JP2004036897A - 真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】
 シール性能を向上することができ、シールの分解点検および再組み立てを可能にするとともに、製品歩留りを向上することができる真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構を提供する。
【解決手段】
 内部に回転軸32を挿通支持した中空支持部材31が真空チャンバー100と大気中とに跨るように設置され、回転軸32と中空支持部材31との間の回転軸32の軸方向に真空シール機構26、塵埃が真空チャンバー100内に飛散するのを防止するダストシール24が大気側より順次装着され、真空シール機構26およびダストシール24は、大気に向かって開く端を有する環状溝で形成されたシール部24a、25a、26aと、環状溝内に内装され回転軸32に対して接圧するばね部24b、25b、26bとを有してなる。
【選択図】 図1

Description

 本発明は、真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構に関し、より詳しくは、外部と、外部から遮断された環境、特に塵埃を嫌う、たとえば半導体デバイスの製造プロセスにおいて真空引きされた真空チャンバー内とに跨って設置され、真空チャンバー内で半導体基板やLCD基板などの移送を行なうマニピュレータ装置の回転軸のシール機構に関する。
 近年、半導体デバイスの高性能化、高密度化および高集積化は目覚しいものがあるが、その一方で他の工業製品に比較して歩留りも低く、その不良の発生原因としては塵埃によるものが殆どである。
 この不良原因となる塵埃は、半導体デバイスの微細な絶縁層の幅より大きな粒径のものが殆どであるため、絶縁層の幅より大きな粒径の塵を無くすための努力が続いているが、この塵埃が相変らず最大の不良発生原因となっている。
 また、半導体デバイスの市場ニーズは高性能化、高密度化および高集積化の要求が益々高まっており、その市場ニーズに対応するために絶縁層の幅の微細化は益々高いものが要求されている。したがって、製品不良の原因となる塵の粒径もより一層微細化し、その数は増大し、不良原因に占める割合は益々増えている。このような半導体デバイスは、真空チャンバー内において真空下で公知のプロセスを経て製造されるのが一般的であり、この真空チャンバー内でマニピュレータ装置などの移送装置で保持されることにより、製造プロセス位置に搬送されてこの位置で製造作業が行なわれる。
 図4において、マニピュレータ装置10は、真空チャンバー100内の排気口101から真空引きした真空雰囲気中で半導体デバイスの製造プロセスを実行する半導体製造装置(図示略す)とともに設置されている。
 真空チャンバー100のベース102には、マニピュレータ装置10の回転軸12を挿通し支持する中空支持部材11が貫通固定され、中空支持部材11内に挿通された回転軸12の先端部には第1のアーム13、第2のアーム14およびハンド15が回動自在に軸着され、半導体基板などの移載作業が行なわれるようになっている。
 また、回転軸12の後端部には、モータや減速機からなる駆動手段(図示略す)が連結され、回転軸12が回転駆動される。
 回転軸12は、図5に示すように、第1の回転軸部12aおよび第1の回転軸部12a内に挿通された第2の回転軸部12bからなり、第1の回転軸部12aは、軸受16aを介して中空支持部材11に支持されるとともに、第2の回転軸部12bは、軸受16bを介して第1の回転軸部12aに支持されている。
 真空チャンバー100内の中空支持部材11と第1の回転軸部12aとの間には、磁性流体からなる複数の磁性流体シール18が第1の回転軸部12aの軸方向に一列状に装着されるとともに、第1の回転軸部12aと第2の回転軸部12bとの間にも磁性流体からなる複数の磁性流体シール19が第2の回転軸部12bの軸方向に一列状に装着されている。
 このように、中空支持部材11、第1および第2の回転軸部12a,12b間に磁性流体シール18,19を介装したことにより、真空チャンバー100と中空支持部材11との連通が遮断され、マニピュレータ装置10の各構成部の機械的接触によって発生する摩耗粉などの塵埃が真空チャンバー100内に飛散するのを防止している。
 ところで、上記提案の如きマニピュレータ装置10における回転軸12のシール機構では、通常、1つの磁性流体シール18,19の耐圧が0.2気圧であるため、複数の磁性流体シール18,19を直列に連結した構造となっている。
 真空チャンバー100と大気間で圧力が変化する場合、1つの磁性流体シール18,19に着目すれば、圧力差が0.2気圧より小さく磁性流体が軸穴の隙間を封じている時間と、圧力差が0.2気圧より大きく軸穴の隙間に空隙の生じる時間が交互に存在する。
 しかしながら、1度軸穴間に磁性流体の途切れた部分が再度軸穴間を封止する保証がないため、シール機能が断続的に失われ、シール性能が低下するという問題点がある。
 また、磁性流体に軍手が触れると、磁性流体が毛管現象により軍手に吸い取られるため、シールギャップ部の磁性流体の量が適正でなくなり、シール性能が劣化する上、不足した磁性流体を適正量補充する方法がなく、直列に組まれた磁性流体シール18,19の全てが正常に軸穴を封じているか確認する有効な方法がないため、磁性流体シール18,19の再組み立てが不可能であるという問題点がある。
