JPH07147563A - 映像信号受信装置およびこれを用いた映像信号受信システム - Google Patents

映像信号受信装置およびこれを用いた映像信号受信システム

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JPH07147563A
JPH07147563A JP6219493A JP21949394A JPH07147563A JP H07147563 A JPH07147563 A JP H07147563A JP 6219493 A JP6219493 A JP 6219493A JP 21949394 A JP21949394 A JP 21949394A JP H07147563 A JPH07147563 A JP H07147563A
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control signal
signal
video signal
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JP6219493A
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Kenichiro Toyoshima
健一郎 豊島
Hirobumi Usui
博文 臼井
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数の映像信号受信装置を含む受信システム
において、その内の1つの映像信号受信装置用のリモー
トコマンダで他の映像信号受信装置を制御できるように
する。 【構成】 映像信号受信装置10は、受信アンテナで受
けた複数チャンネルの映像信号の内の1つのチャンネル
の映像信号を選択的に受信する第1の受信モードと、映
像信号受信装置20からの映像信号を受信する第2の受
信モードとを具備する。第2の受信モードのときであっ
て、リモートコマンダ40からの制御信号RC1があら
かじめ定められた所定のものであるときには、動作制御
部120により、スイッチ回路124が制御信号RC1
を選択する状態から動作制御部で生成した制御信号RC
2を選択する状態に切り換えられる。外部機器制御用送
信装置30は、制御信号RC1あるいは制御信号RC2
に基づいて制御信号RC3を形成して、映像信号受信装
置20に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、いわゆるケ
ーブルテレビ放送の受信モードを備えるテレビジョン受
信機等の映像信号受信装置に関する。また、この発明
は、例えば、この映像信号受信装置を含む映像信号受信
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】VHFおよびUHFの放送周波数帯のテ
レビジョン放送およびFM放送の番組を再送信すると共
に、VHFテレビジョン放送周波数帯の中間(ミッドバ
ンド)および上側(スーパーハイバンド)の周波数帯で
地域自主放送や衛星放送その他のテレビジョン番組を送
信し、同軸ケーブルなどの伝送媒体を通じて、多数の加
入者に分配するケーブルテレビ(CATV)システムが
知られている。
【0003】テレビジョン放送、衛星放送などの受信装
置や送信装置などはCATVシステムのセンター局(ヘ
ッドエンド)に集中して配設され、適宜のレベルで送出
された多数のチャンネルのテレビジョン信号が、幹線系
と呼ばれる中継伝送路と、受動素子で構成された分配器
(タップオフ)を高出力増幅器の出力に接続した分配系
とを通じて、各加入者に分配される。
【0004】上述のように、CATVでは、多チャンネ
ルの信号を伝送しているので、通常のテレビジョン受信
機では全チャンネルを受信することができない。このた
め、各加入者には、CATV放送会社との契約に応じ
て、上述のような多数のチャンネルの受信が可能なチュ
ーナを搭載した受信端末(ケーブルボックスと通称され
る)がリースまたは買取で提供されており、このケーブ
ルボックスを用いて、希望するCATVチャンネルのテ
レビジョン信号を受信する。
【0005】この場合に、ケーブルボックスで受信およ
び選局されたテレビジョン信号は、RFコンバータによ
ってテレビジョン受信機の空きチャンネルの放送波に変
換されて、テレビジョン受信機のアンテナ入力端子に供
給される。視聴者は、テレビジョン受信機の当該空きチ
ャンネルを選択することにより、CATV放送を視聴す
ることができる。
【0006】また、テーブルボックスに、受信および選
局したテレビジョン信号の復調映像信号および音声信号
の出力端子があり、しかも、テレビジョン受信機に映像
信号および音声信号の入力端子が存在する場合には、ケ
ーブルボックスの映像信号および音声信号の出力端子
と、テレビジョン受信機の映像信号および音声信号の入
力端子とを接続する。この場合には、テレビジョン受信
機の入力セレクタを、前記映像信号および音声信号の入
力端子を選択する状態にすることにより、CATV放送
を視聴することができる。
【0007】なお、CATVでは、いわゆるペイテレビ
やペイパービューなどの有料放送番組には、そのままで
は番組を視聴できないようにするスクランブルが掛けら
れており、これに対応して、上述のケーブルボックスに
は、スクランブルが掛けられた信号を元に戻して視聴可
能にするためのデ・スクランブラが含まれている。
【0008】ところで、最近のテレビジョン受信機にあ
っては、チャンネル選択操作や入力セレクタの選択操作
などの動作制御のためのユーザ入力操作は、遠隔制御操
作部(以下、リモートコマンダという)で行ない、この
リモートコマンダからリモートコントロール信号(以
下、リモコン信号という)を、テレビジョン受信機のリ
モコン受信部に、赤外線などを用いてワイヤレス送信す
るのが一般的である。
【0009】そして、ケーブルボックスも同様にリモコ
ン受信部を備え、例えばそのチャンネル選択はリモート
コマンダからワイヤレス送信されるリモコン選局制御信
号により、行なわれるものが多い。
【0010】このように、ケーブルボックスが、テレビ
ジョン受信機と同様にリモートコマンダにより遠隔制御
できることから、テレビジョン受信機用のリモートコマ
ンダによって、ケーブルボックスにおけるチャンネル選
局制御操作などができるようになれば、リモートコマン
ダを共通化できて、極めて使い勝手の良い遠隔制御系を
備える映像信号受信システムを構築することができる。
【0011】しかし、一般に、ケーブルボックスの製造
メーカと、テレビジョン受信機の製造メーカとは異なる
ので、ケーブルボックス用のリモコン信号は、テレビジ
ョン受信機用のリモコン信号とは、その信号フォーマッ
トが異なり、そのままではテレビジョン受信機用のリモ
ートコマンダをケーブルボックスとして共用化すること
はできない。
【0012】そこで、図16に示すように、テレビジョ
ン受信機1にリモコン信号の出力端子1cを設けると共
に、このリモコン信号の出力端子1cに外部機器制御用
送信装置2を接続して、この外部機器制御用送信装置2
からケーブルボックス3に、このケーブルボックス3用
のリモコン信号RCをワイヤレス送信するようにするシ
ステムが提案されている。
【0013】すなわち、この場合、図17に示すよう
に、テレビジョン受信機1では、リモコン受信部1Rで
受信したリモートコマンダ4からのリモコン信号を、制
御用マイコン1Mでデコードして、そのデコード内容に
応じて、制御信号をテレビジョン受信機1の各部に供給
すると共に、リモコン信号の出力端子1cには、リモコ
ン受信部1Rで受信したリモートコマンダ4からのリモ
コン信号を、そのまま出力する。なお、リモコン受信部
1Rは、リモートコマンダ4からのリモコン信号がなま
っているので、それを整形して、元のリモコン信号波形
を再現するようにしている。
【0014】外部機器制御用送信装置2は、このリモコ
ン信号の出力端子1cからのリモコン信号をデコーダ2
