JPH07298153A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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Publication number
JPH07298153A
JPH07298153A JP6161777A JP16177794A JPH07298153A JP H07298153 A JPH07298153 A JP H07298153A JP 6161777 A JP6161777 A JP 6161777A JP 16177794 A JP16177794 A JP 16177794A JP H07298153 A JPH07298153 A JP H07298153A
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JP
Japan
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data
television receiver
signal
unit
display
Prior art date
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Withdrawn
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JP6161777A
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English (en)
Inventor
Shigeo Tanaka
繁雄 田中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビジョン受像機に、ファクシミリ伝送さ
れてきた画像の蓄積機能を付加し、他のデータベースへ
のアクセス機能を付加する。 【構成】 テレビジョン受像機1のマイコン10は、フ
ァクシミリ装置3によって受信された画像を、光ディス
ク等からなる文字画像記憶装置6に記憶し、記憶された
画像を、表示制御回路7およびスイッチ8を介してCR
T2に表示する。また、マイコン10は、アクセスした
データベース20からのデータをモデム4を介して受け
て、記憶装置6に記憶し、記憶されたデータをCRT2
に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機では、アンテ
ナにより受信したテレビジョン信号が示す画像、または
VTR(ビデオテープレコーダ)もしくはLDP(レー
ザディスクプレーヤ)から送られてくるビデオ信号が示
す画像をCRTに表示している。
【0003】また、従来のファクシミリ装置は、伝送さ
れてきた画像をプリンタから出力させていた。
【0004】また、従来、データベースの検索は、パー
ソナルコンピュータ(以下、「パソコン」と略称)を使
用して行われている。
【0005】また、従来、パソコン通信やデータベース
の構築は、パソコンを使用して行われている。
【0006】また、従来、市販の知識データベースは、
情報の読み取りだけが可能であった。
【0007】また、従来、データベースの検索は、検索
者の嗜好に関係なく、一義的な方法で行っていた。
【0008】また、従来、テレビ番組の予約は、Gコー
ド、またはチャンネルおよび時間を設定して行ってい
た。
【0009】さらに、従来、電気、ガス、または水道の
検針装置の情報は、目視で確認していた。
【0010】また、従来、CATV(ケーブルテレビジ
ョン)などにおいては、センタからテレビジョン受像機
(TV)にCATV回線を介して送信される、例えば、
緊急放送などの信号を受信すると、それを画面に表示す
るようにしていた。その際、TVの電源がオフの状態で
あれば、電源はオンにされる。
【0011】また、従来、ファクシミリにより受信され
た画像や文字等のデータは、紙に記録され、蓄積するこ
とができるので、留守中であっても、受信された画像や
文字等のデータは、自動的に紙に記録され蓄積される。
【0012】さらにまた、パーソナルコンピュータ(パ
ソコン)を用いたパソコン通信による、電話回線を介し
た文字または図形情報の送受信が行われているが、パソ
コンは高価であり、画像データ(静止画または動画等の
映像)はデータ量が大きく、その送受信には、時間と通
信コストがかかるため、パソコン通信では画像データの
送受信は一般的ではない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置は、受信画像をプリンタから出力するのみで、記憶す
なわち蓄積しておく機能がなかった。従って、受信画像
を、他の場所に再度送る場合には、印刷された画像を読
み取って伝送しなければならず、画質が劣化する問題が
あった。
【0014】また、従来のようにデータベースをパソコ
ンにより検索する場合には、家庭にテレビジョン受像機
のほかにパソコンを設置する必要があり、スペースの確
保が困難である。
【0015】また、従来のように、例えばパソコン通信
やデータベースの構築をパソコンにより行う場合にも、
上述したように家庭にテレビジョン受像機のほかにパソ
コンを設置する必要があり、スペースの確保が困難であ
る。
【0016】また、市販の知識データベースの情報の変
更、または新たな情報の追加はできない課題があった。
【0017】また、データベースの検索は、個人の嗜好
に拘らず、一義的な方法でしか行えない課題があった。
【0018】また、テレビ番組の予約は、Gコード、ま
たはチャンネルおよび時間を設定しなければならない課
題があった。
【0019】さらに、電気、ガス、または水道の検針装
置の情報は、目視で確認しなければならない課題があっ
た。
【0020】また、CATVセンタよりCATV回線を
介して送信されてきた画像音声データを自動的に蓄積装
置に記憶させることができない課題があった。
【0021】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、テレビジョン受像機に、ファクシミリ画
像の蓄積機能を付加することを第1の目的とする。
【0022】本発明の第2の目的は、テレビジョン受像
機にデータベース検索機能を持たせることにある。
【0023】本発明の第3の目的は、テレビジョン受像
機の応用範囲を広げることにある。
【0024】本発明の第4の目的は、テレビジョン受像
機にパソコンの機能を付加することにある。
【0025】本発明の第5の目的は、テレビジョン受像
機に知識データベースを構築する機能を持たせることに
ある。
【0026】本発明の第6の目的は、テレビジョン受像
機に各個人の嗜好にあわせたデータベースの検索方法を
提供する機能を持たせることにある。
【0027】本発明の第7の目的は、テレビジョン受像
機に簡単な操作で番組予約ができる機能を持たせること
にある。
【0028】本発明の第8の目的は、テレビジョン受像
機に検針装置のデータを読み取る機能を付加することに
ある。
【0029】本発明の第9の目的は、テレビジョン受像
機に通信回線を介して受信される圧縮された画像データ
または音声データを自動的に記憶する機能を付加するこ
とにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のテレビジ
ョン受像機は、画像を表示する表示手段(例えば、図1
のCRT2)と、画像を記憶する記憶手段(例えば、図
1の光ディスクからなるデータ蓄積装置6)と、ファク
シミリ伝送によって送られてきた画像を受信する受信手
段(例えば、図1のファクシミリ装置3)と、この受信
手段によって受信された画像を上記記憶手段に記憶さ
せ、上記記憶手段に記憶された画像を表示手段に表示さ
せる制御手段(例えば、図1のマイコン10)とを備え
ることを特徴とする。
【0031】本発明の第2のテレビジョン受像機は、デ
ータを表示する表示手段(例えば、図1のCRT2)
と、データを記憶する記憶手段(例えば、図1の光ディ
スクからなるデータ蓄積装置6)と、アクセスしたデー
タベースから送られてきたデータを受信する受信手段
(例えば、図1のモデム4)と、この受信手段によって
受信されたデータを上記記憶手段に記憶させ、上記記憶
手段に記憶されたデータを表示手段に表示させる制御手
段(例えば、図1のマイコン10)とを備えることを特
徴とする。
【0032】本発明の第3のテレビジョン受像機は、所
定の表示を行う表示手段(例えば、図11のCRT2)
と、アプリケーションプログラムを記憶した記憶媒体か
らアプリケーションプログラムを読み込む読取手段(例
えば、図11のICカードリーダ84)と、読み込まれ
たアプリケーションプログラムを実行し、実行内容に応
じた表示を表示手段に行わせる処理手段(例えば、図1
1のROM−DOS用マイコン75)とを備えることを
特徴とする。
【0033】本発明の第4のテレビジョン受像機は、所
定の表示を行う表示手段(例えば、図16のCRT2お
よび表示ランプ124)と、所定のデータを記憶する記
憶手段(例えば、図16の光ディスク若しくはミニディ
スクからなるデータ蓄積装置6)と、アプリケーション
プログラムを実行し、実行内容に応じた表示を表示手段
に行わせ、実行に伴うデータを記憶手段に記憶させる処
理手段(例えば、図16のROM−DOS用マイコン7
5)とを備えることを特徴とする。
【0034】前記第4のテレビジョン受像機は、電話線
を介して外部から信号が送信されてきたときに、電源を
ONにし、前記処理手段から送信された信号により、電
源をOFFにする電源制御手段(例えば、図16の電源
制御装置122)をさらに備えることを特徴とする。
【0035】また、前記第4のテレビジョン受像機は、
文字データの表示を制御する文字表示制御手段(例え
ば、図16のTELETEXT表示装置125)をさら
に備えることを特徴とする。
【0036】本発明の第5のテレビジョン受像機は、デ
ータを表示する表示手段(例えば、図18のCRT2)
と、記録媒体を再生する再生手段(例えば、図18のデ
ータ検索装置140または図18のデータ蓄積装置6)
と、データを記憶する記憶手段(例えば、図18のデー
タ蓄積装置6)と、データを入力する入力手段(例え
ば、図18のリモコンキーボード131)と、入力手段
によって入力されたデータを記憶手段に記憶させ、記憶
手段に記憶されたデータ、または再生手段により得られ
た記録媒体に記録されたデータから、所定のデータを検
索し、表示手段に表示させる制御手段(例えば、図18
のROM−DOS用マイコン75)とを備えることを特
徴とする。
【0037】また、前記第5のテレビジョン受像機の記
憶手段は、光磁気ディスク、ハードディスク、フロッピ
ディスク、またはRAMディスクのうちの少なくとも1
つとすることができる。
【0038】本発明の第6のテレビジョン受像機は、デ
ータを表示する表示手段(例えば、図18のCRT2)
と、データを記憶する記憶手段(例えば、図18のデー
タ蓄積装置6)と、記録媒体を再生する再生手段(例え
ば、図18のデータ検索装置140)と、データを送信
する送信手段(例えば、図18のモデム4)と、記録媒
体に記録されたデータを検索し、表示手段に表示させる
とともに、検索データを記憶手段に記憶させる制御手段
(例えば、図18のROM−DOS用マイコン75)と
を備えることを特徴とする。
【0039】本発明の第7のテレビジョン受像機は、T
V番組情報を表示する表示手段(例えば、図18のCR
T2)と、TV番組情報を入力する入力手段(例えば、
図18のデータ検索装置140またはデータ蓄積装置
6)と、TV番組情報を記憶する記憶手段(例えば、デ
ータ蓄積装置6)と、表示手段によって表示されたTV
番組情報から所定の番組を選択する選択手段(例えば、
図18のリモコン130)と、入力手段によって入力さ
れたTV番組情報を表示手段に表示させ、TV番組情報
から所定の番組を選択手段に選択させる制御手段(例え
ば、図18のROM−DOS用マイコン75)とを備え
ることを特徴とする。
【0040】本発明の第8のテレビジョン受像機は、デ
ータを表示する表示手段(例えば、図18のCRT2)
と、データを記憶する記憶手段(例えば、図18のデー
タ蓄積装置6)と、検針命令を検針装置に供給し、検針
装置から出力された検針データを、記憶手段に記憶させ
るとともに、記憶手段に記憶された検針データを表示手
段に表示させる制御手段(例えば、図18のROM−D
OS用マイコン75)とを備えることを特徴とする。
【0041】本発明の第9のテレビジョン受像機は、所
定のセンタより、通信回線を介して送信される圧縮され
た画像データまたは音声データの少なくともいずれか1
つと制御データを受信する受信手段(例えば図22のチ
ューナ173)と、圧縮された画像データまたは音声デ
ータの少なくともいずれか1つを記憶する記憶手段(例
えば図22の蓄積装置178)とを備えることを特徴と
する。
【0042】前記第9のテレビジョン受像機の受信手段
は、CATV回線、電話回線、電波、ローカルエリアネ
ットワーク、有線、無線、または光の少なくともいずれ
か1つからの信号を受信するようにすることができる。
【0043】また、前記第9のテレビジョン受像機は、
圧縮された画像データまたは音声データの少なくともい
ずれか1つを、通信回線を介してセンタに接続されてい
る所定の相手に送信する送信手段(例えば図26のディ
ジタル送信部201)をさらに設けるようにすることが
できる。
【0044】また、前記第9のテレビジョン受像機は、
所定の相手に、画像データまたは音声データの少なくと
もいずれか1つの送信を要求する送信要求手段(例えば
図26のディジタル送信部201)をさらに設けるよう
にし、受信手段には、送信要求手段からの送信要求を受
信した所定の相手が、通信回線を介して送信した所定の
画像データまたは音声データの少なくともいずれか1つ
を受信させるようにすることができる。
【0045】また、前記第9のテレビジョン受像機の受
信手段は、CATV回線に接続された電話回線を介し
て、ファクシミリより送信されるファクシミリ用画像デ
ータを、CATV回線を介して受信し、記憶手段は、受
信手段により受信されたファクシミリ用画像データを記
憶するようにすることができる。
【0046】
【作用】本発明の第1のテレビジョン受像機において
は、制御手段が、受信手段によって受信されたファクシ
ミリ画像を記憶手段に記憶させ、記憶手段に記憶された
画像を表示手段に表示させる。従って、テレビジョン受
像機に、ファクシミリ画像蓄積機能を付加することがで
きる。
【0047】本発明の第2のテレビジョン受像機におい
ては、アクセスしたデータベースから送られてきたデー
タが受信され、この受信データが、制御手段によって、
記憶手段に記憶され、記憶手段に記憶されたデータが、
制御手段によって表示手段に表示される。従って、テレ
ビジョン受像機に、データベースの検索機能、および検
索により得られたデータの蓄積機能を持たせることがで
きる。
【0048】本発明の第3のテレビジョン受像機におい
ては、読取手段が、記憶媒体からアプリケーションプロ
グラムを読み込み、処理手段が、読み込まれたアプリケ
ーションプログラムを実行し、実行内容に応じた表示を
表示手段に行わせる。従って、テレビジョン受像機の応
用範囲を広げることができる。
【0049】本発明の第4のテレビジョン受像機におい
ては、処理手段が、アプリケーションプログラムを実行
し、実行内容に応じた表示を表示手段に行わせ、実行に
伴うデータを記憶手段に記憶させる。従って、テレビジ
ョン受像機をパソコンとして使用することができる。
【0050】本発明の第5のテレビジョン受像機におい
ては、入力手段により、記憶手段に新規の情報を追加
し、または記憶手段に記憶された情報を変更する。従っ
て、自分専用の知識データベースを構築することができ
る。
【0051】本発明の第6のテレビジョン受像機におい
ては、再生手段により、記録媒体を再生し、制御手段に
より、記録媒体に記録されている情報を検索して表示手
段に表示させるとともに、記憶手段に検索データを記憶
させる。従って、検索者は、自分の嗜好に適した検索方
