JP2004026382A - 印字用紙巻取り装置 - Google Patents

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Toshiaki Kyoi
京井 聡明
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Abstract

【課題】印字用紙巻取り装置がプリンター1に対して姿勢が多少ずれた位置に配置されている場合であっても、その姿勢を自動的に適正に修正可能として、とくに台紙なしラベルなどの印字用紙3をシワの発生なく巻き取り、またプリンター1の印字部1Aから印字用紙3がずれることによる印字用紙3への印字の歪みや曲がりを防止可能とした印字用紙巻取り装置を提供すること。
【解決手段】巻取り軸管7が巻取り軸6および台座11に対してその相対的な姿勢を自動的に修正可能とすることに着目したもので、プリンター1に対して所定の姿勢で配置する台座11と、台座11に回転自在に取り付けた巻取り装置本体12と、を有するとともに、巻取り装置本体12は、回転駆動する巻取り軸6と、巻取り軸6に対して軸方向に移動自在であるとともに印字用紙3を巻き取り可能な巻取り軸管7と、を有することを特徴とする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は印字用紙巻取り装置にかかるもので、とくにラベルやタグなどの印字用紙をロール状に巻き取るための印字用紙巻取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の印字用紙巻き取り装置について図5ないし図8にもとづき概説する。
図5は、任意の印字方式によるプリンター1および印字用紙巻取り装置2の概略平面図であって、プリンター1により印字されてプリンター1外に排出されてくる印字用紙3を印字用紙巻取り装置2によりロール状に巻き取る。
【0003】
印字用紙巻取り装置2は、台座4と、巻取り用モーター5と、巻取り軸6と、巻取り軸管7と、を有する。
【0004】
台座4は、これをプリンター1に対して所定の姿勢および相対位置に配置し、必要であれば、任意の固定機構によりプリンター1と印字用紙巻取り装置2とを一体化する。
たとえば、図6は台座4およびプリンター1の底面図であって、図示のように、台座4の側部に形成した着脱用凹部8を、プリンター1の底部の支持脚部9に係合させて、プリンター1および印字用紙巻取り装置2を一体化する。
【0005】
プリンター1の印字部1Aにより印字用紙3に所定情報を印字して排出側面1Bからプリンター1外に排出するとともに、巻取り用モーター5により巻取り軸6を回転駆動し、巻取り軸管7に印字用紙3をロール状に巻き取る。
【0006】
こうした構成の印字用紙巻取り装置2において、印字用紙巻取り装置2がプリンター1に対して正確な姿勢に配置されていないと、プリンター1から排出されて印字用紙巻取り装置2に巻き取られる印字用紙3にシワが発生するという問題がある。
たとえば、図6に示した着脱用凹部8および支持脚部9によるような固定機構であっても、実際には互いの着脱操作のためにわずかにゆとりがあり、プリンター1と印字用紙巻取り装置2との相対位置が精密に固定されているわけではなく、巻取り軸6が印字用紙3の排出方向(移送方向)に対して直角に位置しているとは限らない。
【0007】
さらに、印字用紙3が、下げ札といわれるタグや、剥離台紙付きのラベルなどの場合には、その剛性が所定レベル以上であるため、上述の問題はあまり顕著に発生することはないが、いわゆる台紙なしラベルという台紙がないラベルの場合には、その剛性が小さく、わずかな誤差があってもシワが発生するとともに、発生したシワ部分で印字用紙3が互いにくっついてしまう可能性があるという問題がある。
【0008】
具体的に図7および図8は、プリンター1および印字用紙巻取り装置2の概略平面図であって、図7に示すように、印字用紙巻取り装置2の巻取り軸6が印字用紙3の排出方向(移送方向)ないしプリンター1の排出側面1Bに対して傾斜していて平行度が保たれていないと、印字部1Aにおいて所定押圧力で押さえつけられている印字用紙3が巻取り軸6に巻き取られてゆくその左右側部すなわち、引っ張られ側3A(図7中上側)と弛み側3B(図7中下側)とにおいて張力に差が発生し、印字用紙3にシワが発生してしまう。
【0009】
あるいは図8に示すように、巻取り軸6が排出側面1Bに対して平行であっても、印字用紙3の排出方向の左右にずれていると、上述と同様に、引っ張られ側3Aおよび弛み側3Bでの張力に差が生じて、シワが発生するという問題がある。
【0010】
