JP2004024877A - 刺繍フレーム駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は、1つの駆動ドライバーと1つのリニアスケールによって多数のリニアモーターを安定的に同時に制御しうる多頭式刺繍機の刺繍フレーム駆動装置を提供することである。
【解決手段】本発明の課題は、X軸駆動部またはY軸駆動部並びに駆動制御部が、複数のリニアモーターが外部で結線されるリニアモーター部と、リニアモーターの駆動信号を出力するコントローラーと、コントローラーから出力されるリニアモーターの駆動信号により、リニアモーター部の所定のリニアモーターに駆動電流を供給して、複数のリニアモーターを同時に駆動させる駆動ドライバーと、駆動ドライバーにより動作するリニアモーターの動作を制御するために、リニアモーターの動作に応じた出力信号を前記駆動ドライバーにフィードバックするリニアスケールとを備えることを特徴とする多頭式刺繍機の刺繍フレーム駆動装置によって、解決される。
【選択図】 図8a
【解決手段】本発明の課題は、X軸駆動部またはY軸駆動部並びに駆動制御部が、複数のリニアモーターが外部で結線されるリニアモーター部と、リニアモーターの駆動信号を出力するコントローラーと、コントローラーから出力されるリニアモーターの駆動信号により、リニアモーター部の所定のリニアモーターに駆動電流を供給して、複数のリニアモーターを同時に駆動させる駆動ドライバーと、駆動ドライバーにより動作するリニアモーターの動作を制御するために、リニアモーターの動作に応じた出力信号を前記駆動ドライバーにフィードバックするリニアスケールとを備えることを特徴とする多頭式刺繍機の刺繍フレーム駆動装置によって、解決される。
【選択図】 図8a
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、刺繍フレーム駆動装置、特に、多数のヘッドを備える多頭式刺繍機の刺繍フレーム駆動装置に関する。本発明の刺繍フレーム駆動装置によれば、刺繍フレームのたわみを防止するため、刺繍フレームをX軸方向またはY軸方向に駆動させるリニアモーターを、総動力の細分化を経て外部で結線させることができ、また、1つの駆動ドライバーと1つのリニアスケールを用いることによって、複数のリニアモーターを同時に制御することができる。
【0002】
【従来の技術】
以下、添付図面を参照しながら従来技術の刺繍機の構成および作動について説明する。
【0003】
図1および図2に示すように、長方形テーブル2上に刺繍フレーム4が位置する。また、テーブル2の右手領域において、刺繍フレーム4をX軸方向に移動しうるように案内するX軸スロット6が、所定のX軸方向長さで形成されている。テーブル2の後部域には、前記刺繍フレーム4をY軸方向に移動しうるように案内するY軸スロット8が、所定のY軸方向長さで形成される。
【0004】
刺繍フレーム4は、ビーム10を備え、ビーム10は、テーブル2の中央領域に位置して、テーブル2の両側端部域まで延在している。ビーム10には、多数の針を備えたヘッド12が、刺繍をしようとする数だけ等間隔で設置され、ヘッド12には、テーブル2下方の他方の端部に位置して動力を伝達する主軸駆動部16が連結されている。
【0005】
また、刺繍フレーム4の右手端部には、刺繍フレーム4をX軸方向に移動(前進および後進)しうるように動力を提供するX軸駆動部17が設置され、このX軸駆動部17を、図3および図4を参照しながら具体的に説明する。
【0006】
まず、X軸駆動部17は、刺繍フレーム4の右手端部において回転ローラー18を備える。ローラー18は、刺繍フレーム4をX軸方向に移動させるコネクターフレーム20の前面に結合されている。また、コネクターフレーム20の前面には、ローラー18をY軸方向にスライドして移動しうるように案内の役割をするガイド溝22がY軸方向に形成されている。
【0007】
コネクターフレーム20の下部は、X軸スロット6の内部でスライド移動するサポーター24の上端部に結合され、サポーター24の下端部には、刺繍フレーム4をX軸方向に移動しうるように動力を提供するリニアモーター26が設置され、リニアモーター26には、当該リニアモーター26動作制御用のコントロール部28が連結され、このコントロール部28はテーブル2の下方に設置される。
【0008】
コントロール部28は、作業者がメニューの選択により様々な模様と色相の刺繍ができるように設けた操作部30に連結される。
【0009】
