JP2004041498A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾球遊技機において安定した弾発を実現する。
【解決手段】ファール通路34が、調整レール30と外レール28との間に設けられているので、ファール球が発生しても、これを早期に取り除くことができ、ファール球と発射球とが衝突する可能性を最小限に抑えることができる。その結果、安定した弾発を実施できる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
図14に例示するとおり、従来のパチンコ機(弾球遊技機)100では、発射レール101上に置かれた遊技球を発射装置102にて弾発し、弾発されて発射レール101から飛び出した遊技球(発射球)B2を外レール103によって誘導して、外レール103及び内レール107によって囲まれた領域として遊技盤104上に形成された遊技領域105に撃ち込んで遊技が行われる。
【0003】
ところが、弾発されたものの遊技領域105に到達できずに、外レール103に沿って戻ってくる遊技球(ファール球)B3が発生することがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ファール球B3が次の発射球B1の経路を逆行してくるので、ファール球B3を発射レール101と外レール103の間に設けられるファール通路106へ誘導して、発射球との衝突を避けていたが、ファール球B3と発射球B1とのタイミングによっては両者が衝突することがあり、安定した弾発をすることができなかった。
【0005】
特に制限時間のある遊技又はタイミングが問題となる遊技の際には、安定した弾発ができないことで遊技者に不利益を与えることになっていた。
また、弾発球数に制限のある遊技の際には、ファール球の検出が遅れるため素早い消化が行えないなど、遊技者に無駄な時間を浪費させていた。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
請求項1記載の弾球遊技機は、先端側が高く基端側が低く傾斜して設置された発射レールと、該発射レール上に載置された遊技球を発射位置に止める位置決め手段と、回動軸を中心にして往復揺動可能で前進時には前記発射位置におかれた遊技球を杵先で弾発する打球槌を有する発射装置と、前記打球槌にて弾発されて前記発射レールから飛び出した遊技球を遊技領域に向けて誘導する外レールとを備える弾球遊技機において、
前記発射レールと前記外レールとの間に配されて、前記発射レールから飛び出した遊技球を衝突させて前記外レールに向かわせる調整レールであって、前記外レールへの遊技球の入射角度を調整可能な調整レールと、前記調整レールと前記外レールとの間又は前記調整レールと前記発射レールとの間に設けられて、前記遊技領域に到達できなかった遊技球を次に弾発される遊技球の進路から退去させるファール通路とを備えたことを特徴とする。
【0007】
ファール通路は、調整レールと外レールとの間又は調整レールと発射レールとの間に設けられているので、ファール球が発生しても、これを早期に取り除くことができ、ファール球と弾発球との衝突する可能性を最小限に抑えることができる。その結果、安定した弾発を実施できる。
【0008】
また、発射球の方向を調整レールの角度で調整することが可能であり、従来の発射レール及び外レールの形状を変形させることによる調整に比べて、比較的容易とすることができる。
請求項2記載の弾球遊技機は、請求項1記載の弾球遊技機において、少なくとも前記調整レールと前記外レールの間にある前記ファール通路に流入した遊技球を検出するファール検出手段を備えたことを特徴とし、ファール通路に誘導された遊技球を検出することにより、弾発球数に制限のある遊技における処理(弾発球数の判断処理又はファール球の検出処置)時間を短縮(処理を簡素化)し、スムーズな遊技を実施することができる。
【0009】
なお、ファール通路を調整レールと外レールとの間及び調整レールと発射レールとの間の両方に設ける場合、ファール検出手段を2つのファール通路に設けても、また両方に共通の単一の検出手段としてもよい。
2つのファール通路を設ける場合に、外レール側のファール通路にファール球を誘導して発射レール側のファール通路への進行を阻む手段(例えば戻り球防止片)を備えたときは調整レールと外レールの間のファール通路のみにファール検出手段を設ける構成としても何等差し支えない。
【0010】
