JPH0836605A - Tvショッピング方法およびavシステム - Google Patents

Tvショッピング方法およびavシステム

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JPH0836605A
JPH0836605A JP17055994A JP17055994A JPH0836605A JP H0836605 A JPH0836605 A JP H0836605A JP 17055994 A JP17055994 A JP 17055994A JP 17055994 A JP17055994 A JP 17055994A JP H0836605 A JPH0836605 A JP H0836605A
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JP
Japan
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program
predetermined
microcomputer
video
signal
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Application number
JP17055994A
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English (en)
Inventor
Shigeo Tanaka
繁雄 田中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作で録画予約を行うことができるよ
うにする。 【構成】 AVセンタ1により受信された映像信号に重
畳された番組表データが、内蔵するCRTモニタに供給
され、所定の番組表が表示される。また、CRTモニタ
に表示された番組表には、所定のカーソルが表示され
る。図示せぬリモコンによりカーソルを所望の番組の位
置に移動させ、その番組の録画予約を指示すると、TV
1より録画予約された番組のチャンネル番号、放送日、
放送開始時刻、および放送終了時刻が、AVバス9を介
して例えば第1VTR2に送信される。第1VTR2
は、この信号に従って録画予約を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、録画予約を行う際に用
いて好適なTVショッピング方法およびAVシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、録画予約を行う場合、リモコンを
操作してチャンネル番号、放送日、放送開始時刻、およ
び放送終了時刻をキー入力する。
【0003】また、例えば、ドイツにおいて実施されて
いるVPS(Video Program Syste
m)と呼ばれる放送サービスにおいては、放送局から、
映像信号とともにその垂直帰線消去期間に番組開始時刻
に関する情報が送信される。この情報により、VTR等
の録画機器は、例えば、野球中継が延長されるなどし
て、それ以降の番組の放送開始時刻が変更されたことを
認識することができる。これにより、VTRは変更され
た放送開始時刻から、録画を開始することが可能にな
る。
【0004】また、ジェムスター社のビデオプラスと呼
ばれる機能は、リモコンパッドにより、新聞等の各番組
表の各番組毎に設けられた所定の番号を入力することに
より、録画予約ができるものである。即ち、リモコンパ
ッドにより所定の番組に対応する番号を入力すると、リ
モコンパッドは、入力された番号から予約された番組の
チャンネル番号、放送日、放送開始時刻、および放送終
了時刻を認識し、放送開始時刻になると、赤外線等によ
りVTRに対して、録画を開始するよう指令する。この
指令を受けたVTRは、録画動作を開始する。
【0005】また、従来、VIDEOTEXまたはパソ
コン通信による通信販売においては、通信販売会社から
送られてくる情報は、文字が主体であり、画像情報が送
られてくる場合であっても、グラフィックスによる静止
画である。
【0006】また、衛星を介して、通信販売会社からの
映像をポイントツーポイントにより受信するようなシス
テムがある。
【0007】また、所定の通信販売会社から例えば電話
回線等によりオンラインで送信される文字データおよび
LD(レーザディスク)に記録された所定の映像を読み
出すための制御信号を受信し、それに基づいて、所定の
文字を画面に表示するとともに、それに関係する所定の
映像をLDP(レーザディスクプレーヤ)により、LD
よりオフラインで読み出し、画面に表示するシステムが
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、番
組の録画予約を行う場合、リモコンパッド等により、番
組が放送されるチャンネル番号、放送日、放送開始時
刻、および放送終了時刻をキー入力しなければならず、
比較的操作が面倒である課題があった。
【0009】また、ビデオプラスにより番組の録画予約
を行う場合においても、録画予約する番組に対応する番
号をキー入力しなければならず、比較的操作が面倒であ
る課題があった。
【0010】また、衛星を使用したポイントツーポイン
トの通信販売サービスにおいては、複数の顧客に対して
同時にサービスを提供することができない課題があっ
た。
【0011】また、従来、通信販売会社より送信される
商品に関する情報は、文字が主体であり、商品に関する
詳しい知識を得ることができない課題があった。
【0012】さらに、所定の通信販売会社から電話回線
等によりオンラインで送信される文字データおよびLD
に記録された所定の映像を読み出すための制御信号を受
信し、それに基づいて、所定の文字を画面に表示すると
ともに、それに関係する所定の映像をLDPにより、L
Dよりオフラインで読み出し、画面に表示するようなシ
ステムの場合、LDを定期的に更新しなければならず、
コストがかかり、煩わしい課題があった。
【0013】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、比較的簡単な操作で、番組の録画予約をす
ることができるようにするものである。また、文字情報
だけでなく映像情報も受信可能にし、低コストで、詳細
な商品情報を得ることができるようにするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のTVシ
ョッピング方法は、所定のセンタから送信される所定の
指定座席からの映像を受信し、この映像に基づいて、そ
の指定座席の予約券を発注することができる。
【0015】この映像は、劇場、映画館、コンサート会
場、野球場、サッカー場、または競技場の指定座席から
見た、舞台、館内、ステージ、またはグラウンドの映像
とすることができる。
【0016】請求項3に記載のTVショッピング方法
は、センタから送信される所定の商品の映像を受信し、
この映像に基づいて、商品を発注するようにすることが
できる。
【0017】請求項4に記載のAVシステムは、所定の
センタより通信回線を介して送信される映像音声信号を
受信する受信手段(例えば図4のチューナ1)と、映像
音声信号に含まれる番組表データを抽出する抽出手段
(例えば図4のV区間(垂直帰線消去期間)データ処理
回路5)と、抽出手段により抽出された番組表データを
OSD表示するOSD表示手段(例えば図4のビデオ信
号処理回路4)と、OSD表示手段により表示された番
組表データに基づいて、所定の番組を選択する番組選択
手段(例えば図4のリモコン12)と、番組選択手段に
より選択された番組を、所定の録画機器に録画予約させ
る予約手段(例えば図4のマイコン8)とを備えること
を特徴とする。
【0018】通信回線は、CATV回線または電波とす
ることができる。
【0019】また、抽出手段は、センタより送信される
映像音声信号の垂直帰線消去期間に重畳された番組表デ
ータを抽出するようにすることができる。
【0020】また、予約手段は、抽出手段により抽出さ
れた番組表データを、録画機器にAVバスを介して送信
するようにすることができる。
【0021】また、録画機器はVTRであり、VTRに
セットされたビデオテープが爪折れの状態であるか否か
を判定する判定手段(例えば図4のマイコン8)をさら
に設けるようにすることができる。
【0022】また、予約手段により予約された複数の番
組の中で、スクランブルされた番組が同一時刻に重複し
て録画予約されているか否かを判定する重複判定手段
(例えば図4のマイコン8)をさらに設けるようにする
ことができる。
【0023】また、受信手段により受信された、センタ
より送信される複数のカメラアングルに対応する映像の
少なくともいずれか1つを選択するカメラ選択手段(例
えば図4のリモコン12)をさらに設けるようにするこ
とができる。
【0024】また、受信手段により受信された、センタ
より送信される所定の映像に対応する信号またはテレテ
キスト形式で送信される文字若しくは図形に対応する信
号に基づいて、センタにCATV回線または電話回線を
介して、所定のキー入力情報を送信する送信手段(例え
ば図12または図13の送信部53)をさらに設けるよ
うにすることができる。
【0025】また、所定の記録媒体に記録された番組表
データを読み出す読み出し手段(例えば図4のCD−R
OM読み取り装置23)をさらに設けるようにすること
ができる。
【0026】また、読み出し手段は、予め所定の記録媒
体に記録された番組特定番号の情報を読み出し、OSD
表示手段は、番組特定番号の情報をOSD表示し、番組
選択手段は、番組特定番号の情報の中から所定のものを
選択するようにすることができる。
【0027】さらに、記録媒体は、フロッピディスク、
CD−ROM、オーディオテープ、またはミニディスク
とすることができる。
【0028】
【作用】請求項1に記載のTVショッピング方法におい
ては、所定のセンタから送信される所定の指定座席から
の映像を受信し、この映像に基づいて、その指定座席の
予約券を発注する。従って、実際にそこに座ったような
感覚で指定座席の予約を行うことができる。
【0029】請求項2に記載のTVショッピング方法に
おいては、この映像は、劇場、映画館、コンサート会
場、野球場、サッカー場、または競技場の指定座席から
見た、舞台、館内、ステージ、またはグラウンドの映像
