JP2004023965A - 突入電流防止電源回路および携帯画像処理装置 - Google Patents

突入電流防止電源回路および携帯画像処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】利便性に優れ、安価な構成で負荷起動時の突入電流を防止しながら負荷に所定の電力を供給し、実質的に電池の寿命を延長する。
【解決手段】1次電源を構成する電池11と2次電源部12の出力との間に、スイッチ動作するトランジスタQ2とトランジスタQ3とを含むスイッチ部13を設ける。起動時に、2次電源部12のトランジスタQ1を外部システムからの制御信号を入力する制御IC121でパルス駆動制御して所定電圧値を生成し、さらに、スイッチ部13(複数も可能)においてスイッチ動作するトランジスタQ2のオンオフ動作を外部システムからの適宜のデューティー比を持つ制御信号で制御し、起動時の突入電流を抑制し適切な電圧値を負荷部14に印加する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、突入電流防止電源回路および携帯画像処理装置に関し、特に、電池を使用した1次電源から複数の2次電源出力を得る電源回路の回路構成を、突入電流を防止する回路構成とした突入電流防止電源回路および携帯画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタルカメラ等の携帯画像処理装置では、多くの場合、電源を装置に内蔵する電池に依存している。また、このような装置の全体形状は、ユーザの携帯に便利であるようにし、また、ユーザの使い勝手を良くするために、可能な限りにコンパクトな形状にされる傾向にある。このため、電源として使用される電池の容量も、この全体形状の大きさによる制約を受けて、小容量となる傾向がある。
一方、ユーザーの他の要望としては、経済性の面から、できる限り電池の寿命を長持ちさせることが求められている。また、使い勝手の面からは、携帯機器として電池の交換等は極力避け得ることが求められている。
そのため、起動時における突入電流(ラッシュカレント)を極力削減する工夫が必要となる。特に、単三電池等では、内部抵抗値が2次電池に比較して大きいために、突入電流が大きいと、この突入電流による電圧降下が大きく発生して2次電源を生成するDC/DCコンバータ等の供給電圧が必要な動作電圧以下になってしまい、このため、このDC/DCコンバータが非動作状態になり、突入電流が少なければ、本来的には充分に使用可能な容量を有していた筈なのに、結果的に、あたかも電池寿命が無くなったかのような不具合な現象が生じてしまうことになる。
【0003】
特に、単三電池等の内部抵抗値がリチウムイオン等の2次電池に比較して大きい電池を1次電源に使用する場合には、突入電流が大きいと、この突入電流の作用で2次電源(例えば、DC/DCコンバータ等)に供給される電圧が大きく降下し、この2次電源からの負荷への供給電圧が負荷に必要な動作電圧以下になってしまうので、結果的に、このような1次電源を使用する2次電源並びに負荷は非動作になってしまう。
図5は、従来の一般的な電源回路における半導体スイッチの動作特性を示す波形図である。
この半導体スイッチの構成は、後述の図1のスイッチ部の中に示す第2のスイッチQ2と同じである。
今、外部のコントローラから、後述の図1に示すような抵抗R7へオン信号が入力されると、トランジスタQ3がオンとなり、p−chMOSのトランジスタQ2のゲート電圧が下がり、閾値電圧に到達するため、トランジスタQ2はオンとなり、負荷側へ出力電圧が発生して、同時にコンデンサC2に充電が開始される。
【0004】
この時に、例えば、図1に示すような制御用IC121では出力電圧が低下するので、制御用IC121のERRORVin端子に入力される2次電源電圧に比例する電圧値と制御用IC121内部の基準電圧値とを比較して高レベルでの動作が開始され、結果として大きな突入電流が発生する。コンデンサC2が充電されると、負荷の通常の動作に必要な消費電流のみが流れる。この突入電流により、1次側電源の電池の供給電流も大きくなり、単三アルカリ乾電池のような内部抵抗が比較的高い電池では、電圧降下が大きくなり電源の瞬断が発生する。
そこで、この突入電流への対策として、実開平5−50836号公報の「突入電流抑制回路」には、電源と負荷の間にスイッチ(FETトランジスタ)を2段用意し、その1段はディレイ回路で遅延して動作させると共に、そのスイッチと平行に抵抗を挿入し、起動後にこの抵抗を短絡することにより起動時の突入電流を削減する方法が考案されている。
【0005】
また、特開平5−111240号公報の「DC・DCコンバータの突入電流防止回路」には、2次電源自身の起動に対して電池とDC/DCコンバータとの間にスイッチ素子を入れて、このスイッチ素子をPWM信号発生器によりパルス状に動作させ、この動作を、初期の入力コンデンサの充電が進んでいない段階ではオン期間を短く、入力コンデンサの充電が進んだ時点以降はオン期間が長くなるように制御することにより、DC/DCコンバータ自身の起動時の突入電流を削減する技術が示されている。
