JP2004037727A - 像担持体減速ユニット、及びそれを具備する画像形成装置 - Google Patents

像担持体減速ユニット、及びそれを具備する画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】感光体を回転駆動する歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も減少すると共に解消して、耐久性に優れ、低コストで高品質の画像を形成する像担持体減速ユニットとその像担持体減速ユニットを具備する画像形成装置を提供する。
【解決手段】連結する像担持体の回転軸を回転駆動する従動軸1と、上記従動軸1に回転速度を減速して回転駆動力を伝達する歯車列2と、上記歯車列2の歯車2aに回転駆動力を付与する駆動軸3と、上記歯車列2の歯車2aを浸して噛み合いを潤滑にする潤滑液体4と、上記潤滑液体4を収容する潤滑液体容器5とからなる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、像担持体減速ユニットとその像担持体減速ユニットを具備する画像形成装置に関し、詳しくは、電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持体の回転速度を減速する像担持体減速ユニットと、その像担持体減速ユニットを具備する電子写真方法で形成されるトナー画像を被転写体に転写して画像を形成する複写機、プリンター、ファクシミリ装置あるいはこれらの複合機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持体である感光体を用いた画像形成装置は、感光体の回転変動が静電潜像の書き込みやトナー像の転写に影響をおよぼし、出力するトナー画像のドットやラインにおける位置ずれとして表れ、形成されるトナー画像の画像品質が低下していた。
電子写真方法で形成される感光体の回転むらである、回転変動の要因としては、感光体を回転駆動する駆動歯車のバックラッシュによる回転変動があり、この回転変動を解消するために、感光体の回転にブレーキを与えることは公知である(特開平8−30059号、特開平5−72827号等の公報を参照)。
又、感光体ドラム軸に位置検出用部材を取り付けて位置検出用部材から出力されるパルスにて、感光体ドラムの回転変動率を算出し、算出された変動率に基づいて感光体の回転に負荷を発生させることも公知である(特開2000−224878等の公報を参照)。
このように、感光体の従動側で回転負荷を与えると、駆動側の歯車の歯に噛み合う従動側の歯車の歯が圧接した状態で回転するため、バックラッシによる回転変動が少なくなる。
然し、駆動側の歯車の歯に噛み合う従動側の歯車の歯が常時圧接するようにするためには、感光体や感光体の回転軸に設けた回転体の慣性モーメントを確実に制動するための強力なブレーキ力が必要であり、ブレーキ力による歯車への圧力で歯部が早く摩耗して、このような歯車の摩耗により、歯表面の粗さや噛み合いで発生する振動や、歯形状の変化による回転むらである回転変動が発生し、形成される画像品質が低下し、且つ、歯車の寿命が早まってコスト高にもなっていた。
従って、従来の画像形成装置は、感光体を回転駆動する歯車のバックラッシュによる回転変動を解消する制動による、歯車の歯部の摩耗が早く、歯車の寿命が早まってコスト高となり、このような歯車の摩耗により、歯表面の粗さや噛み合いで発生する振動や、歯形状の変化による回転むらである回転変動が発生し、形成される画像品質が低下すると言う不具合が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の画像形成装置は、感光体を回転駆動する歯車のバックラッシュによる回転変動を解消する制動による、歯車の歯部の摩耗が早く、歯車の寿命が早まってコスト高となり、このような歯車の摩耗により、歯表面の粗さや噛み合いで発生する振動や、歯形状の変化による回転むらである回転変動が発生し、形成される画像品質が低下すると言う問題が生じていた。
そこで本発明の課題は、このような問題点を解決するものである。即ち、感光体を回転駆動する歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も減少すると共に解消して、耐久性に優れ、低コストで高品質の画像を形成する像担持体減速ユニットとその像担持体減速ユニットを具備する画像形成装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の本発明は、電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持体を回転駆動する回転速度を減速する像担持体減速ユニットにおいて、連結する像担持体の回転軸を回転駆動する従動軸と、上記従動軸に回転速度を減速して回転駆動力を伝達する歯車列と、上記歯車列の歯車に回転駆動力を付与する駆動軸と、上記歯車列の歯車を浸して噛み合いを潤滑にする潤滑液体と、上記潤滑液体を収容する潤滑液体容器とからなる像担持体減速ユニットであることを最も主要な特徴とする。
請求項2の本発明は、請求項1に記載の像担持体減速ユニットにおいて、従動軸は、連結する像担持体の回転軸側に取り付けられて、回転駆動力を制動する従動軸制動手段からなる像担持体減速ユニットであることを主要な特徴とする。
請求項3の本発明は、請求項2に記載の像担持体減速ユニットにおいて、従動軸制動手段は、パウダーブレーキである像担持体減速ユニットであることを主要な特徴とする。
請求項4の本発明は、請求項1、2又は3に記載の像担持体減速ユニットにおいて、歯車列の歯車は、全てを潤滑液体に浸して潤滑液体容器内に収容した像担持体減速ユニットであることを主要な特徴とする。