とする。従って、実際にそこに座ったような感覚を楽し
むことができる。
【0030】請求項3に記載のTVショッピング方法に
おいては、センタから送信される所定の商品の映像を受
信し、この映像に基づいて、商品を発注する。従って、
商品の映像を見ながら発注することができる。
【0031】請求項4に記載のAVシステムにおいて
は、チューナ1により、所定のセンタより通信回線を介
して送信される映像音声信号を受信し、V区間データ処
理回路5により映像音声信号に含まれる番組表データを
抽出する。また、ビデオ信号処理回路4により、V区間
データ処理回路5により抽出された番組表データをOS
D表示する。さらに、リモコン12により、ビデオ信号
処理回路4により表示された番組表データに基づいて、
所定の番組を選択し、マイコン8により、リモコン12
により選択された番組を、所定の録画機器に録画予約さ
せる。従って、簡単な操作で録画予約を行うことができ
る。
【0032】請求項5に記載のAVシステムにおいて
は、通信回線は、CATV回線または電波とした。従っ
て、CATV、地上放送、衛星放送などに適用可能であ
る。
【0033】請求項6に記載のAVシステムにおいて
は、V区間データ処理回路5により、センタより送信さ
れる映像音声信号の垂直帰線消去期間に重畳された番組
表データが抽出される。従って、通信回線の有効利用が
可能になる。
【0034】請求項7に記載のAVシステムにおいて
は、マイコン8は、V区間データ処理回路5により抽出
された番組表データを、録画機器にAVバスを介して送
信する。従って、録画機器はその番組表データを利用す
ることができる。
【0035】請求項8に記載のAVシステムにおいて
は、録画機器はVTRであり、マイコン8により、VT
Rにセットされたビデオテープが爪折れの状態であるか
否かが判定される。従って、録画予約された際に爪折れ
のビデオテープがVTRに挿入されていれば、ユーザに
警告することができる。
【0036】請求項9に記載のAVシステムにおいて
は、マイコン8により、録画予約された複数の番組の中
で、スクランブルされた番組が同一時刻に重複して予約
されているか否かが判定される。従って、録画予約され
た番組を確実に録画することができる。
【0037】請求項10に記載のAVシステムにおいて
は、リモコン12により、チューナ1により受信され
た、センタより送信される複数のカメラアングルに対応
する映像の少なくともいずれか1つが選択される。従っ
て、様々なカメラアングルの映像を鑑賞することができ
る。
【0038】請求項11に記載のAVシステムにおいて
は、受信手段により受信された、センタより送信される
所定の映像に対応する信号またはテレテキスト形式で送
信される文字若しくは図形に対応する信号に基づいて、
センタにCATV回線または電話回線を介して、所定の
キー入力情報を送信する送信手段(例えば図13の送信
部53)をさらに設けるようにすることができる。従っ
て、センタとの間で、双方向のデータの送受信を行うこ
とができる。
【0039】請求項12に記載のAVシステムにおいて
は、CD−ROM読み取り装置23により、所定の記録
媒体に記録された番組表データを読み出すことができ
る。従って、読み出した番組表データに基づいて、番組
の予約等を行うことができる。
【0040】請求項13に記載のAVシステムにおいて
は、CD−ROM読み取り装置23により、予め所定の
記録媒体に記録された番組特定番号の情報が読み出さ
れ、ビデオ信号処理回路4により、番組特定番号の情報
がOSD表示され、リモコン12により、番組特定番号
の情報の中から所定のものが選択される。従って、簡単
な操作で、番組特定番号による録画予約を行うことがで
きる。
【0041】請求項14に記載のAVシステムにおいて
は、記録媒体を、フロッピディスク、CD−ROM、オ
ーディオテープ、またはミニディスクとすることができ
る。従って、様々な記録媒体に番組表データを記録する
ことができる。
【0042】
【実施例】図1は、本発明のAVシステムを応用したA
Vシステムの一実施例の構成を示すブロック図である。
AVシステムは、AVセンタとしてのTV1と、第1V
TR(ビデオテープレコーダ)2、第2VTR4、第3
VTR3、第4VTR6、ビデオチューナ(V.TUN
ER)5、およびMDP(マルチディスクプレーヤ)7
等の機器より構成される。
【0043】TV1と第1VTR2は、TV1の入出力
端子P3と第1VTR2の入出力端子P1を介して、A
V信号線8により接続されている。また、第1VTR2
と第3VTR3は、第1VTR2の入出力端子P2と第
3VTR3の入出力端子P1を介して、AV信号線8に
より接続されている。
【0044】TV1と第2VTR4は、TV1の入出力
端子P2と第2VTR4の入出力端子P1を介して、A
V信号線8により接続されている。また、第2VTR4
とV.TUNER5は、第2VTR4の入出力端子P1
とV.TUNER5の入出力端子P1を介して、AV信
号線8により接続されている。
【0045】TV1と第4VTR6は、TV1の入出力
端子P2と第4VTR6の入出力端子P1を介して、A
V信号線8により接続されている。また、第4VTR6
とMDP7は、第4VTR6の入出力端子P1とMDP
7の入出力端子P1を介して、AV信号線8により接続
されている。
【0046】図2に示した実施例においては、図1にお
いて、TV1と各機器を例えばD2Bバス等のAVバス
(AVバス信号線)9により、カスケードに接続するよ
うにしている。TV1はこのAVバス9を介して、そこ
に接続された各機器に制御信号を供給することができる
ようになされている。
【0047】AVバス9は、例えばS−D2B(D2B
−VER2.0)バスからなり、送信データは、図3に
示すよう構成となっている。即ち、送信データは、ヘッ
ダフィールド(2乃至4ビット)、マスタアドレスフィ
ールド(MAF(13ビット))、スレーブアドレスフ
ィールド(SAF(14ビット))、コントロールフィ
ールド(CF(6ビット))、データフィールド(DF
(11×n(nは自然数)))から構成される。
【0048】ヘッダフィールドは、スタートビット(1
ビット)とモードビット(1乃至3ビット)からなる。
モードビットは転送速度を表しており、0は低速、10
は中速、そして110は高速に対応している。
【0049】マスタアドレスフィールドは、マスタアド
レスビット(12ビット)と、パリティビット(P(1
ビット))からなり、マスタアドレスビットには、送信
元の機器に固有のアドレスがセットされる。スレーブア
ドレスフィールドは、スレーブアドレスビット(12ビ
ット)、パリティビット(1ビット)、アクノリッジビ
ット(A(1ビット))から構成され、スレーブアドレ
スビットには、送信先の機器アドレスがセットされる。
アクノリッジビットは、パリティビットが正しければ、
そのアクノリッジ区間に、送信先の機器(スレーブ機
器)から、送信元の機器(マスタ機器)に対して、アク
ノリッジ信号が送信される。
【0050】コントロールフィールドは、コントロール
ビット(4ビット)、パリティビット(1ビット)、ア
クノリッジビット(1ビット)からなり、コントロール
ビットには、フレームの種類がセットされる。データフ
ィールドは、データビット(8ビット)、EOD(EN
D OF DATA BIT(1ビット))、パリティ
ビット(1ビット)、アクノリッジビット(1ビット)
から構成される。
【0051】フレームがコマンドフレームの場合、デー
タフィールドは、図3(c)に示すように、textH
D(8ビット)、HDOPR(8ビット)、HDADR
(8ビット)、OPC(8ビット)、およびOPRn
(8nビット)から構成される。これらの後には、EO
Dビット、Pビット、およびAビットがそれぞれセット
される。EODビットに例えば1がセットされている
と、そのデータフィールドは、フレームの最後のデータ
である。
【0052】textHDには、D2B VER1.2
とD2B VER2.0とを識別可能にするためのコー
ドがセットされる。HDOPRには、データフィールド
の中にセットされるデータの種類(コマンド、状態要求
コマンド、返事)を分類するためのコードがセットされ
る。HDADRには、送信先の機器のサブデバイスアド
レス、即ち、スレーブアドレスにより指定された送信先
の機器内での例えば、チューナ、アンプ、またはモニタ
などの機器を分類するためのアドレスがセットされる。
OPCには、命令語がセットされる。OPRnには、命
令語を修飾する複数のオペランドがセットされる。
【0053】図3(d)は、返事データの場合のデータ
フィールドのフォーマットを示す図である。このよう
に、返事データの場合、データフィールドの最後に、t
erm(ターミネータ)がセットされる。このterm
は、返事の種類を示しており、例えば、「完了」、「で
きなかった」、「処理中」、または「未対応」などに対
応する。
【0054】データフィールド以外の構成は、上述した
場合と同様であるので、その説明は省略する。
【0055】図4は、図2に示した実施例のより詳細な
構成を示すブロック図である。この図においては、TV
1、第1VTR2、および第2VTR4だけを図示し、
その他の構成の図示は省略している。
【0056】TV1のチューナ11は例えばPLL回路
からなり、図示せぬCATV回線またはアンテナを介し
て供給される所定の信号から、所定のチャンネルを選局
し、選局したチャンネルに対応する信号を出力するよう
になされている。
【0057】VIF処理部12は、チューナ11より供
給される映像RF信号を映像信号(コンポジット信号)
に変換し、出力するようになされている。
【0058】AVスイッチ13は、VIF処理部12よ
り供給される映像信号を後述するビデオ信号処理回路1
4、V区間(垂直帰線消去期間)データ処理回路15、
制御データ挿入回路16、または制御データ挿入回路1
7に供給するようになされている。
【0059】V区間データ処理回路15は、AVスイッ
チ13より供給される映像信号の垂直帰線消去期間に重
畳された文字または図形等からなる番組表データに対応
する信号を抽出し、出力するようになされている。
【0060】制御データ挿入回路16、17は、AVス
イッチ13より供給された映像信号の垂直帰線消去期間
にワイド制御信号を挿入することができる。即ち、TV
