JP2004025558A - 装飾体およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材上にスクリーン印刷法によりスクリーン印刷パターンを形成した装飾体において、スクリーン印刷パターンは、少なくともその一部が複数の透明なスクリーン印刷層を積層して形成されたものであり、このスクリーン印刷層は、少なくとも上下に隣接するスクリーン印刷層の光沢度が異なり、かつ、上下に隣接するスクリーン印刷層の印刷パターンが異っているものであり、さらに上下に隣接するスクリーン印刷層のパターンの一部が重なるように形成したものである装飾体、及び、基材上に、複数の透明なスクリーン印刷層を、上下に隣接するスクリーン印刷層の光沢度と印刷パターンが異なり、スクリーン印刷層のパターンの一部が重なるように順次形成する上記装飾体の製造方法。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、装飾が目的で、基材表面にモノトーンのパターンが形成された装飾体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
基材上に名入れ及び装飾が目的でスクリーン印刷法によりパターンを形成することは従来から行われており、カラフルな装飾体が提供されている。名入れ及び装飾が目的でスクリーン印刷を行う場合は、名入れの表示または装飾パターンが消費者からはっきり認識されるように基材と異なる色調のスクリーンインキを用いたり、複数の色調のスクリーンインキを用いていた。
【0003】
また商品イメージや商標などを基材上に形成する場合、色調が多数使用されていることから色調の数だけスクリーン印刷を行う必要があった。さらに複数の色調を印刷する場合、印刷層の厚さが薄くなると下層の印刷層と重なった部分の上層の印刷層の色調が下層の色調の影響を受けくすんだ色になったり、異なる色調になったりすることから、色調の異なるパターン部は重ならないように印刷を行っていた。
【0004】
更に、基材上に印刷により着色樹脂層を形成し、その後つやあり透明皮膜を形成し、その後着色樹脂層にほぼ対応する平面位置につや消し透明皮膜を形成する方法(特公昭63−52549号公報)により着色模様のコントラストを強調する方法が知られている。また基材上に複数の着色層をオフセット印刷により形成し、さらに前記着色層の内の少なくとも一つの着色層からなる縁取りを形成し、視認性を高くした表示板(特開2000−213965)が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
基材の色調を生かした高級感のあるモノトーンの装飾体が求められている。しかしながら、従来技術ではこの要望を満足することができなかった。これは、上記従来技術が、印刷によりパターンを目立たせることを目的とし、基材とは異なる色調のインキを用いたり、複数の色調のインキを用いていたからである。そのため基材の色調を生かしたモノトーンの装飾体は得られなかった。
【0006】
また特公昭63−52549号公報記載の発明は、着色樹脂層を目立たせるために基材と着色樹脂層の光沢を変化させている。しかしながら、この発明は基材と着色樹脂層のコントラストが増大するだけでありパターンの鮮明さが残る。このことからモノトーンの中間色の表現が不可能であり、基材の色調を生かした高級感のあるモノトーンの装飾体が得られなかった。
【0007】
さらに特開2000−213965は、基材上に複数の着色層をオフセット印刷により形成し、さらに前記着色層の内の少なくとも一つの着色層からなる縁取りを形成し、視認性を高くした表示板である。