JP2004040453A - 携帯電話機、着信履歴表示方法、および着信履歴削除方法 - Google Patents

携帯電話機、着信履歴表示方法、および着信履歴削除方法 Download PDF

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大隅 文裕
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Abstract

【課題】不要な着信履歴を簡単に削除することが可能な携帯電話機を提供する。
【解決手段】着信呼び出しの開始から終了までの着信呼出時間を測定するタイマ103と、着信日時、発信元電話番号、および着信呼出時間の情報からなる着信履歴を格納するためのメモリ104と、メモリ104に格納させた着信履歴を表示部106に表示させる制御部105とを有する構成である。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発信元電話番号および着信日時の情報を含む着信履歴を格納する携帯電話機、着信履歴表示方法、および着信履歴削除方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯電話機には、着信呼び出しに使用者が対応できない不在着信について、着信履歴をメモリに格納し、不在着信があった旨を通知するメッセージを画面に表示させるものがある。上記携帯電話機は、使用者が携帯電話機を操作して着信履歴を画面に表示させた後、発信を指示するための操作をするだけで、発信元電話番号に発信する。そのため、上記携帯電話機を用いて、使用者は不在着信の発信元に簡単に電話をかけることができる。
【0003】
近年、上述の機能を利用した悪質な迷惑電話が問題となっており、迷惑電話は、例えば、以下のような内容である。
【0004】
迷惑電話の加害者側が不特定の携帯電話機に短い呼出時間、例えば、1コールの発信を行った後回線の接続を切ると、使用者がオフフックする前に接続が切れるため、携帯電話機は着信履歴を格納する。使用者は着信履歴の発信元電話番号が自分の知らない番号であっても、自分に用事がある発信元からの電話と考えて、上述のようにして発信元に電話をかける。加害者側では、発信元電話番号にかけてきた電話を有料情報サービスに接続するようにしているため、使用者側からかけた電話が有料情報サービスに接続される。使用者がすぐに接続を切っても、使用者は後日、有料情報サービスの使用料金を請求される。
【0005】
上述の迷惑電話に対して、使用者は以下のように対処していた。
【0006】
上記携帯電話機は、使用者の操作により人名と電話番号とを対応づけて登録された電話帳を記憶する。着信履歴を表示する旨の指示が入力されると発信元電話番号を電話帳で検索して発信元電話番号と一致する電話番号があれば、その電話番号に対応づけて電話帳に登録された人名を画面に表示する。一方、発信元電話番号と一致する電話番号がなければそのまま番号を画面に表示する。使用者は着信履歴を画面に表示させたとき、人名が表示されなければ迷惑電話であると判断して、発信元に電話をかけないようにしていた。
【0007】
また、使用者は、着信履歴として格納された迷惑電話の発信元電話番号に誤って電話をかけることがないように、上述のようにして判断した迷惑電話の着信履歴を携帯電話機を操作してメモリから削除していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述の迷惑電話の対処について、従来の携帯電話機には以下のような問題があった。
【0009】
上記電話帳に登録されていない電話番号で着信があっても、迷惑電話でない場合もあり、発信元電話番号と着信日時のみの表示からでは発信元が迷惑電話であるかどうかの判別が困難であった。
【0010】
迷惑電話の着信履歴を削除する際、携帯電話機が蓋と本体とから構成される折り畳み式であれば、蓋を開いてから携帯電話機を操作して、蓋の本体対向面側に設けられた表示部にメニュー画面を表示させ、着信履歴を表示させる項目を選択し、さらに、対象の着信履歴を表示させなければならず、操作に手間がかかっていた。
【0011】