1のCRTモニタ20に表示する際の縦横比サイズの変
更を指示することができるようになされている。
【0061】マイコン18は、例えばI2Cバス等から
なる内部バス21を介して各部に制御信号を供給するよ
うになされている。
【0062】D2Bマイコン19は、マイコン18から
の制御信号に従って、所定の制御信号を発生し、それを
AVバス9を介してTV1に接続された各機器に供給す
るようになされている。
【0063】ビデオ信号処理回路14は、AVスイッチ
13より供給された映像信号をRGBに変換し、CRT
モニタ20に供給する。また、マイコン18より供給さ
れるOSD表示データに対応するRGB信号を発生し、
CRTモニタ20に供給するようになされている。
【0064】CRTモニタ20は、ビデオ信号処理回路
14より供給されるRGB信号に対応する文字、図形、
または映像を表示するようになされている。
【0065】CD−ROM読み取り装置23は、CD−
ROMに記録されたデータを読み出すようになされてい
る。
【0066】第2VTR4は、制御データ挿入回路3
2、デッキ33、V区間データ処理回路34、マイコン
35、およびI2Cバス等の内部バス36により構成さ
れている。
【0067】マイコン35は、内部バス36を介して、
各部に制御信号を供給することができるようになされて
いる。
【0068】V区間データ処理回路34は、TV1の出
力端子P2を介してTV1より供給される映像信号の垂
直帰線消去期間に重畳された番組表データを抽出し、ア
イコン35に供給するようになされている。
【0069】デッキ33は、ビデオテープに記録された
信号を読み出し、出力することができる。また、TV1
の出力端子P2より供給される映像信号を入力し、ビデ
オテープに録画することができるようになされている。
【0070】制御データ挿入回路32は、マイコン35
の制御により、デッキ33より供給されるAV信号の垂
直帰線消去期間に、例えば表示画面の縦横比サイズを変
更させるためのワイド制御信号を重畳し、出力するよう
になされている。
【0071】例えば、所定の放送センタより、所定のT
V番組表に対応する番組表データが、図5に示すよう
に、映像信号のライン10乃至21の垂直帰線消去期間
に重畳されて送信される。アメリカで実施されているク
ローズドキャプション放送の場合、文字データは、ライ
ン21またはライン284の垂直帰線消去期間に多重化
される。このクローズドキャプション放送においては、
図6に示すように、多重化される文字データは、16ビ
ットのNRZ(non return to zer
o)データ(データコード)である。データコードを解
読するための同期信号である7周期のクロック・ラン・
イン信号の周波数は、503KHZであり、クロック・
ラン・イン信号とデータコードとは位相が同期してい
る。
【0072】クロック・ラン・イン信号の後には、論理
レベル「0」が2ビット分あり、その後に論理レベル
「1」のスタートビットが続く。16ビットデータの内
訳は、7ビットのアスキーコードと、1ビットのパリテ
ィコードの組み合わせが、2組ある。キャラクタコード
は、アスキーコードを基本とし、クローズドキャプショ
ン用に文字の属性を指定するコード、または画面を制御
するコードが追加されている。
【0073】この信号がTV1のチューナ11により選
局されると、VIF処理部12に供給され、そこで映像
信号(AV信号)に変換された後、AVスイッチ13に
供給される。
【0074】AVスイッチ13は、マイコン18からの
指令に基づいて、VIF処理部12より供給されたAV
信号をV区間データ処理回路15に出力されるように、
内部の接続を切り換える。これにより、VIF処理部1
2より出力された信号は、AVスイッチ13を介して、
V区間データ処理回路15に供給される。
【0075】V区間データ処理回路15は、そこに供給
されたAV信号の垂直帰線消去期間に重畳された番組表
データに対応する信号を抽出し、内部バス21を介して
マイコン18に供給する。マイコン18は、V区間デー
タ処理回路15より供給される番組表データに対応する
OSD表示データを、内部バス21を介して、ビデオ信
号処理回路14に供給する。
【0076】ビデオ信号処理回路14はOSD表示回路
を内蔵し、マイコン18より内部バス21を介して供給
されるOSD表示データに基づいて、所定の文字または
図形に対応するRGB信号を発生し、CRTモニタ20
に供給する。これにより、例えば図7に示すような番組
表がCRTモニタ20にOSD表示される。この番組表
には、テレビ局の名称、時刻、および番組名等が表示さ
れる。また、CATVなどの有料放送の場合、有料番組
の番組名の後に、その料金を表示するようにすることも
できる。
【0077】次に、マイコン18は、図7に示した番組
表の所定の欄にカーソルを表示するよう、内部バス21
を介してビデオ信号処理回路14に指令する。ビデオ信
号処理回路14は、この指令に従って、番組表の所定の
欄に例えば矩形カーソルを表示したり、あるいは矩形カ
ーソルの代わりに、番組名が表示されている所定の欄の
バックグラウンド色を変化させる。
【0078】リモコン22には、カーソル移動用釦とク
リック釦が内蔵されており、カーソル移動用釦を操作す
ることにより、対応する赤外線が内蔵する発光部より発
光される。この赤外線がTV1の内蔵する受光部により
受光されると、対応する信号に変換された後、内部バス
21を介してマイコン18に供給される。
【0079】マイコン18は、受光部より供給されるこ
の信号に基づいて、カーソルを移動させるための制御信
号を発生し、内部バス21を介してビデオ信号処理回路
14に供給する。ビデオ信号処理回路14は、マイコン
18より供給される制御信号に従って、CRTモニタの
所定の位置にカーソルを表示するためのRGB信号を発
生し、CRTモニタ20に供給する。
【0080】これにより、番組表の所定の欄に表示され
たカーソルが他の欄に移動する。バックグラウンド色を
変化させる場合には、移動方向の欄のバックグラウンド
色が所定の色(例えば緑)に変更され、移動前の欄のバ
ックグラウンド色が元の色(例えば黒)に変更される。
この場合、バックグラウンド色が緑に変更された欄に表
示されている番組が、現在選択されていることを示して
いる。
【0081】例えば、最初、番組表のTBSの「ニュー
ス」の欄aのバックグラウンド色が緑に変更され、他の
欄のバックグラウンド色が黒に設定されている状態で、
リモコン22のカーソル移動釦を操作し、カーソルを右
に移動させると、CNNの「バラエティ」の欄bのバッ
クグラウンド色が緑に変更され、TBSの「ニュース」
の欄aのバックグラウンド色が黒に戻される。
【0082】このように、リモコン22のカーソル移動
釦を操作し、CRTモニタ20に表示された番組表の所
定の欄のバックグラウンド色を、黒から緑に変化させる
ことにより、所定の番組を選択することができる。
【0083】次に、リモコン22のクリック釦を押す
と、上述したように、対応する赤外線がリモコン22の
内蔵する発光部より発光され、TV1の受光部により受
光される。TV1の受光部により受光された赤外線は、
そこで対応する信号に変換された後、マイコン18に供
給される。マイコン18はこの信号より、番組表の欄b
に表示されている番組「バラエティ」が録画予約された
ものと認識する。
【0084】次に、マイコン18は、番組表の欄bのバ
ックグラウンド色を赤に変化させるよう、内部バス21
を介してビデオ信号処理回路14に指令する。ビデオ信
号処理回路14は、マイコン18からの指令に従ってC
RTモニタ20に表示されている番組表の欄bのバック
グラウンド色を赤に変更する。そして、マイコン18
は、CRTモニタ20に、リモコン22により録画予約
された番組を予約してよいかどうかをユーザに問い合わ
せるメッセージを表示する。
【0085】このメッセージがCRTモニタ20に表示
されると、ユーザは、予約してよければ、リモコン22
の所定の釦を押し、そうでなければリモコン22の他の
所定の釦を押す。これにより、リモコン22より対応す
る赤外線が発光部より発光され、TV1の受光部により
受光され対応する信号に変換された後、内部バス21を
介して、マイコン18に供給される。マイコン18は、
受光部より供給される信号より、録画予約してよいか否
かを認識することができる。
【0086】TV1のマイコン18が、受光部より供給
される信号より、録画予約してもよいと認識した場合、
マイコン18は、例えば第2VTR4に対して、図8に
示すような一連の制御信号をAVバス9を介して供給す
る。
【0087】まず、TV1のマイコン18は、D2Bマ
イコン19に、第2VTR4にビデオテープが挿入され
ているか否かを問い合わせるよう指令する。D2Bマイ
コン19は、マイコン18からの指令に従って、ビデオ
テープが挿入されているか否かを問い合わせる制御信号
を発生し、AVバス9を介して第2VTR4に送信す
る。
【0088】AVバス9を介して、D2Bマイコン19
より送信される問い合わせに対応する制御信号は、第2
VTR4の図示せぬD2Bマイコンにより受信され、内
部バス36を介してマイコン35に供給される。マイコ
ン35は、第2VTR4にビデオテープが挿入されてい
る場合、例えば「あり」に対応する返事を、TV1に送
信するようD2Bマイコンに指令する。第2VTR4に
ビデオテープが挿入されていない場合、例えば「なし」
に対応する返事を、TV1に送信するようD2Bマイコ
ンに指令する。この場合、D2Bマイコンは、マイコン
35の指令に従って、「あり」に対応する返事を、AV
バス9を介してTV1に送信する。
【0089】TV1のD2Bマイコン19は、第2VT
R4からの返事を受信すると、それを内部バス21を介
してマイコン18に供給する。マイコン18は、第2V
TR4からの返事が「なし」であれば、所定の警告メッ
セージをCRTモニタ20に表示させるなどした後、処
理を終了する。
【0090】第2VTR4からの返事が「あり」であれ
ば、第2VTR4に挿入されているビデオテープが、爪
折れ(録画禁止、読み出し専用モード)の状態か否かを
問い合わせる制御信号を、第2VTR4に送信するよ
う、D2Bマイコン19に指令する。
【0091】D2Bマイコン19は、マイコン18から
の指令に従って、第2VTR4に挿入されているビデオ
