JP2004033176A - 米飯加工食品用包装シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】おにぎりRを包み込むように包装するための外側シート20および内側シート30からなるシート本体と、該シート本体の中央部に長手方向の全長に亘って溶着されたカットテープ40とを備えてなり、包装シート10の四隅のそれぞれに切り込まれて形成した切欠部がそれぞれ設けられ、一方の長尺縁部14側の一対の切欠部として円弧状切欠部13が採用されている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、おにぎり等の米飯加工食品を包装するために用いられる米飯加工食品用包装シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図11に示すようなおにぎり(米飯加工食品)用の包装シート100が知られている。この包装シート100は、外側シート200と、この外側シート200に重ねられた左右一対の内側シート300とを備えて構成されている。外側シート200と一対の内側シート300とは、周縁部に形成された溶着縁部110によって一体化されている。これらシート200,300間には収納空間Vが形成され、当該収納空間Vに予め海苔(シート状食品)Sが装填されている。また、外側シート200には、内面側の幅方向の中央部に長手方向に延びるようにカットテープ400が溶着されている。
【0003】
かかる包装シート100の四隅部には、略L字状に切り込まれて形成したL字状切欠部120が設けられている。このL字状切欠部120は、カットテープ400と平行に方向設定された第1切欠縁部120aと、この第1切欠縁部120aの終端部から当該第1切欠縁部120aと鈍角をなすように外方に向かって斜めに形成された第2切欠縁部122とからなっている。
【0004】
そして、三角形状のおにぎりRが、二点鎖線で示すように内側シート300の中央部に載置され、互いに対向する方向に向けて折り返されたのち、包装シート100の対向した隅部同士が互いに重ね合わされた状態で当該重ね合わされた部分でおにぎりRを巻き付け、引き続き粘着テープТで止めることにより、おにぎりRは、図12の(イ)に示すように、包装シート100によって包装された状態になる。このようにおにぎりRが包装されると、一対のL字状切欠部120の第1切欠縁部120a同士が略120°の開き度で互いに交差した状態になる。
【0005】
このような包装シート100によって包装されたおにぎりRを解包するに際しては、カットテープ400の端部を指で摘んで、図12の(イ)に矢印で示すように、外方に向かって引張ればよい。これによって外側シート200は、カットテープ400の両側部外方が一対の切り込み21を始点にして当該カットテープ400に誘導されつつ切断していき、外側シート200が2分割されることによって包装シート100から海苔Sに包まれたおにぎりRを取り出すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の包装シート100にあっては、カットテープ400を引っ張ることによって外側シート200から帯状に切断されて形成した切断帯220が、おにぎりRの表面を略半周した状態で、一対のL字状切欠部120間に入り込むことになるが、このとき切断帯220の縁部が第1切欠縁部120aと第2切欠縁部122との交差位置に形成されたV字状の部分に嵌り込んで引っ掛かった状態になってしまうことがある。
【0007】
このとき、切断帯220が、図12の(ロ)に示すように、特に下層側のL字状切欠部120に引っ掛った状態で無理に切断帯220を引っ張ると、包装シート100の下層側の隅部は、上層側の隅部によって押圧されて捲れ難くなっているため、外側シート200の切断に先立って切断帯220およびカットテープ400が切断してしまう場合がある。こうなると外側シート200が完全に2分割されないため、おにぎりRから包装シート100を二つ割れ状態で分離することができなくなり、これによっておにぎりRを包装シート100から適正に取り出すことができなくなるという不都合が生じる。
【0008】