本発明は上記したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、不要な着信履歴であるか否かを判断可能にするための着信履歴表示方法、不要な着信履歴を簡単に削除することが可能な着信履歴削除方法、およびその方法を実施するための携帯電話機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の携帯電話機は、着信呼び出しの開始から終了までの着信呼出時間を測定するタイマと、
着信日時、発信元電話番号、および前記着信呼出時間の情報からなる着信履歴を格納するためのメモリと、
前記メモリに格納させた前記着信履歴を表示部に表示させる制御部と、
を有する構成である。
【0013】
上記のように構成される本発明では、着信日時、発信元電話番号、および着信呼出時間が表示部に表示されるため、着信呼出時間がどのくらい短いかがわかる。
【0014】
この場合、前記表示部を備えた蓋部と、該蓋部と連結部を介して連結された本体部と、前記着信履歴を前記メモリから削除する処理を前記制御部に実行させるためのスイッチとを有し、
前記表示部が前記蓋部と前記本体部が折り畳まれた状態で視認可能な位置に配置され、前記スイッチが前記蓋部と前記本体部が折り畳まれた状態で操作可能な位置に設けられていてもよい。
【0015】
上記のように構成される本発明では、携帯電話機が折り畳まれた状態で、着信履歴を見ることができ、スイッチを押すだけで着信履歴が削除される。
【0016】
また、上記本発明の携帯電話機において、前記メモリに、予め設定された前記着信履歴を削除するか否かの判断基準であるタイマ判定閾値が格納され、
前記制御部に、前記着信呼出時間と前記タイマ判定閾値を比較させ、前記着信呼出時間が前記タイマ判定閾値以下である場合に、該着信呼出時間に対応する着信履歴を前記メモリから削除させるためのスイッチを備えていてもよい。
【0017】
上記のように構成される本発明では、スイッチが押されると、表示された着信履歴の着信呼出時間がタイマ判定閾値と比較されてタイマ判定閾値以下であれば着信履歴が削除される。
【0018】
この場合、前記表示部を備えた蓋部と、該蓋部と連結部を介して連結された本体部とを有し、
前記表示部が前記蓋部と前記本体部が折り畳まれた状態で視認可能な位置に配置され、前記スイッチが前記蓋部と前記本体部が折り畳まれた状態で操作可能な位置に設けられていてもよい。
【0019】
上記のように構成される本発明では、携帯電話機が折り畳まれた状態で、着信履歴を見ることができ、着信履歴を削除するか否かの判断を携帯電話機にさせるためのスイッチを押すことが可能である。
【0020】
さらに、上記いずれかの本発明の携帯電話機において、前記スイッチは、前記着信履歴を表示部に表示させる処理を前記制御部に実行させることとしてもよい。
【0021】
上記のように構成される本発明では、携帯電話機が折り畳まれた状態でも、スイッチが押されると、着信履歴が表示される。
【0022】
一方、上記目的を達成するための本発明の着信履歴表示方法は、着信呼び出しの開始から終了までの着信呼出時間を測定し、
着信日時、発信元電話番号、および前記着信呼出時間の情報を表示するものである。
【0023】
上記目的を達成するための本発明の着信履歴削除方法は、着信呼び出しの開始から終了までの着信呼出時間を測定し、
着信日時、発信元電話番号、および前記着信呼出時間の情報からなる着信履歴を記録し、
前記着信履歴を表示し、
前記着信履歴を削除する指示が入力されると、予め設定された前記着信履歴を削除するか否かの判断基準であるタイマ判定閾値と前記着信呼出時間を比較し、前記着信呼出時間が前記タイマ判定閾値以下である場合に、該着信呼出時間に対応する着信履歴を削除するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の携帯電話機は、着信呼び出しの開始から終了までの着信呼出時間の短い迷惑電話の着信履歴に関して、着信呼出時間を表示することと、迷惑電話の着信履歴を速やかに削除可能なスイッチを備えたことを特徴とするものである。
【0025】
本発明の携帯電話機の構成について説明する。
【0026】
図1は本発明の携帯電話機の一実施例の外観正面図である。図2(a)は図1に示した携帯電話機が折り畳まれた状態を示す外観上面図であり、図2(b)はその外観側面図である。図3は本発明の携帯電話機の一構成例を示すブロック図である。なお、着信履歴の処理に関する構成について詳細に説明し、通常の通話機能を実行するための構成の説明は省略する。