リニアモーター26には、様々なタイプがあり、本発明の実施形態に最も適切なタイプのリニアモーター26のうち、1つの構造について説明する。
【0010】
まず、前記リニアモーター26は、磁石32を長手方向に備えているラックベース34を備え、ラックベース34の上部両側には案内の役割をするレール36が各々設置され、レール36上において、前進および後進するスライダー38が設置される。また、スライダー38の底面には、供給される電流により磁場を発生させるコイル(図示せず)が、磁石32に対向するように設置される。
【0011】
一方、刺繍フレーム4の後方端部には、図5および図6に示すように、Y軸方向に前進および後進するY軸駆動部39が設置されており、その構造について説明すると、次の通りである。
【0012】
刺繍フレーム4の後方端部に設置したY軸駆動部39のコネクターフレーム40の背面には、スライドリーブ42がY軸長手方向に対し垂直に形成される。
【0013】
コネクターフレーム40の下端部の下方に、Y軸スロット8に沿って前進および後進するサポーター44が位置する。このサポーター44の上端部の両側には、スライドリーブ42の両側面上をスライドしかつ当該両側面に接触しながら案内の役割をするガイドローラー46が回転自在に設置される。2つのガイドローラー46の間には、スライドリーブ42の下端部を支えながら案内の役割をするサポーターローラー48が回転自在に設置される。
【0014】
また、サポーター44の下端部には、刺繍フレーム4をY軸方向に移動しうるように動力を提供するリニアモーター50が設置され、このリニアモーター50の構造は前記したリニアモーター26と同一である。
【0015】
なお、以上のような構成を有するY軸駆動部39は、要すれば、刺繍フレーム4の前方端部に設置することもできる。
【0016】
次に、前記したような刺繍機において、刺繍フレーム4をX軸方向またはY軸方向に移動させるX軸駆動部17およびY軸駆動部39の動作を制御する駆動制御部について、図7を参照しながら説明する。
【0017】
従来技術の刺繍機によれば、裁縫機針台の上下運動によって針作業を実施する間、裁縫物(織物)固定用の刺繍フレーム4をX軸方向およびY軸方向に水平運動させる2軸位置決定制御機器を用い、リニアACサーブモーターを刺繍機の駆動装置に用いていた。
【0018】
しかしながら、多数のヘッドを備えた多頭式刺繍機の刺繍フレーム4は、リニアモーター210の可動子ブロックの上部に位置して当該ブロックと連動して運動し、また刺繍フレーム4は、通常アルミニウムで構成されている。多頭式刺繍機は、多数のヘッドを備えているため、X軸方向の長さが長くなり、刺繍フレーム4作動用のリニアモーター210を1しか使用しなければ、刺繍フレーム4は、水平方向かつX軸およびY軸方向に移動しなければならないため、両側にたわむ現象が現われる。
【0019】
このため、多頭式刺繍機の場合に、Y軸駆動装置として、1つの駆動装置ではなく複数の駆動装置を使用することが、一般化されている。
【0020】
かかる駆動制御部について説明すると次の通りである。
図7aは、従来技術の刺繍フレームの駆動部および駆動制御部の構成を示すブロック図、図7bは、リニアモーターの可動子ブロックの斜視図、図7cはコイルの結線図を示す。
【0021】
図7aに示すように、Y軸駆動部は、複数(4個)のリニアモーター210と、複数(4個)の駆動ドライバー220と、複数(4個)のリニアスケール230とを備え、1つのコントローラー240から出力される同期信号により制御されている。
【0022】
図7bに示すように、可動子ブロックは、u相、v相およびw相と呼ばれる三相巻線が各々一本ずつで合計3つの線と、アース線(G)の一本が外部に引出されて、この以外の線は可動子ブロックの内部にモールディングされている。
【0023】
図7cは、可動子ブロック内部のコイルが結線されている状態を示す結線図であって、Y結線のリニアモーターの場合は、u相、v相、w相の一端側巻線は、可動子ブロック内で連結されてモールディングされており、u相、v相、w相の他端側巻線は可動子ブロックの外部に引出されて利用される。
【0024】
多頭式刺繍機の場合のように、総動力の細分化を経て、複数のリニアモーター210を同時に制御する場合でさえ、リニアモーター210の各1台に対し駆動ドライバー220およびリニアスケール230を別々に備えなければならない。
【0025】
すなわち、駆動ドライバー220およびリニアスケール230は、リニアモーター210の数と同じ数だけ必要になる。
