JP2004024152A - 固形黒砂糖の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】表面が均一で滑らかで、口の中でも解け易く、舌触りが良く、柔らかくて食べ易く、風味が良く、自然な甘味となる固形黒砂糖を製造でき、ひいては、表面への印刷等が綺麗に施せ、お茶受けや、お菓子や、健康食品等に適し、コーヒーや、紅茶や、料理等に使用し易く、冷たい飲み物や、ヨーグルト等にも使い易い固形黒砂糖を製造できる方法を提供する。
【解決手段】適宜手段によって粉末状に形成した黒砂糖に、霧状にした水分を徐々に加え、粉末状黒砂糖を、網目で磨り潰すようにしながら篩にかけ、撹拌状態の黒砂糖粉体を形成し、黒砂糖粉体を成形型に入れて、加圧すると共に所定含有水分量を残して加熱乾燥して固形黒砂糖を製造する。
【選択図】 図1
【解決手段】適宜手段によって粉末状に形成した黒砂糖に、霧状にした水分を徐々に加え、粉末状黒砂糖を、網目で磨り潰すようにしながら篩にかけ、撹拌状態の黒砂糖粉体を形成し、黒砂糖粉体を成形型に入れて、加圧すると共に所定含有水分量を残して加熱乾燥して固形黒砂糖を製造する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面が均一で、滑らかとなり、舌触りが良く、溶解し易く、柔らかくて食べ易く、風味が良くて、自然な甘味の固形黒砂糖を製造できるように工夫した固形黒砂糖の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の黒砂糖にあっては、例えば、砂糖黍から搾り出した糖汁に、食用石灰乳を加え、これを煮詰めて濃縮し、更に、これを冷却して固まらせるようにして製造していた。
【0003】
また、従来のグラニュー糖の固形砂糖(例えば、角砂糖)にあっては、グラニュー糖に所定の水分を加えて撹拌し、これを成型機に入れ、成型機で圧力を加えると共に乾燥せしめるようにして製造していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前述の如き製造方法によって製造された黒砂糖は、密度が高く、硬い塊状となり、表面が凸凹で、舌触りが悪く、溶解し難く、硬くて食べ難く、甘味が稍きついものとなっていた。
【0005】
また、前述の如き製造方法によって製造されたグラニュー糖の固形砂糖(例えば、角砂糖)は、表面がザラザラで、舌触りが悪く、冷たい水に解け難く、そのまま食べても美味しくなく、風味がなく、甘味がきついものとなっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、前述の如き難点等を解消できるようにすべく創出されたもので、請求項1記載の固形黒砂糖の製造方法にあっては、適宜手段によって粉末状に形成した黒砂糖に、霧状にした水分を徐々に加え、所定目開きの網目を利用して、霧状水分が加えられた粉末状黒砂糖を、網目で磨り潰すようにしながら篩にかけて、水分を含み且つソフトな撹拌状態の黒砂糖粉体を形成し、この黒砂糖粉体を成形型に入れて、加圧すると共に所定含有水分量を残して加熱乾燥して固形黒砂糖を製造する手段を採用した。
【0007】
また、請求項2記載の固形黒砂糖の製造方法にあっては、砂糖黍から搾り出した糖汁を、遠心分離機にかけて糖蜜を取出し、この糖蜜に粗糖を混合して固まらせた黒砂糖を、粉砕機にかけて粉末状に形成し、この粉末状黒砂糖に、霧状にした水分を徐々に加え、所定目開きの網目を利用して、霧状水分が加えられた粉末状黒砂糖を、網目で磨り潰すようにしながら篩にかけて、水分を含み且つソフトな撹拌状態の黒砂糖粉体を形成し、この黒砂糖粉体を成形型に入れて、加圧すると共に所定含有水分量を残して加熱乾燥して固形黒砂糖を製造する手段を採用した。
【0008】
