JP2004030337A - Os停止エラー発生時の遠隔表示システム、表示方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本体装置10はOS11がOS停止となるエラー処理を開始したこと検出する制御ドライバ12と、制御ドライバ12からOS停止エラーの発生通知を受け後にOS11からリセット要求を受けるとリセット処理に加えてOS11が出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔装置20へ送信する遠隔出力部17を含むBIOS13とを有し、本体装置10とネットワーク30で接続する遠隔装置20は表示機能を有するコンソール29と、遠隔出力部17から送られた表示データを受信してコンソール29に表示する画面表示部22とを有する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はOS(Operating System)停止エラー発生時の遠隔表示システム、表示方法、及びプログラムに関し、特にリモートコンソールへの表示を特別なハードウェアの追加無しにBIOS(Basic I/O System)に設けた機能によって実行する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンピュータシステムにおいてOSが障害の発生を検出した場合、OSは障害内容を解析してシステムへの影響を判断しこれ以上のダメージを受ける可能性がある場合にはOSを停止するように処理を行う。このようにOSを停止するようなエラーをOS停止エラーという。
【0003】
OS停止エラーが発生すると、OSは現在動作中の処理を早急に停止して安全な状態とするようアプリケーションソフトウェアやデバイスドライバへ指示し、アプリケーションソフトウェアやデバイスドライバの終了を待ってからエラーメッセージ作成してコンソール或いは標準搭載の表示手段に表示し、システムをリセットするように動作する。
【0004】
システムによっては、システムを監視するためのコンソールをネットワークや通信回線等で接続して離れた場所に設置し(これをリモートコンソールという)、システムの管理者は被監視装置のコンソールを操作するようにリモートコンソールを操作しメッセージを読みシステムを管理するためのコマンドを実行するリモートコンソール機能を実現するものがある。
【0005】
このリモートコンソール機能を実現する方法として、サービスプロセッサのような専用のハードウェア手段を設けてOSのメッセージを常に監視しOS停止エラーが発生した場合にエラーメッセージをリモートコンソールに通報するようにした方法と、OSのメッセージを監視してリモートコンソールに送信する機能を盛り込んだアプリケーションソフトウェアで実現する方法とが知られている。
【0006】
専用のハードウェア手段による方法とアプリケーションソフトウェアによる方法とを比べれば、信頼性の面では専用のハードウェア手段による方法が優れ、コストの面ではアプリケーションソフトウェアによる方法が優れるという特性を持っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
専用のハードウェアによる方法は、コストがかかるという問題があり、特に近年の低価格化した情報処理装置では手軽には採用できないという状況にある。一方、アプリケーションソフトウェアによる方法では、コスト面での万台は解決できるが、OS停止エラーが発生した場合OSがアプリケーションソフトウェアを停止させてしまうため、リモートコンソールに対して障害発生のメッセージを送ることができないという問題があった。
【0008】
本発明の目的は、OS停止エラーが発生した場合でも専用のハードウェアの追加やOSの改造をせずに、エラー発生を知らせるメッセージ表示データをリモートコンソールに表示できるようにした遠隔表示システム、遠隔表示方法、及びプログラムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の遠隔表示システムは、OSがOS停止となるエラー処理を開始したこと検出する制御ドライバと、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受けるとOSが出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔地に設置された遠隔装置へ送信する遠隔出力部とを有することを特徴とする。
【0010】
本発明の第2の遠隔表示システムは、OSがOS停止となるエラー処理を開始したこと検出する制御ドライバと、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受けるとOSパニックフラグをオン状態としその後にOSからリセット要求を受けるとOSパニックフラグがオン状態の場合にリセット処理に先だってOSが出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔地に設置された遠隔装置へ送信する遠隔出力部とを有することを特徴とする。
【0011】
本発明の第3の遠隔表示システムは、本体装置と遠隔地に設置され本体装置と通信手段で接続する遠隔装置とを含む遠隔表示システムであって、
前記本体装置は、OSがOS停止となるエラー処理を開始したこと検出する制御ドライバと、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受け後にOSからリセット要求を受けるとリセット処理に先だってOSが出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔装置へ送信する遠隔出力部とを有し、
前記遠隔装置は、表示機能を有するコンソールと、遠隔出力部から送られた表示データを受信してコンソールに送りコンソールに表示する画面表示部とを有することを特徴とする。