さらに、特開2001−339940号公報の「電源スイッチ手段を持つ電源装置」では、1次電池と、負荷に開放されたDC/DC電源回路との間に電源スイッチを接続し、さらに、この電源スイッチを制御する開閉制御回路を設けて、この開閉制御回路により、起動時の突入電流による電圧効果が許容値以下となるような前記電源スイッチの開閉時間の制御を行う技術が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のとおり、従来の電源回路は、ユーザの携帯に便利であるようにし、また、ユーザの使い勝手を良くするために、可能な限りにコンパクトな形状にされる傾向にあり、このため、電源として使用される電池の容量も、この全体形状の大きさによる制約を受けて、小容量となる傾向がある。
しかしながら、負荷起動時の突入電流の存在が、電池の実効寿命を縮めてしまうという周知の現象があり、従来から、その防止策が実施されている。
すなわち、使用される電池が、元々充分使用可能な容量を有していても、前述の突入電流の作用により、実効的にこの電池の寿命が本来の寿命よりも早く切れてしまうという問題点を有している。
尚、この問題点の解決を意図した前述の実開平5−111240号公報の「DC・DCコンバータの突入電流防止回路」に示された技術では、高価なスイッチ素子を2段必要とし、さらにディレイ回路を必要としている。
【0007】
また、前述の特開平5−111240号公報の「DC・DCコンバータの突入電流防止回路」、および特開2001−339940号公報の「電源スイッチ手段を持つ電源装置」に示された技術では、1次電源出力側と2次電源との間についてはスイッチ素子によるパルス制御が考慮されているが、2次電源出力側と負荷との間については本発明のような外部システムからの制御信号を使用したデューティー比制御が考慮されていないため、例えばDC/DCコンバータ制御ICのパッケージの都合で2出力が同時にオンとなる仕様のICを使用する場合で、後段の負荷条件により、動作のタイミングをずらす必要がある場合には、個別に対応することができないので、やはり突入電流が発生してしまう不具合がある。本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、利便性に優れ、安価な構成でありながら、負荷起動時の突入電流を防止し負荷に電力を供給することができる突入電流防止電源回路を提供することを目的としている。
本発明の他の目的は、負荷起動時の突入電流を防止しながら負荷に電力を供給することができる突入電流防止電源回路を使用して、電池の取り替え回数を減らすことができる携帯画像処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、上述した目的を達成させるために、1次電源手段からの出力を入力して、負荷起動時の突入電流を防止しながら少なくとも1つの2次電源出力を前記負荷に供給する2次電源手段を有する突入電流防止電源回路において、前記少なくとも1つの2次電源手段と前記負荷との間に少なくとも1つの半導体スイッチを備え、起動時は負荷側容量性負荷による突入電流を軽減乃至は防止するために前記半導体スイッチの駆動をパルス制御をもって行い、その後の定常時は連続オン制御を行うスイッチ制御手段を具備したことを特徴とするものである。これにより、負荷起動時の突入電流を防止しながら負荷に電力を供給することができる突入電流防止電源回路を簡略で安価な回路構成をもって実現している。
また、請求項2に記載の発明に係る前記1次電源手段は、電池またはACアダプタ電源の利用を可能としたことを特徴とするものである。
【0009】
これにより、電池とACアダプタとの併用が可能となって、1次電源の選択肢が増すと共に、このACアダプタは大きな突入電流に対応した大容量ACアダプタとする必要がないので、ACアダプタの大きさやコストを削減し得る突入電流防止電源回路を実現している。
【0010】
また、請求項3に記載の発明は、2次電源手段から出力される複数の出力の制御タイミングが同一の場合において、前記2次電源手段と前記複数の負荷との間に介挿される複数の前記半導体スイッチの制御タイミングをずらして起動時の負荷側容量性負荷による突入電流を防止し得るように前記半導体スイッチの駆動をパルス制御をもって行い、その後の定常時は連続オン制御を行うスイッチ制御手段を具備したことを特徴とするものである。
このように構成することで2次電源手段から同時に2次電源出力が複数出力される場合には、後段の負荷条件により対応させることができ、突入電流の発生を的確に防止することができる。
【0011】
また、請求項4に記載の発明に係る前記スイッチ制御手段によるパルス制御方法は、前記1次電源手段の動作電圧により変えるように構成したことを特徴とするものである。これにより、実際の電池の使用状況に対応する動作電圧により、制御を変えて最適な突入電流軽減制御を可能としている。
