JP2004035437A - 農園芸用殺菌剤組成物及びカーバメート化合物の殺菌効力増強剤 - Google Patents

農園芸用殺菌剤組成物及びカーバメート化合物の殺菌効力増強剤 Download PDF

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Abstract

【課題】式(I)で示される殺菌剤の効果を増強させるとともに、低薬量で、有用植物に対して高い有効性と安全性を有する農園芸用殺菌剤組成物を提供すること。
【解決手段】式(I)
【化1】
Figure 2004035437

{式中、Xはハロゲン原子、C1〜C6アルキル基等を表し、nは0又は1から4の整数を表し、RはC1〜C6アルキル基を表し、Rは水素原子等を表し、Rは水素原子等を表し、Gは酸素原子等を表し、Yはアリール−C1〜C6アルキル基、又はヘテロ環−C1〜C6アルキル基等を表し、QはC1〜C6アルキル基等を表す}で示されるカーバメート誘導体又はその塩とシクロヘキサン系化合物とを含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤組成物。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、農園芸用殺菌剤組成物および式(I)で表される化合物の殺菌効力増強剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明農園芸用殺菌剤組成物の1つの活性成分である上記式(I)で示されるカーバメート化合物は、特開2001−106666号公報に記載されている。これらの化合物は、イネ、ムギ、野菜類及び果樹類などに安全で、それ自体優れた殺菌効果を示す。
【0003】
一方、近年、農薬の環境汚染に対する問題が取り上げられるようになり、可能な限り投下薬量を減少させ、環境に及ぼす影響を少なくして、確実に病害を防除する薬剤の出現が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、式(I)で示される化合物の殺菌効果の増強、特に野菜類の灰色かび病、菌核病及びコムギふ枯病に対する効果を増強させるとともに、この化合物の使用量を低減させ、有用植物に対して高い有効性と安全性を有する農園芸用殺菌剤組成物の提供をその課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、これらの問題を解決する目的で式(I)で示されるカーバメート化合物の殺菌効力増強につき、多くの化合物を合成し或いは化合物を入手して鋭意研究した結果、殺菌作用を有さないプロヘキサジオン、プロヘキサジオンカルシウム塩又はトリネキサパックエチル等のシクロヘキサン系化合物を式(I)で示されるカーバメート化合物に所定の割合で加えることにより、式(I)で示されるカーバメート化合物単独では十分な効果が得られない低薬量で、多くの病害に対して極めて高い殺菌効果が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0006】
本発明は次の式(I)
【0007】
【化3】
Figure 2004035437
【0008】
{式中、Xはハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6ハロアルキル基又はC1〜C6ハロアルコキシ基を表し;
nは0又は1から4の整数を表し;
はC1〜C6アルキル基を表し;
は水素原子、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基、C1〜C6アルキルカルボニルC1〜C6アルキル基又は置換されてもよいベンジル基を表し;
は水素原子又はC1〜C6アルキル基を表し;
Gは酸素原子、硫黄原子又はNR−基(ここで、Rは水素原子若しくはC1〜C6アルキル基を表す。)を表し;
Yは水素原子、C1〜C10アルキル基(該基は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、C3〜C6シクロアルキル基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6アルキルスルフィニル基、カルボキシル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基、C1〜C6アルコキシイミノ基又はC(O)NR(ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)、C2〜C10アルケニル基(該基は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)、C2〜C10アルキニル基(該基は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、シクロアルキル基、ヒドロキシ基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)、C3〜C6シクロアルキル基(該基は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル基、ヒドロキシ基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)、C3〜C6シクロアルケニル基(該基は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