空シャフト22に所要の隙間を有して回転可能に嵌合され、下部中空シャフト22の下端部に形成した環状フランジ22aに当接することで位置決めされて支持されている。また、このアッパカラー31bの外周には、軸方向上方への水流FLoを径方向外方への水流FL1とする環状のガイド面31b2が形成されていて、下部ノズルヘッダ11の上端に設けた複数の通水孔11aを通して供給される洗浄液が各下部洗浄ノズル32に向けて誘導されるようになっている。
【0013】
ロアカラー31cは、その下端に形成した環状フランジ31c1の凹部にてホルダ本体31aの下端に液密的に嵌合固定された状態にて、複数のネジ(図示せず)を用いて組付けられるようになっていて、下部ノズルヘッダ11の上部外周に所要の隙間を有して回転可能に嵌合されている。また、このロアカラー31cの内周部には、軸方向下方への水流FL2を径方向で斜め上方への水流FL3とする環状のガイド面31c2が形成されていて、下部ノズルヘッダ11から下部ノズルホルダ31を通して各下部洗浄ノズル32に向けて供給される洗浄液(水流FL1)の一部が分流して水流FL2とFL3が形成されるようになっている。
【0014】
ロアカラー31cのガイド面31c2によって形成される水流FL3は、下部ノズルホルダ31内から下部ノズルヘッダ11と下部ノズルホルダ31間の隙間を通して漏れる漏れ水流FL4に抗した対向水流であり、この対向水流FL3を形成するロアカラー31cのガイド面31c2は対向水流形成手段であって、下部ノズルホルダ31内に設けられている。また、ロアカラー31cのガイド面31c2は、図3にて拡大して示したように、下部ノズルヘッダ11の上端面より僅かな量δ(1mm程度)低い高さとなるように形成されていて、ガイド面31c2に沿って流れる対向水流FL3と隙間に向けて流れる漏れ水流FL4とがガイド面31c2の上端部にて交差するように構成されており、対向水流FL3が漏れ水流FL4に効率よく対向するようにしてある。
【0015】
下部すすぎノズル組立体40は、特開平11−188003号公報にて周知の固定手段(図示省略)にて下部中空シャフト22に嵌合固定された有底中空シャフト41と、この有底中空シャフト41に組付けた下部すすぎノズルホルダ42、スラストワッシャ43、Eリング44および水量調整ネジ45と、下部すすぎノズルホルダ42に根元部を差し込まれて液密的に固定された2本の下部すすぎノズルパイプ46によって構成されている。
【0016】
下部すすぎノズルホルダ42とスラストワッシャ43は、有底中空シャフト41の外周に所要の隙間を有して回転可能に嵌合されていて、Eリング44により予め抜け止めされている。各下部すすぎノズルパイプ46は、下部すすぎノズルホルダ42に一体的に連設されていて、すすぎ水を下方から上方に向けて噴射供給可能ですすぎ水の噴射供給時には下部すすぎノズルホルダ42と一体的に回転する。
【0017】
一方、上部噴射組立体Bは、図1および図4に示したように、上部ノズルヘッダ15と、これと同軸的に固設した上部すすぎ配管24および上部中空シャフト25を備えるとともに、これらに組付けた上部洗浄ノズル組立体50と上部すすぎノズル組立体60を備えていて、上部ノズルヘッダ15には下部洗浄液供給管14から分岐されてポンプ13により洗浄液が圧送供給されるように上部洗浄液供給管16が接続され、上部すすぎ配管24にはすすぎ水供給源(図示省略)からすすぎ水が供給されるように上部すすぎ水供給管26が接続されている。
【0018】
上部洗浄ノズル組立体50は、上部ノズルヘッダ15と上部中空シャフト25に所要の隙間を有して下方から嵌合されて回転可能に支持される上部ノズルホルダ51と、この上部ノズルホルダ51に一体的に連設されて洗浄液を上方から下方に向けて噴射供給可能で洗浄液の噴射供給時には上部ノズルホルダ51と一体的に回転する複数の上部洗浄ノズル52によって構成されている。
【0019】
上部ノズルホルダ51は、薄い金属板を椀状に絞り加工して形成したホルダ本体51aと、樹脂によって成形されてホルダ本体51aに組付けた筒状のロアカラー51bと環状のアッパカラー51cによって構成されていて、ホルダ本体51aの側面に形成した各ノズル取付孔には各上部洗浄ノズル52の根元部が差し込まれて液密的に固定されている。
【0020】
ロアカラー51bは、その下端に形成した環状フランジ51b1にて複数のネジ51dを用いてホルダ本体51aの下部に組付けられていて、上部中空シャフト25に所要の隙間を有して回転可能に嵌合され、上部中空シャフト25の下端に中空ボルト54を用いて組付けた環状のスラストプレート53にスラストボールベアリング51eを介して当接することで位置決めされて支持されている。また、このロアカラー51bの外周には、軸方向下方への水流FUoを径方向外方への水流FU1とする環状のガイド面51b2が形成されていて、上部ノズルヘッダ15の下端に設けた複数の通水孔15aを通して供給される洗浄液が各上部洗浄ノズル52に向けて誘導されるようになっている。