しかしながら、この発明は表示のコントラストを向上させることが目的であり、形成したパターンが鮮明に視認されなければならず、基材の色調を生かした高級感のあるモノトーンの装飾体が得られなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点に鑑み鋭意研究の結果得られたものであって、基材上にスクリーン印刷法によりスクリーン印刷パターンを形成した装飾体において、スクリーン印刷パターンは、少なくともその一部が複数の透明なスクリーン印刷層を積層して形成されたものであり、このスクリーン印刷層は、少なくとも上下に隣接するスクリーン印刷層の光沢度が異なり、かつ、上下に隣接するスクリーン印刷層の印刷パターンが異っているものであり、さらに上下に隣接するスクリーン印刷層のパターンの一部が重なるように形成したものである装飾体を第1の要旨とし、基材上に、複数の透明なスクリーン印刷層を、上下に隣接するスクリーン印刷層の光沢度と印刷パターンが異なり、スクリーン印刷層のパターンの一部が重なるように順次形成する上記装飾体の製造方法を第2の要旨とする。
【0009】
図2は、下記実施例2の装飾体の模式断面図であるが、この図2を参照して以下本発明を詳細に説明する。
参照符号1は、基材である。
基材1は、特に材質が限定されるものではない。金属、樹脂、金属・樹脂複合材料など用途に応じ適宜選択できる。
材質が金属の場合、金属の持つ色調をそのまま生かして使用したり、めっき処理により異なる金属光沢の色調に変えても良い。また塗装やスクリーン印刷などにより着色樹脂層を形成し金属にない色調としても良い。また材質が樹脂の場合は、着色した樹脂ペレットを用いて成型したり、金属と同様に着色樹脂層を形成して使用しても良い。
基材の表面形態は、特に限定されるものでない。光沢やつや消しが適宜用途に合わせて選択される。
【0010】
参照符号2〜4は、スクリーン印刷層である。スクリーン印刷層2〜4が積層してスクリーン印刷パターンが形成される。
スクリーン印刷層2〜4は、基材1の色調を生かす様、光を透過する材料を用いて形成される。光が透過する範囲であれば、基材の色調と同系色の顔料または染料で着色された材料を用いても良い。また個々のスクリーン印刷層は、積層状態において隣接するスクリーン印刷層の光沢度が異なっていることが必要である。スクリーン印刷層の光沢度を調整する方法は、以下に詳述する。更に、このスクリーン印刷層の光沢度は基材1の光沢度と異なっていることが好ましい。これは基材1とスクリーン印刷層の光沢度が同一であると、スクリーン印刷層が透明であることからパターンの認識ができなくなり、またパターンが立体的に見えないからである。
【0011】
次に、本発明に係る装飾体の製造方法について説明する。
基材1の材質は、上述のように金属、樹脂などが用いられる。
基材1の表面形態は、上述のように光沢やつや消しが適宜用途に合わせて選択されるが、用途に応じバフ研磨などで鏡面光沢にしたり、ヘアーライン加工で一方向の凹凸を形成したり、ブラスト処理によりランダムな凹凸を形成したりして用いることができる。特に材質が金属の場合、めっき処理により金色やその他の金属光沢の色調を付与することができる。
【0012】
また基材1とする素材の表面に塗装や印刷法によりクリアー塗膜を形成し、基材1としても良い。クリアー塗膜は、光沢からつや消し等適宜材料を選択して形成される。さらに光が透過する範囲であれば基材の色調と同系色の顔料または染料で着色された材料を用いて形成しても良い。
【0013】
さらに素材とは全く異なる色調とする場合は、塗装や印刷法により着色樹脂層を形成したり、転写やホットスタンプ法により所定のパターンを形成して基材1としてもよい。
【0014】
スクリーン印刷層2〜4は、市販のスクリーンインキを用いてスクリーン印刷法で形成される。スクリーン印刷層2〜4は、任意のパターンが形成されたスクリーン版により基材1の所定の位置に形成される。スクリーン印刷層2〜4は、基材1の色調を生かすために無色透明が好ましいが、基材1の色調と同系色の顔料および染料で着色されてかつ光が透過するスクリーンインキを用いて形成してもよい。
【0015】
更に、各スクリーン印刷層は、光沢度が異なる材料で形成される。スクリーン印刷層2〜4の光沢度は、微細粉シリカ、微細粉樹脂等をスクリーンインキに添加することにより調整できる。具体的には添加する微細粉の粒子径・濃度により任意の光沢度が得られる。
因みに、本発明における光沢度は、鏡面光沢度計(VGS−300A、日本電色工業株式会社製)を用い、JISZ8741に規定される方法に基づいて得られるものである。