テープが爪折れの状態か否かを問い合わせる信号を、A
Vバス9を介して第2VTR4に送信する。
【0092】第2VTR4により、AVバス9を介して
TV1より送信される問い合わせに対応する信号が受信
されると、それはD2Bマイコンを介してマイコン35
に供給される。マイコン35は、AVバス9を介してT
V1より供給される信号に従って、ビデオテープが爪折
れの状態である場合、例えば「YES」に対応する返事
をTV1に送信するようD2Bマイコンに指令する。ま
た、ビデオテープが爪折れの状態でない場合、例えば
「NO」に対応する返事をTV1に送信するようD2B
マイコンに指令する。この場合、爪折れの状態ではない
から、「NO」に対応する返事が、AVバス9を介して
TV1のD2Bマイコン19に供給される。
【0093】TV1のD2Bマイコン19は、第2VT
R4よりAVバス9を介して送信された返事を受信する
と、それを内部バス21を介してマイコン18に供給す
る。マイコン18は、D2Bマイコン19より、内部バ
ス21を介して供給される第2VTR4からの返事が
「NO」である場合、チャンネル番号、録画日、録画開
始時刻、録画終了時刻等からなる録画予約命令を第2V
TR4に送信するよう、D2Bマイコン19に指令す
る。
【0094】D2Bマイコン19は、マイコン18から
の指令に従って、チャンネル番号、録画開始時刻、録画
終了時刻等からなる録画予約命令を、AVバス9を介し
て第2VTR4に送信する。第2VTR4は、D2Bマ
イコン19から送信される録画予約命令に従って、録画
予約を行う。この場合、図8のCNNの番組「バラエテ
ィ」の録画予約を行う。録画予約が終了すると、第2V
TR4は、返事(「完了」)をAVバス9を介してTV
1に送信する。この返事は、TV1により受信され、録
画予約は完了する。
【0095】図9は、TV1に、デコーダ41を介して
ICカード読み書き装置42を接続するようにした場合
を示している。デコーダ41は、所定のインタフェース
(IF)を介してTV1に接続されている。例えば、録
画予約した番組が有料番組である場合、デコーダ41に
よりそのことが認識され、ICカード読み書き装置42
に所定の制御信号を供給する。ICカード読み書き装置
42は、デコーダ41課らの制御信号に従って、ICカ
ードのプリペイド領域に記録された料金データを書き換
え、それを減額する。また、双方向のCATVの場合、
CATV回線40を介してCATVセンタに番組予約情
報を送信し、CATVセンタにより課金されるようにす
ることができる。
【0096】さらにまた、TV1にモデムを内蔵するよ
うにし、例えば、衛星放送などでモデムおよび図示せぬ
電話線を介してセンタに有料番組の予約を行うような場
合、上述したような手順で番組の予約を行うと、TV1
のマイコン18が自動的にモデムおよび電話線を介し
て、センタにアクセスし、予約手続きを行うようにする
ことができる。この場合、センタは、TV1からの予約
手続きに従って、課金処理を行うことができる。
【0097】また、TV1に内蔵されたデコーダにスク
ランブルの鍵がハード的に備え付けられているような場
合、ユーザは、一定期間の聴取契約に基づいており、契
約期間が切れていなければ、各種有料番組を聴取するこ
とができる。また、特定の番組がこの対象ではない場
合、ユーザは、電話により口頭で、センタに対して番組
の聴取を予約することができる。
【0098】また、図1、図2に示した実施例において
は、TV1から第2VTR4に対して番組の予約を行う
場合、AVバス9を介して所定の制御信号を送信するよ
うにしたが、例えば、TV1より無線により第2VTR
4に所定の制御信号を送信するようにすることもでき
る。また、赤外線を用い、所定のリモコンフォーマット
でTV1から第2VTR4に所定の制御信号を送信する
ようにすることも可能である。
【0099】さらには、TV1および第2VTR4にI
Cカード読み書き装置を備えるようにし、上述したよう
な方法で番組予約を行うと、まず、TV1のマイコン1
8の制御により、ICカード読み書き装置が、予約番組
に関する番組予約録画情報をICカードに記録する。次
に、このICカードを、第2VTR4のICカード読み
書き装置に挿入する。第2VTR4のIC読み書き装置
は、ICカードに記録された番組予約情報を読み出し、
それをマイコン35に供給する。マイコン35は、この
情報に基づいて、番組予約処理を行うことができる。
【0100】ICカードの代わりに、フロッピディス
ク、光磁気ディスク、または磁気カード等に番組予約情
報を書き込むようにすることもできる。そして、第2V
TR4により、この番組予約情報が読み出され、予約処
理が行われることになる。勿論、この場合、TV1、第
2VTR4は、フロッピディスク装置、光磁気ディスク
装置、または磁気カード読み書き装置を備えるようにす
る。
【0101】また、TV1に、CATVまたは衛星放送
などでスクランブルされた番組をデスクランブルして元
の信号に戻すデコーダを1つだけ備え、そのデコーダ
が、所定の放送局のスクランブルされた番組をデスクラ
ンブルしている最中は、他のチャンネルのスクランブル
された番組のデスクランブルを行うことがでないような
場合、TV1に接続された複数の録画機器、例えば第1
VTR2と第2VTR4に録画予約された番組を録画す
るために、TV1のデコーダが同一時刻に必要とされる
か否かを、マイコン18にチェックさせるようにするこ
とができる。
【0102】録画予約された番組により、TV1のデコ
ーダが同一時刻に複数の録画機器により必要とされるよ
うな場合、マイコン18により、警告メッセージがCR
Tモニタ20にOSD表示されるようにすることができ
る。このようにして、スクランブルされた複数の番組
が、複数の録画機器により同一時刻に録画予約されるこ
とがないよう、ユーザに注意を促すことができる。
【0103】次に、例えば、TV1の出力端子から出力
される所定の番組に対応するAV信号が第2VTR4に
供給され、第2VTR4により、番組の録画予約が行わ
れ、録画された番組が再生され、TV1のCRTモニタ
20に表示される場合の動作について説明する。
【0104】まず、TV1のマイコン18は、リモコン
22からの指令に従って、VIF処理部12から供給さ
れるAV信号が、制御データ挿入回路17に供給される
ように内部のスイッチを切り換えるよう、内部バス17
を介してAVスイッチ13に指令する。AVスイッチ
は、マイコン18からの指令に従って、内部のスイッチ
を切り換える。その結果、VIF処理部12より出力さ
れたAV信号は、制御データ挿入回路17に供給され
る。
【0105】制御データ挿入回路17に供給されたAV
信号は、そこでマイコン18の制御により、図5に示す
ように、そのライン20の垂直帰線消去期間に縦横比を
変更して表示させるためのワイド制御信号が重畳された
後、TV1の入出力端子P2を介して第2VTR4に供
給される。
【0106】第2VTR4に供給された信号は、V区間
データ処理回路34に供給され、そこで、垂直帰線消去
期間に重畳された文字、図形等の番組表示データ、およ
び縦横比サイズを変更するためのワイド制御信号が抽出
される。番組表データは、マイコン35の制御により、
NVRAM等の記憶部に記憶される。この番組表データ
は、例えば、第2VTR4を直接操作して録画予約を行
う場合に、マイコン35により読み込まれ、TV1のC
RTモニタ20に表示させるようにすることができる。
【0107】CRTモニタ20に表示された番組表に
は、マイコン35の制御によりカーソルが表示される。
第2VTR4用の図示せぬリモコンを操作することによ
り、カーソルを移動させ、所定の番組を選択し、クリッ
ク釦を押すことにより所定の番組の録画予約を行うこと
ができる。
【0108】第2VTR4のマイコン35は、録画予約
された番組の放送開始時刻になると、その番組のチャン
ネルを選局し、選局されたチャンネルに対応する信号を
第2VTR4に供給するようTV1に指示するよう内蔵
するD2Bマイコンに指令する。D2Bマイコンは、マ
イコン35からのこの指令をAVバス9を介してTV1
に送信する。
【0109】TV1のD2Bマイコン19は、第2VT
R4のD2Bマイコンからの指令を受信すると、これを
内部バス21を介してマイコン18に供給する。マイコ
ン18は、D2Bマイコン19から供給される指令に従
って、チューナ11を制御し、指令されたチャンネルを
選局させる。そして、チューナ11よりVIF処理部1
2に供給された信号は、そこでAV信号に変換され、A
Vスイッチ13に供給される。
【0110】次に、マイコン18は、AVスイッチ13
を制御し、AVスイッチ13に供給される信号が制御デ
ータ挿入回路17に供給されるようにする。制御データ
挿入回路17に供給された信号は、そこで、ワイド制御
信号が挿入された後、TV1の出力端子P2を介して、
第2VTR4に供給される。第2VTR4に供給された
AV信号は、デッキ33およびV区間データ処理回路1
5に供給される。デッキ33に供給されたAV信号は、
マイコン35の制御によりそこに挿入されているビデオ
テープに録画される。
【0111】V区間データ処理回路15に供給されたA
V信号から、ワイド制御信号が抽出された場合、マイコ
ン35の制御により、例えば、第2VTR4が8ミリビ
デオデッキであるとき、ビデオテープの制御トラックに
ワイド制御信号が記録される。
【0112】第2VTR4のリモコンをユーザが操作す
ることにより、ビデオテープに録画された所定の番組を
再生し、CRTモニタ20に表示するよう第2VTR4
に指令すると、最初に、マイコン35は、TV1の入力
端子P2に入力されるAV信号が、AVスイッチ13を
介して、ビデオ信号処理回路14に供給されるよう指示
する制御信号を、内蔵するD2Bマイコンに指令する。
D2Bマイコンは、この制御信号を、AVバス9を介し
てTV1に送信する。
【0113】TV1のD2Bマイコン19は、第2VT
R4からのこの制御信号を受信すると、それを内部バス
21を介してマイコン18に供給する。マイコン18
は、D2Bマイコン19より供給される制御信号に従っ
て、AVスイッチ13に対し、入力端子P2より供給さ
れるAV信号を、ビデオ信号処理回路14に供給するよ
う指令する。AVスイッチ13は、マイコン18からの
指令に従って、内部のスイッチを切り換える。その結