Dで一旦デコードした後、変換部2Hでケーブルボック
ス用のリモコン信号に変換し、リモコン送信部2Tか
ら、そのリモコン信号をケーブルボックス3のリモコン
受信部3Rに向けてワイヤレス送信する。
【0015】このように構成された受信システムにおい
ては、テレビジョン受信機用のリモートコマンダ4によ
り、ケーブルボックス3において、CATVケーブル5
を介して送られてくる複数チャンネルのうちの一つのチ
ャンネルのテレビジョン信号を選択することが可能にな
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
映像信号受信システムに使用されているテレビジョン受
信機は、リモートコマンダ4からのリモコン信号をリモ
コン信号の出力端子1cにそのまま出力して、外部機器
制御用送信装置2に送出する構成であるため、ケーブル
ボックス3にはリモートコマンダ4の各押ボタンに直接
的に対応したキー信号、例えば10キーボタンの操作で
あれば、各キーボタンに割り当てられた数字キーを操作
したことを示すキー信号が供給されるだけである。
【0017】このため、制御用マイコン1Mが介在する
複合的なチャンネル操作機能は、ケーブルボックスに当
該機能を設けない限り、実現することができなかった。
すなわち、例えば、あらかじめユーザにより、頻繁に視
聴するものとして所定の数字に対応してメモリに所定の
チャンネルをプリセットしておき、そのプリセットした
チャンネルを読み出すモードにして、当該プリセットチ
ャンネルに対応する前記数字を10キーボタンで入力す
ることにより、目的の所定チャンネルを選択することが
できる。しかし、この機能を有しないケーブルボックス
では、当該プリセットしたチャンネルを読み出すモード
を設定するリモートコマンダでのキー入力は無視され、
その後の10キーボタンの入力のみが有効となり、その
操作された10キーボタンに対応するチャンネルが選局
されるだけである。
【0018】この発明は、以上の点にかんがみ、ケーブ
ルボックスなどの映像信号受信装置が前記のような複合
的なチャンネル操作機能を備えていなくとも、前記のよ
うな複合的チャンネル操作機能を、当該映像信号受信装
置において実現することができるようにしたテレビジョ
ン受信機などの映像信号受信装置およびこれを含む受信
システムを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明による映像信号受信装置は、後述の実施例
の参照符号を対応させると、受信アンテナ10ATから
の複数チャンネルの映像信号から、1つのチャンネルの
映像信号を選択するためのチューナ101と、使用者の
操作により第1の制御信号を発生する制御信号発生部4
0と、この制御信号発生部からの第1の制御信号から、
第2の制御信号を発生する動作制御部120と、前記第
1の制御信号と、前記第2の制御信号とのいずれかを選
択する制御信号選択回路124と、前記制御信号選択回
路124からの前記第1の制御信号または第2の制御信
号を、複数チャンネルの映像信号から、1つのチャンネ
ルの映像信号を選択するためのチューナ21を備える外
部機器20に供給するための制御信号出力手段10cと
を備えると共に、前記受信アンテナ10ATで受けた複
数チャンネルの映像信号の内の1つのチャンネルの映像
信号を選択的に受信する第1の受信モードと、前記アン
テナからの映像信号に代えて、外部機器20からの映像
信号を受信する第2の受信モードを備え、前記第2の受
信モードのときであって、前記第1の制御信号があらか
じめ定められた所定のものであるときには、前記動作制
御部120が、前記制御信号選択回路124を第1の制
御信号の選択状態から第2の制御信号の選択状態に切り
換えるように制御して、前記制御信号出力手段10cか
らの前記第1の制御信号あるいは前記第2の制御信号を
前記外部機器に送信するようにしたことを特徴とする。
【0020】また、この発明による映像信号受信システ
ムは、後述の実施例の参照符号を対応させると、第1の
映像信号受信装置20と、第2の映像信号受信装置10
と、外部機器制御用送信装置30とを備え、前記第1の
映像信号受信装置20は、複数チャンネルの映像信号の
内の1つのチャンネルの映像信号を選択的に受信するチ
ューナ部21と、前記受信したチャンネルの映像信号を
前記第2の映像信号受信装置に送出する手段24と、前
記外部機器制御用送信装置30からの制御信号を受信す
る制御信号受信部24とを有し、前記第2の映像信号受
信装置10は、請求項1の構成を有し、前記第2の受信
モードのときであって、前記第1の制御信号があらかじ
め定められた所定のものであるときには、前記動作制御
部120により、前記制御信号選択回路124が第1の
制御信号を選択する状態から第2の制御信号を選択する
状態に切り換えられて、前記外部機器制御用送信装置3
0に前記第1の制御信号あるいは前記第2の制御信号が
送信され、前記外部機器制御用送信装置30は、前記第
1の映像信号受信装置の制御信号出力手段からの前記第
1の制御信号あるいは前記第2の制御信号に基づいて第
3の制御信号を形成する制御信号変換部32と、前記第
3の制御信号を前記第1の映像信号受信装置に送信し
て、この映像信号受信装置における前記映像信号の選択
受信状態を制御する制御信号送出部33とを有すること
を特徴とする。
【0021】
【作用】以上の構成のこの発明においては、請求項1の
構成を有する第2の映像信号受信装置、例えばテレビジ
ョン受信機は、受信アンテナからのテレビジョン信号の
第1の受信モードと、第1の映像信号受信装置、例えば
ケーブルボックスからの映像信号を受信する第2の受信
モードとを備える。
【0022】そして、テレビジョン受信機の制御信号発
生部、例えばリモートコマンダからの指示により、テレ
ビジョン受信機で第2のモードが選択されている状態に
おいて、前記リモートコマンダにより直接的にCATV
放送チャンネルの選択操作が行なわれたときには、テレ
ビジョン受信機の制御信号選択回路は、動作制御部によ
り、そのリモートコマンダよりのリモコン信号(第1の
リモコン信号)を選択する状態にされ、リモートコマン
ダからの第1のリモコン信号がそのまま外部機器制御用
送信装置に送られる。
【0023】外部機器制御用送信装置は、この第1のリ
モコン信号をケーブルボックス用のリモコン信号にフォ
ーマット変換し、ケーブルボックスに与える。したがっ
て、ケーブルボックスは、指示された通りのCATVチ
ャンネルを受信し、選択する。
【0024】次に、テレビジョン受信機で、前記第2の
受信モードが選択されている状態において、例えば前述
したような複合的なチャンネル操作がリモートコマンダ
で行なわれた場合には、テレビジョン受信機は、制御信
号選択回路を切り換えて、動作制御部からの第2のリモ
コン信号を選択する状態にする。
【0025】この場合、例えば、前述の例であれば、メ
モリに所定のCATVチャンネルを登録しておき、その
登録されたCATVチャンネルを読み出すリモコン信号
がリモートコマンダで入力操作された場合を考える。ま
ず、動作制御部は、リモートコマンダからの第1のリモ
コン信号として送られてくる複合的チャンネル操作機能
の命令を一旦デコードし、次に送られてくるメモリのC
ATVチャンネルの読み出し信号を待つ。そして、リモ
ートコマンダから第1のリモコン信号として、その読み
出し命令が到来すると、動作制御部は、読み出されたC
ATVチャンネルを指示する信号を第2のリモコン信号
として出力する。したがって、外部機器制御用送信装置
には、この第2のリモコン信号が送られる。
【0026】この第2のリモコン信号は、前記読み出さ
れたCATVチャンネルを指示するために、リモートコ
マンダから直接的に第1のリモコン信号として送出され
るリモコン信号と同じものである。外部機器制御用送信
装置は、この第2のリモコン信号をケーブルボックス用
のリモコン信号にフォーマット変換し、ケーブルボック
スに与える。したがって、ケーブルボックスは、リモー
