JP2004040440A - 自動選局装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】選局制御マイコン5がチューナに特定の周波数を設定し、この特定の周波数
に対する放送波を受信するか否かを、検波回路3、同期検出回路4及び選局制御マイコン5により検出してプリセットを行う。そして、プリセットを、一つのチャンネルを第一の周波数及び第二の周波数により受信するか否か検出し、受信が検出されたいずれかの周波数を一つのチャンネルの受信周波数に決定することによって行う。第一の周波数として一つのチャンネルの中心周波数が選択されるとともに、第二の周波数として、一つのチャンネルの中心周波数に対して同じバンドに存在する隣接する他のチャンネルの中心周波数との周波数差の1/4以上2/5以下低周波数側にシフトさせた低周波数が選択される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送波を受信する機器において、受信する周波数をプリセットする自動選局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビ等の放送波を受信して動作する機器では、放送される各チャンネルの予め定められる中心周波数に対して、各チャンネルを受信するための周波数が調整されるようにされている。
【0003】
即ち、放送される各チャンネルの中心周波数はチャンネルプランにより定められているが、受信可能なチャンネルや実際にチャンネルの受信が可能な周波数は地域によって異なっている。従って、地域毎に受信可能なチャンネルを決定し直し、また各チャンネルを受信するための周波数を決定し直すプリセットが行われる。
【0004】
そして、このプリセットは、地域設定によって行われたり、微調整回路(ATF)を用いて行われている。地域設定によるプリセットは、受信対象となる地域をいくつかに分割し、分割した地域毎に各チャンネルを受信する周波数を設定し、設定された周波数で一律にプリセットを行う。
【0005】
微調整回路を用いたプリセットは、チャンネルプランで設定される全てのチャンネルに対応する周波数の全範囲にわたって受信する周波数を連続的に変化させ、微調整回路で同調が検知された周波数を受信周波数に決定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記地域設定によるプリセットは、分割した各地域の境界付近や立地条件によっては、プリセットされた受信周波数が受信可能な周波数と一致せず、プリセットを正確に行えない場合がある。
【0007】
また、上記微調整回路を用いたプリセットは、全てのチャンネルに対応する周波数の全範囲にわたって受信可能な周波数を検知しなければならず、プリセットを行うための処理が複雑となり、プリセットに多くの時間を要する。
【0008】
そこで、本発明は、チャンネルに対する受信周波数のプリセットを正確かつ短時間で行うことができる自動選局装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、放送波をチューナにより選択して受信する機器に用いられ、予め定められたチャンネルプランに基づくチャンネルの受信周波数をプリセットする自動選局装置であって、
チューナに特定の周波数を設定するとともに、前記設定された特定の周波数に対する放送波を受信するか否か検出して前記プリセットを行う選局制御マイコンを備え、
前記プリセットを、前記チャンネルプランに基づく一のチャンネルを第一の周波数及び/又は第二の周波数により受信するか否か検出を行い、前記一のチャンネルを受信することが検出されると、受信が検出された前記第一の周波数又は第二の周波数のいずれか一方を前記一のチャンネルの受信周波数に決定することによって行い、
前記第一の周波数を前記一のチャンネルの中心周波数とし、
前記第二の周波数を前記一のチャンネルの中心周波数に対して前記一のチャンネルと同じバンドに存在する隣接する他のチャンネルの中心周波数との周波数差の1/4以上2/5以下低周波数側にシフトさせた低周波数とすることを特徴とする自動選局装置である(請求項1)。
【0010】
この発明の自動選局装置によると、一つのチャンネルを前記第一の周波数及び/又は第二の周波数により受信するか否か検出することによってプリセットを行う。即ち、一つのチャンネルを、前記第一の周波数により受信するか否か検出するとともに前記第二の周波数により受信するか否か検出し、あるいは第一の周波数又は第二の周波数のいずれかにより受信するか否か検出する。
【0011】