請求項3記載の弾球遊技機は、請求項1または2記載の弾球遊技機において、前記杵先の遊技球に対する打撃中心の軌跡は円弧であり、前記打撃中心が前記発射位置にある遊技球に接触後の該円弧と前記発射レールの遊技球が載置される面との距離は広がる一方であることを特徴とする。
【0011】
打撃中心の軌跡をこのように設定することで、杵先から遊技球に及ぼされる力(弾発力)の作用方向が打撃中心(杵先)軌跡の接線方向となり、理論上最大限のエネルギーの伝達を可能とし、従来と比較して短い打球槌でも力強い発射を可能とできると共に、遊技球を打ち上げることにより、発射レールを極端に短く(遊技球の受け及び係止可能な最小限の長さに)することができ、発射レールの変形による影響の最小限とすることにより弾発方向を安定させることができる。
【0012】
また、このように打球槌や発射レールを小型化することにより、弾球遊技機という限られたスペースを活用することもできる。
さらに、遊技球を弾発した際にトップスピンをかけることができ、バックスピンがかかる場合と比較して、遊技盤面上へ誘導される可能性を高く、すなわちファール球になる可能性を低くすることができる。
【0013】
請求項4記載の弾球遊技機は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、前記発射位置は弾球遊技機の横幅方向の中心軸付近にあり、前記発射レールの傾斜角度は45°以上であることを特徴とする。
発射位置を中央部へと移動させ、また発射レールの傾斜角度を45°以上とすることにより、遊技領域の拡大につながり、遊技球を数多く遊ばせることになり、従来のゲーム構成をより豊かに、より楽しくさせることができる。
【0014】
また、発射レールの傾斜角度を45°以上と従来よりも傾斜角を大きく設定することにより、発射球供給装置から発射レールの発射位置へと遊技球を供給した遊技球の発射位置での静止(着座)までにかかる時間を短縮することができる。これにより着座時間を短縮し、静止した遊技球を弾発する可能性を向上させることによって、安定した発射を実現することができる。
【0015】
発射位置を中央に移動させてハンドルから遠ざけることで、遊技球を発射する際の衝撃の伝達を抑止することができ、遊技者に遊技中の不快感を与えなくすることができる。
発射位置を中央部に留めて左側まで移動させないことで、現状と同様に上皿左側からの賞球又は貸し球の払出が可能となり、従来の構成を最大限活用することができる。
【0016】
ゲージ盤面(遊技領域)の拡大によりゲージ構成及び大型の役物及び小型の役物の構成、デザインの新規性も追求することが可能となり、現行のデザインを一新することができる。
遊技領域が拡大しても、現行の遊技盤のサイズのまま流用可能であるため、現状のインフラ設備も流用することができ、コストパフォーマンスに優れる。
【0017】
請求項5記載の弾球遊技機は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、前記発射レールの長さを遊技球の直径5個分以下としたことを特徴とする。
従来、発射レール取り付けられている部分が樹脂又は木材であり、発射レールが13cm程度と長く構成されていることにより、樹脂であれば熱による変形又は製品固体差など、木材であれば温度又は湿度変化による反りなどによる影響を受けやすく、発射レールが変形することがあった。
【0018】
しかし、発射レールを遊技球5個分(5.5cm)以下の長さと短くしたので、取り付け箇所の熱による歪み、製品固体差、温度又は湿度変化による反りなどによる影響を受けにくく、発射レールの変形を最小限に抑えて発射を安定させることができる。
【0019】
なお、発射レールの長さには自ずと下限がある。この下限長さについては、発射球供給装置の構造、発射球供給装置から発射レールまでの落差等によって一律には決まらないが、少なくとも「発射球供給装置から供給される遊技球を受けるのに充分な長さ」であることが要求される。
【0020】
請求項6記載の弾球遊技機は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、前記発射レールは前記発射装置が固定される台板に取り付けられていることを特徴とする。
発射装置が設けられる台板に発射レールを取り付けることで、別々の位置に取り付ける場合と比較して発射位置における遊技球と杵先の関係の誤差が生じにくくなり、安定した発射を可能とすることができる。
