JP3240051B2 - 電子番組ガイドデータ処理方法 - Google Patents

電子番組ガイドデータ処理方法

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JP3240051B2
JP3240051B2 JP2000066109A JP2000066109A JP3240051B2 JP 3240051 B2 JP3240051 B2 JP 3240051B2 JP 2000066109 A JP2000066109 A JP 2000066109A JP 2000066109 A JP2000066109 A JP 2000066109A JP 3240051 B2 JP3240051 B2 JP 3240051B2
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epg
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子番組ガイドデー
タ処理方法に関し、特に複数のシステムにおいて、統合
した電信番組ガイドを得ることができるようにした、電
子番組ガイドデータ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送の番組を選択するため
の番組ガイドを画像信号に重畳して伝送し、受信側の表
示装置において、これを表示するようにした、いわゆる
電子番組ガイド(EPG:Electrical Pr
ogram Guide)システムが知られている。
【0003】このEPGシステムには、例えば特表平6
−504165公報および関連する米国特許5,353,
121公報に開示されているようなVBI(Verti
cal Blanking Interval)方式の
ものと、例えば特願平6−325940号として、本出
願人が先に開示したデジタル直接衛星放送(DSS:D
igital Satellite System(H
ughes Communication社の商標)で
用いられるようなデジタル衛星方式のものがある。
【0004】VBI方式は、通常(VHF(Very
High Frequency)帯域)の地上波のテレ
ビジョン放送において、その水平走査線の本来の画像に
影響を与えない位置に、EPG(電子番組ガイド)を構
成するVBIデータを挿入して、伝送するものである。
受信側においては、このVBIデータを蓄積し、蓄積し
たVBIデータから、電子番組ガイドの表示データを生
成し、モニタに表示するようにしている。
【0005】これに対して、デジタル衛星方式において
は、EPGデータが、本来の画像データと共にデジタル
化され、さらにパケット化されて伝送される。受信側に
おいては、このEPGデータをメモリに蓄積し、対応す
る表示データを生成して、モニタに表示するようにす
る。
【0006】いずれの方式においても、使用者は、モニ
タに表示された電子番組ガイドを見て、自分が視聴を希
望する番組を選択することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のAVシステムに
おいては、例えば、地上波のテレビジョン放送を受信す
るシステムにおいては、このVBIのEPGを受信し
て、これを表示し、また、衛星放送を受信するシステム
においては、衛星を介して伝送されるEPGを受信し
て、表示するようにしている。
【0008】このように、各システムにおいて、EPG
が、それぞれ独立に機能しているため、例えば、所望の
番組を地上波の放送でも、衛星を介した放送でもよいか
ら視聴したい場合、その番組を放送しているか否か、放
送しているのであれば、その日時などを、VBI方式の
EPGで検索すると共に、もし、そのEPGに所望の番
組がリストアップされていない(放送されていない)場
合においては、同様の検索を衛星放送のEPGを利用し
て、再び行う必要がある。このため、所定の番組を迅速
且つ確実に視聴することが困難となる課題があった。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、所望の番組を、迅速且つ確実に、選択する
ことができるようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電子番組ガイド
データ処理方法は、第1のシステムの第1の装置を選択
する第1の選択ステップと、第1の選択ステップの処理
により選択された第1の装置に対して、第1のシステム
の第1の電子番組ガイドデータの受信を要求する第1の
要求ステップと、第1の要求ステップの処理による要求
に基づいて、第1の装置が受信した第1の電子番組ガイ
ドデータを取得する第1の取得ステップと、第1のシス
テムと異なる第2のシステムの第2の装置を選択する第
2の選択ステップと、第2の選択ステップの処理により
選択された第2の装置に対して、第2のシステムの第2
の電子番組ガイドデータの受信を要求する第2の要求ス
テップと、第2の要求ステップの処理による要求に基づ
いて、第2の装置が受信した第2の電子番組ガイドデー
タを取得する第2の取得ステップと、第1の電子番組ガ
イドデータおよび第2の電子番組ガイドデータを記憶す
る条件が指定されているか否かを判定する判定ステップ
と、判定ステップの処理により第1の電子番組ガイドデ
ータを記憶する条件が指定されていないと判定された場
合、予め規定されている条件で、第1の取得ステップの
処理により取得された第1の電子番組ガイドデータを記
憶し、判定ステップの処理により第1の電子番組ガイド
データを記憶する条件が指定されていると判定された場
合、指定されている条件で、第1の取得ステップの処理
により取得された第1の電子番組ガイドデータを記憶す
る第1の記憶ステップと、判定ステップの処理により第
2の電子番組ガイドデータを記憶する条件が指定されて
いないと判定された場合、予め規定されている条件で、
第2の取得ステップの処理により取得された第2の電子
番組ガイドデータを記憶し、判定ステップの処理により
第2の電子番組ガイドデータを記憶する条件が指定され
ていると判定された場合、指定されている条件で、第2
の取得ステップの処理により取得された第2の電子番組
ガイドデータを記憶する第2の記憶ステップと、第1の
記憶ステップと第2の記憶ステップの処理で記憶された
第1の電子番組ガイドデータと第2の電子番組ガイドデ
ータとを、読み出す場合に、縦軸と横軸の一方と他方が
時間軸とチャンネルで規定される電子番組ガイドに統合
する統合ステップとを含むことを特徴とする。
【0011】前記統合ステップの処理では、第1の電子
番組ガイドデータおよび第2の電子番組ガイドデータ
を、第1の電子番組ガイドデータおよび第2の電子番組
ガイドデータとは異なるフォーマットに統合することが
できる。
【0012】前記統合ステップの処理では、第1の電子
番組ガイドデータおよび第2の電子番組ガイドデータ
を、第1の電子番組ガイドデータおよび第2の電子番組
ガイドデータのいずれかのフォーマットに統合すること
ができる。
【0013】請求項1に記載の電子番組ガイドデータ処
理方法においては、第1のシステムの第1の電子番組ガ
イドデータと、第1のシステムと異なる第2のシステム
の第2の電子番組ガイドデータが受信、記憶され、記憶
した第1の電子番組ガイドデータおよび第2の電子番組
ガイドデータが読み出し時に統合される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の電子番組ガイド
システムを適用したAVシステムの構成例を表してい
る。このAVシステム1においては、VCR(Vide
o Cassete Recoder)2,3、IRD
(Integrated Receiver/Deco
der)4、テレビジョン(TV)受像機5およびEP
Gレシーバ6が、AVライン11とコントロールライン
12により相互に接続されている。
【0015】AVライン11は、コンポジットビデオ信