また、請求項5に記載した発明に係る前記スイッチ制御手段によるパルス制御は、前記1次電源手段の種類により変えるように構成したことを特徴とするものである。
これにより、内部抵抗の低い電池では、起動時間を早くし、内部抵抗の高い電池では、起動時間を遅くする制御が可能となる。
また、請求項6に記載の発明に係る前記スイッチ制御手段によるパルス制御は、動作温度により変えるように構成したことを特徴としている。
このような構成とすることで、温度により制御を変えて最適な突入電流軽減制御が可能となる。
【0012】
さらにまた、請求項7に記載の発明に係る突入電流防止電源回路は、1次電源手段からの出力を入力して、負荷起動時の突入電流を防止しながら少なくとも1つの2次電源出力を前記負荷に供給する2次電源手段を有する突入電流防止電源回路において、前記1次電源手段の出力を入力し、出力電圧値に比例する電圧値と基準電圧値との差に応じて前記入力をオンオフ制御して出力する第1の半導体スイッチを備え、且つ外部システムからの第1の指令を契機に前記第1の半導体スイッチのオンオフ動作を開始する2次電源手段と、前記2次電源手段の出力を入力し、外部システムからの第2の指令に応じて、前記入力をオンオフ制御して出力する第2の半導体スイッチを備えた少なくとも1つのスイッチ制御手段と、を具備したことを特徴としている。
これにより、負荷起動時の突入電流を防止しながら、負荷に電力を供給することが可能となり、しかも、安価に突入電流防止回路を提供することができる。
【0013】
また、請求項8に記載した本発明に係る突入電流防止電源回路の前記2次電源手段は、前記出力電圧値に比例する電圧値と前記基準電圧値との差に応じたデューティー比を有するパルス信号により前記第1の半導体スイッチの動作を制御することを特徴としている。
これにより、すべての負荷に供給する所定の2次電源出力電圧を簡単な回路で構成することができる。
また、請求項9に記載の発明に係る突入電流防止電源回路の前記スイッチ制御手段の各々を、前記第2の指令を伝える信号のデューティー比を有するパルス信号により前記第2の半導体スイッチの動作を制御することを特徴としている。
これにより、各負荷側からの指令に個別に応じた出力電圧値の調整を簡単な回路で構成することができる。
【0014】
また、請求項10に記載した本発明に係る携帯画像処理装置は、突入電流防止電源回路を電源に使用したことを特徴としている。
これにより、電池の取り替え頻度を軽減し得る携帯画像処理装置を実現している。
さらにまた、請求項11に記載した本発明に係る前記携帯画像処理装置は、デジタルカメラであることを特徴としている。
これにより、小型化、長寿命化が要求されているデジタルカメラの電源回路に適応させてユーザの利便性を向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に基づき、図面を参照して本発明の突入電流防止電源回路を説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る突入電流防止電源回路の要部の構成を示している。
図1に示す突入電流防止電源回路は、1次電源を構成する1次電源手段としての電池11と、2次電源手段としての2次電源部12と、スイッチ制御手段としてのスイッチ部13とを具備する。
2次電源部12は、全体として降圧形DC/DCコンバータを構成し、2次電源回路を制御するための制御IC121と、電力を蓄えるためのインダクタL1と、オンオフ動作によりインダクタL1に蓄積される電力を制御する第1の半導体スイッチとしてのトランジスタQ1(pnp型)と、トランジスタQ1のベースに流れる電流を制限するための抵抗R1と、インダクタL1が放出する電力に伴う電流を整流するダイオードD1と、ダイオードD1による整流電流を蓄積するコンデンサC1と、出力の誤差電圧を抵抗比で分割するための抵抗R2,R3とを具備する。
【0016】
スイッチ部13は、p−chMOSの第2の半導体スイッチとしてのトランジスタQ2、外部システムのコントローラからの信号電圧を受ける抵抗R6,R7と、この信号電圧の昇圧用のトランジスタQ3と、この信号電圧を制限してトランジスタQ2に伝達するための抵抗R4,R5とを具備する。
1次電源を構成する電池11は、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、ニッカド(NiCd)電池、アルカリ電池等の使用が可能である。
スイッチ部13は、様々な種類の負荷に対応して、複数にすることが可能である。
尚、負荷部14は、本発明の突入電流防止電源回路の構成要素ではないが、この負荷部14の負荷141には、コンデンサC2が並列接続されているものとする。
【0017】
以下、本実施の形態に係る突入電流防止電源回路の動作を説明する。
外部システムであるコントローラ(例えば、後述の図4に示すコントローラ4)から、制御IC121のCONT端子に起動信号が入ると、制御IC121は動作を開始し、トランジスタQ1をオンオフしてインダクタL1に電力を蓄える。