法で、情報の検索を行うことができる。
【0052】本発明の第7のテレビジョン受像機におい
ては、制御手段により、入力手段によって入力されたT
V番組情報を表示手段に表示させ、TV番組情報から所
定の番組を選択手段に選択させる。従って、番組の録画
予約等を簡単に行うことができる。
【0053】本発明の第8のテレビジョン受像機におい
ては、制御手段が、検針命令を検針装置に出力し、検針
装置から送られてきた検針データを、記憶手段に記憶さ
せるとともに、表示手段に表示させる。従って、検針装
置の検針データを随時表示させることができる。
【0054】本発明の第9のテレビジョン受像機におい
ては、チューナ173により、所定のセンタより送信さ
れる、圧縮された画像データまたは音声データの少なく
ともいずれか1つと制御データを、通信回線を介して受
信し、蓄積装置178により、この圧縮された画像デー
タまたは音声データの少なくともいずれか1つを記憶す
る。従って、たとえ留守中であっても、センタからの圧
縮された画像または音声データを自動的に受信し、記憶
させることができる。
【0055】
【実施例】図1は、本発明のテレビジョン受像機の一実
施例の構成を示すブロック図である。テレビジョン受像
機1は、CRT2、ファクシミリ装置3、モデム4、R
F信号処理回路5、光ディスクからなるデータ蓄積装置
6、表示制御回路7、スイッチ8、およびマイコン10
を備えている。
【0056】ファクシミリ装置3は、電話線11、交換
機12および電話線13を介して他のファクシミリ装置
14に接続されており、ファクシミリ装置14から送ら
れてくるファクシミリ画像データを受信して、マイコン
10に供給する。マイコン10は、ファクシミリ装置3
から供給された画像データをデータ蓄積装置6に記憶さ
せる。
【0057】モデム4は、電話線15を介して交換機1
6に接続され、交換機16は、電話線17および19を
介して、それぞれ、モデム付きテレビジョン受像機(以
下、「TV」と略称)18およびデータベース20に接
続されている。他方、モデム4は、マイコン10に接続
されている。
【0058】ユーザが、リモコン等の入力手段を介し
て、マイコン10から、モデム4および交換機16を介
して、モデム付きTV18に記憶されている文字データ
もしくは画像データまたはデータベース20に記憶され
ている文字データまたは画像データをアクセスすると、
このアクセスにより得られた文字データまたは画像デー
タが、交換機16、電話線15およびモデム4を介して
マイコン10に供給される。マイコン10は、モデム4
から供給された文字データまたは画像データを、データ
蓄積装置6に記憶させる。
【0059】マイコン10は、ファクシミリ装置3から
供給された画像データ、モデム4から供給された文字デ
ータもしくは画像データ、またはデータ蓄積装置6に記
憶された文字データまたは画像データを、表示制御回路
7およびスイッチ8を介してCRT2に表示させる。
【0060】スイッチ8は、表示制御回路7の出力信号
を端子8Aで受け、RF信号処理回路5の出力信号を端
子8Bで受け、マイコン10からの制御信号に従ってど
ちらか一方の信号を選択して、端子8CからCRT2に
供給する。RF信号処理回路5は、CATV回線または
アンテナから線21を介して供給されるRF信号からベ
ースバンド信号を復調し、RGB信号を作る回路であ
る。
【0061】図2は、図1の表示制御回路7の一構成例
を示す。マイコン10から出力された画像データは、
R,GおよびB別に、それぞれ、ビデオRAM32R,
32Gおよび32Bに記憶される。ビデオRAM32
R,32Gおよび32Bは、それぞれ、CRT2の一画
面分に相当する横640ドット×縦480ドットの容量
を有する。ビデオRAM32R,32Gおよび32Bに
記憶された画像データは、それぞれ、1バイトずつ読み
出されて、バッファ34R,34Gおよび34Bに記憶
される。バッファ34R,34Gおよび34Bからドッ
トクロックに従って出力されるRビット(ドット)、G
ビットおよびBビットに対して所定の処理が施されてス
イッチ8の端子8Aへの画像信号が生成される。
【0062】マイコン10から供給された文字データ
は、文字RAM36に記憶される。文字RAM36は、
CRT2の一画面分に相当する横40バイト(漢字20
文字に相当)×縦24バイトの容量を有する。文字RA
M36に記憶された文字データは、漢字の場合には2バ
イトずつ、それ以外の文字の場合には、1バイトずつ読
み出されて、バッファ38に記憶される。バッファ38
に記憶された文字データは、文字発生器40のアドレス
信号となり、アドレス指定された文字のドットパターン
が出力される。このドットパターンに所定の処理が施さ
れて、スイッチ8の端子8Aへの文字信号が生成され
る。
【0063】図1の実施例は、画像モード(例えば、フ
ァクシミリ画像受信の場合)、文字モード(例えば、モ
デム4を介しての文字通信の場合)、および文字画像混
在モード(例えば、モデム4を介しての文字および画像
通信の場合)があり、これらのモード指定は、ファクシ
ミリ装置3またはモデム4を介して送られてくるデータ
の先頭の識別子に応じて、マイコン10が行う。なお、
これらのモード情報は、リモコンによるインデックス表
示の指示がなされたときに、図3に示されているよう
に、マイコン10によってCRT2に受信データ毎に表
示される。
【0064】画像モードのときには、図4に示されてい
るように、CRT2全体が画像部22となる。画像部2
2は、横640ドット×縦480ドットである。画像モ
ードのときには、図2の文字RAM36、バッファ38
および文字発生器40は、使用されない。
【0065】文字モードのときには、図5に示されてい
るように、CRT2全体が文字部24となる。文字部2
4は、横20文字×縦24文字である。文字モードのと
きには、図2のビデオRAM32R,32Gおよび32
B、ならびにバッファ34R,34Gおよび34Bは、
使用されない。
【0066】文字画像混在モードのときには、図6に示
されているように、CRT2の上部が画像部26とな
り、下部が文字部28となる。画像部26は、横640
ドット×縦160ドットであり、文字部28は、横20
文字×縦16文字である。文字画像混在モードでは、図
2のビテオRAM32R,32Gおよび32Bは、それ
ぞれ、横640×縦160ドットが使用されるだけであ
り、文字RAM36は、横40バイト×縦16バイトが
使用されるだけである。
【0067】図7は、図1の実施例の一動作例を示す。
まず、マイコン10は、モデム4の受信リンギングイン
ディケータを検知したときには(ステップS1のYE
S)、ID/パスワードの照合を行い(ステップS
4)、受信データの先頭に付加されている識別子から受
信モードを判断し、文字モードまたは文字画像混在モー
ドであれば(ステップS5のYES)、受信データに名
称を付して、データ蓄積装置6に記憶する(ステップS
6)。名称としては、例えば、データとともに送られて
きたタイトルをそのまま採用する。受信モードが文字モ
ードでも文字画像混在モードでもなければ(ステップS
5のNO)、処理を終了する。
【0068】マイコン10は、モデム4の受信リンギン
グインディケータを検知しなかった(ステップS1のN
O)が、ファクシミリ装置3の受信リンギングインジケ
ータを検知したときには(ステップS2のYES)、受
信画像データに名称を付して、データ蓄積装置6に記憶
する。名称としては、例えば、画像データの送信主名を
採用する。
【0069】上述したように、図1の実施例によれば、
テレビジョン受像機に、ファクシミリ画像蓄積機能を付
加することができる。換言すれば、留守番ファクシミリ
機能を付加できる。また、受信したファクシミリ画像を
表示するので、プリンタを不要にできるから、コストを
低下させることができる。また、蓄積された画像を他の
場所に伝送するようにすれば、従来のように画質を劣化
させることなく、他の場所に画像を伝送できる。さら
に、画像を記憶させるので、マイコン等により画像を加
工することもできる。
【0070】また、図1の実施例によれば、マイコン1
0が、モデム4を介して、データベース20またはデー
タを蓄積したモデム付きTV18にアクセスできるの
で、テレビジョン受像機に、データベースの検索機能を
持たせることができる。また、マイコン10がデータベ
ース20等から送られてきたデータをデータ蓄積装置6
に記憶するので、テレビジョン受像機に、データ蓄積機
能を持たせることができる。
【0071】さらに、このテレビジョン受像機に、他の
端末装置または同様のテレビジョン受像機からのアクセ
スを可能とする手段を設けることにより、データベース
としての使用も可能となる。すなわち、相手の機器が、
ファクシミリ装置または図1のテレビジョン受像機1と
同様の機器の場合には、記憶している画像データを、例
えば、G3ランレングスフォーマットに変調して送信
し、相手の機器が、パソコンのときには、記憶している
文字データを文字モードで送信したり、記憶している文
字データおよび画像データを文字画像混在モードで送信
すればよい。
【0072】また、例えば図2に示したような簡単な表
示制御回路8を使用するだけで、ファクシミリ装置3に
よって受信した画像、およびモデム4によって受信した
文字および画像をCRT2に表示することができる。
【0073】また、衛星放送やケーブルTVの課金を、
これらのセンターとモデムと接続することにより行うこ
ともできる。
【0074】また、銀行のデータベースセンターとモデ
ムで接続することにより、銀行振込および残高照会等を
行うことができる。
【0075】なお、図1および図2の実施例は、文字モ
ード、画像モード、および文字画像混在モードに対応で
きるとともに、カラー画像にも対応できるようにした
が、白黒画像モードのみに対応できればよいときには、
図1の表示制御回路7は、図8に示すように、CRT2
の一画面分の容量の1つのビデオRAM42およびバッ
ファ44を含んで構成すればよく、文字モードのみに対
応すればよいときには、図1の表示制御回路7は、図9
に示されているように、CRT2の一画面分の容量の1
つの文字RAM56と、バッファ58と、文字発生器6
0とを含んで構成すればよい。
【0076】図10は、テレビジョン受像機1がファク
シミリ装置3を内蔵していないときの本発明の実施例を
示す。この例では、マイコン10とD2B処理マイコン
101とが例えばI2Cバス等の内部バスによって接続
され、D2B処理マイコン101がD2Bバス102に
よりファクシミリ装置3と接続されている。このように
構成しても、図1の実施例と同様の機能を実現できる。
【0077】なお、テレビジョン受像機1をデータベー
スとする場合、画像データのソースとして、ファクシミ
リ装置3およびモデム4のほか、スキャナーあるいはカ
メラ等も使用できる。
【0078】また、テレビジョン受像機が、ランレング
スコードをビットイメージに変換するG3ファクシミリ
用デコーダを有している場合には、データ蓄積装置6に
は、ランレングスコードで記憶しておけばよい。テレビ
ジョン受像機が、ランレングスコードをビットイメージ
に変換するG3ファクシミリ用デコーダを有していない
場合には、ファクシミリ装置3からD2Bバス102を
介して転送するデータは、ビットイメージに変換したデ
ータとする。
【0079】また、音声を圧縮してデータ蓄積装置6に
蓄積することにより、音声のデータベースも実現でき
る。
【0080】また、受信データをインデックス管理して
データベース−ファイル化するには、MS−DOS
(「MS−DOS」は、マイマロソフト社の商標)のデ
ィレクトリーの階層管理をそのまま利用して、例えば、
大分類¥中分類¥小分類¥テーマ分類¥テーマ、という
ようにインデックスフォーマットを規定するとよい。
【0081】図11は、本発明のテレビジョン受像機の
他の実施例を示す。テレビジョン受像器1Aの選局用マ
イコン71は、リモコン入力に応じてチューナ72を制
御して選局を行う。選局用マイコン71は、例えばI2
Cバスからなる内部バス73を介して、TV画像やOS
D文字(表示用文字)の表示を制御するTV・OSD制
御用マイコン74およびROM−DOS(「ROM−D
OS」とは、MS−DOSをROMで実現したシステム
ソフトウェア)用マイコン75に接続されており、リモ
コンから選局用マイコン71に入力されたコマンド等の
内容が、内部バス73を介してTV・OSD制御用マイ
コン74およびROM−DOS用マイコン75に通知さ
れる。
【0082】TV・OSD制御用マイコン74は、RG
B回路76に接続されている。RGB回路76は、フレ
ームメモリ77に記憶された信号を変換器78によって
D/A変換した信号を受けてR,GおよびB信号を発生
してスイッチ79の入力端子79Aに供給する。
【0083】ROM−DOS用マイコン75は、内部バ
ス73を介してフレームメモリ77、RAM82、ビデ
オRAM83、ICカードリーダ84、光ディスクから
なるデータ蓄積装置6およびモデム4に接続されてい
る。ビデオRAM83の構成は、例えば前述した図8の
構成とすることができる。モデム4は、電話線87を介
してデータベース20に接続されている。また、ROM
−DOS用マイコン75は、RS232Cボード89を
介してファクシミリ装置、画像スキャナまたはプリンタ
等の外部機器90に接続されている。
【0084】また、テレビジョン受像機1Aは、図12
に示されているように、選局用マイコン71に内部バス
73を介して接続されたD2B処理マイコン101およ
びD2Bバス102を介してVTR等の他のAV機器1
03に接続されている。
【0085】ビデオRAM83の出力は、スイッチ79
の入力端子79Bに接続されている。スイッチ79は、
TV・OSD制御用マイコン74がTVモード信号を出
力しているときには、RGB回路76の出力をCRT2
に供給し、TV・OSD制御用マイコン74がパソコン
モード信号を出力しているときには、ビデオRAM83
の出力をCRT2に供給する。
【0086】偏向制御回路81は、TV・OSD制御用
マイコン74がTVモード信号を出力しているときに
は、TV信号の水平同期信号および垂直同期信号(例え
ば、NTSCインターレース方式では、垂直同期信号が
約60Hzで、水平同期信号が約15750Hzであ
る)に従ってCRT2の偏向系を動作させ、TV・OS
D制御用マイコン74がパソコンモード信号を出力して
いるときには、例えば640ドット×480ドットのノ
ンインターレース方式で、すなわちパソコン用の周波数
でCRT2の偏向系を動作させる。
【0087】図13は、ROM−DOSの下でのメモリ
構成の一例を示す。この図に示されているように、メモ
リは、RAMディスクファイル領域111、データ蓄積
装置である光ディスク6やモデム4を制御するためのI
O(デバイス)制御領域112、ビデオRAM制御領域
113、ICカードに記憶されたアプリケーションプロ
グラムがロードされるユーザRAM領域114、システ
ム領域115等に分割される。
【0088】ROM−DOS用マイコン75は、パソコ
ンモードにおいては、データベース20からモデム4を
介して受信した文字データもしくは画像データ、または
外部機器90からRS232Cボード89を介して供給
される画像データを、ビデオRAM83に記憶させて、
スイッチ79を介してCRT2に表示する。そして、ユ
ーザからのリモコンの指示により、ビデオRAM83に
記憶されているデータをデータ蓄積装置6に記憶する。
なお、ROM−DOS用マイコン75は、データベース
20または外部機器90からのデータを直接、データ蓄
積装置6に記憶させることもできる。
【0089】文字データおよび画像データを、MS−D
OSのファイル階層すなわちツリー構造に登録すれば、
オフラインで作成した文字/画像データ、オンラインに
より送られてきた文字/画像データ、およびオンライン
により他から作成された文字/画像データを同様に扱う
ことができる。図14の例では、各分類の最初のツリー
の画面は、それより下位の階層へのインデックス機能を
持つようになっている。