【0027】
図1に示す携帯電話機は蓋部210と、蓋部210と連結部212を介して連結された本体部220とからなる折り畳み式である。図1は蓋部210を開いた状態を示し、連結部212を回転軸として蓋部210を本体部220に重なるまで回動させて折り畳み可能に構成されている。本体部220は、蓋部210を開いた状態で使用者が電話番号を入力するためのキー操作部108を備えている。
【0028】
図2(a)および(b)に示すように、携帯電話機は蓋部210の背面に着信履歴を表示させるための背面LCD表示部106を視認可能に備えている。また、本体部220の長手方向側面に、使用者が指示を入力するための手段となるサイドスイッチ107を操作可能に備えている。
【0029】
図3に示すように、携帯電話機は、基地局と無線信号を送受信するためのANT(アンテナ)部101と、送受信する無線信号を変調および復調するための無線・変復調部102と、着信呼出時間を測定するためのタイマ103と、タイマ103で測定される着信呼出時間から迷惑電話であるか否かの判断基準となるタイマ判定閾値を格納するためのメモリ104と、タイマ判定閾値を入力するためのキー操作部108と、上記各構成を制御する制御部105と、制御部105に接続された背面LCD表示部106と、制御部105に所定の信号を送るためのサイドスイッチ107とを有する構成である。
【0030】
メモリ104には、着信に対応して、着信日時、発信元電話番号および着信呼出時間の情報からなる着信履歴が格納される。
【0031】
制御部105は、プログラムメモリ部152に格納されたプログラムにより所定の処理を実行するプロセッサ(CPU)151を備えている。
【0032】
制御部105は、ANT部101および無線・変復調部102を介して着信を受けると、着信呼び出しを起動させ、着信呼出時間を測定するためにタイマ103をスタートさせる。使用者が着信呼び出しに応答できず、オフフックする前に着信接続が切れた場合、制御部105は着信呼び出しを終了させるとともにタイマ103をストップさせて、着信呼出時間の測定を完了する。その後、着信履歴をメモリ104に格納し、着信があった旨を使用者に通知するために、図4に示すような不在着信通知を背面LCD表示部106に表示させる。
【0033】
制御部105は、図4に示した不在着信通知を背面LCD表示部106に表示させた状態で、使用者によりサイドスイッチ107が押されると、着信履歴を背面LCD表示部106に表示させる。
【0034】
図5は背面LCD表示部106に表示された不在着信通知の一表示例を示す図である。
【0035】
図5に示すように、背面LCD表示部106には、発信先電話番号、着信日時、および着信呼出時間が表示されている。
【0036】
制御部105は、背面LCD表示部106に着信履歴を表示させた状態で、使用者によりサイドスイッチ107が押されると、タイマ103によって測定された着信呼出時間A[秒]とメモリ104内に格納されているタイマ判定閾値X[秒]を比較し、着信呼出時間Aがタイマ判定閾値X以下の場合には表示された着信履歴をメモリ104から削除する。一方、着信呼出時間Aがタイマ判定閾値Xより大きい場合には表示された着信履歴をメモリ104に保存した状態を維持する。
【0037】
タイマ判定閾値Xは、使用者がキー操作部108を操作することで、任意の値に設定可能であり、制御部105は設定されたタイマ判定閾値をメモリ104に格納する。
【0038】
タイマ判定閾値が、例えば、2秒に設定され、図5に示した着信履歴が表示された状態で、サイドスイッチ107が押されると、図5に示した着信履歴の着信呼出時間は1秒であるため、タイマ判定閾値X>着信呼出継続時間Aとなり、この着信履歴はメモリ104から削除される。
【0039】
次に、着信時における上記構成の携帯電話機の動作手順を説明する。
【0040】
図6は着信時の携帯電話機の動作手順を示すフローチャートである。
【0041】