トランジスタQ1のベースと制御IC121のICVcc端子との間に接続された抵抗R1は、トランジスタQ1のベース電流を制限するための抵抗である。すなわち、トランジスタQ1がオフになると、インダクタL1から電力が放出されてダイオードD1により整流されてコンデンサC1に電荷が蓄えられて、2次電源部12の出力電圧として出力される。
抵抗R2,R3は、制御IC121に出力の誤差電圧(現在の2次電源部12の出力電圧値)を抵抗分割で出力させるための分割抵抗であり、制御IC121は、この電圧(ERRORVin端子を介して入力される)と、制御IC121内部の図示しない基準電圧とを比較して(両者の差に応じて)トランジスタQ1をドライブするパルスのデューティー比を制御し、これにより予め設定されたとおりの電圧を出力する。
【0018】
スイッチ部13は、前述の外部システムのコントローラから出力されるパルス波形のデューティー比制御により、起動時直後は、負荷部のコンデンサC2の充電時の突入電流を軽減するように動作する。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る突入電流防止電源回路におけるスイッチ部の動作特性を示す波形図である。
図2では、抵抗R7に入力された前述の外部システムのコントローラ(例えば4に示すコントローラ4)からのパルス出力のデューティー制御を行うことにより、コンデンサC2の充電電流を徐々に充電して突入電流を押さえることにより、前述の図5で説明した瞬断を発生させるような不具合が防止されていることが示されている。
【0019】
〔第2の実施の形態〕
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る突入電流防止電源回路の要部の構成を示している。
図3に示す突入電流防止電源回路では、図1に示す第1の実施の形態に係る突入電流防止電源回路の電池11にACアダプタ21を付加した回路構成となっており、その他の構成部分は、図1に示す突入電流防止電源回路と同様である。ACアダプタ21をACアダプタ21のソケットに挿入すると、電池11のGND側が浮いて電池の負極側がオフとなり電池11からの出力が断たれ、代りにACアダプタ21で降圧整流された直流電流が印加されることになる。
【0020】
〔第3の実施の形態〕
図4は、本発明の第3の実施の形態に係る携帯画像処理装置の要部の構成を示している。
図4に示す携帯画像処理装置は、全体としてデジタルカメラ1を構成している。図4において、コントローラ(CPU)4と、ストロボ5と、操作部9と、レンズ系2と、フォーカスレンズ系201と、ズームレンズ系202と、絞り等を含むメカ機構203と、フォーカスモータ204と、ズームモータ205と、絞りモータ206と、フォーカスモータドライバ207と、ズームモータドライバ208と、絞りモータドライバ209と、TG部(Timing Generator)301と、CCD(電荷結合素子)302と、CDS(相関2重サンプリング)回路303と、可変利得増幅器(AGCアンプ)304と、A/D変換器305と、画像データをデジタル信号処理するIPP(Image Pre−Processor)306と、DCT(Discrete Cosine Transform)308と、コーダー(Huffman Encoder/Decoder)309と、MCC(Memory Card Controller)310と、RAM(内部メモリ)307と、カードインターフェース311と、メモリーカード等を含むPCカード312と、外部通信用ドライバ313と、フラッシュメモリー(EEPROM)401と、コントローラ用のA/D変換器402と、コントローラ用のD/A変換器403と、システムバスライン404と、LCDドライバ回路601と、LCD表示部602と、補助光ランプ603と、補助光ランプ駆動回路604と、レリーズスイッチ901と、モード入力手段902と、振動モータドライバ1001と、振動モータ1002とを具備している。
【0021】
この他に、音声アンプ部8、マイク801、スピーカ802、イヤホン803も具備している。また、電源装置として、通信電源アダプタ1002、電池としてのバッテリ701、702およびACアダプタ703を用いることができるように構成されている。
以下、この第3の実施の形態に係る携帯画像処理装置の動作を説明することにより、併せて電源電池の電力を消費する動作を説明する。
レンズユニットは、レンズ系2、絞り・フィルタ等を含むメカ機構203からなり、そのメカ機構203のメカニカルシャッタは、2つのフィールドの露光を行う。
レンズ系2は、例えば、バリフォーカルレンズからなり、フォーカスレンズ201とズームレンズ系202とで構成されている。フォーカスモータドライバ207は、コントローラ4から供給される制御信号に従って、フォーカスモータドライバ207を駆動してフォーカスレンズ系201を光軸方向に移動させる。
【0022】
ズームモータドライバ208は、コントロ−ラ4から供給されるテレ方向またはワイド方向を示す制御信号に従って、ズームモータ205を駆動して、ズームレンズ系202を光軸方向にテレ方向またはワイド方向に移動させる。また、絞りモータドライバ209は、コントローラ4から供給される絞り制御信号に従って、メカ機構203を駆動し、制御に基づく絞りの絞り値を設定する。