【0026】
この理由は、現在までリニアモーターを刺繍機の駆動装置に適用する場合に完製品であるリニアモーターを購入し使用してきたためであり、それによってリニアモーターを、付属機器が高価であるため製造原価が上昇する問題があった。
【0027】
また、従来技術では、各リニアスケールによって制御部を構成しているため、それによるエラーもかなり多く発生する。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の課題は、前記したような問題点を解決することである。すなわち本発明の課題は、可動子ブロックの6本の線を外部に引出して利用することによって、複数のリニアモーターを外部で結線しうる刺繍フレームの駆動装置を提供することである。
【0029】
また、本発明の他の課題は、外部で結線されているリニアモーターを1つの駆動ドライバーと1つのコントローラーにより同時制御しうる刺繍フレームの駆動装置を提供することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、本発明によって解決される。すなわち、本発明(請求項1)は、織物を固定する刺繍フレームと、多数の針を備えた多数のヘッドと、前記刺繍フレームをX軸方向に移動させるように動力を提供するX軸駆動部と、前記刺繍フレームをY軸方向に移動させるように動力を提供するY軸駆動部と、前記X軸駆動部および前記Y軸駆動部を制御するために各々X軸駆動制御信号およびY軸駆動制御信号を出力する駆動制御部を含んでなる、多頭式刺繍機の刺繍フレーム駆動装置を提供する。本発明によれば、前記X軸駆動部または前記Y軸駆動部並びに前記駆動制御部は、複数のリニアモーターが外部で結線されるリニアモーター部と、リニアモーターの駆動信号を出力するコントローラーと、前記コントローラーから出力される前記リニアモーターの駆動信号により、前記リニアモーター部の所定のリニアモーターに駆動電流を供給して、複数のリニアモーターを同時に駆動させる駆動ドライバーと、前記駆動ドライバーにより動作するリニアモーターの動作(例えば、移動量)を制御するために、前記リニアモーターの動作に応じた出力信号を前記駆動ドライバーにフィードバックするリニアスケールとを備えることを特徴とする。
【0031】
本発明の好適な態様によれば、前記リニアモーター部の各リニアモーターは、可動子ブロックを備え、前記可動子ブロックの内部巻線の両側端部を、外部に引出している(請求項2)。
【0032】
また本発明の好適な態様によれば、前記リニアモーター部の複数のリニアモーターは、Y結線で直列または並列に連結させる(請求項3)。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の目的、特徴および長所について詳細に説明する。
【0034】
特に、前記した従来技術の駆動部および駆動制御部とは異なった構成を有する、本発明の駆動部および駆動制御部の一実施形態を、添付の図8および図9を参照しながら説明する。
【0035】
図8aは、特に、複数のリニアモーターをY結線に直列に連結させた実施形態による刺繍フレームの駆動部および駆動制御部の構成を示すブロック図、図8bは可動子ブロックの斜視図、図8cはコイル結線の一実施形態を示す結線図である。
【0036】
図8aを参照すると、本発明の駆動部および駆動制御部は、複数のリニアモーターを直列に連結したリニアモーター部310と、リニアモーターの駆動信号を出力するコントローラー340と、コントローラー340から出力されるリニアモーターの駆動信号によってリニアモーター部310うち所定のリニアモーター310に駆動電流を供給して複数のリニアモーターを駆動する駆動ドライバー320と、駆動ドライバー320によって動作するリニアモーターの動作(移動量)を制御するためリニアモーター動作に応じた出力信号を駆動ドライバー320にフィードバックするリニアスケール330とを含んで構成される。
【0037】
前記した駆動部および駆動制御部は、X軸駆動用のX軸駆動部にだけ適用するかまたはY軸駆動用のY軸駆動部にだけ適用することができ、かつ、X軸駆動部およびY軸駆動部の両者に適用することもできる。例えば、X軸駆動部には1つのリニアモーターを使用し、Y軸駆動部には複数のリニアモーターを使用することもでき、かつX軸およびY軸駆動部の両者に複数のリニアモータを使用することも可能である。
【0038】
リニアモーター部310の各リニアモーターには、線型(一直線)に移動するモーターとしての可動子ブロックが包含される。