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたものであり、カットテープの切断を確実に防止することによって米飯加工食品を包んだ包装シートの解包を常に適正に行うことができる米飯加工食品用包装シートを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、平面視矩形状で略中央部に米飯加工食品が載置された際長手方向に向けて折り返されることにより当該米飯加工食品を包み込むように包装するシート本体と、該シート本体を長手方向に亘って切断するための切断手段とを備えてなる米飯加工食品用包装シートにおいて、前記シート本体の少なくとも長手方向両隅部に円弧状の一対の切欠部が設けられてなることを特徴とするものである。
【0010】
この発明によれば、例えば三角形状を呈した米飯加工食品を包装シートの中央部に載置した状態で、当該包装シートの端縁部のそれぞれを米飯加工食品に向けて折り返した上で、積層された各端縁部を米飯加工食品に巻き付けた後、各端縁部の重なり合った部分を例えば粘着テープで止めることにより、米飯加工食品が包装シートによって包装された状態になる。
【0011】
そして、シート本体の少なくとも長手方向両隅部に円弧状の一対の切欠部が設けられているため、米飯加工食品を挟んでシート本体の各端縁部を折り返すことにより、各端縁部が重なり合った部分の少なくとも一方の隅部は一対の円弧状切欠部が重なり合った状態にすることができる。
【0012】
この場合、重なり合った円弧状切欠き部が下層になるようにシート本体の隅部を折り返して米飯加工食品をさらに包み、積層された各端縁部を粘着テープ等で止めるようにすれば、包装シートの解包時に例えばカットテープ等の切断手段の端部を指で摘んで引っ張ることにより、切断手段は、米飯加工食品の周面を略半周した後に円弧状の切欠部に捕捉されことになるが、切断手段が円弧状の切欠部の滑らかな曲線によって誘導されることになるため、切断手段がL字状の切欠部の角の部分に引っ掛かって切断されてしまうような不具合の生じることはなく、シート本体は、切断手段によって常に確実に二分され、包装シートから適正に米飯加工食品を取り出し得なくなるような不都合の発生を確実に防止することができる。
【0013】
なお、他方側の重なり合った切欠き部は、たとえ円弧状に形成されていなくても、前記円弧状切欠き部の上層で捲れ易くなっているため、切断手段は、かかる切欠き部に干渉されることはなく、他方側の切欠き部に引っ掛かって切断されてしまうような不都合は生じない。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記切欠部は、シート本体の両側縁の各隅部に設けられてなることを特徴とするものである。
【0015】
この発明によれば、切欠部の全てが円弧状に形成されていることにより、米飯加工食品を包装シートで包むに際し、いずれの長尺縁部を先に米飯加工食品に巻き付けるかを一々考慮する必要はなく、その分、包装シートによる米飯加工食品の包装操作が迅速化する。
【0016】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記シート本体は、1枚のシートからなることを特徴とするものである。
【0017】
この発明によれば、シート本体が1枚のシート体で形成されているため、複数枚で形成されたものに比べて製造コストの低減化に貢献する。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る包装シートの一実施形態を示す一部切欠き斜視図であり、図2はその平面図である。また、図3は、図1のA−A線断面図であり、図4は、同B−B線断面図である。さらに、図5は、おにぎりが包装シートによって包装された状態を示す斜視図である。
【0019】
図1〜図4に示すように、本発明に係る包装シート10は、おにぎりRを包装した状態で外面側になる外側シート20と、該外側シート20に積層される幅方向一対の内側シート30と、外側シート20の内面側に溶着されたカットテープ40とを備えた基本構成を有している。本実施形態においては、1枚のシート本体の両側部を対向方向に向けて折り返することにより外側シート20と内側シート30とを形成させるようにしている。そして、シート体が折り返された部分および端縁部に溶着処理による溶着縁部11が形成されることによって袋状とされ、当該袋の内部に収納空間Vが形成されている。この収納空間Vに海苔Sなどのシート状食品が収納される。
【0020】
本実施形態においては、シート体として長手方向に向けて一軸延伸処理の施されたポリエチレンやポリプロピレン等からなる透明な合成樹脂材料が採用され、おにぎり(米飯加工食品)Rが包装シート10によって包装された状態で外部から海苔Sを外側シート20を通して視認し得るようになっている。
【0021】
