JP2004029607A - 画像形成記録装置 - Google Patents

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Takeshi Koyama
小山  剛
Kazuo Kikuchi
菊地 一夫
Toru Hanajima
花島  透
Toshio Ogiso
小木曽 敏夫
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Abstract

【課題】ベルト定着方式フルカラープリンタの定着器のベルトを、低い負荷トルクで長時間安定して駆動する。
【解決手段】加熱ローラーに接触しているベルトが従動回転し、加熱ローラーとベルトのニップ部を記録媒体が通過して未定着トナーを記録媒体に定着させる。ベルト内部に配置され、ベルトを加熱ローラー側に加圧する摺動シートが、非多孔質樹脂の平均太さ1〜500μmのフッ素繊維を含有する厚さ0.05〜2mm のシートであって、潤滑材がパーフルオロポリエーテル,変性パーフルオロポリエーテルのいずれかであり、平均大きさ0.01 〜100μmのフッ素樹脂の微粒子を潤滑材に含有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印画データに基づいて紙やOHPシートなどの記録媒体上に保持された未定着トナーを定着するベルト定着装置を備えた画像形成記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真装置の定着器の従来技術として、特開平10−213984号公報には、摺動シートにガラス繊維織布にフッ素樹脂に含浸させたものを用い、潤滑材としてアミノ変性シリコーンオイルを用いたものが開示されている。
【0003】
また、別の従来技術として、特開平2001−228731号公報には、摺動シートに多孔質樹脂繊維織布、即ち、多孔質樹脂とは多数の孔を有する樹脂からなるものであって、例えば、樹脂を発泡させて多孔質化したり、樹脂を一軸あるいは二軸方向に延伸して多孔質化したもの単体、あるいは、多孔質樹脂繊維織布と多孔質樹脂フィルムとを積層したものを用い、潤滑材としてシリコーンオイルを用いる電子写真装置の定着器が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ベルト定着装置の技術課題は、ベルトと摺動シートとの間の摩擦力を低下させることである。摩擦力が高いと負荷トルクが大きくなり、ひいてはメインモーターの焼付きや負荷により加熱ローラーの表面劣化に至る。駆動時間が長くなってベルト内面と摺動シートとの潤滑材が枯渇すると負荷トルクが急激に増大する。
【0005】
また、潤滑材は常時高温にさらされるので熱で劣化が進む可能性がある。特に高温下で潤滑材の低分子シロキサン成分が揮発し、通電部に吸着されると電気障害が生じたり、また、潤滑材が酸化劣化すると潤滑性が低下する可能性がある。
【0006】
また、潤滑材がベルト端部から染み出すと、加熱ローラーとのニップ部に染み込み、ベルトがスリップして加熱ローラーに従動しなくなる問題がある。ベルトがスリップすると用紙の搬送速度が低下し、紙折れや画像乱れの不具合を生じる。
【0007】
前記従来技術例で述べたように、摺動シートにガラス繊維織布をフッ素樹脂に含浸したものを用い、潤滑材にアミノ変性シリコーンオイルを用いた場合は、潤滑材の保持性が無いため、初期から負荷トルクが増加する傾向がある。
【0008】
また、別の従来技術例で述べたように、摺動シートに多孔質樹脂フィルム若しくは多孔質樹脂繊維織布を用い、潤滑材にシリコーンオイルを用いた場合は、荷重が加わると多孔質樹脂の空孔が潰れ空孔内部の潤滑材が押し出されるため、加圧部分の潤滑材が枯渇し摩擦力が上昇する。
【0009】
一般に繊維の殆どが非多孔質樹脂繊維である。これを多孔質化するには敢えて発泡化したり、延伸の場合一軸方向のみの延伸では多孔質化しないために、横方向への応力も必要となる。しかし、いずれの場合も延伸時に空孔(ひび)を起点として切断し易く生産性が低い。そのため、多孔質樹脂繊維は一般的な非多孔質樹脂繊維より高価となる問題がある。また、シリコーンオイルは高温下で低分子シロキサン成分を揮発する問題がある。
