JP2004030815A - プログラム、記録媒体、情報処理システム及びコピープロテクト方法 - Google Patents

プログラム、記録媒体、情報処理システム及びコピープロテクト方法 Download PDF

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Abstract

【課題】記録媒体のコピープロテクトを行なう。
【解決手段】プログラムが起動すると(ステップS1のY)、所定のセクタをエラー訂正を行なって再生する(ステップS2)。このデータの再生により再生エラーが発生しないときは(ステップS3のY)、当該セクタをエラー訂正を行なわずに再生する(ステップS4)。この再生により所定のパターンが再生されなかったときは(ステップS5のN)、書込みソフトにより所定のパターンに代えてダミーのデータが記録されたコピーの光ディスクであることが判明するから、一連の処理を終了し、光ディスクに記録されているプログラムに基づく処理を行なわない。
【選択図】  図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コピープロテクトが行なえるプログラム、記録媒体、情報処理システム及びコピープロテクト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、PC(パーソナルコンピュータ)等の情報処理装置で利用される記録媒体として大容量で可搬性のある光記録媒体が普及している。代表的な光記録媒体としては、追記型の記録媒体としてCD−R/DVD−R、書き換え可能型の記録媒体としてCD−RW/DVD−RW/DVD+RWなどがある。また、書込み不能型の記録媒体としてCD−ROM/DVD−ROMなどが広く普及している。
【0003】
これらの光記録媒体の中には、ハイブリッド記録媒体と呼ばれ、記録媒体の一部が記録済み領域になっており、そこにアプリケーションプログラムが格納されていて、記録媒体の残りの領域はアプリケーションのワーク領域として情報の記録を行なうことが出来る未記録(記録可能)領域とされているタイプのものが知られている(特許第3153837号公報を参照)。
【0004】
光記録媒体に対して情報の記録、再生を行なう記録再生装置(CD−R/RWドライブ、DVD−R/RAM/RWドライブなど)をPC等の情報処理装置に接続し、ハイブリッド記録媒体が記録再生装置に装填すると、自動的に記録済み領域に格納されたアプリケーションソフトが立ち上がる。そして、そのアプリケーションソフトが情報処理装置上で動作を行い、当該アプリケーションが当該ハイブリッド記録媒体上の未記録領域をデータの保存/保管に利用する。ハイブリッド記録媒体は、記録済み領域は出荷時にアプリケーションプログラムが記録済みで書き換えできず、未記録領域は書きこみ可能、あるいは、書き換え可能であることが一般的である。
【0005】
ハイブリッド記録媒体は、CD−RWメディアを利用して、未記録領域はCD−RWそのままとし、記録済み領域はCD−RWの構造を流用してグルーブに新たにピットを形成することで製造している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のハイブリッド記録媒体は、市販の書込みソフトを使用すると、その記録データを他の記録媒体にコピー出来、コピープロテクトができないという不具合があった。
【0007】
本発明の目的は、記録媒体のコピープロテクトを行なうことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、コンピュータに読取り可能なプログラムにおいて、本プログラムが起動すると本プログラムが記録されている記録媒体の特定の領域のデータをエラー訂正を行なって再生する第1の再生処理と、このデータの再生によりエラー訂正ができない再生エラーが発生するか否かを判断する第1の判定処理と、この判定により前記再生エラーが発生しないときは前記特定の領域のデータをエラー訂正を行なわずに再生する第2の再生処理と、この再生により所定のパターンが再生できたか否かを判定する第2の判定処理と、この判定により前記所定のパターンが再生できたと判定したことを条件に、与えられたコマンドに応じた処理の実行を許可する許可処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
【0009】