印字用紙3にシワが発生しない場合であっても、プリンター1の印字部1Aに対する印字用紙3の相対位置がわずかにずれてゆき、印字位置そのものも正規の位置からずれてしまい、印字内容が歪むあるいは曲がるなどの問題も発生する可能性がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、印字用紙を適正に巻き取り、巻き取り時にシワが発生しないようにした印字用紙巻取り装置を提供することを課題とする。
【0012】
また本発明は、印字用紙巻取り装置がプリンターに対して姿勢が多少ずれた位置に配置されているような場合であっても、その姿勢を自動的に適正に修正可能とする印字用紙巻取り装置を提供することを課題とする。
【0013】
また本発明は、印字用紙巻取り装置をプリンターに対して正確に配置しなくても、プリンターないしプリンターから排出されてくる印字用紙に対するその姿勢を回転方向および直線方向に巻取り軸を自動的に修正するようにした印字用紙巻取り装置を提供することを課題とする。
【0014】
また本発明は、とくに台紙なしラベルなどの印字用紙をシワの発生なく巻き取ることができる印字用紙巻取り装置を提供することを課題とする。
【0015】
また本発明は、プリンターの印字部から印字用紙がずれることによる印字用紙への印字の歪みや曲がりを防止可能とした印字用紙巻取り装置を提供することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、印字用紙巻取り装置の巻取り軸管部分が印字用紙を巻き取るにあたり、巻取り軸および台座に対してその相対的な姿勢を自動的に修正可能とすること、すなわち、巻取り軸管を台座に対して回転自在、および巻取り軸に対して軸方向に移動自在とすることに着目したもので、プリンターにより印字されて該プリンターから排出される印字用紙をロール状に巻き取る印字用紙巻取り装置であって、上記プリンターに対して所定の姿勢で配置する台座と、この台座に回転自在に取り付けた巻取り装置本体と、を有するとともに、この巻取り装置本体は、回転駆動する巻取り軸と、この巻取り軸に対して軸方向に移動自在であるとともに上記印字用紙を巻き取り可能な巻取り軸管と、を有することを特徴とする印字用紙巻取り装置である。
【0017】
上記巻取り装置本体を上記台座に対して回転自在とする回転軸を設けることができる。
【0018】
上記巻取り軸に対して上記巻取り軸管を軸方向に移動自在とするキーを設けることができる。
【0019】
本発明による印字用紙巻取り装置においては、巻取り軸管を台座に対して回転自在および巻取り軸に対して軸方向に移動自在とすることにより、印字用紙巻取り装置の巻取り軸管部分が印字用紙を巻き取るにあたり、自動的に巻取り軸および台座に対してその相対的な姿勢を修正可能とするようにしたので、印字用紙巻取り装置自体がプリンターに対して適正な状態ないし姿勢に配置されていなくても、巻取り軸管が印字用紙との間の適正な相対位置、すなわち、印字用紙の巻取り方向に直角な位置に自動的に修正され、印字用紙にシワの発生なく巻き取ることができる。
また、印字用紙の左右幅方向における張力の相違によってシワが発生しない場合であっても、プリンターの印字部における印字用紙への印字内容を歪ませたり、曲げたりすることはない。
【0020】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の実施の形態による印字用紙巻取り装置10を図1ないし図4にもとづき説明する。ただし、図5ないし図8と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1は、印字用紙巻取り装置10および前記プリンター1の一部断面側面図、図2は、印字用紙巻取り装置10部分の一部断面平面図であって、印字用紙巻取り装置10は、台座11と、巻取り装置本体12と、を有する。
【0021】
台座11は、前記台座4と同様に、プリンター1に対して所定の姿勢および相対位置に配置するもので、必要に応じて図6に示した前記着脱用凹部8および支持脚部9などによる固定機構を設けることもできる。
【0022】
巻取り装置本体12は、前記巻取り軸6および巻取り軸管7を有するとともに、図2に示すように、台座11との間に設けた回転軸13のまわりに台座11に対してこれを回転自在に取り付けてある。
【0023】
図3は、巻取り装置本体12の一部断面平面図、図4は、図3のIV−IV線断面図であって、巻取り軸6には、その軸方向にキー溝14を形成し、巻取り軸管7にはこのキー溝14に対して軸方向に移動自在なキー15を設ける。
キー溝14およびキー15の形成部位は相対的であって、巻取り軸6にキー15を設け、巻取り軸管7にキー溝14を形成してもよい。