【0090】図15は、図11の実施例の一動作例を示
す。まず、TV・OSD制御用マイコン74は、ユーザ
からのリモコンによる指示により、パソコンモード信号
を出力し、これにより、スイッチ79は、入力端子79
Bと出力端子79Cとを接続状態にし、ROM−DOS
下のビデオRAM83の出力信号がCRT2に供給され
るようになるとともに、偏向制御回路81がパソコン用
の周波数でCRT2の偏向系を動作させるようになる
(ステップS11)。
【0091】次に、マイコン75からの指示により、I
Cカードリーダ84がICカードすなわちRAMカード
に記憶されたアプリケーションプログラムを読み取り、
読み取られたプログラムは、ユーザ領域114にロード
される(ステップS12)。そして、マイコン75は、
このアプリケーションプログラムを実行し、例えば、I
Cカードから画像データを読み取ってそれをCRT2に
表示しデータ蓄積装置6に記憶したり、テレビジョン受
像機1Aをパソコン通信のセンターとして動作させた
り、画像/文字データの作成を行ったり、作成したデー
タを管理したり、テレビジョン受像機1Aをパソコン通
信端末として機能させてデータの送信および受信を行わ
せたり、ファクシミリ装置からの受信データを処理した
り、ファクシミリ装置を介して画像データを送信したり
する(ステップS13)。
【0092】図11の実施例では、テレビジョン受像機
1Aがデータベース機能を有するので、テレビジョン受
像機を家庭の百科事典とすることができる。何故なら、
自分の家のデータベースに必要な情報が無い場合には、
センターにアクセスして情報を入手することができ、あ
るいはテレビジョン受像機1Aと同様の機能を有する他
の家庭のテレビジョン受像機やパソコンをアクセスして
情報を入手することができるからである。
【0093】また、TVの画像をデータベースの情報と
して処理し表示する回路と、TV画像を表示する回路と
を一部共通にできるので、コストを低くできる。
【0094】また、例えばD2Bバス等のAVバスを経
由して他のAV機器を制御することにより、他のAV機
器からの画像と、テレビジョン受像機1Aの画像/文字
とを組み合わせて、画像編集システム、教育用ソフトウ
ェア、アニメーションの作成を容易に行うことができ
る。
【0095】また、テレビジョン受像機1Aから、AV
バスを経由して、通信系有料衛星放送のスクランブルを
解く制御を行うことにより、ICカードによるプリペイ
ドシステムも実現できる。
【0096】図16は、図11において、CRT2をN
TSCインターレース方式でのみ動作させる場合の本発
明のテレビジョン受像機の他の実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【0097】ROM−DOS用マイコン75は、データ
蓄積装置6から文字データを読み出し、読み出した文字
データを内部バス73を介してTV・OSD制御用マイ
コン74へ送る。次に、TV・OSD制御用マイコン7
4は送られてきた文字データに対応するフォントを表す
信号を、RGB回路76から送出されるTV画像の信号
とともにCRT2へ送出する。このため、CRT2はT
V画像の上に文字をスーパーインポーズ(TV画像に文
字が重ね合わせられた状態)で表示することができる。
即ち、データ蓄積装置6から読みだした文字データをN
TSCインターレース方式で動作するCRT2に表示す
ることができる。
【0098】また、ROM−DOS用マイコン75と外
部機器90、例えば電子手帳をRS232Cボード89
を介して接続し、前記電子手帳を用いて作成され、電子
手帳のICカードに記録されたデータを、ROM−DO
S用マイコン75がRS232Cボード89を介して読
み出し、データ蓄積装置6へ送ることにより、前記デー
タを取り込むことができる。また、前記ICカードに記
憶されたデータを、ICカードリーダ84を用いて読み
出すこともできる。
【0099】さらに、例えばD2Bバス等のAVバスを
経由して、AV機器(例えばVTR)や、照明機器(例
えば、蛍光灯)などと接続することにより、外部からV
TRの予約状況を確認したり、または予約の設定をした
りすることができる。また、所定の部屋の蛍光灯が点灯
されているかどうかを確認したり、前記蛍光灯を点灯若
しくは消灯することができ、防犯対策に役立てることも
できる。
【0100】また、データ蓄積装置6に電子伝言板のた
めの記憶領域を設け、ROM−DOS用マイコン75
は、予め設定されたID番号とパスワードをデータ蓄積
装置6に記憶させる。次に、例えば端末121から送信
され、電話線87とモデム4を介して受信されたID番
号とパスワードが、予め設定されたID番号とパスワー
ドに合致するか否かが判定され、合致すると判定される
と、前記端末121は、データ蓄積装置6に記憶された
データとのアクセスが可能とされ、電子伝言板からのメ
ッセージの読み出し若しくは書き込みができるようにな
される。また、前記ID番号とパスワードが、予め設定
されたID番号とパスワードに合致しないと判定された
場合、前記端末121のアクセスは拒否される。
【0101】即ち、テレビジョン受像機1Bに、パソコ
ン通信のセンターとしての機能を持たせることができ
る。
【0102】また、メールを記憶するメール記憶領域を
データ蓄積装置6に設け、例えば端末121から電話線
87とモデム4を介してメールが送られてきた場合、送
られてきたメールを前記データ蓄積装置6の前記メール
記憶領域に記憶する。次に、ROM−DOS用マイコン
75はメールが来ていることを知らせるために、表示ラ
ンプ124を点灯させることができる。さらに、テレビ
ジョン受像機1Bの電源をONにしたとき、メールが来
ていることを示すメッセージをスーパーインポーズでC
RT2に表示することができる。
【0103】また、データ蓄積装置6に住所録や名簿情
報を記憶させ、例えば、名簿情報を基にして、名前をキ
ーボード(図示せず)からキーインすると、その名前に
対応する電話番号をモデム4を介して自動的にダイヤル
発信し、電話線87を介して接続された相手の機器が電
話であれば通話ができ、電話線87を介して接続された
相手の機器がデータ受信機能を持つ端末であれば、電話
線87を介して相互にデータの送受信ができるようにす
ることができる。
【0104】また、フロッピーディスクドライブ(FD
ドライブ)123を使用して、フロッピーディスクを媒
体として供給される市販情報を読み込んだり、また、商
用データベースから電話線87とモデム4を介して有料
情報をダウンロードしたりして、個人的なデータベース
をデータ蓄積装置6に構築することができる。さらに、
このデータベースから情報の検索を行うことができる。
【0105】また、キャプショニング情報(例えば、T
Vの音声情報を文字情報にしたもの)を文字情報データ
の形で、例えば番組名順に並べ、データ蓄積装置6に記
憶させておき、例えば、外部の端末121から電話線8
7を介してアクセスされた場合に、アクセスした端末1
21へこのキャプショニング情報を電話線87を介して
送信することができる。
【0106】また、外部の端末121から送信され、電
話線87とモデム4を介して受信したメッセージをデー
タ蓄積装置6に記憶し、前記端末121から、前記メッ
セージを所定の相手(例えば端末125)へ転送するよ
うに指示するメッセージを受信すると、転送先である相
手の端末125が受信可能な機器であれば、前記メッセ
ージを転送し、指示された相手の端末125が電話器の
場合は、電話に応対し、メッセージを受信している旨の
音声信号を発信することにより、指示された相手にメッ
セージを受信していることを通知することができる。相
手の端末125がデータ受信機能を有しているかどうか
は、データ蓄積装置6に予め記憶しておくことができ
る。
【0107】次に、指示された相手が、例えば端末12
1を用いて、電話線87およびモデム4を介して前記メ
ッセージを読み出すと、ROM−DOS用マイコン75
は、データ蓄積装置6に前記メッセージが読み出された
ことを示す情報を書き込むようにすることができる。こ
のように、端末間で、情報のやりとりを行うことができ
る。
【0108】また、TVのスタンバイ装置、即ち、電源
のON/OFFをコントロールする装置に、モデム4の
受信リンギングインジケータを検知すると電源をONに
する機能を付加して電源制御装置122とし、前記電源
制御装置122を、通信を行うときに動作させる部分
(例えば、ROM−DOS用マイコン、RAM82、デ
ータ蓄積装置6など)の電源のON/OFFのコントロ
ールにも用いるようにすることができる。さらに、表示
用文字データ(OSDデータ)の表示を、例えばTVに
既に装備されているTELETEXT表示装置125を
用いて行うようにすることで、TV装置の構造を簡単に
し、コストを下げることができる。
【0109】なお、前記電源制御装置122は、ROM
−DOS用マイコン75の制御信号によって電源をOF
Fにすることができる。
【0110】図17は、TV1Bの電源をOFFにした
状態のときに、外部端末121からTV1Bの電子伝言
板へのアクセス信号が電話線87を介して送られてきた
場合の、TV1Bの処理の詳細を示すフローチャートで
ある。
【0111】まず、ステップS21において、外部端末
121からの着信信号を検出したか否かを判定し、着信
信号を検出したと判定された場合は、ステップS22へ
進み、ステップS22において、TV1Bの電源をON
にし、ステップS23へ進む。ステップS21におい
て、着信信号を検出していないと判定された場合は、ス
テップS21へ戻り、ステップS21において、着信信
号を検出したか否かの判定処理を繰り返す。
【0112】次に、ステップS23において、外部端末
121から電話線87を介して送られてきたID番号お
よびパスワードが、予め設定されているID番号および
パスワードと合致しているか否かを判定し、合致してい
ると判定された場合は、ステップS24へ進み、ステッ
プS24において、処理が終了したか否かが判定され
る。処理が終了したと判定された場合は、ステップS2
5へ進み、ステップS25において、TV1Bの電源を
OFFにし、ステップS21へ戻る。
【0113】ステップS24において、処理が終了して
いないと判定された場合は、ステップS26へ進み、ス
テップS26において、処理内容が電子伝言板からの読
み出し処理であるか否かが判定される。ステップS26
において、処理内容が読み出し処理であると判定された
場合は、ステップS27へ進み、ステップS27におい
て、電子伝言板からの情報の読み出しを行う。
【0114】ステップS26において、処理内容が電子
伝言板からの読み出し処理でないと判定された場合は、
ステップS28へ進み、ステップS28において、処理
内容が電子伝言板への書き込み処理であるか否かが判定
される。ステップS28において、処理内容が書き込み
処理であると判定された場合は、ステップS29へ進
み、ステップS29において、電子伝言板への書き込み
処理を行い、ステップS24へ戻る。
【0115】ステップS28において、処理内容が電子
伝言板への書き込み処理でないと判定された場合は処理
を行わず、ステップS24へ戻る。
【0116】ステップS23において、ID番号若しく
はパスワードが合致していないと判定された場合は、ス
テップS30へ進み、ステップS30において、試行回
数をカウントアップし、ステップS31へ進む。ステッ
プS31において、試行回数が、所定の回数Nより多い
か否かが判定され、所定の回数Nより多いと判定された
場合は、ステップS32へ進み、ステップS32におい
て、電源をOFFにし、ステップS21へ戻る。
【0117】ステップS31において、試行回数が、所
定の回数Nより少ないと判定された場合は、ステップS
23へ戻り、ステップS23において、次に送られてき
たID番号若しくはパスワードが合致しているか否かの
処理が行われる。
【0118】また、データ蓄積装置6にミニディスクを
用いて、通常の音楽を記録再生するようにすることがで
きる。
【0119】図18は、本発明のテレビジョン受像機の
他の実施例の構成を示すブロック図である。テレビジョ
ン受像機(TV)1Cは、図16に示したTV1Bにお
いて、CD−ROMを媒体とした市販のデータベースを
検索するデータ検索装置(CD−ROM)140を備え
るようにし、さらに、光磁気ディスク等からなるデータ
蓄積装置6に情報を入力するためのリモコンキーボード
131、カタログ情報等の画像データまたは音声データ
を記録したビデオCD、ビデオテープ、またはレーザデ
ィスクをそれぞれ再生するビデオCD装置151、LD
P152、およびVTR153を備え、入力端子T1乃
至T3を有し、ビデオCD装置151、LDP152、
またはVTR153のいずれかより送られてくる映像ま
たは音声信号を選択的に入力し、その信号をCRT2に
供給する切換器157を設けるようにしている。
【0120】また、図18に示したTV1Cにおいて
は、電力会社、ガス会社、または水道局の端末156か
ら、電話線87を介して、電話器155に送られてきた
検針命令が、ホームバス160を介して、検針装置15
4に送られるようになされている。そして、検針装置1
54は、電話器155を介して、端末156より送られ
てきた検針命令に従って、検針処理を行い、得られた検
針データをホームバス160、電話器155、および電
話線87を介して、端末156に送信するようになされ
ている。
【0121】また、検針装置154は、ホームバス16
0と接続され、さらにインタフェース158、および内
部バス73を介して、ROM−DOS用マイコン75と
接続されている。検針装置154は、内部バス73、イ
ンタフェース158、およびホームバス160を介して
ROM−DOS用マイコン75より送られてくる検針命
令に従って検針を行い、検針結果をホームバス160、
インタフェース158、および内部バス73を介して、
ROM−DOS用マイコン75に供給するようになされ
ている。
【0122】次に、その動作について説明する。まず、
リモコン130を操作して、光磁気ディスクを媒体とし
た、市販の知識データベース等からなるデータ蓄積装置
6から、所望のデータを検索し、読み出す。読み出した
データは、TV・OSD表示用マイコン74を介して、
文字を表す信号に変換され、RGB回路76により、R
GB信号に変換された後、CRT2に供給される。
【0123】図19は、市販の知識データベースとして
の光磁気ディスク等からなるデータ蓄積装置6の内部デ
ータの構成を示した図である。データ蓄積装置6は、図
19に示したように、インデックス(INDEX)部
a、情報部b、およびインデックス/情報追加部cから
構成されている。
【0124】インデックス部aには、情報部bに記録さ
れている情報を検索するための例えば索引情報等のイン
デックスが記録されている。情報部bには、知識データ
ベースを構成する情報が記録されている。また、インデ
ックス/情報追加部cには、ユーザが新規に追加した情
報、およびその情報を検索するためのインデックスを記
録することができる。
【0125】次に、ユーザが、ユーザ自身が作成した情
報を、この知識データベースに追加する方法を図20を
参照して説明する。まず、リモコンキーボード131に
内蔵されたキーを所定の手順で操作すると、操作された
キーを表すサークス信号に対応する光(例えば、赤外
線)が、図示せぬ発光部より発光される。この光は、T
V1Cの図示せぬ受光部により受光され、対応する電気
信号に変換された後、ROM−DOS用マイコン75に
送られる。
【0126】ROM−DOS用マイコン75により、受
光部より送られてきた信号は、例えば、ASKIIコー
ドを表す信号に変換され、かな漢字変換モジュール13
2に供給される。次に、かな漢字変換モジュール132
に供給された信号は、そこで、対応する仮名、または漢
字に変換され、変換された仮名または漢字に対応する信
号はROM−DOS用マイコン75の制御により、内部
バス73を介してデータ蓄積装置6に送られ、その信号
が表す追加データを検索するためのインデックスととも
