JP2004040152A - ヘッドエンド装置およびcatvシステム - Google Patents

ヘッドエンド装置およびcatvシステム Download PDF

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JP2004040152A JP2002190174A JP2002190174A JP2004040152A JP 2004040152 A JP2004040152 A JP 2004040152A JP 2002190174 A JP2002190174 A JP 2002190174A JP 2002190174 A JP2002190174 A JP 2002190174A JP 2004040152 A JP2004040152 A JP 2004040152A
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Yoshikazu Ito
伊東 義和
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Abstract

【課題】既存の受信機における赤外線受信部の改造作業を省略でき、また、選局指令を伝達するケーブルの各受信機への配設作業を省略できるヘッドエンド装置およびそのヘッドエンド装置を備えるCATVシステムを提供する。
【解決手段】ヘッドエンド装置10では、作業者が操作用パネル41を操作して選局操作対象の受信機22を指定すると、マイコン39が、指定された受信機22に対応する赤外線発光ダイオード35を消灯状態に制御し、指定されていない受信機22に対応する赤外線発光ダイオード35を点灯状態に駆動制御する。この結果、選局操作対象に指定された受信機22は、赤外線受信部23への選局指令の入力が阻止されることは無く、選局指令の入力による選局操作が可能となり、指定されていない受信機22は、赤外線受信部23への選局指令の入力が阻止されて、リモコン装置による選局操作の実行が不可能な状態になる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種放送局からの放送電波を受信し、その受信信号の中から所定チャンネルのテレビ放送信号を選局・復調して、復調したテレビ放送信号を所定チャンネルのCATV用伝送信号に変換して、そのCATV用伝送信号を他チャンネルのCATV用伝送信号と共にCATVシステムの伝送線上に送出するヘッドエンド装置、及び、このヘッドエンド装置を備えたCATVシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、テレビ放送においては、アナログ放送に加えて、BSデジタル放送や地上波デジタル放送が開始されている。
そして、これらデジタル放送の放送電波は、アナログ放送の放送電波とは方式が異なるため、デジタル放送の放送電波を受信するためには、その方式に対応した受信機を用いる必要がある。既に実用化されているデジタル放送を受信する受信機は、利用者が付属のリモートコントロール装置(以下、単にリモコン装置ともいう)を操作することにより、所望のチャンネルを指定すると、受信したデジタル放送の受信信号の中から指定されたチャンネルのテレビ放送信号を選局・復調するデジタル放送受信機能を有している。
【0003】
ところで、CATVシステムにおいて、上述したデジタル放送を端末側で見ることができるようにするには、デジタル放送等の受信信号をそのまま所望チャンネルのCATV用伝送信号に変換して端末側に伝送するようにすればよいが、この場合、端末側でデジタル放送を見るには、各端末毎に、上述したデジタル放送の受信機能を有する受信機を設置する必要がある。
【0004】
このため、CATVシステム、特に、ホテルや病院等に構築されるCATVシステムにおいては、各端末毎に上述した受信機を設置することなく、各端末側でデジタル放送を見ることができるようにするために、ヘッドエンド装置に、デジタル放送の受信機能を有する受信機を設けて、デジタル放送に含まれる特定のチャンネルのテレビ放送信号を選局・復調させ、その復調されたテレビ放送信号を、他のテレビ放送用の伝送信号と同じ伝送信号で且つ他のテレビ放送とは異なる伝送チャンネルのCATV用伝送信号に変換して、端末側に再送信することが考えられている。
【0005】
このようにすれば、CATVシステムの端末側では、デジタル放送の受信機能を有する高価な受信機を設置することなく、デジタル放送を見ることができるようになり、特に、CATVシステムを運用している管理者側で各端末の受信機を設置しなければならないCATVシステム(ホテルや病院等のCATVシステム)では、少ない設備投資で、デジタル放送のサービスを実現できる。
【0006】