携帯電話機は基地局を介して着信があると(ステップ401)、制御部105は着信呼び出しを起動させるとともに、着信呼出時間Aを測定するためにタイマ103をスタートさせる(ステップ402)。着信呼び出しに対して使用者が応答したことを示すオフフック信号があるか否かを判断し(ステップ403)、オフフック信号があった場合、タイマ103の測定をストップさせ(ステップ404)、通話を開始可能にする(ステップ405)。
【0042】
一方、ステップ403で、使用者が応答せず、発信元電話との接続が切れた場合、オフフック信号がないので、着信呼び出しを終了させると同時に(ステップ406)、タイマ103の測定をストップさせる(ステップ407)。続いて、着信履歴をメモリ104に格納し、背面LCD表示部106に不在着信通知を表示させる(ステップ408)。
【0043】
次に、メモリ104に格納された着信履歴を削除するか否かの処理についての携帯電話機の動作手順を説明する。
【0044】
図7は着信履歴を削除するか否かの処理について携帯電話機の動作手順を示すフローチャートである。
【0045】
制御部105は、背面LCD表示部106に不在着信通知を表示させた状態で(ステップ501)、使用者によりサイドスイッチ107が押されると(ステップ502)、発信元電話番号、着信日時、およびタイマ103によって測定された着信呼出時間Aを背面LCD表示部106に表示させる(ステップ503)。続いて、使用者によりサイドスイッチ107が押されると、タイマ判定閾値Xと着信呼出時間Aを比較して(ステップ505)、「タイマ判定閾値X≧着信呼出継続時間A」の関係が成立する場合には、背面LCD表示部106に表示された着信履歴をメモリ104から削除する(ステップ506)。
【0046】
一方、ステップ505で、タイマ判定閾値Xと着信呼出時間Aを比較して、「タイマ判定閾値X<着信呼出時間A」の関係が成立する場合には、背面LCD表示部106に表示された着信履歴をメモリ104に保存したままにする。
【0047】
上述した本発明の携帯電話機では、着信履歴として着信呼出時間を表示させることにより、使用者は着信呼出時間が、例えば、2秒以下の短い時間であるとわかると、着信履歴の電話が迷惑電話である可能性が高いと判断でき、迷惑電話であるか否かの判別が容易になる。
【0048】
また、折り畳み式の携帯電話機を折り畳んだ状態のまま、背面LCD表示部106で不在着信通知を確認後、サイドスイッチ107による操作のみで、着信履歴を表示させることができるため、携帯電話機の蓋部210を開いて操作する手間が省ける。
【0049】
また、折り畳み式の携帯電話機を折り畳んだ状態のまま、背面LCD表示部106で着信履歴を確認後、サイドスイッチ107による操作のみで、迷惑電話による不要な着信履歴を速やかに削除できるため、着信履歴を利用して発信する際、誤操作による迷惑電話への発信を防止できる。
【0050】
さらに、着信履歴を一旦表示させてから、不要な着信履歴を削除するようにしているため、知人から短い着信呼出時間の着信があったときに、使用者はサイドスイッチ107を押さないことにより、着信履歴をメモリ104に残すこともできる。
【0051】
なお、上記電話帳に登録されている発信元電話番号による着信呼出継続時間Aがタイマ判定閾値X以下であるとき、サイドスイッチ107が押されても着信履歴を削除することがないように、制御部105に実行させるプログラムに予め設定してもよい。これにより、電話帳に登録されている知人等から、合図で使用される短い着信呼出時間の着信履歴を削除しないようにできる。
【0052】
また、使用者が着信呼出時間を見て、着信履歴を削除するか否かを自分で判断可能にするために、サイドスイッチ107を押すことで、表示された着信履歴を制御部105にメモリ104から削除させるようにしてもよい。使用者は、自分の判断で、表示された着信履歴をメモリから簡単に削除できる。
【0053】
さらに、使用者がサイドスイッチ107を押さなくても、着信呼出時間がタイマ判定閾値X以下である着信履歴を制御部105にメモリ104から削除させるようにしてもよい。着信を受けると、着信履歴から迷惑電話であるか否かが判断され、不要な着信履歴が削除されるため、使用者の操作の手間が省ける。
【0054】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように構成されているので、以下に記載する効果を奏する。
【0055】