【0010】
本発明の目的は、ベルト定着方式において安定して低い負荷トルクを持続する、摺動シートと潤滑材とを用いた定着装置を備えた画像形成装置に関し、特に熱安定性に優れた潤滑材を用いた定着装置を備えた画像形成記録装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像形成装置は、静電潜像を形成可能な光導電面を有する無端のベルト状感光体上に、イエロー,マゼンタ,シアン,黒の各色トナーによって各々顕在化した後、中間転写体に前記顕在化した色トナー像を順次重ね、該中間転写体に重ねたトナー像を記録媒体に転写し、未定着トナー画像を記録媒体に定着させる定着装置を備えていて、
前記定着装置が、図1に示すように、加熱ローラー1が回転すると加熱ローラー1に接触しているエンドレスベルト2が従動回転し、加熱ローラー1とエンドレスベルト2のニップ部3を記録媒体4が通過し未定着トナー5を記録媒体4に定着させる構成でエンドレスベルト2内部に配置されエンドレスベルト2を加熱ローラー1側に加圧する摺動シート6が非多孔質樹脂の平均太さ1〜500μmのフッ素繊維を有する厚さ0.05〜2mm のシートからなる。
【0012】
また、本発明の画像形成装置は、定着装置の摺動シート6が、非多孔質樹脂の平均太さ1〜500μmのフッ素繊維を有する厚さ0.05〜2mm のシートであって、定着装置の加圧部で、このシートの繊維間の空隙が潰れないようにするため、のフッ素繊維を発泡,延伸等により多孔質樹脂とせずに、一般的な非多孔質樹脂繊維の状態で用いることが好ましい。
【0013】
本発明の画像形成装置は、定着装置の摺動シートのフッ素繊維の材質が、PTFE(四フッ化エチレン),PFA(四フッ化エチレン・ペルフルオロアルコキシビニルエーテル共重合体),ETFE(エチレン・四フッ化エチレン共重合体),FEP(四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体),PCTFE(ポリクロロトリフルオロエチレン),ECTFE(クロロトリフルオロエチレン・エチレン共重合体),PVDF(ポリビニリデンフロライド),PVF(ポリビニルフロライド)等から製品に要求される摩擦特性,耐摩耗特性,機械的強度,耐熱性により適宜選定して差し支えない。
【0014】
本発明の画像形成装置では、定着装置の潤滑材を摺動シート6とエンドレスベルト2内面に付着していて、低摩擦性,耐熱性,耐蒸発損失性に優れたものから適宜選択して差し支えないが、高温下においても低分子シロキサン成分を発生せず酸化劣化に強いパーフルオロポリエーテルを含有することが好ましい。特に低い摩擦性が要求される場合は、潤滑材に変性パーフルオロポリエーテルを含有することが好ましい。該変性パーフルオロポリエーテルは具体的に、カルボキシル変性パーフルオロポリエーテル,アルコール変性パーフルオロポリエーテル,アミノ変性パーフルオロポリエーテル,エポキシ変性パーフルオロポリエーテル,メルカプト変性パーフルオロポリエーテル,フェノール変性パーフルオロポリエーテルが挙げられ、いずれかを含有することが好ましい。
【0015】
本発明の画像形成装置では、定着装置のベルト端部からの潤滑材の染み出し量を低減する手段としては、潤滑材にフッ素樹脂からなる平均大きさ0.01 〜
100μmの微粒子を混入し流動性を低下させる。該フッ素樹脂は具体的にPTFE,PFA,ETFE,FEP,PCTFE,ECTFE,PVDFのいずれかを含むことが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像形成記録装置の定着器における実施の形態を図を用いて説明する。なお、本発明が本実施の形態だけに限られるものではない。
【0017】