号線、オーディオL信号線、オーディオR信号線の3本
の線により構成されている。また、コントロールライン
12は、後述するトランスレータ205(図2)を設け
ない場合においては、ワイヤードSIRCS(Wire
d Sony Infrared Remote Co
ntrol System)の構成とすることができ
る。従って、これらのAV機器は、AVライン11を介
して伝送されるビデオ信号とオーディオ信号を授受する
ビデオ信号送受信部と、コントロールライン12を介し
て授受されるコントロールデータを授受するAV機器制
御信号送受信部とを有している。
【0016】また、EPGレシーバ6は、リモートコマ
ンダ241が発生する赤外線信号(IR:Infrar
ed)を受信するIR受信部6Bを有している。IRD
4とTV受像機5は、リモートコマンダ5(図4)の発
生する赤外線信号を受信するIR受信部4B,5Bを有
している。
【0017】図2は、EPGレシーバ6の内部の構成例
を表している。入出力(I/O)部201は、ビデオ信
号送受信部202と、AV機器制御信号送受信部203
とにより構成されている。ビデオ信号送受信部202
は、AVライン11に対して、ビデオ信号とオーディオ
信号を授受する動作を実行し、AV機器制御信号送受信
部203は、コントロールライン12に対してコントロ
ール信号を授受する処理を実行する。
【0018】書き換え可能なメモリとしてのEEPRO
M(Electrically Erasable P
rogramable Read Only Memo
ry)206を内蔵するトランスレータ205は、AV
システム1を構成する各メーカのAV機器に対して送出
するコマンドを、各メーカのAV機器において使用され
るコマンドに変換する処理を行う。必要に応じて、比較
的簡単に交換できるようになされているEEPROM2
06には、各メーカのAV機器において用いられるコマ
ンドが記憶されている。バックアップされたRAM(R
andum Access Memory)(あるいは
EEPROMでもよい)207は、AVシステム1に接
続されているAV機器が受信したEPGデータをデータ
ベースとして記憶する。コントローラ204は、これら
の各回路を適宜制御するようになされている。
【0019】図3は、衛星放送を受信するためのIRD
4の内部の構成例を示している。パラボラアンテナ61
のLNB(Low Noise Block down
converter)61aより出力されたRF信号
(ビットストリーム)は、フロントエンド20のチュー
ナ21に供給され、復調される。チューナ21の出力
は、QPSK復調回路22に供給され、QPSK復調さ
れる。QPSK復調回路22の出力は、エラー訂正回路
23に供給され、エラーが検出、訂正され、必要に応じ
て補正される。
【0020】CPU(Central Process
or Unit)、ROM(Read Only Me
mory)およびRAM等からなるICカードにより構
成されているCAM(Conditional Acc
ess Module)33には、暗号を解読するのに
必要なキーが、解読プログラムとともに格納されてい
る。衛星を介して送信される信号が暗号化されている場
合、この暗号を解読するのにキーと解読処理が必要とな
る。そこで、カードリーダインタフェース32を介して
CAM33からこのキーが読み出され、デマルチプレク
サ(トランスポートIC)24に供給される。デマルチ
プレクサ24は、このキーを利用して、暗号化された信
号を解読する。
【0021】尚、このCAM33には、暗号解読に必要
なキーと解読プログラムの他、課金情報なども格納され
ている。
【0022】デマルチプレクサ24は、フロントエンド
20のエラー訂正回路23の出力する信号の入力を受
け、これをデータバッファメモリ(SRAM:Stat
icRandom Access Memory)35
に一旦記憶させる。そして、適宜これを読み出し、解読
したビデオ信号をMPEG(Moving Pictu
re Experts Group)ビデオデコーダ2
5に供給し、解読したオーディオ信号をMPEGオーデ
ィオデコーダ26に供給する。
【0023】MPEGビデオデコーダ25は、入力され
たデジタルビデオ信号をDRAM25aに適宜記憶さ
せ、MPEG方式により圧縮されているビデオ信号のデ
コード処理を実行する。デコードされたビデオ信号は、
NTSCエンコーダ27に供給され、NTSC方式の輝
度信号(Y)、クロマ信号(C)、およびコンポジット
信号(V)に変換される。輝度信号とクロマ信号は、バ
ッファアンプ28Y,28Cを介して、それぞれSビデ
オ信号として出力される。また、コンポジット信号は、
バッファアンプ28Vを介してAVライン11のビデオ
信号線に出力される。
【0024】なお、このMPEGビデオデコーダ25と
しては、SGS−ThomsonMicroelect
ronics社のMPEG2復号化LSI(STi35
00)を用いることができる。その概略は、例えば、日
経PB社「日経エレクトロニクス」1994.3.14
(no.603)第101頁乃至110頁に、Mart
in Bolton氏により紹介されている。
【0025】また、MPEG2−Transports
treamに関しては、アスキー株式会社1994年8
月1日発行の「最新MPEG教科書」第231頁乃至2
53頁に説明がなされている。
【0026】MPEGオーディオデコーダ26は、デマ
ルチプレクサ24より供給されたデジタルオーディオ信
号をDRAM26aに適宜記憶させ、MPEG方式によ
り圧縮されているオーディオ信号のデコード処理を実行
する。デコードされたオーディオ信号は、D/A変換器
30においてD/A変換され、左チャンネルのオーディ
オ信号は、バッファアンプ31Lを介してAVライン1
1のオーディオL信号線に出力され、右チャンネルのオ
ーディオ信号は、バッファアンプ31Rを介してAVラ
イン11のオーディオ信号R信号線に出力される。
【0027】RFモジュレータ41は、NTSCエンコ
ーダ27が出力するコンポジット信号と、D/A変換器
30が出力するオーディオ信号とをRF信号に変換して
出力する。また、このRFモジュレータ41は、TVモ
ードが設定されたとき、ケーブルボックス等のAV機器
から入力されるNTSC方式のRF信号をスルーして、
VCRや他のAV機器にそのまま出力する。
【0028】この実施例の場合、これらのビデオ信号お
よびオーディオ信号が、AVライン11を介してVCR
2,3、TV受像機5、EPGレシーバ6に供給される
ことになる。
【0029】CPU29は、ROM37に記憶されてい
るプログラムに従って各種の処理を実行する。例えば、
チューナ21、QPSK復調回路22、エラー訂正回路
23などを制御する。また、AV機器制御信号送受信部
39を制御し、コントロールライン12を介して、他の
AV機器(この実施例の場合、VCR2,3、TV受像
機5、EPGレシーバ6)に所定のコントロール信号を
出力し、また、他のAV機器からのコントロール信号を
受信する。
【0030】このCPU29に対しては、フロントパネ
ル40の操作ボタンスイッチを操作して、所定の指令を
直接入力することができる。また、リモートコマンダ5
(図4)を操作すると、そのIR発信部51より赤外線
信号が出射され、この赤外線信号がIR受信部4Bによ
り受光され、受光結果がCPU29に供給される。従っ
て、リモートコマンダ5を操作することによっても、C
PU29に所定の指令を入力することができる。
【0031】また、デマルチプレクサ24は、フロント
エンド20から供給されるMPEGビデオデータとオー
ディオデータ以外に、EPGデータなどを取り込み、デ
ータバッファメモリ35のEPGエリア35Aに供給
し、記憶させる。EPG情報は現在時刻から数十時間後
までの各放送チャンネルの番組に関する情報(例えば、
番組のチャンネル、トランスポンダ番号、放送時間、タ
イトル、カテゴリ、番組に出演している俳優名等)を含
んでいる。このEPG情報は、頻繁に伝送されてくるた