 また、エンドユーザーでの磁性流体シール18,19自体およびその組み込まれた機器の分解点検、再組み立てが不可能であるため、装置トラブルの原因追及に当たり、磁性流体シール18,19自体またはその組み込まれた機器がトラブルの原因であるか否かを、トラブルシューティングの初期に分解により判定することができない。
 従って、磁性流体シール18,19自体およびその組み込まれた機器がトラブルの原因であった場合、結果としてトラブルからの復帰時間が長期化するので、磁性流体シール18,19の組み込まれている真空装置はそうでない装置に比較して稼働率が低くなるという問題点がある。
 また、磁性流体を構成する油は低蒸気圧であるが、機械運動、温度上昇によりガスを放出する。このガスは設置された真空チャンバー100内の圧力を上昇させるばかりでなく、有機物汚染となり、半導体製造装置においては製品歩留りを低下させるという問題点がある。
 本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、シール性能を向上することができ、シールの分解点検および再組み立てを可能にするとともに、製品歩留りを向上することができる真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構を提供することにある。
 本発明の上記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
 上記目的を達成すべく、本発明に係る真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構は、真空チャンバーと大気中とに跨るように配置され、内部に回転軸を挿通支持した中空支持部材と、前記回転軸と前記中空支持部材との間に設けられる真空シール機構と、前記真空シール機構と大気との間で前記回転軸を前記中空支持部材の中で回転可能に受ける軸受と、を備え、前記真空シール機構は、大気に向かって開く端を有する環状溝で形成されたシール部と、前記環状溝内に内装され前記回転軸に対して接圧するばね部と、を有するよう構成されている。
 この構成により、従来のシール機構に比較して小型でコンパクトなシール機構を提供することができるとともに、シールの分解点検および再組み立てを可能とすることができる。
 また、本発明に係る真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構は、真空チャンバーと大気中とに跨るように配置された中空支持部材と、前記中空支持部材の内部に挿通支持された中空状の第1の回転軸部および前記第1の回転軸部内に挿通支持された第2の回転軸部からなる回転軸と、前記中空支持部材と前記第1の回転軸部との間および前記第1の回転軸部と前記第2の回転軸部との間にそれぞれ設けられる真空シール機構と、前記真空シール機構と大気との間に配置され、前記第1の回転軸部を前記中空支持部材の中でおよび前記第2の回転軸部を前記第1の回転軸部の中で回転可能にそれぞれ受ける軸受と、を備え、前記真空シール機構は、大気に向かって開く端を有する環状溝で形成されたシール部と、前記環状溝内に内装され前記回転軸に対して接圧するばね部と、を有するよう構成されている。
 この構成により、従来のシール機構に比較して小型でコンパクトなシール機構を提供することができるとともに、シールの分解点検および再組み立てを可能とすることができる。
 また、本発明に係る真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構は、前記真空シール機構と前記真空チャンバーとの間で前記回転軸と前記中空支持部材との間に配置されるダストシールを備え、前記ダストシールは、大気に向かって開く端を有する環状溝で形成されたシール部と、環状溝内に内装され回転軸に対して接圧するばね部と、を有し、前記ダストシールのばね部の接圧が前記真空シール機構のばね部の接圧より小さくなるよう構成されている。
 この構成により、さらに、が真空チャンバー内に飛散するのを確実に防止できる。
 本発明の真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構は、真空シール機構が、大気に向かって開く端を有する環状溝で形成されたシール部と、環状溝内に内装され回転軸に対して接圧するばね部と、を有するよう構成しているので、真空シール機構を従来のものと比較して小型でコンパクトにすることができるとともに、真空シール機構のシール性能が向上し、塵埃の真空チャンバー内への飛散を確実に防止することができ、製品歩留りを向上することができる。
 また、磁性流体シールを用いないので、ユーザーによる保守点検および再組み立てが容易となり、稼働率を向上することができるとともに、製品歩留りを向上することができ、装置の小型軽量化が図られる。
 以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。実施の形態を説明するに当たって、従来例と同一機能を奏するものは同じ符号を付して説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構の断面図、図2(a)は、本発明の一実施の形態に係る真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構におけるダストシールの部分斜視図、図2(b)は、本発明の他の実施の形態に係る真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構におけるダストシールの一部切欠き斜視図、図3(a)は、本発明の一実施の形態に係る真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構における空気流防止用シールの部分斜視図、図3(b)は、本発明の他の実施の形態に係る真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構における空気流防止用シールの部分斜視図である。