本発明のフルカラープリンタは、ホストからの印字開始信号によって、静電潜像を形成する光導電面がある感光ベルトを帯電器によって一様に帯電する。ホストから送られてくる印字データに従って光学ユニットが、露光を制御し、感光ベルトの上に静電潜像を描く。描かれた静電潜像は、イエロー,マゼンタ,シアン,黒の各色のトナーを内蔵した現像器の何れかにより現像し、感光ベルトの上に現像器の中のトナーによるトナー像を形成する。感光ベルトは、駆動源によって回転し、中間転写体の上に感光ベルト上のトナー像を転写する。中間転写体上に残った余剰のトナーは、中間転写体クリーナにより除去する。また、感光ベルト上に残った余剰のトナーは、ベルトクリーナによって除去し、清浄になった感光ベルトは、再び、帯電器によって帯電して静電潜像およびトナー像を形成する工程を繰り返す。
【0018】
中間転写体上に、複数色のトナー像が形成され、所望の転写が終了する時点あるいは事前に、用紙カセットから給紙ローラーによって記録媒体である用紙を引き出してレジストローラーに当接して待機させる。所定の時間をおいて給紙ローラーは停止する。
【0019】
中間転写体上に形成したトナー像の位置が用紙上への転写位置と合致するタイミングを見計らって、レジストローラーに当接して待機していた用紙の搬送を再開し、転写ローラーによって電界を印加して中間転写体上のトナー像を用紙側に転写する。トナー像を転写した用紙は、除電器により除電して中間転写体から剥離し、定着器を通過させることによりトナー像を用紙に定着し、用紙を印刷済み用紙として排紙トレー上に搬送する。
【0020】
図2に示すように定着器の加熱ローラー1は離型層1aと、弾性層1bと、支持体1cと、加熱源1dとを備えている。離型層1aは、トナーと剥離性の良いPFA,PTFE等のフッ素樹脂やフッ素ゴムを材料としてチューブ成形,塗装,注型などの方法で形成されることが好ましい。弾性層1bは、ニップ部3を均一に加圧するために、ゴム弾性があって耐熱性もあるシリコーンゴムやフッ素ゴムを用い注型,ブレードコーティング等によって形成されることが好ましい。支持体1cは、熱伝導性が良く、ニップ部3の加圧力に対し高い剛性を有するアルミニウム,鉄等の金属製の芯金からなることが好ましい。加熱ローラー1内部に配置する加熱源1dは、昇温時間が短く、温度分布が均一なハロゲンランプ,電磁誘導発熱式加熱源等が好ましい。
【0021】
図2に示す定着器のエンドレスベルト2は、表層2aと、基材2bとを備えている。表層2aは、加熱時にトナーの剥離性が良いPFA,PTFE等のフッ素樹脂やフッ素ゴム,シリコーンゴムが好ましく、これらの材料をチューブ成形,塗装,注型等によって形成することが好ましい。基材2bは、耐熱性,耐摩耗性があり、薄肉での屈曲性に優れたポリイミド,ポリアミドイミド,アラミド等の樹脂が好ましく、これらの樹脂を用いた成形、若しくはアルミニウム等の金属を用いた電鋳等で形成することが好ましい。
【0022】
加圧部材7は、剛性加圧部材7aと、弾性加圧部材7bとを備えている。特に加圧力の必要な個所には剛性加圧部材7aを、加圧力より加圧時間を必要とする個所には弾性加圧部材7bをを選定して用いれば良い。剛性加圧部材7aは、高温下で長時間荷重を受けても変形の少ないアルミニウムや、ステンレス鋼等の金属や、ガラス繊維充填PPS等の樹脂を材料としたパッドやローラーからなることが好ましい。弾性加圧部材7bは、シリコーンゴム,フッ素ゴム等の耐熱性弾性体等を材料としたパッドやローラーからなることが好ましい。
【0023】
図2に示す定着器の摺動シート6は、非多孔質樹脂の平均太さ1〜500μmのフッ素繊維のマルチフィラメント(集合糸)やモノフィラメント(単糸)であって、このフッ素繊維の糸を、平織,綾織等にした織布,ネット,パイル(起毛)織物や、フッ素繊維のステープル(捲縮した短繊維)を含有した短繊維を熱プレス形成したフェルトや、フッ素繊維の短繊維を含有し交絡形成したウェブシートや、フッ素繊維の短繊維を含有する繊維を漉いて形成したペーパー、若しくはこれらを積層したシートで厚さ0.05〜2mm のものが好ましい。本発明における平均太さとは、SEM(走査型電子顕微鏡)で撮影した写真から任意の10本のフッ素繊維の垂直断面の最大部分の太さを相加平均した値である。SEM写真は走査型電子顕微鏡S−4000(日立製作所)を用いて撮影した。本発明における厚さとは、JIS L−1096に準じて測定した摺動シート6の厚さのことである。