に、インデックス/情報追加部cに記録される。
【0127】このように、新規のデータをインデックス
/情報追加部cに追加し、データ蓄積装置6のインデッ
クス部aに記録されているインデックスデータ、および
インデックス/情報追加部cに記録されているインデッ
クスデータに基づいて、情報部bに予め記録されたデー
タ、またはインデックス/情報追加部cに記録されてい
る情報を検索し、CRT2に表示させるようにすること
により、自分専用の知識データベースを構築することが
できる。
【0128】また、リモコンキーボード131を操作し
て、データ蓄積装置6に予め記録された、知識データベ
ースの内容を変更することも可能である。
【0129】また、モデム4、および電話線87を介し
て、外部のデータベース20にアクセスし、データベー
ス20から所望のデータを取得し、それをデータ蓄積装
置6に供給し記憶させるようにすることもできる。
【0130】また、データ蓄積装置6の他に、ビデオC
D装置151、LDP152、またはVTR153を設
け、大量のデータを蓄積するようにすることができる。
ビデオCD装置151またはLDP152には、文字情
報と映像情報が混在した文字映像情報を記録することが
でき、データ蓄積装置6には、主に文字情報を記録させ
るようにすることができる。
【0131】例えば、リモコンキーボード131を操作
して、LDP152に記憶されている所定の情報を、C
RT2に表示するよう指示すると、その操作に対応する
光が、リモコンキーボード131の内蔵する発光部より
発光され、その光は、受光部により受光された後、RO
M−DOS用マイコン75に供給される。ROM−DO
S用マイコン75は受光部より供給された信号に従っ
て、LDP152に記録されている所定の情報を出力す
るよう指示する制御信号を、D2Bバス等のAVバス1
02を介して、D2B処理マイコン101に供給する。
【0132】LDP152は、AVバス102を介し
て、D2B処理マイコン101より供給された制御信号
に従って、レーザディスクの所定のアドレスに記録され
ている情報(映像、または文字情報)を読み出し、切換
器157の入力端子T3に出力する。
【0133】また、ROM−DOS用マイコン75は、
入力端子T3に入力された信号をCRT2に供給するよ
う指示する制御信号を、内部バス73を介して切換器1
57に出力する。切換器157は、ROM−DOS用マ
イコン75から内部バス73を介して入力された制御信
号に従って、内部の接続を切り替える。
【0134】これにより、LDP152より出力された
所定の映像または文字情報が、切換器157を介して、
CRT2に供給される。
【0135】同様にして、ビデオCD装置151、また
はVTR153に記録されている所定の映像、または文
字情報を、CRT2に表示させることが可能である。
【0136】また、CD−ROMを媒体とした市販のデ
ータベースからなるデータ検索装置140を設け、そこ
に記録されている情報を、リモコン130を操作してC
RT2に表示させるようにすることができる。この場
合、CD−ROMからなるデータ検索装置140には、
新規に情報を追加することができないため、新規に追加
する情報を、データ蓄積装置6に記録するようにするこ
とができる。また、この場合、データ蓄積装置6は、光
磁気ディスク、ハードディスク、フロッピディスク、ま
たはRAMドライブ等で構成することができる。
【0137】そして、データ検索装置140およびデー
タ蓄積装置6から、所望のデータを検索するようにす
る。
【0138】このようにして、自分専用のデータベース
を構築することができる。
【0139】また、文字、図形、音、映像(静止画)、
映像(動画)、またはバイナリデータ等のデータの種類
に応じて、種類アトリビュートを付加し、それを例えば
MS−DOS等のファイル形式で、データ蓄積装置6に
記憶させるようにすることができる。従って、データを
読み出したとき、そのデータの種類が認識され、例え
ば、そのデータが文字データであれば、それをTV・O
SD表示用マイコン74に送り、そのデータが、静止画
であれば、図示せぬ画像再生処理部を介して、切換部1
57にそれを供給し、CRT2に表示させるようによう
にすることができる。
【0140】さらに、パソコン等からなる外部の端末1
21を、電話線87、モデム4、および内部バス73を
介して、ROM−DOS用マイコン75と接続し、端末
121から、データ蓄積装置6に構築されている知識デ
ータベースにアクセスするようにすることもできる。
【0141】即ち、端末121により、データ蓄積装置
6に記憶されている所定の情報を、電話線87を介し
て、端末121に送信するよう指示する制御信号が、電
話線87、モデム4、および内部バス73を介して、R
OM−DOS用マイコン75に送信されると、ROM−
DOS用マイコン75は、所定の情報をデータ蓄積装置
6より検索し、それを内部バス73、モデム4、および
電話線87を介して、端末121に送信する。
【0142】次に、TV1Cを、通信販売等の商品の発
注を行う発注用通信端末として使用する方法について説
明する。まず、通信販売を行っている会社から、商品の
映像や説明文等からなるカタログ情報を記録したレーザ
ディスクを入手し、それをLDP152により再生す
る。
【0143】その際、カタログ情報を、図21に示した
ように、インデックスからサブインデックスが検索さ
れ、さらにサブサブインデックスが検索されるような、
ツリー構造をなすインデックスとともに、記録しておく
ようにすることができる。これらのインデックスは、サ
ブインデックスを指し示したり、または、情報が格納さ
れているアドレスを指し示すことができる。また、情報
が、例えばMS−DOS形式のファイル構造で記憶され
ている場合、そのファイル名を示すようにすることもで
きる。
【0144】まず、カタログ情報の最初のインデックス
データ(図21のINDEX1乃至5)をオーディオ変
調し、レーザディスクの最初の部分に録音しておく。
【0145】次に、ROM−DOS用マイコン75によ
り、D2B処理マイコン101に対して、オーディオ変
調されたインデックスデータを取得するよう指示する制
御信号が出力される。D2B処理マイコン101は、R
OM−DOS用マイコン75からの制御信号に従って、
オーディオ変調されたインデックスデータが記録された
部分を再生し、再生したインデックスデータをD2Bバ
ス102を介して、D2B処理マイコン101に出力す
るよう指示する制御信号をLDP152に供給する。
【0146】LDP152により、D2B処理マイコン
101から供給された制御信号に従って、レーザディス
クの最初の部分が再生され、その部分に記録されている
オーディオ変調されたインデックスデータがD2Bバス
102を介して、D2B処理マイコン101に出力され
る。D2B処理マイコン101は、LDP152より送
られてきたオーディオ変調されたインデックスデータ
を、ROM−DOS用マイコン75に供給する。
【0147】次に、ROM−DOS用マイコン75は、
D2B処理マイコン101より供給されたオーディオ変
調されたインデックスデータを復調し、それをインデッ
クスデータとする。次に、そのインデックスデータをC
RT2に表示するよう指示する制御信号をTV・OSD
制御用マイコン74に供給する。TV・OSD制御用マ
イコン74は、ROM−DOS用マイコン75より供給
された信号に従って、インデックス1乃至5に対応する
文字をCRT2に表示する。
【0148】次に、ユーザが、マウスリモコン等を操作
して、CRT2に表示されたインデックス1乃至5のう
ちの、例えば、インデックス1を選択すると、選択され
たインデックス1は、例えば、所定の映像が記録された
アドレス、およびインデックス1のサブインデックス1
1乃至12が記録されたアドレスを指し示していること
が、ROM−DOS用マイコン75により認識される。
【0149】次に、ROM−DOS用マイコン75によ
り、所定のアドレスに記録された映像を再生するように
指示する制御信号が、内部バス73を介して、D2B処
理用マイコン101に出力される。D2B処理用マイコ
ン101により、ROM−DOS用マイコン75より、
内部バス73を介して入力された制御信号に従って、所
定のアドレスに記録されている映像を再生するよう指示
する制御信号が、AVバス102を介して、LDP15
2に供給される。
【0150】そして、LDP152は、D2B処理マイ
コン101から供給される制御信号に従って、所定のア
ドレスに記録されている映像を再生し、切換機157の
入力端子T2に出力する。
【0151】また、ROM−DOS用マイコン75によ
り、入力端子T2に入力された信号が、CRT2に出力
されるように指示する制御信号が、切換機157に供給
される。切換器157は、ROM−DOS用マイコン7
5より供給される制御信号に従って、入力端子T2に入
力された信号がCRT2に出力されるように、内部の接
続を切り換える。
【0152】これにより、レーザディスクに記録されて
いる所定のインデックス(いまの場合、インデックス
1)に対応する映像が、CRT2に表示されるととも
に、上述したように、その映像の音声部に、オーディオ
変調されて記録されている、次の映像のアドレスを示す
サブインデックスデータ(例えば、図21のSUBIN
DEX11若しくは12)に対応する文字情報がCRT
2に表示される。
【0153】従って、マウスリモコンを操作して、CR
T2に表示されたSUBINDEX11またはSUBI
NDEX12を選択することにより、SUBINDEX
11またはSUBINDEX12に対応する映像を、C
RT2に表示させるようにすることができる。
【0154】このようにして、リモコン130を操作す
ることにより、レーザディスクに記録されているカタロ
グ情報を、順次検索し、表示することができる。
【0155】また、カタログ情報をキーワードで検索し
て、CRT2に表示させるようにすることもできる。こ
の場合、キーワード検索のためのキーワード検索データ
を、レーザディスクの最初の部分にオーディオ変調して
記録しておく。
【0156】また、ユーザが情報を追加する場合、追加
する文字情報の所定の部分にアンダーラインを付加した
り、または所定の部分を強調文字にする。これにより、
アンダーラインが付加された部分、または強調文字とさ
れた部分を、ROM−DOS用マイコン75にキーワー
ドとして認識させるようにすることができる。このよう
にして、ROM−DOS用マイコン75は、追加された
情報のキーワードをキーワード検索データとして、デー
タ蓄積装置6に記憶させることができる。
【0157】次に、リモコンキーボード131を操作し
て、ユーザが、キーワードを入力すると、ROM−DO
S用マイコン75により、D2B処理マイコン101に
対して、LDP152の最初の部分に記録されたオーデ
ィオ変調されたキーワード検索データを取得するよう指
示する制御信号が供給される。
【0158】D2B処理マイコン101により、ROM
−DOS用マイコン75から供給される制御信号に従っ
て、オーディオ変調されたキーワード検索データを再生
するよう指示する制御信号が、D2Bバス102を介し
て、LDP152に出力される。LDP152は、D2
Bバス102を介して、D2B処理マイコン101より
入力された制御信号に従って、レーザディスクの最初の
部分を再生し、オーディオ変調されたキーワード検索デ
ータを、D2Bバス102を介して、D2B処理マイコ
ン101に供給する。
【0159】LDP152より供給されたキーワード検
索データは、D2B処理マイコン101により、内部バ
ス73を介して、ROM−DOS用マイコン75に供給
される。次に、D2B処理マイコン101より供給され
た、オーディオ変調されたキーワード検索データは、R
OM−DOS用マイコン101により復調され、キーワ
ード検索データとされる。
【0160】次に、ROM−DOS用マイコン75によ
り、ユーザにより入力されたキーワードに対応する映
像、または文字情報が記録されているアドレスが認識さ
れ、そのアドレスに記録されている映像または文字情報
を再生するように指示する制御信号が、D2B処理マイ
コン101に供給される。
【0161】D2B処理マイコン101は、ROM−D
OS用マイコン75より供給された制御信号に従って、
ユーザにより入力されたキーワードに対応する映像また
は文字情報が記録されているアドレスを再生し、そのア
ドレスに記録されている映像または文字情報を出力する
よう指示する制御信号を、D2Bバス102を介して、
LDP152に供給する。
【0162】LDP152は、D2B処理マイコン10
1より供給された制御信号に従って、ユーザにより入力
されたキーワードに対応する映像、または文字情報が記
録されているアドレスを再生し、そのアドレスに記録さ
れている映像または文字情報を、切換機157の入力端
子T2に出力する。
【0163】一方、ROM−DOS用マイコン75によ
り、入力端子T2から入力された信号が、CRT2に出
力されるように指示する制御信号が、切換器157に供
給される。ROM−DOS用マイコン75からの制御信
号に従って、切換器157は、入力端子T2から入力さ
れた信号が、CRT2に出力されるように内部の接続を
切り換える。その結果、ユーザにより入力されたキーワ
ードに対応する映像、または文字情報がCRT2に表示
される。
【0164】また、キーワード検索を行う場合、複数の
キーワードを指定することも可能である。例えば、3つ
のキーワードを指定すると、それら3つのキーワード全
てを満足するデータが検索されて表示されるようにする
こともできる。
【0165】ここで、ユーザが選択したインデックスデ
ータ、所定のインデックスデータを選択した回数、ユー
ザが入力したキーワード、またはそのキーワードを入力
した回数等を、例えば、ハードディスクからなるデータ
蓄積装置6に記憶させるようにすることができる。その
結果、それらの情報から、ユーザの好みの商品の分野ま
たは嗜好を認識することができる。
【0166】従って、次に、レーザディスクに記録され
ているカタログ情報を検索する場合、ユーザの嗜好に応
じて、例えば、ユーザが過去に選択したことがない分野
のインデックスを表示しないようにするなどして、ユー
ザに最適な情報(所望の商品に関する情報)を提供し、
所望の情報を素早く検索することが可能となるような検
索手順を、ユーザに合わせて設定することが可能とな
る。
【0167】次に、ユーザは、注文したい商品を決定
し、その商品番号等を、リモコンキーボード131の内
蔵する釦を操作して入力する。リモコンキーボード13
1は釦操作に対応する光を発光し、その光は受光部によ
り受光され、対応する電気信号に変換された後、ROM
−DOS用マイコン75に入力される。ROM−DOS
用マイコン75により、受光部より送られてきたリモコ
ンキーボード131の釦操作に対応する信号に従って、
商品番号等に対応する信号が、モデム4を介して、通信
販売会社のデータベース20または端末125に送信さ
れる。
【0168】これにより、レーザディスクに記録された
カタログ情報から、ユーザの嗜好に対応した検索手順に
従って、最適な商品を素早く検索し、それを電話回線を
介して、注文することが可能となる。
【0169】次に、CD−ROM等の媒体に、週間また
は月刊のテレビ番組等の番組情報(文字情報)を記録
し、それをCRT2に表示させることにより、録画予約
を行う方法について説明する。
【0170】まず、テレビ番組等の番組情報を記録した
CD−ROMを購入し、それを、データ検索装置140
にセットする。以降、このCD−ROMを含めて、デー
タ検索装置140と呼ぶことにする。
【0171】次に、ユーザは、リモコン130の所定の
釦を操作して、データ検索装置140に記録されている
番組情報を、CRT2に表示するようにTV1Cに指示
する。その結果、リモコン130の内蔵する発光部から
発光された光が、受光部により受光され、対応する電気
信号に変換された後、ROM−DOS用マイコン75に
供給される。
【0172】次に、ROM−DOS用マイコン75によ