そして、受信機にて復調して得られる複数のテレビ放送信号を、それぞれ複数のCATV用伝送信号に変換して端末側に送信するヘッドエンド装置は、復調すべきテレビ放送信号の種類に応じた個数の受信機を備えることで、複数のCATV用伝送信号を端末側に送信することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、デジタル放送を行う放送局は、テレビ放送信号の種類やメニュー画像等を必要に応じて変更することがあり、このような変更が行われた場合には、放送局側から受信したテレビ放送信号と端末側に送信するCATV用伝送信号との対応関係を適切な状態に設定変更するための選局操作を実行する必要がある。
【0008】
受信機は、上述したようにリモコン装置を用いて、選局操作を行う構成のものがあるが、複数の受信機が同種の受信機で構成されている場合、互いに設置位置が近接していることから、リモコン装置からの選局指令が、選局操作の対象である受信機以外の受信機にも入力される場合がある。つまり、リモコン装置を用いて選局操作を行う構成の受信機を複数備える場合、そのヘッドエンド装置においては、各受信機の選局操作を個別に実行することができず、テレビ放送信号とCATV用伝送信号との対応関係が誤った状態に設定される虞がある。
【0009】
このため、複数の受信機を備える従来のヘッドエンド装置には、例えば、図4に示すような、選局操作の対象となる受信機を指定操作するための操作用パネル41と、リモコン装置121からの赤外線からなる選局指令信号を受信する共通赤外線受信部105と、マイクロコンピュータ107(以下、マイコン107ともいう)からの指令に基づき、共通赤外線受信部105で受信した選択指令信号を第1受信機117、第2受信機118、第3受信機119のいずれかの入力端子に入力する信号経路切換スイッチ109と、を備えて構成されたものがある。この従来のヘッドエンド装置では、作業者が操作用パネル41の第1選択スイッチ42aをオン状態に設定すると、マイコン107は、共通赤外線受信部105で受信された選局指令信号が第1受信機117に入力されるように、信号経路切換スイッチ109を駆動制御する。この結果、共通赤外線受信部105に入力された選択指令信号は、第1受信機117に対して入力され、第2受信機118および第3受信機119に対して入力されることはない。
【0010】
なお、マイコン107は、第1受信機117の場合と同様に、作業者により第2選択スイッチ43aがオン状態に設定されると、選局指令信号が第2受信機118に入力されるように、また、作業者により第3選択スイッチ44aがオン状態に設定されると、選局指令信号が第3受信機119に入力されるように、信号経路切換スイッチ109を駆動制御する。
【0011】
つまり、上記従来のヘッドエンド装置は、作業員が、選択スイッチにより選局操作の対象となる受信機を指定した後、リモコン装置を用いて選局操作を行うことで、対象となる受信機に限り選局操作が行われ、他の受信機に対して誤って選局操作が行われるのを防ぐことができる。そして、選択スイッチにより複数の受信機を順次選択して、各受信機の選局操作を行うことで、ヘッドエンド装置全体におけるテレビ放送信号とCATV用伝送信号との対応関係を、適正な状態に設定することができる。
【0012】
しかしながら、信号経路切換スイッチ109を備える従来のヘッドエンド装置を構成するにあたり、既に実用化されている受信機を用いる場合には、その受信機に備えられているリモコン信号の赤外線受信部を取り除く作業や、信号経路切換スイッチ109からの選択指令信号を入力するための入力端子を設ける作業等の改造作業を行う必要が生じる。
【0013】
また、従来のヘッドエンド装置では、受信機に対して選局指令を入力するための信号経路を確立するために、信号経路切換スイッチ109から各受信機までのケーブル配設作業が必要になるため、ヘッドエンド装置の組立時における配線作業が煩雑になるという問題がある。
【0014】
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、外部からの選局指令を受信する赤外線受信部を有する既存の受信機を複数備え、各受信機の選局操作を個別に実行可能なヘッドエンド装置を実現するにあたり、既存の受信機における赤外線受信部の改造作業を省略でき、また、選局指令を伝達するケーブルの各受信機への配設作業を省略できるヘッドエンド装置、及び、このヘッドエンド装置を備えたCATVシステムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためになされた請求項1のヘッドエンド装置においては、複数の受信手段が、各種放送局からの放送電波を受信して、その受信信号の中から所定チャンネルのテレビ放送信号を選局・復調しており、複数の変調手段が、受信手段にて復調されたテレビ放送信号を所定チャンネルのCATV用伝送信号に変換する。つまり、このヘッドエンド装置は、受信した受信信号の中から選局・復調したテレビ放送信号をCATV用伝送信号に変換し、変換したCATV用伝送信号を他チャンネルのCATV用伝送信号と共にCATVシステムの伝送線上に送出する。