め、EPGエリア35Aには常に最新のEPGを保持す
ることができる。
【0032】EEPROM38には、電源オフ後も保持
しておきたいデータ(例えばチューナ21の4週間分の
受信履歴、電源オフの直前に受信していたチャンネル番
号(ラストチャンネル))などが適宜記憶される。そし
て、例えば、電源がオンされたとき、ラストチャンネル
と同一のチャンネルを再び受信させる。ラストチャンネ
ルが記憶されていない場合においては、ROM37にデ
フォルトとして記憶されているチャンネルが受信され
る。また、CPU29は、スリープモードが設定されて
いる場合、電源オフ時であっても、フロントエンド2
0、デマルチプレクサ24、データバッファメモリ35
など、最低限の回路を動作状態とし、受信信号に含まれ
る時刻情報から現在時刻を計時し、所定の時刻に各回路
に所定の動作(いわゆるタイマ録音など)をさせる制御
なども実行する。例えば、VCR2,3と連動して、タ
イマ自動録画を実行する。
【0033】さらに、CPU29は、所定のOSD(O
n−Screen Display)データを発生した
いとき、MPEGビデオデコーダ25を制御する。MP
EGビデオデコーダ25は、この制御に対応して所定の
OSDデータを生成して、DRAM25aのOSDエリ
アに書き込み、さらに読み出して、出力する。これによ
り、所定の文字、図形などを含む電子番組ガイド、メニ
ュー、その他を、適宜、TV受像機5に出力し、表示さ
せることができる。
【0034】CPU29はまた、モデム34を制御し、
電話回線を介して他の装置と通信することができる。
【0035】図4は、IRD4を遠隔制御するリモート
コマンダ5のボタンスイッチ50の構成例を表してい
る。セレクトボタンスイッチ131は、上下左右方向の
4つの方向の他、その中間の4つの斜め方向の合計8個
の方向に操作(方向操作)することができるばかりでな
く、リモートコマンダ5の上面に対して垂直方向にも押
下操作(セレクト操作)することができるようになされ
ている。メニューボタンスイッチ134は、TV受像機
5にメニュー画面を表示させるとき操作される。イグジ
ットボタンスイッチ135は、元の通常の画面に戻る場
合などに操作される。
【0036】チャンネルアップダウンボタンスイッチ1
33は、受信する放送チャンネルの番号を、アップまた
はダウンするとき操作される。ボリウムボタンスイッチ
132は、ボリウムをアップまたはダウンさせるとき操
作される。
【0037】0乃至9の数字が表示されている数字ボタ
ン(テンキー)スイッチ138は、表示されている数字
を入力するとき操作される。エンタボタンスイッチ13
7は、数字ボタンスイッチ138の操作が完了したと
き、数字入力終了の意味で、それに続いて操作される。
チャンネルを切り換えたとき、新たなチャンネルの番
号、コールサイン(名称)、ロゴ、メイルアイコンから
なるバーナ(banner)が、3秒間表示される。こ
のバーナには、上述したものからなる簡単な構成のもの
と、これらの他に、さらに、プログラム(番組)の名
称、放送開始時刻、現在時刻なども含む、より詳細な構
成のものの2種類があり、ディスプレイボタン136
は、この表示されるバーナの種類を切り換えるとき操作
される。
【0038】テレビ/ビデオ切換ボタンスイッチ139
は、TV受像機5の入力を、そこに内蔵されているチュ
ーナ222(図5)またはビデオ入力端子からの入力
(VCR2,3などからの入力)に切り換えるとき操作
される。テレビ/DSS切換ボタンスイッチ140は、
地上波(VHF)を受信するテレビモードまたは衛星放
送を受信するDSSモードを選択するとき操作される。
数字ボタンスイッチ138を操作してチャンネルを切り
換えると、切り換え前のチャンネルが記憶され、ジャン
プボタンスイッチ141は、この切り換え前の元のチャ
ンネルに戻るとき操作される。
【0039】ランゲージボタン142は、2カ国語以上
の言語により放送が行われている場合において、所定の
言語を選択するとき操作される。ガイドボタンスイッチ
143は、メニューを介さずに、直接、電子番組ガイド
をTV受像機5に表示させるとき操作される。
【0040】ケーブルボタンスイッチ145、テレビス
イッチ146およびDSSボタンスイッチ147はファ
ンクション切り換え用、すなわち、リモートコマンダ5
から出射される赤外線信号のコードの機器カテゴリを切
り換えるためのボタンスイッチである。ケーブルボタン
スイッチ145は、ケーブルを介して伝送される信号を
ケーブルボックス(図示せず)で受信し、これをTV受
像機5に表示させるとき操作され、これにより、ケーブ
ルボックスに割り当てられた機器カテゴリのコードが赤
外線信号として出射される。
【0041】同様に、テレビボタンスイッチ146は、
TV受像機5に内蔵されているチューナにより受信した
信号を表示させるとき操作される。DSSボタンスイッ
チ147は、衛星を介して受信した信号をIRD4で受
信し、TV受像機5に表示させるとき操作される。LE
D148,149,150は、それぞれケーブルボタン
スイッチ145、テレビボタンスイッチ146またはD
SSボタンスイッチ147がオンされたとき点灯され
る。これにより、各種ボタンが押されたときに、どのカ
テゴリの機器に対して、コードが送信されたのかが示さ
れる。
【0042】ケーブル電源ボタンスイッチ151、テレ
ビ電源ボタンスイッチ152、DSS電源ボタンスイッ
チ153がそれぞれ操作されたとき、ケーブルボック
ス、TV受像機5、またはIRD4の電源がオンまたは
オフされる。
【0043】ミューティングボタンスイッチ154は、
TV受像機5のミューティング状態を設定または解除す
るとき操作される。スリープボタンスイッチ155は、
所定の時刻になったとき、または所定の時間が経過した
とき、自動的に電源をオフするスリープモードを設定ま
たは解除するとき操作される。
【0044】図5は、TV受像機5の内部の構成例を表
している。チューナ222は、VHF用アンテナ221
で受信した信号を復調し、復調信号を合成回路を228
を介してCRT229に出力し、表示させる。また、V
BIデータスライサ223は、チューナ222の出力か
らVBIデータを抽出し、その抽出結果をデコーダ22
4に出力する。デコーダ224は、VBIデータスライ
サ223の出力するVBIデータをデコードし、EPG
データを生成して、バックアップされたRAM(または
EEPROM)225に記憶させる。
【0045】コントローラ226は、RAM225に記
憶されているEPGデータを元に、発生回路227を制
御し、OSDデータ(表示データ)を発生させ、合成回
路228を介して、CRT229に出力し、表示させ
る。
【0046】ビデオ信号送受信部230は、AVライン
11に対して、ビデオ信号とオーディオ信号を授受する
処理を実行し、AV機器制御信号送受信部231は、コ
ントロールライン12に対してコントロール信号を授受
する処理を実行する。IR受信部5Bは、リモートコマ
ンダ5からの赤外線信号を受信し、受信検知信号をコン
トローラ226に出力する。
【0047】図6は、EPGレシーバ6を遠隔制御する
リモートコマンダ241の構成例を表している。EPG
ボタンスイッチ243は、TV受像機5に統合された電
子番組ガイドを表示させるとき操作される。機器ボタン
スイッチ244は、統合したい電子番組ガイドを指定す
るとき操作される。例えば、この実施例においては、I
RD4とTV受像機5が、EPGを受信する機能を有し
ているが、このうちの任意の機器、例えばTV受像機5
の電子番組ガイドを表示させたいとき、この機器ボタン
スイッチ244が操作され、それに続いて、このAVシ
ステム1において、TV受像機5に割り当てられた番号
に対応する数字を、数字ボタンスイッチ245を操作す
ることで入力する。
【0048】また、チャンネル(CH)、番組、または
番組のカテゴリを指定したいとき、チャンネルボタンス
イッチ246、番組ボタンスイッチ247、またはカテ