果、TV1の入力端子P2より入力された信号は、AV
スイッチ13を介してビデオ信号処理回路14に供給可
能となる。
【0114】次に、マイコン35に制御されたデッキ3
3により、ビデオテープに録画された所定の番組が再生
され、再生された番組に対応するAV信号が制御データ
挿入回路32に供給される。
【0115】制御データ挿入回路32は、ビデオテープ
の制御トラックにワイド制御信号が記録されている場
合、再生された映像信号の垂直帰線消去期間に、表示画
面の縦横比サイズを変更するためのワイド制御信号を重
畳し、出力する。
【0116】第2VTR4より出力されたAV信号は、
TV1の入力端子P2を介してAVスイッチ13に供給
される。AVスイッチ13に供給されたAV信号は、ビ
デオ信号処理回路14に供給され、RGB信号に変換さ
れた後、CRTモニタ20に出力される。一方、V区間
データ処理回路によりワイド制御信号が抽出された場
合、ビデオ信号処理回路14は、AVスイッチ13より
供給されるAV信号に対応する映像を、ワイド制御信号
に基づいて所定の縦横比サイズの映像に変換して、CR
Tモニタ20に供給することができる。
【0117】上記実施例においては、番組表データは、
映像音声信号に重畳されて送信されるようにしたが、C
D−ROM、ICカードなどの記憶媒体に記憶させるよ
うにし、それをTV1のCD−ROM読み取り装置23
または図示せぬICカード読み取り装置に読み取らせる
ようにすることができる。
【0118】このようにした場合、TV1は、まず、C
D−ROMまたはICカードから番組表示用データを読
み出し、それをCRTモニタ20の画面に表示させる。
次に、ユーザは、上述した場合と同様にして、リモコン
22を操作し、CRTモニタ20の画面に表示されたカ
ーソルを移動させ、所定の番組を選択する。次に、リモ
コン22のクリック釦を押すことにより、その番組の予
約録画をTV1に指令する。
【0119】TV1のマイコン18は、録画予約された
番組のチャンネル番号、放送日、放送開始時刻、放送終
了時刻をAVバス9を介して例えば第1VTR2に送信
する。第1VTR2は、AVバス9を介して受信したマ
イコン18からの信号に従って、録画予約を行うことが
できる。
【0120】また、ICカードを用いる場合には、TV
1側で録画予約された番組に対応する情報(チャンネル
番号、放送日、放送開始時刻、放送終了時刻)をICカ
ードに記憶させるようにし、それを第1VTR2に備え
るようにしたICカード読み取り装置に挿入するように
することができる。これにより、第1VTR2は、IC
カード読み取り装置により読み取られた番組表データ
と、録画予約された番組に対応する情報に基づいて、自
動的に録画予約を行うことができる。
【0121】また、所定の数字列からなるビデオプラス
の番組データ(Gコード予約データ)をCD−ROMま
たはICカードに記録し、事前に配布するようにし、T
V1のCD−ROM読み取り装置23、またはICカー
ド読み取り装置によりそれが読みだされ、CRTモニタ
20にOSD表示されるようにすることもできる。そし
て、マイコン18の制御により、番組表の所定の位置に
カーソルが表示される。
【0122】ユーザは、CRTモニタ20に表示された
番組表の中の所望の番組を、リモコン22のカーソル移
動釦を操作し、そこにカーソルを移動させることにより
選択し、さらにクリック釦を押すことによりその番組を
録画予約するようTV1に指令することができる。
【0123】このとき、録画予約された番組がOSD表
示されている位置に、所定のマークを表示させたり、番
組名が表示されている欄のバックグラウンド色を例えば
赤色に変化させるなどして、録画予約の操作をユーザに
とって分かりやすいものにすることができる。
【0124】番組表の代わりに、例えばゴルフ等の実況
中継を行う際に、各選手のプロフィール、過去のデー
タ、選手に関する情報等の付随情報と、そのインデック
ス情報を、TELETEXTフォーマットで映像信号の
垂直帰線消去期間に重畳して送信するようにすることが
できる。付随情報とインデックス情報は、V区間データ
処理回路15により抽出され、マイコン18に供給され
る。マイコン18は、V区間データ処理回路15より送
信される付随情報をNVRAM等に記憶させ、図10に
示すように、まず、CRTモニタ20にインデックスを
表示する。
【0125】ユーザが、リモコン22を操作して、イン
デックスの中から、各選手のプロフィールを表示するサ
ービス1を選択すると、マイコン18は、各選手のプロ
フィールをNVRAMより、内部バス21を介して読み
出し、それをビデオ信号処理回路14に供給する。ビデ
オ信号処理回路14は、マイコン18より供給された各
選手のプロフィールに対応する文字または図形をCRT
モニタ20所定のウィンドウにOSD表示する。
【0126】次に、リモコン22を操作して、インデッ
クスの中から、各選手の過去の成績データを表示するサ
ービス2を選択すると、上述した場合と同様にして、各
選手の過去の成績データが所定のウィンドウに表示され
る。また、リモコン22を操作して、各選手に関するそ
の他の情報を表示するサービス3を選択すると、上述し
た場合と同様にして、各選手に関するその他の情報が所
定のウィンドウに表示される。
【0127】また、放送センタから、ディジタルの映像
音声信号を例えばMPEG2方式で圧縮して送信し、そ
れを受信したTV1がそれを復調するような方式の場
合、従来の1チャンネル分の周波数帯域(例えば6MH
Z)で、2乃至3チャンネル分の映像音声信号を送信す
ることができる。従って、従来の1チャンネル分の周波
数帯域により、複数のカメラアングルに対応する映像音
声信号を送信するようにすることができる。
【0128】例えば2つのカメラアングルに対応する映
像音声信号を受信したTV1は、マイコン18の制御に
より、CRTモニタ20の下部に選択項目「カメラ
1」、「カメラ2」、および「カメラ1&2」をOSD
表示する。そして、ユーザが、リモコン22の所定の釦
を操作して選択項目の中の所定のものを選択することに
より、図11(a)に示すように、カメラ1による映像
をCRTモニタ20の全画面に表示したり、図11
(b)に示すようにカメラ2による映像をCRTモニタ
20の全画面に表示したり、あるいは図11(c)に示
すように、カメラ1およびカメラ2により撮影された映
像をCRTモニタ20の左右に分割して表示することが
できる。
【0129】また、アナログの圧縮されていない通常の
放送においても、複数(この場合2つ)のチャンネルに
より、複数(2つ)のカメラアングルに対応する映像音
声信号を送信するようにすることができる。その映像音
声信号を受信したTV1は、ユーザによるリモコン22
の操作により、複数のカメラアングルに対応する映像
を、図11(a)乃至図11(c)のいずれかに示す方
法で、CRTモニタ20に表示することができる。
【0130】上述した番組表データ、および付随情報
は、CATV回線または電波を介して、TV1により映
像信号とともに受信されるものとしたが、例えば、CD
−ROM、フロッピディスク、またはICカードなどの
比較的安価な記憶媒体に記憶させるようにすることも可
能である。そして、TV1は、映像信号を従来通り、C
ATV回線または電波により受信し、番組表データまた
は付随情報を、CD−ROM、フロッピディスク、また
はICカードから所定の読み出し装置を介して読み出す
ようにすることができる。
【0131】CD−ROM、フロッピディスク、または
ICカードから所定の読み出し装置を介して読み出され
た情報は、例えば、VPSサービスなどにより送信され
る時刻データ、TELETEXTなどにより送信される
時刻データ、放送局から所定の時刻に送信される時刻デ
ータ、放送局から放送開始時に送信される開始マーカ、
TV1内に予め備え付けられた時計、またはユーザによ
る時刻指示により、所定の時刻に記録媒体に記録されて
いる所定のデータを読み出し、放送局から送信される映
像音声信号に同期させて、CRTモニタ20の画面に所
定の映像とそれに対応するOSD文字を重ね合わせて表
示させることができる。
【0132】また、上述したように、複数のカメラアン
グルに対応する映像音声信号を受信したTV1は、所定
のカメラアングルの映像に対応する映像信号をCRTモ
ニタ20に出力し、表示させ、他のカメラアングルの映
像に対応する映像信号を例えば出力端子P2より出力
し、第2VTR4に録画させるようにすることができ
る。第2VTR4に録画された映像は、第2VTR4の
リモコン等を操作することにより再生し、CRTモニタ
20に表示させることができる。
【0133】また、複数のカメラアングル(この場合、
カメラアングル1およびカメラアングル2)に対応する
映像信号を、複数のVTR(例えば、第1VTR2およ
び第2VTR4)にそれぞれ録画させるようにすること
もできる。即ち、TV1に所定の操作メニューをOSD
表示し、リモコン22を操作することにより、カメラア
ングル1に対応する映像信号を第1VTR2に録画さ
せ、カメラアングル2に対応する映像信号を第2VTR
4に録画させることができる。
【0134】このとき、TV1のマイコン18は、ま
ず、AVスイッチ13を制御し、カメラアングル1に対
応する映像信号が出力端子P3を介して第1VTR2に
供給されるようにし、カメラアングル2に対応する映像
信号が出力端子P2を介して、第2VTR4に供給され
るようにする。そして、AVバス9を介して、第1VT
R2を制御し、そこに供給されるカメラアングル1に対
応する映像信号を録画させるようにすることができる。
同様に、AVバス9を介して、第2VTR4を制御し、
そこに供給されるカメラアングル2に対応する映像信号
を録画させるようにすることができる。
【0135】図12は、TV1により、所定の放送セン
タに対して、チケットまたは商品を発注する方法を示す
図である。例えば、CATV回線、地上波、または放送
衛星若しくは通信衛星からの電波を介して送信される映
像音声信号および文字図形情報をTV1が受信し、それ
をCRTモニタ20に表示することができる。
【0136】例えば、サッカーの観覧席予約を行うよう
な場合、放送センタのデータベースより、実際の競技場
の映像が検索され、対応する映像音声信号が放送局52
に供給される。放送局52は、データベース51より供