そして、一つのチャンネルを受信することが検出された第一の周波数又は第二の周波数のいずれか一方を、その一つのチャンネルの受信周波数に決定する。一方、一つのチャンネルを第一の周波数及び第二の周波数のいずれによっても受信しないことを検出すると、受信できないチャンネルであることを決定する。
【0012】
このようにして一つのチャンネルのプリセットを行うので、プリセットを簡易な処理により短時間で行うことができる。
【0013】
また、自動選局装置を設置する場所でプリセットを行うことができるので、地域によってプリセットを正確に行えないということがなく、プリセットを正確に行うことができる。
【0014】
また、前記第二の周波数を、前記周波数差の1/3シフトさせた低周波数とすることができる(請求項2)。これにより、隣接するチャンネル間で、プリセットの対象となるチャンネルに対する受信をより正確にでき、プリセットをより正確に行うことができる。
【0015】
また、前記一のチャンネルの受信周波数を決定するにあたり、前記第一の周波数及び第二の周波数のいずれか一方による受信が検出されると、他方による受信を検出することなく前記一方の周波数を前記一のチャンネルの受信周波数に決定することができる(請求項3)。これにより、より短時間でプリセットを行うことができる。
【0016】
また、前記第一の周波数及び第二の周波数のいずれか一方の周波数に対する受信が検出されると、一方の周波数を受信周波数に決定する場合において(請求項3)、前記プリセットを中心周波数の低いチャンネルから中心周波数の高いチャンネルに順に行い、前記第二の周波数による受信が検出されると、第二の周波数を前記一のチャンネルの受信周波数に決定することができる(請求項4)。
【0017】
これにより、一つのチャンネルについて、第二の周波数により受信が検出されると、第一の周波数により受信するか否か検出することなく受信周波数を決定する。これにより、全てのチャンネルに対するプリセットをより短時間に行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図1乃至図5に基づいて説明する。以下に説明する自動選局装置は、テレビの放送波を受信するテレビモニタ等の機器に用いることができる。
【0019】
図1は、本発明にかかる自動選局装置の構成の概略を示すブロック図である。図1において、本発明にかかる自動選局装置は、検波回路3と同期検出回路4と選局制御マイコン5とメモリ6を備えている。また、図1において、1はアンテナであり、2はチューナである。
【0020】
アンテナ1は、各放送局より送信される各チャンネルの放送波を受信する。チューナ2は、アンテナ1が受信する各チャンネルの放送波のうち、チャンネルの選択に応じて設定される特定の周波数の信号を取り出して所定の処理を行い、後に説明する検波回路3に出力する。
【0021】
また、チューナ2の選局周波数、即ちチューナ2により受信しようとする放送波の特定の周波数は、後に説明する選局制御マイコン5によって設定されるようにされている。
【0022】
検波回路3は、チューナ2より入力された信号の検波を行い、特に図示しない映像検波回路や音声検波回路、AFT回路(自動微調整回路)等を備えている。そして、検波回路3は、チューナ2からの信号の入力に対して、映像検波出力信号(輝度信号、搬送色信号、同期信号等)や音声検波出力信号を出力する。
【0023】
同期検出回路4は、検波回路3より入力された映像検波出力信号に含まれる同期信号を検出し、同期信号の存在を検出すると同期検出信号(SD信号)を出力する。SD信号は、同期検出回路4より出力され選局制御マイコン5に入力される。
【0024】
選局制御マイコン5は、チューナ2に受信しようとする放送波の周波数を設定する。また、選局制御マイコン5は、予め定められるチャンネルプランに基づく各チャンネルを受信するための受信周波数のプリセットを行う。
【0025】
選局制御マイコン5は、図示しないROM(読み出し専用メモリ)やRAM(読み書き可能メモリ)を内部に備えている。選局制御マイコン5のROMには選局制御プログラムが格納されている。
【0026】
この選局制御プログラムを選局制御マイコン5によって実行し、前記各チャンネルに対する受信周波数のプリセットを行うことができる。また、選局制御プログラムの指令により、選局周波数をチューナ2に設定することができる。
【0027】
また、選局制御プログラムは、前記SD信号に基づき同期信号が有りと判断されたチャンネルのデータを、選局制御マイコン5に接続される外部メモリ6に記憶する。メモリ6は、E2PROM等により構成することができる。
【0028】