したがって、記録媒体のコピーを行なう書込みソフトでは、コピー元となる記録媒体でエラー訂正を行なって再生しようとするとエラー訂正が実行できない再生エラーが発生する場合には、エラー訂正用の領域をダミーデータで埋めてコピー先の記録媒体に記録する場合があるが、本プログラムを記録済み領域に記録し、特定の領域に、エラー訂正を行なって再生しようとするとエラー訂正が実行できない再生エラーとなり、かつ、エラー訂正を行なわずに再生するときは所定のパターンが再生できるデータを記録した記録媒体からコピーした記録媒体は、エラー訂正を行なって再生しても再生エラーが発生しないときはエラー訂正用の領域のデータをエラー訂正を行なわずに再生すれば、所定のパターンが再生できないので、この場合は与えられたコマンドに応じた処理の実行を行なわないようにすれば、記録媒体のコピープロテクトを行なうことが出来る。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムにおいて、前記第1の再生処理は、前記特定の領域となるセクタを再生し、前記第2の再生処理は、前記第1の判定処理による判定により前記再生エラーが発生しないときは前記第1の再生処理で再生した前記セクタを再生すること、を特徴とする。
【0011】
したがって、特定の1又は複数のセクタにおいて所定のデータを記録しておくことにより、コピープロテクトを行なうことが出来る。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のプログラムにおいて、前記セクタはエラー訂正用コードにより前記エラー訂正を行なって再生しようとすると前記エラー訂正が実行できないようにしていること、を特徴とする。
【0013】
したがって、エラー訂正用コードによりコピープロテクトを行なうことが出来る。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れかの一に記載のプログラムが記憶されていることを特徴とする記録媒体である。
【0015】
したがって、記録媒体のコピーを行なう書込みソフトでは、コピー元となる記録媒体でエラー訂正を行なって再生しようとするとエラー訂正が実行できない再生エラーが発生する場合には、エラー訂正用の領域をダミーデータで埋めてコピー先の記録媒体に記録する場合があるが、このようにしてコピーした記録媒体では、エラー訂正を行なって再生しても再生エラーが発生しないときはエラー訂正用の領域のデータをエラー訂正を行なわずに再生すれば、所定のパターンが再生できないので、この場合は与えられたコマンドに応じた処理の実行を行なわないようにすれば、記録媒体のコピープロテクトを行なうことが出来る。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の記録媒体において、前記プログラムが記憶されている記録済み領域と、前記プログラムがコンピュータ上で動作することによりデータの記録が可能な未記録領域とを有しているハイブリッド記録媒体であることを特徴とする。
【0017】
したがって、ハイブリッド記録媒体においてコピープロテクトを行なうことが出来る。
【0018】
請求項6に記載の発明は、予め所定のプログラムが記憶されている記録媒体と、このハイブリッド記録媒体を再生する再生装置と、前記再生装置を制御する情報処理装置と、を備えている情報処理システムにおいて、前記記録媒体は、特定の領域に、エラー訂正を行なって再生しようとすると前記エラー訂正が実行できない再生エラーとなり、かつ、前記エラー訂正を行なわずに再生するときは所定のパターンが再生できるデータが予め記録されていて、前記プログラムは、当該プログラムが起動すると前記特定の領域のデータを前記エラー訂正を行なって再生する第1の再生処理と、このデータの再生により前記再生エラーが発生するか否かを判断する第1の判定処理と、この判定により前記再生エラーが発生しないときは前記特定の領域のデータをエラー訂正を行なわずに再生する第2の再生処理と、この再生により前記所定のパターンが再生できたかを判定する第2の判定処理と、この判定により前記所定のパターンが再生できたと判定したことを条件に、与えられたコマンドに応じた処理の実行を許可する許可手段と、を前記情報処理装置に実行させること、を特徴とする情報処理システムである。
【0019】