トコマンダにより複合的にチャンネル指示された通りの
CATVチャンネルを受信し、選択する。
【0027】
【実施例】以下、この発明による映像信号受信装置の一
実施例としてテレビジョン受信機の場合の例を取り、こ
のテレビジョン受信機およびこれを用いた受信システム
の一実施例について図を参照しながら説明する。
【0028】図1は、この例の受信システムのブロック
構成図である。この図1において、10は、この例のテ
レビジョン受信機であり、また、20は、受信システム
を構成する第1の映像信号受信装置の例としてケーブル
ボックスである。また、30は、受信システムを構成す
る外部機器制御用送信装置の例としてのケーブルボック
ス制御用送信装置(以下、CB制御用送信装置という)
である。また、40はテレビジョン受信機用の、例えば
赤外線利用のリモートコマンダである。
【0029】これらテレビジョン受信機10と、ケーブ
ルボックス20と、CB制御用送信装置30との外観接
続構成は、前述した図16と同様であり、この例では、
ケーブルボックス20で受信され、選択されたCATV
チャンネルのテレビジョン信号は、テレビジョン受信機
10の所定の空きチャンネル、例えば2チャンネルの放
送波信号に変換されて、テレビジョン受信機10のアン
テナ入力端子10aに供給される。また、テレビジョン
受信機10は、制御信号出力端子10cを備え、この制
御信号出力端子10cは制御信号伝送ケーブル50を介
してCB制御用送信装置30の入力端子30iと接続さ
れている。
【0030】テレビジョン受信機10においては、受信
アンテナ10ATにて受信された複数チャンネルの放送
波は、アンテナ入力端子10aを介してチューナ101
に供給される。このチューナ101では、後述のよう
に、動作制御部120から、これに供給される選局制御
信号により、複数の放送チャンネルから選択された一つ
の放送チャンネルのテレビジョン信号が映像中間周波信
号に変換されて得られる。
【0031】チューナ101からの映像中間周波信号
は、映像中間周波増幅回路102により増幅された後、
映像検波回路103に供給され、復調が行なわれて、こ
の映像検波回路103よりカラー映像信号が得られる。
この映像検波回路103からのカラー映像信号は、映像
信号処理回路104に供給される。
【0032】映像信号処理回路104においては、カラ
ー映像信号からの輝度信号成分と色信号成分の分離、分
離された輝度信号成分および色信号成分のそれぞれに対
する各種処理、これら各種処理が施された輝度信号成分
と色信号成分とのマトリクス等が行なわれて、赤、緑、
青の3原色信号R,G,Bが形成される。これら3原色
信号はいわゆるスーパーインポーズなどの処理を行なう
合成回路105に供給される。
【0033】106は、スーパーインポーズなどによ
り、文字、記号、図形などを合成して表示画像に表示す
るための表示信号を形成する表示信号形成回路である。
この表示信号形成回路106は、例えばマイクロコンピ
ュータを用いて構成される動作制御部120からの表示
制御信号を受けて、その表示制御信号に応じた画像表示
を行なうための3原色表示信号Rn,Gn,Bnを出力
し、合成回路105に供給する。
【0034】合成回路105では、動作制御部120か
らの合成制御信号により、映像信号処理回路の3原色信
号R,G,Bと表示信号形成回路106からの3原色信
号Rn,Gn,Bnの一方の3原色信号を選択的に取り
出す。あるいは、両3原色信号を合成した3原色信号を
取り出す。
【0035】この合成回路105の出力3原色信号は、
出力増幅回路107を通じてカラー陰極線管108に供
給され、その画面において、映像信号処理回路104か
らの3原色信号R,G,Bに応じた画像、あるいは表示
信号形成回路106からの3原色信号Rn,Gn,Bn
に応じた画像、または、映像信号処理回路104からの
3原色信号R,G,Bに応じた画像中に、表示信号形成
回路106からの3原色信号Rn,Gn,Bnに応じた
画像がスーパーインポーズされた合成画像、が再生され
る。
【0036】映像中間周波増幅回路102からは、ま
た、映像中間周波信号から分離された音声中間周波信号
が得られ、この音声中間周波信号が音声中間周波増幅回
路111により増幅された後、音声検波回路112に供
給されて、復調される。そして、この音声検波回路11
2で復調されて得られる音声信号は、音声増幅回路11
3を介してスピーカ114に供給され、音声が再生され
る。
【0037】また、121は、リモートコマンダ40か
ら赤外線によるワイヤレス送信を受けるリモコン受信部
である。このリモコン受信部121では、送受によりな
まったリモートコマンダ40からの、SIRCS(SONY
INFRARED REMOTE CONTROL SYSTEM )と称されるフォー
マットのリモコン信号を波形整形して、元の波形を再現
する。このリモコン受信部121からのリモコン信号R
C1は、デコード回路122によりデコードされて、動
作制御部120に供給される。動作制御部120は、リ
モートコマンダ40でのユーザ操作に応じた制御信号を
形成し、その制御信号をリモートコマンダ40でのキー
操作入力に応じた各部に出力する。
【0038】リモコン受信部121からのリモコン信号
RC1は、また、制御信号選択回路としてのスイッチ回
路124の一方の入力端S側に供給される。また、動作
制御部120からの制御信号がエンコード回路123に
供給されて、その制御信号がリモートコマンダ40から
のリモコン信号のフォーマット(前記SIRCS)にエ
ンコードされる。そして、そのエンコード回路123か
らのエンコードされたリモコン信号RC2が、スイッチ
回路124の他方の入力端M側に供給される。
【0039】また、スイッチ回路124の切り換え信号
SWは動作制御部120で生成され、このスイッチ回路
124に供給される。後述するように、この切り換え信
号SWにより、スイッチ回路124は、テレビジョン受
信機10がケーブルボックス20からのテレビジョン信
号を受信して視聴するモードであって、リモートコマン
ダ40からのリモコン信号RC1が、テレビジョン受信
機10に設定されている複合的チャンネル操作機能を表
す場合には、入力端Mに切り換えられて、エンコード回
路123からのリモコン信号RC2を取り出し、その他
の時には、入力端S側に切り換えられて、リモコン受信
部121からのリモコン信号RC1を取り出す。
【0040】このスイッチ回路124からのリモコン信
号RC1あるいはリモコン信号RC2は、制御信号出力
端子10cに供給される。
【0041】この制御信号出力端子10cは、制御信号
伝送ケーブル50を通じてCB制御用送信装置30の入
力端子30iに接続される。CB制御用送信装置30
は、入力端子30iからのリモコン信号をデコード回路
31で一旦デコードする。そして、このデコード回路3
1からのリモコン信号のデコード信号をコード変換回路
32に供給してケーブルボックス20用のフォーマット
のコードに変換する。なお、このコード変換回路32
は、各ケーブルボックスメーカーのフォーマットのコー
ドのリモコン信号と、それをデコードした元の制御信号
との変換テーブルを備えており、例えばこの例の受信シ
ステムを構築する際に、ユーザや販売員がケーブルボッ
クスのメーカーを指定することにより、コード変換回路
32で使用するメーカーの変換テーブルがあらかじめ選
択される。
【0042】コード変換回路32で変換されて得られ
た、ケーブルボックス20用のリモコン信号RC3は、
この例では赤外線送信部33に供給され、ケーブルボッ
クス20のリモコン受信部25に向けてワイヤレス送信
される。
【0043】ケーブルボックス20の端子20aは、C
ATVケーブル60に接続され、ケーブル放送信号がこ
のケーブルボックス20に入力される。端子20aから
入力されたケーブル放送信号は、チューナ/デコーダ部
21に供給される。このチューナ/デコーダ部21は前
述したデ・スクランブラを備え、有料放送番組がデ・ス
クランブル処理されると共に、後述するように、制御回