ゴリボタンスイッチ248に続き、数字ボタンスイッチ
245が操作される。セレクトボタンスイッチ249
は、図4のリモートコマンダ5のセレクトボタンスイッ
チ131と同様に、方向操作とセレクト操作が行われ
る。
【0049】いずれかのボタンスイッチが操作されたと
き、その操作されたボタンスイッチに対応する赤外線信
号がIR発信部242より出射され、EPGレシーバ6
のIR受信部6Bにより受信されるようになされてい
る。
【0050】EPGレシーバ6のコントローラ204
は、その電源がオンされている状態において、図7のフ
ローチャートに示すEPGデータ記憶処理を実行する。
最初にステップS21において、コントローラ204
は、AVシステム1に接続されているAV機器の中か
ら、EPGデータを受信する受信機器を選択する。例え
ば、最初にIRD4を選択する。次に、ステップS22
に進み、コントローラ204は、ステップS21で選択
した受信機器に対して、EPGデータの受信を要求す
る。いまの場合、コントローラ204は、AV機器制御
信号送受信部203およびコントロールライン12を介
して、IRD4にEPGデータの受信を要求する。
【0051】IRD4は、AV機器制御信号送受信部3
9を介して、このコマンドを受け取る。EPGレシーバ
6とIRD4の製造メーカは、必ずしも同一であるとは
限らない。通常、メーカが異なると、各AV機器は制御
するコマンドも異なるものとなる。そこで、コントロー
ラ204は、IRD4に対してEPGデータの受信を要
求するコマンドを発生したとき、このコマンドをトラン
スレータ205に供給し、IRD4のメーカにおいて用
いられているコマンドに変換させる。トランスレータ2
05は、各メーカに対応するコマンドに変換できるよう
に、各メーカのシステムにおいて用いられるコマンド
を、EEPROM206に記憶している。トランスレー
タ205は、このEEPROM206の記憶データに従
って、コマンドをIRD4のメーカのコマンドに変換す
る。
【0052】なお、AVシステム1に、各AV機器を接
続したとき、コントローラ204は、コントロールライ
ン12を介して、各AV機器に対して、メーカ名を問い
合わせ、そのメーカ名をRAM207に記憶している。
そこで、このRAM207に記憶されているメーカのシ
ステムで用いられているコマンドを、トランスレータ2
05に発生させる。
【0053】従って、IRD4のCPU29は、AV機
器制御信号送受信部39を介して、このコマンドを適正
なコマンドとして受け取ることができる。そして、この
コマンドを受け取ったとき、CPU29は、デマルチプ
レクサ24を制御し、データバッファメモリ35のEP
Gエリア35Aに記憶されているEPGデータを読み出
させる。上述したように、EPGエリア35Aには、常
に最新のEPGデータが更新され、記憶されている。
【0054】CPU29は、このEPGデータを読み出
すと、AV機器制御信号送受信部39、コントロールラ
イン12を介して、EPGレシーバ6に出力する。
【0055】EPGレシーバ6のコントローラ204
は、AV機器制御信号送受信部203を介して、このE
PGデータを受け取ることになる。
【0056】そして、ステップS23において、使用者
がリモートコマンダ241を操作してEPGデータを記
憶する条件を指定しているか否かを判定する。記憶すべ
き条件が特に指定されていない場合においては、ステッ
プS25に進み、予めデフォルトとして規定されている
条件で、EPGデータをRAM207に記憶させる。こ
の場合、基本的に、全てのチャンネルの番組の、その番
組を選択する上において必要な最低限の情報(例えば放
送チャンネル、トランスポンダ名、番組名、放送時刻)
を記憶させる。
【0057】一方、ステップS23において記憶すべき
条件が指定されていると判定された場合、ステップS2
4に進み、その指定された条件で、EPGデータがRA
M207に記憶される。
【0058】例えば、使用者がリモートコマンダ241
を操作して、統合すべきEPG(RAM207に記憶す
べきEPG)として、所定のチャンネルを指定すること
ができる。このチャンネルの指定は、リモートコマンダ
241のチャンネルボタンスイッチ246と、数字ボタ
ンスイッチ245を操作することで行われる。また、所
定のカテゴリに属する番組のEPGデータだけを、RA
M207に記憶させたい場合においては、そのカテゴリ
を、カテゴリボタンスイッチ248と数字ボタンスイッ
チ245を操作することで指定する。さらに、所定の番
組のEPGデータをRAM207に記憶させたい場合に
おいては、番組ボタンスイッチ247と数字ボタンスイ
ッチ245を操作して、その番組を特定する番号が入力
される。
【0059】このような、記憶すべき条件が入力されて
いる場合においては、コントローラ204は、指定され
た条件に従ったEPGデータをRAM207に記憶させ
る。
【0060】次に、ステップS21に戻り、他の受信機
器が選択される。例えば、TV受像機5が受信機器とし
て選択される。そして、ステップS22において、コン
トローラ204は、TV受像機5に対して、EPGデー
タの受信を要求する。この要求コマンドも、RAM20
7に予め記憶されているTV受像機5のメーカに対応す
るコマンドにトランスレータ205で変換される。そし
て、この変換されたコマンドが、コントロールライン1
2を介して、TV受像機5のAV機器制御信号送受信部
231に入力される。
【0061】TV受像機5のコントローラ226は、A
V機器制御信号送受信部231より、このコマンドの入
力を受けたとき、RAM225に記憶されているEPG
データを読み出す。RAM225にEPGデータが記憶
されていない場合においては、チューナ222を制御
し、EPGデータを受信させ、RAM225に記憶させ
る。そして、記憶されたEPGデータを読み出し、AV
機器制御信号送受信部231、コントロールライン12
を介して、EPGレシーバ6に出力する。
【0062】EPGレシーバ6のコントローラ204
は、このEPGデータをAV機器制御信号送受信部20
3を介して受信したとき、上述した場合と同様に、ステ
ップS23において、記憶条件が指定されていると判定
された場合においては、ステップS24に進み、指定さ
れた条件でRAM207に、そのEPGデータを記憶さ
せる。また、特に記憶する条件が指定されていない場合
においてはステップS25に進み、デフォルトとして規
定されている条件でEPGデータをRAM207に記憶
させる。
【0063】以上のようにして、RAM207にAVシ
ステム1に接続されている、各AV機器に対して、EP
Gデータの受信が要求され、その要求に従って受信され
た(あるいは、予め記憶されている)EPGデータが、
RAM207にまとめて記憶される。
【0064】なお、この図7のフローチャートに示す処
理においては、IRD4とTV受像機5において受信さ
れたEPGデータは、基本的に、それぞれのフォーマッ
トのままで、RAM207に記憶される。従って、例え
ば実質的に同一の番組がIRD4とTV受像機5におい
て、異なる時刻、あるいは同一の時刻において放送され
る場合であっても、それぞれのEPGデータが、基本的
に全てRAM207に記憶される。その結果、後述する
図8のフローチャートに示す処理のように、データを統
一されたフォーマットに統合して記憶する場合に較べ
て、RAM207の容量が多く必要となる。ただし、こ
のようにしたとしても、後述する図10のフローチャー
トに示すように、表示の段階でフォーマットを統一する
ことで、操作性を改善することができる。
【0065】図8は、EPGデータを記憶する、他の処
理例を表している。この実施例においては、ステップS
31において、EPGレシーバ6のコントローラ204
により、EPGデータを受信する受信機器が選択され
る。上述したように、例えばIRD4が選択指定され
る。次にステップS32に進み、コントローラ204
は、ステップS31で選択指定されたIRD4に対し