更に、請求項3記載の固形黒砂糖の製造方法にあっては、黒砂糖粉体の加熱乾燥による固形黒砂糖の含有水分量を0.2〜0.9パーセントとする手段を採用した。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の固形黒砂糖の製造方法は、先ず、砂糖黍から糖汁を搾り出す。そして、この搾り出した糖汁を、遠心分離機にかけて糖蜜を取出す。更に、この糖蜜に粗糖を混合して固まらせる。次に、この固まらせた黒砂糖を、粉砕機にかけて粉末状黒砂糖を形成する。尚、粉末状黒砂糖を形成する手段は、前記手段に限らず、従来から存在する一般的な手段を用いても良い。
【0010】
それから、前記粉末状黒砂糖に、霧状にした水分を徐々に加えながら、所定目開き(例えば、0.1〜0.2mm)の網目を利用して、霧状水分が加えられた粉末状黒砂糖を、網目で磨り潰すようにしながら篩にかけて、水分を含み且つソフトな撹拌状態の黒砂糖粉体を形成する。尚、水分を含み且つソフトな撹拌状態の黒砂糖粉体は、造粒機によって作り出すようにしても良い。
【0011】
その後、前記黒砂糖粉体を所望の成形型に入れ、加圧すると共に所定含有水分量(例えば、0.2〜0.9パーセント)を残して加熱乾燥して固形黒砂糖を製造する。
【0012】
尚、この固形黒砂糖の表面(例えば、上面)には、適宜着色剤による印刷を施して、出産祝い用、結婚祝い用、贈答用、その他適宜目的に応じた文字や、数字や、メッセージ等を加えるようにしても良い。
【0013】
ところで、砂糖黍から糖汁を搾り出す具体的手段、搾り出した糖汁から糖蜜を取出す具体的手段、糖蜜に粗糖を混合して固まらせる具体的手段、固まらせた黒砂糖を粉末状黒砂糖を形成する具体的手段、粉末状黒砂糖を、水分を含み且つソフトな撹拌状態の黒砂糖粉体を形成する具体的手段、粉末状黒砂糖に霧状にした水分を徐々に加える具体的手段、網目の具体的構成、形状、寸法、材質、霧状水分が加えられた粉末状黒砂糖を、網目で磨り潰すようにしながら篩にかける具体的手段、固形黒砂糖の表面への適宜着色剤による具体的印刷手段、製造される固形黒砂糖の具体的形状、寸法等は、適宜自由に設定、変更できるものである。
【0014】
【発明の効果】
従って、請求項1記載の固形黒砂糖の製造方法は、適宜手段によって粉末状に形成した黒砂糖に、霧状にした水分を徐々に加え、所定目開きの網目を利用して、霧状水分が加えられた粉末状黒砂糖を、網目で磨り潰すようにしながら篩にかけて、水分を含み且つソフトな撹拌状態の黒砂糖粉体を形成し、この黒砂糖粉体を成形型に入れて、加圧すると共に所定含有水分量を残して加熱乾燥して固形黒砂糖を製造するので、表面が均一で滑らかな固形黒砂糖を製造できるようになる。更に、口の中でも解け易く、舌触りが良く、柔らかくて食べ易く、しかも、風味が良く、自然な甘味となる固形黒砂糖を製造できるようになる。
【0015】
ひいては、表面が均一で滑らかとなることで、その表面への印刷等が綺麗に施せるようになり、また、口の中でも解け易く、舌触りも良く、柔らかく食べ易くなることで、お茶受けや、お菓子や、健康食品等としてそのまま食することができるようになり、更に、解け易いことで、コーヒーや、紅茶や、料理等に使用し易く、特に、冷たい飲み物や、ヨーグルト等にも使い易い固形黒砂糖を製造できるようになる。
【0016】
加えて、前述の如き固形黒砂糖を、簡単に、能率良く、且つ大量に製造できるようになる。
【0017】
また、請求項2記載の固形黒砂糖の製造方法は、砂糖黍から搾り出した糖汁を、遠心分離機にかけて糖蜜を取出し、この糖蜜に粗糖を混合して固まらせた黒砂糖を、粉砕機にかけて粉末状に形成し、この粉末状黒砂糖に、霧状にした水分を徐々に加え、所定目開きの網目を利用して、霧状水分が加えられた粉末状黒砂糖を、網目で磨り潰すようにしながら篩にかけて、水分を含み且つソフトな撹拌状態の黒砂糖粉体を形成し、この黒砂糖粉体を成形型に入れて、加圧すると共に所定含有水分量を残して加熱乾燥して固形黒砂糖を製造するので、表面が均一で滑らかな固形黒砂糖を製造できるようになる。更に、口の中でも解け易く、舌触りが良く、柔らかくて食べ易く、しかも、風味が良く、自然な甘味となる固形黒砂糖を製造できるようになる。
【0018】