路22からの選局制御信号により、リモートコマンダ4
0でユーザーにより選択操作された、当該ユーザの希望
するチャンネルのCATV放送信号が選局される。そし
て、選局された信号から、このチューナ/デコーダ部1
1において映像信号と音声信号とに復調される。
【0044】そして、このチューナ/デコーダ部21か
らの映像信号および音声信号はRFコンバータ23に供
給され、この例ではテレビの3チャンネルの放送波信号
に変換され、出力端子20bからケーブル70を通じて
テレビジョン受信機10のアンテナ入力端子10aに入
力される。
【0045】このケーブルボックス20では、また、リ
モコン受信部24で受信されたリモコン信号RC3がデ
コード回路25でデコードされ、制御回路22に供給さ
れる。制御回路22は、このリモコン信号RC3に応じ
たチャンネル選局制御信号を形成し、チューナ/デコー
ダ部21に供給すると共に、RFコンバータ23に対し
て所定の制御信号を供給する。
【0046】この例のテレビジョン受信機10は、アン
テナ10ATを通じて受信するテレビ受信モードと、ケ
ーブルボックス20からのCATV放送を受信するケー
ブルボックス受信モードとを備える。リモートコマンダ
40は、後述するように、この2つの受信モードを切り
換えるキーを備えており、この受信モード切り換えキー
によりテレビ受信モードが選択されている状態では、テ
レビジョン受信機10においては、動作制御部120か
ら、リモートコマンダ40でのキー入力操作に応じたチ
ャンネルを選択するための選局制御信号STVが得られ、
これがチューナ101に供給されて、チューナではその
チャンネル選局に応じた放送チャンネルを選択する。
【0047】また、受信モード切り換えキーにより、ケ
ーブルボックス受信モードが選択されている状態では、
テレビジョン受信機10においては、動作制御部120
からは、ケーブルボックス20からの信号である、2チ
ャンネルの放送波を常にチューナ101で選択する選局
制御信号SCBが得られ、これがチューナ101に供給さ
れる。したがって、テレビジョン受信機10では、チュ
ーナ101はケーブルボックス20からのテレビジョン
信号を常に選択する状態に固定される。
【0048】また、このテレビジョン受信機10に設定
されている複合的チャンネル操作機能として、この例で
は、チャンネル・ガイド機能とチャンネル・ジャンプ機
能とを備える。
【0049】チャンネル・ガイド機能は、ユーザが、あ
らかじめ、例えば「1」、「2」、「3」…の数字に対
して、放送チャンネルと、その放送局名を1対1に対応
させて動作制御部120が備えるメモリに登録しておく
ことにより、この登録状態を図2あるいは図3に示すよ
うに画面に表示し(この画面をチャンネル・ガイドのメ
ニュー画面という)、この表示画面において、希望する
放送局を、画面に表示された前記数字を入力することに
より、あるいは画面に表示された放送局をカーソルなど
を用いて選択することにより、当該希望する放送局を選
局することができるようにする機能である。
【0050】このチャンネル・ガイド機能は、テレビ受
信モードと、ケーブルボックス受信モードのそれぞれに
おいて用いることができ、このチャンネル・ガイド機能
のためのユーザによる放送局の登録は、テレビ受信モー
ドでは、アンテナ10ATにより受信できる放送局につ
いてなされ、ケーブルボックス受信モードでは、ケーブ
ルボックス20で受信できるCATV放送局についてな
され、それぞれ動作制御部120の内蔵メモリに、その
登録内容が保存される。
【0051】図2あるいは図3のメニュー画面は、各受
信モードにおいて、リモートコマンダ40で、チャンネ
ル・ガイドキーボタンを押すことにより表示されるが、
その表示画面の内容は、それぞれの受信モードに対応し
て登録されたものとなる。
【0052】そして、図2のメニュー画面の例の場合で
あれば、「1」、「2」、「3」…の数字に対応して、
登録された放送局名が表示されるので、例えば放送局
「ABC」を希望する場合には、ユーザは、リモートコ
マンダ40の「1」の数字キーボタンを押す。すると、
リモートコマンダ40からの「1」の数字キーボタンに
対応するリモコン信号は、リモコン受信部121、デコ
ード回路122を介して動作制御部120で認識され、
「1」に対応して登録されている放送局「ABC」の選
局制御信号が、動作制御部120から得られる。
【0053】テレビ受信モードであれば、その選局制御
信号がチューナ101に与えられて、当該希望放送局が
選択される。また、ケーブルボックス受信モードであれ
ば、その選局制御信号はエンコード回路123でエンコ
ードされて、スイッチ回路124を介して10cに供給
される。したがって、ケーブルボックス20において、
希望CATV放送チャンネルが選択されるものである。
【0054】この機能を用いることにより、ユーザは、
希望する放送局のチャンネルを示す数値をリモートコマ
ンダ40から入力しなくとも、画面に表示されたメニュ
ーから当該希望の放送局を容易に選局することができ
る。
【0055】なお、図3のメニュー画面の例の場合であ
れば、リモートコマンダ40の所定のアップダウン・シ
ーソーキーを操作して、図3の横向き三角のカーソルマ
ークの位置を希望する放送局名位置に合わせ、セットキ
ーやエンター(ENTER)キーを押すことにより、そ
の希望放送局を選局することができる。
【0056】チャンネル・ジャンプ機能は、リモートコ
マンダ40で、チャンネル・ジャンプ・キーボタンを操
作すると、そのときの受信チャンネルの直前の状態にお
いて受信チャンネルとされていたチャンネルが、再度、
受信チャンネルとして選択される機能である。
【0057】このチャンネル・ジャンプ機能のために、
動作制御部120の内蔵メモリには、常に直前の受信チ
ャンネルの情報が記憶される。チャンネルアップまたは
チャンネルダウンの情報であれば、記憶されるのは、そ
のチャンネルアップ信号あるいはチャンネルダウン信号
である。この受信チャンネルの情報は、ケーブルボック
ス受信モードにおいては、チューナ101で選局するチ
ャンネルではなく、リモートコマンダ40により入力さ
れたCATVチャンネル情報である。
【0058】図4に、この実施例のリモートコマンダ4
0の操作キーボタンの一部の配列を示す。この図4に示
すように、この例では、リモートコマンダ40は、電源
キーボタンとしては、テレビジョン受信機10の電源キ
ーボタン41のほかに、ケーブルボックス用の電源キー
ボタン42を備える。また、リモートコマンダ40は、
通常のリモートコマンダと同様に、「0」〜「9」まで
の数字キーボタン群43、チャンネル選択用シーソーボ
タン44、音量調整用のシーソーボタン45のほかに、
前述したテレビ受信モードとケーブルボックス受信モー
ドとの受信モード切り換えキー46、チャンネル・ガイ
ド・キーボタン47、チャンネル・ジャンプ・キーボタ
ン48を備えている。
【0059】前述したように、受信モード切り換えキー
46により、テレビ受信モードと、ケーブルボックス受
信モードとが切り換え選択され、また、チャンネル・ガ
イド・キーボタン47を押すと、テレビジョン受信機1
0はチャンネル・ガイド機能のモードの状態になり、チ
ャンネル・ジャンプ・キーボタン48を押すと、テレビ
ジョン受信機10はチャンネル・ジャンプ機能の状態に
入る。
【0060】これらのテレビジョン受信機10の状態制
御は、動作制御部120により行なわれるのは、前述し
た通りである。なお、この例の場合、各リモコン信号R
C1およびRC2には、当該リモコン信号がテレビジョ
ン受信機あるいはケーブルボックスのいずれに対するも
のであるかを識別するためのカテゴリーコードが、受信
モード切り換えキー46によって設定された受信モード
に応じて付加されている。
【0061】図5および図6は、この動作制御部120
のメイン処理ルーチンのフローチャートの一例である。
【0062】まず、初めはリモコン信号RC1の入力待
