JP4027652B2 - デジタルカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラに関し、さらに詳しくは、電池電源の負荷を漸次増加しながら電池電圧を監視して、電池寿命を延長する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラで使用される電源としては、携帯時には、主に電池が一般的である。しかし、携帯性を考慮すると電池の容量はおのずと制限されてしまい、その結果、システムの消費電力が電池の容量よりも相対的に多くなり、電池の容量がユーザーの希望する動作時間を満たすに不十分となっているのが現状である。そこで少しでも動作時間を延ばすべく努力がなされており、例えば、特開平11−126118号公報には、LCDディスプレイのバックライトが、オペレーティングシステムの節電機構に基づいてアプリケーションの実行中に入力操作が不要な処理待ちとなった時に、バックライトの輝度を下げて省電力化を図る方法などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平11−126118号公報に記載の発明では、バッテリー使用時においては、例えば低温時にはバッテリーの能力が落ちるので、ある動作のみ省電力モードにしても、省電力モードをやめた時点でバッテリーの能力の負担が大きくなり、結果として動作時間が短くなるという問題が解決されていない。
本発明は、かかる課題に鑑み、動作モードを消費電流の低い段階から高い段階に分けて順に動作をさせ、その時々に電池の状況を確認することにより、順次高い消費電流のモードに移し、最適の動作モードで電池寿命の延長化を図るデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、電池を電源とするデジタルカメラにおいて、該デジタルカメラの所定機能を司る回路を第1の動作モードに設定する第1動作モード設定手段と、該第1動作モード設定手段で前記回路を動作させた時の前記電池電源の電圧と比較するための第1の測定電圧を設定する第1測定電圧設定手段と、前記第1動作モード設定手段と異なる第2の動作モードに設定する第2動作モード設定手段と、前記第1測定電圧設定手段と異なる第2の測定電圧を設定する第2測定電圧設定手段と、を備え、前記第1動作モード設定手段で前記回路を動作させ、前記回路ごとに前記電池電源の電圧と前記第1の測定電圧を比較し、前記回路全ての比較結果が前記第1の測定電圧より高い場合に限り、前記第1の動作モードと前記第1の測定電圧から前記第2の動作モードと該第1の測定電圧より高い前記第2の測定電圧に切替えて、再度前記回路を動作させ、前記回路ごとに前記電池電源の電圧と前記第2の測定電圧を比較し、前記回路の比較結果が前記第2の測定電圧より低い場合は、それ以降の回路を前記第1動作モードに切替え、前記回路全ての比較結果が前記第2の測定電圧より高い場合は前記第2の動作モードで、撮影準備を完了することを特徴とする。
電源の消費電力は、負荷の大きさにより左右される。特に、電子回路の場合、回路の処理速度に比例して負荷が重くなる。例えば、CPUのクロック周波数が高いほど負荷が重い。また、モータ等の駆動源の回転速度が高いほど負荷が大きくなる。更に照明ランプの照度を明るくしたり、停止と駆動を頻繁に繰り返すと消費電力が大きくなる。そこで、電源起動からカメラのスタンバイ状態まで、可能な限り電力消費を抑えた制御を行うことにより電池寿命を長くすることができる。その1つの方法として、動作モードを2段階に分け、負荷が軽くなるように動作させる第1動作モードと、負荷が重くなる定常状態で動作させる第2動作モードに分ける。そして、第1動作モードを全ての回路が通過した時のみ、第2動作モードに進み、この途中でNGになった場合は、その時点から第1動作モードに切替えてチェックを進めていく。全てのチェックが完了した場合、撮影準備完了とする。ここで、判定の手段として電池電圧の変動を観察するために、負荷の軽い第1動作モードでの第1測定電圧と負荷の重い第2動作モードでの第2測定電圧を設定する。