、ヒドロキシ基、C2〜C6アルキニル基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)、フェナシル基(該基は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基又はC1〜C6アルコキシカルボニル基で置換されても良い)、アリール基(該基は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル基、ヒドロキシ基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)、ヘテロアリール基(該基は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル基、ヒドロキシ基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)、アリール−C1〜C6アルキル基(該基のアリールは同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル基、置換されてもよいフェノキシ基、ヒドロキシ基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6ハロアルコキシ基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基、C1〜C6アルコキシイミノC1〜C6アルキル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)、アリール−C2〜C6アルケニル基(該基のアリールは同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル基、ヒドロキシ基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)又はヘテロ環−C1〜C6アルキル基(該基のヘテロ環は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル基、ヒドロキシ基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)を表し;
Qは水素原子、ハロアルキル基、シアノ基、C1〜C6アルキル基、C3〜C6シクロアルキル基、C1〜C4アルキルチオ基、C1〜C4アルキルスルフィニル基、C1〜C4アルキルスルホニル基又はフェニル基(該基には一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1〜C4アルキル基、C2〜C4アルケニル基、C2〜C4アルキニル基、ヒドロキシ基、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C4ハロアルキル基、C1〜C4ハロアルコキシ基、C1〜C4アルキルカルボニル基又はC1〜C4アルコキシカルボニル基が置換されてもよい)を表す}で示されるカーバメート誘導体又はその塩と、シクロヘキサン系化合物とを含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤組成物を提供するものである。
【0009】
本明細書に記載された記号及び用語について説明する。
【0010】
ハロゲン原子とはフッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子である。
【0011】
C1〜C10等の表記は、これに続く置換基の炭素数が、この場合では1〜10であることを示している。
【0012】
C1〜C6アルキル基とは、直鎖又は分岐鎖状のアルキル基を示し、例えばメチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、iso−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、iso−ペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、1,1−ジメチルプロピル、1,1−ジメチルブチル等の基を挙げることができる。
【0013】
C1〜C10アルキル基とは、例えば前記のC1〜C6アルキル基、ヘプチル、オクチル、1,1−ジエチルブチル、ノニル、デシル等の基を挙げることができる。
【0014】
C3〜C6シクロアルキル基とは、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル等の基を挙げることができる。
【0015】
C3〜C6シクロアルケニル基とは、例えば1−シクロペンテン−1−イル、2−シクロペンテン−1−イル、1−シクロヘキセン−1−イル、2−シクロヘキセン−1−イル等の基を挙げることができる。
【0016】
C1〜C6ハロアルキル基とは、ハロゲン原子によって置換された、直鎖又は分岐鎖状のアルキル基を示し、例えばフルオロメチル、クロロメチル、ジフルオロメチル、ジクロロメチル、トリフルオロメチル、ペンタフルオロエチル等の基を挙げることができる。
【0017】
C2〜C10アルケニル基とは、直鎖又は分岐鎖状のアルケニル基を示し、例えばビニル、1−プロペニル、2−プロペニル、イソプロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、1−ヘキセニル、1−オクテニル等の基を挙げることができる。
【0018】