【0016】
【実施例】
<実施例1>
図1は、本実施例の模式断面図である。
外径φ10.0mm×内径φ9.4mm×長さ20mmの真鍮製リングを溶剤で脱脂後、公知の方法でめっき前処理を行い、パールニッケルめっきを形成後、クロムめっき形成し、その後電着塗装でクリアー層を形成し、基材1(鏡面光沢度Gs(60)90%、JISZ8741)とした。次に微細粉シリカ(サイリシア256、富士シリシア化学(株)製)を10%含有するエポキシ系のスクリーンインキ(#1300、800メジューム、(株)セイコーアドバンス製)を用いて格子模様のスクリーン印刷層2(鏡面光沢度Gs(60)10%、JISZ8741)を形成した。次に微細粉シリカ(サイリシア256、富士シリシア化学(株)製)を30%含有するエポキシ系のスクリーンインキ(#1300、800メジューム、(株)セイコーアドバンス製)を用いて格子の交わった部分に菱形のパターンを重ねて印刷し、スクリーン印刷層3(鏡面光沢度Gs(60)1.5%、JISZ8741)を形成した。
円筒形のリングにシルバーの色調を基調とし、格子模様が浮き上がりかつ菱形のパターンが鮮明に見えるモノトーンの装飾体が得られた。
【0017】
<実施例2>
図2は、本実施例の模式断面図である。
外径φ10.0mm×内径φ9.4mm×長さ20mmの真鍮製リングを溶剤で脱脂後、公知の方法でめっき前処理を行い、パールニッケルめっきを形成後、クロムめっき形成し、その後電着塗装でクリアー層を形成し基材1(鏡面光沢度Gs(60)90%、JISZ8741)とした。次に微細粉シリカ(サイリシア256、富士シリシア化学(株)製)を10%含有するエポキシ系のスクリーンインキ(#1300、800メジューム、(株)セイコーアドバンス製)を用いて格子模様の縦のラインを印刷しスクリーン印刷層2(鏡面光沢度Gs(60)10%、JISZ8741)を形成した。次に微細粉シリカ(サイリシア256、富士シリシア化学(株)製)を20%含有するエポキシ系のスクリーンインキ(#1300、800メジューム、(株)セイコーアドバンス製)を用いて格子模様の横のラインを印刷しスクリーン印刷層3(鏡面光沢度Gs(60)5%、JISZ8741)を形成した。次にスクリーン印刷層1とスクリーン印刷層2の交わった部分に、微細粉シリカ(サイリシア256、富士シリシア化学(株)製)を30%含有するエポキシ系のスクリーンインキ(#1300、800メジューム、(株)セイコーアドバンス製)を用いて菱形のパターンを重ねて印刷し、スクリーン印刷層4(鏡面光沢度Gs(60)1.5%、JISZ8741)を形成した。
円筒形のリングにシルバーの色調を基調とし、格子模様が浮き上がりかつ菱形のパターンが鮮明に見えるモノトーンの装飾体が得られた。
【0018】
<実施例3>
図1は、本実施例の模式断面図である。
外径φ10.0mm×内径φ9.4mm×長さ20mmの真鍮製リングを溶剤で脱脂後、公知の方法でめっき前処理を行い、パールニッケルめっきを形成後、クロムめっき形成し、基材1(鏡面光沢度Gs(60)100%超,JISZ8741)とした。次に微細粉シリカ(サイリシア256、富士シリシア化学(株)製)を10%含有するエポキシ系のスクリーンインキ(#1000、800メジューム、(株)セイコーアドバンス製)を用いて格子模様のスクリーン印刷層2(鏡面光沢度Gs(60)30%、JISZ8741)を形成した。次に微細粉シリカ(サイリシア256、富士シリシア化学(株)製)を30%含有するエポキシ系のスクリーンインキ(#1000、800メジューム、(株)セイコーアドバンス製)を用いて格子の交わった部分に菱形のパターンを重ねて印刷し、スクリーン印刷層3(鏡面光沢度Gs(60)15%、JISZ8741)を形成した。
円筒形のリングにシルバーの色調を基調とし、格子模様が浮き上がりかつ菱形のパターンが鮮明に見えるモノトーンの装飾体が得られた。
【0019】
<実施例4>
図1は、本実施例の模式断面図である。