ちの状態にある(ステップ201)。そして、リモコン
信号RC1の入力が検知されると、そのリモコン信号R
C1がモード切り換えか否か判断される(ステップ20
2)。モード切り換えでなければ、そのリモコン信号R
C1に応じて各処理を実行する(ステップ203)。こ
の際、リモコン信号RC1の前記カテゴリーコードによ
り、受信モードが確認され、その受信モードでの各処理
が実行されることになる。各処理が終了すると、ステッ
プ201に戻って次のリモコン信号RC1の入力待ちの
状態になる。
【0063】入力されたリモコン信号RC1がモード切
り換えであれば、テレビ受信モードへの切り換えである
か否か判断される(ステップ204)。そして、テレビ
受信モードへの切り換えであれば、テレビジョン受信機
10をテレビ受信モードとし(ステップ205)、その
後、ステップ201に戻って次のリモコン信号RC1の
入力待ちの状態になる。
【0064】このテレビ受信モードでは、動作制御部1
20により、スイッチ回路124は、常に入力端S側に
切り換えられた状態とされており、リモコン受信部12
1からのリモコン信号RC1は、そのままCB制御用送
信装置30を介してリモコン信号RC3としてケーブル
ボックス20に供給されるようになるが、このテレビ受
信モードでは、テレビジョン受信機を示すカテゴリーコ
ードが付加されているため、ケーブルボックス20の制
御回路22ではこのリモコン信号RC3は無視される。
【0065】また、ステップ204での判断の結果、テ
レビ受信モードでなければケーブルボックス受信モード
とした後(ステップ206)、ステップ207に進ん
で、次のリモコン信号RC1の入力待ちの状態になる。
【0066】このケーブルボックス受信モードにおいて
は、前述したように、動作制御部120は、チューナ1
01を常に2チャンネルを受信する状態にすると共に、
通常はスイッチ回路124は入力端Sに切り換えてお
く。
【0067】そして、以下に説明するように、動作制御
部120は、この状態において、リモートコマンダ40
から到来するケーブルボックスを示すカテゴリーコード
が付加されたリモコン信号RC1を判断して、前述した
チャンネル・ジャンプおよびチャンネル・ガイドのとき
以外は、リモコン信号RC1をそのままCB制御用送信
装置30を介してケーブルボックス20に供給する状態
として、ケーブルボックスの制御を行なう。また、チャ
ンネル・ジャンプあるいはチャンネル・ガイドのときに
は、スイッチ回路124を入力端M側に切り換えて、動
作制御部120で形成し、かつエンコード回路123で
エンコードしたリモコン信号RC2をCB制御用送信装
置30を介してケーブルボックス20に供給する状態と
して、ケーブルボックス20の制御を行なう。
【0068】すなわち、ケーブルボックス受信モードに
おいて、ステップ207でリモコン信号RC1の入力が
検知されると、そのリモコン信号RC1がモード切り換
えであるか否か判断される(ステップ208)。モード
切り換えであれば、テレビジョン受信機10をテレビ受
信モードとした後(ステップ205)、ステップ201
に戻って次のリモコン信号RC1の入力待ちの状態にな
る。
【0069】ステップ208での判断の結果、モード切
り換えでなければ、リモコン信号RC1がチャンネル操
作入力であるか否か判断され(ステップ210)、チャ
ンネル操作入力でなければ、そのリモコン信号RC1に
応じた各処理を実行し(ステップ211)、その後、ス
テップ207に戻って次のリモコン信号RC1の入力待
ちの状態になる。
【0070】ステップ210での判断の結果、入力され
たリモコン信号RC1がチャンネル操作入力であるとき
には、それがチャンネルアップの操作入力であるか否か
判断され(ステップ212)、チャンネルアップ操作入
力であれば、ステップ213に進み、スイッチ回路12
4は入力端S側の切り換え状態を維持させて、このリモ
コン信号RC1、すなわち、現在の受信チャンネルより
1チャンネル上の周波数のチャンネルを選択するチャン
ネルアップ信号出力を、そのままスイッチ回路124の
入力端S側を通じて出力端子10cに出力する状態とす
る。その後、ステップ207に戻って次のリモコン信号
RC1の入力待ちの状態になる。
【0071】このとき、チャンネルアップのリモコン信
号RC1は、CB制御用送信装置30に供給され、一旦
デコード回路31でデコードされ、コード変換回路32
でケーブルボックス20用のリモコン信号RC3に変換
され、赤外線送信部33により、ケーブルボックス20
にワイヤレス送信される。
【0072】ケーブルボックス20では、このリモコン
信号RC3を受信部24で受信し、デコード回路25で
デコードし、制御回路22で判断する。そして、制御回
路22は、チューナ/デコード回路21に、現在の受信
チャンネルより1チャンネル上の周波数のチャンネルを
選択する選局制御信号を出力する。これにより、ケーブ
ルボックス20は、現在の受信チャンネルより1チャン
ネル上の周波数のチャンネルのCATV放送を受信選択
する状態になる。
【0073】ステップ212での判断の結果、入力され
たリモコン信号RC1がチャンネルアップ操作入力でな
ければ、ステップ214に進んで、チャンネルダウン操
作入力であるか否か判断され、チャンネルダウン操作入
力であれば、ステップ215に進み、スイッチ回路12
4は入力端S側の切り換え状態を維持させて、このリモ
コン信号RC1、すなわち、現在の受信チャンネルより
1チャンネル下の周波数のチャンネルを選択するチャン
ネルダウン信号出力を、そのままスイッチ回路124の
入力端S側を通じて出力する状態とする。その後、ステ
ップ207に戻って次のリモコン信号RC1の入力待ち
の状態になる。
【0074】このとき、チャンネルダウンのリモコン信
号RC1は、CB制御用送信装置30に供給され、一旦
デコード回路31でデコードされ、コード変換回路32
でケーブルボックス20用のリモコン信号RC3に変換
され、赤外線送信部33により、ケーブルボックス20
にワイヤレス送信される。ケーブルボックス20では、
このリモコン信号RC3を受信部24で受信し、デコー
ド回路25でデコードし、制御回路22で判断する。そ
して、制御回路22は、チューナ/デコード回路21
に、現在の受信チャンネルより1チャンネル下の周波数
のチャンネルを選択する選局制御信号を出力する。これ
により、ケーブルボックス20は、現在の受信チャンネ
ルより1チャンネル下の周波数のチャンネルのCATV
放送を受信選択する状態になる。
【0075】ステップ214での判断の結果、入力され
たリモコン信号RC1がチャンネルダウン操作入力でな
ければ、ステップ216に進んで、チャンネル・ジャン
プであるか否か判断される。チャンネル・ジャンプであ
れば、ステップ217に進み、スイッチ回路124を入
力端M側に切り換え、チャンネル・ジャンプのサブルー
チンを実行する(ステップ218)。
【0076】図7は、チャンネル・ジャンプのサブルー
チンの例を示すフローチャートである。すなわち、ま
ず、動作制御部120は、内蔵メモリから、現在受信し
ているCATVのチャンネルの直前に受信していたCA
TV受信チャンネルの情報を読み出す(ステップ23
1)。次に、前記内蔵メモリに現在受信しているCAT
Vチャンネルの情報を書き込む(ステップ232)。次
に、ステップ231で前記内蔵メモリから読み出した直
前受信チャンネルの情報を出力する(ステップ23
3)。その後、メインルーチンに戻る。
【0077】このチャンネル・ジャンプのサブルーチン
の結果、動作制御部120から出力された直前受信チャ
ンネル情報は、エンコード回路123でエンコードされ
てリモコン信号RC2とされた後、スイッチ回路124
および出力端子10cを介してCB制御用送信装置30
に供給される。
【0078】CB制御用送信装置30では、このリモコ
ン信号RC2を一旦デコード回路31でデコードし、コ
ード変換回路32でケーブルボックス20用のリモコン
信号RC3に変換し、赤外線送信部33により、ケーブ