C2〜C10アルキニル基とは、直鎖又は分岐鎖状のアルキニル基を示し、例えばエチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル、4−メチル−1−ペンチニル、3−メチル−1−ペンチニル等の基を挙げることができる。
【0019】
C1〜C6アルコキシ基とは、アルキル部分が前記の意味を有するアルキルオキシ基を示し、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ、n−ペンチルオキシ、イソペンチルオキシ、n−ヘキシルオキシ等の基を挙げることができる。
【0020】
C1〜C6ハロアルコキシ基とは、ハロアルキル部分が前記の意味を有するハロアルキルオキシ基を示し、例えばフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、ペンタフルオロエトキシ等の基を挙げることができる。
【0021】
C1〜C6アルコキシイミノ基とは、アルコキシ部分が前記の意味を有するアルコキシイミノ基を示し、例えばメトキシイミノ等の基を挙げることができる。
【0022】
C1〜C6アルコキシイミノC1〜C6アルキル基とは、アルコキシイミノ部分、アルキル部分が前記の意味を有するアルコキシイミノアルキル基を示し、例えば1−メトキシイミノエチル等の基を挙げることができる。
【0023】
C1〜C6アルキルカルボニル基とはアルキル部分が前記の意味を有するアルキルカルボニル基を示し、例えばアセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ピバロイル、ヘキサノイルなどの基を挙げることができる。
【0024】
C1〜C6アルコキシカルボニル基とはアルコキシ部分が前記の意味を有するアルコキシカルボニル基を示し、例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボニルなどの基を挙げることができる。
【0025】
C1〜C6アルキルカルボニルC1〜C6アルキル基とはアルキル部分が前記の意味を有するアルキルカルボニルアルキル基を示し、例えば2−オキソプロピル基、3−オキソブチル基、3−オキソペンチル基、3,3−ジメチル−2−オキソブチル基などの基を挙げることができる。
【0026】
アリール基とは芳香族炭化水素基を表し、例えばフェニル、1−ナフチル、2−ナフチルなどの基を挙げることができる。
【0027】
ヘテロ環−C1〜C6アルキル基とはアルキル部分が−CH−、−CHCH−、−CHCHCH−、−CH(Me)−、−C(Me)−、−CH(Et)−等であり、ヘテロ環部分が2〜9の炭素原子、0〜3の窒素原子、0〜3の酸素原子、0〜3の硫黄原子で構成された3〜10員環を表し、例えばピロリル、フリル、チエニル、ピラゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、トリアジニル、インドリル、ベンゾフリル、ベンゾチエニル、ベンズイミダゾリル、ベンズオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、キノリル、イソキノリル、モルホリノ、オキシラニル、ジオキサシクロペンチル等である基を示す。
【0028】
ヘテロアリール基とは2〜9の炭素原子、0〜3の窒素原子、0〜3の酸素原子、0〜3の硫黄原子で構成された5〜10員環複素芳香環基を表し、例えばピロリル、フリル、チエニル、ピラゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、トリアジニル、インドリル、ベンゾフリル、ベンゾチエニル、ベンズイミダゾリル、ベンズオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、キノリル、イソキノリル等のヘテロ環を挙げることができる。
【0029】
C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル基とはアルキル部分及びアルコキシ部分が前記の意味を有する基を示し、例えばメトキシメチル、エトキシメチル、イソプロポキシメチル、ペンチルオキシメチル、メトキシエチル、ブトキシエチル等の基を挙げることができる。
【0030】
モノC1〜C6アルキルアミノ基とはアルキル部分が前記の意味を有する基を示し、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、ブチルアミノ、tert−ブチルアミノ等の基を挙げることができる。
【0031】
ジ−C1〜C6アルキルアミノ基とはアルキル部分が同一であっても異なってもいてもよい前記の意味を有する基を示し、例えばジメチルアミノ、ジエチルアミノ、メチルエチルアミノ、メチルイソプロピルアミノ、ジヘキシルアミノ等の基を挙げることができる。
【0032】
C1〜C6アルキルチオ基とはアルキル部分が前記の意味を有する基を示し、メチルチオ、エチルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ、ヘキシルチオ等の基を挙げることができる。
【0033】
C1〜C6アルキルスルフィニル基とはアルキル部分が前記の意味を有する基を示し、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル、ブチルスルフィニル、ヘキシルスルフィニル等の基を挙げることができる。
【0034】