【0016】
なお、受信手段は、赤外線からなる選局指令を受信する赤外線受信部を備えており、この赤外線受信部から入力される選局指令に応じたチャンネルの特定テレビ放送信号を選局・復調するよう構成されている。
また、このヘッドエンド装置においては、受信手段の赤外線受信部に対して赤外線を照射する複数の赤外線照射手段が、各受信手段に対応して備えられており、また、作業者が特定テレビ放送信号の選局操作の対象となる受信手段を指定操作するための選局対象指定操作部が備えられている。
【0017】
作業者が選局対象指定操作部を操作して選局操作対象となる受信手段を指定すると、選局操作許可制御手段は、選局対象指定操作部での指定操作の内容に応じて、選局操作対象に指定された受信手段に対応する赤外線照射手段を停止状態に駆動制御し、選局操作対象に指定されていない受信手段に対応する赤外線照射手段を動作状態に駆動制御する。
【0018】
受信手段の赤外線受信部は、赤外線照射手段から赤外線が照射されていると、他の機器からの赤外線信号の入力状態の変化を検出できず、赤外線からなる選局指令を受信できない状態となる。このため、赤外線照射手段が動作状態に設定された受信手段は、赤外線受信部への選局指令の入力が阻止されることになり、選局操作の実行が不可能な状態になる。
【0019】
他方、赤外線照射手段が停止状態に設定された受信手段は、赤外線受信部への選局指令の入力が赤外線照射手段により阻止されることは無く、選局指令の入力が可能となり、選局操作の実行が可能な状態になる。
つまり、このヘッドエンド装置は、各受信手段に対応して備えられた複数の赤外線照射手段の状態をそれぞれ適宜設定することで、複数の受信手段のうち、選局操作の対象となる受信手段を特定できるように構成されている。
【0020】
そして、このヘッドエンド装置では、受信手段の選局操作を行うにあたり、各受信手段に備えられる赤外線受信部に対して選局指令を入力すればよいため、赤外線受信部を備える既存の受信機を、赤外線受信部に関する改造作業を施すことなく、受信手段として利用することができる。つまり、例えば、赤外線受信部に代えて、有線ケーブルを介して伝達される選択指令信号を入力するための入力端子を設ける等の改造作業を行う必要がない。
【0021】
このため、このヘッドエンド装置は、赤外線受信部を備える既存の受信機を受信手段として用いることで、赤外線受信部に関する改造作業や、受信手段に選局指令を入力するための有線ケーブルの接続作業を行うことなく構成することができる。
【0022】
よって、本発明(請求項1)によれば、既存の受信機(受信手段)における赤外線受信部の改造作業を省略し、また、選局指令を伝達するケーブルの各受信機への配設作業を省略しつつ、各受信手段の選局操作を個別に実行可能なヘッドエンド装置を実現することができる。これにより、放送局から送信されてくるデジタル放送の内容(チャンネルの数や順番)が変化した場合であっても、各受信手段において選局・復調するチャンネルのテレビ放送信号を、放送局側の変化に応じて設定変更することができる。また、このヘッドエンド装置は、既存の受信機をそのまま利用できると共に、改造作業や配設作業を省略できることから、低コストで製造できるという利点もある。
【0023】
なお、上述(請求項1)のヘッドエンド装置は、請求項2に記載のように、赤外線照射手段が、赤外線発光ダイオード(赤外線LED)を用いて構成されているとよい。
赤外線発光ダイオード(赤外線LED)は、低価格であることから、ヘッドエンド装置のコストの上昇を抑制することができる。また、赤外線発光ダイオードは、赤外線を出力する点灯時における消費電力が少ないため、ヘッドエンド装置の消費電力の大幅な増加を抑制することができる。
【0024】
ところで、ヘッドエンド装置は、受信手段を外部に露出した状態で備える構成のほか、受信手段などを配置する装置内部と、装置外部とを仕切る化粧板を備えるものがある。このような化粧板を備えるヘッドエンド装置においては、受信手段の赤外線受信部に選局指令を入力するにあたり、化粧板により選局指令が遮断されてしまい、赤外線受信部に対して選局指令を入力することができないことになる。
【0025】
そこで、上述(請求項1または請求項2)のヘッドエンド装置は、請求項3に記載のように、化粧板が、装置外部から複数の受信手段の赤外線受信部に対して入力される赤外線を透過する信号透過部を備えるとよい。