て、EPGデータの受信を要求する。IRD4は、この
要求を受けたとき、この要求に従ってEPGデータを読
み出し、EPGレシーバ6に出力する。以上の処理は、
図7のステップS21,S22における処理と同様の処
理である。
【0066】次に、ステップS33に進み、コントロー
ラ204は、受信したIRD4のEPGデータを所定の
フォーマット(統合フォーマット)のデータに変換す
る。そして、ステップS34に進み、ステップS33で
変換したデータをRAM207に記憶する。
【0067】さらにステップS31に戻り、次のAV機
器、例えばTV受像機5を選択する。そして、ステップ
S32においてTV受像機5に対してEPGデータの受
信を要求する。TV受像機5は、この要求に従ってEP
Gデータを受信し、これをEPGレシーバ6に出力す
る。
【0068】EPGレシーバ6のコントローラ204
は、ステップS33において、受信したEPGデータを
統合フォーマットのデータに変換する。そしてステップ
S34に進み、変換したデータをRAM207に記憶す
る。
【0069】以上のようにして、AVシステム1に接続
されているAV機器のEPGデータが統合フォーマット
の状態で、RAM207に記憶される。
【0070】すなわち、図7と図8に示すいずれの記憶
処理の場合も、AVシステム1に接続されているAV機
器が受信するEPGデータをデータベース化して、RA
M207に記憶させるのであるが、図8に示す実施例の
場合、統合フォーマットに変換した状態で各AV機器の
EPGデータが記憶される。従って、例えばIRD4と
TV受像機5において、実質的に同一の内容の番組(同
一の番組名を有する番組)が、同一の時刻、あるいは異
なる時刻において、放送されるものとして、EPGデー
タに登録されている場合、共通の情報は1つだけ記憶
し、放送時間帯、放送地域などの異なる情報だけを付加
的に記憶するようにする。これにより、RAM207の
容量を少なくすることが可能となる。
【0071】同一の番組であるか否かは、その番組の番
組名(タイトル)の先頭の、例えば10文字が一致する
か否かから判定することができる。あるいは、VBI方
式やデジタル衛星方式のEPGシステムで各番組に統一
した固有のIDが付加されているときは、IDを比較す
ることで判定することができる。
【0072】あるいは、放送チャンネル名が一致してい
るか否かから判定することもできる。この場合、スポー
ツ中継等、同じ放送チャンネル名であっても、各地域
(サービスエリア)毎に異なる番組(例えば、異なる野
球試合の中継)が放送される可能性があるため、放送チ
ャンネル名の一致判定の後、番組名の一致を判定し、異
なる番組が存在する場合は、情報として保存しておく処
理が必要となる。
【0073】さらにまた、このように、フォーマットを
統一化することで、所定の番組を検索することが容易と
なる。すなわち、このAVシステム1で受信可能な番組
のEPGデータは1つの統一されたデータベースとされ
るので、このデータベースで1回検索行うだけで、この
AVシステム1で受信可能な番組であるか否かを迅速に
知ることができる。
【0074】また、使用者が一度見た番組のEPGデー
タは、使用者の要求があれば抹消するようにすれば、R
AM207の記憶領域を、より効率的に利用することが
可能となる。このとき、番組名は、消去せずに残してお
き、使用者が一度見た番組として、その履歴をRAM2
07に記憶させるようにすることもできる。このように
すれば、一度見た番組を検索することも可能になる。
【0075】以上のようにして、EPGレシーバ6のR
AM207には、常に最新のEPGデータが統合して、
データベース化されて記憶される。
【0076】このようにEPGレシーバ6のRAM20
7には、異なるシステムの電子番組ガイドがデータベー
ス化されて記憶されるのであるが、各システムの電子番
組ガイドは基本的に異なっている。
【0077】例えば、衛星放送を介して伝送される番組
を受信するには、チャンネルだけでなくトランスポンダ
の番号も必要となる。これに対して、地上波を介して伝
送される番組を選択するには、チャンネル番号だけが必
要となり、トランスポンダの番号は不要である。従っ
て、IRD4で受信するEPGデータにはトランスポン
ダの番号が含まれているが、TV受像機5で受信するE
PGデータには、トランスポンダ番号は含まれていな
い。
【0078】また、TV受像機5で受信する番組のEP
Gデータには、その番組をVCR2,3などで予約録画
する場合に必要なコードが含まれているが、衛星放送の
電子番組ガイドには、これらのコードが含まれていな
い。
【0079】このような違いは、統合後のEPGデータ
においてもそのまま保持される。
【0080】次に、図9のフローチャートを参照して、
所望の番組を選択する場合の処理について説明する。こ
の処理は、リモートコマンダ241のEPGボタンスイ
ッチ243を操作したとき、その処理が開始される。
【0081】最初にステップS51において、電子番組
ガイドを表示する処理が実行される。この表示処理は、
RAM207に対する記憶処理が、図7のフローチャー
トに示すように行われている場合においては、図10の
フローチャートに示すように行われ、記憶処理が図8の
フローチャートに示すように行われている場合において
は、図11のフローチャートに示すように行われる。
【0082】すなわち、RAM207への記憶処理が、
図7のフローチャートに示すように、基本的にEPGデ
ータを統一フォーマットに統合しない状態で行われる場
合においては、図10に示すように、最初にステップS
71において、RAM207に記憶されているEPGデ
ータが読み出され、この読み出されたデータが、ステッ
プS72において統合フォーマットのデータに変換され
る。そして、ステップS73において、統合フォーマッ
トデータに変換されたEPGデータを表示する処理が実
行される。
【0083】具体的には、コントローラ204は、RA
M207に記憶されているIRD4のEPGデータと、
TV受像機5のEPGデータとを、表示上統合されたフ
ォーマットのデータに変換し、そのデータをAV機器制
御信号送受信部203とコントロールライン12を介し
てTV受像機5に出力する。
【0084】TV受像機5のコントローラ226は、こ
のEPGデータをAV機器制御信号送受信部231を介
して受信したとき、発生回路227を制御し、このEP
Gデータに対応する表示データ(OSDデータ)を発生
させる。このOSDデータは、合成回路228を介して
CRT229に出力され表示される。
【0085】これにより、RAM207上においては統
合されていないが、少なくとも表示状態においては、異
なるAV機器(システム)のEPGデータが統合された
フォーマットでTV受像機5のCRT229に表示され
る。従って、使用者は、異なるAV機器における番組選
択を同様の操作感覚で選択することが可能となる。
【0086】なお、この電子番組ガイド表示時に、表示
するEPGデータの条件をさらに設定できるようにして
もよい。
【0087】一方、RAM207への記憶処理が、図8
のフローチャートに示すように行われた場合、RAM2
07には、既に統合されたフォーマットの状態で、EP
Gデータが記憶されている。この場合の、図9のステッ
プS51のEPGデータの表示処理は、図11に示すよ
うに行われる。
【0088】すなわち、最初にステップS81におい
て、使用者は、RAM207に記憶されているEPGデ
ータのうち、表示するEPGデータを指定する。この指
定は、図7のステップS23における記録条件指定処理
に対応する。すなわち、図7の実施例においては、予め
条件を設定し、その条件に対応するEPGデータをRA
M207に記憶させるようにしたのであるが、この実施
例においては、基本的に全てのデータをRAM207に
記憶させ、その中から所定の条件を指定し、その条件を
満足するEPGデータを読み出すようにしている。これ
により例えば、所定のカテゴリのEPGデータを指定し
たり、所定の番組番号を有す得る番組のEPGデータを