C1〜C6アルキルスルホニル基とはアルキル部分が前記の意味を有する基を示し、メチルスルホニル、エチルスルホニル、イソプロピルスルホニル、ブチルスルホニル、ヘキシルスルホニル等の基を挙げることができる。
【0035】
アリールC1〜C6アルキル基とはアリール部分が前記の意味を有し、アルキル部分が−CH−、−CHCH−、−CHCHCH−、−CH(Me)−、−C(Me)−、−CH(Et)−等である基を示す。
【0036】
アリールC1〜C6アルケニル基とはアリール部分が前記の意味を有し、アルケニル部分が−CH=CH−、−CH=CHCH−、−C(Me)=CH−、−CH(Et)=CH−、−C(Me)=CHCH−等である基を示す。
【0037】
ヘテロアリールC1〜C6アルキル基とはヘテロアリール部分が前記の意味を有し、アルキル部分が−CH−、−CHCH−、−CHCHCH−、−CH(Me)−、−(Me)−、−CH(Et)−等である基を示す。
【0038】
酸性物質とは例えば硫酸、硝酸、塩化水素又は臭化水素などの無機酸、1−ナフタレンスルホン酸又は2−ナフタレンスルホン酸などのナフタレンスルホン酸;メタンスルホン酸、プロパンスルホン酸、ペンタンスルホン酸又はヘキサンスルホン酸などのC1〜C16アルキルスルホン酸;酢酸などのC1〜C6アルキルカルボン酸;トリフルオロ酢酸などのC1〜C6ハロアルキルカルボン酸;マロン酸又はコハク酸などのC1〜C6アルキルジカルボン酸;ベンゼンスルホン酸、パラ−トルエンスルホン酸又はn−ドデシルベンゼンスルホン酸などのC1〜C16アルキルベンゼンスルホン酸;シュウ酸などを挙げることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】
本発明の農園芸用殺菌剤組成物において、有効成分として用いられる式(I)で表される化合物の代表例を表1〜表17に示す。しかしながら、有効成分として用いられる化合物はこれらの化合物に限定されるものではない。尚、化合物番号は以後の記載において参照される。
【0040】
表中の記号はそれぞれ以下の意味を示す。
Meとはメチル基を示し、Etとはエチル基を示し、Prとはn−プロピル基を示し、Pr−iとはiso−プロピル基を示し、Buとはn−ブチル基を示し、Bu−iとはiso−ブチル基を示し、Bu−sとはsec−ブチル基を示し、Bu−tとはtert−ブチル基を示し、Hexとはn−へキシル基を示し、Pr−cとはシクロプロピル基を示し、Pen−cとはシクロペンチル基を示し、Hex−cとはシクロへキシル基を示し、Phとはフェニル基を示す。また、例えばPh(4−Cl)とは4−クロロフェニル基を示す。
【0041】
式(I)で表される化合物の中には、分子内にE/Z異性体に関する1個又は2〜3個の二重結合を有しており、そのような化合物にはE/Z異性体混合物が存在する。純粋な個々のE体、Z体及びこれらの混合物も本化合物に含まれる。次に示す化合物はオキシム部二重結合に関する幾何異性体の関係にあたる(80と206、84と207、85と208、86と209、286と448)。
【0042】
【表1】
Figure 2004035437
【0043】
【表2】
Figure 2004035437
【0044】
【表3】
Figure 2004035437
【0045】
【表4】
Figure 2004035437
【0046】
【表5】
Figure 2004035437
【0047】
【表6】
Figure 2004035437
【0048】
【表7】
Figure 2004035437
【0049】
【表8】
Figure 2004035437
【0050】
【表9】
Figure 2004035437
【0051】
【表10】
Figure 2004035437
【0052】
【表11】
Figure 2004035437
【0053】
【表12】
Figure 2004035437
【0054】
【表13】
Figure 2004035437
【0055】
【表14】
Figure 2004035437
【0056】
【表15】
Figure 2004035437
【0057】
【表16】
Figure 2004035437
【0058】
【表17】
Figure 2004035437
【0059】
本発明組成物に使用できる式(I)に示される化合物は以下の製造例に示す方法により製造することができる
【0060】
(製造例1)
N−(2−クロロ−5−アセチルベンジル)カルバミン酸メチルの製造
4−クロロ−3−メチルアセトフェノン25.0g及びトリクロロイソシアヌル酸13.9gをクロロベンゼン150mlに懸濁させた。2,2’−アゾビスイソブチロニトリル触媒量を加え、85〜90℃で12時間加熱攪拌した。反応終了後、室温に冷却し、不溶物を濾別した。濾液を水酸化ナトリウム水溶液、水の順で洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去し、得られた残渣とシアン酸カリウム12.2gとメタノール14.4gとをN,N−ジメチルホルムアミド150mlに加え90℃で4時間加熱撹拌した。反応終了後、反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ワコーゲルC−200,溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=3/1)によって精製した。得られた結晶をイソプロピルエーテルで洗浄し、N−(2−クロロ−5−アセチルベンジル)カルバミン酸メチル6.0gを無色結晶として得た。