【0039】
前記したように、従来技術のリニアモーター可動子ブロックは、u、v、wの3本の巻線が外部に引出されており、
の3本の巻線は可動子ブロックの内部にモールディングされていた。これに対し、本発明では、図8bに示すように、可動子ブロックのu、v、w、
の6本を全て外部に引出すように製造することによって、6本の巻線を利用して隣接のリニアモーターに外部においてY結線として結線して使用することができる。
【0040】
図8bの‘G’はアース線である。
【0041】
図8aに示すように、4個のリニアモーター(M1、M2、M3、M4)を直列に連結しているため、駆動ドライバー320およびリニアスケール330は、1個しか必要ではない。
【0042】
すなわち、直列連結の4個のリニアモーター(M1、M2、M3、M4)は、コントローラー340によって、1個の駆動ドライバー320によって同時制御が可能であり、この時、リニアスケール330も駆動ドライバーの個数と同じ個数だけ備える。
【0043】
前記コントローラー340は、リニアモーター(M1、M2、M3、M4)を動作しようとする時には、前記駆動ドライバー320から駆動電流が供給されるようにする信号を出力し、リニアモーター(M1、M2、M3、M4)の動作を中止しようとする時には、前記駆動ドライバー320からの駆動電流の供給が中断されるようにする信号を出力する。
【0044】
図8cは可動子ブロックのコイルが結線されていることを示しており、図8cに示した6本の各巻線が、図8bのように可動子ブロックの外部に引出されている。
【0045】
前記したように、可動子ブロックの外部に引出される各巻線がリニアモーター(M1、M2、M3、M4)と直列に連結された時の等価回路が図9である。
【0046】
【0047】
したがって、4個のリニアモーターをY結線で直列に連結した場合、刺繍フレーム300を駆動する総動力(power)は、4個のリニアモーター310の各動力の和になり、このとき、1個の駆動ドライバー320と1個のリニアスケール330とを介して、4個のリニアモーター310を同時に制御することができる。
【0048】
以上の本発明は、前記された実施形態に限定されず、当業者によって多様な変形および変更が可能であり、それは添付された特許請求範囲で定義する本発明の趣旨と範囲に含まれる。
【0049】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明は、リニアモーター可動子ブロックの三相巻線の6本の線を外部に引出して、複数のリニアモーターを外部で連結することによって、1つの駆動ドライバーと1つのリニアスケールとによって制御される駆動制御部を構成できるため、複数のリニアモーターを安定的に同時制御することができる。
【0050】
また、本発明は、複数のリニアモーターを外部で連結することによって、駆動制御部の構造が簡単になるだけではなく、製造原価が低廉な刺繍フレームの駆動装置を提供することができる。
【0051】
尚、本発明は、駆動制御部の駆動ドライバーとリニアスケールなどの部品を減少させることによって、モーターを装着する空間を節約して機械的構造を簡単にするだけではなく、A/Sなどの技術支援時は操作が容易な構造を提供することができる。
【0052】
また、本発明は、外部で結線することができるリニアモーターを適用することによって、刺繍機の大きさに応じてこの容積の増減が容易な刺繍フレームの駆動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術を説明するための刺繍機の平面図。
【図2】従来技術を説明するための刺繍機の正面図。
【図3】従来技術を説明するためのX軸駆動部を示す分解斜視図。
【図4】従来技術を説明するためのX軸駆動部を示す断面図。
【図5】従来技術を説明するためのY軸駆動部を示す分解斜視図。
【図6】従来技術を説明するためのY軸駆動部を示す断面図。
【図7a】従来技術の刺繍フレームの駆動部および駆動制御部を示す断面図。
【図7b】従来技術のリニアモーターの可動子ブロックを示す斜視図。
【図7c】従来技術のコイル結線の状態を示す結線図。
【図8a】本発明の刺繍フレームの駆動部および駆動制御部の構成を示すブロック図。
【図8b】本発明のリニアモーターの可動子ブロックを示す斜視図。
【図8c】本発明のコイル結線の状態を示す結線図。
【図9】本発明の一実施形態であるY結線による等価回路を示す回路図。
【符号の説明】