 図1において、102は、真空雰囲気を構成する真空チャンバー100(図4参照)と真空チャンバー100より外部、すなわち、大気中とを区画する真空チャンバー100のベースであり、このベース102には、真空チャンバー100内と大気中とを跨るように配置されたマニピュレータ装置30の中空支持部材31がボルト17により締結固定されている。
 マニピュレータ装置30は、真空チャンバー100内の真空引きした真空雰囲気下で半導体デバイスの製造プロセスを実行する半導体製造装置とともに設置され、半導体基板などの移載作業を行なう。
 中空支持部材31内には、回転軸32が挿通支持され、大気側の回転軸32には、モータや減速機からなる駆動手段が連結され、回転軸32が回転駆動されるようになっている。
 回転軸32は、第1の回転軸部32aおよび第1の回転軸部32a内に挿通された第2の回転軸部32bからなり、第1の回転軸部32aは、軸受16aを介して中空支持部材31に支持されるとともに、第2の回転軸部32bは、軸受16bを介して第1の回転軸部32aに支持されている。
 真空チャンバー100内の中空支持部材31と第1の回転軸部32aとの間には、大気側からの真空チャンバー100内への空気流を防止するための1対の空気流防止シール26(真空シール機構)が第1の回転軸部32aの軸方向に所定間隔をおいて装着されるとともに、真空チャンバー100内の第1の回転軸部32aと第2の回転軸部32bとの間にも1対の空気流防止シール26が第2の回転軸部32bの軸方向に所定間隔をおいて装着されている。
 また、中空支持部材31と第1の回転軸部32aとの間および第1の回転軸部32aと第2の回転軸部32bとの間の空気流防止シール26より真空チャンバー100側には、マニピュレータ装置30の各構成部の機械的接触によって発生する摩耗粉などの塵埃が真空チャンバー100内に飛散するのを防止するためのダストシール24が、空気流防止シール26と所定間隔をおいて装着されている。
 この結果、中空支持部材31、第1および第2の回転軸部32a,32bおよび空気流防止シール26により密閉される第1の空間aが形成され、中空支持部材31、第1および第2の回転軸部32a,32b、空気流防止シール26およびダストシール24により密閉される第2の空間bが形成される。
 中空支持部材31および第1の回転軸部32aには、第1の空間aに連通するとともに、大気中に開口して、第1の空間a内の空気を中間真空引きするための第1の通路23が形成されている。
 また、中空支持部材31および第1の回転軸部32aには、真空チャンバー100内に開口され、第2の空間bと真空チャンバー100内とを連通する第2の通路20が形成されている。
 第2の通路20の開口端には、フィルタ22が覆設され、このフィルタ22は、フィルタケース21により中空支持部材31の外壁に固着されている。
 ダストシール24は、図2に示すように、全体がリング状に成形され、断面が略U字状を呈しており、高分子ポリエチレンを主成分とするシール部24a内にステンレスばね24bが内装され、外力に対して外側へ反力が作用するようになっている(図2(a)参照)。
 また、ダストシール25は、ダストシール24に比べ、断面がコ字状に成形されている点で異なっており、高分子ポリエチレンを主成分とするシール部25a内にステンレスばね25bが内装され、軸穴の大きさによって使い分けられる(図2(b)参照)。
 空気流防止シール26は、図3に示すように、全体がリング状に成形され、断面が略円形状を呈しており、高分子ポリエチレンを主成分とするシール部26a内に螺旋状に巻回されたステンレスばね26bが内装され、ダストシール24,25より外力に対する外側への反力を強くし、回転軸32に対する接圧(シール圧力)が高くなるように設定されている(図3(a)参照)。
 また、空気流防止シール27は、螺旋状に巻回されたステンレスばね27bをV字状に屈曲成形し、高分子ポリエチレンを主成分とするシール部27a内に内装したものである(図3(b)参照)。
 なお、ダストシール24,25および空気流防止シール26,27によりシールされる回転軸32の外周面には、テフロン(登録商標)コーティングが施され、ダストシール24,25および空気流防止シール26,27と回転軸32との摩擦を最小限に抑えている。
 回転軸32のシール機構は、以上の如く構成されているので、大気側からの真空チャンバー100内への空気流は、まず、大気側に最も近い位置に設置された空気流防止シール26により遮断される。
 この空気流防止シール26より漏れた空気は、第1の空間aより第1の通路23を介して中間真空引きされ、大気側に戻される。
 このとき、空気流防止シール26と回転軸32(第1の回転軸部32aおよび第2の回転軸部32b)との摩耗粉を含む塵埃も空気とともに多少排出される。
 また、第1の空間aの気圧が低下するため、第1の空間aと第2の空間bとの圧力差が小さくなり、中間位置に設置された空気流防止シール26に掛かる空気流が減少し、空気流防止の効果が向上する。