かかる包装シート10は、本実施形態においては、幅寸法が略140mmに寸法設定されているとともに、長さ寸法が略220mmに寸法設定されている。かかる寸法設定を行うことにより、通常の大きさに形状設定されたおにぎりRを、図1に示すように包装シート10の中央部に載置した後、包装シート10の長手方向の各側部を上方に向けて折り返した上で包み込み、包装シート10の重なり合っている部分に粘着テープを貼付することによって、図5に示すように、おにぎりRが海苔S入りの包装シート10によって包装された状態になる。
【0022】
かかる包装シート10の外側シート20には、幅方向の中央部における内側シート30に対する対向面に、長手方向の全長に亘ってカットテープ40が溶着されているとともに、外側シート20における当該カットテープ40の左右位置には端縁から切り込まれて形成した一対の切り込み21が設けられ、おにぎりRが包装された状態(図5)において、当該切り込み21間のカットテープ40を指で摘んで引き剥がすことにより、外側シート20は長手方向の全長に亘って切断されて切断帯22が形成されるようになっている。
【0023】
前記各内側シート30は、幅寸法が外側シート20の幅寸法の1/2より若干長めに寸法設定され、これによって外側シート20に積層されて溶着縁部11が形成された状態で基端側(包装シート10の幅方向の中心側)が互いに重なり合うように寸法設定されている。かかる一対の内側シート30の内の一方側(図1および図2の左側)には、幅方向の基端縁部から延設された長手方向の全長に亘って延びる折返しシート片31が設けられ、かかる折返しシート片31が一方の内側シート30に折り重ねられた状態で溶着縁部11が形成されている。
【0024】
また、本実施形態においては、特に内側シート30にエンボス処理が施されている。該エンボス処理により内側シート30に凹凸が形成されるため、おにぎりRに対する内側シート30の合計接触面積が小さくなり、その分内側シート30はおにぎりRに粘着し難くなっておにぎりRを包んだ包装シート10の開包が容易に行われるようになる。
【0025】
そして、包装シート10の四隅には、角が切り込まれることによって形成した切欠部が設けられている。切欠部として、図11に示すような、従来と同様のL字状切欠部12と、本発明に係る円弧状切欠部13とが存在する。本実施形態においては、一方の長尺縁部14(図2では右側の長尺縁部14)の両隅部に円弧状切欠部13が設けられている一方、他方の長尺縁部14側には従来と同様のL字状切欠部12が設けられている。
【0026】
円弧状切欠部13は、L字状切欠部12における第1切欠縁部12aと第2切欠縁部12bとの交差部分を滑らかな円弧状に形状設定することにより形成されている。これによって円弧状切欠部13には急激に方向の変わる部分が存在しなくなっている。
【0027】
図6〜図7は、本発明の作用を説明するための説明図であり、図6の(イ)は、おにぎりRが包装シート10の中央部に載置された状態、図6の(ロ)は、おにぎりRが包装シート10によって包装されつつある状態、図7の(イ)は、おにぎりRが包装シート10によって包装された状態、図7の(ロ)は、おにぎりRを包装した包装シート10が解包されつつある状態をそれぞれ示している。
【0028】
おにぎりRを包装するに際しては、まず、図6の(イ)に示すように、三角形状を呈したおにぎりRの表裏面を包装シート10の長手方向に延びる中心線と直交ささせた状態で当該おにぎりRを包装シート10の中央部に載置する。この状態で、包装シート10の各端部を上方に向けて折り返す。そうすると、おにぎりRは、図6の(ロ)に示すように、包装シート10のL字状切欠部12が設けられている側によって包まれた状態になる。
【0029】
そして、この状態では、互いに折り重ねられた包装シート10の図6の(ロ)における右側の隅部は、一対の円弧状切欠部13が互いに重ねられた状態になっている一方、左側の隅部は、一対のL字状切欠部12が互いに重ねられた状態になっている。
【0030】
この状態で、折り重ねられた包装シート10の右側の隅部をまず手前側に向けて折り曲げておにぎりRに巻き付けるようにし、引き続き左側の隅部をおにぎりRに巻き付けるように折り曲げることによって、円弧状切欠部13がL字状切欠部12によって覆われた状態になる。
【0031】
ついで、各隅部の重なり合った部分に粘着テープТを貼付することにより、図7の(イ)に示すように、おにぎりRが包装シート10によって包装される。そして、このような包装処理が完了すると、右側に一対の円弧状切欠部13が位置しているとともに、左側に円弧状切欠部13の一部(図7における上部)を覆った一対のL字状切欠部12が位置し、これら切欠部12,13が下開きで互いに交差した状態になっている。