300:刺繍フレーム
310:リニアモーター部
320:駆動ドライバー
330:リニアスケール
340:コントローラー
【発明の属する技術分野】
本発明は、刺繍フレーム駆動装置、特に、多数のヘッドを備える多頭式刺繍機の刺繍フレーム駆動装置に関する。本発明の刺繍フレーム駆動装置によれば、刺繍フレームのたわみを防止するため、刺繍フレームをX軸方向またはY軸方向に駆動させるリニアモーターを、総動力の細分化を経て外部で結線させることができ、また、1つの駆動ドライバーと1つのリニアスケールを用いることによって、複数のリニアモーターを同時に制御することができる。
【0002】
【従来の技術】
以下、添付図面を参照しながら従来技術の刺繍機の構成および作動について説明する。
【0003】
図1および図2に示すように、長方形テーブル2上に刺繍フレーム4が位置する。また、テーブル2の右手領域において、刺繍フレーム4をX軸方向に移動しうるように案内するX軸スロット6が、所定のX軸方向長さで形成されている。テーブル2の後部域には、前記刺繍フレーム4をY軸方向に移動しうるように案内するY軸スロット8が、所定のY軸方向長さで形成される。
【0004】
刺繍フレーム4は、ビーム10を備え、ビーム10は、テーブル2の中央領域に位置して、テーブル2の両側端部域まで延在している。ビーム10には、多数の針を備えたヘッド12が、刺繍をしようとする数だけ等間隔で設置され、ヘッド12には、テーブル2下方の他方の端部に位置して動力を伝達する主軸駆動部16が連結されている。
【0005】
また、刺繍フレーム4の右手端部には、刺繍フレーム4をX軸方向に移動(前進および後進)しうるように動力を提供するX軸駆動部17が設置され、このX軸駆動部17を、図3および図4を参照しながら具体的に説明する。
【0006】
まず、X軸駆動部17は、刺繍フレーム4の右手端部において回転ローラー18を備える。ローラー18は、刺繍フレーム4をX軸方向に移動させるコネクターフレーム20の前面に結合されている。また、コネクターフレーム20の前面には、ローラー18をY軸方向にスライドして移動しうるように案内の役割をするガイド溝22がY軸方向に形成されている。
【0007】
コネクターフレーム20の下部は、X軸スロット6の内部でスライド移動するサポーター24の上端部に結合され、サポーター24の下端部には、刺繍フレーム4をX軸方向に移動しうるように動力を提供するリニアモーター26が設置され、リニアモーター26には、当該リニアモーター26動作制御用のコントロール部28が連結され、このコントロール部28はテーブル2の下方に設置される。
【0008】
コントロール部28は、作業者がメニューの選択により様々な模様と色相の刺繍ができるように設けた操作部30に連結される。
【0009】
リニアモーター26には、様々なタイプがあり、本発明の実施形態に最も適切なタイプのリニアモーター26のうち、1つの構造について説明する。
【0010】
まず、前記リニアモーター26は、磁石32を長手方向に備えているラックベース34を備え、ラックベース34の上部両側には案内の役割をするレール36が各々設置され、レール36上において、前進および後進するスライダー38が設置される。また、スライダー38の底面には、供給される電流により磁場を発生させるコイル(図示せず)が、磁石32に対向するように設置される。
【0011】
一方、刺繍フレーム4の後方端部には、図5および図6に示すように、Y軸方向に前進および後進するY軸駆動部39が設置されており、その構造について説明すると、次の通りである。
【0012】
刺繍フレーム4の後方端部に設置したY軸駆動部39のコネクターフレーム40の背面には、スライドリーブ42がY軸長手方向に対し垂直に形成される。
【0013】
コネクターフレーム40の下端部の下方に、Y軸スロット8に沿って前進および後進するサポーター44が位置する。このサポーター44の上端部の両側には、スライドリーブ42の両側面上をスライドしかつ当該両側面に接触しながら案内の役割をするガイドローラー46が回転自在に設置される。2つのガイドローラー46の間には、スライドリーブ42の下端部を支えながら案内の役割をするサポーターローラー48が回転自在に設置される。
【0014】
また、サポーター44の下端部には、刺繍フレーム4をY軸方向に移動しうるように動力を提供するリニアモーター50が設置され、このリニアモーター50の構造は前記したリニアモーター26と同一である。
【0015】