請求項5の本発明は、請求項1、2、3又は4に記載の像担持体減速ユニットにおいて、駆動軸は、駆動軸を回転駆動する駆動源の回転軸と兼用した像担持体減速ユニットであることを主要な特徴とする。
請求項6の本発明は、請求項1、2、3、4、5又は6に記載の像担持体減速ユニットにおいて、潤滑液体は、リチューム石けんグリースである像担持体減速ユニットであることを主要な特徴とする。
【0005】
請求項7の本発明は、請求項1、2、3、4、5又は6に記載の像担持体減速ユニットにおいて、潤滑液体の動粘度は、200(cSt)以上、500(cSt)以下である像担持体減速ユニットであることを主要な特徴とする。
請求項8の本発明は、請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の像担持体減速ユニットにおいて、潤滑液体容器は、歯車列の歯車と潤滑液体を収容して密閉した像担持体減速ユニットであることを主要な特徴とする。
請求項9の本発明は、電子写真方法で形成されるトナー画像を被転写体に転写して画像を形成する画像形成装置において、上記請求項1乃至8の何れか一項に記載の像担持体減速ユニットと、上記像担持体減速ユニットで回転速度を減速して回転駆動される像担持体と、上記像担持体を所定の極性に均一に帯電する帯電手段と、上記帯電手段で均一に帯電した上記像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、上記露光手段で形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像手段と、上記現像手段で形成されたトナー像を被転写体に転写する転写手段とからなる画像形成装置であることを最も主要な特徴とする。
請求項10の本発明は、請求項9に記載の画像形成装置において、像担持体の回転軸は、像担持体減速ユニットの従動軸とカップリングで連結する画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項11の本発明は、請求項9又は10に記載の画像形成装置において、像担持体の回転軸は、回転駆動力を制動する回転軸制動手段からなる画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項12の本発明は、請求項11に記載の画像形成装置において、回転軸制動手段は、パウダーブレーキである像担持体減速ユニットであることを主要な特徴とする。
請求項13の本発明は、請求項項9又は10に記載の画像形成装置において、像担持体は、上記像担持体を圧接して、回転駆動力を制動する像担持体制動手段からなる画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項14の本発明は、請求項項13に記載の画像形成装置において、像担持体制動手段は、像担持体の非画像形成部に配置した画像形成装置であることを主要な特徴とする。
請求項15の本発明は、請求項項9、10、11、12、13又は14に記載の画像形成装置において、像担持体は、回転速度又は回転位置を検知する検知機構からなる画像形成装置であることを主要な特徴とする。
【0006】
【作用】
上記のように構成された像担持体減速ユニットとその像担持体減速ユニットを具備する画像形成装置は、請求項1においては、連結する像担持体の回転軸を回転駆動する従動軸に、回転速度を減速して回転駆動力を伝達する歯車列の歯車に駆動軸によって回転駆動力を付与して、歯車列の歯車を浸して噛み合いを円滑にする潤滑液体を潤滑液体容器に収容する。
請求項2においては、連結する像担持体の回転軸側に取り付けられて回転駆動力を制動する従動軸制動手段からなる、連結する像担持体の回転軸を回転駆動する従動軸に、回転速度を減速して回転駆動力を伝達する歯車列の歯車に駆動軸によって回転駆動力を付与して、歯車列の歯車を浸して噛み合いを潤滑にする潤滑液体を潤滑液体容に収容する。
請求項3においては、連結する像担持体の回転軸側に取り付けられて回転駆動力を制動する従動軸制動手段のパウダーブレーキからなる、連結する像担持体の回転軸を回転駆動する従動軸に、回転速度を減速して回転駆動力を伝達する歯車列の歯車に駆動軸によって回転駆動力を付与して、歯車列の歯車を浸して噛み合いを潤滑にする潤滑液体を潤滑液体容器に収容する。
請求項4においては、連結する像担持体の回転軸を回転駆動する従動軸に、回転速度を減速して回転駆動力を伝達する歯車列の歯車に駆動軸によって回転駆動力を付与して、歯車列の歯車の全てを浸して噛み合いを潤滑にする潤滑液体を潤滑液体容器に収容する。
請求項5においては、連結する像担持体の回転軸を回転駆動する従動軸に、回転速度を減速して回転駆動力を伝達する歯車列の歯車に駆動軸によって回転駆動力を付与して、歯車列の歯車を浸して噛み合いを潤滑にする潤滑液体を潤滑液体容器に収容すると共に駆動軸は駆動軸を回転駆動する駆動源の回転軸と兼用する。
請求項6においては、連結する像担持体の回転軸を回転駆動する従動軸に、回転速度を減速して回転駆動力を伝達する歯車列の歯車に駆動軸によって回転駆動力を付与して、歯車列の歯車を浸して噛み合いを潤滑にする潤滑液体のリチューム石けんグリースを潤滑液体容器に収容する。
【0007】
請求項7においては、連結する像担持体の回転軸を回転駆動する従動軸に、回転速度を減速して回転駆動力を伝達する歯車列の歯車に駆動軸によって回転駆動力を付与して、歯車列の歯車を浸して噛み合いを潤滑にする動粘度が200(cSt)以上で500(cSt)以下である潤滑液体を潤滑液体容器に収容する。請求項8においては、連結する像担持体の回転軸を回転駆動する従動軸に、回転速度を減速して回転駆動力を伝達する歯車列の歯車に駆動軸によって回転駆動力を付与して、歯車列の歯車を浸して噛み合いを潤滑にする潤滑液体を潤滑液体容器に収容して密閉する。