【0032】
この状態でカットテープ40を指で摘んで矢印方向へ向けて引っ張ると、外側シート20がカットテープ40に誘導されて切断し、切断帯22が形成されていくことになる。
【0033】
そして、かかるカットテープ40の引っ張り操作を継続することにより、切断帯22は、おにぎりRの表面を半周し、図7の(ロ)に示すように、右側の円弧状切欠部13に当接した状態になるが、円弧状切欠部13にはL字状切欠部12のような直線状の第1切欠縁部12aと同第2切欠縁部12bとの交差部分が存在せず、滑らかな曲線によって形成されているため、切断帯22が前記交差部分に引っ掛かって当該切断帯22およびカットテープ40が切断してしまうような不都合の発生が有効に防止される。
【0034】
したがって、図7の(ロ)に示す状態で、切断帯22の引っ張り操作をさらに継続することにより、粘着テープТがカットテープ40によって切断され、かつ、重なり合った包装シート10の各隅部の重なり状態が解消され、外側シート20がカットテープ40に沿って最後まで切断されることにより包装シート10は左右への二分割が可能になる。
【0035】
なお、左側の隅部に形成されたL字状切欠部12は、円弧状切欠部13の上層にあって捲れ易い状態になっているため、切断帯22およびカットテープ40がこのL字状切欠部12に引っ掛かるような不都合は生じない。
【0036】
以上詳述したように、本実施形態の包装シート10は、おにぎりRを包み込むように包装するための外側シート20および内側シート30からなるシート本体と、該シート本体の中央部に長手方向の全長に亘って溶着されたカットテープ40とを備えてなり、包装シート10の四隅のそれぞれに切り込まれて形成した切欠部がそれぞれ設けられ、一方の長尺縁部14側の一対の切欠部は、円弧状に形成された円弧状切欠部13としている。
【0037】
したがって、円弧状切欠部13を有する側の長尺縁部14が下層となるように包装シート10でおにぎりRを包んで包装することにより、解包に際しカットテープ40の端部を指で摘んで引っ張れば、外側シート20の切断で得られた切断帯22は、おにぎりRの周面を略半周した後に一対の円弧状切欠部13に捕捉されことになるが、切断帯22およびカットテープ40は、円弧状切欠部13の滑らかな曲線によって誘導されることになるため、L字状切欠部12の場合は切断帯22が当該L字状切欠部12の角の部分に引っ掛かって切断帯22およびカットテープ40が切断されてしまうような不具合が生じることはなく、外側シート20は、カットテープ40によって常に確実に二分され、包装シート10から適正におにぎりRを取り出し得なくなるような不都合の発生を確実に防止することができる。
【0038】
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
【0039】
(1)上記の実施形態においては、包装シート10の一方の長尺縁部14側に円弧状切欠部13が設けられているとともに、他方の長尺縁部14側にL字状切欠部12が設けられているが、本発明は、他方の長尺縁部14側にL字状切欠部12を設けることに限定されるものではなく、図8に示すように、他方の長尺縁部14側(図8の左方)に特にL字状切欠部12を設けなくてもよい。
【0040】
その理由は、他方の長尺縁部14を、円弧状切欠部13の上層になるようにおにぎりRを包装すれば、上層の隅部はL字状切欠部12の有無に拘らず捲れ易い状態になるためである。
【0041】
(2)上記の実施形態において、図9に示すように、包装シート10の四隅の全てに円弧状切欠部13を設けてもよい。こうすることによって、おにぎりRを包装シート10で包装するに際し、いずれの長尺縁部14側を先におにぎりRに巻き付けるかを一々考慮する必要がなく、その分、包装シート10によるおにぎりRの包装作業の効率化を図ることができる。
【0042】
(3)上記の実施形態においては、包装シート10を1枚のシート体を折り返し処理することによって形成しているが、本発明は、包装シート10を1枚のシート体から形成することに限定されるものではなく、別体としての外側シート20および内側シート30をそれぞれ積層することによって包装シート10を構成してもよい。
【0043】
