JP2000269786A - 放送受信機 - Google Patents

放送受信機

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JP2000269786A
JP2000269786A JP11069718A JP6971899A JP2000269786A JP 2000269786 A JP2000269786 A JP 2000269786A JP 11069718 A JP11069718 A JP 11069718A JP 6971899 A JP6971899 A JP 6971899A JP 2000269786 A JP2000269786 A JP 2000269786A
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broadcast
threshold
noise level
broadcasts
noise
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JP11069718A
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English (en)
Inventor
Koji Suzuki
幸治 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信可能な放送局数に応じて適正な自動選局
動作を行う。 【解決手段】 自動選局動作に先立って、チューナユニ
ット12が高速サーチ動作によってFMの受信範囲を一
周し、その受信範囲において受信可能な放送を検出す
る。そして、この放送数をカウントし、カウント値に応
じてノイズレベル判定用の閾値を決定する。ここで、検
出した放送数が多いほど、閾値を小さくし、放送数が少
ないと閾値を大きくする。そして、この閾値をノイズ検
出器14に設定する。次に、自動選局動作を行い、放送
を検出した場合には、そのノイズレベルをノイズレベル
判定用の閾値と比較し、ノイズレベルが閾値より低い場
合には、その放送を選局する。このようにして、放送数
の多い地域では、よりノイズの少ない放送だけを選局で
き、放送数が少ない地域では、ノイズの条件を緩和し、
少ない放送の中から、できるだけ多くの放送を選局でき
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信電波から放送
を検出して自動選局を行う機能を具備した放送受信機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動選局機能を有するラジオ
受信機においては、受信周波数を可変制御しながら受信
電波の電界強度を監視し、一定以上の電界強度を検出す
ることで放送を検出する。そして、この放送を検出した
受信電波において、同時にノイズの検出を行い、このノ
イズレベルと所定の閾値とを比較して、この閾値よりノ
イズレベルが低い場合に、その放送を選局するようにし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のラジオ受信機では、選局の基準となるノイズレベル
の閾値が固定値となっていたため、地域による放送の実
情に対応することができなかった。つまり、このような
ラジオ受信機の自動選局機能は、元来は放送局数が非常
に多い地域において、多過ぎる放送局の数を間引くため
のものであったため、受信レベル(すなわち、放送局の
出力レベル)が高くても、ノイズが多い場合には、選局
条件(すなわち、チューナの停止条件)を満たさないも
のとしていた。
【0004】これは、放送局の多い地域においては、同
様な内容の放送も多いため、無理に音質の悪い放送を聞
く必要がないことを想定したものである。しかしなが
ら、放送局の少ない地域においては、放送局の多い地域
と同じ条件でノイズ検出を行い、選局条件を満たさない
ものとして放送局を排除していくと、元々少ない受信可
能な放送局がさらに選局機能によって少数に限定されて
しまい、有効な選局を行えなくなる問題が生じする。
【0005】そこで本発明の目的は、受信可能な放送局
数に応じて適正な自動選局動作を行うことができる放送
受信機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、受信周波数を可変制御する周波数制御手段
と、前記受信周波数によって受信した電波から放送を検
出する放送検出手段と、前記電波に含まれるノイズレベ
ルを検出するノイズレベル検出手段と、前記ノイズ検出
手段によって検出されたノイズレベルと所定の閾値とを
比較する比較手段と、前記比較の結果、前記ノイズレベ
ルが閾値より低い場合に、前記放送検出手段によって検
出した放送を選局する自動選局手段と、前記放送検出手
段によって検出される放送の数に応じて前記比較手段に
おける閾値を変更する閾値変更手段とを有することを特
徴とする。
【0007】本発明の放送受信機において、周波数制御
手段により受信周波数を可変制御しながら、その受信周
波数によって受信した電波の電界強度等により放送検出
手段によって放送を検出する。また、同時に受信電波に
含まれるノイズレベルをノイズレベル検出手段によって
検出し、このノイズレベルを比較手段によって閾値と比
較し、ノイズレベルが閾値より低い場合に、自動選局手
段は、周波数制御手段による受信周波数の制御を停止
し、放送検出手段によって検出した放送を選局する。
【0008】そして、以上のような自動選択動作を行う