したがって、記録媒体のコピーを行なう書込みソフトでは、コピー元となる記録媒体でエラー訂正を行なって再生しようとするとエラー訂正が実行できない再生エラーが発生する場合には、エラー訂正用の領域をダミーデータで埋めてコピー先の記録媒体に記録する場合があるが、このようにしてコピーした記録媒体では、エラー訂正を行なって再生しても再生エラーが発生しないときはエラー訂正用の領域のデータをエラー訂正を行なわずに再生すれば、所定のパターンが再生できないので、この場合は与えられたコマンドに応じた処理の実行を行なわないようにすれば、記録媒体のコピープロテクトを行なうことが出来る。
【0020】
請求項7に記載の発明は、予め所定のプログラムが記憶されている記録媒体に対するコピープロテクトを行なうコピープロテクト方法において、前記プログラムに基づいてコンピュータが、本プログラムが起動すると本プログラムが記録されている記録媒体の特定の領域のデータをエラー訂正を行なって再生する第1の再生工程と、このデータの再生によりエラー訂正ができない再生エラーが発生するか否かを判断する第1の判定工程と、この判定により前記再生エラーが発生しないときは前記特定の領域のデータをエラー訂正を行なわずに再生する第2の再生工程と、この再生により所定のパターンが再生できたかを判定する第2の判定工程と、この判定により前記所定のパターンが再生できたと判定したことを条件に、与えられたコマンドに応じた処理の実行を許可する許可工程と、を実行すること、を特徴とするコピープロテクト方法である。
【0021】
したがって、記録媒体のコピーを行なう書込みソフトでは、コピー元となる記録媒体でエラー訂正を行なって再生しようとするとエラー訂正が実行できない再生エラーが発生する場合には、エラー訂正用の領域をダミーデータで埋めてコピー先の記録媒体に記録する場合があるが、このようにしてコピーした記録媒体では、エラー訂正を行なって再生しても再生エラーが発生しないときはエラー訂正用の領域のデータをエラー訂正を行なわずに再生すれば、所定のパターンが再生できないので、この場合は与えられたコマンドに応じた処理の実行を行なわないようにすれば、記録媒体のコピープロテクトを行なうことが出来る。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態について説明する。
【0023】
図1は、本実施の形態の情報処理システムに適用する光ディスク装置20の全体構成を示すブロック図である。図1において、矢印はデータが主に流れる方向を示しており、また、図を簡略化するために、図1の各ブロックを制御するCPU18には、太線のみを付けて各ブロックとの接続を省略している。ROM17には、CPU18にて解読可能なコードで記述された制御プログラムが格納されている。なお、光ディスク装置20の電源がオン状態になると、前記プログラムは不図示のメインメモリにロードされ、CPU18はそのプログラムに従って各部の動作を制御するとともに、制御に必要なデータ等を一時的にRAM19に保存する。光ディスク装置20の構成と動作は、次のとおりである。
【0024】
光ディスク1は、スピンドルモータ2によって回転駆動される。このスピンドルモータ2は、モータドライバ4とサーボ手段6により、線速度が一定になるように制御される。この線速度は、階段的に変更することが可能である。
【0025】
光ピックアップ3は、図示しない半導体レーザ、光学系、フォーカスアクチュエータ、トラックアクチュエータ、受光素子及びポジションセンサを内蔵しており、レーザ光LBを光ディスク1に照射する。また、この光ピックアップ3は、シークモータによってスレッジ方向への移動が可能である。これらのフォーカスアクチュエータ、トラックアクチュエータ、シークモータは、受光素子とポジションセンサから得られる信号に基いて、モータドライバ4とサーボ手段6により、レーザ光LBの光スポットが光ディスク1上の目的の場所に位置するように制御される。
【0026】
そして、データの再生の際には、光ピックアップ3によって得られた再生信号が、リードアンプ5で増幅されて2値化された後、CDデコーダ7に入力される。入力された2値化データは、このCDデコーダ7において、EFM(Eight toFourteen Modulation)復調される。なお、記録データは、8ビットずつまとめられてEFM変調されており、このEFM変調では、8ビットを14ビットに変換し、結合ビットを3ビット付加して合計17ビットにする。この場合に、結合ビットは、それまでの「1」と「0」の数が平均的に等しくなるように付けられる。これを「DC成分の抑制」といい、DCカットされた再生信号のスライスレベル変動が抑圧される。
【0027】