給される映像音声信号、およびサッカーの観覧席の予約
をするための予約画面に対応する文字図形データを、C
ATV回線、地上波、または放送衛星若しくは通信衛星
の電波を介して送信する。
【0137】TV1は、放送局52より送信されるこれ
らの信号を受信すると、所定の競技場に対応する映像と
予約画面に対応する所定の文字を、CRTモニタ20に
重ね合わせて表示する。
【0138】また、各観覧席から競技場を観覧した場合
の静止画とその観覧席の番号が、所定の間隔で繰り返
し、放送局から送信されるようにする。そして、ユーザ
がリモコン22により、希望する観覧席に対応する番号
を入力すると、TV1は、放送局52より送信されるそ
の番号に対応する観覧席の静止画を受信し、それをCR
Tモニタ20に表示する。
【0139】これにより、ユーザは、実際に希望する観
覧席に行ったような雰囲気を感じさせる映像を見ること
ができる。そして、CRTモニタ20に表示された観覧
席の状況が希望するものであれば、リモコン22のクリ
ック釦を押す。クリック釦が押されると、マイコン18
の制御により所定の発注情報に対応する信号が、モデム
54、電話回線55を介してデータベース51に送信さ
れる。この信号を受信したデータベースは、その観覧席
の予約処理を行う。このようにして、希望する観覧席の
予約を行うことができる。同様にして、野球、映画、演
劇、またはコンサートなどの会場、球場または劇場等の
座席の予約を行うことができる。
【0140】また、例えば、自動車のオークションなど
にも応用することができる。即ち、放送局より送信され
る自動車の一覧表の中から、所定の自動車を選択する
と、その自動車に関する映像がCRTモニタ20に表示
され、その映像に基づいて、発注を行うようにすること
ができる。
【0141】上述した方法によると、例えば、同時に複
数のユーザがデータベース51にアクセスしたような場
合でも、各ユーザ側の端末(TV)のCRTモニタに表
示される映像(静止画)は、放送局52から送信される
複数の映像(例えば、全サッカー場の映像)の中から、
各ユーザが所定の映像を選択して表示しているだけなの
で、各ユーザのTVには、異なる映像を表示することが
できる。また、映像信号に重畳された文字図形情報につ
いても同様である。
【0142】電話回線55を介してデータベース51に
接続されたTV1等の各端末から、データベース51へ
のデータ送信は、ポーリング法、周波数分割法、または
パケット送信法により行うことができる。ポーリング法
は、データベース51が、各端末からのデータ受信を時
分割で処理する方法であり、周波数分割法は、各端末か
らデータベース51へデータを送信する送信チャンネル
を周波数分割し、所定の周波数を各端末に割り当てるよ
うにする方法であり、各端末は、自分に割り当てられた
周波数により、データの送信を行うことができる。
【0143】また、パケット送信法は、各端末が自分の
IDを付加したメッセージからなる電文を同一チャンネ
ルでデータベース51に送信し、データベース51は、
受信した電文のIDからどの端末から送信された電文で
あるかを認識し、端末毎に電文を分類するようにする方
法である。
【0144】図13は、図12の場合とは異なり、放送
局52からTV1へCATV回線66を介して映像信号
を送信し、TV1から放送局52へCATVの上り回線
67を介してデータを送信するようにした場合の図であ
る。光ファイバが普及してくると、このような構成のシ
ステムが今後の主流になると思われる。その他の構成お
よび動作は、図12の場合と同様であるのでその説明は
省略する。
【0145】このようにして、自宅に居ながらにして、
そこに行ったような雰囲気で各種のチケットを発注した
り、商品の映像を見ながらそれを発注することができ
る。
【0146】また、通信販売で定期的に発注するような
商品、例えば食料品、衣料品、化粧品などの商品を発注
する場合、データベース51の発注ページに簡単にアク
セスするために、チャンネル番号、アクセスページ、お
よびキーワード等をNVRAM等に記憶させるようにす
ることができる。さらに、パスワード、その他必要な情
報、およびパスワード転送手順などをNVRAMに記憶
させるようにすることができる。各アクセスページ毎に
アクセス手順が異なるような場合には、各アクセスペー
ジ毎にアクセス手順を記憶させる。そして、所定のは中
ページに対応する短縮番号を設定しておく。
【0147】これにより、ユーザがリモコン22により
所定の短縮番号を入力すると、その短縮番号に対応づけ
られた発注ページに、TV1が自動的にアクセスし、そ
れをCRTモニタ20に表示させるようにすることがで
きる。
【0148】図14は、TV1のマイコン18とD2B
マイコン19の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。図2においては、OSD表示部は、ビデオ信号処理
回路14に設けるようにしたが、この実施例において
は、一般的なTVの選局およびリモコンを制御するマイ
コンと同様に、マイコンの内部にOSD表示用の回路を
内蔵するようにしている。また、各種のIO機能を内蔵
するようにしている。
【0149】リモコン受信部71は、リモコン22が操
作され、内蔵する発光部より発光された赤外線を受信す
るようになされている。
【0150】OSD表示制御処理部72は、内蔵するO
SD表示機能部73を制御し、CPU内部バス70を介
して供給されるOSD表示用データに対応するフォント
データをフォントROM74より読み出し、対応するR
GB信号をCRTモニタ20に供給するようになされて
いる。
【0151】ROM77は、システムプログラムまたは
アプリケーションプログラムを記憶するようになされて
いる。このアプリケーションプログラムは、例えばリモ
コン22から送信され、リモコン受信部71により受信
されたリモコンデータを分析するリモコンデータ分析処
理ルーチン等より構成される。RAM76は、ROM7
7に記憶されているアプリケーションプログラムを展開
するようになされている。アキュムレータ75は、RO
M77またはRAM75に記憶されている所定のプログ
ラムに従って、所定の演算処理を行うようになされてい
る。
【0152】PIO制御処理部78は、内蔵するPIO
回路79を制御し、パラレルインタフェース(IF)8
0を介してデータの入出力を行うようになされている。
【0153】SIO制御処理部81は、内蔵するSIO
回路81を制御し、シリアルIF83を介して、シリア
ルIF83に接続された所定のIC、例えば、NVRA
M、映像処理IC、AVスイッチ、音声制御IC等との
間で、データの入出力を行うようになされている。
【0154】割り込み制御処理部85は、内蔵する割り
込み制御回路86を制御し、例えばリモコン受信部71
がリモコン22からの赤外線を受信すると、割り込みを
発生し、ROM77またはRAM76の所定の処理ルー
チンに割り込み処理を行わせるようになされている。
【0155】タイマ処理部87は、タイマ信号を発生
し、各部に供給するようになされている。
【0156】SIO制御処理部88は、内蔵するSIO
回路89を制御し、シリアルIF90を介して、D2B
マイコン19のシリアルIF91を介して、データの送
受信を行うようになされている。
【0157】D2Bマイコン19のSIO制御処理部9
2は、内蔵するSIO回路93を制御し、シリアルIF
91を介して、マイコン18との間でデータの送受信を
行うようになされている。
【0158】ROM96は、システムプログラムまたは
アプリケーションプログラムを記憶するようになされて
いる。RAM95は、ROM96に記憶されているアプ
リケーションプログラムを展開するようになされてい
る。
【0159】アキュムレータ94は、ROM96または
RAM95に記憶されている所定のプログラムに従っ
て、所定の演算処理を行うようになされている。
【0160】割り込み制御処理部97は、内蔵する割り
込み制御回路98を制御し、シリアルIF91にデータ
が供給されるなどして、所定の割り込みが発生したと
き、ROM96またはRAM95に記憶されているの所
定の処理ルーチンに割り込み処理を行わせるようになさ
れている。
【0161】タイマ処理部99は、所定のタイマ信号を
発生し、CPU内部バス108を介して、各部に供給す
るようになされている。
【0162】SIO制御処理部100は、内蔵するSI
O回路101を制御し、シリアルIF102を介して、
データの送受信を行うようになされている。PIO制御
処理部103は、内蔵するPIO回路104を制御し、
パラレルIF105を介して、所定の制御信号を出力す
るようになされている。
【0163】D2B通信用IC106は、パラレルIF
105より供給される制御信号を、D2Bバス等のAV
バス9を介して、他のAV機器107に送信するように
なされている。
【0164】次に、その動作を説明する。例えば、ユー
ザがリモコン22を操作し、TV1に接続されている例
えば第2VTR4に、いまTV1のCRTモニタ20に
表示されている映像(例えば、チューナ11により選局
されたチャンネルに対応する映像)を録画させるよう、
TV1に指令する。この場合、ユーザにより、リモコン
22が操作されると、リモコン22はその操作に対応す
るリモコンデータを発生し、リモコンデータに対応する
例えば赤外線が、内蔵する発光部より発光される。
【0165】リモコン22から発光される赤外線は、マ
イコン18のリモコン受信部71により受信される。リ
モコン受信部71により、リモコン22からの赤外線が
受信されると、対応する信号に変換され、CPU内部バ
ス70を介して割り込み制御処理部85に供給される。
【0166】割り込み制御処理部85は、所定の処理ル
ーチンに制御を移し、処理ルーチンは、CPU内部バス
70を介して、リモコン受信部71より供給された信号
に基づいて、まず、AVスイッチ13に対し、VIF処
理部12より供給される映像信号が、制御データ挿入回
路17に供給されるよう指示する制御信号を供給するよ
う、CPU内部バス70を介してSIO制御処理部81
に指令する。
【0167】SIO制御処理部88は、処理ルーチンに
よる指令に従って、内蔵するSIO回路89を制御し、
VIF処理部12より供給される映像信号が、制御デー
タ挿入回路17に供給されるよう内部のスイッチを切り