H−NMR(CDCl/TMS,δ(ppm)):2.59(s,3H); 3.70(s,3H); 4.50(d,2H); 5.31(br,1H); 7.46(d,1H); 7.81(dd,1H); 7.97(s,1H)
【0061】
N−{2−クロロ−5−[1−(6−メチルピリジン−2−イルメトキシ)イミノエチル]ベンジル}カルバミン酸メチルの製造(化合物番号286)
N−[2−クロロ−5−(1−ヒドロキシイミノエチル)ベンジル]カルバミン酸メチル10.0gをN,N−ジメチルホルムアミド100mlに溶解し、炭酸カリウム18.9gと2−クロロメチル−6−メチルピリジン塩酸塩13.9gを加え、90〜100℃で8時間加熱撹拌した。反応終了後、反応液を水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、有機層を水洗後無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ワコーゲルC−200,溶出溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=4/1)によって精製し、N−{2−クロロ−5−[1−(6−メチルピリジン−2−イルメトキシ)イミノエチル]ベンジル]カルバミン酸メチル8.2g(融点93〜96℃)を淡黄色結晶として得た。
【0062】
(製造例2)
N−{2−クロロ−5−[1−(6−メチルピリジン−2−イルメトキシ)イミノエチル]ベンジル}カルバミン酸メチルドデシルベンゼンスルホン酸塩の製造(化合物番号467)
N−[2−クロロ−5−(1−ヒドロキシイミノエチル)ベンジル]カルバミン酸メチル1.0gをクロロホルム20mlに溶解し、ドデシルベンゼンスルホン酸0.86gを加え、室温で1時間撹拌した。反応混合液を減圧下濃縮して得られた残渣をエーテル10mlにて3回洗浄し、デカンテーションにより上澄みを除いた。得られた残渣を減圧下乾燥することによりN−{2−クロロ−5−[1−(6−メチルピリジン−2−イルメトキシ)イミノエチル]ベンジル}カルバミン酸メチルドデシルベンゼンスルホン酸塩1.75gを無色ガラス状物として得た。
H−NMR(CDCl/TMS,δ(ppm)):0.75−1.8(m,23H);2.28(s,3H);2.3−2.8(m,2H);2.96(s,3H);3.66(s,3H);4.42(d,2H); 5.53(br,1H); 5.70(s,2H);7.1−8.3(m,10H)
【0063】
本発明の農園芸用殺菌剤組成物において、有効成分として用いられるプロヘキサジオン、プロヘキサジオンカルシウム塩又はトリネキサパックエチル等のシクロヘキサン系化合物はシブヤインデックス、1999年、第8版(SHIBUYA INDEX −1999− 8th Edition)204頁、特開昭58‐164543号公報、特開昭59‐196840号公報又は特開昭59‐231045号公報等に開示されている。
【0064】
本発明の農園芸用殺菌剤組成物において、有効成分として用いられるプロヘキサジオン、プロヘキサジオンカルシウム塩又はトリネキサパックエチル等のシクロヘキサン系化合物は単独で用いた場合には殺菌効果を示さないが、これを式(I)で示される化合物の殺菌増強剤として使用することにより、式(I)で示される化合物が低薬量で優れた殺菌効果を発揮する。
【0065】
本発明の農園芸用殺菌剤組成物は、式(I)で示される化合物とシクロヘキサン系化合物とを混合し、必要により農薬製剤で汎用されている担体、界面活性剤、分散剤又は補助剤等を配合して、粉剤、水和剤、顆粒水和剤、乳剤、粒剤、微粒剤、懸濁製剤等の製剤とすることにより調製される。
【0066】
式(I)で示される化合物とシクロヘキサン系化合物との配合割合は、式(I)で示される化合物の効果が増強される量であれば特に制約はないが、通常シクロヘキサン系化合物と式(I)で示される化合物の重量比が1:0.001〜1:2の範囲が好ましく、特に1:0.01〜1:2の範囲が好ましい。
【0067】
また、製剤中における式(I)で示される化合物とシクロヘキサン系化合物の量は、一般的に粉剤、微粒剤及び粒剤とする場合は0.1〜20%(重量)であり、乳剤、水和剤及び顆粒水和剤とする場合は5〜80%(重量)である。さらに、懸濁製剤の場合には0.1〜30%(重量)である。もちろん、これ以外の量であっても製剤化可能であり、効果を発揮させる量であれば使用することができる。
【0068】
なお、農園芸用殺菌剤組成物の調製における、担体、界面活性剤、分散剤又は補助剤の選択に際しては、農薬製剤組成物中でのシクロヘキサン系化合物の安定性を損なわないものが好ましく、さらに式(I)で示される化合物およびシクロヘキサン系化合物の植物体内、菌体内への移行性を増進させるものが特に好ましい。界面活性剤としては、特に限定されないが、少なくとも1種が陰イオン性界面活性剤であることが好適である。
【0069】
一方、シクロヘキサン系化合物を製剤化したものを式(I)で示される化合物の製剤と組み合わせて使用することもできる。この場合、式(I)で示される化合物とシクロヘキサン系化合物は、殺菌効果が増強する組み合わせであれば、同じ剤型の製剤或いは異なる製剤のいずれでも良い。
【0070】
式(I)で示される化合物とシクロヘキサン系化合物の配合割合は式(I)で示される化合物の効果が増強される量であればよく、通常、シクロヘキサン系化合物と式(I)で示される化合物の重量比が1:0.001〜1:2の範囲であり、特に1:0.01〜1:2の範囲が好ましい。また、シクロヘキサン系化合物と式(I)で示される化合物の製剤は、散布直前に混合することが好ましい。