なお、以上のような構成を有するY軸駆動部39は、要すれば、刺繍フレーム4の前方端部に設置することもできる。
【0016】
次に、前記したような刺繍機において、刺繍フレーム4をX軸方向またはY軸方向に移動させるX軸駆動部17およびY軸駆動部39の動作を制御する駆動制御部について、図7を参照しながら説明する。
【0017】
従来技術の刺繍機によれば、裁縫機針台の上下運動によって針作業を実施する間、裁縫物(織物)固定用の刺繍フレーム4をX軸方向およびY軸方向に水平運動させる2軸位置決定制御機器を用い、リニアACサーブモーターを刺繍機の駆動装置に用いていた。
【0018】
しかしながら、多数のヘッドを備えた多頭式刺繍機の刺繍フレーム4は、リニアモーター210の可動子ブロックの上部に位置して当該ブロックと連動して運動し、また刺繍フレーム4は、通常アルミニウムで構成されている。多頭式刺繍機は、多数のヘッドを備えているため、X軸方向の長さが長くなり、刺繍フレーム4作動用のリニアモーター210を1しか使用しなければ、刺繍フレーム4は、水平方向かつX軸およびY軸方向に移動しなければならないため、両側にたわむ現象が現われる。
【0019】
このため、多頭式刺繍機の場合に、Y軸駆動装置として、1つの駆動装置ではなく複数の駆動装置を使用することが、一般化されている。
【0020】
かかる駆動制御部について説明すると次の通りである。
図7aは、従来技術の刺繍フレームの駆動部および駆動制御部の構成を示すブロック図、図7bは、リニアモーターの可動子ブロックの斜視図、図7cはコイルの結線図を示す。
【0021】
図7aに示すように、Y軸駆動部は、複数(4個)のリニアモーター210と、複数(4個)の駆動ドライバー220と、複数(4個)のリニアスケール230とを備え、1つのコントローラー240から出力される同期信号により制御されている。
【0022】
図7bに示すように、可動子ブロックは、u相、v相およびw相と呼ばれる三相巻線が各々一本ずつで合計3つの線と、アース線(G)の一本が外部に引出されて、この以外の線は可動子ブロックの内部にモールディングされている。
【0023】
図7cは、可動子ブロック内部のコイルが結線されている状態を示す結線図であって、Y結線のリニアモーターの場合は、u相、v相、w相の一端側巻線は、可動子ブロック内で連結されてモールディングされており、u相、v相、w相の他端側巻線は可動子ブロックの外部に引出されて利用される。
【0024】
多頭式刺繍機の場合のように、総動力の細分化を経て、複数のリニアモーター210を同時に制御する場合でさえ、リニアモーター210の各1台に対し駆動ドライバー220およびリニアスケール230を別々に備えなければならない。
【0025】
すなわち、駆動ドライバー220およびリニアスケール230は、リニアモーター210の数と同じ数だけ必要になる。
【0026】
この理由は、現在までリニアモーターを刺繍機の駆動装置に適用する場合に完製品であるリニアモーターを購入し使用してきたためであり、それによってリニアモーターを、付属機器が高価であるため製造原価が上昇する問題があった。
【0027】
また、従来技術では、各リニアスケールによって制御部を構成しているため、それによるエラーもかなり多く発生する。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の課題は、前記したような問題点を解決することである。すなわち本発明の課題は、可動子ブロックの6本の線を外部に引出して利用することによって、複数のリニアモーターを外部で結線しうる刺繍フレームの駆動装置を提供することである。
【0029】
また、本発明の他の課題は、外部で結線されているリニアモーターを1つの駆動ドライバーと1つのコントローラーにより同時制御しうる刺繍フレームの駆動装置を提供することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、本発明によって解決される。すなわち、本発明(請求項1)は、織物を固定する刺繍フレームと、多数の針を備えた多数のヘッドと、前記刺繍フレームをX軸方向に移動させるように動力を提供するX軸駆動部と、前記刺繍フレームをY軸方向に移動させるように動力を提供するY軸駆動部と、前記X軸駆動部および前記Y軸駆動部を制御するために各々X軸駆動制御信号およびY軸駆動制御信号を出力する駆動制御部を含んでなる、多頭式刺繍機の刺繍フレーム駆動装置を提供する。本発明によれば、前記X軸駆動部または前記Y軸駆動部並びに前記駆動制御部は、複数のリニアモーターが外部で結線されるリニアモーター部と、リニアモーターの駆動信号を出力するコントローラーと、前記コントローラーから出力される前記リニアモーターの駆動信号により、前記リニアモーター部の所定のリニアモーターに駆動電流を供給して、複数のリニアモーターを同時に駆動させる駆動ドライバーと、前記駆動ドライバーにより動作するリニアモーターの動作(例えば、移動量)を制御するために、前記リニアモーターの動作に応じた出力信号を前記駆動ドライバーにフィードバックするリニアスケールとを備えることを特徴とする。