表示させるようにすることができる。あるいはまた、E
PGデータに、各番組に出演している俳優も登録されて
いる場合においては、その俳優を指定して、その俳優が
出演している番組のEPGデータを読み出すようにする
こともできる。
【0089】ステップS81でこのような指定が行われ
ると、ステップS82において指定されたデータがRA
M207から読み出され、ステップS83において、そ
の読み出されたデータを表示する処理が実行される。
【0090】すなわち、コントローラ204は、指定さ
れた条件に対応するEPGデータをRAM207に記憶
されているデータベースから検索し、その検索の結果得
られたデータを読み出し、TV受像機5用のODSデー
タ発生コマンドを付加して出力する。
【0091】TV受像機5のコントローラ226は、上
述した場合と同様にして、この入力されたデータに対応
するOSDデータを発生回路227に発生させ、CRT
229に表示させる。
【0092】図12は、このようにして、CRT229
に表示された電子番組ガイドの表示例を表している。図
13(IRD4で受信した電子番組ガイド)、図14
(TV受像機5で受信した電子番組ガイド)、および、
図12の電子番組ガイドを比較して明らかなように、図
12に示す表示例においては、図13と図14に示す電
子番組ガイドが統合された状態で表示されている。
【0093】なお、RAM207の容量が不足する場合
においては、例えば図15に示すように、EPGデータ
のうち1部を削除して表示するようにすることができ
る。
【0094】以上のようにして、図9のステップS51
の電子番組ガイドの表示処理が行われると、次にステッ
プS52に進み、リモートコマンダ241のセレクトボ
タンスイッチ249の方向操作が行われたか否かが判定
される。方向操作が行われたと判定された場合、ステッ
プS53に進み、操作された方向にカーソルを移動する
処理が実行される。
【0095】すなわち、リモートコマンダ241のセレ
クトボタンスイッチ249を上下左右に方向操作する。
すると、この方向操作に対応する赤外線信号が、IR発
信部242より出射され、EPGレシーバ6のIR受信
部6Bで受信される。EPGレシーバ6のコントローラ
204は、IR受信部6Bを介して方向操作信号を受信
したとき、トランスレータ205に、TV受像機5用の
カーソル移動コマンドを発生させる。このコマンドはコ
ントロールライン12を介してTV受像機5に伝送され
る。
【0096】TV受像機5のコントローラ226は、こ
のコマンドの入力を受けたとき、発生回路227を制御
し、CRT229の電子番組ガイドに表示されているカ
ーソル(図12)を操作方向に対応して移動させる。こ
の電子番組ガイドには、横軸に時刻が、縦軸にチャンネ
ルが表示され、各チャンネルの放送時刻の位置に、その
番組名が表示されている。カーソルをその番組名上に移
動させることで、番組を選択する。
【0097】次に、ステップS54に進み、セレクトボ
タンスイッチ249がセレクト操作(押圧操作)された
か否かが判定される。セレクト操作されていなければ、
ステップS52に戻り、方向操作に対応する処理に戻
る。使用者は、カーソルを所定の番組上に移動させた
後、その番組の選択を確定するとき、セレクトボタンス
イッチ249を押圧し、セレクト操作を行う。ステップ
S54において、このセレクト操作が行われたと判定さ
れた場合、ステップS55に進み、コントローラ204
は、そのときカーソルの位置する番組を選択するコマン
ドコードを発生する処理を実行する。
【0098】すなわち、TV受像機5のコントローラ2
26は、コントロールライン12を介してセレクト操作
を検知したとき、AV機器制御信号送受信部231を制
御し、そのときカーソルが位置する位置情報を、コント
ロールライン12を介して、EPGレシーバ6に出力す
る。
【0099】EPGレシーバ6のコントローラ204
は、AV機器制御信号送受信部203を介して、この位
置情報の入力を受けたとき、その位置に対応する番組を
判定する。コントローラ204は、TV受像機5に表示
されている電子番組ガイドを自ら発生しているので、そ
の位置情報から、そこに表示されている番組を知ること
ができる。
【0100】そして、コントローラ204は、その番組
を受信するAV機器に対して、その受信を要求するコマ
ンドを発生する。例えば、選択されたのが、IRD4に
より受信される番組(すなわち、衛星を介して放送され
る番組)である場合においては、IRD4に対して、そ
の受信を要求するコマンドを発生し、TV受像機5によ
り受信される番組(すなわち、地上波により放送される
番組)である場合においては、TV受像機5に対して、
その受信を要求するコマンドを発生する。
【0101】次に、ステップS56に進み、コントロー
ラ204は、発生したコマンドをトランスレータ205
に送り、送出先のAV機器(いまの場合、IRD4また
はTV受像機5)のメーカに対応するコマンドコードに
変換させる。そして、そのAV機器のメーカに対応する
コマンドコードが、ステップS57において、コントロ
ールライン12を介して、そのAV機器(IRD4また
はTV受像機5)に送出される。
【0102】このコマンド変換処理は、ステップS56
において特に代表的に示されているが、上述の説明で明
らかなように、EPGデータ記憶処理、カーソル移動処
理などにおいても適宜行われている。
【0103】IRD4は、AV機器制御信号送受信部3
9を介して、この受信要求信号の入力を受けたとき、フ
ロントエンド20を制御し、指定された番組の受信を指
令する。その結果、指令に対応する番組が受信され、そ
の映像信号がAVライン11を介して、TV受像機5に
伝送される。
【0104】TV受像機5は、ビデオ信号送受信部23
0を介して、この映像信号の入力を受けたとき、これを
合成回路228を介して、CRT229に出力し、表示
させる。
【0105】一方、TV受像機5のコントローラ226
は、受信要求信号をAV機器制御信号送受信部231を
介して受信したとき、チューナ222を制御し、指定さ
れた番組の受信を指令する。その結果、チューナ222
により受信された映像信号が、合成回路228を介し
て、CRT229に出力され、表示される。
【0106】受信要求のコマンドの入力を受けたAV機
器(IRD4またはTV受像機5)は、指定されたチャ
ンネルの番組を受信したとき、受信が完了したことを表
すステータス信号を、コントロールライン12を介し
て、EPGレシーバ6に出力する。
【0107】EPGレシーバ6のコントローラ204
は、ステップS58で、このステータス信号の入力を受
け、指定された番組の受信処理が完了したことを検知し
たとき、処理を終了する。何らかの理由で、指定した番
組の受信が完了できなかった場合においては、このステ
ータス信号の入力を受けることができない。そこで、こ
の場合においては、ステップS59に進み、エラー処理
を実行する。例えば、コントローラ204は、エラーメ
ッセージを発生し、コントロールライン12を介して、
TV受像機5に出力し、それを表示させる。
【0108】以上の実施例においては、EPGレシーバ
6に専用のリモートコマンダ241を介して各種の指令
を入力するようにしたが、例えば図16に示すように、
EPGレシーバ6にLCDパネル261と透明のタッチ
パネル262を設け、LCDパネル261に各種の表示
を行わせ、タッチパネル262を指などで操作させ、各
種の入力を行うことができるようにすることもできる。
この場合においては、LCDパネル261に統合された
電子番組ガイドを表示させ、タッチパネル262を操作
することで、所定の番組を選択させることができる。
【0109】なお、以上の実施例においては、所定の番
組を選択する動作について説明したが、選択した番組を
VCR2,3などに予約録画させるようにすることも勿
論可能である。
【0110】上記実施例においては、EPGレシーバ6
を遠隔制御する専用のリモートコマンダ241を設ける