ひいては、表面が均一で滑らかとなることで、その表面への印刷等が綺麗に施せるようになり、また、口の中でも解け易く、舌触りも良く、柔らかく食べ易くなることで、お茶受けや、お菓子や、健康食品等としてそのまま食することができるようになり、更に、解け易いことで、コーヒーや、紅茶や、料理等に使用し易く、特に、冷たい飲み物や、ヨーグルト等にも使い易い固形黒砂糖を製造できるようになる。
【0019】
加えて、前述の如き固形黒砂糖を、簡単に、能率良く、且つ大量に製造できるようになる。
【0020】
更に、請求項3記載の固形黒砂糖の製造方法は、黒砂糖粉体の加熱乾燥による固形黒砂糖の含有水分量を0.2〜0.9パーセントとするので、表面がより均一で滑らかとなり、より解け易く、舌触りが良く、より柔らかくて食べ易い固形黒砂糖を製造できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固形黒砂糖の製造工程を例示するブロック図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面が均一で、滑らかとなり、舌触りが良く、溶解し易く、柔らかくて食べ易く、風味が良くて、自然な甘味の固形黒砂糖を製造できるように工夫した固形黒砂糖の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の黒砂糖にあっては、例えば、砂糖黍から搾り出した糖汁に、食用石灰乳を加え、これを煮詰めて濃縮し、更に、これを冷却して固まらせるようにして製造していた。
【0003】
また、従来のグラニュー糖の固形砂糖(例えば、角砂糖)にあっては、グラニュー糖に所定の水分を加えて撹拌し、これを成型機に入れ、成型機で圧力を加えると共に乾燥せしめるようにして製造していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前述の如き製造方法によって製造された黒砂糖は、密度が高く、硬い塊状となり、表面が凸凹で、舌触りが悪く、溶解し難く、硬くて食べ難く、甘味が稍きついものとなっていた。
【0005】
また、前述の如き製造方法によって製造されたグラニュー糖の固形砂糖(例えば、角砂糖)は、表面がザラザラで、舌触りが悪く、冷たい水に解け難く、そのまま食べても美味しくなく、風味がなく、甘味がきついものとなっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、前述の如き難点等を解消できるようにすべく創出されたもので、請求項1記載の固形黒砂糖の製造方法にあっては、適宜手段によって粉末状に形成した黒砂糖に、霧状にした水分を徐々に加え、所定目開きの網目を利用して、霧状水分が加えられた粉末状黒砂糖を、網目で磨り潰すようにしながら篩にかけて、水分を含み且つソフトな撹拌状態の黒砂糖粉体を形成し、この黒砂糖粉体を成形型に入れて、加圧すると共に所定含有水分量を残して加熱乾燥して固形黒砂糖を製造する手段を採用した。
【0007】
また、請求項2記載の固形黒砂糖の製造方法にあっては、砂糖黍から搾り出した糖汁を、遠心分離機にかけて糖蜜を取出し、この糖蜜に粗糖を混合して固まらせた黒砂糖を、粉砕機にかけて粉末状に形成し、この粉末状黒砂糖に、霧状にした水分を徐々に加え、所定目開きの網目を利用して、霧状水分が加えられた粉末状黒砂糖を、網目で磨り潰すようにしながら篩にかけて、水分を含み且つソフトな撹拌状態の黒砂糖粉体を形成し、この黒砂糖粉体を成形型に入れて、加圧すると共に所定含有水分量を残して加熱乾燥して固形黒砂糖を製造する手段を採用した。
【0008】
更に、請求項3記載の固形黒砂糖の製造方法にあっては、黒砂糖粉体の加熱乾燥による固形黒砂糖の含有水分量を0.2〜0.9パーセントとする手段を採用した。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の固形黒砂糖の製造方法は、先ず、砂糖黍から糖汁を搾り出す。そして、この搾り出した糖汁を、遠心分離機にかけて糖蜜を取出す。更に、この糖蜜に粗糖を混合して固まらせる。次に、この固まらせた黒砂糖を、粉砕機にかけて粉末状黒砂糖を形成する。尚、粉末状黒砂糖を形成する手段は、前記手段に限らず、従来から存在する一般的な手段を用いても良い。