これにより、赤外線からなる選局指令は信号透過部を通じて装置内部に入力可能となるため、装置外部から受信手段の赤外線受信部に対して赤外線からなる選局指令を入力することができ、受信手段における選局操作を行うことができる。
【0026】
また、この場合、化粧板の受信手段に対向する内側面のうち、信号透過部の隣接位置に赤外線照射手段を配置して、対応する赤外線受信部に赤外線を照射するとよい。信号透過部は、受信手段の赤外線受信部に入力される選局指令の伝搬経路上に位置することから、信号透過部の隣接位置に配置された赤外線照射手段は、赤外線受信部に対して確実に赤外線を入力することができる。これにより、受信手段に対する選択指令の入力阻止状態を確実に実現することができる。
【0027】
よって、本発明(請求項3)のヘッドエンド装置によれば、化粧板を備える場合においても、外部から赤外線受信部への選局指令の入力が可能となるため、装置外部から選局指令を入力して、各受信手段の選局操作を実行できる。また、赤外線照射手段が出力する赤外線を確実に赤外線受信部に入力できるため、選局操作対象以外の受信手段を確実に選局指令の入力阻止状態に設定ができ、複数の受信手段をそれぞれ個別に選局操作することができる。
【0028】
一方、請求項4に記載の発明は、上述した本発明のヘッドエンド装置を用いて構築されるCATVシステムに関するものであり、このCATVシステムにおいては、ヘッドエンド装置から伝送線上に送出されるデジタル放送のチャンネルを含む多チャンネルの伝送信号を、伝送線を介して、複数の端末まで伝送する。
【0029】
このCATVシステムは、各受信手段の選局操作を個別に実行可能なヘッドエンド装置を備えることから、放送局から送信されてくるデジタル放送の内容(チャンネルの数や順番)が変化した場合であっても、各受信手段において選局・復調するチャンネルのテレビ放送信号を、放送局側の変化に応じて設定変更することができる。また、このヘッドエンド装置は、上述のように低コストで製造できることから、CATVシステム全体としてのコストの大幅な増大を抑制できるという利点もある。
【0030】
また、このCATVシステムによれば、端末側にデジタル放送の受信機能を有する受信機を設けることなく、端末側で、システムから提供される特定テレビ放送信号としてのデジタル放送を視聴することができる。
そして、特に本発明のCATVシステムは、ホテル等の宿泊施設の部屋や病院の入院患者用の部屋に各種放送信号を配信する特定施設用のCATVシステムに適用すれば、その施設の各部屋にデジタル放送の受信機能を有する受信機を設置することなく(換言すれば少ない設備投資で)、利用者に対するデジタル放送の配信サービスを実現できることになる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例を図面と共に説明する。
図1は、本発明が適用された実施例のヘッドエンド装置10を備えるCATVシステム全体の構成を表す構成図である。
【0032】
本実施例のCATVシステムは、ホテル等の宿泊施設で、各部屋にラジオやテレビ放送の放送信号を再送信するものであり、図1に示すように、ヘッドエンド装置10に接続されるアンテナとして、VHFテレビ放送(アナログ放送)を行う地上局からの放送電波を受信するVHFアンテナ2、UHFテレビ放送(アナログ放送)を行う地上局からの放送電波を受信するUHFアンテナ4、CS放送用の通信衛星(CS)からの放送電波を受信し、その受信信号を所定の中間周波数帯のCS受信信号に周波数変換して出力するCSアンテナ6、及び、BSデジタル放送を行う放送衛星(BS)からの放送電波を受信し、その受信信号を所定の中間周波数帯のBS受信信号に周波数変換して出力するBSアンテナ8を備える。
【0033】
そして、これら各アンテナからの受信信号は、夫々、ヘッドエンド装置10に設けられた送出装置12にて、信号レベルが適正レベルとなるように調整されると共に、必要に応じて予め設定されたチャンネル(周波数帯)の伝送信号に周波数変換されて、同軸ケーブルからなる伝送線L上に送出される。
【0034】
また、伝送線L上には、ヘッドエンド装置10(詳しくは送出装置12)から送出された各チャンネルの伝送信号を所定レベルまで増幅する増幅器14が設けられ、更に、この増幅器14よりも端末側には、伝送線Lを流れる伝送信号を各部屋に分岐若しくは分配する分岐器16や分配器18が設けられている。また、各部屋には、受信端末として、宿泊施設専用の料金徴収可能なチューナ19a、及び、テレビ受像機19bが設置されている。
【0035】
一方、ヘッドエンド装置10には、BSアンテナ8から入力されるBS受信信号を複数に分配する分配器11が設けられており、この分配器11にて分配されたBS受信信号の一つが送出装置12に直接入力される。また、他のBS受信信号は、ヘッドエンド装置10に設けられた複数のデジタル放送選局部20に夫々入力される。
【0036】