したがって、巻取り軸管7は、キー溝14およびキー15により巻取り軸6に対して軸方向に移動自在であるとともに、巻取り軸6の回転により印字用紙3を巻き取り可能である。
【0024】
こうした構成の印字用紙巻取り装置10において、たとえば図7に示したと同様に、印字用紙巻取り装置10ないしその巻取り装置本体12および巻取り軸6がプリンター1から排出されてくる印字用紙3の排出方向(移送方向)に対して平行ではない場合であっても、図2の点線に示すように、巻取り装置本体12が台座11に対して回転軸13のまわりに回転し、印字用紙3と巻取り軸6(巻取り軸管7)との相対位置を適正なものに自動的に修正する。
あるいは、たとえば図8に示したと同様に、巻取り軸6が印字用紙3の排出方向に対して平行ではあるが左右方向にずれている場合であっても、巻取り軸管7がキー溝14およびキー15により巻取り軸6に対して軸方向に移動し、自動的に左右方向のズレを修正する。
【0025】
かくして、印字用紙3が台紙なしラベルなど剛性がとくに弱いものであっても、あるいはプリンター1に対する印字用紙巻取り装置10自体の相対的姿勢が適正ではなくても、巻取り軸6および巻取り軸管7が自動的に回転ないし移動することにより、印字用紙3の左右に張力の差を出すことなく、シワも発生させずに巻き取ることができる。
また、印字用紙3がタグや剥離台紙つきラベルなどでシワが比較的発生しにくいものの場合には、プリンター1の印字部1Aにおける印字用紙3のズレを防止し、印字内容の歪みや曲がりを発生することはない。
【0026】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、巻取り装置本体を台座に対して回転自在とし、巻取り軸管を巻取り軸に対して移動自在としたので、印字用紙巻取り装置のプリンターに対する姿勢の如何にかかわらず、シワを発生させずに印字用紙を巻き取ってゆくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による印字用紙巻取り装置10およびプリンター1の側面図である。
【図2】同、印字用紙巻取り装置10部分の一部断面平面図である。
【図3】同、巻取り装置本体12の一部断面平面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】任意の印字方式によるプリンター1および従来の印字用紙巻取り装置2の概略平面図である。
【図6】同、台座4およびプリンター1の底面図である。
【図7】同、プリンター1および印字用紙巻取り装置2の概略平面図であって、印字用紙巻取り装置2の巻取り軸6が印字用紙3の排出方向(移送方向)ないしプリンター1の排出側面1Bに対して傾斜していて平行度が保たれていない場合を示す。
【図8】同、プリンター1および印字用紙巻取り装置2の概略平面図であって、巻取り軸6が排出側面1Bに対して平行であっても印字用紙3の排出方向の左右にずれている場合を示す。
【符号の説明】
1 プリンター
1A プリンター1の印字部
1B プリンター1の排出側面
2 印字用紙巻取り装置
3 印字用紙(ラベル、タグ、台紙なしラベルなど)
3A 印字用紙3の引っ張られ側(図7、図8)
3B 印字用紙3の弛み側(図7、図8)
4 台座
5 巻取り用モーター
6 巻取り軸
7 巻取り軸管
8 着脱用凹部
9 支持脚部
10 印字用紙巻取り装置(実施の形態、図1)
11 台座
12 巻取り装置本体
13 回転軸
14 キー溝
15 キー

Claims (3)

  1. プリンターにより印字されて該プリンターから排出される印字用紙をロール状に巻き取る印字用紙巻取り装置であって、
    前記プリンターに対して所定の姿勢で配置する台座と、
    この台座に回転自在に取り付けた巻取り装置本体と、を有するとともに、
    この巻取り装置本体は、
    回転駆動する巻取り軸と、
    この巻取り軸に対して軸方向に移動自在であるとともに前記印字用紙を巻き取り可能な巻取り軸管と、を有することを特徴とする印字用紙巻取り装置。
  2. 前記巻取り装置本体を前記台座に対して回転自在とする回転軸を設けたことを特徴とする請求項1記載の印字用紙巻取り装置。
  3. 前記巻取り軸に対して前記巻取り軸管を軸方向に移動自在とするキーを設けたことを特徴とする請求項1記載の印字用紙巻取り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101153611B1 (ko) * 2010-10-20 2012-06-18 주식회사 딜리 라벨프린터

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