【0021】
また、発射レールが短くなれば、台板の大きさを極端に大きくする必要がなく、遊技球の発射に関連する機構を台板に集約することができる。
このとき、発射位置へと遊技球を供給する発射球供給装置についても台板に取り付けることが望ましいが、発射球供給装置に遊技球を供給する上皿との関係もあるため従来と同様に上皿の裏面側に設けても何等差し支えない。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のいくつかの実施例により発明の実施の形態を説明する。
【0023】
【実施例1】
図1に示すように、弾球遊技機であるパチンコ機10は、ガラス板11を保持した前枠12、前枠12の下方に配された上皿14、その下方に配された下皿16、下皿16の右側に設置された発射ハンドル18、同じく左側に設置された灰皿20等を備えている。前枠12には略円形の窓13が設けられており、その窓13からガラス板11を通して遊技領域22が見える。
【0024】
図2に示すように、パチンコ機10の内部には、中枠24によって保持された遊技盤25が備えられている。遊技盤25には、内レール26及び外レール28が取り付けられており、遊技領域22はこれらによって囲まれた略円形の領域である。遊技領域22には入賞装置、風車、釘等が装備されており(これらは周知であるので図示を省略)、最下部にはアウト穴29が開口している。
【0025】
外レール28の上半部は従来の外レール(図14参照)と同様の構造であるが、下端部は遊技盤25の左下隅の付近で途絶しており、図14に示した従来の外レールのように遊技盤25の下辺付近にまでは達していない。
外レール28の下端部付近においては、板金製の調整レール30が遊技盤25に取り付けられている。調整レール30はネジ31、32によって遊技盤25にネジ止めされているが、一方のネジ(例えばネジ32)を支点として他方のネジ止め位置を変化させることにより、傾斜角度を調整できる。調整レール30の上端は鋭角に折り曲げられており、その折り曲げ部33と外レール28の下端との間がファール通路34への落下口となっている。
【0026】
中枠24の下部には、発射レール35、打球槌37、槌ストッパ38a、38b、発射モータ39、発射ハンドル18(図1参照)との連結部41等が発射ベース42(台板に該当)に組み付けられた構造の発射装置44が取り付けられている。
【0027】
図3に示すように、発射レール35は断面凹字状の溝型であり、その溝幅は遊技球の直径をわずかに上回っている。したがって、遊技球は発射レール35の長手方向については自在に移動できる。なお、この発射レール35の長さは、遊技球の直径の約4倍(4.4cm)である。
【0028】
発射レール35の下端には門型のストッパ45(位置決め手段に該当)が配されており、ストッパ45の門状開口45aの幅は遊技球の直径よりも小さいので、門状開口45aを通ることはできない。また、ストッパ45の上端部45bは発射レール35側に折り曲げられている。
【0029】
本実施例の場合、発射レール35は、その底面35aが水平に対して49°の傾斜となる角度で取り付けられており、発射レール35上に置かれた遊技球は底面35a上を転動して下降しストッパ45にて止められる。このストッパ45にて止められた遊技球の位置が発射位置である。また、発射レール35からの離脱(跳ね出し)はストッパ45の上端部45bによって阻まれる。
【0030】
発射レール35の下面からストッパ45の門状開口45aにわたる部分はL字状の合成樹脂46に密着しており、その合成樹脂46を介して中枠24に取り付けられている。
打球槌37は回動軸となる回動軸47を介して発射ベース42に軸支されており、打撃腕48が槌ストッパ38aに当たり、補助腕49が槌ストッパ38bに当たる位置を前進限界として、前後に揺動変位する。なお、槌ストッパ38a、38bはゴム製であるから、打球槌37はこれらに当たった瞬間に前進を止めるわけではない。
【0031】
打撃腕48の先端には合成樹脂製の杵先50が装着されている。杵先50は門状開口45aを通過できる寸法であり、打撃腕48が前進した際には、杵先50が門状開口45aを通過して発射位置の遊技球Pを打撃し発射する。
この発射の詳細は図4に示すとおりである。
【0032】
遊技球が図示しない発射球供給装置から発射レール35上に排出されると、その遊技球Pは発射レール35の底面35a上を転動して下降し、ストッパ45によって発射位置で止められ、そのタイミングで打球槌37が前進を開始する(図4)。