また、第2動作モード設定手段に進んだ場合は、全ての回路が第1動作モード設定手段を通過した後である。従って、第2動作モード設定手段でNGとなった回路は、第1動作モード設定手段に戻せば動作する。
また、負荷が軽い状態で電池電圧を測定すると、むしろ電圧が高くなっている。しかし、比較する第1測定電圧を低くしておけば、判断基準がゆるくなる
かかる発明によれば、前記第1動作モード設定手段で前記回路を動作させ、前記回路ごとに前記電池電源の電圧と前記第1の測定電圧を比較し、前記回路全ての比較結果が前記第1の測定電圧より高い場合に限り、前記第1の動作モードと前記第1の測定電圧から前記第2の動作モードと前記第2の測定電圧に切替えて、再度前記回路を動作させ、前記回路ごとに前記電池電源の電圧と前記第2の測定電圧を比較し、前記回路全ての比較結果が前記第2の測定電圧より高い場合、撮影準備を完了するので、電池の環境、動作状態に関係なく最適な動作モードで先へ進めることができる。また、前記第2動作モード設定手段で前記回路を動作させ、前記回路ごとに前記電池電源の電圧と前記第2の測定電圧を比較した結果、前記電池電源の電圧が前記第2の測定電圧より低い場合、その時点で、それ以降の回路を前記第1動作モードに設定を切替えるので、最適の動作モードにより電源の状態に関係なく動作モードを先に進めることができる。また、前記第1の測定電圧は前記第2の測定電圧よりその設定される電圧が低いので、電池のチェックを結果的に厳しく正確に判断することができる。
【0005】
請求項2は、前記第1動作モード設定手段で前記回路を動作させ、前記回路ごとに前記電池電源の電圧と前記第1の測定電圧を比較した結果、前記電池電源の電圧が前記第1の測定電圧より低い場合、その時点で前記電池電源の異常を表示して動作を停止することも本発明の有効な手段である。
負荷の軽い第1動作モードで第1測定電圧より電池電圧が低い場合は、次の負荷の重い第2動作モードへ進めば、更に電池電圧が低下することは明らかである。従って、この場合は、この時点で動作を停止する。かかる技術手段によれば、前記第1動作モード設定手段で前記回路を動作させ、前記回路ごとに前記電池電源の電圧と前記第1の測定電圧を比較した結果、前記電池電源の電圧が前記第1の測定電圧より低い場合、その時点で前記電池電源の異常を表示して動作を停止するので、無駄なチェックを省略でき、チェック時間を短縮することができる。
請求項は、前記第1動作モードは前記第2動作モードより前記電池電源の負荷が軽いことも本発明の有効な手段である。
電源の負荷が軽い順に動作モードを変化するのが、消費電量を抑える上で有効である。かかる技術手段によれば、前記第1動作モードは前記第2動作モードより前記電池電源の負荷が軽いので、消費電力を抑えながらチェック時間を短縮することができる。
【0006】
請求項は、前記電池電源の寿命は該電池電源の端子電圧により判定することも本発明の有効な手段である。
電池には固有の内部インピーダンスが存在する。従って、電池の消耗度は外部に流れる電流に対する内部インピーダンスによる電圧降下の形であらわれる。かかる技術手段によれば、前記電池電源の寿命は該電池電源の端子電圧により判定するので、簡単な方法で確実に電池寿命を判定することができる。
請求項は、起動時に消費電力を所定量以上必要な回路が存在する場合、前記起動時に前記第2動作モードに前記回路を設定し、所定時間経過後、前記第1動作モードに前記回路を設定することも本発明の有効な手段である。
基本的には第1動作モードから起動するが、このモードでは電流が不足で起動しない回路が存在する。そのような時は例外として、その回路のみを第2動作モードで起動し、所定時間経過後、第1動作モードに戻す。かかる技術手段によれば、起動時に消費電力を所定量以上必要な回路が存在する場合、前記起動時に前記第2動作モードに前記回路を設定し、所定時間経過後、前記第1動作モードに前記回路を設定するので、システム移行を中断することなく進めることができる。
【0007】
請求項は、透過光型表示パネルを裏面から照明する複数の補助光源を有し、前記補助光源の電源を順次1つずつ投入することで前記電池電源の負荷を変動させることを特徴とする。