【0031】
本発明の好適な態様によれば、前記リニアモーター部の各リニアモーターは、可動子ブロックを備え、前記可動子ブロックの内部巻線の両側端部を、外部に引出している(請求項2)。
【0032】
また本発明の好適な態様によれば、前記リニアモーター部の複数のリニアモーターは、Y結線で直列または並列に連結させる(請求項3)。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の目的、特徴および長所について詳細に説明する。
【0034】
特に、前記した従来技術の駆動部および駆動制御部とは異なった構成を有する、本発明の駆動部および駆動制御部の一実施形態を、添付の図8および図9を参照しながら説明する。
【0035】
図8aは、特に、複数のリニアモーターをY結線に直列に連結させた実施形態による刺繍フレームの駆動部および駆動制御部の構成を示すブロック図、図8bは可動子ブロックの斜視図、図8cはコイル結線の一実施形態を示す結線図である。
【0036】
図8aを参照すると、本発明の駆動部および駆動制御部は、複数のリニアモーターを直列に連結したリニアモーター部310と、リニアモーターの駆動信号を出力するコントローラー340と、コントローラー340から出力されるリニアモーターの駆動信号によってリニアモーター部310うち所定のリニアモーター310に駆動電流を供給して複数のリニアモーターを駆動する駆動ドライバー320と、駆動ドライバー320によって動作するリニアモーターの動作(移動量)を制御するためリニアモーター動作に応じた出力信号を駆動ドライバー320にフィードバックするリニアスケール330とを含んで構成される。
【0037】
前記した駆動部および駆動制御部は、X軸駆動用のX軸駆動部にだけ適用するかまたはY軸駆動用のY軸駆動部にだけ適用することができ、かつ、X軸駆動部およびY軸駆動部の両者に適用することもできる。例えば、X軸駆動部には1つのリニアモーターを使用し、Y軸駆動部には複数のリニアモーターを使用することもでき、かつX軸およびY軸駆動部の両者に複数のリニアモータを使用することも可能である。
【0038】
リニアモーター部310の各リニアモーターには、線型(一直線)に移動するモーターとしての可動子ブロックが包含される。
【0039】
前記したように、従来技術のリニアモーター可動子ブロックは、u、v、wの3本の巻線が外部に引出されており、
の3本の巻線は可動子ブロックの内部にモールディングされていた。これに対し、本発明では、図8bに示すように、可動子ブロックのu、v、w、
の6本を全て外部に引出すように製造することによって、6本の巻線を利用して隣接のリニアモーターに外部においてY結線として結線して使用することができる。
【0040】
図8bの‘G’はアース線である。
【0041】
図8aに示すように、4個のリニアモーター(M1、M2、M3、M4)を直列に連結しているため、駆動ドライバー320およびリニアスケール330は、1個しか必要ではない。
【0042】
すなわち、直列連結の4個のリニアモーター(M1、M2、M3、M4)は、コントローラー340によって、1個の駆動ドライバー320によって同時制御が可能であり、この時、リニアスケール330も駆動ドライバーの個数と同じ個数だけ備える。
【0043】
前記コントローラー340は、リニアモーター(M1、M2、M3、M4)を動作しようとする時には、前記駆動ドライバー320から駆動電流が供給されるようにする信号を出力し、リニアモーター(M1、M2、M3、M4)の動作を中止しようとする時には、前記駆動ドライバー320からの駆動電流の供給が中断されるようにする信号を出力する。
【0044】
図8cは可動子ブロックのコイルが結線されていることを示しており、図8cに示した6本の各巻線が、図8bのように可動子ブロックの外部に引出されている。
【0045】