り、受光部を介してリモコン130より送られてきた信
号に従って、CD−ROMを再生し、それにより得られ
たディジタル信号を、内部バス73を介して、ROM−
DOS用マイコン75に供給するよう指示する制御信号
が、データ検索装置140に供給される。
【0173】データ検索装置140は、ROM−DOS
用マイコン75から供給される制御信号に従って、CD
−ROMを再生し、得られたディジタル信号を内部バス
73を介して、ROM−DOS用マイコン75に供給す
る。次に、ROM−DOS用マイコン75は、TV・O
SD制御用マイコン74に対して、データ検索装置14
0より供給されたディジタル信号に対応する文字を出力
するよう指示する制御信号を供給する。
【0174】次に、TV・OSD制御用マイコン74に
より、ROM−DOS用マイコン75より供給される制
御信号に従って、CD−ROMを再生して得られたディ
ジタル信号が表す文字に対応する信号がRGB回路76
に出力される。
【0175】RGB回路76により、TV・OSD表示
用マイコン74より入力された信号がRGB信号に変換
され、CRT2に供給される。これにより、週間または
月刊の番組情報がCRT2に表示される。
【0176】また、CRT2がHDTV(ハイビジョン
TV)の場合、例えば、VHF放送のすべての局の番組
情報を一画面に表示することが可能であるが、CRT2
が通常のNTSC方式の場合、すべての局の番組情報を
一画面に表示することはできない。従って、番組情報を
数画面に分割して表示するようにし、リモコン130を
操作することにより、分割された画面の所定の画面をC
RT2に表示させるようにすることもできる。
【0177】また、CRT2がマルチスキャンディスプ
レイの場合、例えば、120ヘルツのノンインタレース
モードで表示させることができる。このようにして、V
HF放送の番組情報を1画面に表示することができる。
【0178】次に、ROM−DOS用マイコン75の制
御により、TV・OSD制御用マイコン74は、CRT
2に表示されている番組表の所定の位置に、カーソルを
表示させる。このカーソルを、例えば、図示せぬマウス
リモコンを操作して上下左右に移動させ、所望の番組の
所に位置させる。これは、例えば、マウスリモコンの向
きを、図示せぬ複数の受光部により検出し、検出された
マウスリモコンの向きに従って、カーソルを1番組ずつ
移動させることにより可能である。
【0179】あるいは、通常のリモコン130の釦を上
下左右の方向に対応させ、それぞれの釦を押すと、それ
に対応してカーソルが上下左右に1番組ずつ移動するよ
うにすることも可能である。さらに、図示せぬローラリ
モコンを操作して、カーソルを所定の番組が表示されて
いる、CRT2上の位置に表示させることも可能であ
る。
【0180】次に、マウスリモコンを操作して、カーソ
ルが表示されている位置に表示されている番組を選択す
るために、所定の釦操作を行うと、内蔵する発光部か
ら、その釦操作に対応する光が発光される。その光は、
受光部により受光され、対応する信号に変換された後、
ROM−DOS用マイコン75に供給される。
【0181】ROM−DOS用マイコン75は、受光部
より供給される信号に従って、番組の選択を行う。即
ち、いま、カーソルが、CRT2に表示されている番組
表のなかのどの番組を指しているかを認識し、カーソル
が指している番組の放送日、チャンネル番号、放送開始
時間、および放送終了時間を認識する。
【0182】次に、ROM−DOS用マイコン75は、
リモコン130により選択された番組の放送日、チャン
ネル番号、放送開始時間、放送終了時間、および録画予
約を行うことを指示する信号をVTR153に対して供
給するよう指示する制御信号を、内部バス73を介し
て、D2B処理マイコン101に供給する。
【0183】D2B処理マイコン101は、ROM−D
OS用マイコン75より供給される制御信号に従って、
マウスリモコンにより選択された番組の放送日、チャン
ネル番号、放送開始時間、放送終了時間、および録画予
約を行うことを指示する信号を、D2Bバス102を介
して、VTR153に供給する
【0184】VTR153は、D2B処理マイコン10
1より、D2Bバス102を介して供給された制御信号
に従って、マウスリモコンにより選択された番組の放送
日、チャンネル番号、録画開始時間、録画終了時間を設
定する。
【0185】このようにして、ユーザは、マウスリモコ
ンを操作して、CRT2に表示された番組表の所望の番
組を選択するだけで、煩わしい操作を行うことなく、番
組の録画予約を行うことができる。
【0186】また、TV・OSD制御用マイコン74に
より、CRT2に、例えば、番組選択、選択確定等の機
能に対応したアイコンを表示させるようにすることもで
きる。従って、所定のアイコンをマウスリモコン等を操
作して選択することにより、選択されたアイコンに対応
した機能を指定するようにすることができる。
【0187】また、VTR153により、録画予約され
た番組の録画が開始されたとき、録画中の番組を、例え
ば、CRT2に設定されたPinP(ピクチャーインピ
クチャー)画面内に表示させるようにするこができる。
これにより、録画が正常に行われていることを確認する
ことができる。
【0188】また、マウスリモコンを操作して、選択し
た番組を所定の時間に表示させる放映予約を行った場
合、ROM−DOS用マイコン75は、マウスリモコン
により選択された番組の放送日、チャンネル番号、放送
開始時間、放送終了時間を、例えば、RAM82に記憶
させる。次に、図示せぬタイマクロックにより、時刻を
計時する。この場合、ROM−DOS用マイコン75、
RAM82、およびクロックタイマはスタンバイ状態に
しておく。
【0189】そして、ROM−DOS用マイコン75に
より、予約された番組が放映される時間になったことが
認識されると、TV1Cの電源がオフにされているとき
は、まず、TV1Cの電源をオンにするよう指示する制
御信号が、内部バス73を介して電源制御装置122に
供給される。電源制御装置122は、内部バス73を介
して供給された制御信号に従って、TV1Cの電源をオ
ンにする。また、TV1Cの電源がオンにされていると
きは、この処理は省略することができる。
【0190】次に、ROM−DOS用マイコン75は、
所定のチャンネルを受信するよう指示する制御信号を、
内部バス73を介して、選局用マイコン71に供給す
る。選局用マイコン71は、内部バス73を介してRO
M−DOS用マイコン75より供給された制御信号に従
って、予約されたチャンネルを選局し、そのチャンネル
に対応する映像信号をTV・OSD制御用マイコン74
に供給する。
【0191】TV・OSD制御用マイコン74は、選局
用マイコン71より供給された信号を映像信号に変換し
て、RGB回路76に出力する。RGB回路76は、入
力された信号をRGB信号に変換し、CRT2に供給す
る。
【0192】このようにして、放映予約された番組が、
CRT2に表示される。
【0193】また、TV1Cに図示せぬ複数のVTRが
接続されている場合、マウスリモコンにより、各VTR
毎に番組予約ができるようにし、各VTR毎にに予約さ
れている番組の情報を、例えば、データ蓄積装置6に記
憶させるようにすることができる。この情報をCRT2
に表示させることにより、予約状況を確認することがで
きる。
【0194】また、ROM−DOS用マイコン75によ
り、AVバス102を介して、各VTRに設定、記憶さ
れた予約状況情報を読み出し、CRT2に表示させるこ
とによっても、予約状況の確認を行うことができる。
【0195】また、番組情報をフロッピーディスクに記
憶させるようにし、それをFDドライブ123により、
読み出すようにしてもよい。
【0196】また、文字放送(TELETEXT)によ
り、電波を介して番組情報を送信するようにし、電波を
介して送られてくる番組情報を受信し、それを例えば、
データ蓄積装置6に一旦記憶させ、上述した場合と同様
に、CRT2に表示させるようにしてもよい。
【0197】さらに、CATV等で番組情報を提供する
ようにし、ケーブルを介して供給される番組情報を、例
えば、データ蓄積装置6に一旦記憶させ、上述した場合
と同様に、CRT2に表示させるようにしてもよい。
【0198】次に、電力会社、ガス会社、または水道局
が、電話線を介して、検針データを取得する方法につい
て説明する。
【0199】電力会社、ガス会社、または水道局は、所
定の端末156から、検針命令を電話線87を介して、
各家庭に設置された電話器155に送信する。次に、電
話器155は、ホームバス160を介して、検針装置1
54に検針命令を供給する。検針装置154は、電話器
155より供給された検針命令に従って、検針処理を行
い、検針データを電話器155に供給する。電話器15
5は、検針装置154より供給された検針データを、電
話線87を介して、電力会社、ガス会社、または水道局
に送信する。
【0200】これにより、電力会社、ガス会社、または
水道局は、電話線87を介して、各家庭に設置された検
針装置154に検針命令を送信し、検針処理を行わせ、
その結果得られた検針データを、電話線87を介して取
得することができる。
【0201】次に、CRT2に検針データを表示させる
方法について説明する。
【0202】最初に、検針装置154を、ホームバス1
60、インタフェース158、および内部バス73を介
して、ROM−DOS用マイコン75に接続する。次
に、リモコン130を操作して、検針装置154に所定
の検針を行うように指示すると、リモコン130の内蔵
する発光部から、その操作に対応する光が発光され、そ
の光が受光部により受光され、対応する電気信号に変換
された後、ROM−DOS用マイコン75に供給され
る。
【0203】次に、ROM−DOS用マイコン75によ
り、受光部より供給された信号に従って、内部バス7
3、インタフェース158、およびホームバス160を
介して、検針装置154に検針命令が供給される。
【0204】検針装置154は、内部バス73、インタ
フェース158、およびホームバス160を介して、R
OM−DOS用マイコン75より供給された検針命令に
従って検針処理を行い、その結果得られた検針データ
は、ホームバス160、インタフェース158、および
内部バス73を介して、ROM−DOS用マイコン75
に供給される。
【0205】次に、ROM−DOS用マイコン75によ
り、検針装置154より供給された検針データをCRT
2に表示するよう指示する制御信号が、TV・OSD制
御用マイコン74に出力される。TV・OSD制御用マ
イコン74は、ROM−DOS用マイコン75より入力
される制御信号に従って、検針データに対応する文字ま
たは図形データをCRT2に表示する。
【0206】また、ROM−DOS用マイコン75を、
内部バス73、インタフェース158、およびホームバ
ス160を介して、電話器155に接続するようにする
こともできる。
【0207】上述した場合と同様に、リモコン130を
操作して、検針装置154に所定の検針を行うように指
示すると、リモコン130の内蔵する発光部から、その
操作に対応する光が発光される。その光は受光部により
受光され、対応する電気信号に変換された後、ROM−
DOS用マイコン75に供給される。
【0208】次に、ROM−DOS用マイコン75によ
り、受光部より供給された信号に従って、内部バス7
3、インタフェース158、およびホームバス160を
介して、電話器155に検針命令が供給される。
【0209】ROM−DOS用マイコン75より供給さ
れた検針命令は、電話器155により、例えばホームバ
ス160を介して、検針装置154に供給される。次
に、検針装置154により、電話器155より供給され
た検針命令に従って、検針処理が行われ、得られた検針
データが電話器155に送られる。
【0210】ホームバス160を介して、検針装置15
4より送られてきた検針データは、電話器155によ
り、ホームバス160、インタフェース158、および
内部バス73を介して、ROM−DOS用マイコン75
に供給される。
【0211】次に、ROM−DOS用マイコン75によ
り、電話器155より供給された検針データを、CRT
2に表示するよう指示する制御信号が、TV・OSD制
御用マイコン74に出力される。TV・OSD制御用マ
イコン74は、ROM−DOS用マイコンより入力され
た制御信号に従って、検針データに対応する文字または
図形データをCRT2に表示する。
【0212】また、ROM−DOS用マイコン75は、
得られた検針データを、例えば、毎月、データ蓄積装置
6に記憶させておくようにすることができる。従って、
前月、前前月等の過去の検針データを、例えば順番にグ
ラフにしてCRT2に表示するようにすることができ
る。
【0213】図22は、本発明のテレビジョン受像機の
さらに他の実施例の構成を示す図である。選局部172
は、同軸ケーブルまたは光ファイバケーブルからなるC
ATV(ケーブルテレビジョン)回線171より受信さ
れる信号の所定の周波数に同調し、即ち所定のチャンネ
ルを選局するよう指示する選局データをチューナ173
に供給するようになされている。
【0214】チューナ173は、例えばPLL回路から
なり、選局部172より供給される選局データに従っ
て、CATV回線171を介して送信される信号から、
所定のチャンネルを選局する。そして選局したチャンネ
ルより受信される信号がアナログ信号であれば、それを
アナログ復調部174に供給し、ディジタル信号であれ
ば、それをディジタル受信部175に供給するようにな
されている。
【0215】アナログ復調部174は、チューナ173
より供給されたアナログの信号を復調し、アナログ信号
処理部176に供給する。
【0216】ディジタル受信部175は、チューナ17
3より供給されたディジタルの信号(画像音声データを
圧縮した信号)、およびデータチャンネルに重畳された
制御信号をデコードし、出力するようになされている。
【0217】蓄積部178は、例えば、ハードディスク
(HD)、RAM、ICカード、またはビデオテープレ
コーダ(VTR)のいずれかからなり、ディジタル受信
部175より供給される画像音声データ、および制御デ
ータを記憶するようになされている。
【0218】ディジタル伸張部177は、ディジタル受
信部175または蓄積装置178より供給される圧縮さ
れた画像音声データを伸張し、出力するようになされて
いる。
【0219】アナログ信号処理部176は、アナログ復
調部174またはディジタル伸張部177より供給され
るアナログ信号またはディジタル信号をAV信号に変換
し、出力するようになされている。また、アナログ復調
部174より供給される信号から、その垂直帰線消去期
間に重畳された制御データを抽出するようになされてい
る。
【0220】次に、その動作を説明する。最初に、CA
TVセンタより、CATV回線171を介して、所定の
画像音声信号からなる例えば「お知らせ」と制御信号が
送信される。この制御信号は、画像音声信号を例えばH
Dからなる蓄積装置178に記憶させるよう指示する制
御信号、画像音声信号を送信する相手先を示す制御信
号、相手先を確認するためのID番号およびパスワー
ド、HD178により蓄積許可がされているかを確認す
る制御信号、およびファイル名等からなる。
【0221】CATVセンタからTV1Dへの下り伝送
路を介してのこれらの信号の送信は、図23に示すよう
に、例えば234メガヘルツ(MHZ)乃至450MH
Zの範囲内の周波数帯域で行われる。例えばNTSC方
式の映像信号であれば、1チャンネル当たり6MHZの
帯域で送信するようにすることができる。また、後述す
るように、TV1DからCATVセンタへの上り伝送路
を介しての送信は、例えば10MHZ乃至174MHZ
の範囲内の周波数帯域で行われる。このときも同様に、
例えば、1チャンネル当たり、6MHZの帯域で送信す
るようにすることができる。また、図示せぬリモコン等
からの入力キーに対応する信号であれば、1チャンネル
当たり、これより少ない帯域で送信するようにすること
もできる。