発光管はバックライトとして低消費電力の割に照度が高いので、透過光型表示パネルの照明として有効である。また、複数の光源の電源を同時に入れると当然多くの電流が流れる。そこで、順番に1つずつ入れれば、その分消費電力を抑えられる。かかる技術手段によれば、透過光型表示パネルを裏面から照明する補助光に発光管を用いるので、電力消費を抑えることができる。また、前記透過光型表示パネルを裏面から照明する補助光源が複数存在する場合、前記補助光源の電源を順次1つずつ投入するので、突入電流を最小限にすることができる。
請求項は、前記透過光型表示パネルを裏面から照明する補助光源を起動する場合、前記補助光源の入力電力を漸次増加していくことも本発明の有効な手段である。
複数の補助光源を順番に点灯したが、それ以外に電力を徐々に増加する方法もある。かかる技術手段によれば、前記透過光型表示パネルを裏面から照明する補助光源を起動する場合、前記補助光源の入力電力を漸次増加していくので、突入電流を最小限にすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1(a)は、本発明の第1の実施形態の出力電圧設定手段のブロック図である。これは、DC/DCコンバータ40内でモータドライバ、補助光ランプ駆動回路等に電源電圧を供給する手段である。そして外部(例えばシステム図5のコントローラ16から)から出力電圧設定信号入力手段42として出力電圧を設定して電源電圧を供給する。補助光ランプとしての発光管は、バックライトとして低消費電力の割に照度が高いので、透過光型表示パネルの照明として有効である。また、このような低消費電力の発光管でも、複数の光源の電源を同時に入れると当然多くの電流が流れるので、順番に1つずつ入れれば、その分消費電力を抑えられる。また、電力を徐々に増加する方法により、突入電流を最小限にすることができる。
図1(b)は、本発明の実施形態の出力電流設定手段のブロック図である。DC/DCコンバータ43内でモータドライバ、補助光ランプ駆動回路等に電源電流を供給する手段である。そして外部(例えばシステム図5のコントローラ16から)から出力電流設定信号入力手段45として出力電流を設定して電源電流を供給する。
【0009】
図2は、本発明の第2の実施形態の出力電圧設定手段の詳細を説明する回路図である。これは、一般的なDC/DCコンバータ回路で構成されていて図5のシステム図の1次電源から電力を与えられてL(チョークコイル)46、Q(スイッチング手段(トランジスタやFET)53、C(平滑コンデンサ)54、DC−DCコンバータ用IC47、フィードバック抵抗R1、R2、R3により構成される。DC−DCコンバータ用IC47の内部構成は、基準電圧発生回路48、誤差検出アンプ49、コンパレータ50、鋸波発生回路51、出力ドライブ回路52から構成されている。この動作は、基準電圧発生回路48では温度や動作電圧の影響を受けない構成の半導体により安定した基準電圧を発生していて、このICの全ての動作の基準となっている。フィードバック抵抗R1、R2、R3は出力を分圧して基準電圧発生回路48の電圧と誤差検出アンプ49により比較して、設定した出力電圧になるように抵抗値を設定する。R1、R2、R3の設定により出力電圧が設定される。フィードバック抵抗からの電圧と基準電圧発生回路48からの基準電圧を誤差検出アンプ49で検出して、その出力電圧と鋸波発生回路51の鋸波とをコンパレータ50で比較してパルス波を発生させる。このパルス波は出力ドライブ回路52によりスイッチング手段Q53をドライブするレベルにパルス波を増幅する。
以上のICによるパルス波でQ53をON−OFFすることによりL46、C54で構成されたユニットで直流電圧を発生させる。また、R3をスイッチ55で出力電圧設定手段からの入力信号56でショート、オープンすることにより出力電圧を設定する。なお、この回路は昇圧系コンバータ回路で構成したが、図示しないトランス系、降圧系、によるドライブ方法や、その他のDC/DCコンバータの方法でも同様に電圧設定を変えることができる。
【0010】