前記したように、可動子ブロックの外部に引出される各巻線がリニアモーター(M1、M2、M3、M4)と直列に連結された時の等価回路が図9である。
【0046】
【0047】
したがって、4個のリニアモーターをY結線で直列に連結した場合、刺繍フレーム300を駆動する総動力(power)は、4個のリニアモーター310の各動力の和になり、このとき、1個の駆動ドライバー320と1個のリニアスケール330とを介して、4個のリニアモーター310を同時に制御することができる。
【0048】
以上の本発明は、前記された実施形態に限定されず、当業者によって多様な変形および変更が可能であり、それは添付された特許請求範囲で定義する本発明の趣旨と範囲に含まれる。
【0049】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明は、リニアモーター可動子ブロックの三相巻線の6本の線を外部に引出して、複数のリニアモーターを外部で連結することによって、1つの駆動ドライバーと1つのリニアスケールとによって制御される駆動制御部を構成できるため、複数のリニアモーターを安定的に同時制御することができる。
【0050】
また、本発明は、複数のリニアモーターを外部で連結することによって、駆動制御部の構造が簡単になるだけではなく、製造原価が低廉な刺繍フレームの駆動装置を提供することができる。
【0051】
尚、本発明は、駆動制御部の駆動ドライバーとリニアスケールなどの部品を減少させることによって、モーターを装着する空間を節約して機械的構造を簡単にするだけではなく、A/Sなどの技術支援時は操作が容易な構造を提供することができる。
【0052】
また、本発明は、外部で結線することができるリニアモーターを適用することによって、刺繍機の大きさに応じてこの容積の増減が容易な刺繍フレームの駆動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術を説明するための刺繍機の平面図。
【図2】従来技術を説明するための刺繍機の正面図。
【図3】従来技術を説明するためのX軸駆動部を示す分解斜視図。
【図4】従来技術を説明するためのX軸駆動部を示す断面図。
【図5】従来技術を説明するためのY軸駆動部を示す分解斜視図。
【図6】従来技術を説明するためのY軸駆動部を示す断面図。
【図7a】従来技術の刺繍フレームの駆動部および駆動制御部を示す断面図。
【図7b】従来技術のリニアモーターの可動子ブロックを示す斜視図。
【図7c】従来技術のコイル結線の状態を示す結線図。
【図8a】本発明の刺繍フレームの駆動部および駆動制御部の構成を示すブロック図。
【図8b】本発明のリニアモーターの可動子ブロックを示す斜視図。
【図8c】本発明のコイル結線の状態を示す結線図。
【図9】本発明の一実施形態であるY結線による等価回路を示す回路図。
【符号の説明】
300:刺繍フレーム
310:リニアモーター部
320:駆動ドライバー
330:リニアスケール
340:コントローラー
Claims (3)
- 織物を固定する刺繍フレームと、多数の針を備えた多数のヘッドと、前記刺繍フレームをX軸方向に移動させるように動力を提供するX軸駆動部と、前記刺繍フレームをY軸方向に移動させるように動力を提供するY軸駆動部と、前記X軸駆動部および前記Y軸駆動部を制御するために各々X軸駆動制御信号およびY軸駆動制御信号を出力する駆動制御部を含んでなる、多頭式刺繍機の刺繍フレーム駆動装置において、
前記X軸駆動部または前記Y軸駆動部並びに前記駆動制御部は、
複数のリニアモーターが外部で結線されるリニアモーター部と、
リニアモーターの駆動信号を出力するコントローラーと、
前記コントローラーから出力される前記リニアモーターの駆動信号により、前記リニアモーター部の所定のリニアモーターに駆動電流を供給して、複数のリニアモーターを同時に駆動させる駆動ドライバーと、
前記駆動ドライバーにより動作するリニアモーターの動作を制御するために、前記リニアモーターの動作に応じた出力信号を前記駆動ドライバーにフィードバックするリニアスケールと
を備えることを特徴とする刺繍フレーム駆動装置。 - 前記リニアモーター部の各リニアモーターは、可動子ブロックを備え、前記可動子ブロックの内部巻線の両側端部を、外部に引出している請求項1記載の刺繍フレーム駆動装置。
- 前記リニアモーター部の複数のリニアモーターは、Y結線で直列または並列に連結させる請求項1記載の刺繍フレーム駆動装置。
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