復調されたデータは、デインターリーブとエラー訂正の処理が行われる。その後、このデータは、CD−ROMデコーダ14へ入力され、データの信頼性を高めるために、さらに、エラー訂正の処理が行われる。このように2回のエラー訂正の処理が行われたデータは、バッファマネージャ13によって一旦バッファRAM12に蓄えられ、セクタデータとして揃った状態で、ATAPI/SCSIインターフェイス15を介して、図1において図示しないホストコンピュータ(図2のPC30)へ一気に転送される。なお、音楽データの場合には、CDデコーダ7から出力されたデータが、D/Aコンバータ16へ入力され、アナログのオーディオ出力信号Audioとして取り出される。
【0028】
また、データの記録の際には、ATAPI/SCSIインターフェイス15を通して、ホストコンピュータから送られてきたデータは、バッファマネージャ13によって一旦バッファRAM12に蓄えられる。そして、バッファRAM12内にある程度の量のデータが蓄積された状態で、ライト動作が開始されるが、この場合には、その前に光スポットを書込み開始地点に位置させる必要がある。この地点は、トラックの蛇行により予め光ディスク1上に刻まれているウォブル信号によって求められる。
【0029】
ウォブル信号には、ATIPと呼ばれる絶対時間情報が含まれており、この情報が、ATIPデコーダ8によって取り出される。また、このATIPデコーダ8によって生成される同期信号は、CDエンコーダ10へ入力され、光ディスク1上の正確な位置へのデータの書込みを可能にしている。バッファRAM12のデータは、CD−ROMエンコーダ11やCDエンコーダ10において、エラー訂正コードの付加や、インターリーブが行われ、レーザコントローラ9、光ピックアップ3を介して、光ディスク1に記録される。
【0030】
なお、EFM変調されたデータは、ビットストリームとしてチャンネルビットレート4.3218Mbps(標準速)でレーザを駆動する。この場合の記録データは、588チャンネルビット単位でEFMフレームを構成する。チャンネルクロックとは、このチャンネルビットの周波数のクロックを意味する。
【0031】
図2は、本実施の形態の情報処理システムに適用する情報処理装置であるPC30の概略図である。図2に示すように、このPC30は、CPU21と、各種のROM、RAMからなるメモリ22とがバス23で接続されている。バス23には、所定のインターフェイスを介して、ハードディスク装置24、ディスプレイ25、キーボード26、マウス27、再生装置28、記録装置29が接続されている。再生装置28、記録装置29は、それぞれ光ディスク装置20であり、前者は再生可能な装置であり、後者は記録可能な装置である。
【0032】
このようなハードウエア構成で、ハードディスク装置24には、OS(オペレーティングシステム)と各種アプリケーションソフトが記憶されている。このようなアプリケーションソフトとして、光ディスク1のコピーを行なう書込みソフトが記憶されている。この書込みソフトに従って、PC30は再生装置28及び記録装置29を制御して、再生装置28に装填した光ディスク1を再生し、そのデータを記録装置29に装填した光ディスク1に記録する。
【0033】
図3は、本実施の形態の情報処理システムに適用するハイブリット記憶媒体40のディスクの一部を切断して示した斜視図である。このハイブリット記憶媒体40は、予め所定のプログラムが記憶されている記録済み領域31と、このプログラムがPC30上で動作することによりデータの記録が可能な未記録領域(書き換え可能領域)32とが形成されている。
【0034】
図4は、一般的なコンパクトディスク用データフォーマットである、CD−ROM XA Mode2 Form1のセクタのデータ構成を示す説明図である。このハイブリット記憶媒体40は、予め少なくとも1つのセクタにおいて、図4に示す“EDC(エラー訂正用コード)”の部分を通常とは異なるコードにしている。そして、図4に示す“Data”には、例えば、“HybridHybrid…”のような予め決まったストリングスを書き込んでおく。
【0035】
このように、ハイブリット記憶媒体40は、予め少なくとも1つのセクタが通常とは異なるコードであるため、再生装置28でエラー訂正を行なって再生すると、前述のセクタはエラー訂正が実行できないセクタであると判断されて、再生エラーとなる。よって、書込みソフトに従って動作するPC30は、ハイブリット記憶媒体40を他の光ディスク1にコピーすることができない。
【0036】