【0010】
それから、前記粉末状黒砂糖に、霧状にした水分を徐々に加えながら、所定目開き(例えば、0.1〜0.2mm)の網目を利用して、霧状水分が加えられた粉末状黒砂糖を、網目で磨り潰すようにしながら篩にかけて、水分を含み且つソフトな撹拌状態の黒砂糖粉体を形成する。尚、水分を含み且つソフトな撹拌状態の黒砂糖粉体は、造粒機によって作り出すようにしても良い。
【0011】
その後、前記黒砂糖粉体を所望の成形型に入れ、加圧すると共に所定含有水分量(例えば、0.2〜0.9パーセント)を残して加熱乾燥して固形黒砂糖を製造する。
【0012】
尚、この固形黒砂糖の表面(例えば、上面)には、適宜着色剤による印刷を施して、出産祝い用、結婚祝い用、贈答用、その他適宜目的に応じた文字や、数字や、メッセージ等を加えるようにしても良い。
【0013】
ところで、砂糖黍から糖汁を搾り出す具体的手段、搾り出した糖汁から糖蜜を取出す具体的手段、糖蜜に粗糖を混合して固まらせる具体的手段、固まらせた黒砂糖を粉末状黒砂糖を形成する具体的手段、粉末状黒砂糖を、水分を含み且つソフトな撹拌状態の黒砂糖粉体を形成する具体的手段、粉末状黒砂糖に霧状にした水分を徐々に加える具体的手段、網目の具体的構成、形状、寸法、材質、霧状水分が加えられた粉末状黒砂糖を、網目で磨り潰すようにしながら篩にかける具体的手段、固形黒砂糖の表面への適宜着色剤による具体的印刷手段、製造される固形黒砂糖の具体的形状、寸法等は、適宜自由に設定、変更できるものである。
【0014】
【発明の効果】
従って、請求項1記載の固形黒砂糖の製造方法は、適宜手段によって粉末状に形成した黒砂糖に、霧状にした水分を徐々に加え、所定目開きの網目を利用して、霧状水分が加えられた粉末状黒砂糖を、網目で磨り潰すようにしながら篩にかけて、水分を含み且つソフトな撹拌状態の黒砂糖粉体を形成し、この黒砂糖粉体を成形型に入れて、加圧すると共に所定含有水分量を残して加熱乾燥して固形黒砂糖を製造するので、表面が均一で滑らかな固形黒砂糖を製造できるようになる。更に、口の中でも解け易く、舌触りが良く、柔らかくて食べ易く、しかも、風味が良く、自然な甘味となる固形黒砂糖を製造できるようになる。
【0015】
ひいては、表面が均一で滑らかとなることで、その表面への印刷等が綺麗に施せるようになり、また、口の中でも解け易く、舌触りも良く、柔らかく食べ易くなることで、お茶受けや、お菓子や、健康食品等としてそのまま食することができるようになり、更に、解け易いことで、コーヒーや、紅茶や、料理等に使用し易く、特に、冷たい飲み物や、ヨーグルト等にも使い易い固形黒砂糖を製造できるようになる。
【0016】
加えて、前述の如き固形黒砂糖を、簡単に、能率良く、且つ大量に製造できるようになる。
【0017】
また、請求項2記載の固形黒砂糖の製造方法は、砂糖黍から搾り出した糖汁を、遠心分離機にかけて糖蜜を取出し、この糖蜜に粗糖を混合して固まらせた黒砂糖を、粉砕機にかけて粉末状に形成し、この粉末状黒砂糖に、霧状にした水分を徐々に加え、所定目開きの網目を利用して、霧状水分が加えられた粉末状黒砂糖を、網目で磨り潰すようにしながら篩にかけて、水分を含み且つソフトな撹拌状態の黒砂糖粉体を形成し、この黒砂糖粉体を成形型に入れて、加圧すると共に所定含有水分量を残して加熱乾燥して固形黒砂糖を製造するので、表面が均一で滑らかな固形黒砂糖を製造できるようになる。更に、口の中でも解け易く、舌触りが良く、柔らかくて食べ易く、しかも、風味が良く、自然な甘味となる固形黒砂糖を製造できるようになる。
【0018】
ひいては、表面が均一で滑らかとなることで、その表面への印刷等が綺麗に施せるようになり、また、口の中でも解け易く、舌触りも良く、柔らかく食べ易くなることで、お茶受けや、お菓子や、健康食品等としてそのまま食することができるようになり、更に、解け易いことで、コーヒーや、紅茶や、料理等に使用し易く、特に、冷たい飲み物や、ヨーグルト等にも使い易い固形黒砂糖を製造できるようになる。