請求項9においては、請求項1乃至8の何れか一項に記載の像担持体減速ユニットで回転速度を減速して回転駆動される像担持体を所定の極性に均一に帯電する帯電手段で均一に帯電した像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段で形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像手段で形成されたトナー像を転写手段で被転写体に転写する。
請求項10においては、請求項1乃至8の何れか一項に記載の像担持体減速ユニットで回転速度を減速して回転駆動される像担持体を所定の極性に均一に帯電する帯電手段で均一に帯電した像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段で形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像手段で形成されたトナー像を転写手段で被転写体に転写すると共に像担持体の回転軸は像担持体減速ユニットの従動軸とカップリングで連結する。
請求項11においては、請求項1乃至8の何れか一項に記載の像担持体減速ユニットで回転速度を減速して回転駆動される像担持体を所定の極性に均一に帯電する帯電手段で均一に帯電した像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段で形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像手段で形成されたトナー像を転写手段で被転写体に転写すると共に像担持体の回転軸を回転軸制動手段で回転駆動力を制動する。
【0008】
請求項12においては、請求項1乃至8の何れか一項に記載の像担持体減速ユニットで回転速度を減速して回転駆動される像担持体を所定の極性に均一に帯電する帯電手段で均一に帯電した像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段で形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像手段で形成されたトナー像を転写手段で被転写体に転写すると共に像担持体の回転軸を回転軸制動手段のパウダーブレーキで回転駆動力を制動する。
請求項13においては、請求項1乃至8の何れか一項に記載の像担持体減速ユニットで回転速度を減速して回転駆動される像担持体を所定の極性に均一に帯電する帯電手段で均一に帯電した像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段で形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像手段で形成されたトナー像を転写手段で被転写体に転写すると共に像担持体を像担持体制動手段で圧接して回転駆動力を制動する。
請求項14においては、請求項1乃至8の何れか一項に記載の像担持体減速ユニットで回転速度を減速して回転駆動される像担持体を所定の極性に均一に帯電する帯電手段で均一に帯電した像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段で形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像手段で形成されたトナー像を転写手段で被転写体に転写すると共に像担持体を像担持体の非画像形成部に像担持体制動手段で圧接して回転駆動力を制動する。
請求項15においては、請求項1乃至8の何れか一項に記載の像担持体減速ユニットで回転速度を減速して回転駆動される像担持体を所定の極性に均一に帯電する帯電手段で均一に帯電した像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段で形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像手段で形成されたトナー像を転写手段で被転写体に転写すると共に像担持体の回転速度又は回転位置を検知機構で検知する。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1において、電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持体の回転速度を減速する像担持体減速ユニット0は、画像形成装置100における像担持体101のドラム形状の感光体の回転軸101aをカップリング1bで連結されて回転駆動する従動軸1と、上記従動軸1に回転速度を減速して回転駆動力を伝達する歯車列2と、上記歯車列2の歯車2aに回転駆動力を付与する駆動軸3と、歯車2aを浸して磨耗及び振動を減少させる所定の粘性を有して、噛み合いを潤滑にする潤滑液体4と、上記潤滑液体4を収容する潤滑液体容器5とからなり、上記画像形成装置100における感光体101を回転駆動する歯車2aのバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も更に減少すると共に解消して、耐久性に優れ、低コストである。
上記従動軸1は、感光体101の上記回転軸101a側の歯車2aと近距離の位置に従動軸制動手段1aのパウダーブレーキ1aが取り付けられて、回転駆動力を制動する回転負荷が与えられるようになっている。
上記パウダーブレーキ1aは、磁性粉体を媒体としてトルク伝達を行なうので、他のブレーキに比べて、励磁電流に略比例したトルクを発生するので、電流調整により負荷変動を変化させることが可能で、回転数によるトルク変化や反復性も優れているため、安定した制動の制御が行なわれる。
従って、上記従動軸1の捩れが少なくなり回転変動の制御性が向上するようになっている。