 さらに、中間位置の空気流防止シール26より漏れた空気は、第2の空間bより第2の通路20を通過して真空チャンバー100内に流出することにより、第2の空間bの気圧と真空チャンバー100内の気圧とが等しくなる。このとき、空気流防止シール26と回転軸32との摩耗粉を含む塵埃は、フィルタ22に捕らえられ、真空チャンバー100内に飛散することはない。
 第2の空間bの気圧と真空チャンバー100内の気圧とが等しくなることにより、ダストシール24に掛かる空気流がなくなるので、ダストシール24により真空チャンバー100内への塵埃の飛散が確実に防止される。なお、この場合、ダストシール24の回転軸32に対する接圧が低いので、摩耗粉は発生しない。
 このように、本実施の形態によれば、回転軸32と中空支持部材31との間の1対の空気流防止シール26およびダストシール24が装着され、第1の空間aの中間真空引きを行なうとともに、第2の空間bと真空チャンバー100とがフィルタ22を介して連通されたので、マニピュレータ装置30の各構成部の機械的接触により発生する塵埃が真空チャンバー100内に飛散するのを確実に防止することができ、従来のように磁性流体シールを用いないので、ユーザーによるシールの分解点検および再組み立てが可能となり、製品歩留りを向上することができるとともに、装置を小型軽量化することができる。
本発明の一実施の形態である真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構の断面図。 (a)は、本発明の一実施の形態である真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構におけるダストシールの部分斜視図、(b)は、本発明の他の実施の形態である真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構におけるダストシールの一部切欠き斜視図。 (a)は、本発明の一実施の形態である真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構における空気流防止用シールの部分斜視図、(b)は、本発明の他の実施の形態である真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構における空気流防止用シールの部分斜視図。 従来の真空チャンバー内に設置されたマニピュレータ装置の要部断面図。 従来の真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構の断面図。
符号の説明
10,30 マニピュレータ装置
11,31 中空支持部材
12,32 回転軸
12a,32a 第1の回転軸部
12b,32b 第2の回転軸部
13 第1のアーム
14 第2のアーム
15 ハンド
16a,16b 軸受 
17 ボルト
18,19 磁性流体シール
20 第2の通路
21 フィルタケース
22 フィルタ
23 第1の通路
24 ダストシール
26 空気流防止シール(真空シール機構)
100 真空チャンバー
101 排気口
102 ベース
a 第1の空間
b 第2の空間

Claims (3)

  1. 真空チャンバーと大気中とに跨るように配置され、内部に回転軸を挿通支持した中空支持部材と、前記回転軸と前記中空支持部材との間に設けられる真空シール機構と、前記真空シール機構と大気との間で前記回転軸を前記中空支持部材の中で回転可能に受ける軸受と、を備え、前記真空シール機構は、大気に向かって開く端を有する環状溝で形成されたシール部と、前記環状溝内に内装され前記回転軸に対して接圧するばね部と、を有することを特徴とする真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構。
  2. 真空チャンバーと大気中とに跨るように配置された中空支持部材と、前記中空支持部材の内部に挿通支持された中空状の第1の回転軸部および前記第1の回転軸部内に挿通支持された第2の回転軸部からなる回転軸と、前記中空支持部材と前記第1の回転軸部との間および前記第1の回転軸部と前記第2の回転軸部との間にそれぞれ設けられる真空シール機構と、前記真空シール機構と大気との間に配置され、前記第1の回転軸部を前記中空支持部材の中でおよび前記第2の回転軸部を前記第1の回転軸部の中で回転可能にそれぞれ受ける軸受と、を備え、前記真空シール機構は、大気に向かって開く端を有する環状溝で形成されたシール部と、前記環状溝内に内装され前記回転軸に対して接圧するばね部と、を有することを特徴とする真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構。
  3. 前記真空シール機構と前記真空チャンバーとの間で前記回転軸と前記中空支持部材との間に配置されるダストシールを備え、前記ダストシールは、大気に向かって開く端を有する環状溝で形成されたシール部と、環状溝内に内装され回転軸に対して接圧するばね部と、を有し、前記ダストシールのばね部の接圧が前記真空シール機構のばね部の接圧より小さいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の真空チャンバーに用いる回転軸のシール機構。
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