【0033】
杵先50の打撃中心の軌跡は回動軸47を中心とする円弧Cであり、打撃中心が発射位置にある遊技球Pに接触したときに打撃中心と底面35aとの距離(円弧Cの半径方向の間隔)は最短となり(図5参照)、その後は打撃中心と底面35aとの距離が広がって行く。このため、杵先50が最初に遊技球Pに及ぼす力の向きは円弧Cの接線方向になるが、杵先50の軌跡が円弧Cであるので、打球槌37が槌ストッパ38a、38bに当接して前進を阻まれたときの最終的な発射方向(円弧Cの接線方向)は、図6に示すように発射レール35の底面35aに平行ではなくて、わずかに打ち上げる方向になる。その結果、発射された遊技球Pが底面35aから浮いても、発射レール35が溝状であるから遊技球の軌道がずれることはない。
【0034】
杵先50を合成樹脂にしているので、発射方向をより安定させると共に、打撃時の杵先50の変形により遊技球Pを底面35aより浮き上がらせることができる。また、その際、遊技球と杵先50との摩擦により、遊技球Pにトップスピンがかかる場合があり、遊技領域22へ到達し易くすることもできる。
【0035】
説明を図2に戻すと、発射レール35と調整レール30との間には発射された遊技球Pを誘導するためのレール等は配されておらず、上方から落下してくる遊技球をファール通路51に誘導するための案内部材52a、52bが配されている。また、案内部材52aの左方、調整レール30の下方には、上皿14への賞球排出口14aが開口している。
【0036】
発射レール35の延長線は調整レール30に当たるように設定されているので、発射された遊技球Pは調整レール30に衝突する。調整レール30の傾斜角度は、この衝突した遊技球Pの跳躍方向が外レール28に対して適切な入射角度になるように設定されており、遊技球は外レール28に良好に乗り移る。そして、外レール28によって誘導されて遊技領域22に向かう。
【0037】
内レール26の先端に取り付けられている逆止片53を乗り越して遊技領域22に飛び出した遊技球Pは、逆止片53の働きで遊技領域22から戻ることはない。しかし、多数の遊技球の中には遊技領域22に到達できずにファール球となるものもある。
【0038】
ファール球は外レール28に沿って落下するが、その落下先には調整レール30の折り曲げ部33が待ちかまえていて、ファール球をファール通路34へ誘導する。また、折り曲げ部33によってファール通路34へ誘導されずに調整レール30上を通過した遊技球は、案内部材52a、52b間に落下してファール通路51に流入する。ファール通路34又はファール通路51に流入した遊技球は図示省略する経路で下皿16に放出される。
【0039】
従来例として示した図14のパチンコ機100と比較すれば明瞭であるが、発射レール35から調整レール30に至る遊技球Pの軌跡とアウト穴29との間隔はきわめて大きくなる。したがって、アウト穴29の位置を従来よりも下方に下げること、すなわち遊技領域22の上下寸法を大きくすることが可能になる。
【0040】
以上のように、ファール通路34が、調整レール30と外レール28との間に設けられているので、ファール球が発生しても、これを早期に取り除くことができ、ファール球と発射球とが衝突する可能性を最小限に抑えることができる。その結果、安定した弾発を実施できる。
【0041】
また、発射球の方向を調整レール30の角度で調整することが可能であり、従来の発射レールの形状を変形させることによる調整に比べて、比較的容易とすることができる。
発射に関しては、杵先50の遊技球Pに対する打撃中心の軌跡は円弧Cであり、打撃中心が発射位置にある遊技球Pに接触後の円弧Cと発射レール35の遊技球が載置される底面35aとの距離は広がる一方となるように設定してあるので、杵先50から遊技球Pに及ぼされる力(弾発力)の作用方向が打撃中心(杵先50)軌跡の接線方向となり、理論上最大限のエネルギーの伝達を可能とし、従来と比較して短い打球槌37でも力強い発射を可能とできると共に、遊技球を打ち上げることにより、発射レール35を極端に短く(遊技球の受け及び係止可能な最小限の長さに)することができ、発射レール35の変形による影響の最小限とすることにより弾発方向を安定させることができる。
【0042】
また、このように打球槌37や発射レール35を小型化することにより、弾球遊技機という限られたスペースを活用することもできる。