歯車2aは、全てを上記潤滑液体4に浸して上記潤滑液体容器5内に収容されているから、歯車2aの全てに対して、更に、耐久性が優れ、衝撃等による振動を減少して、従動軸1に回転速度を減速して回転駆動力を伝達する歯車2aのユニット化が容易になると共に上記画像形成装置100への組み付け作業も容易となる低コストの上記像担持体減速ユニット0を提供することが出来るようになった。
【0010】
上記駆動軸3は、上記駆動軸3を検知機構101dのエンコーダから感光体101、又は、上記回転軸101aの回転数を入力される駆動制御手段3bで制御されて回転駆動する駆動源3a、例えば、DCブラシレスモータの回転軸3aと兼用するようになっているから、小型で、更に、低コストの上記像担持体減速ユニット0を提供することが出来るようになった。
上記潤滑液体4は、動粘度は200(cSt)以上で500(cSt)以下であり、リチューム石けんグリースであるから、耐熱性、耐水性に優れ、摩擦係数も少なく、更に、酸化防止剤の入ったグリースを使用すれが耐久性も向上する。上記潤滑液体4の動粘度を200(cSt)以上高くすることにより高周波振動を低減できるが、動粘度を500(cSt)以上にすると駆動トルクが増加することになる。
上記潤滑液体容器5は、歯車2aと上記潤滑液体4を収容して密閉されているから、上記潤滑液体4の漏れや飛散等が防止できて、更に、耐久性に優れ、上記画像形成装置100への組み付け時における感光体101や被転写体(P)の転写用紙に付着して形成される異常画像の発生を防止することが出来る、上記像担持体減速ユニット0を提供することが出来るようになった。
【0011】
図2に画像形成部を示す画像形成装置100は、上記像担持体減速ユニット0と、上記像担持体減速ユニット0で回転速度を減速して回転駆動される感光体(像担持体)101と、感光体101を所定の極性に均一に帯電する帯電手段102と、上記帯電手段102で均一に帯電した感光体101を露光して静電潜像を形成する露光手段103と、上記露光手段103で形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像手段104と、上記現像手段104で形成されたトナー像を被転写体(P)の転写用紙に転写する転写手段105と等からなり、感光体101を回転駆動する歯車2aのバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も、更に、減少すると共に解消して、耐久性に優れ、低コストで高品質の画像を形成する。
そこで、感光体101は、後述する支持部材を介して上記回転軸101aに固定されて図示の矢印(A)方向の時計方向に回転駆動される。
【0012】
感光体101の周辺には、上記帯電手段102の図示の矢印(B)方向に回動する帯電ローラ102aが当接し、感光体101の表面が所定の極性に均一に帯電される。
感光体101の帯電面に、上記露光手段103からレーザ光の書き込み走査による画像露光が行われ、感光体101の表面に所定の静電潜像が形成される。
このようにして形成された静電潜像に、上記現像手段104内で図示の矢印(C)方向の反時計方向に回転する現像ローラ104aで搬送されたトナーによりトナー画像として可視像化される。
感光体101の表面に形成されたトナー画像は、レジストローラ106から感光体101と上記転写手段105の転写ローラ105aの間に送られる被転写体(P)の転写用紙に転写される。
被転写体(P)の転写用紙に転写されたトナー画像はガイド板107により定着手段108に誘導搬送され、上記定着手段108によって被転写体(P)の転写用紙上に転写されたトナー画像が定着される。
一方、トナー画像の転写後、感光体101の表に残留付着しているトナーや、微細な紙粉等は、クリーニング手段109のファーブラシ109aの当接回転により、感光体101から除去される。
尚、クリーニング工程の後に、感光体101表面を除電する場合、図示しない除電手段にて除電を行うようにする。
【0013】
図3は感光体と減速ユニットの要部縦断面図であり、同図において、感光体101は、ピン101eの係合により回転軸101aと一体化され、回転軸101aは右側板110に固定された軸受110aと左側板111に固定された軸受111aにより回転自在に支持されている。
上記右側板110の回転軸101aの右側には、上記カップリング1bが挿入固定され、上記カップリング1bの右側には、上記像担持体減速ユニット0における歯車2aの従動歯車2aの上記従動軸1が挿入固定され、上記画像形成装置100における感光体101の回転軸101aと上記像担持体減速ユニット0における歯車2aの上記従動歯車2aの上記従動軸1が一体的に回転するように連結されている。
従って、上記画像形成装置100の回転軸101aと上記像担持体減速ユニット0の上記従動軸1を上記カップリング1bで結合することにより、回転軸101aが短くなり小型で、その組み付けも容易となり低コストともなる上記画像形成装置100を提供することが出来るようになった。
従動歯車2aの従動軸1には上記従動軸制動手段1aの上記パウダーブレーキ1aが固定され、上記従動軸制動手段1aの上記パウダーブレーキ1aにより上記従動軸1に回転負荷が与えられるようになっている。
上記パウダーブレーキ1aは、磁性粉体を媒体としてトルク伝達を行なうので、他のブレーキに比べて、励磁電流に略比例したトルクを発生するので、電流調整により負荷変動を変化させることが可能で、回転数によるトルク変化や反復性も優れているため、安定した制動の制御が行なわれる。
【0014】
上記従動軸1の上記従動歯車2a両側には、従動歯車軸受2a11、従動歯車軸受2a12が挿入され、上記従動歯車軸受2a11、上記従動歯車軸受2a12は上記潤滑液体容器5に固定されている。