デジタル放送選局部20は、分配器11を介して入力されるBS受信信号の中から、所定の放送局からの放送信号(換言すれば所定チャンネルのテレビ放送信号)を選局・復調するBSデジタル受信機22(本発明の受信手段に相当する)と、BSデジタル受信機22で復調されたテレビ放送信号を所定チャンネルのCATV用伝送信号に変換して、送出装置12に出力する変調器24(本発明の変調手段に相当する)と、を備える。
【0037】
尚、BSデジタル受信機22(以下単に受信機22ともいう)は、従来技術の項で説明したデジタル放送の受信機能を有する既存の受信機であり、赤外線からなる選局指令を受信する赤外線受信部23を備え、赤外線受信部23から入力される選局指令に応じたチャンネルの特定テレビ放送信号を選局・復調するよう構成されている。つまり、利用者は、付属のリモコン装置を操作して選局指令を赤外線受信部23に入力して、所望のチャンネルを指定することにより、受信したデジタル放送の受信信号の中から指定されたチャンネルの特定テレビ放送信号を選局させることができる。
【0038】
また、ヘッドエンド装置10は、赤外線受信部23に対して赤外線を照射するために各受信機22に対応して備えられる複数の赤外線発光ダイオード35と、作業者の指定操作に基づき各赤外線発光ダイオード35を点灯状態または消灯状態に駆動制御する操作用ユニット37と、を備えている。
【0039】
図2に、ヘッドエンド装置10に備えられる操作用ユニット37の概略構成と、操作用ユニット37と受信機22および変調器24との接続状態を表す構成図を示す。
操作用ユニット37は、図2に示すように、作業者が選局操作の対象となる受信機22を選択するための選択スイッチ42a,43a,44aが設けられた操作用パネル41と、操作用パネル41からの指令信号に基づき赤外線発光ダイオード35を駆動制御するマイクロコンピュータ39(以下、マイコン39ともいう)とを備えている。
【0040】
本実施例のヘッドエンド装置10は、3個の受信機22を備えており、操作用パネル41は、第1から第3の各受信機22にそれぞれ対応した第1操作エリア42,第2操作エリア43、第3操作エリア44を備え、また、各受信機22に共通した操作を行うための共通操作エリア45を備えて構成されている。
【0041】
第1操作エリア42は、第1の受信機22を選局操作対象に指定する際に操作(押下)される第1選択スイッチ42aと、BSアンテナ8の受信信号のうち第1の受信機22が選局・復調するテレビ放送信号のチャンネルを表示する第1受信チャンネル表示部42bと、変調器24が送出装置12に出力するCATV用伝送信号のチャンネルを表示する第1送信チャンネル表示部42cとが備えられている。
【0042】
また、第1操作エリア42と同様に、第2操作エリア43は、第2選択スイッチ43a、第2受信チャンネル表示部43b、第2送信チャンネル表示部43cが備えられ、第3操作エリア44は、第3選択スイッチ44a、第3受信チャンネル表示部44b、第3送信チャンネル表示部44cが備えられている。
【0043】
なお、受信チャンネル表示部は、対応する受信機から受信チャンネルを表すチャンネル信号を受信し、そのチャンネル信号に基づき受信チャンネルを表示するよう構成されており、送信チャンネル表示部は、対応する変調器から送信チャンネルを表すチャンネル信号を受信し、そのチャンネル信号に基づき送信チャンネルを表示するよう構成されている。
【0044】
共通操作エリア45は、全ての受信機22についてリモコン装置による選局操作を禁止する際に操作(押下)される全ユニットロックスイッチ47と、変調器24が送出装置12に出力するCATV用伝送信号のチャンネルを変更操作するための送信チャンネル操作スイッチ48と、を備えている。送信チャンネル操作スイッチ48は、送信チャンネルを増加方向に変更するためのUPスイッチ48aと、送信チャンネルを減少方向に変更するためのDOWMスイッチ48bとで構成されている。
【0045】
マイコン39は、選択スイッチ42a,43a,44a、全ユニットロックスイッチ47、送信チャンネル操作スイッチ48から、各スイッチの状態に応じた操作信号が入力されるように構成されている。
マイコン39は、第1選択スイッチ42aが押下状態(オン状態)であることを示す操作指令が入力されると、第1の受信機22に対応した第1の赤外線発光ダイオード35を消灯状態に制御し、その他(第2、第3)の各受信機22に対応した第2、第3の赤外線発光ダイオード35を点灯状態に制御する。この結果、第2、第3の受信機22の赤外線受信部23は、赤外線発光ダイオード35からの赤外線が継続して入力されるため、他の機器(リモコン装置など)から入力される赤外線の変化状態を認識することができず、選局指令を受信できない状態となる。なお、第1の受信機22は、対応する赤外線発光ダイオード35が消灯状態となるため、リモコン装置からの選局指令を受信可能な状態となる。