【0019】
加えて、前述の如き固形黒砂糖を、簡単に、能率良く、且つ大量に製造できるようになる。
【0020】
更に、請求項3記載の固形黒砂糖の製造方法は、黒砂糖粉体の加熱乾燥による固形黒砂糖の含有水分量を0.2〜0.9パーセントとするので、表面がより均一で滑らかとなり、より解け易く、舌触りが良く、より柔らかくて食べ易い固形黒砂糖を製造できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固形黒砂糖の製造工程を例示するブロック図である。
Claims (3)
- 適宜手段によって粉末状に形成した黒砂糖に、霧状にした水分を徐々に加え、所定目開きの網目を利用して、霧状水分が加えられた粉末状黒砂糖を、網目で磨り潰すようにしながら篩にかけて、水分を含み且つソフトな撹拌状態の黒砂糖粉体を形成し、この黒砂糖粉体を成形型に入れて、加圧すると共に所定含有水分量を残して加熱乾燥して固形黒砂糖を製造することを特徴とした固形黒砂糖の製造方法。
- 砂糖黍から搾り出した糖汁を、遠心分離機にかけて糖蜜を取出し、この糖蜜に粗糖を混合して固まらせた黒砂糖を、粉砕機にかけて粉末状に形成し、この粉末状黒砂糖に、霧状にした水分を徐々に加え、所定目開きの網目を利用して、霧状水分が加えられた粉末状黒砂糖を、網目で磨り潰すようにしながら篩にかけて、水分を含み且つソフトな撹拌状態の黒砂糖粉体を形成し、この黒砂糖粉体を成形型に入れて、加圧すると共に所定含有水分量を残して加熱乾燥して固形黒砂糖を製造することを特徴とした固形黒砂糖の製造方法。
- 黒砂糖粉体の加熱乾燥による固形黒砂糖の含有水分量を0.2〜0.9パーセントとすることを特徴とした請求項1または請求項2記載の固形黒砂糖の製造方法。
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JP2002187053A JP3790988B2 (ja) | 2002-06-27 | 2002-06-27 | 固形黒砂糖の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007129921A (ja) * | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Ueno Sato Kk | 固形黒砂糖およびその製造方法 |
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CN105087833B (zh) * | 2015-07-28 | 2018-07-06 | 广西科技大学 | 一种工业化连续式生产零添加红糖的工艺方法 |
CN107788504A (zh) * | 2017-09-22 | 2018-03-13 | 广州天惠食品股份有限公司 | 一种黑糖糖浆及其制备方法 |
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2002
- 2002-06-27 JP JP2002187053A patent/JP3790988B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007129921A (ja) * | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Ueno Sato Kk | 固形黒砂糖およびその製造方法 |
JP4671840B2 (ja) * | 2005-11-08 | 2011-04-20 | 上野砂糖株式会社 | 固形黒砂糖およびその製造方法 |
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JP3790988B2 (ja) | 2006-06-28 |
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