上記潤滑液体容器5には、上記画像形成装置100における感光体101の駆動をなす上記駆動源3aの駆動モータ、例えば、DCブラシレスモータが固定されている。
上記駆動源3aの駆動モータの上記回転軸3aと兼用の上記駆動軸3に一体化された歯車2aの駆動歯車2aが固定され、上記駆動歯車2aは上記潤滑液体容器5に固定されたスタッド2a31に回転自在に挿入された中間歯車(大)2aを回転駆動する。
上記中間歯車(大)2aには、上記中間歯車(大)2aより小径の中間歯車(小)2aが一体化されており、上記中間歯車(小)2aは上記潤滑液体容器5の上記従動歯車軸受2a11、上記従動歯車軸受2a12に回転自在に軸支されている上記従動歯車2aと噛み合っている。
このように、上記駆動源3aの駆動モータにより上記駆動歯車2aが回転すると、上記駆動歯車2aと噛み合っている上記中間歯車(大)2a、上記中間歯車(小)2aが回転し、上記中間歯車(大)2a、上記中間歯車(小)2aが回転すると上記中間歯車(小)2aと噛み合っている上記従動歯車2aが回転する。
上記像担持体減速ユニット0における上記従動歯車2aが回転すると、上記従動歯車2aの上記従動軸1に連結された回転軸101aが回転し、回転軸101aと一体化している感光体101が回転する。
【0015】
上記潤滑液体容器5の内部には上記潤滑液体4のオイル、例えば、潤滑柚が充填されており、従動歯車2a、駆動歯車2a、中間歯車(大)2a、中間歯車(小)2aの摩耗を防止している。
当然であるが、上記潤滑液体容器5は、上記潤滑液体4のオイル、例えば、潤滑柚等が漏れないような密封構造になっている。
上記従動軸制動手段1aのパウダーブレーキ1aは、上記潤滑液体容器5に固定され、上記潤滑液体容器5内の歯車2aの減速機構の出力軸である上記従動歯車2aの上記従動軸1に負荷を与えるようになっている。
尚、回転軸制動手段101aのパウダーブレーキ101a11を、上記右側板110に固定して、感光体101の回転軸101aに負荷を与えるようにしても良い。
上記パウダーブレーキ1a11は、磁性粉体を媒体としてトルク伝達を行なうので、他のブレーキに比べて、励磁電流に略比例したトルクを発生するので、電流調整により負荷変動を変化させることが可能で、回転数によるトルク変化や反復性も優れているため、安定した制動の制御が行なわれる。
一方、感光体101の回転軸101aの左側には、感光体101の回転変動を検知する検知機構101dのエンコーダが取り付けられ、上記検知機構101dのエンコーダは上記左側板111に固定されている。
上記検知機構101dのエンコーダの出力パルス間隔から、上記駆動制御手段3bにより、感光体101の回転速度が算出され、上記駆動源3a、例えば、DCブラシレスモータは算出された回転速度から一定速度で回転するよう制御されるようになっている。
【0016】
図4は図3の変形例、図5は図4の要部拡大図であり、各図において、感光体101は、ピン101eの係合により回転軸101aと一体化され、回転軸101aは右側板110に固定された軸受110aと左側板111に固定された上記軸受111aにより回転自在に支持されている。
上記右側板110の感光体101の回転軸101aの右側には、上記カップリング1bが挿入固定され、上記カップリング1bの右側には、上記像担持体減速ユニット0における歯車2aの上記従動歯車2aの上記従動軸1が挿入固定され、上記画像形成装置100における感光体101の回転軸101aと上記像担持体減速ユニット0における歯車2aの上記従動歯車2aの上記従動軸1が一体的に回転するように連結されている。
従って、回転軸101aと従動軸1をカップリング1bで結合されることにより、回転軸101aが短くなり小型で、その組み付けも容易となり低コストともなる上記画像形成装置100を提供することが出来るようになった。
上記従動軸1の上記従動歯車2a両側には、上記従動歯車軸受2a11、上記従動歯車軸受2a12が挿入され、上記従動歯車軸受2a11、上記従動歯車軸受2a12は上記潤滑液体容器5に固定されている。
上記潤滑液体容器5には、上記画像形成装置100における感光体101の駆動をなす上記駆動源3aの駆動モータ、例えば、DCブラシレスモータが固定されている。
回転軸3aと兼用の駆動軸3に一体化された駆動歯車2aが固定され、上記駆動歯車2aは上記潤滑液体容器5に固定された上記スタッド2a31に回転自在に挿入された上記中間歯車(大)2aを回転駆動する。
中間歯車(大)2aには、中間歯車(大)2aより小径の中間歯車(小)2aが一体化されており、中間歯車(小)2aは潤滑液体容器5の従動歯車軸受2a11、従動歯車軸受2a12に回転自在に固定されている従動歯車2aと噛み合っている。
このように、駆動源3aの駆動モータにより駆動歯車2aが回転すると、上記駆動歯車2aと噛み合っている上記中間歯車(大)2a、上記中間歯車(小)2aが回転し、上記中間歯車(大)2a、上記中間歯車(小)2aが回転すると上記中間歯車(小)2aと噛み合っている上記従動歯車2aが回転する。
上記像担持体減速ユニット0における上記従動歯車2aが回転すると、上記従動歯車2aの上記従動軸1に連結された上記画像形成装置100における回転軸101aが回転し、回転軸101aと一体化している感光体101が回転する。
上記潤滑液体容器5の内部には上記潤滑液体4のオイル、例えば、潤滑柚が充填されており、歯車2aの上記従動歯車2a、上記駆動歯車2a、上記中間歯車(大)2a、上記中間歯車(小)2aの摩耗を防止している。
【0017】
一方、感光体101の回転軸101aの左側には、感光体101の回転変動を検知する上記検知機構101dのエンコーダが取り付けられ、上記検知機構101dのエンコーダは上記左側板111に固定されている。