【0071】
【実施例】
次に、本発明を製剤例及び試験例でより詳しく説明するが、製剤中の混合割合及び補助剤は広い範囲で変更することができる。尚、以下の部は重量部を示す。
【0072】
製剤例1(懸濁製剤)
化合物番号286の化合物5部、プロヘキサジオンカルシウム塩10部、塩化アンモニウム5部、ナフタレンスルホン酸ナトリウムの縮合物(花王製、商品名:デモールN)5部、エチレングリコール10部、キサンタンガム0.1部及び水64.9 部を均一に混合した後粉砕し懸濁製剤を得た。
【0073】
製剤例2(粉剤)
化合物番号84の化合物5部、プロヘキサジオンカルシウム塩5部、珪藻土5部及びクレー85部を均一に混合粉剤して粉剤とした。
【0074】
製剤例3(水和剤)
化合物番号286の化合物0.1部、プロヘキサジオンカルシウム塩5部、ジナフチルメタンジスルホン酸ナトリウム2部、リグニンスルホン酸ナトリウム3部及び珪藻土89.9部を均一に混合粉剤して水和剤とした。
【0075】
製剤例4(乳剤)
化合物番号286の化合物10部、プロヘキサジオンカルシウム塩10部、シクロヘキサノン20部、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル11部、アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム4部及びメチルナフタレン45部を均一に溶解して乳剤とした。
【0076】
製剤例5(粒剤)
化合物番号91の化合物5部、プロヘキサジオンカルシウム塩5部、ラウリルアルコール硫酸エステルのナトリウム塩2部、リグニンスルホン酸ナトリウム5部、カルボキシメチルセルロース2部及びクレー81部を均一に混合粉砕する。この混合物に水20%を加えて練合し、押出式造粒機を用いて14〜32メッシュの粒状に加工したのち、乾燥して粒剤とした。
【0077】
製剤例6(水和剤)
化合物番号286の化合物1部、プロヘキサジオンカルシウム塩5部、ジナフチルメタンジスルホン酸ナトリウム2部、リグニンスルホン酸ナトリウム3部及び珪藻土89部を均一に混合粉剤して水和剤とした。
【0078】
製剤例7(水和剤)
化合物番号467の化合物0.01部、プロヘキサジオンカルシウム塩5部、ジナフチルメタンジスルホン酸ナトリウム2部、リグニンスルホン酸ナトリウム3部及び珪藻土85部を均一に混合粉剤して水和剤とした。
【0079】
製剤例8(水和剤)
化合物番号467の化合物0.03部、プロヘキサジオンカルシウム塩5部、ジナフチルメタンジスルホン酸ナトリウム2部、リグニンスルホン酸ナトリウム3部及び珪藻土85部を均一に混合粉剤して水和剤とした。
【0080】
製剤例9(懸濁製剤)
プロヘキサジオンカルシウム塩10部、塩化アンモニウム5部、ナフタレンスルホン酸ナトリウムの縮合物(花王製、商品名:デモールN)5部、エチレングリコール10部、キサンタンガム0.1部、水69.9部を均一に混合した後粉砕し、懸濁製剤を得た。式(I)で示されるカーバメート殺菌剤と混合して使用する。
【0081】
製剤例10(水和剤)
プロヘキサジオンカルシウム塩10部、ジナフチルメタンジスルホン酸ナトリウム2部、リグニンスルホン酸ナトリウム3部及び珪藻土85部を均一に混合粉剤して水和剤とした。式(I)で示されるカーバメート殺菌剤と混合して使用する。
【0082】
製剤例11(乳剤)
プロヘキサジオンカルシウム塩20部、シクロヘキサノン20部、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル11部、アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム4部及びメチルナフタレン45部を均一に溶解して乳剤とした。式(I)で示されるカーバメート殺菌剤と混合して使用する。
【0083】
製剤例12(粒剤)
プロヘキサジオンカルシウム塩10部、ラウリルアルコール硫酸エステルのナトリウム塩2部、リグニンスルホン酸ナトリウム5部、カルボキシメチルセルロース2部及びクレー81部を均一に混合粉砕する。この混合物に水20部を加えて練合し、押出式造粒機を用いて14〜32メッシュの粒状に加工したのち、乾燥して粒剤とした。式(I)で示されるカーバメート殺菌剤と混合して使用する。
【0084】
次に本発明の試験例を示す。
【0085】
試験例1 キュウリ灰色かび病予防効果試験
一辺9cmのプラスチックポット各々に、キュウリ種子(品種:相模半白)を5粒づつ播種し、温室内で育成した。子葉が展開したキュウリ幼苗に、製剤例3及び6に準じて調製した水和剤を水で希釈し、1ポット当たり10mlを散布した。風乾後、イーストグルコース液体培地(酵母エキス0.25%、グルコース1%)で調製した灰色かび病菌の胞子懸濁液にペーパーディスクを浸し、キュウリ子葉表面に置床接種後、直ちに20℃湿室内に入れた。接種3日後に、ポット全体の子葉の発病面積割合を表18に基づき指数調査し、数1によって防除価を算出し、その結果を表19に示した。
【0086】
【表18】
Figure 2004035437
【0087】
【数1】
Figure 2004035437
【0088】
【表19】
Figure 2004035437
【0089】
試験結果から、化合物番号286の化合物とプロヘキサジオンカルシウム塩とを混合することにより、化合物番号286の化合物の殺菌効果を著しく増強させ、対照剤であるイプロジオンに明らかに優る高いキュウリ灰色かび病防除効果を示した。