ようにしたが、他のAV機器、例えばIRD4(および
TV受像機5)を遠隔制御するリモートコマンダ5を用
いて、EPGレシーバ6を制御するようにすることも可
能である。この場合、リモートコマンダ5の各種のボタ
ンスイッチを操作すると、その操作に対応する赤外線信
号が、IR発信部51から発生される。
【0111】IRD4のCPU29は、IR受信部4B
を介して、このIR信号による制御信号の入力を受ける
と、その制御信号に対応するコマンドをリモートコント
ロールライン12を介して、EPGレシーバ6に出力す
る。EPGレシーバ6のコントローラ204は、このコ
マンドをAV機器制御信号送受信部203を介して受け
取ると、対応する処理を実行する。
【0112】この場合、EPGレシーバ6を、図2に示
すように構成すれば、そのRAM207に、上述した場
合と同様にして、統合したEPGデータを記憶させるこ
とができる。
【0113】なお、リモートコマンダ5の出射する赤外
線信号をEPGレシーバ6のIR受信部6Bで直接受信
して、各種の動作を実行させるようにすることもでき
る。
【0114】上記実施例においては、IRD4の受信す
る番組のEPGデータと、TV受像機5の受信する番組
のIRDデータとを、それぞれ両者とは異なる第3の統
合フォーマットに統合するようにしたが、TV受像機5
の番組のEPGフォーマットを、IRD4の番組のEP
Gフォーマットに変換することで統合したり、あるいは
逆に、IRD4のEPGデータをTV受像機5のEPG
フォーマットに変換して統合するようにすることもでき
る。
【0115】例えば、EPGレシーバ6をIRD4のリ
モートコマンダ5により制御するようにする場合におい
ては、TV受像機5のEPGデータを、IRD4のEP
Gデータのフォーマットに変換して統合するようにする
ことができる。そして、この統合したEPGデータを、
EPGレシーバ6のRAM207に記憶するようにする
こともできるが、IRD4のEPGエリア35Aに記憶
させるようにすることもできる。この場合においては、
図17に示すように、EPGレシーバ6には、RAM2
07が不要となる。
【0116】このように、TV受像機5のEPGデータ
を、IRD4のEPGデータのフォーマットに変換して
統合した場合における電子番組ガイドの表示例を、図1
8に示す。この表示例においても、図12に示す表示例
における場合と同様に、異なる受信システムの電子番組
ガイドを共通の電子番組ガイドとして利用することがで
きる。そして、この実施例の場合、新たな第3のフォー
マットとされるわけではないので、常にIRD4の電子
番組ガイドを操作する感覚で、番組選択などの操作を行
うことが可能となる。
【0117】上記実施例においては、リモートコマンダ
241によりEPGレシーバ6だけを遠隔制御するよう
にしたが、例えば、図19に示すように、EPGレシー
バ6を制御線13でリモートコマンダ241と接続し、
EPGレシーバ6の発生する赤外線信号で他のAV機器
を直接制御するようにすることもできる。この場合、T
V受像機5のIR受信部5B、IRD4のIR受信部4
Bなどと同様に、VCR2,3にIR受信部2B,3B
を設ける。そして、EPGレシーバ6から他のAV機器
にコマンドを出力するとき、制御線13を介してリモー
トコマンダ241を制御し、赤外線信号により各AV機
器にコマンドを出力させるようにする。
【0118】この場合、EPGレシーバ6には、例えば
図20に示すように、IR制御部271を設ける。そし
て、トランスレータ205は、他のAV機器にコマンド
を送出するとき、必要となるものであるため、EPGレ
シーバ6には設けずに、図21に示すように、リモート
コマンダ241に内蔵させるようにする。
【0119】コントローラ204は、他のAV機器にコ
マンドを出力するとき、IR制御部271を制御し、制
御線13を介してリモートコマンダ241に信号を送
る。リモートコマンダ241は、コマンドの入力を受け
たとき、トランスレータ205で各AV機器に対応する
コマンドに変換して、赤外線信号を発生する。
【0120】ただし、IRD2やTV受像機5より、E
PGデータの伝送を受ける必要があるため、EPGレシ
ーバ6を少なくともコントロールライン12で他のAV
機器と接続しておく必要がある。
【0121】なお、図22に模式的に示すように、TV
受像機5の受信するEPGデータを地上波を受信するア
ンテナ221で受信したり、IRD4が受信する衛星3
01を介して伝送される電波をアンテナ61で受信する
ことで受信する他、例えば、ページャ304、ケーブル
306、無線電話機305などを介して、その他のEP
Gデータを受信し、これを統合するようにすることも可
能である。
【0122】また、図23に示すように、EPGレシー
バが複数台(EPGレシーバ6−1とEPGレシーバ6
−2)存在する場合、さらに、これを結合して、1つの
統合されたEPG(結合EPG)を生成し、これをEP
Gレシーバ6−1または6−2の一方に記憶させるか、
他の装置に記憶させるようにすることができる。
【0123】また、図24に示すように、複数のEPG
レシーバが存在するとき、より優れた表示機能を有する
(より優れたOSD機能を有する)EPGレシーバを用
いて、具体的な表示を行わせるようにすることもでき
る。
【0124】例えば、図24の実施例においては、アン
テナ221で地上波を受信し、そのEPGデータを受信
するEPGレシーバ6−2より、アンテナ61を介して
衛星から放送されてくる電波を受信して、そのEPGデ
ータを受信するレシーバ6−1の方が、より高度の表示
機能を有している。この場合、EPGレシーバ6−2と
EPGレシーバ6−1で受信されたEPGデータに基づ
いて統合されたデータベース351を生成するが、受像
機5にこのデータベース351に統合されたEPGデー
タに対応する表示を行わせるとき、その制御は、EPG
レシーバ6−2ではなく、EPGレシーバ6−1を用い
て行うようにする。これにより、表示機能の劣るEPG
レシーバ6−2のEPGデータも、より高度の表示機能
を実質的に有するものとなる。
【0125】以上の実施例においては、各家庭において
異なるシステムのEPGデータを統合するようにした
が、図25に示すように、所定の中継基地局321にお
いて、アンテナ322乃至324、ケーブル325など
を介して、各種の独立したEPGデータを受信し、これ
を統合するようにすることができる。そして、中継基地
局321は、例えば、電話線330を介して、各家庭か
ら特定の統合されたEPGデータの提供の依頼を受け、
依頼を受けた統合されたEPGデータを、アンテナ32
6,327,328、あるいはケーブル329を介し
て、各家庭に伝送するようにすることができる。
【0126】この場合、中継基地局321が、そのサー
ビスエリア(地域)内のEPGデータだけを抽出するこ
とができるようにするため、郵便番号(ZIPコード)
などのポスタルコード(郵便物を配送する地域を特定す
るための郵便物配布地域情報)をEPGデータに含めて
伝送するようにすることができる。受信側では、サービ
スエリア内のポスタルコードを指定し、サービスエリア
内のポスタルコードを有するEPGデータのみを抽出す
る。そして、抽出したEPGデータだけを統合する。
【0127】また、例えば、米国においては、衛星を介
して伝送されてくるEPGデータの番組の放送時刻に
は、夏時間補正(Daylight Savings
Time Correction)の為のオフセット情
報が含まれている。さらに米国においては、PST(P
acific Standard Time)、MSD
(Mountain Standard Time)、
CST(CentralStandard Tim
e)、EST(East Standard Tim
e)の4つの標準時があるので、各地域で用いられるE
PGの放送時刻は4つの標準時の内の視聴者の地域に応
じた何れかの標準時で表示しなければならず、その為に
タイムゾーン補正を施す必要がある。そして各標準時