携帯電話機に備えた電話帳に登録されていない電話番号からの着信があった場合、電話番号だけではその着信が迷惑電話か否かを判断し難いが、本発明では、着信履歴に着信呼出時間を表示させることにより、使用者は着信呼出時間が短いかどうかがわかり、迷惑電話であるか否かの判別が容易にできる。
【0056】
また、使用者が着信履歴からの発信を行う際に、着信履歴に迷惑電話の電話番号が残っていると、誤って迷惑電話に発信してしまう可能性があるが、本発明では、携帯電話機が折り畳み式の携帯電話機であっても、携帯電話機を折り畳んだまま、迷惑電話の着信履歴を速やかに削除でき、誤操作による迷惑電話への発信を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯電話機の一実施例の外観正面図である。
【図2】図1に示した携帯電話機が折り畳まれた状態を示す外観図である。
【図3】本発明の携帯電話機の一構成例を示すブロック図である。
【図4】本発明の携帯電話機における背面LCD表示部に表示された不在着信を通知するための一表示例を示す図である。
【図5】本発明の携帯電話機における背面LCD表示部に表示された着信履歴の一表示例を示す図である。
【図6】着信時における本発明の携帯電話機の動作手順を示すフローチャートである。
【図7】着信履歴を削除するか否かの処理について本発明の携帯電話機の動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101  ANT部
102  無線・変復調部
103  タイマ
104  メモリ
105  制御部
106  背面LCD表示部
107  サイドスイッチ
108  キー操作部
151  プロセッサ
152  プログラムメモリ部
210  蓋部
212  連結部
220  本体部

Claims (7)

  1. 着信呼び出しの開始から終了までの着信呼出時間を測定するタイマと、
    着信日時、発信元電話番号、および前記着信呼出時間の情報からなる着信履歴を格納するためのメモリと、
    前記メモリに格納させた前記着信履歴を表示部に表示させる制御部と、
    を有する携帯電話機。
  2. 前記表示部を備えた蓋部と、該蓋部と連結部を介して連結された本体部と、前記着信履歴を前記メモリから削除する処理を前記制御部に実行させるためのスイッチとを有し、
    前記表示部が前記蓋部と前記本体部が折り畳まれた状態で視認可能な位置に配置され、前記スイッチが前記蓋部と前記本体部が折り畳まれた状態で操作可能な位置に設けられた請求項1記載の携帯電話機。
  3. 前記メモリに、予め設定された前記着信履歴を削除するか否かの判断基準であるタイマ判定閾値が格納され、
    前記制御部に、前記着信呼出時間と前記タイマ判定閾値を比較させ、前記着信呼出時間が前記タイマ判定閾値以下である場合に、該着信呼出時間に対応する着信履歴を前記メモリから削除させるためのスイッチを備えた請求項1記載の携帯電話機。
  4. 前記表示部を備えた蓋部と、該蓋部と連結部を介して連結された本体部とを有し、
    前記表示部が前記蓋部と前記本体部が折り畳まれた状態で視認可能な位置に配置され、前記スイッチが前記蓋部と前記本体部が折り畳まれた状態で操作可能な位置に設けられた請求項3記載の携帯電話機。
  5. 前記スイッチは、前記着信履歴を表示部に表示させる処理を前記制御部に実行させる請求項2乃至請求項4のいずれか1項記載の携帯電話機。
  6. 着信呼び出しの開始から終了までの着信呼出時間を測定し、
    着信日時、発信元電話番号、および前記着信呼出時間の情報を表示する携帯電話機の着信履歴表示方法。
  7. 着信呼び出しの開始から終了までの着信呼出時間を測定し、
    着信日時、発信元電話番号、および前記着信呼出時間の情報からなる着信履歴を記録し、
    前記着信履歴を表示し、
    前記着信履歴を削除する指示が入力されると、予め設定された前記着信履歴を削除するか否かの判断基準であるタイマ判定閾値と前記着信呼出時間を比較し、
    前記着信呼出時間が前記タイマ判定閾値以下である場合に、該着信呼出時間に対応する着信履歴を削除する携帯電話機の着信履歴削除方法。
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