【0222】また、これらの信号は、CATVセンタよ
り、CATV回線171を介して、予め取り決められた
チャンネルにより送信される。TV1Dが留守番モード
(CATVセンタからの信号送信の有無を認識するため
に、例えば内蔵する電源制御部、選局部172およびチ
ューナ173だけが動作しているモード)であるとき、
選局部172はこのチャンネルを選局するよう指示する
選局データを、チューナ173に供給する。そして、チ
ューナ173は、選局部172より供給される選局デー
タに従って、このチャンネルを選局し、CATVセンタ
より送信された画像音声信号を受信すると、内蔵する電
源制御部によりそのことが認識され、TV1Dの電源ス
イッチがオンにされる。
【0223】CATVセンタより送信される画像音声デ
ータが、例えば、MPEG2方式で圧縮されたディジタ
ル信号である場合、チューナ173は、それをディジタ
ル受信部175に供給する。
【0224】ディジタル受信部175は、チューナ17
3より供給される信号をデコードし、画像音声信号をH
D178に供給する。一方、画像音声信号とともに供給
される制御信号とファイル名は図示せぬCPUに供給さ
れる。CPUは、ディジタル受信部175より供給され
る制御信号とファイル名に基づいて、ディジタル受信部
175より供給される画像音声信号を、そのファイル名
で蓄積装置178に記憶させる。その後、TV1Dの電
源は内蔵する電源制御部の制御によりオフにされ、再び
留守番モードとなる。
【0225】このようにして、TV1Dは、たとえ留守
中であっても、CATVセンタより自分宛てに送信され
る、例えば所定の画像または音声からなる「お知らせ」
等を受信し、それをHD178に記憶させるようにする
ことができる。HD178に記憶された画像音声データ
は、リモコン等の操作によりディジタル伸張部177に
より読み出され、元の信号に伸張された後、アナログ信
号処理部176に供給される。
【0226】アナログ信号処理部176は、ディジタル
伸張部177より供給された信号をAV信号に変換し、
ビデオ信号は図示せぬCRTモニタに供給し、オーディ
オ信号は図示せぬスピーカに供給する。
【0227】また、上記実施例において、CATVセン
タが例えば通信販売会社である場合、センタから、所定
の商品カタログに対応する画像または音声データを、C
ATV回線171を介して、各家庭に設置されたTVに
送信するようにすることができる。
【0228】図24は、本発明のテレビジョン装置のさ
らに他の実施例の構成を示すブロック図である。図24
の実施例においては、図22に示した実施例において、
信号圧縮処理部181を設けるようにしている。
【0229】この実施例においては、CATVセンタよ
り、CATV回線171を介して、TV1Dに供給され
る信号がアナログ信号である場合、チューナ173はそ
の信号をアナログ復調部174に供給する。アナログ復
調部174は、チューナ173より供給された信号を復
調し、それを信号圧縮処理部181またはアナログ信号
処理部176のいずれかに供給する。
【0230】アナログ復調部174よりアナログ信号処
理部176に供給された信号は、そこでAV信号に変換
され、ビデオ信号はCRTに供給され、オーディオ信号
はスピーカに供給される。
【0231】また、ビデオ信号の垂直帰線消去期間に重
畳された制御信号は、アナログ信号処理部176により
抽出され、図示せぬCPUに供給される。CPUは、ア
ナログ信号処理部176より供給される制御信号に基づ
いて、後述するように、HD178を制御する。
【0232】一方、アナログ復調部174より信号圧縮
処理部181に供給された信号は、そこでディジタル信
号に変換され、例えばMPEG2方式で圧縮された後、
HD178に供給され、CPUの制御により所定のファ
イル名で記憶される。
【0233】このように、CATVセンタより、CAT
V回線171を介して、TV1Eにアナログ信号として
送信された画像音声信号は、たとえ留守中であっても、
自動的に、ディジタル信号に変換され、圧縮された後、
HD178に記憶される。
【0234】HD178に記憶された画像音声信号は、
リモコン等の操作によりディジタル伸張部177により
読み出され、伸張された後、アナログ信号処理部176
に供給される。アナログ信号処理部176に供給された
信号は、そこでAV信号に変換され、ビデオ信号はCR
Tに出力され、オーディオ信号はスピーカに出力され
る。
【0235】従って、HD178に記憶された画像信号
または音声信号を、随時、CRTに表示させたり、スピ
ーカに出力させることができる。
【0236】その他の構成および動作は、図22に示し
た実施例の場合と同様であるので、その説明は省略す
る。
【0237】図25は、本発明のテレビジョン受像機の
さらに他の実施例の構成を示すブロック図である。この
実施例においては、TV1F内に、CPU193、リモ
コン受信部191、およびAVバス195の制御を行う
AVバス用通信IC194を備えるようにしている。C
PU193は、リモコン受信部191、およびAVバス
用通信IC194を制御するようになされている。
【0238】リモコン受信部191は、図示せぬリモコ
ンが操作され、その発光部より発光される例えば赤外線
を受信し、対応する電気信号に変換した後、CPU19
3に供給するようになされている。
【0239】AVバス用通信IC194は、CPU19
3の制御により、AVバス端子T1、AVバス195を
介して、VTR(ビデオテープレコーダ)196に制御
信号を供給するようになされている。
【0240】例えば、CATVセンタより、所定の画像
音声信号とそれをVTR196に録画するよう指示する
制御信号が、TV1Fに供給されると、まず、CPU1
93により制御された選局部172より供給される選局
データに基づいて、チューナ173により、所定のチャ
ンネルが選局される。このチャンネルは、上述したよう
に、留守番モードの際にCATVセンタと各家庭に設置
された端末(TV)との間で送受信するために、予め取
り決められた所定のチャンネルである。
【0241】チューナ173により選局されたチャンネ
ルにより供給される画像音声信号は、ディジタル信号で
ある場合、ディジタル受信部175に供給され、アナロ
グ信号である場合、アナログ復調部174に供給され
る。いま、CATVセンタより、CATV回線171を
介して、ディジタル信号が供給されるものとする。
【0242】上述したように、CATV回線171を介
してCATVセンタより送信される圧縮されたディジタ
ルの画像音声信号、および制御信号は、チューナ173
により選局されたのち、ディジタル受信部175に供給
され、画像音声信号は、ディジタル伸張部177または
蓄積装置178のいずれかに供給される。制御信号は、
2Cバス等の内部バス192を介してCPU193に
供給される。この場合、画像音声信号は、ディジタル伸
張部177に供給され、そこで伸張処理が施された後、
アナログ信号処理部176に供給されるものとする。
【0243】また、ディジタル受信部175は、チュー
ナ173より、画像音声信号とともに供給される制御信
号を抽出し、それを内部バス192を介して、CPU1
93に供給する。CPU193は、ディジタル受信部1
75より供給された制御信号に従って、VTR196に
AV出力端子T2より供給されるAV信号を録画するよ
う指示する制御信号を発生し、AVバス用通信IC19
4に供給する。
【0244】AVバス用通信IC194は、AVバス1
95を制御し、CPU193より供給される制御信号
を、AVバス端子T1、AVバス195を介して、VT
R196に供給する。
【0245】一方、ディジタル伸張部177よりアナロ
グ信号処理部176に供給された信号は、そこで、AV
信号に変換された後、TV1FのAV出力端子T2を介
して、VTR196に供給される。
【0246】その結果、VTR196は、AVバス19
5を介して、CPU193より供給される制御信号に従
って、TV1Fの出力端子T2より供給されるAV信号
を録画する。
【0247】このように、CATVセンタより、TV1
Fに供給される画像音声信号は、たとえ留守中であって
も、自動的にVTR196に録画されるようにすること
ができる。
【0248】また、上述したように、VTR196に録
画された画像音声信号は、随時、再生し、図示せぬCR
Tに表示させることができる。
【0249】なお、上記実施例においては、例えばG3
ファクシミリにより符号化されたデータを、CATV回
線171を介して受信するようにすることも可能であ
る。その場合、電話回線をCATV回線171に所定の
インタフェースを介して接続し、ファクシミリから電話
回線を介して所定の相手先のTVに送信されるデータ
を、CATV回線171を介して、まず、CATVセン
タに送信する。CATVセンタは、ファクシミリからの
データを受信すると、それを、CATV回線を介して所
定の相手先のTVに送信する。
【0250】これにより、ファクシミリにより送信され
る例えば静止画等の画像データをCATV回線171を
介して受信することができ、それを蓄積装置178また
はVTR196にディジタルの信号として記憶させるこ
とができる。蓄積装置178に記憶された画像データ
は、リモコン等の操作により内蔵するフレームメモリに
展開され、RGB信号に変換された後、内蔵するCRT
に供給され、対応する静止画が表示される。あるいは、
TV1Gに図示せぬプリンタを接続し、そこにプリント
アウトされるようにすることもできる。
【0251】従って、ファクシミリから送信され、TV
1Gの蓄積装置178に蓄積された画像データを、再加
工して、新しく別の用途に使用したり、図面などからな
る仕様書等の画像データを劣化させることなくコピーす
ることが可能となる。
【0252】その他の構成および動作は、図22に示し
た実施例の場合と同様であるので、その説明は省略す
る。
【0253】図26は、本発明のテレビジョン受像機の
さらに他の実施例の構成を示すブロック図である。この
実施例においては、ディジタル送信部201および混合
器202を備えるようにしている。
【0254】ディジタル送信部201は、蓄積装置17
8より供給される画像音声信号、および所定の制御信号
を、所定の周波数(例えば、図23の上り伝送路に割り
当てられた10MHZ乃至174MHZの範囲内の所定
の周波数)に変調し、混合器202に供給するようにな
されている。
【0255】混合器202は、ディジタル送信部201
より供給される信号を、CATV回線171の上り伝送
路に重畳して、CATVセンタに送信するようになされ
ている。
【0256】例えば、図示せぬリモコン等を用いて、入
力データ、即ち送信先のアドレスと、送信する画像音声
データが格納されているファイル名を入力する。リモコ
ンにより入力された入力データは、ディジタル送信部2
01に供給され、ディジタル送信部201は、まず、入
力データの中のファイル名のもとに記憶されている画像
音声データを、蓄積装置178より読み出す。
【0257】次に、ディジタル送信部201は、蓄積装
置178より読み出した画像音声データに、送信相手先
のアドレス、送信する画像音声データを所定の蓄積装
置、例えばHDに記憶するよう指示する制御信号、相手
先確認信号、例えば送信先のTVの固有のIDおよびパ
スワードを確認するための信号、相手先の蓄積装置が受
信した画像音声データを記憶可能な状態にあるか否かを
確認するための信号、さらに、送信したデータが相手先
の蓄積装置に蓄積される際のファイル名を付加する。そ
して、画像音声データに対応する信号および制御信号を
所定の周波数に変調し、混合器202に供給する。
【0258】混合器202は、ディジタル送信部201
より供給された信号を、CATV回線171の上り伝送
路(リバースチャンネル)に重畳し、CATVセンタに
送信する。
【0259】CATVセンタは、TV1Gより送信され
た画像音声信号と、相手先のアドレス、および蓄積装置
へ記憶させるよう指示する制御信号等を受信すると、そ
の相手先アドレスに対応するCATV回線にその信号を
送信する。相手先アドレスに対応する例えばTVによ
り、この信号が受信されると、まず、相手先のTVに内
蔵された受信ランプが点灯し、そのTVに内蔵された制
御部により、相手先確認信号に対応するIDとパスワー
ドが、TVに固有のIDとパスワードに一致するか否か
が判定される。一致しない場合、「NAK(ノンアクノ
リッジ)」に対応する信号がCATV回線171を介し
て、CATVセンタに送信される。CATVセンタに送
信された「NAK」に対応する信号は、送信元であるT
V1Gに送信され、それを受信したTV1Gは、例えば
それを示す所定のメッセージを図示せぬCRTに表示す
る。
【0260】相手先確認信号に対応するIDとパスワー
ドが、TVに固有のIDとパスワードと一致する場合、
内蔵する蓄積装置、例えばHD、ICカード、RAM、
またはVTR等が画像音声信号を記憶可能な状態にある
か否かが判定される。
【0261】相手先のTVが内蔵する蓄積装置により、
画像音声信号が記憶可能な状態である場合、CATV回
線171を介して、CATVセンタより供給される制御
信号、およびファイル名に従って、画像音声信号がその
ファイル名で記憶される。一方、内蔵する蓄積装置によ
り、画像音声信号が記憶可能な状態でない場合、例えば
容量が不足するような場合、「NAK」に対応する信号
がCATVセンタに送信される。
【0262】CATVセンタにより、相手先のTVより
送信された「NAK」信号が受信されると、それは、送
信元のTV1Gに送信される。CATVセンタからの
「NAK」信号が、TV1Gにより受信されると、相手
先のTVが、画像音声データを記憶することができない
状態にあることが認識され、例えばそのことを示す所定
のメッセージがCRTに表示される。
【0263】また、上記実施例において、CATVセン
タを介して、複数の相手先のTVに対して、画像音声信
号を送信するようにすることも可能である。その場合、
複数の相手先に対応する複数の相手先アドレスを、画像
音声データに付加して、CATVセンタに送信するよう
にする。これらの信号を受信したCATVセンタは、複
数の相手先アドレスに対応するTVに対して、画像音声
データを送信する。
【0264】さらにまた、上記実施例においては、例え
ば、出先から、CATV回線171を介して所定のアド
レスおよび送信要求信号を、所定の相手先のTV(例え
ば自宅に設置されたTV)に送信することができる。こ
のアドレスは、相手先のTVにアクセスするためのもの
であり、送信要求信号は、その信号を受信したTVが、
その内蔵する蓄積装置から所定の画像音声データを読み
出し、それをCATV回線171、CATVセンタを介
して、送信要求をしたTV1Gに送信するよう指示する
ための信号である。
【0265】最初に、出先に設置されたTV1Gから、
相手先のアドレス、ファイル名、および送信要求に対応
する信号が、CATV回線171を介してCATVセン
タに送信される。これらの信号がCATVセンタにより
受信されると、CATVセンタに設置された交換器は、
この信号に含まれる相手先のアドレスに基づいて、その
アドレスに設置されたTVと、出先に設置されたTV1
Gとの間に所定の論理回線を設定する。
【0266】次に、CATVセンタは、この論理回線を
介して、ファイル名、および送信要求に対応する信号を
相手先のTVに送信する。この信号が相手先のTVによ
り受信されると、相手先のTVが内蔵する制御部によ
り、内蔵する蓄積装置より、このファイル名で記憶され
ている画像音声データが読み出され、内蔵するディジタ
ル送信部に供給された後、論理回線を介してCATVセ
ンタに送信される。
【0267】この信号は、CATVセンタにより受信さ
れ、送信元のTV1Gに論理回線を介して送信される。
TV1Gにより、CATVセンタより送信されたこの信
号が受信されると、上述した場合と同様にして、ディジ
タル受信部175を介して、蓄積装置178に記憶され
る。
【0268】このように、CATV回線171、および
CATVセンタを介して、所定の相手先に設置されたT