外径φ10.0mm×内径φ9.4mm×長さ20mmの真鍮製リングを溶剤で脱脂後、アクリル系のグレーの塗料(MG1000、関西ペイント(株)製)を用いて塗装を行い、つやありのグレーの着色層を形成し、基材1(鏡面光沢度Gs(60)95%、JISZ8741)とした。次に微細粉シリカ(サイリシア256、富士シリシア化学(株)製)を10%含有するエポキシ系のスクリーンインキ(#1300、800メジューム、(株)セイコーアドバンス製)を用いて格子模様のスクリーン印刷層2(鏡面光沢度Gs(60)10%、JISZ8741)を形成した。次に微細粉シリカ(サイリシア256、富士シリシア化学(株)製)を30%含有するエポキシ系のスクリーンインキ(#1300、800メジューム、(株)セイコーアドバンス製)を用いて格子の交わった部分に菱形のパターンを重ねて印刷し、スクリーン印刷層3(鏡面光沢度Gs(60)1.5%、JISZ8741)を形成した。
円筒形のリングにシルバーの色調を基調とし、格子模様が浮き上がりかつ菱形のパターンが鮮明に見えるモノトーンの装飾体が得られた。
【0020】
<実施例5>
図1は、本実施例の模式断面図である。
シルバーのパール顔料で着色されたABS樹脂ペレットを用いて、外径φ10.0mm×内径φ8.0mm×長さ20mmのリングを射出成形で成形し、基材1(鏡面光沢度Gs(60)80%、JISZ8741)とした。次に微細粉シリカ(サイリシア256、富士シリシア化学(株)製)を10%含有するウレタン系のスクリーンインキ(VIC,800メジューム,(株)セイコーアドバンス製)を用いて格子模様のスクリーン印刷層2(鏡面光沢度Gs(60)20%、JISZ8741)を形成した。次に微細粉シリカ(サイリシア256、富士シリシア化学(株)製)を30%含有するウレタン系のスクリーンインキ(VIC、800メジューム、(株)セイコーアドバンス製)を用いて格子の交わった部分に菱形のパターンを重ねて印刷し、スクリーン印刷層3(鏡面光沢度Gs(60)10%、JISZ8741)を形成した。
パール調シルバーのリングに、格子模様が浮き上がりかつ菱形のパターンが鮮明に見えるモノトーンの装飾体が得られた。
【0021】
<実施例6>
図1は、本実施例の模式断面図である。
外径φ10.0mm×内径φ9.4mm×長さ20mmの真鍮製リングを溶剤で脱脂後、公知の方法でめっき前処理を行い、ニッケルめっきを形成後、電着塗装でクリアー層を形成し、基材1とした。次に微細粉シリカ(サイリシア256、富士シリシア化学(株)製)10%を含有するパール色調のエポキシ系のスクリーンインキ(#1300、701パール、(株)セイコーアドバンス製)を用いて格子模様のスクリーン印刷層2(鏡面光沢度Gs(60)15%、JISZ8741)を形成した。次に微細粉シリカ(サイリシア256、富士シリシア化学(株)製)を30%含有するパール色調のエポキシ系のスクリーンインキ(#1300、705パール、(株)セイコーアドバンス製)を用いて格子の交わった部分に菱形のパターンを重ねて印刷し、スクリーン印刷層3(鏡面光沢度Gs(60)5%、JISZ8741)を形成した。
円筒形のリングにシルバーの色調を基調とし、格子模様が浮き上がりかつ菱形のパターンが鮮明に見えるモノトーンの装飾体が得られた。
【0022】
<比較例1>
図1は、本比較例の模式断面図である。
外径φ10.0mm×内径φ9.4mm×長さ20mmの真鍮製リングを溶剤で脱脂後、公知の方法でめっき前処理を行い、パールニッケルめっきを形成後、クロムめっき形成し、その後電着塗装でクリアー層を形成し、基材1(鏡面光沢度Gs(60)90%、JISZ8741)とした。次にエポキシ系のスクリーンインキ(#1300、800メジューム、(株)セイコーアドバンス製)を用いて格子模様のスクリーン印刷層2(鏡面光沢度Gs(60)90%、JISZ8741)を形成した。その後エポキシ系のスクリーンインキ(#1300、800メジューム、(株)セイコーアドバンス製)を用いて格子の交わった部分に菱形のパターンを重ねて印刷し、スクリーン印刷層3(鏡面光沢度Gs(60)90%、JISZ8741)を形成した。
円筒形のリングにシルバーの色調を基調とした装飾体が得られたが、格子模様の認識が困難であった。
【0023】
<比較例2>
図1は、本比較例の模式断面図である。