は、グリニッジ標準時からのオフセット値で表されてい
る。中継基地局321は、そのサービスエリアに応じ
て、このオフセット値の補正を行い、さらに、衛星を介
して伝送されてくるオフセット情報に基づいて夏時間補
正を行い、これにより統合したEPGデータとすること
ができる。
【0128】なお、EPGレシーバ6に、AVシステム
1のすべてのEPGデータを受信する専用の受信回路を
内蔵させることもできる。
【0129】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の電子番組
ガイドデータ処理方法によれば、第1のシステムの第1
の電子番組ガイドデータと、第1のシステムと異なる第
2のシステムの第2の電子番組ガイドデータが受信、記
され、記憶した第1の電子番組ガイドデータおよび第
2の電子番組ガイドデータが読み出し時に統合されるよ
うにしたので、迅速かつ確実に、所望の番組を選択する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子番組ガイドシステムを適用するA
Vシステムの構成例を示す図である。
【図2】図1のEPGレシーバ6の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1のIRD4の構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】図3のIRD4を遠隔制御するリモートコマン
ダの構成例を示す図である。
【図5】図1のTV受像機5の構成例を示すブロック図
である。
【図6】図1のリモートコマンダ241のボタンスイッ
チを説明する図である。
【図7】図2のEPGレシーバ6のデータ記憶の動作を
説明するフローチャートである。
【図8】図2のEPGレシーバ6の他のデータ記憶の動
作を説明するフローチャートである。
【図9】図2のEPGレシーバ6の番組選択の動作を説
明するフローチャートである。
【図10】図9のステップS51の電子番組ガイド表示
の処理例を示すフローチャートである。
【図11】図9のステップS51の電子番組ガイド表示
の他の処理例を示すフローチャートである。
【図12】図9のステップS51における表示例を示す
図である。
【図13】図1のIRD4のEPGデータの表示例を示
す図である。
【図14】図1のTV受像機5のEPGデータの表示例
を示す図である。
【図15】図9のステップS51における他の表示例を
示す図である。
【図16】図1のEPGレシーバ6の他の構成例を示す
ブロック図である。
【図17】図1のEPGレシーバ6のさらに他の構成例
を示すブロック図である。
【図18】図9のステップS51のさらに他の表示例を
示す図である。
【図19】本発明の電子番組ガイドシステムを適用した
他のAVシステムの構成例を示す図である。
【図20】図19のEPGレシーバ6の構成例を示すブ
ロック図である。
【図21】図19のリモートコマンダ241の構成例を
示す図である。
【図22】複数のEPGレシーバが存在する場合におけ
る表示の制御を説明する図である。
【図23】複数のEPGレシーバのEPGデータの統合
を説明する図である。
【図24】複数のEPGレシーバが存在する場合におけ
る表示動作を説明する図である。
【図25】中継基地局を介してEPGデータを統合する
例を説明する図である。
【符号の説明】
1 AVシステム 2,3 VCR 4 IRD 5 テレビジョン受像機 6 EPGレシーバ 11 AVライン 12 コントロールライン 202 ビデオ信号送受信部 203 AV機器制御信号送受信部 205 トランスレータ 206 EEPROM 207 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 9/00 301 (56)参考文献 特開 平5−83688(JP,A) 特開 平8−314979(JP,A) 国際公開94/14284(WO,A1) 国際公開94/29811(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/025 - 7/088 H04N 5/38 - 5/46 H04Q 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のシステムの第1の装置を選択する
    第1の選択ステップと、 前記第1の選択ステップの処理により選択された前記第
    1の装置に対して、前記第1のシステムの第1の電子番
    組ガイドデータの受信を要求する第1の要求ステップ
    と、 前記第1の要求ステップの処理による要求に基づいて、
    前記第1の装置が受信した前記第1の電子番組ガイドデ
    ータを取得する第1の取得ステップと、前記第1のシステムと異なる第2のシステムの第2の装
    置を選択する第2の選択ステップと、 前記第2の選択ステップの処理により選択された前記第
    2の装置に対して、前記第2のシステムの第2の電子番
    組ガイドデータの受信を要求する第2の要求ステップ
    と、 前記第2の要求ステップの処理による要求に基づいて、
    前記第2の装置が受信した前記第2の電子番組ガイドデ
    ータを取得する第2の取得ステップと、 前記第1の電子番組ガイドデータおよび前記第2の電子
    番組ガイドデータを記憶する条件が指定されているか否
    かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップの処理により前記第1の電子番組ガイ
    ドデータを記憶する条件が指定されていないと判定され
    た場合、予め規定されている条件で、前記第1の取得ス
    テップの処理により取得された前記第1の電子番組ガイ
    ドデータを記憶し、前記判定ステップの処理により前記
    第1の電子番組ガイドデータを記憶する条件が指定され
    ていると判定された場合、該指定されている条件で、前
    記第1の取得ステップの処理により取得された前記第1
    の電子番組ガイドデータを記憶する第1の記憶ステップ
    と、 前記判定ステップの処理により前記第2の電子番組ガイ
    ドデータを記憶する条件が指定されていないと判定され
    た場合、予め規定されている条件で、前記第2の取得ス
    テップの処理により取得された前記第2の電子番組ガイ
    ドデータを記憶し、前記判定ステップの処理により前記
    第2の電子番組ガイドデータを記憶する条件が指定され
    ていると判定された場合、該指定されている条件で、前
    記第2の 取得ステップの処理により取得された前記第2
    の電子番組ガイドデータを記憶する第2の記憶ステップ
    と、 前記第1の記憶ステップと第2の記憶ステップの処理で
    記憶された前記第1の電子番組ガイドデータと第2の電
    子番組ガイドデータとを、読み出す場合に、縦軸と横軸
    の一方と他方が時間軸とチャンネルで規定される電子番
    組ガイドに統合する統合ステップとを含むことを特徴と
    する電子番組ガイドデータ処理方法。
  2. 【請求項2】 前記統合ステップの処理では、前記第1
    の電子番組ガイドデータおよび前記第2の電子番組ガイ
    ドデータを、前記第1の電子番組ガイドデータおよび前
    記第2の電子番組ガイドデータとは異なるフォーマット
    に統合することを特徴とする請求項1に記載の電子番組
    ガイドデータ処理方法。
  3. 【請求項3】 前記統合ステップの処理では、前記第1
    の電子番組ガイドデータおよび前記第2の電子番組ガイ
    ドデータを、前記第1の電子番組ガイドデータおよび第
    2の電子番組ガイドデータのいずれかのフォーマットに
    統合することを特徴とする請求項1に記載の電子番組ガ
    イドデータ処理方法。
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