さらに、遊技球Pを弾発した際にトップスピンをかけることができ、バックスピンがかかる場合と比較して、遊技領域22へ誘導、到達される可能性を高く、すなわちファール球になる可能性を低くすることができる。
【0043】
発射位置はパチンコ機10の横幅方向の中心軸付近(アウト穴29の下方)にあり(請求項4に記載の「前記発射位置は弾球遊技機の横幅方向の中心軸付近」は、ほぼアウト穴29の幅の範囲内である。)、発射レール35の傾斜角度は約49°であるから、発射位置をアウト穴29の下方となるパチンコ機10の中央部へと移動させ、また発射レール35の傾斜角度を49°と大きく(45°以上)することにより、遊技領域22の拡大につながり、遊技球を数多く遊ばせることになり、従来のゲーム構成をより豊かに、より楽しくさせることができる。
【0044】
しかも、発射位置を中央に移動させて発射ハンドル18から遠ざけることで、遊技球を発射する際の衝撃の伝達を抑止することができ、遊技者に遊技中の不快感を与えなくすることができる。
発射位置をアウト穴29の下方となる中央部に留めて左側まで移動させないことで、現状と同様に上皿14の左側からの賞球又は貸し球の払出が可能となり、従来の構成を最大限活用することができる。
【0045】
遊技領域22の拡大によりゲージ構成及び大型の役物及び小型の役物の構成、デザインの新規性も追求することが可能となり、現行のデザインを一新することができる。
なお、遊技領域22が拡大しても、現行の遊技盤25のサイズのまま流用可能であるため、現状のインフラ設備も流用することができ、コストパフォーマンスに優れる。
【0046】
また、発射レール35の長さを遊技球の直径4個分と従来よりも格段に短くしているので、取り付け箇所の熱による歪み、製品固体差、温度又は湿度変化による反りなどによる影響を受けにくく、発射レール35の変形を最小限に抑えて発射を安定させることができる。
【0047】
しかも、発射レール35は発射装置の発射ベース42に取り付けられており、発射ベース42と発射レール35とを別々の位置に取り付ける場合と比較して発射位置における遊技球と杵先50との関係の誤差が生じにくくなり、安定した発射を可能とすることができる。
【0048】
また、発射レール35が短いので、発射ベース42大きさを極端に大きくする必要がなく、遊技球の発射に関連する機構を発射ベース42に集約することができる。
【0049】
【実施例2】
この例は、遊技領域をさらに拡大した例である。なお、本例のパチンコ機60は、多くの部分で実施例1のパチンコ機10と同様であるから、それらについては実施例1と同符号を使用して説明を省略する。
【0050】
図7に示すように、本例のパチンコ機60の窓61は、実施例1のパチンコ機10の窓13よりも縦長になっている。また、図8に良好に示されるように、内レール62は、従来と同様の円弧状の部分62a、62bと、新規な直線状の部分62c、62d、62e、62fとを組み合わせた形状である。この内レール62を採用したことにより、遊技領域63は、直線状の部分62c、62d及び直線状の部分62e、62fによる斜め下方向への膨らみ分だけ、またアウト穴29の位置が従来よりも下方になっている分だけ、従来よりも拡大されている。
【0051】
このパチンコ機60は、実施例1と同様の効果を有する上に、遊技領域63は実施例1の遊技領域22よりもさらに拡大されているので、ゲージ構成及び大型の役物及び小型の役物の構成、デザインの新規性も一層の追求が可能となり、現行のデザインを一新することができる。
【0052】
【遊技領域の比較説明】
実施例1、2で説明した遊技領域の拡大に関連して、複数例を比較説明する。図9は、従来、実施例1(遊技領域拡大(小))、実施例2(遊技領域拡大(大)の遊技領域を比較して示すものである。
【0053】
図9(a)に示すとおり、図14に示した従来例の内レール107、実施例1の内レール26、実施例2の内レール62を同じ遊技盤25に設置したとすると(外レール28は共通にして)、実施例1では従来例に比べて遊技領域を下方に18mm拡大でき、実施例2ではさらに25mm拡大できる。また、実施例1、2では遊技領域の横幅も拡大されている。
【0054】
したがって、遊技領域の拡大による各種の効果、例えばゲージ構成、大型の役物、小型の役物の構成等の設計や配置に関する自由度が高まり、デザインの新規性の追求も可能となる。
また、アレンジボール式パチンコ機やじゃん球機では、図9(b)に示すように16連チャッカー70が遊技領域の最下部に設置されるが、その設置位置を実施例1では従来例に比べて20mm下降させることができ、実施例2ではさらに40mm下降させることができる。