CCD(電荷結合素子)302は、レンズユニットを介して入力した映像を電気信号(アナログ画像データ)に変換する。CDS回路303は、CCD型撮像素子に対する低雑音化のための回路である。また、AGCアンプ304は、CDS回路303で相関2重サンプリングされた信号のレベルを補正する。
【0023】
尚、設定データのコントロール電圧値は、AGCアンプ304が内蔵するD/A変換器(図示は省略)を介して、AGCアンプ304に設定される。
【0024】
さらにA/D変換器305は、AGCアンプ304を介して入力したCCD302からのアナログ画像データをデジタル画像データに変換する。すなわち、CCD302の出力信号は、CDS回路303およびAGCアンプ304を経てA/D変換器305に入力され、A/D変換器305により、最適なサンプリング周波数(例えばNTSC信号のサブキャリア周波数の整数倍)を用いてデジタル信号に変換される。
また、画像データのデジタル信号処理部であるIPP306と、DCT308、およびコーダー309は、A/D変換器305から入力したデジタル画像データについて色差(Cb、Cr)と輝度(Y)に分けて各種処理、補正および画像圧縮/伸長のためのデータ処理を施す。より具体的には、DCT308およびコーダー309は、例えば、JPEG準拠の画像圧縮・伸長の1過程である直交変換・逆直交変換処理や、JPEG準拠の画像圧縮・伸長処理の1過程であるハフマン符号化・復号化等の処理を行う。また、IPP306は、G画像データの輝度データ(Y)を検出し、検出した輝度データ(Y)に応じたAE評価値をコントローラ4に出力する。このAE評価値は被写体の輝度(明るさ)を示すものである。
【0025】
さらに、IPP306は、設定された色温度範囲内で、R,G,B画像データの各輝度データ(Y)に応じたAWB( Auto White Balance)評価値の各々をコントローラ4に出力する。尚、このAWB評価値は、被写体の色成分を示すものである。
MCC(Memory Card Controller)310は、圧縮処理された画像データを一旦蓄えた後でのPCカードインターフェース311を介してのPCカード312への記録や、PCカード312に記録されている画像データの読み出しを行う。外部通信用ドライバ313は、例えば、USB、IEEE1394等の規格の通信プロトコルにて外部のユニットと通信を行い、PC(パーソナルコンピュータ)001等と接続してデータのやり取りを行う。あるいは、カメラと接続可能な通信・電源アダプタ002を介して、上記PC001や、ACアダプタを接続可能にして、電力や通信のやりとりを可能にする。
【0026】
LCD表示部602は、透過型LCDからなり、画像データや操作メニュー等が表示される。補助光ランプ603は、LCD表示部602を照明するためのバックライトであり、例えば蛍光管、あるいは白色LEDからなる。補助光ランプ駆動回路604は、コントローラ4の制御に基づき、補助光ランプ603に駆動電力を出力して補助光ランプ603を点灯させる。
LCDドライバ回路601は、IPP306から入力される画像データをLCD表示部602に表示させるための駆動回路である。
操作部9は、撮影の指示を行うためのレリーズスイッチ901と、モード入力手段902を含み、主要な構成要素として、図示しない電源スイッチ、LCDスイッチ、補助光ランプスイッチ、機能選択および、その他の各種設定を外部から行うためのボタン等を備えている。尚、モード入力手段902に示すシンボル(絵柄)は、マイクのシンボルが音声記録モード、カメラのシンボルが静止画記録、ビデオのシンボルが動画記録を示す。
ストロボ回路5は、コントローラ4の制御により被写体に向けてストロボ光を発する。
【0027】
1次電池は、バッテリA701とバッテリB702の使用が可能となっており、例えば、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、ニッカド(NiCd)電池、アルカリ電池等から成る。また、場合によっては、電源として、ACアダプタ703の電源電圧が供給可能となっている。
この1次電源の出力は、DC−DCコンバータ7、例えば、前述の図1または図3(第1または第2の実施の形態)に示す2次電源部12およびスイッチ部13を介して負荷であるデジタルカメラ1に供給される。この場合、上記DC−DCコンバータ7をなす2次電源部12は、コントローラ4の制御を受けて、デジタルカメラ1の内部に出力される各種電源をオン/オフするスイッチ回路を内蔵する。
コントローラ4は、CPU、ROM、RAM、内蔵のA/D変換器(一般には、複数)、内蔵のD/A変換器(一般には、複数)等から成り、CPUは、操作部9からの指示または図示しないリモコン等の外部動作指示に従って、ROMに格納された制御プログラムの制御により、RAMをワークエリアとして使用して、デジタルカメラ1の装置全体の制御を行う。
【0028】