上記検知機構101dのエンコーダの出力パルス間隔から、感光体101の回転速度が算出され、上記駆動源3a、例えば、DCブラシレスモータは算出された回転速度から一定速度で回転するように制御されるようになっている。
感光体101は、非画像形成部101cの非画像形成部(右)101cと非画像形成部(左)101cに、像担持体制動手段101bの像担持体制動手段(右)101bと像担持体制動手段(左)101bが圧接して回転駆動力が制動されるようになっている。
上記像担持体制動手段101bの上記像担持体制動手段(右)101bと上記像担持体制動手段(左)101bは、図5に示すように、シャフト101b11、シャフト101b21に挿入され、上記シャフト101b11、上記シャフト101b21に取り付けれられたスプリング受け101b12、スプリング受け101b22と制動固定板101b13、制動固定板101b23の間に取り付けられたスプリング101b14、スプリング101b24によって、上記シャフト101b11、上記シャフト101b21の感光体101側に取り付けれられた制動部材101b15、制動部材101b25が感光体101の上記非画像形成部101cの上記非画像形成部(右)101cと上記非画像形成部(左)101cに圧接される。
【0018】
上記シャフト101b11、上記シャフト101b21は軸受101b16、軸受101b17、軸受101b26、軸受101b27を介して上記制動固定板101b13、上記制動固定板101b23に固定され、上記シャフト101b11、上記シャフト101b21は上記軸受101b16、上記軸受101b17、上記軸受101b26、上記軸受101b27に案内されて上下動するようになっている。
又、上記制動固定板101b13、上記制動固定板101b23は、上記右側版110と左側版111に固定されており、上記制動部材101b15、上記制動部材101b25は常に一定圧力で感光体101の上記非画像形成部101cの上記非画像形成部(右)101cと上記非画像形成部(左)101cに圧接している。
従って、少ない負荷で制動が可能となり、簡易な機構で回転駆動する歯車のバックラッシュによる速度変動がなく、歯部の摩耗も減少して、耐久性に優れ、低コストで高品質の画像を形成する上記像像担持体減速ユニット0を具備する上記画像形成装置100を提供することが出来るようになった。
【0019】
図6において、上記駆動制御手段3bは、主に、マイクロコンピュータにより実行され、感光体101、又は、回転軸101aの回転速度を検出するための上記検知機構101dのエンコーダの出力は上記駆動制御手段3bに入力され、回転数算出部3bにて、感光体101、又は、回転軸101aの回転数を算出する。
算出された回転数は演算制御部3bにて目標回転数と感光体101、又は、回転軸101aの回転数差から上記駆動源3a、例えば、DCブラシレスモータの回転速度を算出する。モータ駆動部3bは算出された回転速度にて、上記駆動源3a、例えば、DCブラシレスモータを回転駆動する。
従って、感光体101、回転軸101a、又は、上記回転軸3aの回転駆動力に回転負荷の制動を与え、歯車2aの上記従動歯車2a、上記駆動歯車2a、上記中間歯車(大)2a、上記中間歯車(小)2aを圧接する事により、感光体101の負荷変動や上記駆動源3a、例えば、DCブラシレスモータ駆動の速度変化により発生するバックラッシュの不伝達を解消し、上記潤滑液体容器5内に歯車2aの上記従動歯車2a、上記駆動歯車2a、上記中間歯車(大)2a、上記中間歯車(小)2aを上記潤滑液体4に浸して収容されているから、歯部の摩耗も減少することができる。
これにより、上記駆動源3a、例えば、DCブラシレスモータの回転速度を感光体101の回転軸101aに確実に伝達することができ、上記駆動源3a、例えば、DCブラシレスモータによる感光体101へのフィードバック制御が忠実に実行され、精度の高い、感光体101への書き込が可能になり、低コストで高品質の画像を形成する上記像担持体減速ユニット0を具備する上記画像形成装置100を提供することが出来るようになった。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、請求項1の発明によれば、感光体を回転駆動する歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も減少すると共に解消して、耐久性に優れ、低コストで高品質の画像を形成する像担持体減速ユニットを提供することが出来るようになった。
請求項2の発明によれば、従動軸の捩れが少なくなり回転変動の制御性の向上により、感光体を回転駆動する歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も減少すると共に解消して、耐久性に優れ、低コストで高品質の画像を形成する像担持体減速ユニットを提供することが出来るようになった。
請求項3の発明によれば、安定した制動の制御が行なわれ、従動軸の捩れが少なくなり回転変動の制御性の向上により、感光体を回転駆動する歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も減少すると共に解消して、耐久性に優れ、低コストで高品質の画像を形成する像担持体減速ユニットを提供することが出来るようになった。
請求項4の発明によれば、ユニット化と組み付け作業も容易で、感光体を回転駆動する歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も減少すると共に解消して、更に耐久性に優れ、衝撃等による振動を減少して、高品質の画像を形成する低コストの像担持体減速ユニットを提供することが出来るようになった。