Vの内蔵する蓄積装置に記憶された画像音声データを読
み出すことができる。
【0269】その他の構成および動作は、図22に示し
た実施例の場合と同様であるので、その説明は省略す
る。
【0270】図27は、本発明のテレビジョン受像機の
さらに他の実施例の構成を示すブロック図である。この
実施例においては、ビデオカメラ212、ディジタル圧
縮器211を備えるようにしている。
【0271】ビデオカメラ212は、所定の映像を入力
し、対応するAV信号に変換した後、TV1HのAV入
力端子T3に供給するようになされている。また、ディ
ジタル変換器211は、AV入力端子T3を介してビデ
オカメラ212より入力されたAV信号を、ディジタル
信号に変換し、蓄積装置178に供給するようになされ
ている。
【0272】例えば、ビデオカメラ212を用いて所定
の映像を撮影し、それをビデオメッセージとして、他の
TVにCATV回線171を介して送信するような場合
を考える。まず、ビデオカメラ212を用いて所定の映
像を撮影すると、ビデオカメラ212の内蔵する出力端
子より、その映像に対応するアナログのAV信号が出力
される。そのAV信号は、TV1HのAV入力端子T3
を介して、TV1Hに供給される。
【0273】TV1Hに入力されたAV信号は、ディジ
タル圧縮器211に供給され、そこでディジタルの映像
信号に変換された後、例えばMPEG2方式で圧縮され
る。ディジタル圧縮器211により圧縮された圧縮映像
信号は、蓄積装置178に供給され、そこで記憶され
る。その際、図示せぬリモコンを操作し、ファイル名を
入力することにより、そのファイル名でこの圧縮映像信
号を蓄積装置178に記憶させるようにすることができ
る。
【0274】次に、リモコンを操作して、蓄積装置17
8に記憶された圧縮映像信号を送信する相手先のアドレ
スを入力し、送信開始を指示するリモコンの釦を操作す
ると、図26に示した実施例において上述した場合と同
様にして、まず、蓄積装置178に記憶された圧縮映像
信号が読み出され、ディジタル送信部201により、混
合器202、CATV回線171を介してCATVセン
タに送信される。次に、CATVセンタにより、その圧
縮画像信号が、TV1Hのリモコンにより入力された所
定の相手先のアドレスに対応するTVに送信される。
【0275】このようにして、ビデオカメラ等により撮
影した所定のビデオメッセージを、CATVセンタを介
して、所定の相手先のTVに送信することができる。従
って、例えば、被服のデザインに関する仕様書等をビデ
オカメラ等で撮影し、それをファッション関係の会社か
ら、CATV回線171、CATVセンタを介して、相
手先であるデザイナーに送信するようなことが可能にな
る。このようにして受信された画像音声データは、例え
ば項目別に蓄積装置178に記憶させ、管理することが
できるので、画像データベース等の構築も可能である。
【0276】その他の構成および動作は、図22に示し
た実施例の場合と同様であるので、その説明は省略す
る。
【0277】図28は、本発明のテレビジョン受像機の
さらに他の実施例の構成を示すブロック図である。この
ブロック図は、アナログ映像信号(NTSC信号)を処
理する部分を主に説明するためのものである。
【0278】AVスイッチ221は、マイコン(CP
U)193の制御により、アナログ復調部174または
AV入力端子T3より入力されるAV信号のいずれか
を、AV出力端子T2、信号圧縮処理部181、後述す
るビデオ信号処理回路222、またはV区間(垂直帰線
消去期間)データ処理回路223のいずれかに供給する
ようになされている。
【0279】ビデオ信号処理回路222は、AVスイッ
チ221より供給されるAV信号のビデオ信号をRGB
信号に変換するようになされている。V区間データ処理
回路223は、AVスイッチ221より供給されるAV
信号から、その垂直帰線消去期間に重畳された制御デー
タを抽出し、内部バス192を介して、マイコン193
に供給するようになされている。
【0280】RAM226は、例えば、システムプログ
ラム、アプリケーションプログラム、またはフォントデ
ータ等を記憶するようになされている。
【0281】OSD表示IC224は、マイコン193
により制御され、所定の文字、または図形に対応するフ
ォントデータを、例えば、RAM226より読み出し、
対応するRGB信号に変換した後、出力するようになさ
れている。
【0282】加算器225は、ビデオ信号処理回路22
2およびOSD表示IC224より供給されるRGB信
号を重ね合わせ、モニタ227に供給する。モニタ22
7は、加算器225より供給されるRGB信号に対応す
る画像、文字、または図形を表示するようになされてい
る。
【0283】AVバス制御用マイコン228は、マイコ
ン193より供給される制御信号に従って、所定の制御
信号を発生し、通信用IC229に供給するようになさ
れている。
【0284】通信用IC229は、AVバス制御用マイ
コン228からの制御信号に従って、所定の制御信号を
AVバス端子T1に出力するようになされている。
【0285】CATVセンタより、CATV回線171
を介して送信される映像RF信号は、まず、TV1Jの
チューナ173に入力される。選局部172は、マイコ
ン193により制御され、所定のチャンネルに対応する
選局データを発生し、それをチューナ173に供給す
る。この選局データに従って、チューナ173は、そこ
に入力されるRF信号より、所定のチャンネルに対応す
る信号を選局し、アナログ復調部174に供給する。ア
ナログ復調部174は、チューナ173より供給される
信号を復調し、ビデオ信号に変換した後、AVスイッチ
221に供給する。
【0286】AVスイッチ221は、アナログ復調部1
74より供給されたビデオ信号を、マイコン193から
の制御信号に基づいて、V区間データ処理回路223お
よび信号圧縮処理部181に供給する。信号圧縮処理部
181に供給されたビデオ信号は、そこでディジタルの
信号に変換され、圧縮処理が施された後、蓄積装置17
8に出力される。
【0287】AVスイッチ221より、V区間データ処
理回路223に供給されたビデオ信号は、そこで垂直帰
線消去期間に重畳された制御データが抽出され、マイコ
ン193に供給される。マイコン193は、V区間デー
タ処理回路223より供給された制御信号が、例えば、
受信したデータを蓄積装置178に記憶するよう指示す
るものであれば、これに従って、蓄積装置178に対し
て、信号圧縮処理部181より蓄積装置178に供給さ
れる信号を記憶するよう指示する制御信号を供給する。
【0288】これにより、TV1Jは、CATVセンタ
よりCATV回線171を介して供給される画像音声信
号を記憶することができる。
【0289】一方、AVスイッチ221よりビデオ信号
処理回路222に供給されたビデオ信号は、そこでRG
B信号に変換され、加算器225に供給される。加算器
225においては、OSD表示IC224から供給され
る所定の文字データに対応するRGB信号と重ね合わせ
られ、モニタ227に出力、表示される。
【0290】V区間データ処理回路223により抽出さ
れた制御信号が、例えば、CATV回線171を介して
受信される画像音声信号を、TV1Jに接続された図示
せぬVTRに録画するよう指示するものである場合、最
初に、マイコン193は、アナログ復調部174よりA
Vスイッチ221に供給されるAV信号が、TV1Jの
AV出力端子T2に出力されるように内部のスイッチを
切り換えるよう、内部バス192を介して、AVスイッ
チ221に指令する。
【0291】AVスイッチ221は、マイコン193か
らの指令に従って、内部のスイッチを切り換える。その
結果、アナログ復調部174よりAVスイッチ221に
供給されるAV信号が、AV出力端子T2を介して、そ
こに接続されたVTRに供給される。
【0292】一方、マイコン193は、図示せぬAVバ
スにより接続されたVTRに、録画動作の開始を指示す
る制御信号を供給するよう、内部バス192を介して、
AVバス制御用マイコン228に指令する。AVバス制
御用マイコン228は、マイコン193からの指令に従
って、通信用IC229を制御し、AVバス端子T1に
AVバスを介して接続されているVTRに、この制御信
号を供給する。
【0293】その結果、VTRは、録画動作を開始し、
TV1JのAV出力端子T2より供給されるAV信号を
録画する。
【0294】このようにして、たとえ留守中であって
も、CATV回線171を介して、CATVセンタより
送信されるNTSC方式の画像音声信号が、自動的に蓄
積装置178またはVTRに記憶または録画されるよう
にすることができる。
【0295】なお、図11の実施例においては、データ
蓄積装置6を光ディスクとしたが、磁気ディスクや光磁
気ディスクとしてもよい。
【0296】また、図11若しくは図16の実施例で
は、リモコンから入力を行っているが、テレビジョン受
像機の前面パネルに設けられた操作ボタン等他の手段か
ら入力を行うこともできる。
【0297】また、図11若しくは図16の実施例で
は、表示手段としてCRTを使用したがLCD(液晶表
示装置)等の他の表示手段も使用できる。
【0298】また、図11若しくは図16の実施例で
は、NTSC方式を使用したが、PAL/SECAM方
式も使用できる。
【0299】また、図11若しくは図16の実施例で
は、ICカードを使用したが、光カードも使用できる。
要するに、アプリケーションプログラムを記憶した記憶
媒体なら何でもよい。
【0300】また、図11若しくは図16の実施例で
は、プログラムをデータベースセンターからダウンロー
ドしてきて実行するようにしてもよい。
【0301】また、図18の実施例では、電話器155
と検針装置154を、ホームバス160で接続するよう
にしたが、AVバス102で接続するようにしてもよい
し、その他無線、電灯線、または赤外線等で接続するよ
うにしてもよい。
【0302】また、図18の実施例において、データ蓄
積装置6を、ミニディスクで構成するようにすることも
できる。
【0303】さらに、図18の実施例では、リモコンキ
ーボード131により、データ入力を行うようにした
が、通常のキーボードをTV1Cに接続して、データ入
力を行うようにすることも可能である。
【0304】また、図22乃至28の各実施例において
は、CATV回線を介して、画像音声データおよび制御
信号の送信を行うようにしたが、衛星放送または地上放
送の放送センタから、電波を介して送信するようにする
こともできる。また、電話線を介して送信するようにす
ることもできる。さらには、LAN(ローカルエリアネ
ットワーク)で接続されたパソコン等への応用も可能で
ある。
【0305】また、屋内、または電車若しくは船の中な
どのように、特定の空間内で、有線、無線、または赤外
線等を介して、画像音声データの送信または受信を行う
ようにすることもできる。
【0306】また、図22乃至28の各実施例において
は、NTSC方式のアナログ信号を送信する場合、制御
信号を垂直帰線消去期間に重畳するようにしたが、B
S,CS等の衛星放送の場合、そのデータチャンネルに
より制御信号を送信するようにすることができる。ま
た、制御信号を他の独立したチャンネルで送信するよう
にすることも可能である。
【0307】また、図22乃至28の各実施例において
は、NTSC方式としたが、PALまたはSECAM方
式でもよく、HDTVへの応用も可能である。
【0308】さらにまた、図22乃至28の各実施例に
おいては、MPEG2方式による圧縮としたが、その他
の圧縮方式でもよい。
【0309】
【発明の効果】本発明の第1のテレビジョン受像機によ
れば、受信されたファクシミリ画像を記憶手段に記憶さ
せ、記憶手段に記憶された画像を表示手段に表示させる
制御手段を設けたので、ファクシミリ画像蓄積機能を付
加することができる。また、受信したファクシミリ画像
を表示するので、プリンタを不要にできるから、コスト
を低下させることができる。さらに、蓄積された画像を
他の場所に伝送するようにすれば、従来のように画質を
劣化させることなく、他の場所に画像を伝送できる。
【0310】本発明の第2のテレビジョン受像機によれ
ば、アクセスしたデータベースから送られてきたデータ
を受信する受信手段と、この受信データを記憶手段に記
憶し、記憶手段に記憶されたデータを表示手段に表示す
る制御手段とを備えるようにしたので、テレビジョン受
像機に、データベースの検索機能、および検索により得
られたデータの蓄積機能を持たせることができる。さら
に、このテレビジョン受像機に、他の端末装置または同
様のテレビジョン受像機からのアクセスを可能とする手
段を設けることにより、データベースとしての使用も可
能となる。
【0311】本発明の第3のテレビジョン受像機によれ
ば、記憶媒体からアプリケーションプログラムを読み込
む読取手段と、読み込まれたアプリケーションプログラ
ムを実行し、実行内容に応じた表示を表示手段に行わせ
る処理手段とを設けたので、テレビジョン受像機の応用
範囲を広げることができる。
【0312】本発明の第4のテレビジョン受像機によれ
ば、アプリケーションプログラムを実行し、実行内容に
応じた表示を表示手段に行わせ、実行に伴うデータを記
憶手段に記憶させる処理手段とを設けたので、テレビジ
ョン受像機をパソコンとして使用することができる。
【0313】本発明の第5のテレビジョン受像機によれ
ば、入力手段により、記憶手段に新規の情報を追加し、
または記憶手段に記憶された情報を変更することができ
るようにしたので、自分専用の知識データベースを構築
することができる。
【0314】本発明の第6のテレビジョン受像機によれ
ば、再生手段により、記録媒体を再生し、制御手段によ
り、記録媒体に記録されている情報を検索して表示手段
に表示させるとともに、記憶手段に検索データを記憶さ
せるようにしたので、検索者は、自分の嗜好に適した検
索方法で、情報の検索を迅速に行うことができる。
【0315】本発明の第7のテレビジョン受像機によれ
ば、制御手段により、入力手段によって入力されたTV
番組情報を表示手段に表示させ、TV番組情報から所定
の番組を選択手段に選択させるようにしたので、番組の
録画予約等を簡単に行うことができる。
【0316】本発明の第8のテレビジョン受像機によれ
ば、制御手段が、検針命令を検針装置に出力し、検針装
置から送られてきた検針データを、記憶手段に記憶させ
るとともに、表示手段に表示させる。従って、検針装置
の検針データを随時表示させることができる。
【0317】本発明の第9のテレビジョン受像機によれ
ば、受信手段により、所定のセンタより通信回線を介し
て送信される、圧縮された画像データまたは音声データ
の少なくともいずれか1つと制御データを受信し、記憶
手段により、この圧縮された画像データまたは音声デー
タの少なくともいずれか1つを記憶するようにしたの
で、たとえ留守中であっても、センタからの圧縮された
画像または音声データを自動的に受信し、記憶すること
ができる。
【0318】また、前記第9のテレビジョン受像機にお
いて、受信手段により、CATV回線、電話回線、電
波、ローカルエリアネットワーク、有線、無線、または
光の少なくともいずれか1つからの信号を受信するよう
にした場合においては、さまざまな場所でのデータ伝送
が可能になる。
【0319】また、前記第9のテレビジョン受像機にお
いて、送信手段により、圧縮された画像データまたは音
声データの少なくともいずれか1つを、通信回線を介し
てセンタに接続されている所定の相手に送信するように
した場合においては、所定の画像メッセージを送信する
ことができる。
【0320】また、前記第9のテレビジョン受像機にお
いて、送信要求手段により、所定の相手に、画像データ
または音声データの少なくともいずれか1つの送信を要
求し、受信手段に、送信要求手段からの送信要求を受信
した所定の相手が、通信回線を介して送信した所定の画
像データまたは音声データの少なくともいずれか1つを
受信させるようにした場合においては、出先から、例え
ば自宅のTVの記憶手段に記憶された画像データまたは
音声データを読み出すことができる。
