JP2004030993A - 積層型ジョイントコネクタ - Google Patents

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Tamaki Takabayashi
高林 環
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Abstract

【課題】接続回路に不具合が発生したときに修復を容易に行えるようにする。単層ユニットの積層数が多くなっても電気接続箱上のレイアウト面積を大きくしないで済むようにする。
【解決手段】単層ハウジング24内に積層端子26を平面的に配列した単層ユニット22を複数層積層し、この積層体30に雄端子32を積層方向に貫通させて積層端子26を選択的に接続する積層型ジョイントコネクタである。積層端子26は雄端子貫通孔と雄端子接触片の組を複数組有している。雄端子32の積層端子26を貫通する部分のうち、積層端子26と電気的に接続する必要のない部分には、絶縁46が施されている。雄端子32は積層体30に挿入されない方の端部を一括して絶縁支持体34に支持されている。雄端子32は絶縁支持体34に支持される部分に、電気接続箱側の雄タブに接続される雌型接触部を有しいる。絶縁支持体34には前記雄タブが挿入される開口52が形成されている。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車内配線などの接続に用いられる積層型ジョイントコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の車内配線は、車種、グレード、オプション装備の有無等により種々の接続パターンがある。このような種々の接続パターンに柔軟に対応するために積層型ジョイントコネクタが用いられる。
【0003】従来の積層型ジョイントコネクタは、単層ハウジング内に複数本の積層端子が平面的に配列された単層ユニットを複数層積層して積層体を構成し、この積層体に複数本の雄端子を積層方向に貫通させて前記積層端子を選択的に接続するようになっている。このような構成にすると、雄端子を挿入する位置、挿入した雄端子と各層の積層端子との接続の要否を選択することにより、種々の接続パターンを得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の積層型ジョイントコネクタは、接続回路に何らかの不具合が発生した場合、雄端子を1本1本引き抜いて単層ユニットに分解してから、回路修復を行なうことになる。しかし、分解すると、雄端子がばらばらになってしまい、元の挿入位置も分からなくなることが多いため、修復後の組立が困難であった。
【0005】また従来の積層型ジョイントコネクタは、これを電気接続箱に接続する場合、図6に示すように、積層型ジョイントコネクタ20の先端側を電気接続箱10に差し込むようにして接続している。これは、各単層ユニット22内の積層端子の先端側に雌型接触部(図示せず)が設けられていて、この雌型接触部を電気接続箱10側の雄タブ12に接続するようになっているためである。しかしこのような接続の仕方では、単層ユニット22の積層数が多くなると、それに応じて電気接続箱上の積層型ジョイントコネクタのためのレイアウト面積を大きくしなければならないという問題がある。
【0006】本発明の第一の目的は、接続回路に不具合が発生したときに修復を容易に行える積層型ジョイントコネクタを提供することにある。
【0007】本発明の第二の目的は、単層ユニットの積層数が多くなっても、電気接続箱上のレイアウト面積を大きくしないで済む積層型ジョイントコネクタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成するため本発明は、単層ハウジング内に複数本の積層端子を平面的に配列した単層ユニットを複数層積層して構成される積層体と、この積層体を積層方向に貫通して前記積層端子を選択的に接続する複数本の雄端子とを備えた積層型ジョイントコネクタにおいて、全ての積層端子は、雄端子貫通孔と雄端子接触片の組を長手方向に所定の間隔をおいて複数組有しており、前記雄端子の積層端子を貫通する部分のうち、積層端子と電気的に接続する必要のない部分には、絶縁が施されており、全ての雄端子は、積層体に挿入されない方の端部を一括して絶縁支持体に支持されている、
ことを特徴とするものである。
【0009】また上記第二の目的を達成するため本発明は、上記の積層型ジョイントコネクタにおいて、前記雄端子は、絶縁支持体に支持される部分に、電気接続箱側の雄タブに接続される雌型接触部を有しており、絶縁支持体には前記雄タブが挿入される開口が形成されていることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態を示す。図において、24はプラスチック製の単層ハウジング、26は単層ハウジング24内に挿入されて平面的に配列される積層端子、28は各積層端子26に接続される電線である。単層ハウジング24内に積層端子26を平面的に配列したものが単層ユニット22であり、単層ユニット22を複数層積層したものが積層体30である。隣り合う単層ユニット22は図示しない結合手段により結合される。また32は積層体30を積層方向に貫通する雄端子、34は全ての雄端子32の一端側(積層体30に挿入されない方の端部)を一括して支持する絶縁支持体である。雄端子32と絶縁支持体34は一体化されて雄端子ユニット36を構成している。
【0012】積層端子26は、図2に示すように、金属板を断面凹形に折り曲げた細長い部材に、長手方向に所定の間隔をおいて、雄端子貫通孔38と雄端子接触片40の組を複数組形成したものである。貫通孔38は雄端子32が接触せずに貫通できる大きさに形成され、接触片40は貫通孔38を貫通する雄端子32にばね弾性で接触するように形成されている。全ての積層端子26は同じ構造、同じサイズである。