【0055】
このように、遊技領域の面積にほとんど影響を与えずに16連チャッカー70を設けることができるので、遊技盤面を有効に利用し、アレンジボール式パチンコやじゃん球を興趣溢れるものにできる。
次に、図10により実施例1、2のように遊技領域のサイズが異なる場合でも遊技盤25の寸法を変える必要がないこと(共通使用できること)を説明する。
【0056】
実施例2の内レール62は、図10(a)に示すように、位置決めボス又は止着位置として示される固定点で遊技盤25に固定される。
これらの位置決めボス又は止着位置が設けられている遊技盤25に実施例1の内レール26を取り付けると、図10(b)の状態となる。位置決めボス又は止着位置は、窓13から外れる位置(前枠12に隠れる位置)であるから、遊技者には見えない。
【0057】
したがって、遊技盤25に、内レール62に対応する位置決めボス又は止着位置を設けておけば、例えば弾球遊技機の区分によって複数種類の内レール26、62を使い分ける場合でも、遊技盤25を変える必要はなく、コストパフォーマンスに優れている。
【0058】
【球検出手段】
図11、12により、発射された遊技球を検出する発射球検出手段及びファール通路に流入した遊技球を検出するファール検出手段を備える例を説明する。なお、これら検出手段以外は実施例2と同様であるので実施例2と同符号を使用して説明を省略する。
【0059】
図11の例では、調整レール30と内レール62との間、つまり発射球の通路に発射球検出手段となるフォトセンサ71が設置され、ファール通路34にはファール検出手段となるフォトセンサ72が設置されている。両フォトセンサ71、72は図11(b)に示すように同型である。フォトセンサ71、72は、互いに対面して配置された腕状の検出部73a、73bを有しており、それらの一方に発光ダイオード、他方にフォトトランジスタが備わっている。発射球又はファール球は検出部73a、73bの間を通過し、それによって検出される。
【0060】
ファール通路34に流入したファール球をフォトセンサ72にて検出することにより、弾発球数に制限のある遊技における処理(弾発球数の判断処理又はファール球の検出処置)時間を短縮(処理を簡素化)し、スムーズな遊技を実施することができる。
【0061】
なお、ここではファール通路51のファール球検出手段は示さないが、ファール通路34と同様に設けてもよいし、遊技の形態によっては設けなくてもよい。図12の例では、調整レール30で跳躍して外レール28に向かう遊技球の通路を遮るようにして、戻り球防止片74が配されている。
【0062】
戻り球防止片74は内レール62寄りに立設された軸75を中心にして、図示の位置を下限としてそれよりも上の範囲で往復揺動可能である。
図13に示すように、戻り球防止片74は、下方から飛び上がってくる発射球によって突き上げられると上方に揺動変位して発射球を通過させる(図13(a)〜(c))。しかし、上方から遊技球(ファール球)が落下してきた場合には、図12及び図13(a)、(d)に示す位置より下方には変位せず、ファール球を調整レール30の先端からファール通路34に落下させる(図13(d)参照)。
【0063】
また、戻り球防止片74には遮光板76が付属しており、戻り球防止片74が上昇変位した際に遮光板76が移動する位置にはフォトセンサ77が設置されている。フォトセンサ77の構造は図12(b)に示すとおりで、一対の検出部78a、78bを備える点でフォトセンサ72と同様であるが、サイズが小さい。
【0064】
戻り球防止片74が、図13(b)に示すように発射球によって突き上げられた際には、遮光板76がフォトセンサ77の検出部78a、78b間に進入して検出される。すなわち、戻り球防止片74(遮光板76)とフォトセンサ77によって発射球検出手段が構成されている。
【0065】
発射球は戻り球防止片74を上昇変位させて通過するときに検出されるので、戻り球防止片74によってファール通路34に誘導されるファール球は、すべて発射球検出手段によって検出された遊技球である。したがって、ファール通路51に流入するファール球は、発射球検出手段によって未検出の遊技球であるから、単なる無効球として下皿16に排出されることになり、ファール通路51にはファール球検出手段を設けなくてよい。発射球の計数処理は、フォトセンサ77とフォトセンサ72との両検出に基づいて行えばよいから、計数処理が簡素化される。