【0012】
本発明の第4の遠隔表示システムは、本体装置と遠隔地に設置され本体装置と通信手段で接続する遠隔装置とを含む遠隔表示システムであって、
前記本体装置は、メッセージ等を表示する機能を有するコンソールと、コンソールに表示するデータを格納するフレームバッファを含みコンソールへの表示を行うグラフィクス制御部と、OSがOS停止となるエラー処理を開始したこと検出する制御ドライバと、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受け後にOSからリセット要求を受けるとリセット処理に先だってフレームバッファからOSが最後に書き込んだ表示データを取り出して遠隔装置へ送信する遠隔出力部とを有し、
前記遠隔装置は、表示機能を有するコンソールと、遠隔出力部から送られた表示データを受信してコンソールに送りコンソールに表示する画面表示部とを有することを特徴とする。
【0013】
本発明の第5の遠隔表示システムは、前記第1乃至第4のいずれかの遠隔表示システムにおいて、前記制御ドライバは前記本体装置に必須のドライバとして組み込まれた中の1つであることを特徴とする。
【0014】
本発明の第6の遠隔表示システムは、前記第1乃至第4のいずれかの遠隔表示システムにおいて、前記遠隔出力部はOSとハードウェアの間で基本入出力を制御するプログラムであるBIOSに組み込まれたことを特徴とする。
【0015】
本発明の第1の遠隔表示方法は、OSがOS停止となるエラー処理を開始したことを制御ドライバが検出するステップ1と、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受けるとOSが出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔地に設置された遠隔装置へ送信するステップ2とを有することを特徴とする。
【0016】
本発明の第2の遠隔表示方法は、OSがOS停止となるエラー処理を開始したことを制御ドライバが検出するステップ1と、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受けるとOSパニックフラグをオン状態とするステップと、OSからリセット要求を受けるとOSパニックフラグがオン状態の場合にリセット処理に先だってOSが出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔地に設置された遠隔装置へ送信するステップ2とを有することを特徴とする。
【0017】
本発明の第3の遠隔表示方法は、本体装置と通信手段で接続された遠隔装置へ本体装置の表示データを表示する遠隔表示方法であって、
前記本体装置は、OSがOS停止となるエラー処理を開始したこと制御ドライバが検出するステップ1と、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受け後にOSからリセット要求を受けるとリセット処理に先だってOSが出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔装置へ送信するステップ2とを有し、
前記遠隔装置は、本体装置から送られた表示データを受信して遠隔装置に接続するコンソールに表示するステップを有することを特徴とする。
【0018】
本発明の第4の遠隔表示方法は、本体装置と通信手段で接続された遠隔装置へ本体装置の表示データを表示する遠隔表示方法であって、
前記本体装置は、OSがOS停止となるエラー処理を開始したこと制御ドライバが検出する検出ステップ1と、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受け後にOSからリセット要求を受けるとリセット処理に先だってコンソールに表示する表示データを格納するフレームバッファにOSが最後に書き込んだ表示データを取り出して遠隔装置へ送信する送信ステップ2とを有し、
前記遠隔装置は、本体装置から送られた表示データを受信してコンソールに送りコンソールに表示するステップとを有することを特徴とする。
【0019】
本発明の第5の遠隔表示方法は、前記第1乃至第4のいずれかの遠隔表示方法において、前記ステップ1は前記本体装置に標準で組み込まれたドライバの1つに組み込んだことを特徴とする。
【0020】
本発明の第6の遠隔表示方法は、前記第1乃至第4のいずれかの遠隔表示方法において、前記ステップ2はOSとハードウェアの間で基本入出力を制御するプログラムであるBIOSに組み込まれたことを特徴とする。
【0021】
本発明の第1のプログラムは、OSがOS停止となるエラー処理を開始したことを制御ドライバが検出するステップと、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受けるとOSが出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔地に設置された遠隔装置へ送信するステップとをコンピュータに実行させる。
【0022】
本発明の第2のプログラムは、OSがOS停止となるエラー処理を開始したことを制御ドライバが検出するステップと、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受けるとOSパニックフラグをオン状態としOSからリセット要求を受けるとOSパニックフラグがオン状態の場合にリセット処理に先だってOSが出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔地に設置された遠隔装置へ送信するステップとをコンピュータに実行させる。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態の構成を示した図である。図1を参照すると本発明は、本体装置10と、遠隔装置20と、これらを互いに接続するネットワーク30を含んでいる。