以下に、本発明にかかる自動選局装置を動作させる例について説明する。まず、第一の動作例を図2及び図3に基づいて説明する。第一の動作例は、以上に説明した自動選局装置により第一の放送モードで放送される各チャンネルのプリセットを行う例である。
【0029】
図2は、第一の放送モードで放送されるチャンネルのチャンネルプランを示している。図2に示されるように、第一の放送モードには、1チャンネルから62チャンネルまで用意される。各チャンネルは、各チャンネルに対応させて示される周波数を放送波の中心周波数として放送される。
【0030】
また、図2に示されるように、1チャンネルから3チャンネルは第一バンドのグループに属し、4チャンネルから12チャンネルは第二バンドのグループに属し、13チャンネルから62チャンネルは第四バンドのグループに属している。そして、同一のバンドに属するチャンネルの隣接するチャンネル間の中心周波数の周波数差は6MHzとなっている。
【0031】
図3は、第一の動作例を実行するための処理手順を示すフローチャートであり、選局制御プログラムの手順の一部のフローチャートである。図1に示されるアンテナ1及びチューナ2とともに自動選局装置を動作させると、選局制御マイコン5により選局制御プログラムの実行が開始され、プリセットの動作を開始する(S1)。
【0032】
まず、1チャンネルの中心周波数f0より2MHz低周波数側にシフトさせた低周波数を選局周波数としてチューナ2に設定し、同期検出回路4より出力されるSD信号の判別を行う(S2)。
【0033】
次に、1チャンネルの中心周波数f0を選局周波数としてチューナ2に設定し、同期検出回路4より出力されるSD信号の判別を行う(S3)。
【0034】
以下、2チャンネルから62チャンネルまでの各チャンネルについて、上記1チャンネルに対して行った手順と同様に、中心周波数f0より2MHz低い低周波数をチューナ2に設定してSD信号が検出されたか否か判別を行い、次に、中心周波数f0をチューナ2に設定してSD信号が検出されたか否か判別を行う(S4〜S125)。
【0035】
そして、上記1チャンネルから62チャンネルの各チャンネルについて設定された低周波数及び中心周波数に対して、SD信号が検出されたチャンネル(CH)及びその周波数がメモリ6に記憶される(S126)。
【0036】
以上の手順を実行し、一つのチャンネルについて低周波数及び中心周波数のいずれに対してもSD信号が検出されない場合は、受信できないチャンネルであることが検出される。
【0037】
以上の手順により、図2に示されるチャンネルプランで定められるチャンネルに対する自動選局装置のプリセットが完了する。
【0038】
次に、第二の動作例を図4及び図5に基づいて説明する。第二の動作例は、以上に説明した自動選局装置により第二の放送モードで放送される各チャンネルに対するプリセットを行う例である。
【0039】
図4は、第二の放送モードで放送されるチャンネルのチャンネルプランを示している。図4に示されるように、第二の放送モードには、C13チャンネルからC63チャンネルまで、51チャンネル用意されている。各チャンネルは、各チャンネルに対応させて示される周波数を放送波の中心周波数として放送される。
【0040】
また、図4に示されるように、C13チャンネルからC22チャンネルは第一バンドのグループに属し、C23チャンネルからC52チャンネルは第二バンドのグループに属し、C53チャンネルからC63チャンネルは第四バンドのグループに属している。そして、同一のバンドに属するチャンネルの隣接するチャンネル間の中心周波数の周波数差は6MHzとなっている。
【0041】
図5は、第二の動作例を実行するための処理手順を示すフローチャートであり、選局制御プログラムの手順の一部のフローチャートである。図1に示されるアンテナ1及びチューナ2とともに自動選局装置を動作させると、選局制御マイコン5により選局制御プログラムの実行が開始され、プリセットの動作を開始する(S1)。
【0042】
まず、C13チャンネルの中心周波数f0より2MHz低周波数側にシフトさせた低周波数を選局周波数としてチューナ2に設定し、同期検出回路4より出力されるSD信号の判別を行う(S2)。
【0043】
次に、C13チャンネルの中心周波数f0を選局周波数としてチューナ2に設定し、同期検出回路4よりSD信号が出力されたか否か判別を行う(S3)。
【0044】
以下、C14チャンネルからC63チャンネルまでの各チャンネルについて、上記C13チャンネルに対して行った手順と同様に、中心周波数f0より2MHz低い低周波数をチューナ2に設定してSD信号が検出されたか否か判別を行い、次に、中心周波数f0をチューナ2に設定してSD信号が検出されたか否か判別を行う(S4〜S103)。