【0046】
同様に、マイコン39は、第2選択スイッチ43aが押下状態になると、第2の赤外線発光ダイオード35を消灯状態に制御し、第1、第3の赤外線発光ダイオード35を点灯状態に制御することで、第2の受信機22のみをリモコン装置からの選局指令を受信可能な状態に設定する。また、第3選択スイッチ44aが押下状態になると、第3の赤外線発光ダイオード35を消灯状態に制御し、第1、第2の赤外線発光ダイオード35を点灯状態に制御することで、第3の受信機22のみをリモコン装置からの選局指令を受信可能な状態に設定する。
【0047】
さらに、マイコン39は、全ユニットロックスイッチ47が押下状態であることを示す操作指令が入力されると、全ての赤外線発光ダイオード35を点灯状態に制御して、全ての受信機22をリモコン装置からの選局指令が受信不可能な状態に設定する。
【0048】
また、選択スイッチ42a,43a,44aのいずれかが選択(押下)された状態で、送信チャンネル操作スイッチ48を操作すると、マイコン39は、選択された選択スイッチに対応する変調器24に対して、CATV用伝送信号のチャンネルを変更するためのチャンネル変更信号を出力する。変調器24は、マイコン39から受信したチャンネル変更信号に基づき、送出装置12に対して出力するCATV用伝送信号のチャンネルを変更する。
【0049】
なお、全ユニットロックスイッチ47が選択(押下)された状態で、送信チャンネル操作スイッチ48が操作されても、マイコン39は、いずれの変調器24に対してもチャンネル変更信号を出力することはない。
次に、ヘッドエンド装置10の装置内部と装置外部とを仕切る化粧板のうち、受信機22の赤外線受信部23に対向する化粧板51を、図3に示す。なお、図3では、化粧板51の他に、ヘッドエンド装置10の内部における3台の受信機22の設置状態を表しているが、受信機22に対する化粧板51の相対位置は、実際のヘッドエンド装置10での相対位置よりも離れた位置に記載している。
【0050】
化粧板51は、図3に示すように、3段に積み重ねられた受信機22の各赤外線受信部23に対応した位置において開口した3個の信号透過部52が設けられており、リモコン装置から出力された赤外線からなる選局指令は、信号透過部52を通過して、ヘッドエンド装置10の内部に備えられる受信機22の赤外線受信部23に入力される。
【0051】
また、化粧板51の受信機22に対向する内側面のうち、各信号透過部52の隣接位置には、それぞれ赤外線発光ダイオード35(図3では、点線で記載)が備えられている。各赤外線発光ダイオード35は、それぞれ対応する受信機22の赤外線受信部23に対して赤外線を照射可能な状態で化粧板51に固定されており、操作用ユニット37(詳細には、マイコン39)により点灯状態または消灯状態に駆動制御される。
【0052】
以上説明したように、本実施例のヘッドエンド装置10は、外部から入力される選局指令に応じたチャンネルの特定テレビ放送信号を選局・復調する3台の受信機22を備えて構成されており、各受信機22は、赤外線からなる選局指令を受信する赤外線受信部23を備え、この赤外線受信部23で選局指令を受信するよう構成されている。また、ヘッドエンド装置10には、受信機22の赤外線受信部23に対して赤外線を照射する赤外線発光ダイオード35が、各受信機22に対応して備えられており、また、作業者が特定テレビ放送信号の選局操作の対象となる受信機22を指定操作するための操作用パネル41が備えられている。
【0053】
そして、作業者が操作用パネル41を操作して選局操作対象の受信機22を指定すると、マイコン39は、選局操作対象に指定された受信機22に対応する赤外線発光ダイオード35を消灯状態(停止状態)に駆動制御し、選局操作対象に指定されていない受信機22に対応する赤外線発光ダイオード35を点灯状態(動作状態)に駆動制御する。
【0054】
この結果、赤外線発光ダイオード35が点灯状態に設定された(選局操作対象に指定されていない)受信機22は、赤外線受信部23への選局指令の入力が阻止されて、リモコン装置による選局操作の実行が不可能な状態になる。また、赤外線発光ダイオード35が消灯状態に設定された(選局操作対象に指定された)受信機22は、赤外線受信部23への選局指令の入力が阻止されることは無く、選局指令の入力が可能となり、選局操作の実行が可能な状態になる。
【0055】
つまり、このヘッドエンド装置10は、各赤外線発光ダイオード35の状態(点灯状態または消灯状態)をそれぞれ適宜設定することで、3台の受信機22のうち、選局操作の対象となる受信機22を特定できるように構成されている。