しかし、書込みソフトによっては、このような再生エラーが起こると、コピー先の光ディスク1における対応するセクタの“Data”にダミーのデータを書きこむ機能を備えている。この場合には、コピー先の光ディスク1には、該当するセクタの“Data”にコピー元であるハイブリット記憶媒体40のものとは異なるダミーのデータが記録されることになる。この場合に、記録済み領域31に記録されているプログラムもそのままコピー先の光ディスク1にコピーされることになる。
【0037】
このようにしてハイブリット記憶媒体40からコピーされた光ディスク1をPC30の再生装置28に装填すると、光ディスク1にコピーされたプログラムが起動して次のような処理を行なう。
【0038】
すなわち、図5に示すように、光ディスク1の再生装置28への装填により光ディスク1にコピーされたプログラムが起動すると(ステップS1のY)、前述のダミーのデータが記録されたセクタをエラー訂正を行なって再生する(ステップS2)。これにより第1の再生処理を行なう。そして、このデータの再生により再生エラーが発生するか否かを判断する(ステップS3)。これにより第1の判定処理を行なう。この判定により再生エラーが発生するときは(ステップS3のN)、一連の処理が終了し、光ディスク1にコピーされたプログラムは、その本来の機能を発揮することが出来ない。
【0039】
再生エラーが発生しないときは(ステップS3のY)、当該セクタをエラー訂正を行なわずに再生する(ステップS4)。これにより第2の再生処理を行なう。すなわち、ステップS4の処理では、例えば、ReadCDコマンドでFlagBitsをF8hで使用することにより、当該セクタ内のデータ全てを読み出せる。これにより、図4に示す“Data”のみならず、エラー訂正用のコード“ECC”“EDC”も再生することができる。
【0040】
そして、この再生により所定のパターンが再生できたか否かを判定する(ステップS5)。これにより第2の判定処理を行なう。すなわち、再生したセクタの“Data”に、この例では、HybridHybrid…”のデータが記録されているか否かを判断する。この所定のパターンが再生されなかったときは(ステップS5のN)、書込みソフトにより所定のパターンに代えてダミーのデータが記録されたコピーの光ディスク1であることが判明するから、一連の処理を終了し、光ディスク1に記録されているプログラムに基づく処理を行なわない。よって、当該プログラムによる本来の機能を発揮することは出来ないので、ハイブリット記憶媒体40のコピープロテクトを実現することが出来る。
【0041】
所定のパターンが再生されたときは(ステップS5のY)、真性のハイブリット記憶媒体40が使用されているので、与えられたコマンドに応じた処理の実行を許可する(ステップS6〜S8)。これにより許可処理を行なう。よって、与えられたコマンドに応じた処理の実行により、ハイブリット記憶媒体40に記憶されているプログラムの本来の機能を発揮することが出来る。
【0042】
【発明の効果】
請求項1,4,6,7の何れかの一に記載の発明は、記録媒体のコピープロテクトを行なうことが出来る。
【0043】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、特定の1又は複数のセクタに所定のデータを記録しておくことにより、コピープロテクトを行なうことが出来る。
【0044】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、エラー訂正用コードにより、コピープロテクトを行なうことが出来る。
【0045】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、ハイブリッド記録媒体についてコピープロテクトを行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の情報処理システムに適用する光ディスク装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の情報処理システムに適用する情報処理装置であるPCの全体構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態の情報処理システムに適用するハイブリット記憶媒体のディスクの一部を切断して示した斜視図である。
【図4】一般的なコンパクトディスク用データフォーマットである、CD−ROM XA Mode2 Form1のセクタのデータ構成を示す説明図である。