【0045】
そして、上記C13チャンネルからC63チャンネルの各チャンネルについて設定された低周波数及び中心周波数に対して、SD信号が検出されたチャンネル(CH)及びその周波数がメモリ6に記憶される(S104)。
【0046】
以上の手順を実行し、一つのチャンネルについて低周波数及び中心周波数のいずれに対してもSD信号が検出されない場合は、受信できないチャンネルであることが検出される。
【0047】
以上の手順により、図4に示されるチャンネルプランで定められるチャンネルに対する自動選局装置のプリセットが完了する。
【0048】
以上の図3、図5の説明において、各チャンネルの受信を検出するにあたり、各チャンネルの中心周波数f0が第一の周波数にあたり、中心周波数f0より2.0MHz低周波数側にシフトさせた低周波数が第二の周波数にあたる。
【0049】
以上説明したように、本発明の自動選局装置によると、一つのチャンネルの受信を検出するにあたり、その中心周波数(第一の周波数)と低周波数(第二の周波数)の二つの周波数により受信するか否か検出するようにしている。これにより、プリセットを簡易な処理により短時間で行うことができる。
【0050】
また、自動選局装置が用いられる場所でプリセットを行うので、自動選局装置を設置する場所によってプリセットが正確に行えないということがなく、プリセットを正確に行うことができる。
【0051】
また、以上の説明では、一つのチャンネルの受信を検出するための低周波数として、中心周波数より2.0MHz低周波数側にシフトさせた周波数を具体例に挙げた。以上に説明した例では、図2、図4に示されるように同一のバンドに存在するチャンネルの隣接するチャンネル間の中心周波数の周波数差は6MHzであり、この周波数差に対する1/3にあたる2MHzだけ中心周波数より低周波数側にシフトさせた低周波数を選択した例を示している。
【0052】
一つのチャンネルの受信を検出するための低周波数は、チャンネルプランで定められるチャンネルのうち同一のバンドに存在する隣接するチャンネル間の中心周波数の周波数差に対する1/4以上2/5以下だけ中心周波数より低周波数側にシフトさせた低周波数が選ばれる。受信を検出しようとするチャンネルの中心周波数に対して前記範囲の低周波数を選択することにより、自動選局装置に要求される受信能力の範囲において、中心周波数又は低周波数のいずれかの周波数によってこのチャンネルを受信することができる。
【0053】
そして、前記一つのチャンネルを受信するための低周波数として、隣接するチャンネル間の中心周波数の周波数差に対する1/3だけ中心周波数より低周波数側にシフトさせた低周波数を選択するのが最も好ましい。これにより、隣接するチャンネル間で、プリセットの対象となるチャンネルに対する受信をより正確にすることができ、プリセットをより正確に行えるからである。
【0054】
なお、以上の説明では、一つのチャンネルの受信を検出するにあたり、低周波数と中心周波数の二つの周波数のうち、低周波数に対する検出を行ってから中心周波数に対する検出を行うようにしたが、中心周波数に対する検出を行ってから低周波数に対する検出を行うこともできる。
【0055】
また、以上の手順を実行するにあたり、上記一つのチャンネルに対する低周波数と中心周波数のうち、いずれか一方の周波数で受信することが検出されると、他方の周波数に対する受信の検出を行わないようにすることができる。これにより、プリセットをより短時間に行うことができる。
【0056】
特に、一つのチャンネルの検出を行うにあたり、上記図3、図5に示されるように低周波数による検出を先に行う場合には、より短時間でプリセットを行うことができる。
【0057】
即ち、図3、図5に示されるように、中心周波数の低いチャンネルより中心周波数の高いチャンネルの順に各チャンネルの受信を検出し、一つのチャンネルについて低周波数に対する検出を先に行う場合、低周波数による受信が検出されると中心周波数による受信の検出を行うことなく、低周波数を受信周波数に決定するようにすると、全てのチャンネルに対するプリセットをより短時間に行うことができる。
【0058】
また、以上の説明では、検波回路3及び同期検出回路4を設け、同期検出回路4より出力されるSD信号に基づいて、選局制御マイコン5が同期信号の存在を検出するように構成する例を挙げた。
【0059】
本発明の自動選局装置を実施するにあたり、必ずしも検波回路3及び同期検出回路4を設けなくともよい。即ち、チューナ2より出力された映像信号を選局制御マイコン5に直接入力するようにし、映像信号に含まれる同期信号の存在を検出することによってチャンネルを受信するか否か検出するようにすることもできる。