換えるようAVスイッチ13に指示する制御信号を、シ
リアルIF90、内部バス21を介して、AVスイッチ
13に供給する。
【0168】AVスイッチ13は、マイコン18からの
制御信号に従って、内部のスイッチを切り換える。その
結果、VIF処理部12よりAVスイッチ13に供給さ
れる映像信号は、ビデオ信号処理回路14を介してCR
Tモニタ20に供給されるとともに、制御データ挿入回
路17に供給される。制御データ挿入回路17に供給さ
れた映像信号は、マイコン18の制御によりワイド制御
信号が挿入され、出力端子P2を介して第2VTR4に
供給される。第2VTR4に供給されたこの映像信号
は、V区間データ処理回路34およびデッキ33に供給
される。
【0169】また、マイコン18の所定の処理ルーチン
の制御により、TV1の出力端子P2に接続されている
第2VTR4に、TV1の出力端子P2より供給される
映像信号を録画するよう指示する制御信号が、SIO制
御処理部88に供給される。SIO制御処理部88は、
内蔵SIO回路89を制御し、この制御信号をシリアル
IF回路90、内部バス21、シリアルIF91を介し
て、D2Bマイコン19のSIO制御処理部92に制御
された内蔵SIO回路93に供給する。
【0170】SIO制御処理部92に制御された内蔵S
IO回路93は、マイコン18より供給された制御信号
をCPU内部バス108を介して、割り込み制御処理部
97に供給される。割り込み制御処理部97は、ROM
96またはRAM95に記憶されている所定の処理ルー
チンに制御を移す。処理ルーチンの制御により、SIO
制御処理部92より出力される制御信号に従って、TV
1の出力端子P2に接続されている第2VTR4に、T
V1の出力端子P2より供給される映像信号を録画する
よう指示する一連の制御信号が発生し、それらの制御信
号がPIO制御処理部103に順次供給される。
【0171】PIO制御処理部103は、この制御信号
を内蔵するPIO回路104、パラレルIF105を介
してD2B通信用IC106に供給する。D2B通信用
IC106は、パラレルIF105より供給される制御
信号をD2Bバス(AVバス)9を介して、第2VTR
4の内蔵するD2Bマイコンに供給する。
【0172】第2VTR4の内蔵するD2Bマイコンに
供給された制御信号は、内部バス36を介して、マイコ
ン35に供給される。一方、TV1の出力端子P2より
供給される映像音声信号は、デッキ33に供給される。
そして、マイコン35は、D2Bマイコンより供給され
る制御信号に基づいて、デッキ33に対し制御信号を供
給する。デッキ33は、マイコン35からの制御信号に
従って、そこに挿入されているビデオテープに、TV1
の出力端子P2より供給される映像音声信号を録画す
る。
【0173】図15は、図2に示した実施例におけるT
V1において、AV信号の信号経路を説明するためのブ
ロック図である。
【0174】チューナ(地上波ビデオチューナ)11ま
たはBS−チューナ111により選局された映像RF信
号は、VIF処理部12または112において映像信号
(コンポジット信号)に変換され、AVスイッチ13を
介して、信号処理IC113に供給される。信号処理I
C113に供給された映像信号は、そこでRGB信号に
変換され、色、明るさ、先鋭度等が調節された後、加算
器116に供給される。また、オーディオ信号もAVス
イッチ13を介して信号処理IC113に供給され、そ
こで、音量、または音質等が調節される。信号処理IC
113によるこれらの処理は、TVマイコン(マイコ
ン)18からの制御に基づいて行われる。
【0175】TVマイコン18より出力されるOSD表
示信号は、OSD表示部117に供給される。OSD表
示部117により、TVマイコン18より供給されるO
SD表示信号に対応するRGB信号が発生され、加算器
116に供給される。また、D2Bマイコン19よりO
SD表示部118にOSD表示信号が供給されると、O
SD表示部118により、このOSD表示信号に対応す
るRGB信号が発生され、加算器116に供給される。
【0176】AVスイッチ13より、信号処理IC11
4に供給されたコンポジット信号(映像信号)は、信号
処理IC114においてRGB信号に変換され、Pin
P(ピクチャインピクチャ)用信号変換回路115に供
給される。PinP用信号変換回路に供給されたRGB
信号は、そこで、PinP用の映像信号に変換された
後、CRTモニタ20に供給される。
【0177】加算器116に供給された信号処理IC1
13からのRGB信号と、OSD表示部117,118
からのRGB信号は、そこで重ね合わせられて、Pin
P用信号変換回路115からのRGB信号とともにCR
Tモニタ20に供給される。また、オーディオ信号は、
図示せぬスピーカに供給される。
【0178】D2Bマイコン19より、TV1に接続さ
れた例えば第1VTR2を制御するための制御信号が、
D2B通信用IC106に供給されると、D2B通信用
IC106により、この制御信号はAVバス9を介し
て、第1VTR2に送信される。
【0179】なお、上記実施例において、TV1が受信
した映像信号から、V区間データ処理回路15により抽
出された番組表データを、AVバス9を介して、システ
ム内の他の機器またはAVバス9で接続されたパソコン
等に転送するようにすることができる。これにより、シ
ステム内の他の機器またはパソコンは、映像信号に重畳
された番組表データを抽出する機能を備えていなくて
も、TV1よりAVバスを介して供給される番組表デー
タに基づいて、機器側の表示パネルまたはTV1内のC
RTモニタ20により、ユーザに録画予約を行わせるこ
とができる。
【0180】また、上記実施例においては、CRTモニ
タ20にカーソルを表示し、それをリモコン等で移動さ
せ、番組表の中の所定の番組を選択するようにしたが、
タッチパネル等による選択、または音声による選択を行
うようにすることができる。
【0181】さらには双方向のリモコンを用いて、TV
1からCRTモニタ20に表示されている画面に関する
文字、図形または映像情報をリモコン側に送信し、リモ
コン側がこの画面に関する情報を例えば内蔵する比較的
大きな画面サイズの液晶パネルに表示し、その画面をリ
モコン側で操作するようにすることができる。そして、
リモコン側の操作により書き換えられた画面情報はTV
1に送信され、TV1はリモコン1より送信される画面
情報に従って、CRTモニタ20に表示されている画面
を書き換えるようにすることができる。
【0182】また、上記実施例においては、垂直帰線消
去期間に重畳して送信される番組表データ、所定の商品
の静止画、または予約観覧席の映像等を受信するように
したが、それ以外に、例えば、TV1に接続された各A
V機器に対する所定のコマンド、例えばビデオプリンタ
に対する印刷命令等を受信し、その印刷命令に従って、
TV1に接続されたビデオプリンタが、CRTモニタ2
0に表示されている画面、放送センタから送信される画
像データ、または文字図形データ等をプリントアウトす
るようにすることができる。例えば、上記実施例を応用
した通信教育などで、宿題等をプリントアウトさせるこ
とができる。
【0183】これにより、所定の放送センタから、各家
庭に設置されたTV1に対する1回のデータ送信で、各
家庭に設置されたすべてのTV1に接続されたビデオプ
リンタに、所定の映像、または文字図形データをプリン
トアウトさせることができる。その際、プリンタの用紙
が切れていたり、TV1にプリンタが備えられていない
場合には、TV1のNVRAM等のメモリに記憶させる
ようにすることもできる。
【0184】さらに、圧縮ディジタル信号からなる映像
信号を再生するレーザディスクプレーヤをTV1に接続
し、複数の付随情報(例えば多国語の楽譜、詩など)を
レーザディスクに記録し、その中から所定のものを選択
してCRTモニタ20に表示させるようにすることがで
きる。これにより1枚のレーザディスクで、複数語によ
るサービスを行うことができる。
【0185】
【発明の効果】請求項1に記載のTVショッピング方法
によれば、所定のセンタから送信される所定の指定座席
からの映像を受信し、この映像に基づいて、指定座席の
予約券を発注するようにしたので、実際にそこに座った
ような感覚で指定座席の予約を行うことができる。
【0186】請求項2に記載のTVショッピング方法に
よれば、映像は、劇場、映画館、コンサート会場、野球
場、サッカー場、または競技場の指定座席から見た、舞
台、館内、ステージ、またはグラウンドの映像としたの
で、実際にそこに座ったような感覚を楽しむことができ
る。
【0187】請求項3に記載のTVショッピング方法に
よれば、センタから送信される所定の商品の映像を受信
し、映像に基づいて、商品を発注するようにしたので、
商品を見ながら発注することができる。
【0188】請求項4に記載のAVシステムによれば、
受信手段により、所定のセンタより通信回線を介して送
信される映像音声信号が受信され、抽出手段により、映
像音声信号に含まれる番組表データが抽出される。この
番組表データは、OSD表示手段によりOSD表示さ
れ、OSD表示された番組表データに基づいて、番組選
択手段により所定の番組が選択される。さらに、番組選
択手段により選択された番組が、予約手段により所定の
録画機器に録画予約されるようにしたので、簡単な操作
で録画予約を行うことができる。
【0189】請求項5に記載のAVシステムによれば、
通信回線は、CATV回線または電波とすることができ
るようにしたので、CATV、地上放送、衛星放送など
に適用可能である。
【0190】請求項6に記載のAVシステムによれば、
抽出手段は、センタより送信される映像音声信号の垂直
帰線消去期間に重畳された番組表データを抽出するよう
にしたので、通信回線の有効利用が可能になる。
【0191】請求項7に記載のAVシステムによれば、
抽出手段により抽出された番組表データが、予約手段に
より、録画機器にAVバスを介して送信されるようにし
たので、録画機器はその番組表データを利用することが
できる。
【0192】請求項8に記載のAVシステムによれば、
録画機器はVTRであり、判定手段により、VTRにセ
ットされたビデオテープが爪折れの状態であるか否かが
判定されるようにしたので、録画予約された際に爪折れ
のビデオテープがVTRに挿入されていれば、ユーザに
警告することができる。従って、録画予約された番組が