そして、ヘッドエンド装置10では、受信機22の選局操作を行うにあたり、受信機22はそれぞれに備えられる赤外線受信部23で選局指令を受信することから、赤外線受信部23に代えて、例えば、有線ケーブルを介して伝達される選択指令信号を入力するための入力端子を設ける必要がない。このため、ヘッドエンド装置10は、赤外線受信部を備える既存の受信機を、赤外線受信部の除去などの改造を施すことなくそのまま受信機22として用いることができるため、改造作業や有線ケーブルの接続作業を省略して構成することができる。
【0056】
よって、本実施例のヘッドエンド装置10は、既存の受信機における赤外線受信部の改造作業を省略し、また、選局指令を伝達するケーブルの各受信機への配設作業を省略しつつ、各受信機22の選局操作を個別に実行することが可能となる。これにより、放送局から送信されてくるデジタル放送の内容(チャンネルの数や順番)が変化した場合であっても、各受信機において選局・復調するチャンネルのテレビ放送信号を、放送局側の変化に応じて設定変更することができる。また、ヘッドエンド装置10は、既存の受信機をそのまま利用できると共に、改造作業や配設作業を省略できることから、低コストで製造できるという利点もある。
【0057】
更に、ヘッドエンド装置10は、赤外線発光ダイオード35を備えているが、赤外線発光ダイオード35は低価格であり、受信機22の赤外線受信部23へ赤外線を入力するための構成を実現するにあたり、コストの大幅な上昇を抑えることができる。また、赤外線発光ダイオードは、消費電力が少ないことから、ヘッドエンド装置10の消費電力の大幅な増加を抑制することができる。
【0058】
また、ヘッドエンド装置10は、装置外部から装置内部の受信機22(赤外線受信部23)に対して入力される赤外線を透過する信号透過部52が設けられた化粧板51を備えて構成されている。これにより、装置外部から受信機22の赤外線受信部23に対して、リモコンから出力される選局指令を入力することが可能となり、受信機22における選局操作を行うことができる。
【0059】
よって、本実施例のヘッドエンド装置10によれば、化粧板を備える場合においても、装置外部から赤外線受信部23への選局指令を入力できるため、リモコン装置を用いて各受信機22の選局操作を実行できる。
そして、赤外線発光ダイオード35は、受信機22に対向する化粧板51の内側面のうち、信号透過部52の隣接位置に配置されて、対応する赤外線受信部23に赤外線を照射するように備えられている。信号透過部52は、受信機22の赤外線受信部23に入力される選局指令の伝搬経路上に位置することから、信号透過部52の隣接位置に配置された赤外線発光ダイオード35は、赤外線受信部23に対して確実に赤外線を入力することができる。
【0060】
したがって、本実施例のヘッドエンド装置10は、選局操作対象以外の受信機22に対する選択指令の入力阻止状態を確実に実現することができ、複数の受信機22をそれぞれ個別に選局操作することができる。
なお、本実施例においては、受信機22が特許請求の範囲に記載の受信手段に相当し、変調器24が変調手段に相当し、赤外線発光ダイオード35が赤外線照射手段に相当し、操作用パネル41が選局対象指定操作部に相当し、マイコン39が選局操作許可制御手段に相当する。
【0061】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、上記実施例では3個の受信機22を備えるヘッドエンド装置について説明したが、受信機22の個数は3個に限ることはなく、2個備える構成でも良く、また、4個以上の受信機を備える構成であってもよい。その場合、操作用ユニットは、受信機に応じた個数の操作エリアを備えて構成され、赤外線発光ダイオードなどのその他の構成部分についても受信機に応じた個数の構成部品が備えられて、ヘッドエンド装置が構成される。
【0062】
また、受信機がBSアンテナの側から受信して選局・復調するテレビ放送信号のチャンネルを表示する受信チャンネル表示部は、必ずしも操作用パネルに設置する必要はなく、他の位置に設けても良い。例えば、受信機自体に受信チャンネル表示部が備えられている場合には、化粧パネルのうち受信チャンネル表示部に対応する位置に開口した表示部確認用開口部を設けて、装置外部から受信機の受信チャンネル表示部を視認できるように構成しても良い。
【0063】
さらに、赤外線発光ダイオード35の設置位置は、化粧板51における信号透過部52に近接した内側面に限ることはない。つまり、赤外線の照射範囲(指向性範囲)に、目標とする受信機22の赤外線受信部23を含み、かつ、目標以外の受信機22の赤外線受信部23を含まない位置であれば、化粧板51の内側面以外の位置に赤外線発光ダイオード35を設置してもよい。例えば、赤外線発光ダイオード35は、化粧板51に対して赤外線を照射するように受信機22の上部に配置して、化粧板51の所定位置に設けられた反射鏡で赤外線を反射させて、受信機22の赤外線受信部23に選局指令を入力するよう構成しても良い。