に際し、比較手段によってノイズレベルと比較する閾値
を、閾値変更手段により、放送の数に応じて変更する。
具体的には、放送の数が多い場合には、前記閾値を低い
値に変更し、放送の数が少ない場合には、前記閾値を高
い値に変更する。これにより、放送局が多い地域では、
よりノイズの少ない放送だけを選局するようにし、反対
に放送局が少ない地域では、ノイズの条件を緩和し、少
ない放送の中から、できるだけ多くの放送を選局できる
ようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による放送受信機の
実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の
形態によるFMラジオ受信機の概略構成例を示すブロッ
ク図である。本例のラジオ受信機は、アンテナ10と、
チューナユニット12と、ノイズ検出器14と、マイク
ロコンピュータ16とを有する。
【0010】チューナユニット12は、受信周波数を可
変制御する周波数制御手段と、受信周波数によって受信
した電波の電界強度から放送を検出する放送検出手段の
機能を含むものであり、アンテナ10より受信する電波
の受信周波数を制御して受信信号を出力する。チューナ
ユニット12が出力する受信信号は、図示しない再生処
理系に送られるとともに、ノイズ検出器14に送られ
る。また、チューナユニット12は、受信周波数を可変
制御しながら、その受信周波数による受信電波の電界強
度を監視し、電界強度が一定の基準値を超えた場合に
は、放送を検出したと判断し、局検出出力をマイクロコ
ンピュータ16に出力する。
【0011】ノイズ検出器14は、電波に含まれるノイ
ズレベルを検出するノイズレベル検出手段と、このノイ
ズ検出手段によって検出されたノイズレベルと閾値とを
比較する比較手段の機能を含むものであり、チューナユ
ニット12から出力される受信信号中のノイズレベルを
検出し、これを所定の閾値と比較することにより、その
放送局の選局を行うか否かを判定し、その判定結果信号
をマイクロコンピュータ16に出力する。マイクロコン
ピュータ16は、ノイズレベルが閾値より低い場合に、
放送検出手段によって検出した放送を選局する自動選局
手段と、この放送検出手段によって検出される放送の数
に応じて前記自動選局手段における閾値を変更する閾値
変更手段の機能を含むものである。
【0012】すなわち、このマイクロコンピュータ16
は、チューナユニット12の局検出信号とノイズ検出器
14からの判定結果信号に基づいて、チューナユニット
12における受信周波数の可変動作を停止し、その受信
周波数での受信を行う自動選局動作を制御する。また、
このマイクロコンピュータ16は、ノイズ検出器14に
おけるノイズレベル判定用の閾値を、受信可能放送局の
数に基づき変更するための制御を行う。なお、この処理
の詳細については後述する。なお、マイクロコンピュー
タ16は、このような制御以外にも、本例のラジオ受信
機全体の制御を行うものであるが、本発明に直接関係し
ないため説明は省略する。
【0013】図2は、マイクロコンピュータ16による
ノイズ検出器14の閾値変更処理を含む自動選局動作を
示すフローチャートである。図示しない操作部からユー
ザの操作によって自動選局の指示があると、これをマイ
クロコンピュータ16が検知し、図2の処理を開始す
る。まず、自動選局動作に先立って、チューナユニット
12が高速サーチ動作によってFMの受信範囲を一周
し、放送を検出する。
【0014】具体的には、上述したチューナユニット1
2からの局検出出力を監視しながら、チューナユニット
12の受信周波数を所定の間隔でステップアップしてい
くものである。そして、チューナユニット12からの局
検出出力により放送が検出されると(ステップS1)、
マイクロコンピュータ16の内部カウンタをインクリメ
ントしていき(ステップS2)、チューナユニット12
の受信周波数を1つステップアップした後(ステップS
3)、受信周波数が一周したか否かを判定し(ステップ
S4)、一周していない場合は、ステップS1に戻って
放送の検出を継続し、一周した場合は、ステップS5に
移行する。以上の動作は、例えば、各受信周波数におけ
る放送の検出判断に要する時間を約5ミリ秒とすると、
FMの受信範囲を一周する周波数の可変ステップ数が2
05の場合には、約1秒で完了することができる。
【0015】次に、ステップS5においては、ステップ
S3で求めた内部カウンタの値から放送数を判断し、ノ
イズ検出器14におけるノイズレベル判定用の閾値を設
定する。図3は、この閾値設定用のテーブルを示す説明
図である。このテーブルは、例えばマイクロコンピュー
タ16内の不揮発性メモリに設けられたものである。本
例では、想定される放送の検出数(0〜xn)をn段階
(0≦x1、x1<x2、……xn−1<xn)に分
け、各段階に応じたn個の閾値(y1、y2、……yn
−1、yn)を予め割り当てている。ただし、放送数x
は、x1<x2……xn−1<xnであり、閾値yは、
y1>y2……yn−1>ynである。すなわち、放送
数xが多い場合には、閾値yを低い値に変更し、放送数
xが少ない場合には、閾値yを高い値に変更する。
【0016】そして、このように設定した閾値に基づ
き、自動選局動作を実行する(ステップS6)。この自
動選局動作自体は、従来と同様にして行うものである。
すなわち、受信周波数を可変制御しながら受信波の電界
強度を監視していき、チューナユニット12からの局検