(4)上記の実施形態においては、包装シート10は、外側シート20と内側シート30との二層構造で構成されているが、特に包装シート10内に海苔Sを装填しない場合や、予め海苔Sが巻き付けられているようなおにぎりRを包装するような場合には、内側シート30を用いることなく外側シート20のみを備えて包装シート10を構成してもよい。
【0044】
(5)上記の実施形態においては、円弧状切欠部13は、端縁が円弧状の曲線に沿うように形成されているが、例えば、図10に示すように、切欠き部の縁部がジグザグ状などになっていても、ジグザグ状の基端部分を結んだ包絡線的な曲線Kが円弧状にさえなっていれば、かかるジグザグ状の縁部は本発明の円弧状切欠部13の範囲に含まれる。
【0045】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の包装シートによれば、シート本体の少なくとも一方の長尺縁部の各隅部に円弧状に形成された一対の切欠部が設けられているため、当該円弧状切欠き部が下層になるようにシート本体で米飯加工食品を包み込んで包装することにより、当該シート本体の解包時に切断手段の端部を指で摘んで引っ張れば、切断手段は、米飯加工食品の周面を略半周した後に円弧状の切欠部に捕捉されて円弧状の切欠部の滑らかな曲線によって誘導される。したがって、従来のL字状の切欠部の場合、切断手段が当該切欠部の角の部分に引っ掛かって切断されてしまうような不具合の生じることはなく、シート本体は、切断手段によって常に確実に二分され、包装シートから適正に米飯加工食品を取り出し得なくなるような不都合の発生を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包装シートの一実施形態を示す一部切欠き斜視図である。
【図2】図1に示す包装シートの平面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】おにぎりが包装シートによって包装された状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の作用を説明するための説明図であり、(イ)は、おにぎりが包装シートの中央部に載置された状態、(ロ)は、おにぎりが包装シートによって包装されつつある状態をそれぞれ示している。
【図7】本発明の作用を説明するための説明図であり、(イ)は、おにぎりが包装シートによって包装された状態、(ロ)は、おにぎりを包装した包装シートが解包されつつある状態をそれぞれ示している。
【図8】本発明に係る包装シートの他の実施形態を示す平面図である。
【図9】本発明に係る包装シートのさらに他の実施形態を示す平面図である。
【図10】円弧状切欠部の他の例を示す平面視の部分拡大図である。
【図11】従来の包装シートを例示する平面図である。
【図12】おにぎりが従来の包装シートによって包装された状態を示す斜視図であり、(イ)は、包装シートがカットテープにより解包される直前の状態、(ロ)は、解包途中でカットテープがL字状切欠部の角部に当接した状態をそれぞれ示している。
【符号の説明】
10 包装シート
11 溶着縁部
12 L字状切欠部
12a 第1切欠縁部
12b 第2切欠縁部
13 円弧状切欠部
14 長尺縁部
20 外側シート
21 切り込み
22 切断帯
30 内側シート
31 シート片
40 カットテープ
R おにぎり(米飯加工食品)
S 海苔(シート状食品)
V 収納空間
Т 粘着テープ
Claims (3)
- 平面視矩形状で略中央部に米飯加工食品が載置された際長手方向に向けて折り返されることにより当該米飯加工食品を包み込むように包装するシート本体と、該シート本体を長手方向に亘って切断するための切断手段とを備えてなる米飯加工食品用包装シートにおいて、前記シート本体の少なくとも長手方向両隅部に円弧状の一対の切欠部が設けられてなることを特徴とする米飯加工食品用包装シート。
- 前記切欠部は、シート本体の両側縁の各隅部に設けられてなることを特徴とする請求項1記載の米飯加工食品用包装シート。
- 前記シート本体は、1枚のシートからなることを特徴とする請求項1または2記載の米飯加工食品用包装シート。
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JP2021123408A (ja) * | 2020-02-08 | 2021-08-30 | アイワ工業株式会社 | 握り飯用包装材および包装握り飯 |
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2002
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