請求項5の発明によれば、感光体を回転駆動する歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も減少すると共に解消して、耐久性に優れ、更に、小型で低コストで高品質の画像を形成する像担持体減速ユニットを提供することが出来るようになった。
請求項6の発明によれば、耐熱性や耐水性にも優れ摩擦係数も少なく、感光体を回転駆動する歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も減少すると共に解消して、更に、耐久性に優れ、低コストで高品質の画像を形成する像担持体減速ユニットを提供することが出来るようになった。
【0021】
請求項7の発明によれば、確実に高周波振動を低減できて駆動トルクが増加することなく、感光体を回転駆動する歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も減少すると共に解消して、耐久性に優れ、低コストで高品質の画像を形成する像担持体減速ユニットを提供することが出来るようになった。
請求項8の発明によれば、潤滑液体の漏れや飛散等が防止できて、画像形成装置への組み付け時における像担持体であるドラム形状の感光体や被転写体の転写用紙に付着して形成される異常画像の発生が防止出来て、感光体を回転駆動する歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も減少すると共に解消して、更に、耐久性に優れ、低コストで、更に、高品質の画像を形成する像担持体減速ユニットを提供することが出来るようになった。
請求項9の発明によれば、像担持体であるドラム形状の感光体を回転駆動する歯車列の歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も、更に、減少すると共に解消して、耐久性に優れ、低コストで高品質の画像を形成する上記画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項10の発明によれば、回転軸が短くなり小型で組み付けも容易となり、像担持体であるドラム形状の感光体を回転駆動する歯車列の歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も、更に、減少すると共に解消して、耐久性に優れ、更に、低コストで高品質の画像を形成する上記画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項11の発明によれば、従動軸の捩れが少なくなり回転変動の制御性の向上により、像担持体であるドラム形状の感光体を回転駆動する歯車列の歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も、更に、減少すると共に解消して、耐久性に優れ、低コストで高品質の画像を形成する上記画像形成装置を提供することが出来るようになった。
【0022】
請求項12の発明によれば、安定した制動の制御が行なわれ、従動軸の捩れが比較的に少なくなり回転変動の制御性の向上により、像担持体であるドラム形状の感光体を回転駆動する歯車列の歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も、更に、減少すると共に解消して、耐久性に優れ、低コストで高品質の画像を形成する上記画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項13の発明によれば、簡易な機構で、像担持体であるドラム形状の感光体を回転駆動する歯車列の歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も、更に、減少すると共に解消して、耐久性に優れ、低コストで高品質の画像を形成する上記画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項14の発明によれば、少ない負荷で制動が可能となり、簡易な機構で、像担持体であるドラム形状の感光体を回転駆動する歯車列の歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も、更に、減少すると共に解消して、耐久性に優れ、低コストで高品質の画像を形成する上記画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項15の発明によれば、駆動源による像担持体へのフィードバック制御が忠実に実行され、像担持体であるドラム形状の感光体を回転駆動する歯車列の歯車のバックラッシュによる回転変動を歯部の摩耗も、更に、減少すると共に解消して、耐久性に優れ、低コストで。更に、高品質の画像を形成する上記画像形成装置を提供することが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す像担持体減速ユニットを説明する説明図である。
【図2】本発明の実施の形態例を示す像担持体減速ユニットとその像担持体減速ユニットを具備する画像形成装置を説明する説明図である。
【図3】本発明の実施の形態例を示す像担持体減速ユニットとその像担持体減速ユニットを具備する画像形成装置の主要部を説明する説明図である。
【図4】本発明の他の実施の形態例を示す像担持体減速ユニットとその像担持体減速ユニットを具備する画像形成装置の主要部を説明する説明図である。
【図5】本発明の他の実施の形態例を示す像担持体減速ユニットとその像担持体減速ユニットを具備する画像形成装置の他の主要部を説明する拡大説明図である。
【図6】本発明の他の実施の形態例を示す像担持体減速ユニットとその像担持体減速ユニットを具備する画像形成装置の他の主要部を説明するブロック図である。
【符号の説明】
0 像担持体減速ユニット
1 従動軸、1a 従動軸制動手段、1a パウダーブレーキ、
1b カップリング