外径φ10.0mm×内径φ9.4mm×長さ20mmの真鍮製リングを溶剤で脱脂後、公知の方法でめっき前処理を行い、パールニッケルめっきを形成後、クロムめっき形成し、その後電着塗装でクリアー層を形成し、基材1(鏡面光沢度Gs(60)90%、JISZ8741)とした。次に微細粉シリカ(サイリシア256、富士シリシア化学(株)製)10%を含有するエポキシ系のスクリーンインキ(#1300、800メジューム、(株)セイコーアドバンス製)を用いて格子模様のスクリーン印刷層2(鏡面光沢度Gs(60)10%、JISZ8741)を形成した。その後微細粉シリカ(サイリシア256、富士シリシア化学(株)製)10%を含有するエポキシ系のスクリーンインキ(#1300、800メジューム、(株)セイコーアドバンス製)を用いて格子の交わった部分に菱形のパターンを重ねて印刷し、スクリーン印刷層3(鏡面光沢度Gs(60)10%、JISZ8741)を形成した。
円筒形のリングにシルバーの色調を基調とした格子模様が認識できる装飾体が得られたが、菱形のパターンが認識できず立体感が得られなかった。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、基材の色調を生かしかつ少なくとも基材と光沢度が異なるスクリーン印刷層を複数層形成するようになしたため、基材の色調と基材の色調の中間色を有する高級感のあるモノトーンの装飾体が得られる。また複数層形成されるスクリーン印刷層が透明でありかつ各印刷層の光沢度とパターンが異なるようになしたため、単調な色調であっても、スクリーン印刷層の基材とのコントラストが大きくなることによりパターンが立体的に浮き上がり高級感のあるモノトーンの装飾体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1及び3〜6、比較例1、2の模式断面図である。
【図2】実施例2の模式断面図である。
【符号の説明】
1 基材
2〜4 スクリーン印刷層
Claims (3)
- 基材上にスクリーン印刷法によりスクリーン印刷パターンを形成した装飾体において、スクリーン印刷パターンは、少なくともその一部が複数の透明なスクリーン印刷層を積層して形成されたものであり、このスクリーン印刷層は、少なくとも上下に隣接するスクリーン印刷層の光沢度が異なり、かつ、上下に隣接するスクリーン印刷層の印刷パターンが異っているものであり、さらに上下に隣接するスクリーン印刷層のパターンの一部が重なるように形成したものである装飾体。
- スクリーン印刷層の光沢度は、基材の光沢度と異なっている請求項1記載の装飾体。
- 基材上に、複数の透明なスクリーン印刷層を、上下に隣接するスクリーン印刷層の光沢度と印刷パターンが異なり、スクリーン印刷層のパターンの一部が重なるように順次形成する請求項1又は2記載の装飾体の製造方法。
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Cited By (2)
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JP2018068361A (ja) * | 2016-10-24 | 2018-05-10 | タイガー魔法瓶株式会社 | 真空二重容器 |
JP7030364B1 (ja) | 2021-04-01 | 2022-03-07 | 河淳株式会社 | めっき装飾部品の製造方法 |
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- 2002-06-24 JP JP2002183576A patent/JP2004025558A/ja active Pending
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WO2022208921A1 (ja) * | 2021-04-01 | 2022-10-06 | 河淳株式会社 | めっき装飾部品の製造方法、めっき装飾部品 |
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