尚、図4に示すA/D変換器402(一般には、複数)、およびD/A変換器403(一般には、複数)は、コントローラ4が内蔵する前述のA/D変換器と、D/A変換器が外部に用意された場合を示している。
一方、アナログ出力のためには、前述のD/A変換器を用いる。例えば、IPP306に対する制御や、データのやりとりは、このD/A変換器403とシステムバス404を介して行われる(但し、図4では、省略した描き方をしている)。
また、前述の図1(第1の実施の形態)に示す2次電源部12およびスイッチ部13の制御は、このD/A変換器を介して行われる。
コントローラ4は、撮影動作、自動露出(AE)動作、自動ホワイトバランス(AWB)調整動作やAF動作、表示あるいは、上述したように、スイッチ部13、制御用IC121に対し、突入電流防止のためのパルス制御等の制御を行う。また、各種制御のための情報入力手段の一つとして、前述の内蔵のA/D変換器を用いてアナログ情報の把握を行う。この内蔵のA/D変換器におけるA/D変換処理は、基準電圧との比較で行われる。
【0029】
また、コントローラ4は、被写体を撮像して得られる画像データをPCカード312に記録する記録モードと、PCカード312に記録された画像データをLCD表示部602に再生して表示する再生モードと、撮像したモニタリング画像をLCD表示部602に直接表示するモニタリングモード等を備えている。
さらに、前述の再生モードや、モニタリングモードで、LCD表示部602に画像を表示する場合の表示モードとしては、固定モードと、外光適応モードとを備えており、これらのモードの選択は、操作部9で行われる。
フラッシュメモリ401には、デジタルカメラに必要な各種のパラメータやデータが記録されている。
タイミングジェネレータ(TG)301は、IPP306から入力される水平同期信号および垂直同期信号に基づいて、各種タイミング信号を生成する。
音声アンプ部8は、コントローラ4のA/D変換器402あるいはA/D変換器403を介してマイク801、スピーカ802、イヤホン803のアナログ信号の増幅を行う。
【0030】
音声出力手段としては、スピーカ802の代わりに、コントローラ4からの出力によりブザーを鳴動させるようにしてもよい。また、振動モータは、警告表示手段の一手段であり、コントローラ4からの制御信号により、振動モータドライバ1001を動作させ、振動モータ1002を駆動することにより、警告表示を行う。
尚、本発明は、上述し且つ図面に示す実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能である。
即ち、例えば、複数の2次電源出力の制御タイミングが同一の場合、タイミングが一番早く制御する出力以外でもタイミング制御が必要な出力において、半導体スイッチを備え、起動時は負荷側容量性負荷による突入電流を防止あるいは軽減するために、半導体スイッチの駆動をパルス制御で行いその後の定常時は、連続オン制御を行う(スイッチ制御手段)を備えるようにすることもできる。
【0031】
このように構成した場合、例えば、制御ICが2ch以上の制御を行う複合ICで、複数の出力が同時にオンするものである場合、後段の複数の負荷に対し、それぞれの負荷条件によりタイミングをずらすことが可能であり、従って、複数の負荷の存在に拘わらず、突入電流の発生を円滑に防止することができる。このことにより、ICパッケージの制約からくる端子数の都合で、例えば2ch同時オンとなる制御ICでも、問題なくタイミングをずらせて突入電流を制御することができる。
また、同一の電源系で分岐して片方の電源オン/オフが必要な場合にも、オン時の突入電流を効率よく制御することができる。
また、スイッチ部13のパルス制御を行うに際し、1次電源手段である電池の動作電圧により制御を変えられるような構成とすることで、最適な突入電流軽減制御が可能となる。
【0032】
また、電池の種類により制御を変えるように構成してもよい。
このように構成することで、電池毎に最適な突入電流軽減制御が可能となり、また、内部抵抗の低い電池では、起動時間を早くする、といった制御が可能になる。
また、温度によりパルス制御を変え得るように構成してもよい。
例えば、感温素子の出力をもとにドライブするパルスのデューティー比を変化させるように構成することにより、最適な突入電流軽減制御が可能となる。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、1次電源手段からの出力を入力して、負荷起動時の突入電流を防止しながら少なくとも1つの2次電源出力を前記負荷に供給する2次電源手段を有する突入電流防止電源回路において、前記少なくとも1つの2次電源手段と前記負荷との間に少なくとも1つの半導体スイッチを備え、起動時は負荷側容量性負荷による突入電流を軽減乃至は防止するために前記半導体スイッチの駆動をパルス制御をもって行い、その後の定常時は連続オン制御を行うスイッチ制御手段を具備するので、負荷の容量分の突入電流による電池の電圧降下で2次電源を生成する2次電源部の供給電圧が必要な動作電圧以下になり非動作となる、といった事態を確実に回避することができ、本来、突入電流が少なければ、充分使用が可能な容量がありながら、電池寿命が無くなるといった不都合を解消し得ると共に、2次電源手段から複数の出力が同時にオンするような場合でも、スイッチ制御手段で各負荷側容量性負荷による突入電流の発生を個別に防止するように対応することができ、しかも簡略な構成で安価な突入電流防止電源回路を提供することができる。