【0024】
本発明のプリンタの定着装置では、摺動シート6に、耐摩耗性の向上や厚さ増加等のため、PPS,アラミド,ナイロン,ポリエステル等の耐熱性繊維を交織しても良い。摺動シート6のフッ素繊維の配合比率はエンドレスベルト2内面と接する面に面積比で30%以上であることが好ましい。フッ素繊維の材質はPTFE,PFA,ETFE,FEP,PCTFE,ECTFE,PVDF,PVF等から低摩擦性,耐摩耗性,機械的強度,耐熱性に応じて適宜選定して差し支えない。
【0025】
エンドレスベルト2内面と摺動シート6との摩擦摺動を円滑にするために用いる潤滑材は、低摩擦性に優れ、高温下において蒸発損失や酸化劣化が少なく、低分子シロキサン成分の発生が無い材質が好ましい。具体的には図5,図6の化学式に示す様なパーフルオロポリエーテルが好ましい。また、潤滑材の低摩擦性を高めるために変性パーフルオロポリエーテルを含有することが好ましい。具体的にはカルボキシル変性パーフルオロポリエーテル,アルコール変性パーフルオロポリエーテル,アミノ変性パーフルオロポリエーテル,エポキシ変性パーフルオロポリエーテル,メルカプト変性パーフルオロポリエーテル,フェノール変性パーフルオロポリエーテル等のいずれかを含むことである。
【0026】
また、エンドレスベルト2端部から潤滑材が漏れ出すのを減少するため、平均大きさ0.05〜100μm のPTFE,PFA,ETFE,FEP,PCTFE,ECTFE,PVDF,PVF等のフッ素樹脂の微粒子を含有することが好ましい。ここで言う平均大きさとはSEM写真で撮影した任意の10個の該微粒子の最大部分の大きさの相加平均値である。SEM写真は走査型電子顕微鏡S−
4000(日立製作所)を用いて撮影した。
【0027】
本発明の定着装置の実施例を図3,図4を用いて説明する。
【0028】
(実施例1)
本実施例では図3に示す加熱ローラー1が、トナーの離型層1aとして厚さ
30μmのPFAチューブ、弾性層1bとして、厚さ0.6mm ,硬度20°
(ShoreA)のシリコーンゴム、支持体1cとして、厚さ1mm,直径40mmのアルミニウムの円管、加熱源1dとして、980Wのハロゲンランプを用いる。
【0029】
エンドレスベルト2は、表層2aとして厚さ30μmのPFAチューブ、基材2bとして厚さ50μm,直径30mmのポリイミドベルトを用いる。
【0030】
加圧部材7は剛性加圧部材7aとしてニップ幅3mmのアルミニウムパッド7a1とニップ幅1mmになるφ8mmのステンレス鋼製ローラー7a2,弾性加圧部材
7bとしてニップ幅6mm,硬度20°(ShoreA),厚さ4mmのシリコーンゴムのパッドを用いる。
【0031】
摺動シート6は図7に示すような、PTFEのφ20μmのフィラメントを
60本集めた集合糸を綾織にした厚さ0.45mm の織布(#406W,東レファインケミカル製)を用いる。潤滑材は40℃で65cSの粘度の直鎖式パーフルオロポリエーテル(S65,ダイキン工業製)をエンドレスベルト2内面に2cc塗布する。加圧スプリング8は加圧部材7にトータル荷重30kgf を加える。そして加熱ローラー1を160℃に加熱し200mm/秒で駆動する。
【0032】
本実施例の摺動シート6は、綾織になっているので図7に示すように織目の方向があり、エンドレスベルト2の回転方向とこの織目の方向が同じ方向になっているので、潤滑材が摺動シート6の織目に沿った溝方向に沿って流動するので、エンドレスベルト2の端部からの潤滑材の漏れがなく、また摺動面に十分な量の潤滑材が保持される。
【0033】
本実施例の加熱ローラーの負荷トルク変化を測定した結果を図4に示す。駆動時間が0〜40時間の負荷トルクは4.9(au:任意単位)であり、40時間から80時間経過しても負荷トルクの値は8.4(au)と十分低い。
【0034】
本実施例の画像形成記録装置では低分子シロキサン成分や、熱分解ガス(フッ化水素)は発生しなかった。また、酸化劣化による潤滑材の負荷トルク上昇や変色も見られなかった。
【0035】
(実施例2)