【0090】
尚、その他の本発明で使用するプロヘキサジオン又はトリネキサパックエチル等のシクロヘキサン系化合物は、化合物番号286の化合物の効力増強効果を示し、高いキュウリ灰色かび病防除効果を示した。
【0091】
試験例2 コムギふ枯病予防効果試験
直径6cmのプラスチックポット各々に、コムギ種子(品種:農林61号)を10粒づつ播種し、温室内で育成した。2葉が展開したコムギ苗に、製剤例7及び8に準じて調製した水和剤を水で希釈し、1ポット当たり10ml散布した。風乾後、コムギふ枯病菌の柄胞子を接種し、温室内で管理した。接種10日後にポット全体の第1葉の発病面積割合を表20に基づき指数調査し、試験例1と同様の方法により防除価を算出し、その結果を表21に示した。
【0092】
【表20】
Figure 2004035437
【0093】
【表21】
Figure 2004035437
【0094】
試験結果から、化合物番号467の化合物とプロヘキサジオンカルシウム塩とを混合することにより、化合物番号467の化合物の殺菌効果を著しく増強させ、対照剤であるテブコナゾールに明らかに優る高いコムギふ枯病防除効果を示した。
【0095】
尚、その他の本発明で使用するプロヘキサジオン又はトリネキサパックエチル等のシクロヘキサン化合物は、化合物番号467の化合物の効力増強効果を示し、高いコムギふ枯病防除効果を示した。
【0096】
試験例3 リンゴ黒星病予防効果試験
直径6cmのプラスチックポット各々に、リンゴ種子(品種:紅玉)を2粒づつ播種し、温室内で育成した。本葉が4枚展開した実生苗に、製剤例3及び6に準じて調製した水和剤を水で希釈し、1ポット当たり10ml散布した。風乾後、リンゴ黒星病菌の胞子懸濁液を噴霧接種し、直ちに20℃の湿室内で48時間管理した。その後、リンゴ苗を温室内に移し発病させ、接種10日後に接種時の上位2葉の発病面積割合を表20に基づき指数調査し、式1により防除価を算出し、その結果を表22に示した。
【0097】
【表22】
Figure 2004035437
【0098】
試験結果から、化合物番号286の化合物とプロヘキサジオンカルシウム塩とを混合することにより、化合物番号286の化合物の殺菌効果を著しく増強させ、対照剤であるビテルタノールに明らかに優る高いリンゴ黒星病防除効果を示した。
【0099】
尚、その他の本発明で使用するプロヘキサジオン又はトリネキサパックエチル等のシクロヘキサン系化合物は、化合物番号286の化合物の効力増強効果を示し、高いリンゴ黒星病防除効果を示した。
【0100】
【発明の効果】
本発明の農園芸用殺菌剤組成物は、式(I)で示される化合物の有する殺菌力をプロヘキサジオン、プロヘキサジオンカルシウム塩又はトリネキサパックエチル等のシクロヘキサン系化合物が増強させるものであるため、優れた殺菌効果を発揮し、式(I)で示される化合物単独では十分な効果が得られない低薬量でも、多くの病害に対して極めて高い殺菌効果を得ることができる。
従って、環境に及ぼす影響の少ない、確実に病害を防除する農園芸用殺菌剤として、広く使用しうるものである。

Claims (7)

  1. 次の式(I)
    Figure 2004035437
    {式中、Xはハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6ハロアルキル基又はC1〜C6ハロアルコキシ基を表し;
    nは0又は1から4の整数を表し;
    はC1〜C6アルキル基を表し;
    は水素原子、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基、C1〜C6アルキルカルボニルC1〜C6アルキル基又は置換されてもよいベンジル基を表し;
    は水素原子又はC1〜C6アルキル基を表し;
    Gは酸素原子、硫黄原子又はNR−基(ここで、Rは水素原子若しくはC1〜C6アルキル基を表す。)を表し;
    Yは水素原子、C1〜C10アルキル基(該基は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、C3〜C6シクロアルキル基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6アルキルスルフィニル基、カルボキシル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基、C1〜C6アルコキシイミノ基又はC(O)NR(ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)、C2〜C10アルケニル基(該基は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)、C2〜C10アルキニル基(該基は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、シクロアルキル基、ヒドロキシ基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)、C3〜C6シクロアルキル基(該基は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル基、ヒドロキシ基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)、C3〜C6シクロアルケニル基(該基は