【0024】
本体装置10は、OS11と、制御ドライバ12と、BIOS13と、グラフィクス制御部14と、ネットワーク制御部15と、遠隔制御アプリケーション16とを含み、さらに表示機能を有するコンソール19を配下に接続する。OS11は本体装置10で動作するオペレーティングシステムである。制御ドライバ12はOS11からの通知を受けてOS停止エラーを検出しBIOS13へ通知するプログラムであるが、本体装置10に組み込まれるデバイスドライバの1つにするOS停止エラーの検出機能を組み込むようにしてもよい。
【0025】
BIOS13は基本入出力を制御するプログラムでありOS11とハードウェアとの間に位置しOS11が停止状態であっても動作してハードウェアを制御する。また、BIOS13は、OS11のパニック検出通知を受けてパニックフラグをオンし遠隔装置20にメッセージデータを送ってコンソール29へ表示するよう指示する遠隔出力部17とを含む。
【0026】
グラフィクス制御部14はコンソール19への表示データを記憶するフレームバッファ18を含み、フレームバッファ18のデータをコンソール19へ送ってコンソール19に表示する機能と、遠隔出力部17からのフレームバッファ18の読み出し要求に応じてフレームバッファ18のデータを返却する機能を有する。
【0027】
ネットワーク制御部15は、ネットワーク30に対して送受信の制御・実行を行う。遠隔制御アプリケーション16は、OS11の出力するメッセージをOS11から受け取って遠隔装置20へ送信しコンソール29へ表示する機能を有するアプリケーションソフトウェアである。
【0028】
遠隔装置20はネットワーク30と接続し本体装置10との間で通信を実行可能な情報処理装置であり表示機能を有するコンソール29を配下に接続する。また、遠隔装置20は本体装置10の遠隔出力部17から送られる表示データを受信してコンソール29へ表示出力する画面出力部22を含むリモート制御部21を含む。画面出力部22は遠隔装置20上で動作するプログラムである。
【0029】
次に、本発明の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。図2はOS停止エラーが発生した際の動作をOS11、制御ドライバ12、及びBIOS13に分けて示したフローチャートである。図3は、遠隔装置20の画面出力部22における動作を示した図である。
【0030】
まず、エラーのない状態では、遠隔制御アプリケーション16が、OS11や各アプリケーションソフトウェアがコンソールに表示するメッセージや画面表示データを圧縮してネットワーク制御部15を介して遠隔装置20へ送信し、これを受けた遠隔制御部21に含まれる画面制御部22が圧縮されたデータを伸張してコンソール29へ表示する。
【0031】
このように、遠隔制御アプリケーション16は、本体装置10に異常がなければ支障なくリモートコンソール機能を実行できる。なお、ここでは説明を省略するが遠隔制御アプリケーション16は、遠隔装置20のコンソール29から入力したコマンドを遠隔制御部21が受け付けて本体装置20に送ってきたコマンドを処理する機能も含んでおり、コンソール29をあたかもコンソール19のように操作できるようにする。
【0032】
次にOS停止エラーが発生し、OSがパニックしてアプリケーションソフトウェアやドライバが停止して遠隔制御アプリケーション16が動作できなくなった場合の動作について説明する。図2を参照すると、OS11はOSを停止すべきエラーを検出すると(S61)、制御ドライバ12を含む各ドライバに対してOS停止に備えた緊急終了を指示する(S62)。各ドライバは緊急終了指示を受けると配下のデバイスの動作を停止してOS停止エラーによるダメージの波及を抑止するような状態にして終了をOS11に返す。
【0033】
制御ドライバ12は、緊急終了指示を受けるとOS11がOS停止となるエラーを検出しパニックしたことをBIOS13に通知し(S63)、OS11に終了を通知する(S65)。BIOS13の遠隔出力部17はOSパニック通知を受けるとOSパニックフラグをオン状態とする(S64)。
【0034】
ここでは制御ドライバ12は通常のドライバのように決められたデバイスを制御する機能を持たないものとして説明したが、例えば図示しないが本体装置10に接続する磁気ディスク装置を制御するディスク制御ドライバにステップ63のOSパニックの発生検出機能を盛り込むようにしてもよい。その場合、ディスク制御ドライバは緊急終了指示を受けると処理中の磁気ディスク装置への書き込みを終了させ磁気ディスク装置へのアクセスを停止し磁気ディスク装置の記憶データの破壊を抑止するような状態とし、OSパニックをBIOS13に通知して終了通知をOS11へ返し自身の動作を停止する。
【0035】
OS11は、各ドライバから終了通知を確認するか予め決められた時間が経過するとエラーの発生を知らせるためのメッセージをフレームバッファ18に書き込み(S66)、BIOS13に対してリセットを指示する(S67)。
【0036】
BIOS13の遠隔出力部17はリセット指示を受けるとOSパニックフラグを確認し(S68)、オン状態であればフレームバッファ18のデータを読み取り圧縮してネットワーク制御部15を介して遠隔装置20へ送信する(S69)。この状態ではネットワーク制御部15を制御するためのドライバは停止しているため、BIOS13内にネットワーク制御部15を制御してデータを圧縮して送信するためのプログラムが必要である。従って、もしBIOS13にこの機能を持ったプログラムがない場合は用意する必要がある。
【0037】