【図5】ハイブリット記憶媒体に記憶されているプログラムの動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
28  再生装置
30  情報処理装置
40  記録媒体、ハイブリット記録媒体
31  記録済み領域
32  記録領域

Claims (7)

  1. コンピュータに読取り可能なプログラムにおいて、
    本プログラムが起動すると本プログラムが記録されている記録媒体の特定の領域のデータをエラー訂正を行なって再生する第1の再生処理と、
    このデータの再生によりエラー訂正ができない再生エラーが発生するか否かを判断する第1の判定処理と、
    この判定により前記再生エラーが発生しないときは前記特定の領域のデータをエラー訂正を行なわずに再生する第2の再生処理と、
    この再生により所定のパターンが再生できたか否かを判定する第2の判定処理と、
    この判定により前記所定のパターンが再生できたと判定したことを条件に、与えられたコマンドに応じた処理の実行を許可する許可処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記第1の再生処理は、前記特定の領域となるセクタを再生し、
    前記第2の再生処理は、前記第1の判定処理による判定により前記再生エラーが発生しないときは前記第1の再生処理で再生した前記セクタを再生すること、を特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記セクタはエラー訂正用コードにより前記エラー訂正を行なって再生しようとすると前記エラー訂正が実行できないようにしていること、を特徴とする請求項2に記載のプログラム。
  4. 請求項1〜3の何れかの一に記載のプログラムが記憶されていることを特徴とする記録媒体。
  5. 前記プログラムが記憶されている記録済み領域と、前記プログラムがコンピュータ上で動作することによりデータの記録が可能な未記録領域とを有しているハイブリッド記録媒体であることを特徴とする請求項4に記載の記録媒体。
  6. 予め所定のプログラムが記憶されている記録媒体と、
    このハイブリッド記録媒体を再生する再生装置と、
    前記再生装置を制御する情報処理装置と、
    を備えている情報処理システムにおいて、
    前記記録媒体は、
    特定の領域に、エラー訂正を行なって再生しようとすると前記エラー訂正が実行できない再生エラーとなり、かつ、前記エラー訂正を行なわずに再生するときは所定のパターンが再生できるデータが予め記録されていて、
    前記プログラムは、
    当該プログラムが起動すると前記特定の領域のデータを前記エラー訂正を行なって再生する第1の再生処理と、
    このデータの再生により前記再生エラーが発生するか否かを判断する第1の判定処理と、
    この判定により前記再生エラーが発生しないときは前記特定の領域のデータをエラー訂正を行なわずに再生する第2の再生処理と、
    この再生により前記所定のパターンが再生できたかを判定する第2の判定処理と、
    この判定により前記所定のパターンが再生できたと判定したことを条件に、与えられたコマンドに応じた処理の実行を許可する許可手段と、
    を前記情報処理装置に実行させること、
    を特徴とする情報処理システム。
  7. 予め所定のプログラムが記憶されている記録媒体に対するコピープロテクトを行なうコピープロテクト方法において、
    前記プログラムに基づいてコンピュータが、
    本プログラムが起動すると本プログラムが記録されている記録媒体の特定の領域のデータをエラー訂正を行なって再生する第1の再生工程と、
    このデータの再生によりエラー訂正ができない再生エラーが発生するか否かを判断する第1の判定工程と、
    この判定により前記再生エラーが発生しないときは前記特定の領域のデータをエラー訂正を行なわずに再生する第2の再生工程と、
    この再生により所定のパターンが再生できたかを判定する第2の判定工程と、この判定により前記所定のパターンが再生できたと判定したことを条件に、与えられたコマンドに応じた処理の実行を許可する許可工程と、
    を実行すること、
    を特徴とするコピープロテクト方法。
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