【0034】
また、請求項2に記載の発明によれば、前記1次電源手段は、電池またはACアダプタ電源の利用を可能としたので、電池またはACアダプタ電源の併用が可能となり、1次電源の選択肢を増大させ得ると共に、大きな突入電流に対応した大容量のACアダプタを使用しなくてもよいので、ACアダプタを小型化し且つコストの削減をなし得る突入電流防止電源回路を提供することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、2次電源手段から出力される複数の出力タイミングが同一の場合において、前記2次電源手段と前記複数の負荷との間に介挿される複数の前記半導体スイッチの制御タイミングをずらして起動時の負荷側容量性負荷による突入電流を防止し得るように前記半導体スイッチの駆動をパルス制御をもって行い、その後の定常時は連続オン制御を行うスイッチ制御手段を具備したことにより、後段の複数の負荷条件にタイミングをずらせて対応することが可能となり、従って、パッケージの制約から派生する端子数の都合で複数チャンネルが同時オンとなるICを2次電源手段に用いた場合でも、問題なくタイミング制御が可能であり、また、同一電源系で分岐して片方の2次電源手段のオンオフが必要な場合にも、オン時の突入電流を防止得る突入電流防止電源回路を提供することができる。
【0035】
また、請求項4に記載の発明によれば、前記スイッチ制御手段によるパルス制御方法を、前記1次電源手段の動作電圧により変えるように構成したので、1次電源の動作電圧の変動に際しても、最適な突入電流防止電源回路を提供することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、前記スイッチ制御手段によるパルス制御方法を、前記1次電源手段の種類により変えるように構成したので、種々の電池に対応した最適な突入電流軽減制御が可能となり、また、例えば、内部抵抗の低い電池では起動時間を早くする制御が可能となる突入電流防止電源回路を提供することができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、前記スイッチ制御手段によるパルス制御方法を、動作温度により変えるように構成したので、環境温度に依存しない最適な突入電流軽減制御が可能な、突入電流防止電源回路を提供することができる。
【0036】
また、請求項7に記載の発明によれば、1次電源手段からの出力を入力して、負荷起動時の突入電流を防止しながら少なくとも1つの2次電源出力を前記負荷に供給する2次電源手段を有する突入電流防止電源回路において、
前記1次電源手段の出力を入力し、出力電圧値に比例する電圧値と基準電圧値との差に応じて前記入力をオンオフ制御して出力する第1の半導体スイッチを備え、且つ外部システムからの第1の指令を契機に前記第1の半導体スイッチのオンオフ動作を開始する2次電源手段と、
前記2次電源手段の出力を入力し、外部システムからの第2の指令に応じて、前記入力をオンオフ制御して出力する第2の半導体スイッチを備えた少なくとも1つのスイッチ制御手段と、を具備するので、2次電源手段の出力電圧、延いては1次電源手段の電圧に応じた最適な突入電流軽減制御が可能となる上、負荷起動時の突入電流の軽減制御を簡略な構成で且つ安価な構成で実現し得る突入電流防止電源回路を提供することができる。
【0037】
また、請求項8に記載の発明によれば、前記2次電源手段は、前記出力電圧値に比例する電圧値と前記基準電圧値との差に応じたデューティー比を有するパルス信号により前記第1の半導体スイッチの動作を制御するように構成したので、全ての負荷に供給する所定の2次電源出力電圧を簡略で且つ安価な回路で構成することができる突入電流防止電源回路を提供することができる。
また、請求項9に記載の発明によれば、前記スイッチ制御手段の各々は、前記第2の指令を伝える信号のデューティー比を有するパルス信号により前記第2の半導体スイッチの動作を制御するように構成したので、各負荷側の個別の条件に応じた出力電圧値の調整を簡単な回路で構成し得る突入電流防止電源回路を提供することができる。