図3は、本発明の第3の実施形態の出力電圧設定手段の詳細を説明するブロック図である。図2の1次電源や出力電圧設定手段で発生した電源電圧をシリーズレギュレータ60〜62を複数個用いて所定の電圧を発生するものである。なお、複数個のシリーズレギュラーを用いたが1個のシリーズレギュレータでその系で電圧設定を行う方法で電圧設定をしても良い。
図4は、本発明の第4の実施形態の出力電源電流設定手段の詳細を説明する回路図である。負荷抵抗RLに流れる電流による電圧降下をオペアンプ66により検出して、電流設定抵抗R11、R12、R13の基準電圧と比較してトランジスタ64をリニアに制御して電流値を変える。電流設定抵抗は出力電流設定手段からの入力信号65により切り替えて電流設定を変える。あるいは図2のフィードバックの系の中に定電流が必要な素子を入れてフィードバック抵抗に流れる電流をフィードバック抵抗の電圧降下で検出する方法で定電流化することにより定電流を行う方法でも良い。
【0011】
図5は、本発明の実施形態のデジタルカメラのシステム図である。このデジタルカメラ1構成は、レンズ系2としてフォーカスレンズ系3、ズームレンズ系4と、絞り等を含むメカ機構5と、光電変換するCCD(電荷結合素子)6と、CCDの信号に含まれるノイズを除去するCDS(相関2重サンプリング)回路7と、可変利得増幅器(AGCアンプ)8と、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器9と、IPP(Image Pre-Processor)10と、DCT(Discrete Cosine Transform)11と、コーダー(Huffman Encoder/Decoder)12と、MCC(Memory Card Controller)13と、RAM(内部メモリ)14と、PCカードインターフェース15と、コントローラ(CPU)16と、画像を表示するLCD表示部17と、LCDのバックライトの補助光ランプ18と、補助光ランプ駆動回路19と、LCDドライバ回路20と、タイミングクロックを発生するTG部21と、ストロボ22と、バッテリ23と、電圧変換するDC−DCコンバータ24と、画像を格納するEEPROM25と、フォーカスモータドライバ26と、モータ27と、ズームモータドライバ28と、モータ29と、モータドライバ30と、モータ31と、操作部32と、PCカード33と、ACアダプタ34により構成されている。
【0012】
レンズユニットはレンズ系2、絞り・フィルター部等を含むメカ機構5からなり、メカ機構5のメカニカルシャッタは2つのフィールドの露光を行う。レンズ系2は、例えばバリフォーカルレンズからなり、フォーカスレンズ系3とズームレンズ系4とで構成されている。フォーカスモータドライバ26はCPU16から供給される制御信号にしたがって、モータ27を駆動してフォーカスレンズ系3を光軸方向に移動させる。ズームモータドライバ28はCPU16から供給される制御信号にしたがってモータ29を駆動して、ズームレンズ系4を光軸方向に移動させる。また、モータドライバ30はCPU16から供給される制御信号にしたがってメカ機構5を駆動し、例えば絞りの絞り値を設定する。CCD(電荷結合素子)6はレンズユニットを介して入力した映像を電気信号(アナログ画像データ)に変換する。CDS(相関2重サンプリング)回路7はCCD型撮像素子にたいする低雑音化のための回路である。また、AGCアンプ8はCDS回路7で相関2重サンプリングされた信号のレベルを補正する。尚、AGCアンプ8が内蔵するD/A変換器を介して設定データ(コントロール電圧)がAGCアンプ8に設定されることにより設定される。さらにA/D変換器9はAGCアンプ8を介して入力したCCD6からのアナログ画像データをデジタル画像データに変換する。すなわち、CCD6の出力信号は、CDS回路7およびAGCアンプ8を介し、また、A/D変換器9により、最適なサンプリング周波数(例えばNTSC信号のサブキャリア周波数の整数倍)にてデジタル信号に変換される。また、デジタル信号処理部であるIPP(Image Pre-Processor)10、DCT(Discrete Cosine Transform)11及びコーダー(Huffman Encoder/Decoder)12は、A/D変換器9から入力したデジタル画像データについて色差(Cb、Cr)と輝度(Y)に分けて各種処理、補正及び画像圧縮/伸長のためのデータ処理を施す。