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、ヒドロキシ基、C2〜C6アルキニル基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)、フェナシル基(該基は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基又はC1〜C6アルコキシカルボニル基で置換されても良い)、アリール基(該基は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル基、ヒドロキシ基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)、ヘテロアリール基(該基は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル基、ヒドロキシ基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)、アリール−C1〜C6アルキル基(該基のアリールは同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル基、置換されてもよいフェノキシ基、ヒドロキシ基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6ハロアルコキシ基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基、C1〜C6アルコキシイミノC1〜C6アルキル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)、アリール−C2〜C6アルケニル基(該基のアリールは同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル基、ヒドロキシ基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)又はヘテロ環−C1〜C6アルキル基(該基のヘテロ環は同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1〜C6アルキル基、C2〜C6アルケニル基、C2〜C6アルキニル基、ヒドロキシ基、C1〜C6アルコキシ基、アミノ基、モノC1〜C6アルキルアミノ基、ジ−C1〜C6アルキルアミノ基、C1〜C6アルキルチオ基、C1〜C6ハロアルキル基、C1〜C6アルキルカルボニル基、C1〜C6アルコキシカルボニル基又はC(O)NR (ここで、R、Rは同一か又は異なる水素原子又はC1〜C6アルキル基を示す)で置換されてもよい)を表し;
    Qは水素原子、ハロアルキル基、シアノ基、C1〜C6アルキル基、C3〜C6シクロアルキル基、C1〜C4アルキルチオ基、C1〜C4アルキルスルフィニル基、C1〜C4アルキルスルホニル基又はフェニル基(該基には一個以上の、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、C1〜C4アルキル基、C2〜C4アルケニル基、C2〜C4アルキニル基、ヒドロキシ基、C1〜C4アルコキシ基、C1〜C4ハロアルキル基、C1〜C4ハロアルコキシ基、C1〜C4アルキルカルボニル基又はC1〜C4アルコキシカルボニル基が置換されてもよい)を表す}で示されるカーバメート誘導体又はその塩と、シクロヘキサン系化合物とを含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤組成物。
  2. シクロヘキサン系化合物がプロヘキサジオン、プロヘキサジオンカルシウム塩又はトリネキサパックエチルから選ばれる1種である、請求項第1項に記載の農園芸用殺菌剤組成物。
  3. 式(I)で、Xがハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6ハロアルキル基又はC1〜C6ハロアルコキシ基であり、
    Yが
    Figure 2004035437
    (ここで、Zは同一か又は異なる一個以上の、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基又はC1〜C6アルコキシ基を表し、lは0、1/2又は1を表し、mは0又は1〜4の整数を表し、H−Aは酸性物質を表す。)であり、
    Qが水素原子、シアノ基、C1〜C6アルキル基又はC1〜C6ハロアルキル基であり、
    がC1〜C6アルキル基であり、Rが水素原子であり、Rが水素原子である、請求項第1項又は第2項に記載の農園芸用殺菌剤組成物。
  4. プロヘキサジオン、プロヘキサジオンカルシウム塩又はトリネキサパックエチルから選ばれる1種と式(I)で表される化合物との重量比が1:0.001〜1:2の範囲である請求項第1項ないし第3項に記載の農園芸用殺菌剤組成物。
  5. さらに界面活性剤を配合する請求項第1項ないし第3項のいずれかの項に記載の農園芸用殺菌剤組成物。
  6. 界面活性剤の少なくとも1種が陰イオン性界面活性剤である請求項第4項に記載の農園芸用殺菌剤組成物。
  7. プロヘキサジオン、プロヘキサジオンカルシウム塩又はトリネキサパックエチルから選ばれる1種を有効成分として含有することを特徴とする式(I)で表されるカーバメート化合物の殺菌効力増強剤。
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