【0066】
また、図11の例と同様に、ファール通路34に流入したファール球をフォトセンサ72にて検出することにより、弾発球数に制限のある遊技における処理(弾発球数の判断処理又はファール球の検出処置)時間を短縮(処理を簡素化)し、スムーズな遊技を実施することができる。
【0067】
以上、実施例等に従って、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のパチンコ機の正面図。
【図2】実施例1のパチンコ機の発射球経路の説明図。
【図3】実施例1のパチンコ機の発射装置の説明図。
【図4】図3の発射装置の動作説明図。
【図5】図3の発射装置の動作説明図。
【図6】図3の発射装置の動作説明図。
【図7】実施例2のパチンコ機の正面図。
【図8】実施例2のパチンコ機の発射球経路の説明図。
【図9】本発明の弾球遊技機と従来の弾球遊技機との遊技領域の比較説明図。
【図10】本発明の弾球遊技機における遊技盤の共通化の説明図。
【図11】ファール球検出手段を備える弾球遊技機の説明図。
【図12】ファール球検出手段と戻り球防止片を備える弾球遊技機の説明図。
【図13】戻り球防止片の動作説明図。
【図14】従来のパチンコ機の発射球経路の説明図。
【符号の説明】
10    パチンコ機(弾球遊技機)
22    遊技領域
25    遊技盤
26    内レール
28    外レール
29    アウト穴
30    調整レール
34    ファール通路
35    発射レール
37    打球槌
44    発射装置
45    ストッパ(位置決め手段に該当)
47    回動軸
50    杵先
51    ファール通路
60    パチンコ機(弾球遊技機)
62    内レール
63    遊技領域
71    フォトセンサ
72    フォトセンサ(ファール球検出手段)
74    戻り球防止片
77    フォトセンサ

Claims (6)

  1. 先端側が高く基端側が低く傾斜して設置された発射レールと、該発射レール上に載置された遊技球を発射位置に止める位置決め手段と、回動軸を中心にして往復揺動可能で前進時には前記発射位置におかれた遊技球を杵先で弾発する打球槌を有する発射装置と、前記打球槌にて弾発されて前記発射レールから飛び出した遊技球を遊技領域に向けて誘導する外レールとを備える弾球遊技機において、
    前記発射レールと前記外レールとの間に配されて、前記発射レールから飛び出した遊技球を衝突させて前記外レールに向かわせる調整レールであって、前記外レールへの遊技球の入射角度を調整可能な調整レールと、
    前記調整レールと前記外レールとの間又は前記調整レールと前記発射レールとの間に設けられて、前記遊技領域に到達できなかった遊技球を次に弾発される遊技球の進路から退去させるファール通路と
    を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1記載の弾球遊技機において、
    少なくとも前記調整レールと前記外レールとの間にある前記ファール通路に流入した遊技球を検出するファール検出手段を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 請求項1または2記載の弾球遊技機において、
    前記杵先の遊技球に対する打撃中心の軌跡は円弧であり、前記打撃中心が前記発射位置にある遊技球に接触後の該円弧と前記発射レールの遊技球が載置される面との距離は広がる一方であることを特徴とする弾球遊技機。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、
    前記発射位置は弾球遊技機の横幅方向の中心軸付近にあり、
    前記発射レールの傾斜角度は45°以上である
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、
    前記発射レールの長さを遊技球の直径5個分以下としたことを特徴とする弾球遊技機。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の弾球遊技機において、
    前記発射レールは前記発射装置が固定される台板に取り付けられていることを特徴とする弾球遊技機。
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