ルボックス20にワイヤレス送信する。ケーブルボック
ス20では、このリモコン信号RC3を受信部24で受
信し、デコード回路25でデコードし、制御回路22で
判断する。そして、制御回路22は、リモコン信号RC
3で指示されたCATVチャンネルを選局する選局制御
信号をチューナ/デコード回路21に供給する。したが
って、ケーブルボックス20の受信選択状態は、現在の
直前に受信していたCATVチャンネルの受信選択状態
に切り換わる。
【0079】このチャンネル・ジャンプのサブルーチン
が終了し、メインルーチンに戻ると、ステップ219に
進み、スイッチ回路124を入力端S側に切り換える。
そして、その後、ステップ207に戻って次のリモコン
信号RC1の入力待ちの状態になる。
【0080】ステップ216での判断の結果、入力され
たリモコン信号RC1がチャンネルジャンプ入力でなけ
れば、ステップ220に進んで、チャンネル・ガイドで
あるか否か判断される。チャンネル・ガイドであれば、
ステップ221に進み、スイッチ回路124を入力端M
側に切り換え、チャンネル・ガイドのサブルーチンを実
行する(ステップ222)。
【0081】図8は、チャンネル・ガイドのサブルーチ
ンの例を示すフローチャートである。すなわち、まず、
動作制御部120は、内蔵メモリから、チャンネル・ガ
イド用の定型メニュー画面データを読み出す(ステップ
241)。次に、前記内蔵メモリに登録されているデー
タを読み出す(ステップ242)。次に、ステップ24
1で読み出した定型メニュー画面と、ステップ242で
読み出したデータとから、図2あるいは図3に示したよ
うな、チャンネル・ガイド・メニュー画面を作成し、カ
ラー陰極線管108の画面に表示する(ステップ24
3)。
【0082】次に、ステップ244に進んで、次のリモ
コン信号RC1の入力待ちの状態になる。そして、ステ
ップ245で、あらかじめ定められた所定時間を経過し
てもリモコン信号RC1の入力がないことが判別された
ときには、ステップ250に進んで、チャンネル・ガイ
ドのメニュー画面の消去を行ない、メインルーチンに戻
る。
【0083】一方、ステップ244でリモコン信号RC
1の入力が検知されたときには、ステップ246に進ん
で、そのリモコン信号RC1が、チャンネル・ガイドの
メニュー画面に基づく選択操作入力か、それ以外である
か判断される。そして、チャンネル・ガイドでの操作入
力でないと判断されたときには、ステップ244に戻っ
て次のリモコン信号RC1の入力を待つ。
【0084】そして、ステップ246で、入力されたリ
モコン信号RC1がチャンネル・ガイドで期待される操
作入力であると判断されたときには、ステップ247に
進んで、当該リモコン信号RC1で指示される放送局に
対応して登録されているCATVチャンネル情報を内蔵
メモリから読み出す。次に、ステップ248に進んで、
現在受信中のチャンネル情報を、チャンネル・ジャンプ
機能のために、内蔵メモリのチャンネル・ジャンプ用の
メモリエリアに書き込む。そして、ステップ249に進
んで、ステップ247でメモリから読み出したCATV
チャンネル情報を出力する。その後、ステップ250に
進み、チャンネル・ガイドのメニュー画面の消去を行な
った後、メインルーチンに戻る。
【0085】このチャンネル・ガイドのサブルーチンの
結果、動作制御部120から出力された受信チャンネル
情報は、エンコード回路123でエンコードされてリモ
コン信号RC2とされた後、スイッチ回路124および
出力端子10cを介してCB制御用送信装置30に供給
される。
【0086】CB制御用送信装置30では、このリモコ
ン信号RC2を一旦デコード回路31でデコードし、コ
ード変換回路32でケーブルボックス20用のリモコン
信号RC3に変換し、赤外線送信部33により、ケーブ
ルボックス20にワイヤレス送信する。ケーブルボック
ス20では、このリモコン信号RC3を受信部24で受
信し、デコード回路25でデコードし、制御回路22で
判断する。そして、制御回路22は、リモコン信号RC
3で指示されたCATVチャンネルを選局する選局制御
信号をチューナ/デコード回路21に供給する。したが
って、ケーブルボックス20の受信選択状態は、チャン
ネル・ガイド機能により、テレビジョン受信機10の画
面を通じて入力選択されたCATVチャンネルの受信選
択状態に切り換わる。
【0087】このチャンネル・ジャンプのサブルーチン
が終了し、メインルーチンに戻ると、ステップ219に
進み、スイッチ回路124を入力端S側に切り換える。
そして、その後、ステップ207に戻って次のリモコン
信号RC1の入力待ちの状態になる。
【0088】このチャンネル・ガイドのサブルーチンが
終了し、メインルーチンに戻ると、ステップ224に進
み、スイッチ回路124を入力端S側に切り換える。そ
して、その後、ステップ207に戻って次のリモコン信
号RC1の入力待ちの状態になる。
【0089】こうして、ケーブルボックス20に何等変
更を加えることなく、テレビジョン受信機10の機能で
あるチャンネル・ジャンプやチャンネル・ガイドなどの
複合的チャンネル操作機能を、ケーブルボックス20に
対しても実現することができる。
【0090】ところで、この実施例の受信システムを構
築する場合、CB制御用送信装置30は、図9に示すよ
うに、ケーブルボックス20の近傍に設置して、赤外線
送信部33から、ケーブルボックス20のリモコン受信
部24に対して制御信号がワイヤレス送信できるように
する必要がある。
【0091】ところが、図9の設置例の場合には、ケー
ブルボックス20のリモコン受信部24は、外部に露呈
しているので、図9に示すように、リモートコマンダ4
0からのリモコン信号も受信してしまう状態になる。こ
のため、CB制御用送信装置30からのリモコン信号R
C3のみにより、ケーブルボックス20を安定に制御す
ることが困難になるという問題がある。
【0092】そこで、この実施例では、CB制御用送信
装置30の筐体の形状を工夫すると共に、ケーブルボッ
クス20のリモコン受信部24に対してCB制御用送信
装置30からのリモコン信号RC3のみが確実に受信で
きるようにしている。
【0093】すなわち、この例では、CB制御用送信装
置30の筐体の外観はL字形状とされ、このL字形状の
筐体の一部がケーブルボックス20のリモコン受信部2
4を覆うようにケーブルボックス20に装着される。
【0094】図9は、CB制御用送信装置30の一例を
ケーブルボックス20に装着した状態を示すもので、C
B制御用送信装置30は、長手方向を垂直にした4角形
状のカバー部301が、ケーブルボックス20のリモコ
ン受信部24を、前方から覆うように配され、カバー部
301の後面上部には長手方向を水平にした4角形状の
ベース部302が接続されている。
【0095】また、CB制御用送信装置30は、重心が
ベース部302内に配され、これによりベース部302
をケーブルボックス20の上面に載置してカバー部30
1でケーブルボックス20の赤外線受信部24を覆う
と、CB制御用送信装置30はケーブルボックス20に
安定して装着される。
【0096】図11に示すように、カバー部301内の
下部には赤外線送信部33が配されている。この赤外線
送信部33は、カバー部301がケーブルボックス20
のリモコン受信部24の前面に装着されたとき受信部2
4に間近で対向する。そして、赤外線送信部33は、制
御信号RC3をリモコン受信部24に送出する。
【0097】カバー部301は、赤外線を吸収あるいは
反射する部材で形成されている。これによりカバー部3
01は、ケーブルボックス20のリモコン受信部24の
前面に装着されると、他のリモートコントロール装置よ
り送出された赤外線による制御信号が、リモコン受信部
24に到達することを防止すると共に、赤外線送信部3
3よりカバー部301内に漏れる赤外線がカバー部30
1外に漏れることを防止する。
【0098】以上の構成によれば、CB制御用送信装置
30のカバー部301で、ケーブルボックス20のリモ