次に、遠隔出力部17は送信が終わるとOSパニックフラグをオフ状態とし(S70)、リセット指示に従ってBIOS13が本体装置10のリセットを実行する。リセットの内容については特に限定しないが、例えばエラー要因を除去できる場合は除去して再起動から再立ち上げを実行してもよい。
【0038】
ステップS68でOSパニックフラグがオフ状態だった場合は、ステップS69とS70をスキップしてステップS70のリセットを実行する。
【0039】
次に、図3を参照して遠隔装置20の動作を説明する。遠隔装置20は、図2のステップS69でBIOS13から送られたデータをネットワーク30を介して受信し(S72)、画面出力部22に渡す。画面出力部22は、受信したデータを解凍して画面出力するメッセージデータを抽出し(S73)、抽出したメッセージデータをコンソール29へ送りコンソール29に画面表示する(S74)。
【0040】
以上のように、OS停止エラー発生後にOS11がコンソール19に表示するメッセージをリモートコンソール29に送信することは、遠隔制御アプリケーション16だけではできなかったが、本発明でこれを実現可能とした。OS停止エラー発生後にOS11がコンソール19に表示するメッセージは、例えば、発生したエラーを特定するコードや発生の原因を解析するために有効な情報を表示するので、発生したエラーへの対応策を検討する上で重要な情報となる。システムの管理者にとっては、エラーに対する復旧処理を含む保守作業を行う上でエラーが発生した本体装置10が設置されている場所まで行く時間を短縮できる。また、ドライバとBIOSに機能を設けるため、OSの種別に依存せず任意のオープンOSを使用している場合にも適用できる。
【0041】
以上の説明では本体装置10と遠隔装置20との間を接続する通信手段をネットワーク30とする構成を示したが、通信手段はネットワーク30に限定するものではなく電話回線等で接続したり、専用の通信回線で接続したりする構成でもかまわない。また、本体装置10を無人運転する場合、コンソール19は接続せず、メッセージや画面表示データはコンソール29に出力するような形態でもよい。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、制御ドライバとBIOSにOS停止エラーを検出しOSのメッセージをリモートコンソールに送信する機能を設けることにより、専用のハードウェアの追加やOSの改造をすることなく、OS停止エラー発生時のメッセージをリモートコンソールに表示することができるという効果がある。これにより致命的なOS停止エラーが発生した際に、システム管理者および保守員が遠隔地にあるリモートコンソールに表示されたメッセージからエラー情報を採取し、迅速に保守作業を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の本体装置10での動作を示したフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態の遠隔装置20での動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
10 本体装置
11 OS
12 制御ドライバ
13 BIOS
14 グラフィクス制御部
15 ネットワーク制御部
16 遠隔制御アプリケーション
17 遠隔出力部
18 フレームバッファ
19 コンソール
20 遠隔装置
21 遠隔制御部
22 画面出力部
29 コンソール
30 ネットワーク
Claims (14)
- OSがOS停止となるエラー処理を開始したこと検出する制御ドライバと、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受けるとOSが出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔地に設置された遠隔装置へ送信する遠隔出力部とを有することを特徴とする遠隔表示システム。
- OSがOS停止となるエラー処理を開始したこと検出する制御ドライバと、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受けるとOSパニックフラグをオン状態としその後にOSからリセット要求を受けるとOSパニックフラグがオン状態の場合にリセット処理に先だってOSが出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔地に設置された遠隔装置へ送信する遠隔出力部とを有することを特徴とする遠隔表示システム。
- 本体装置と遠隔地に設置され本体装置と通信手段で接続する遠隔装置とを含む遠隔表示システムであって、
前記本体装置は、OSがOS停止となるエラー処理を開始したこと検出する制御ドライバと、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受け後にOSからリセット要求を受けるとリセット処理に先だってOSが出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔装置へ送信する遠隔出力部とを有し、
前記遠隔装置は、表示機能を有するコンソールと、遠隔出力部から送られた表示データを受信してコンソールに送りコンソールに表示する画面表示部とを有することを特徴とする遠隔表示システム。 - 本体装置と遠隔地に設置され本体装置と通信手段で接続する遠隔装置とを含む遠隔表示システムであって、
前記本体装置は、メッセージ等を表示する機能を有するコンソールと、コンソールに表示するデータを格納するフレームバッファを含みコンソールへの表示を行うグラフィクス制御部と、OSがOS停止となるエラー処理を開始したこと検出する制御ドライバと、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受け後にOSからリセット要求を受けるとリセット処理に先だってフレームバッファからOSが最後に書き込んだ表示データを取り出して遠隔装置へ送信する遠隔出力部とを有し、