本実施例では、実施例1の潤滑材をカルボキシル変性パーフルオロポリエーテル(SH,ダイキン工業製)を、潤滑材全重量に対して1wt%(以下同様)添加したパーフルオロポリエーテル(S65,ダイキン工業製)に変更し、その他は実施例1と同様である。本実施例の加熱ローラーの負荷トルク変化を測定した結果を図4に示す。駆動時間が0〜40時間の負荷トルクは3.4(au)であり、40時間から80時間経過しても負荷トルクの値は8.1(au)と十分低い。
【0036】
本実施例でも実施例1と同様に、低分子シロキサン成分や、熱分解ガス(フッ化水素)は発生しなかった。また、酸化劣化による潤滑材の負荷トルク上昇や変色も見られなかった。
【0037】
(実施例3)
本実施例では、実施例1の潤滑材を、平均径の大きさ0.02μm のPTFE粒子を潤滑材全重量に対して5wt%(以下同様)、カルボキシル変性パーフルオロポリエーテル(SH,ダイキン工業製)を1wt%添加したパーフルオロポリエーテル(S65,ダイキン工業製)に変更し、その他は実施例1と同様である。本実施例の加熱ローラーの負荷トルク変化を測定した結果を図4に示す。駆動時間が0〜40時間の負荷トルクは3.6(au)であり、80時間においても負荷トルクは3.6(au)と低負荷トルクを持続し、低い負荷トルクを長時間持続できる。
【0038】
本実施例でも実施例1,実施例2と同様に、低分子シロキサン成分や、熱分解ガス(フッ化水素)は発生しなかった。また、酸化劣化による潤滑材の負荷トルク上昇や変色も見られなかった。
【0039】
なお、潤滑材に配合するPTFE粒子の平均径を0.01〜100μm の範囲にすれば同様に長時間に渡って低い負荷トルクが持続できる。また、配合する非粒子は、0.1wt%〜5wt% 配合すれば長時間に渡って低い負荷トルクが持続できる。
【0040】
【発明の効果】
本発明の画像形成記録装置を用いると、定着装置の加熱ローラーの負荷トルクを低減でき、且つ低い負荷トルクを長時間持続できる。加熱ローラーを低い負荷トルクで駆動できるため、モーター負荷を軽減でき省電力化や加熱ローラーの寿命化を永くできる。また、潤滑材のベルト端部からの染み出し量を低減できるため、ベルトスリップによる紙折れ,画像乱れや別ユニットを潤滑材で汚すことが無い。また、潤滑材から低分子シロキサン成分が発生しないため、画像形成記録装置内の通電部を汚染しない。また、潤滑材の熱安定性が高いため、寿命期の潤滑材の酸化劣化による負荷トルク上昇や着色,においの発生が無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の定着装置の説明図である。
【図2】本発明の画像形成装置の定着装置の説明図である。
【図3】実施例の定着装置の説明図である。
【図4】実施例の定着装置の負荷トルクの経時変化のグラフである。
【図5】本発明で用いた直鎖式パーフルオロポリエーテルの一般式である。
【図6】本発明で用いた側鎖式パーフルオロポリエーテルの一般式である。
【図7】実施例の定着装置に用いた摺動シート織目と潤滑材流動方向の説明図である。
【符号の説明】
1…加熱ローラー、1a…離型層、1b…弾性層、1c…支持体、1d…加熱源、2…エンドレスベルト、2a…表層、2b…基材、3…ニップ部、4…記録媒体、5…未定着トナー、6…摺動シート、7…加圧部材、7a…剛性加圧部材、7a1…アルミニウムパッド、7a2…ステンレス鋼製ローラー、7b…弾性加圧部材、8…加圧スプリング。

Claims (10)

  1. 静電潜像を形成可能な光導電面を有する無端のベルト状感光体上に、イエロー,マゼンタ,シアン,黒の各色トナーによって各々顕在化した後、中間転写体に前記顕在化した色トナー像を順次重ね、該中間転写体に重ねたトナー像を記録媒体に転写し、未定着トナー画像を記録媒体に定着させる定着装置を備えた画像形成記録装置において、