【0021】
アッパカラー51cは、その上端に形成した環状フランジ51c1の凹部にてホルダ本体51aの上端に液密的に嵌合固定された状態にて、複数のネジ(図示せず)を用いて組付けられるようになっていて、上部ノズルヘッダ15の下部外周に所要の隙間を有して回転可能に嵌合されている。また、このアッパカラー51cの内周部には、軸方向上方への水流FU2を径方向で斜め下方への水流FU3とする環状のガイド面51c2が形成されていて、上部ノズルヘッダ15から上部ノズルホルダ51を通して各上部洗浄ノズル52に向けて供給される洗浄液(水流FU1)の一部が分流して水流FU2とFU3が形成されるようになっている。
【0022】
アッパカラー51cのガイド面51c2によって形成される水流FU3は、上部ノズルホルダ51内から上部ノズルヘッダ15と上部ノズルホルダ51間の隙間を通して漏れる漏れ水流FU4に抗した対向水流であり、この対向水流FU3を形成するアッパカラー51cのガイド面51c2は対向水流形成手段であって、上部ノズルホルダ51内に設けられている。また、アッパカラー51cのガイド面51c2は、図5にて拡大して示したように、上部ノズルヘッダ15の下端面より僅かな量δ(1mm程度)高い高さとなるように形成されていて、ガイド面51c2に沿って流れる対向水流FU3と隙間に向けて流れる漏れ水流FU4とがガイド面51c2の下端部にて交差するように構成されており、対向水流FU3が漏れ水流FU4に効率よく対向するようにしてある。
【0023】
上部すすぎノズル組立体60は、中空ボルト54の下端部に螺着した有底中空ボルト61と、この有底中空ボルト61に組付けた上部すすぎノズルホルダ62およびスラストワッシャ63と、上部すすぎノズルホルダ62に根元部を差し込まれて液密的に固定された2本の上部すすぎノズルパイプ66によって構成されている。
【0024】
上部すすぎノズルホルダ62は、有底中空ボルト61の外周に所要の隙間を有して回転可能に嵌合されていて、スラストワッシャ63を介しての有底中空ボルト61の頭部61aに係合することにより抜け止めされている。各上部すすぎノズルパイプ66は、上部すすぎノズルホルダ62に一体的に連設されていて、すすぎ水を上方から下方に向けて噴射供給可能ですすぎ水の噴射供給時には上部すすぎノズルホルダ62と一体的に回転する。
【0025】
上記のように構成したこの実施形態の食器洗浄機においては、洗浄工程が実行されることにより、洗浄室R内のラックCに載せた食器Dに各下部洗浄ノズル32と各上部洗浄ノズル52から洗浄液が噴射供給されて、食器Dの洗浄が行われ、また、すすぎ工程が実行されることにより、食器Dに各下部すすぎノズルパイプ46と各上部すすぎノズルパイプ66からすすぎ水が噴射供給されて、食器Dのすすぎが行われる。
【0026】
ところで、この実施形態においては、下部ノズルホルダ31内に設けた対向水流形成手段であるガイド面31c2により、下部ノズルヘッダ11から下部ノズルホルダ31を通して各下部洗浄ノズル32に向けて供給される洗浄液FL1の一部が分流して対向水流FL3が形成され、この対向水流FL3が下部ノズルホルダ31内から下部ノズルヘッダ11と下部ノズルホルダ31間の隙間を通して漏れる漏れ水流FL4に抗して流れる。このため、漏れ水流FL4の流れを妨げて漏れ流量を減少させることができ、下部ノズルヘッダ11から下部ノズルホルダ31を通して各下部洗浄ノズル32に供給される洗浄液の圧力、流量を増加させて、各下部洗浄ノズル32から噴射供給される洗浄液による洗浄能力を向上させることが可能である。なお、発明者等の試験によれば、ガイド面31c2を設けた場合には、ガイド面31c2を設けない場合に比して、各下部洗浄ノズル32に供給される洗浄液の圧力が30%程度増加していることが確認できた。
【0027】
また、上部ノズルホルダ51内に設けた対向水流形成手段であるガイド面51c2により、上部ノズルヘッダ15から上部ノズルホルダ51を通して各上部洗浄ノズル52に向けて供給される洗浄液FU1の一部が分流して対向水流FU3が形成され、この対向水流FU3が上部ノズルホルダ51内から上部ノズルヘッダ15と上部ノズルホルダ51間の隙間を通して漏れる漏れ水流FU4に抗して流れる。このため、漏れ水流FU4の流れを妨げて漏れ流量を減少させることができ、上部ノズルヘッダ15から上部ノズルホルダ51を通して各上部洗浄ノズル52に供給される洗浄液の圧力、流量を増加させて、各上部洗浄ノズル52から噴射供給される洗浄液による洗浄能力を向上させることが可能である。なお、発明者等の試験によれば、ガイド面51c2を設けた場合には、ガイド面51c2を設けない場合に比して、各上部洗浄ノズル52に供給される洗浄液の圧力が20%程度増加していることが確認できた。
【0028】