また、請求項10および請求項11に記載の発明によれば、上記請求項1乃至9のいずれか1項に記載の突入電流防止電源回路を携帯画像処理装置およびデジタルカメラに使用し得るように構成したので、最適な突入電流の防止効果を享有することができ、電池等の1次電源手段の実質的な寿命を延ばすことができ、電池等の1次電源手段の取り替え頻度を軽減し得る携帯画像処理装置およびデジタルカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る突入電流防止電源回路の要部の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る突入電流防止電源回路におけるスイッチ部の動作特性を示す波形図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る突入電流防止電源回路の要部の構成を示す回路図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る携帯画像処理装置の要部の構成を示す回路図である。
【図5】従来の一般的な電源回路における半導体スイッチの動作特性を示す波形図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ
2 レンズ系
4 コントローラ
5 ストロボ
7 DC−DCコンバータ
8 音声アンプ部
9 操作部
11 電池
12 2次電源部
13 スイッチ部
14 負荷部
21 ACアダプタ入力端子
121 制御IC
141 負荷
Q1 トランジスタ(第1のスイッチ)
Q2 トランジスタ(第2のスイッチ)
Q3 トランジスタ(昇圧器)
C2 コンデンサ
201、202 レンズ系
302 CCD
701 バッテリA
702 バッテリB
703 ACアダプタ

Claims (11)

  1. 1次電源手段からの出力を入力して、負荷起動時の突入電流を防止しながら少なくとも1つの2次電源出力を前記負荷に供給する2次電源手段を有する突入電流防止電源回路において、
    前記少なくとも1つの2次電源手段と前記負荷との間に少なくとも1つの半導体スイッチを備え、起動時は負荷側容量性負荷による突入電流を軽減乃至は防止するために前記半導体スイッチの駆動をパルス制御をもって行い、その後の定常時は連続オン制御を行うスイッチ制御手段を具備したことを特徴とする突入電流防止電源回路。
  2. 前記1次電源手段は、電池またはACアダプタ電源の利用を可能としたことを特徴とする請求項1に記載の突入電流防止電源回路。
  3. 複数の2次電源手段の複数の出力制御タイミングが同一の場合において、前記2次電源手段と前記複数の負荷との間に介挿される複数の前記半導体スイッチの制御タイミングをずらして起動時の負荷側容量性負荷による突入電流を防止し得るように前記半導体スイッチの駆動をパルス制御をもって行い、その後の定常時は連続オン制御を行うスイッチ制御手段を具備したことを特徴とする請求項1に記載の突入電流防止電源回路。
  4. 前記スイッチ制御手段によるパルス制御方法は、前記1次電源手段の動作電圧により変えるように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の突入電流防止電源回路。
  5. 前記スイッチ制御手段によるパルス制御方法は、前記1次電源手段の種類により変えるように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の突入電流防止電源回路。
  6. 前記スイッチ制御手段によるパルス制御方法は、動作温度により変えるように構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の突入電流防止電源回路。
  7. 1次電源手段からの出力を入力して、負荷起動時の突入電流を防止しながら少なくとも1つの2次電源出力を前記負荷に供給する2次電源手段を有する突入電流防止電源回路において、
    前記1次電源手段の出力を入力し、出力電圧値に比例する電圧値と基準電圧値との差に応じて前記入力をオンオフ制御して出力する第1の半導体スイッチを備え、且つ外部システムからの第1の指令を契機に前記第1の半導体スイッチのオンオフ動作を開始する2次電源手段と、
    前記2次電源手段の出力を入力し、外部システムからの第2の指令に応じて、前記入力をオンオフ制御して出力する第2の半導体スイッチを備えた少なくとも1つのスイッチ制御手段と、
    を具備したことを特徴とする突入電流防止電源回路。
  8. 前記2次電源手段は、前記出力電圧値に比例する電圧値と前記基準電圧値との差に応じたデューティー比を有するパルス信号により前記第1の半導体スイッチの動作を制御することを特徴とする請求項7記載の突入電流防止電源回路。
  9. 前記スイッチ制御手段の各々は、前記第2の指令を伝える信号のデューティー比を有するパルス信号により前記第2の半導体スイッチの動作を制御することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の突入電流防止電源回路。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1つに記載の突入電流防止電源回路を電源に使用したことを特徴とする携帯画像処理装置。
  11. 前記携帯画像処理装置は、デジタルカメラであることを特徴とする請求項10に記載の携帯画像処理装置。
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