確実に録画されるようにすることができる。
【0193】請求項9に記載のAVシステムによれば、
重複判定手段により、予約手段により予約された複数の
番組の中で、スクランブルされた番組が同一時刻に重複
して録画予約されているか否かが判定されるようにした
ので、録画予約された番組を確実に録画することができ
る。
【0194】請求項10に記載のAVシステムによれ
ば、カメラ選択手段により、受信手段により受信された
複数のカメラアングルに対応する映像の少なくともいず
れか1つが選択されるようにしたので、様々なカメラア
ングルの映像を鑑賞することが可能となる。従って、よ
り一層TVを楽しむことができる。
【0195】請求項11に記載のAVシステムによれ
ば、受信手段により受信された、センタより送信される
所定の映像に対応する信号に基づいて、送信手段によ
り、センタにCATV回線または電話回線を介して、所
定のキー入力情報がテレテキスト形式で送信されるよう
にしたので、センタとの間で、双方向のデータの送受信
を行うことができる。
【0196】請求項12に記載のAVシステムによれ
ば、読み出し手段により、所定の記録媒体に記録された
番組表データを読み出すようにしたので、読み出した番
組表データに基づいて、番組の予約等を行うことができ
る。
【0197】請求項13に記載のAVシステムによれ
ば、読み出し手段により、予め所定の記録媒体に記録さ
れた番組特定番号の情報が読み出され、OSD表示手段
により、番組特定番号の情報がOSD表示され、番組選
択手段により、番組特定番号の情報の中から所定のもの
が選択されるようにしたので、簡単な操作で、ビデオプ
ラスによる録画予約を行うことができる。
【0198】請求項14に記載のAVシステムによれ
ば、記録媒体を、フロッピディスク、CD−ROM、オ
ーディオテープ、またはミニディスクとするようにした
ので、様々な記録媒体に番組表データを記録することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のAVシステムの一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図2のAVシステムにおいて、TV1と各機器
とをAVバス9で接続するようにした図である。
【図3】S−D2Bによる送信データのフォーマットを
示す図である。
【図4】本発明のAVシステムの一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図5】垂直帰線消去期間に重畳された制御データの例
を示す図である。
【図6】クローズドキャプションの放送方式を示す図で
ある。
【図7】CRTモニタ20に表示される番組表の例を示
す図である。
【図8】TV1から各機器にAVバス9を介して送信さ
れる制御信号の送信手順を示す図である。
【図9】TV1にICカード42を接続するようにした
図である。
【図10】TELETEXTフォーマットで送信される
付随情報を表示した画面を示す図である。
【図11】複数のカメラアングルによる映像を画面に表
示する方法を示す図である。
【図12】TV1に、放送センタ51へ電話回線55を
介してデータ送信を行う送信部53を備えるようにした
図である。
【図13】TV1に、放送局52へ、CATVの上り回
線67を介してデータ送信を行う送信部63を備えるよ
うにした図である。
【図14】マイコン18の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図15】TV1内のAV信号の信号経路を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 AVセンタ 2 第1VTR 3 第3VTR 4 第2VTR 5 V.TUNER 6 第4VTR6 7 MDP 8 AV信号線 9 AVバス 11 チューナ 12 VIF処理部 13 AVスイッチ 14 ビデオ信号処理回路 15 V区間データ処理回路 16,17 制御データ挿入回路 18 マイコン 19 D2Bマイコン 20 CRTモニタ 21 内部バス(I2Cバス) 22 リモコン 23 CD−ROM読み取り装置 32 制御データ挿入部 33 デッキ 34 V区間データ処理回路 35 マイコン 36 内部バス 40 CATV回線 41 デコーダ 42 ICカード 51 放送センタ(データベース) 52 放送局 53 送信部 54 モデム 55 電話回線 63 送信部 66 CATV回線 67 CATV上り回線 70 CPU内部バス 71 リモコン受信部 72 OSD表示制御処理部 73 内蔵OSD表示機能部 74 フォントROM 75 アキュムレータ 76 RAM 77 ROM 78 PIO制御処理部 79 内蔵PIO 80 パラレルIF 81 SIO制御処理部 82 内蔵SIO 83 シリアルIF 84 他のIC 85 割り込み制御処理部 86 内蔵割り込み制御回路 87 タイマ制御部 88 SIO制御処理部 89 内蔵SIO 90,91 シリアルIF 92 SIO制御処理部 93 内蔵SIO 94 アキュムレータ 95 RAM 96 ROM 97 割り込み制御処理部 98 内蔵割り込み制御回路 99 タイマ回路 100 SIO制御処理回路 101 内蔵SIO 102 シリアルIF 103 PIO制御処理回路 104 内蔵PIO回路 105 パラレルIF 106 D2B通信用IC 107 他のAV機器 111 BS−チューナ 112 VIF処理部 113,114 信号処理IC 115 PIP信号変換回路 116 加算器 117,118 OSD表示部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のセンタから送信される所定の指定
    座席からの映像を受信し、前記映像に基づいて、前記指
    定座席の予約券を発注することを特徴とするTVショッ
    ピング方法。
  2. 【請求項2】 前記映像は、劇場、映画館、コンサート
    会場、野球場、サッカー場、または競技場の前記指定座
    席から見た、舞台、館内、ステージ、またはグラウンド
    の映像であることを特徴とする請求項1に記載のTVシ
    ョッピング方法。
  3. 【請求項3】 所定のセンタから送信される所定の商品
    の映像を受信し、前記映像に基づいて、前記商品を発注
    することを特徴とするTVショッピング方法。
  4. 【請求項4】 所定のセンタより通信回線を介して送信
    される映像音声信号を受信する受信手段と、 前記映像音声信号に含まれる番組表データを抽出する抽
    出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記番組表データをOS
    D表示するOSD表示手段と、 前記OSD表示手段により表示された前記番組表データ
    に基づいて、所定の番組を選択する番組選択手段と、 前記番組選択手段により選択された前記番組を、所定の
    録画機器に録画予約させる予約手段とを備えることを特
    徴とするAVシステム。
  5. 【請求項5】 前記通信回線は、CATV回線または電
    波であることを特徴とする請求項4に記載のAVシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記抽出手段は、前記センタより送信さ
    れる映像音声信号の垂直帰線消去期間に重畳された前記
    番組表データを抽出することを特徴とする請求項4また
    は5に記載のAVシステム。
  7. 【請求項7】 前記予約手段は、前記抽出手段により抽
    出された前記番組表データを、前記録画機器にAVバス
    を介して送信することを特徴とする請求項4乃至6のい
    ずれかに記載のAVシステム。
  8. 【請求項8】 前記録画機器はVTRであり、前記VT
    Rにセットされたビデオテープが爪折れの状態であるか
    否かを判定する判定手段をさらに備えることを特徴とす
    る請求項4乃至7のいずれかに記載のAVシステム。
  9. 【請求項9】 前記予約手段により録画予約された複数
    の番組の中で、スクランブルされた番組が、同一時刻に
    重複して録画予約されているか否かを判定する重複判定
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項4乃至8の
    いずれかに記載のAVシステム。
  10. 【請求項10】 前記受信手段により受信された、前記
    センタより送信される複数のカメラアングルに対応する
    映像の少なくともいずれか1つを選択するカメラ選択手
    段をさらに備えることを特徴とする請求項4乃至9のい
    ずれかに記載のAVシステム。
  11. 【請求項11】 前記受信手段により受信された、前記
    センタより送信される所定の映像に対応する信号または
    テレテキスト形式で送信される文字若しくは図形に対応
    する信号に基づいて、前記センタにCATV回線または
    電話回線を介して、所定のキー入力情報を送信する送信
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項4乃至10
    のいずれかに記載のAVシステム。
  12. 【請求項12】 所定の記録媒体に記録された番組表デ
    ータを読み出す読み出し手段をさらに備えることを特徴
    とする請求項4乃至11のいずれかに記載のAVシステ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記読み出し手段は、予め所定の記録
    媒体に記録された番組特定番号の情報を読み出し、 前記OSD表示手段は、前記番組特定番号の情報をOS
    D表示し、 前記番組選択手段は、前記番組特定番号の情報の中から
    所定のものを選択することを特徴とする請求項12に記
    載のAVシステム。
  14. 【請求項14】 前記記録媒体は、フロッピディスク、
    CD−ROM、オーディオテープ、またはミニディスク
    であることを特徴とする請求項12または13に記載の
    AVシステム。
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