前記遠隔装置は、表示機能を有するコンソールと、遠隔出力部から送られた表示データを受信してコンソールに送りコンソールに表示する画面表示部とを有することを特徴とする遠隔表示システム。 - 前記制御ドライバは前記本体装置に必須のドライバとして組み込まれた中の1つであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの遠隔表示システム。
- 前記遠隔出力部はOSとハードウェアの間で基本入出力を制御するプログラムであるBIOSに組み込まれたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの遠隔表示システム。
- OSがOS停止となるエラー処理を開始したことを制御ドライバが検出するステップ1と、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受けるとOSが出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔地に設置された遠隔装置へ送信するステップ2とを有することを特徴とする遠隔表示方法。
- OSがOS停止となるエラー処理を開始したことを制御ドライバが検出するステップ1と、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受けるとOSパニックフラグをオン状態とするステップと、OSからリセット要求を受けるとOSパニックフラグがオン状態の場合にリセット処理に先だってOSが出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔地に設置された遠隔装置へ送信するステップ2とを有することを特徴とする遠隔表示方法。
- 本体装置と通信手段で接続された遠隔装置へ本体装置の表示データを表示する遠隔表示方法であって、
前記本体装置は、OSがOS停止となるエラー処理を開始したこと制御ドライバが検出するステップ1と、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受け後にOSからリセット要求を受けるとリセット処理に先だってOSが出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔装置へ送信するステップ2とを有し、
前記遠隔装置は、本体装置から送られた表示データを受信して遠隔装置に接続するコンソールに表示するステップを有することを特徴とする遠隔表示方法。 - 本体装置と通信手段で接続された遠隔装置へ本体装置の表示データを表示する遠隔表示方法であって、
前記本体装置は、OSがOS停止となるエラー処理を開始したこと制御ドライバが検出する検出ステップ1と、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受け後にOSからリセット要求を受けるとリセット処理に先だってコンソールに表示する表示データを格納するフレームバッファにOSが最後に書き込んだ表示データを取り出して遠隔装置へ送信する送信ステップ2とを有し、
前記遠隔装置は、本体装置から送られた表示データを受信してコンソールに送りコンソールに表示するステップとを有することを特徴とする遠隔表示方法。 - 前記ステップ1は前記本体装置に標準で組み込まれたドライバの1つに組み込んだことを特徴とする請求項7乃至10のいずれかの遠隔表示方法。
- 前記ステップ2はOSとハードウェアの間で基本入出力を制御するプログラムであるBIOSに組み込まれたことを特徴とする請求項7乃至10のいずれかの遠隔表示方法。
- OSがOS停止となるエラー処理を開始したことを制御ドライバが検出するステップと、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受けるとOSが出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔地に設置された遠隔装置へ送信するステップとをコンピュータに実行させるプログラム。
- OSがOS停止となるエラー処理を開始したことを制御ドライバが検出するステップと、制御ドライバからOS停止エラーの発生通知を受けるとOSパニックフラグをオン状態としOSからリセット要求を受けるとOSパニックフラグがオン状態の場合にリセット処理に先だってOSが出力した表示データを格納するバッファから表示データを取り出して遠隔地に設置された遠隔装置へ送信するステップとをコンピュータに実行させるプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002186940A JP2004030337A (ja) | 2002-06-26 | 2002-06-26 | Os停止エラー発生時の遠隔表示システム、表示方法、及びプログラム |
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JP2016062166A (ja) * | 2014-09-16 | 2016-04-25 | 富士通株式会社 | 制御装置および制御方法 |
US10866852B2 (en) * | 2015-09-18 | 2020-12-15 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Image based fault state determination |
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2002
- 2002-06-26 JP JP2002186940A patent/JP2004030337A/ja active Pending
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