【0013】単層ハウジング24には、積層端子26の貫通孔38に対応する位置に、厚さ方向に貫通する雄端子挿通孔42が形成されている。全ての単層ハウジング24は同じ構造、同じサイズである。したがって単層ユニット22を複数層積層すると、各単層ハウジング24の挿通孔42が積層方向につながり、雄端子32が積層体30を貫通できるようになる。
【0014】図3は雄端子32と絶縁支持体34が一体化された雄端子ユニット36を図1と反対側から見た斜視図である。雄端子32は、貫通する積層端子26を選択的に接続できるようにするため、積層端子26と導通する導通部44と、積層端子26と導通しない絶縁部46とが設けられている。導通部44は雄端子32の金属面がそのまま露出している部分であり、絶縁部46は例えば雄端子32の一部をプレスで打ち抜き、そこに樹脂をモールドすることにより形成される。雄端子が、貫通する全ての積層端子と電気的に接続される場合は、絶縁部46を設ける必要はない。また図面には全ての雄端子挿通孔42に挿通される全ての雄端子32が示されているが、貫通する全ての積層端子26と電気的に接続する必要のない雄端子は当然のことながら省略される。
【0015】このように全ての雄端子32を絶縁支持体34に支持させて雄端子ユニット36の形態にしておけば、積層型ジョイントコネクタ内の接続回路に何らかの不具合が発生したときには、全ての雄端子32を一括して引き抜くことができる。その後、正常な雄端子ユニットと交換して不具合が解消すれば、接続回路が修復できたことになる。また正常な雄端子ユニットと交換しても不具合が解消しない場合は、積層端子26側に不具合の原因があるので、雄端子ユニット36を引き抜いて積層端子側の不具合を直した後、再び積層体に雄端子ユニットを押し込めばよい。このように、上記構成の積層型ジョイントコネクタ20は全ての雄端子32を一括して挿抜できるので、不具合が発生したときの回路修復を簡単に行なうことができる。
【0016】ところで、雄端子32の絶縁支持体34に支持される部分は、図4(A)のように何も形成されない場合と、(B)のように弾性接触片48を有する雌型接触部50が形成される場合とがある。(A)のような雄端子32を使用するのは、積層型ジョイントコネクタをワイヤハーネスの中間接続に用いる場合であり、(B)のような雄端子32を使用するのは、雄端子32を電気接続箱側の雄タブと接続する場合である。
【0017】図1の積層型ジョイントコネクタ20は図4(B)のような雄端子32を使用したものである。この場合は、雄端子32の雌形接触部50と電気接続箱側の雄タブとの接続を可能にするため、絶縁支持体34に雄タブが挿入される開口52が形成される。
【0018】図5は図1の積層型ジョイントコネクタ20を電気接続箱10に接続した状態を示す。図1の場合と上下が反対になっているが、絶縁支持体34に支持された雄端子32の雌形接触部50(図4参照)が電気接続箱10の雄タブ12と1対1で接続される。この積層型ジョイントコネクタ20の場合は、単層ユニット22の積層数が多くなっても電気接続箱10上のレイアウト面積を大きくする必要がなく、電気接続箱の大型化を回避できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によれば、複数本の雄端子を一括して挿抜できるので、接続回路に不具合が発生したときの修復を容易に行うことができる。また請求項2の発明によれば、単層ユニットの積層数が多くなっても、電気接続箱上のレイアウト面積を大きくしないで済み、電気接続箱の大型化を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る積層型ジョイントコネクタの一実施形態を示す分解斜視図。
【図2】図1の積層型ジョイントコネクタに用いた積層端子の要部を示す(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は(B)のC−C線断面図、(D)は(B)のD−D線断面図。
【図3】図1の積層型ジョイントコネクタに用いた雄端子ユニットの、図1と異なる方向から見た斜視図。
【図4】(A)、(B)はそれぞれ本発明の積層型ジョイントコネクタに用いる雄端子を示す斜視図。
【図5】本発明の積層型ジョイントコネクタを電気接続箱に接続した状態を示す説明図。
【図6】従来の積層型ジョイントコネクタを電気接続箱に接続した状態を示す説明図。
【符号の説明】
10:電気接続箱
12:雄タブ
20:積層型ジョイントコネクタ
22:単層ユニット
24:単層ハウジング
26:積層端子
28:電線
30:積層体
32:雄端子
34:絶縁支持体
36:雄端子ユニット
38:雄端子貫通孔
40:雄端子接触片
42:雄端子挿通孔
44:導通部
46:絶縁部
48:弾性接触片
50:雌形接触部

Claims (2)

  1. 単層ハウジング内に複数本の積層端子を平面的に配列した単層ユニットを複数層積層して構成される積層体と、この積層体を積層方向に貫通して前記積層端子を選択的に接続する複数本の雄端子とを備えた積層型ジョイントコネクタにおいて、
    全ての積層端子は、雄端子貫通孔と雄端子接触片の組を長手方向に所定の間隔をおいて複数組有しており、
    前記雄端子の積層端子を貫通する部分のうち、積層端子と電気的に接続する必要のない部分には、絶縁が施されており、
    全ての雄端子は、積層体に挿入されない方の端部を一括して絶縁支持体に支持されている、
    ことを特徴とする積層型ジョイントコネクタ。
  2. 請求項1記載の積層型ジョイントコネクタであって、前記雄端子は、絶縁支持体に支持される部分に、電気接続箱側の雄タブに接続される雌型接触部を有しており、絶縁支持体には前記雄タブが挿入される開口が形成されていることを特徴とする積層型ジョイントコネクタ。
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