また、この実施形態においては、下部洗浄ノズル組立体30における下部ノズルホルダ31の構成部材である樹脂製のロアカラー31cにガイド面31c2を設けるとともに、上部洗浄ノズル組立体50における上部ノズルホルダ51の構成部材である樹脂製のアッパカラー51cにガイド面51c2を設けることで実施できるものであり、各ガイド面31c2,51c2は型成形により容易に形成することが可能であるため、また、下部洗浄ノズル組立体30における樹脂製のロアカラー31cと上部洗浄ノズル組立体50における樹脂製のアッパカラー51cを同一形状として部品の共用を図ることが可能であるため、安価に実施することが可能である。
【0029】
また、この実施形態においては、各ガイド面31c2,51c2に沿って流れる各対向水流FL3,FU3と各隙間に向けて流れる各漏れ水流FL4,FU4とが各ガイド面31c2,51c2の端部にて交差するように構成したため、各ガイド面31c2,51c2に沿って流れる各対向水流FL3,FU3を各漏れ水流FL4,FU4に効率よく対向させることが可能であり、漏れ流量を効率よく低減することが可能である。
【0030】
上記実施形態においては、下部洗浄ノズル組立体30における樹脂製のロアカラー31cに設けたガイド面31c2と、上部洗浄ノズル組立体50における樹脂製のアッパカラー51cに設けたガイド面51c2を、図3と図5に示したように、直線状で傾斜した形状として実施したが、これらのガイド面31c2,51c2を、図6にてガイド面31c2を例として示したように、円弧形状として実施することも可能である。
【0031】
また、上記実施形態においては、下部ノズルホルダ31を、薄い金属板を椀状に絞り加工して形成したホルダ本体31aと、樹脂によって成形されてホルダ本体31aに組付けた筒状のアッパカラー31bと環状のロアカラー31cによって構成し、上部ノズルホルダ51を、薄い金属板を椀状に絞り加工して形成したホルダ本体51aと、樹脂によって成形されてホルダ本体51aに組付けた筒状のロアカラー51bと環状のアッパカラー51cによって構成して実施したが、これら各ノズルホルダの構成は適宜変更可能であり、上記実施形態の構成に限定されるものではない。
【0032】
また、上記実施形態においては、すすぎノズルが洗浄ノズルとは別個に構成されている食器洗浄機に本発明を実施したが、洗浄ノズルがすすぎノズルを兼用している構成の食器洗浄機にも本発明は同様に実施することが可能であり、上記実施形態の形態に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による食器洗浄機の一実施形態を概略的に示す側面図である。
【図2】図1に示した下部噴射組立体の要部を詳細に示した要部拡大縦断側面図である。
【図3】図2の主要部を拡大した断面図である。
【図4】図1に示した上部噴射組立体の要部を詳細に示した要部拡大縦断側面図である。
【図5】図4の主要部を拡大した断面図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示した主要部拡大断面図である。
【符号の説明】
11…下部ノズルヘッダ、31…下部ノズルホルダ、31a…ホルダ本体、31b…アッパカラー、31c…ロアカラー、31c2…ガイド面(対向水流形成手段)、32…下部洗浄ノズル、FL3…対向水流、FL4…漏れ水流、15…上部ノズルヘッダ、51…上部ノズルホルダ、51a…ホルダ本体、51b…ロアカラー、51c…アッパカラー、51c2…ガイド面(対向水流形成手段)、52…上部洗浄ノズル、FU3…対向水流、FU4…漏れ水流、A…下部噴射組立体、B…上部噴射組立体、C…ラック、D…食器、R…洗浄室。

Claims (3)

  1. 洗浄室内に配置されて洗浄液が供給されるノズルヘッダと、このノズルヘッダに所要の隙間を有して嵌合されて回転可能に支持されるノズルホルダと、このノズルホルダに一体的に連設されて前記洗浄液を噴射供給可能な洗浄ノズルを備えて、前記洗浄室内のラックに載せた食器が前記洗浄ノズルから噴射供給される前記洗浄液により洗浄されるように構成した食器洗浄機において、前記ノズルホルダ内から前記隙間を通して漏れる漏れ水流に抗した対向水流を形成する対向水流形成手段を前記ノズルホルダ内に設けて、この対向水流形成手段により前記ノズルヘッダから前記ノズルホルダを通して前記洗浄ノズルに向けて供給される前記洗浄液の一部が分流して前記対向水流が形成されるようにしたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 請求項1に記載の食器洗浄機において、前記対向水流形成手段は前記ノズルホルダの構成部材に形成したガイド面であることを特徴とする食器洗浄機。
  3. 請求項2に記載の食器洗浄機において、前記ガイド面に沿って流れる対向水流と前記隙間に向けて流れる漏れ水流とが前記ガイド面の端部にて交差することを特徴とする食器洗浄機。
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