コン受信部24を覆うことによって、CB制御用送信装
置30の赤外線送信部33が送出するリモコン信号CR
3以外のリモコン信号が、ケーブルボックス20のリモ
コン受信部24に到達することを防止すると共に、制御
信号S2を赤外線受信部14に確実に到達させることが
でき、制御信号CR3でケーブルボックス20のチャン
ネルの選択等を安定して制御できる。
【0099】また、CB制御用送信装置30の赤外線送
信部33が、赤外線を吸収あるいは反射する部材で形成
されたカバー部301内に、ケーブルボックス20のリ
モコン受信部24と間近に対向するように配され、リモ
コン信号CR3がケーブルボックス20以外に到達する
ことが実際上ないことによって、リモコン信号CR3が
他の機器に到達して誤動作させる等の悪影響を与えるこ
とをも防止できる。
【0100】なお、上述の実施例においては、CB制御
用送信装置30が、リモコン送信部33が配されたカバ
ー部301と、カバー部301の後方に配されたベース
部302とかなる場合について述べたが、CB制御用送
信装置30がL字形に折り曲げられた箱形状に形成され
たり、図12に示すように、CB制御用送信装置30
が、赤外線送信部33が配されたカバー部303と、カ
バー部303の上に重ねて接続されるベース部304と
からなるようにしても良い。この場合にも、上述と同様
の効果を得ることができる。
【0101】また、上述の実施例においては、赤外線送
信部33が、カバー部301の下部に配され、この赤外
線送信部33が、リモコン受信部24に間近で対向する
ように配された場合について述べたが、赤外線送信部3
3が、カバー部内の一端に配され、赤外線送信部より送
出されたリモコン信号を反射したり導光管等で導くこと
によってリモコン受信部24に与えるようにしても良
い。
【0102】さらに、図13(A)及び(B)に示すよ
うに、カバー部305Aや306Aの内部を空洞とし、
ベース部305Bや306Bに配された赤外線送信部3
3より送出された制御信号CR3を,カバー部305A
や306Aの内部で反射させてリモコン受信部24に与
えるようにしても良い。
【0103】また、図13(C)及び(D)に示すよう
に、カバー部307Aの内部に配した複数の反射材40
1やカバー部308Aの内部に配した1つの反射材40
2でリモコン信号CR3を反射させて、リモコン受信部
24に与えるようにしても良い。
【0104】さらに、図13(E)及び(F)に示すよ
うに、カバー部309A内に配した導光管403やカバ
ー部310A内に配した導光管404を通じてリモコン
信号CR3をリモコン受信部24に与えるようにしても
良い。
【0105】さらに、上述の実施例においては、CB制
御用送信装置30が、ケーブルボックス20を制御する
機能だけを有する場合について述べたが、CB制御用送
信装置30がケーブルボックス20を制御する機能に加
えて展示等のための表示機能を有するようにしても良
い。
【0106】すなわち、図14(A)及び(B)に示す
ように、ケーブルボックス20からCB制御用送信装置
30を取り外し、カバー部311Aを下にして送信装置
30を置いたとき、ベース部311Bの上面を手前に向
け、このベース部311Bの上面にシール等を張ったり
所定のデザインの装飾を施すようにしても良い。
【0107】このようにカバー部311Bを下にして置
くときには、カバー部311Aの前面でなる支持領域の
中心を通る垂直線に重心が可能な限り接近して安定度が
高くなる種々の方法を採用し得る。例えば図15(A)
に示すように、カバー部312Aとベース部312Bと
が矢印501の方向に互いに回動するようにしたり、図
15(B)に示すように、ベース部313Bを厚くする
ことによって支持領域の中心を通る垂直線に重心が接近
するようにしても良い。
【0108】また、図15(C)に示すように、カバー
部314Aを下にして置くと、カバー部314Aの前面
が先端に行くに従って薄くなるように変形することによ
って、ベース部314Bが支持領域の中心を通る垂直線
に向かって傾くようにしたり、図15(D)に示すよう
に、カバー部315Aの形状を先端に行くに従って薄く
なるように形成することによって、カバー部315Aを
下にして置くとベース部315Bが傾くようにしても良
い。
【0109】さらに、上述の実施例においては、CB制
御用送信装置30の筐体のベース部をケーブルボックス
20の上面に載置して、そのカバー部を、ケーブルボッ
クス20のリモコン受信部24に装着する場合について
述べたが、これに限らず、ベース部を、ケーブルボック
スの下の隙間に挿入してカバー部をリモコン受信部に装
着する場合や、CB制御用送信装置30の筐体がベース
部をもたず、デコード回路31、コード変換回路32お
よび赤外線送信部33を内部に配した薄い箱形状のカバ
ー部のみを、被制御機器の受信部に直接粘着テープによ
り着脱自在に装着するようにしてもよい。
【0110】なお、以上の実施例では、リモコン信号の
デコード回路122およびエンコード回路123を、動
作制御部120とは別個に設けたが、マイクロコンピュ
ータからなる動作制御部に、リモコン信号RC1のデコ
ード機能およびエンコード機能を受け持たすことができ
る。また、スイッチ回路124による切り換え機能を、
その動作制御部に受け持たせ、ソフトウエア処理で、リ
モコン信号RC1をスルーして出力するモードと、リモ
コン信号RC1をデコードし、それに基づく制御信号を
リモコン信号RC2にエンコード処理して出力するモー
ドとを切り換えるようにしてもよい。
【0111】また、以上の実施例では、ケーブルボック
ス20の出力信号を3チャンネルの放送波に変換してテ
レビジョン受信機10のアンテナ入力端子10aに供給
するようにしたが、ケーブルボックス20に映像信号出
力端子および音声信号出力端子が設けられ、また、テレ
ビジョン受信機10に、ケーブルボックス用の映像信号
入力端子および音声信号入力端子が設けられている場合
には、これら映像信号および音声信号の出力端子および
入力端子間を接続するようにしてもよい。その場合に
は、ケーブルボックス受信モードが選択されたときに、
テレビジョン受信機10では、当該ケーブルボックス用
の映像信号入力端子および音声信号入力端子からの入力
信号がセレクトされるように、動作制御部が入力セレク
ト制御を行なう。
【0112】また、上述の実施例では、リモートコマン
ダ40からワイヤレスでリモコン信号をテレビジョン受
信機10に送信するようにしているが、リモートコマン
ダから制御信号伝送線を通じてリモコン信号がテレビジ
ョン受信機10に送信する場合にも、この発明は適用で
きる。
【0113】同様に、外部機器制御用送信装置30から
ケーブルボックス20にリモコン信号を送信する方法
も、ワイヤレス送信ではなく、制御信号伝送線を通じて
送信するようにしてもよい。
【0114】また、テレビジョン受信機10からリモコ
ン信号RC1あるいはRC2を、外部機器制御用送信装
置30に送る方法も、上述の実施例のように、ケーブル
50を通じて行なうのではなく、赤外線や超音波などを
用いてワイヤレス送信する方法であってもよい。
【0115】また、以上の例は、テレビジョン受信機用
のリモートコマンダで、ケーブルボックスをも遠隔制御
するようにした場合であるが、テレビジョン受信機用の
リモートコマンダで、VTRを制御する場合にも、この
発明は適用できる。また、VTR用のリモートコマンダ
で、ケーブルボックスやテレビジョン受信機を遠隔制御
する場合にも適用できる。すなわち、この発明は、テレ
ビジョン信号を受信選択することができるチューナの機
能を備える2つの映像信号受信装置の一方の装置用のリ
モートコマンダで他方の装置を遠隔制御する場合のすべ
てに適用可能である。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数個の映像信号受信装置を含んで構成される受信
システムにおいて、前記複数個の映像信号受信装置のう
ちの1つの映像信号受信装置用のリモートコマンダを用