【0060】
また、以上の説明では、図2、図4に示したチャンネルプランの具体例により説明したが、本発明の自動選局装置はチャンネルプランの内容にかかわらず実施することができ、図2、図4に示したチャンネルプラン以外の他のチャンネルプランであっても実施することができる。
【0061】
図6乃至図9は、本発明の自動選局装置により、各チャンネルの受信周波数をプリセットすることができる他のチャンネルプランの具体例を示している。図6には、全部で86のチャンネルからなるチャンネルプランが示されている。図6には、各チャンネルのチャンネルナンバーと各チャンネルの映像周波数(中心周波数)が示されている。
【0062】
図7には、全部で99のチャンネルからなるチャンネルプランが示されている。図7には、各チャンネルのチャンネルナンバーと各チャンネルの映像周波数(中心周波数)が示されている。
【0063】
図8には、全部で60のチャンネルからなるチャンネルプランが示されている。図8には、各チャンネルのチャンネルナンバーと各チャンネルの映像周波数(中心周波数)が示されている。
【0064】
図9には、全部で57のチャンネルからなるチャンネルプランが示されている。図9には、各チャンネルのチャンネルナンバーと各チャンネルの映像周波数(中心周波数)が示されている。
【0065】
本発明の自動選局装置によると、図6乃至図9に示される各チャンネルプランについても、各チャンネルを受信するための受信周波数をプリセットすることができる。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の自動選局装置によると、チャンネルプランで定められる各チャンネルに対する受信周波数のプリセットを、簡易な処理により短時間で行うことができるとともに正確に行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる自動選局装置を示すブロック図である。
【図2】第一の放送モードで放送されるチャンネルのチャンネルプランを示す図である。
【図3】第一の動作例を実行する処理手順のフローチャートである。
【図4】第二の放送モードで放送されるチャンネルのチャンネルプランを示す図である。
【図5】第二の動作例を実行する処理手順のフローチャートである。
【図6】本発明を実施することができるチャンネルプランの一例を示す図である。
【図7】本発明を実施することができるチャンネルプランの一例を示す図である。
【図8】本発明を実施することができるチャンネルプランの一例を示す図である。
【図9】本発明を実施することができるチャンネルプランの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 チューナ
3 検波回路
4 同期検出回路
5 選局制御マイコン
6 メモリ
Claims (4)
- 放送波をチューナにより選択して受信する機器に用いられ、予め定められたチャンネルプランに基づくチャンネルの受信周波数をプリセットする自動選局装置であって、
チューナに特定の周波数を設定するとともに、前記設定された特定の周波数に対する放送波を受信するか否か検出して前記プリセットを行う選局制御マイコンを備え、
前記プリセットを、前記チャンネルプランに基づく一のチャンネルを第一の周波数及び/又は第二の周波数により受信するか否か検出を行い、前記一のチャンネルを受信することが検出されると、受信が検出された前記第一の周波数又は第二の周波数のいずれか一方を前記一のチャンネルの受信周波数に決定することによって行い、
前記第一の周波数が前記一のチャンネルの中心周波数であり、
前記第二の周波数が前記一のチャンネルの中心周波数に対して前記一のチャンネルと同じバンドに存在する隣接する他のチャンネルの中心周波数との周波数差の1/4以上2/5以下低周波数側にシフトさせた低周波数であることを特徴とする自動選局装置。 - 前記第二の周波数が、前記周波数差の1/3シフトさせた低周波数であることを特徴とする請求項1に記載の自動選局装置。
- 前記第一の周波数又は第二の周波数のいずれか一方による受信が検出されると、他方による受信を検出することなく前記一方の周波数を前記一のチャンネルの受信周波数に決定する請求項1又は2に記載の自動選局装置。
- 前記プリセットを中心周波数の低いチャンネルから中心周波数の高いチャンネルに順に行い、前記第二の周波数による受信が検出されると、第二の周波数を前記一のチャンネルの受信周波数に決定する請求項3に記載の自動選局装置。
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