出出力によって放送を検出すると(ステップS7)、そ
の受信波のノイズレベルをステップS5で設定した閾値
と比較し、ノイズレベルが閾値より低い場合には(ステ
ップS8)、その放送を選局して自動選局動作を完了す
る。以上のようにして、放送数の多い地域では、よりノ
イズの少ない放送だけを選局するようにし、反対に放送
数が少ない地域では、ノイズの条件を緩和し、少ない放
送の中から、できるだけ多くの放送を選局できるように
することができ、実用性の高い自動選局機能を提供する
ことが可能となる。
【0017】なお、以上の例では、自動選局動作に先立
って閾値の変更動作を行うようにしたが、自動選局動作
毎に頻繁に変更動作が行われることが想定される。そこ
で、一定の時間間隔(例えば数十分間隔)で閾値の変更
動作を行うようにしてもよい。また、以上の例では、ノ
イズ検出器14によってノイズレベルと閾値とを比較す
るものとしたが、ノイズ検出器14より出力されるノイ
ズレベルを入力して、このノイズレベルと閾値とを比較
する比較手段をノイズ検出器14とは別に設けてもよ
い。
【0018】また、上述した閾値変更動作は、ラジオ受
信機全体を制御するマイクロコンピュータ16で行う代
わりに、他の回路により行うことにより、マイクロコン
ピュータ16の負担を軽減するようにしてもよい。さら
に以上の例は、FMラジオ受信機の例について説明した
が、本発明の放送受信機は、これに限定されず、AMラ
ジオやTV等の電波を受信する機能を有する各種の放送
受信機に適用し得るものである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の放送受信機
では、自動選局動作における選局条件として用いるノイ
ズレベル判定用の閾値を、受信可能な放送の数に応じて
変更するようにした。このため、地域毎に差がある放送
数に対応して、自動選局動作を有効に行うことができる
ので、利用地域に応じた最適な自動受信選局感度を得る
ことができ、選局動作が止まらない、止まり過ぎるとい
った利用者の不満を解消できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるFMラジオ受信機の
概略構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示すFMラジオ受信機の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】図1に示すFMラジオ受信機の閾値設定用テー
ブルを示す説明図である。
【符号の説明】
10……アンテナ、12……チューナユニット、14…
…ノイズ検出器、16……マイクロコンピュータ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信周波数を可変制御する周波数制御手
    段と、 前記受信周波数によって受信した電波から放送を検出す
    る放送検出手段と、 前記電波に含まれるノイズレベルを検出するノイズレベ
    ル検出手段と、 前記ノイズ検出手段によって検出されたノイズレベルと
    所定の閾値とを比較する比較手段と、 前記比較の結果、前記ノイズレベルが閾値より低い場合
    に、前記放送検出手段によって検出した放送を選局する
    自動選局手段と、 前記放送検出手段によって検出される放送の数に応じて
    前記比較手段における閾値を変更する閾値変更手段と、 を有することを特徴とする放送受信機。
  2. 【請求項2】 前記放送の数は、前記周波数制御手段に
    よって受信周波数を可変制御しながら、前記放送検出手
    段によって放送を検出していき、全受信周波数にわたっ
    て受信した放送の数を計数することにより検出すること
    をことを特徴とする請求項1記載の放送受信機。
  3. 【請求項3】 前記放送の数の検出は、前記自動選局手
    段における選局動作に先立って実行することを特徴とす
    る請求項2記載の放送受信機。
  4. 【請求項4】 前記放送の数が多い場合には、前記閾値
    を低い値に変更し、前記放送の数が少ない場合には、前
    記閾値を高い値に変更することを特徴とする請求項1記
    載の放送受信機。
  5. 【請求項5】 前記放送検出手段は、受信した電波の電
    界強度に応じて放送ありと判断することを特徴とする請
    求項1記載の放送受信機。
JP11069718A 1999-03-16 1999-03-16 放送受信機 Pending JP2000269786A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7408593B2 (en) 2004-04-28 2008-08-05 Funai Electric Co., Ltd. Digital television broadcast signal receiver
GB2489951A (en) * 2011-04-12 2012-10-17 Nokia Corp Scanning receiver

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7408593B2 (en) 2004-04-28 2008-08-05 Funai Electric Co., Ltd. Digital television broadcast signal receiver
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