    前記定着装置が、加熱ローラーと、該加熱ローラーに接触して従動回転するエンドレスベルトと、該エンドレスベルトの内面に配置されていて、該エンドレスベルトを前記加熱ローラーに摺動シートを介して加圧する加圧部材とを具備し、前記加熱ローラーと前記エンドレスベルトとのニップ部に記録媒体を通過させて未定着トナーを該記録媒体に定着させるものであって、前記摺動シートが非多孔質樹脂である平均太さ1〜500μmのフッ素繊維を有する厚さ0.05〜2mm のシートからなることを特徴とする画像形成記録装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成記録装置において、前記摺動シートのフッ素繊維がPTFE,PFA,ETFE,FEP,PCTFE,ECTFE,PVDFのいずれかを含むことを特徴とする画像形成記録装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成記録装置において、前記フッ素繊維を有する摺動シートと前記エンドレスベルト内面とに潤滑材が付着していることを特徴とする画像形成記録装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成記録装置において、前記潤滑材がパーフルオロポリエーテルを含有することを特徴とする画像形成記録装置。
  5. 請求項3に記載の画像形成記録装置において、前記潤滑材が変性パーフルオロポリエーテルを含有することを特徴とする画像形成記録装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成記録装置において、前記変性パーフルオロポリエーテルが、カルボキシル変性パーフルオロポリエーテル,アルコール変性パーフルオロポリエーテル,アミノ変性パーフルオロポリエーテル,エポキシ変性パーフルオロポリエーテル,メルカプト変性パーフルオロポリエーテル,フェノール変性パーフルオロポリエーテルの少なくとも一種類を含む潤滑材であることを特徴とする画像形成記録装置。
  7. 請求項3に記載の画像形成記録装置において、前記潤滑材がフッ素樹脂からなる平均粒径0.01〜100μm の粒子を含有することを特徴とする画像形成記録装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成記録装置において、前記フッ素樹脂がPTFE,
    PFA,ETFE,FEP,PCTFE,ECTFE,PVDFの少なくとも一種類からなることを特徴とする画像形成記録装置。
  9. ベルト状感光体上に、イエロー,マゼンタ,シアン,黒の各色トナーによって各々顕在化した後、中間転写体に前記顕在化した色トナー像を順次重ね、該中間転写体に重ねたトナー像を記録媒体に転写し、未定着トナー画像を記録媒体に定着させる定着装置を備えた画像形成記録装置において、
    前記定着装置が、加熱ローラーと、該加熱ローラーに接触して従動回転するエンドレスベルトと、該エンドレスベルトの内面に配置されていて、該エンドレスベルトを前記加熱ローラーに摺動シートを介して加圧する加圧部材とを具備し、前記加熱ローラーと前記エンドレスベルトとのニップ部に記録媒体を通過させて未定着トナーを該記録媒体に定着させるものであって、前記摺動シートが非多孔質樹脂である平均太さ1〜500μmのフッ素繊維を有する綾織のシートからなることを特徴とする画像形成記録装置。
  10. ベルト状感光体上に、イエロー,マゼンタ,シアン,黒の各色トナーによって各々顕在化した後、中間転写体に前記顕在化した色トナー像を順次重ね、該中間転写体に重ねたトナー像を記録媒体に転写し、未定着トナー画像を記録媒体に定着させる定着装置を備えた画像形成記録装置において、
    前記定着装置が、加熱ローラーと、該加熱ローラーに接触して従動回転するエンドレスベルトと、該エンドレスベルトの内面に配置されていて、該エンドレスベルトを前記加熱ローラーに摺動シートを介して加圧する加圧部材とを具備し、前記加熱ローラーと前記エンドレスベルトとのニップ部に記録媒体を通過させて未定着トナーを該記録媒体に定着させるものであって、前記摺動シートが非多孔質樹脂のフッ素繊維を有する厚さ0.05〜2mm の綾織のシートからなり、
    前記摺動シートがフッ素樹脂からなる平均粒径0.01〜100μm の粒子を含有する潤滑材を含浸していることを特徴とする画像形成記録装置。
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