【0064】
また、化粧板51における信号透過部52は、各受信機22ごとに個別に備える必要はなく、例えば、各受信機22の赤外線受信部23に対する全ての選局指令を透過可能な大型の開口部としての信号透過部として構成しても良い。
さらに、上記実施例では、ホテル等の宿泊施設にて構築されるCATVシステムに用いられるヘッドエンド装置について説明したが、本発明のヘッドエンド装置は、契約している加入者宅にテレビ放送等を再送信するCATVシステムで用いる場合あっても、或いは、自主放送を含む放送信号を加入者宅に配信するCATVシステムで用いるあっても、上記実施例と同様に適用することで、同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたヘッドエンド装置を備えるCATVシステム全体の構成を表す構成図である。
【図2】ヘッドエンド装置の操作用ユニットの概略構成と、操作用ユニットと受信機および変調器との接続状態を表す構成図である。
【図3】ヘッドエンド装置の装置内部と装置外部とを仕切る化粧板のうち受信機の赤外線受信部に対向する化粧板と、ヘッドエンド装置の内部における3台の受信機の設置状態を表す説明図である。
【図4】従来のヘッドエンド装置のうち、操作用パネル、共通赤外線受信部、マイコン、信号経路切換スイッチ、受信機および変調器の接続状態を表す構成図である。
【符号の説明】
8…BSアンテナ、10…ヘッドエンド装置、22…BSデジタル受信機、23…赤外線受信部、24…変調器、35…赤外線発光ダイオード(赤外線LED)、37…操作用ユニット、39…マイクロコンピュータ(マイコン)、41…操作用パネル、45…共通操作エリア、47…全ユニットロックスイッチ、51…化粧板、52…信号透過部。

Claims (4)

  1. 各種放送局からの放送電波を受信し、該受信信号の中から所定チャンネルのテレビ放送信号を選局・復調する複数の受信手段と、
    該受信手段にて復調された前記テレビ放送信号を所定チャンネルのCATV用伝送信号に変換する複数の変調手段と、
    を備え、前記変調手段からのCATV用伝送信号を他チャンネルのCATV用伝送信号と共にCATVシステムの伝送線上に送出するヘッドエンド装置であって、
    前記受信手段は、赤外線からなる選局指令を受信する赤外線受信部を備え、前記赤外線受信部から入力される前記選局指令に応じたチャンネルの特定テレビ放送信号を選局・復調するよう構成され、
    前記複数の受信手段に対応して備えられ、前記受信手段の前記赤外線受信部に対して赤外線を照射する複数の赤外線照射手段と、
    作業者が前記特定テレビ放送信号の選局操作の対象となる前記受信手段を指定操作するための選局対象指定操作部と、
    作業者による前記選局対象指定操作部の操作により指定された前記受信手段については、対応する前記赤外線照射手段を停止状態に駆動制御して前記赤外線受信部への前記選局指令の入力を可能とし、その他の前記受信手段については、対応する前記赤外線照射手段を動作状態に駆動制御して前記赤外線受信部への前記選局指令の入力を阻止する選局操作許可制御手段と、
    を備えたことを特徴とするヘッドエンド装置。
  2. 前記赤外線照射手段は、赤外線発光ダイオードを用いて構成されていること、
    を特徴とする請求項1に記載のヘッドエンド装置。
  3. 当該ヘッドエンド装置の外部と前記受信手段が備えられる内部とを仕切る化粧板を備え、
    該化粧板は、装置外部から前記複数の受信手段の前記赤外線受信部に対して入力される前記赤外線を透過する信号透過部を備え、
    前記赤外線照射手段は、前記化粧板の前記受信手段に対向する内側面のうち、前記信号透過部の隣接位置に配置されて、対応する前記赤外線受信部に赤外線を照射すること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘッドエンド装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載のヘッドエンド装置を備え、該ヘッドエンド装置から伝送線上に送出された多チャンネルのCATV伝送信号を、該伝送線を介して、複数の端末まで伝送することを特徴とするCATVシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010034677A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Yagi Antenna Co Ltd 再送信装置

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