【0321】また、前記第9のテレビジョン受像機にお
いて、CATV回線に接続された電話回線を介してファ
クシミリより送信されるファクシミリ用画像データが、
CATV回線を介して受信手段により受信され、このフ
ァクシミリ用画像データが、記憶手段により記憶される
ようにした場合においては、ファクシミリ用画像データ
を記憶手段に記憶させることができる。従って、それを
随時画面に表示させたり、プリントアウトすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョン受像機の一実施例の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の表示制御回路の一構成例を示すブロック
図である。
【図3】図1の実施例のデータ毎のモード表示画面の例
を示す図である。
【図4】図1の実施例の画像モードにおけるCRTの表
示態様を示す図である。
【図5】図1の実施例の文字モードにおけるCRTの表
示態様を示す図である。
【図6】図1の実施例の文字画像混在モードにおけるC
RTの表示態様を示す図である。
【図7】図1の実施例の一動作例を示すフローチャート
である。
【図8】図1の実施例を画像モードのみで動作させる場
合の表示制御回路の構成例を示すブロック図である。
【図9】図1の実施例を文字モードのみで動作させる場
合の表示制御回路の構成例を示すブロック図である。
【図10】本発明のテレビジョン受像機の別の実施例を
示すブロック図である。
【図11】本発明のテレビジョン受像機の他の実施例を
示すブロック図である。
【図12】図11の実施例におけるテレビジョン受像機
と他のAV機器との接続態様を示すブロック図である。
【図13】図11の実施例のROM−DOSの下でのメ
モリ構成の一例を示す図である。
【図14】図11の実施例において文字データまたは画
像データが登録されるMS−DOSのファイル階層構造
すなわちツリー構造の一例を示す図である。
【図15】図11の実施例の一動作例を示すフローチャ
ートである。
【図16】本発明のテレビジョン受像機の他の実施例を
示すブロック図である。
【図17】本発明のテレビジョン受像機(TV)の電源
をOFFにした状態で、外部端末からTVの電子伝言板
へのアクセス信号が電話線を介して送られてきた場合
の、TVの処理の詳細を示すフローチャートである。
【図18】本発明のテレビジョン受像機の他の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図19】光磁気ディスク等の記録媒体の内部データ構
成を示す図である。
【図20】ユーザ自身が作成した情報を知識データベー
スに追加する方法を説明するための図である。
【図21】データベースのインデックス構成を示す図で
ある。
【図22】本発明のテレビジョン受像機の他の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図23】CATV回線の周波数分割を説明するための
図である。
【図24】本発明のテレビジョン受像機のさらに他の実
施例の構成を示すブロック図である。
【図25】本発明のテレビジョン受像機のさらに他の実
施例の構成を示すブロック図である。
【図26】本発明のテレビジョン受像機のさらに他の実
施例の構成を示すブロック図である。
【図27】本発明のテレビジョン受像機のさらに他の実
施例の構成を示すブロック図である。
【図28】本発明のテレビジョン受像機のさらに他の実
施例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1
H,1J テレビジョン受像機 2 CRT(表示手段) 3 ファクシミリ装置(受信手段) 4 モデム(受信手段) 5 RF信号処理装置 6 データ蓄積装置(記憶手段) 7 表示制御回路(制御手段) 8,79 スイッチ 8A,8B,8C,78A,79B,79C 端子 10 マイコン(制御手段) 11,13,15,17,19,87 電話線 12,16 交換機 14 ファクシミリ装置 18 モデム付きTV 20 データベース 21 線 22,26 画像部 24,28 文字部 32R,32G,32B,42 ビデオRAM 34R,34G,34B,38,44,58 バッファ 36,56 文字RAM 40,60 文字発生器 42 ビデオRAM 71 選局用マイコン 72 チューナ 73 内部バス 74 TV・OSD制御用マイコン(制御手段) 75 ROM−DOS用マイコン(処理手段) 76 RGB回路 77 フレームメモリ 78 D/A変換器 81 偏向制御回路 82 RAM 83 VRAM 84 ICカードリーダ(読取手段) 89 RS232C 90 外部機器 101 D2B処理マイコン 102 D2Bバス 103 他のAV機器 111 RAMディスク領域 112 IO(デバイス)制御 113 VRAM制御領域 114 アプリケーションプログラム用ユーザRAM領
域 115 MS−DOS(ROM) 121,125 端末 122 電源制御装置(電源制御手段) 123 FDドライブ(読取手段) 124 表示ランプ(表示手段) 125 TELETEXT表示装置(文字表示制御手
段) 130 リモコン 131 リモコンキーボード 140 データ検索装置(CD−ROM) 151 ビデオCD装置 152 LDP 153 VTR 154 検針装置 155 電話器 156 端末 157 切換器 158 インタフェース 160 ホームバス 171 CATV回線 172 選局部 173 チューナ(受信手段) 174 アナログ復調部 175 ディジタル受信部 176 アナログ信号処理部 177 ディジタル伸張部 178 蓄積装置(記憶手段) 181 信号圧縮処理部 191 リモコン受信部 192 内部バス 193 CPU 194 AVバス用通信IC 195 AVバス 196 VTR 201 ディジタル送信部(送信手段、送信要求手段) 202 混合器 211 ディジタル圧縮器 212 ビデオカメラ 221 AVスイッチ 222 ビデオ信号処理回路 223 V区間データ処理回路 224 OSD表示IC 225 加算器 226 RAM 227 モニタ 228 AVバス制御用マイコン 229 通信用IC

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示する表示手段と、 画像を記憶する記憶手段と、 ファクシミリ伝送によって送られてきた画像を受信する
    受信手段と、 前記受信手段によって受信された画像を前記記憶手段に
    記憶させ、前記記憶手段に記憶された画像を前記表示手
    段に表示させる制御手段とを備えることを特徴とするテ
    レビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 データを表示する表示手段と、 データを記憶する記憶手段と、 アクセスしたデータベースから送られてきたデータを受
    信する受信手段と、 前記受信手段によって受信されたデータを前記記憶手段
    に記憶させ、前記記憶手段に記憶されたデータを前記表
    示手段に表示させる制御手段とを備えることを特徴とす
    るテレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】 所定の表示を行う表示手段と、 アプリケーションプログラムを記憶した記憶媒体から前
    記アプリケーションプログラムを読み込む読取手段と、 前記読み込まれたアプリケーションプログラムを実行
    し、実行内容に応じた表示を前記表示手段に行わせる処
    理手段とを備えることを特徴とするテレビジョン受像
    機。
  4. 【請求項4】 所定の表示を行う表示手段と、 所定のデータを記憶する記憶手段と、 アプリケーションプログラムを実行し、実行内容に応じ
    た表示を前記表示手段に行わせ、実行に伴うデータを前
    記記憶手段に記憶させる処理手段とを備えることを特徴
    とするテレビジョン受像機。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、電子伝言板用の記憶領
    域を有し、 前記処理手段は、外部からの前記電子伝言板からのメッ
    セージの読み出しまたは書き込みを制御することを特徴
    とする請求項4に記載のテレビジョン受像機。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、電子メール受信用の記
    憶領域を有し、 前記処理手段は、電子メールが着信していれば、電子メ
    ールが着信していることを前記表示手段に表示させるこ
    とを特徴とする請求項4に記載のテレビジョン受像機。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段は、住所録または名簿情報
    を記憶し、 前記処理手段は、名前が入力されると、前記名前に対応
    する電話番号を自動的にダイヤル発信することを特徴と
    する請求項4に記載のテレビジョン受像機。
  8. 【請求項8】 前記処理手段は、商用データベースやフ
    ロッピーディスクなどから取得した情報を前記記憶手段
    に記憶させることによりデータベースを構築し、前記デ
    ータベースから、前記情報の検索を行うことを特徴とす
    る請求項4に記載のテレビジョン受像機。
  9. 【請求項9】 前記処理手段は、電子手帳で作成した情
    報をRS232CまたはICカードを介して、前記記憶
    手段へ転送することを特徴とする請求項4に記載のテレ
    ビジョン受像機。
  10. 【請求項10】 前記処理手段は、前記記憶手段へ通常
    の音楽を記憶させ、それを再生することを特徴とする請
    求項4に記載のテレビジョン受像機。
  11. 【請求項11】 前記処理手段は、前記記憶手段に、キ
    ャプショニング情報を記憶させ、外部からのアクセスに
    より前記キャプショニング情報を取り出し、アクセスし
    た外部の端末へ、前記キャプショニング情報を転送する
    ことを特徴とする請求項4に記載のテレビジョン受像
    機。
  12. 【請求項12】 前記処理手段は、外部から所定の相手
    に前記記憶手段に記憶されている所定の情報を転送する
    ように指示する信号を受信することにより、所定の相手
    の電話番号に自動的にダイヤル発信し、相手が電話機の
    みであれば、音声信号によりメッセージを伝え、相手が
    受信可能な機器であれば、前記記憶手段に記憶されてい
    る所定の情報を転送することを特徴とする請求項4に記
    載のテレビジョン受像機。
  13. 【請求項13】 前記処理手段は、電話線を介して外部
    から送信されてきたコントロール情報に基づいて、所定
    のAV機器のコントローラに信号を送信し、前記AV機
    器に所定の動作を行わせることを特徴とする請求項4に
    記載のテレビジョン受像機。
  14. 【請求項14】 電話線を介して外部から送信されてき
    た所定の信号により、電源をONにし、前記処理手段か
    ら送信された信号により、電源をOFFにする電源制御
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の
    テレビジョン受像機。
  15. 【請求項15】 文字データの表示を制御する文字表示
    制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項4に記
    載のテレビジョン受像機。
  16. 【請求項16】 データを表示する表示手段と、 記録媒体を再生する再生手段と、 データを記憶する記憶手段と、 データを入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された前記データを前記記憶
    手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶されたデータ、ま
    たは前記再生手段により得られた前記記録媒体に記録さ
    れたデータから、所定のデータを検索し、前記表示手段
    に表示させる制御手段とを備えることを特徴とするテレ
    ビジョン受像機。
  17. 【請求項17】 前記記憶手段は、光磁気ディスク、ハ
    ードディスク、フロッピディスク、またはRAMディス
    クのうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求
    項16に記載のテレビジョン受像機。
  18. 【請求項18】 データを表示する表示手段と、 データを記憶する記憶手段と、 記録媒体を再生する再生手段と、 データを送信する送信手段と、 前記記録媒体に記録されたデータを検索し、前記表示手
    段に表示させるとともに、検索データを前記記憶手段に
    記憶させる制御手段とを備えることを特徴とするテレビ
    ジョン受像機。
  19. 【請求項19】 TV番組情報を表示する表示手段と、 TV番組情報を入力する入力手段と、 TV番組情報を記憶する記憶手段と、 前記表示手段によって表示された前記TV番組情報から
    所定の番組を選択する選択手段と、 前記入力手段によって入力された前記TV番組情報を前
    記表示手段に表示させ、前記TV番組情報から所定の番
    組を前記選択手段に選択させる制御手段とを備えること
    を特徴とするテレビジョン受像機。
  20. 【請求項20】 データを表示する表示手段と、 データを記憶する記憶手段と、 検針命令を検針装置に供給し、前記検針装置から出力さ
    れた検針データを、前記記憶手段に記憶させるととも
    に、前記記憶手段に記憶された検針データを前記表示手
    段に表示させる制御手段とを備えることを特徴とするテ
    レビジョン受像機。
  21. 【請求項21】 所定のセンタより、通信回線を介して
    送信される圧縮された画像データまたは音声データの少
    なくともいずれか1つと制御データを受信する受信手段
    と、 前記圧縮された画像データまたは音声データの少なくと
    もいずれか1つを記憶する記憶手段とを備えることを特
    徴とするテレビジョン受像機。
  22. 【請求項22】 前記受信手段は、CATV回線、電話
    回線、電波、ローカルエリアネットワーク、有線、無
    線、または光の少なくともいずれか1つからの信号を受
    信することを特徴とする請求項21に記載のテレビジョ
    ン受像機。
  23. 【請求項23】 圧縮された画像データまたは音声デー
    タの少なくともいずれか1つを、前記通信回線を介し
    て、前記センタに接続されている所定の相手に送信する
    送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項21ま
    たは22に記載のテレビジョン受像機。
  24. 【請求項24】 所定の相手に、画像データまたは音声
    データの少なくともいずれか1つの送信を要求する送信
    要求手段をさらに備え、 前記受信手段は、前記送信要求手段からの送信要求を受
    信した前記所定の相手が、前記通信回線を介して送信し
    た所定の画像データまたは音声データの少なくともいず
    れか1つを受信することを特徴とする請求項21,22
    または23に記載のテレビジョン受像機。
  25. 【請求項25】 前記受信手段は、CATV回線に接続
    された電話回線を介して、ファクシミリより送信される
    ファクシミリ用画像データを、前記CATV回線を介し
    て受信し、 前記記憶手段は、前記受信手段により受信された前記フ
    ァクシミリ用画像データを記憶することを特徴とする請
    求項21乃至24のいずれかに記載のテレビジョン受像
    機。
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