いて、他の映像信号受信装置を遠隔制御することができ
ると共に、当該遠隔制御の内容が、直接的な制御ではな
く、マイクロコンピュータなどが介在することが必要な
複合的な制御であっても、前記他の映像信号受信装置に
当該複合的な制御機能を付加することなく、前記リモー
トコマンダを用いて当該複合的な制御を前記他の映像信
号受信装置に対して行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による映像信号受信システムの一実施
例のブロック図である。
【図2】複合的な制御機能を説明するために用いるテレ
ビジョン受信機の表示画面を示す図である。
【図3】複合的な制御機能を説明するために用いるテレ
ビジョン受信機の表示画面を示す図である。
【図4】図1の実施例のリモートコマンダのキーボタン
の一部の例を示す図である。
【図5】図1の実施例の要部の動作を説明するためのフ
ローチャートの一部を示す図である。
【図6】図1の実施例の要部の動作を説明するためのフ
ローチャートの続きを示す図である。
【図7】複合的なチャンネル選択制御機能の一例の動作
を説明するためのフローチャートを示す図である。
【図8】複合的なチャンネル選択制御機能の一例の動作
を説明するためのフローチャートを示す図である。
【図9】この発明による受信システムを構成する各装置
の配置例を示す図である。
【図10】この発明による受信システムを構成する各装
置の配置例を示す図である。
【図11】この発明による受信システムの外部機器制御
用送信装置の一例と、映像信号受信装置との配置関係を
示す図である。
【図12】この発明による受信システムの外部機器制御
用送信装置の他の例と、映像信号受信装置との配置関係
を示す図である。
【図13】この発明による受信システムの外部機器制御
用送信装置の他の例と、映像信号受信装置との配置関係
を示す図である。
【図14】この発明による受信システムを構成する各装
置の配置例を示す図である。
【図15】この発明による外部機器制御用送信装置の他
の例を示す図である。
【図16】この発明による受信システムを構成装置を説
明するための図である。
【図17】従来の受信システムを説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10 テレビジョン受信機 10a アンテナ入力端子 10c 制御信号出力端子 101 チューナ 121 リモコン受信部 120 動作制御部 124 スイッチ回路 20 ケーブルボックス 21 チューナ/デコード回路 22 制御回路 24 リモコン受信部 30 外部機器制御用送信装置 32 コード変換回路 33 赤外線送信部 40 リモートコマンダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信アンテナからの複数チャンネルの映像
    信号から、1つのチャンネルの映像信号を選択するため
    のチューナと、 使用者の操作により第1の制御信号を発生する制御信号
    発生部と、 この制御信号発生部からの第1の制御信号から、第2の
    制御信号を発生する動作制御部と、 前記第1の制御信号と、前記第2の制御信号とのいずれ
    かを選択する制御信号選択回路と、 前記制御信号選択回路からの前記第1の制御信号または
    第2の制御信号を外部機器に供給するための制御信号出
    力手段とを備えると共に、 前記受信アンテナで受けた複数チャンネルの映像信号の
    内の1つのチャンネルの映像信号を選択的に受信する第
    1の受信モードと、前記アンテナからの映像信号に代え
    て、外部機器からの映像信号を受信する第2の受信モー
    ドを備え、 前記第2の受信モードのときであって、前記第1の制御
    信号があらかじめ定められた所定のものであるときに
    は、前記動作制御部が、前記制御信号選択回路を第1の
    制御信号の選択状態から第2の制御信号の選択状態に切
    り換えるように制御して、前記制御信号出力手段からの
    前記第1の制御信号あるいは前記第2の制御信号を前記
    外部機器に送信するようにしたことを特徴とする映像信
    号受信装置。
  2. 【請求項2】第1の映像信号受信装置と、第2の映像信
    号受信装置と、外部機器制御用送信装置とを備え、 前記第1の映像信号受信装置は、 複数チャンネルの映像信号の内の1つのチャンネルの映
    像信号を選択的に受信するチューナ部と、 前記受信したチャンネルの映像信号を前記第2の映像信
    号受信装置に送出する手段と、 前記外部機器制御用送信装置からの制御信号を受信する
    制御信号受信部とを有し、 前記第2の映像信号受信装置は、 受信アンテナからの複数チャンネルの映像信号から、1
    つのチャンネルの映像信号を選択するためのチューナ部
    と、 使用者の操作により第1の制御信号を発生する制御信号
    発生部と、 この制御信号発生部からの第1の制御信号から第2の制
    御信号を発生する動作制御部と、 前記第1の制御信号と前記第2の制御信号とのいずれか
    を選択する制御信号選択回路と、 前記制御信号選択回路からの前記第1の制御信号または
    第2の制御信号を前記外部機器制御用送信装置に供給す
    る制御信号出力手段とを有すると共に、 前記受信アンテナで受けた複数チャンネルの映像信号の
    内の1つのチャンネルの映像信号を選択的に受信する第
    1の受信モードと、前記第1の映像信号受信装置からの
    映像信号を受信する第2の受信モードとを具備し、前記
    第2の受信モードのときであって、前記第1の制御信号
    があらかじめ定められた所定のものであるときには、前
    記動作制御部により、前記制御信号選択回路が第1の制
    御信号を選択する状態から第2の制御信号を選択する状
    態に切り換えられて、前記外部機器制御用送信装置に前
    記第1の制御信号あるいは前記第2の制御信号が送信さ
    れるように制御され、 前記外部機器制御用送信装置は、 前記第2の映像信号受信装置の制御信号出力手段からの
    前記第1の制御信号あるいは前記第2の制御信号に基づ
    いて第3の制御信号を形成する制御信号変換部と、 前記第3の制御信号を前記第1の映像信号受信装置に送
    信して、この映像信号受信装置における前記映像信号の
    選択受信状態を制御する制御信号送出部とを有すること
    を特徴とする映像信号受信システム。
  3. 【請求項3】前記第1の映像信号受信装置が、ケーブル
    を介して伝送されてくる複数チャンネルの映像信号のう
    ちの1つのチャンネルの映像信号を選択的に受信するも
    のである請求項2に記載の映像信号受信システム。
  4. 【請求項4】前記外部機器制御用送信装置の制御信号送
    出部は、前記第3の制御信号をワイヤレス送信するワイ
    ヤレス送信部で構成され、 前記第1の映像信号受信装置は、前記ワイヤレス送信さ
    れてきた前記第3の制御信号を受信するワイヤレス受信
    部を具備することを特徴とする請求項2に記載の映像信
    号受信システム。
  5. 【請求項5】前記映像信号受信装置の制御信号発生部
    は、 ワイヤレスで遠隔制御信号を送信する制御信号送信部
    と、 で構成されることを特徴とする請求項2に記載の映像信
    号受信システム。
  6. 【請求項6】前記外部機器制御用送信装置の筐体は、 前記第1の映像信号受信装置の前記ワイヤレス受信部
    が、前記ワイヤレス送信部からの制御信号のみを受信し
    て、前記ワイヤレス送信部からの制御信号以外のワイヤ
    レス信号を受信しないようにするための前記ワイヤレス
    受信部の遮蔽部を備えることを特徴とする請求項2に記
    載の映像信号受信システム。
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