2 歯車列、2a 歯車、2a 従動歯車、2a11 従動歯車軸受、
2a12 従動歯車軸受、
2a 駆動歯車、
2a 中間歯車(大)、2a31 スタッド、
2a 中間歯車(小)
3 駆動軸、3a 駆動源、3a 回転軸、
3b 駆動制御手段、3b 回転数算出部、
3b 演算制御部、
3b モータ駆動部
4 潤滑液体
5 潤滑液体容器
100 画像形成装置
101 像担持体、101a 回転軸、101a 回転軸制動手段、
101a11 パウダーブレーキ、101b 像担持体制動手段、101b 像担持体制動手段(右)、
101b11 シャフト、
101b12 スプリング受け、
101b13 制動固定板、
101b14 スプリング、
101b15 制動部材、
101b16 軸受、
101b17 軸受、
101b 像担持体制動手段(左)、
101b21 シャフト、
101b22 スプリング受け、
101b23 制動固定板、
101b24 スプリング、
101b25 制動部材、
101c 非画像形成部、101c 非画像形成部(右)、101c 非画像形成部(左)、
101d 検知機構、
101e ピン
102 帯電手段、102a 帯電ローラ
103 露光手段
104 現像手段、104a 現像ローラ
105 転写手段、105a 転写ローラ
106 レジストローラ
107 ガイド板
108 定着手段
109 クリーニング手段、109a ファーブラシ
110 右側板、110a 軸受
111 左側板、111a 軸受

Claims (15)

  1. 電子写真方法で形成されるトナー画像を担持する像担持体を回転駆動する回転速度を減速する像担持体減速ユニットにおいて、連結する像担持体の回転軸を回転駆動する従動軸と、上記従動軸に回転速度を減速して回転駆動力を伝達する歯車列と、上記歯車列の歯車に回転駆動力を付与する駆動軸と、上記歯車列の歯車を浸して噛み合いを潤滑にする潤滑液体と、上記潤滑液体を収容する潤滑液体容器とからなることを特徴とする像担持体減速ユニット。
  2. 請求項1に記載の像担持体減速ユニットにおいて、従動軸は、連結する像担持体の回転軸側に取り付けられて、回転駆動力を制動する従動軸制動手段からなることを特徴とする像担持体減速ユニット。
  3. 請求項2に記載の像担持体減速ユニットにおいて、従動軸制動手段は、パウダーブレーキであることを特徴とする像担持体減速ユニット。
  4. 請求項1、2又は3に記載の像担持体減速ユニットにおいて、歯車列の歯車は、全てを潤滑液体に浸して潤滑液体容器内に収容したことを特徴とする像担持体減速ユニット。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載の像担持体減速ユニットにおいて、駆動軸は、駆動軸を回転駆動する駆動源の回転軸と兼用したことを特徴とする像担持体減速ユニット。
  6. 請求項1、2、3、4、5又は6に記載の像担持体減速ユニットにおいて、潤滑液体は、リチューム石けんグリースであることを特徴とする像担持体減速ユニット。
  7. 請求項1、2、3、4、5又は6に記載の像担持体減速ユニットにおいて、潤滑液体の動粘度は、200(cSt)以上、500(cSt)以下であることを特徴とする像担持体減速ユニット。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の像担持体減速ユニットにおいて、潤滑液体容器は、歯車列の歯車と潤滑液体を収容して密閉したことを特徴とする像担持体減速ユニット。
  9. 電子写真方法で形成されるトナー画像を被転写体に転写して画像を形成する画像形成装置において、上記請求項1乃至8の何れか一項に記載の像担持体減速ユニットと、上記像担持体減速ユニットで回転速度を減速して回転駆動される像担持体と、上記像担持体を所定の極性に均一に帯電する帯電手段と、上記帯電手段で均一に帯電した上記像担持体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、上記露光手段で形成された静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像手段と、上記現像手段で形成されたトナー像を被転写体に転写する転写手段とからなることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置において、像担持体の回転軸は、像担持体減速ユニットの従動軸とカップリングで連結することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項9又は10に記載の画像形成装置において、像担持体の回転軸の回転駆動力を制動する回転軸制動手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項11に記載の画像形成装置において、回転軸制動手段は、パウダーブレーキであることを特徴とする像担持体減速ユニット。
  13. 請求項項9又は10に記載の画像形成装置において、上記像担持体に圧接して、回転駆動力を制動する像担持体制動手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項項13に記載の画像形成装置において、像担持体制動手段は、像担持体の非画像形成部に配置したことを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項項9、10、11、12、13又は14に記載の画像形成装置において、像担持体の回転速度又は回転位置を検知する検知機構を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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