DCT11およびコーダー12は、例えばJPEG準拠の画像圧縮・伸長の一過程である直交変換・逆直交変換、ならびにJPEG準拠の画像圧縮・伸長の一過程であるハフマン符号化・復号化等を行う。また、IPP10はG画像データの輝度データ(Y)を検出し、検出した輝度データ(Y)に応じたAE評価値をコントローラ16に出力する。このAE評価値は被写体の輝度(明るさ)を示すものである。また、IPP10は設定された色温度範囲内で、R、G、B画像データの各輝度データ(Y)に応じたAWB(Auto White Balance)評価値を各々コントローラ16に出力する。このAWB評価値は被写体の色成分を示すものである。
【0013】
さらにMCC(Memory Card Controller)13は、圧縮処理された画像を一旦蓄えてPCカードインターフェース15を介してPCカード33への記録、或いはPCカード33からの読み出しを行う。また、LCD表示部17は透過型LCDからなり、画像データや操作メニュー等が表示される。補助光ランプ18はLCD表示部17を照明するためのバックライトであり、例えば蛍光管、あるいは白色LEDからなる。補助光ランプ駆動回路19は、コントローラ16の制御に基づき、補助光ランプ18に駆動電力を出力して補助光ランプ18を点灯させる。LCDドライバ回路20は、IPP10から入力される画像データをLCD表示部17に表示させるための回路である。操作部32は、撮影の指示を行うためのレリーズキー、電源スイッチ、LCDスイッチ、補助光ランプスイッチ、機能選択およびその他の各種設定を外部から行うためのボタン等を備えている。ストロボ回路22は、コントローラ16の制御によりストロボ光を発する。バッテリ23は例えば、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、ニッカド(NiCd)電池、アルカリ電池等からなり、場合によりACアダプタ34の電源電圧が供給されることもあり、1次電源としてDC−DCコンバータ24を介してデジタルカメラ1の内部に供給される。DC−DCコンバータ24はコントローラ16の制御により、デジタルカメラ1内部に出力する各種電源をON/OFFするスイッチ回路を内蔵する。コントローラ16は、CPU、ROM、RAM、A/D変換器等からなり、CPUは操作部32からの指示または図示しないリモコン等の外部動作指示に従い、ROMに格納された制御プログラムに従ってRAMをワークエリアとして使用して、デジタルカメラ1の装置全体の制御を行う。具体的には、コントローラ16は、撮影動作、自動露出(AE)動作、自動ホワイトバランス(AWB)調整動作やAF動作、表示等の制御を行う。また、各種制御のための情報入力手段の一つとして内蔵のA/D変換器を用いてアナログ情報の把握を行う。内蔵のA/D変換器は基準電圧との比較で行われる。また、コントローラ16は、被写体を撮像して得られる画像データをPCカード33に記録する記録モードと、PCカード33に記録された画像データをLCD表示部17に再生して表示する再生モードと、撮像したモニタリング画像をLCD表示部17に直接表示するモニタリングモード等を備えている。また、再生モードやモニアリングモードでLCD表示部16に画像を表示する場合の表示モードとしては、固定モード、外光適応モードを備えており、これらのモードの選択は操作部32で行われる。フラッシュメモリ25には、デジタルカメラの各種パラメータやデータが記録されている。タイミングジェネレータ(TG)21は、IPP10から入力される水平同期信号及び垂直同期信号に基づいて、各種タイミング信号を生成する。
【0014】
図6、図7は、本発明の実施形態の全体システム制御の一例を示すフローチャートである。図5を併せて参照しながらこのフローチャートに従って全体の制御の流れを説明する。まず、電源スイッチON信号がコントローラ16に入力されると(S0)、CPUは休止モードから起動モードに変わる(S1)。次に設定動作モードと測定電圧値を設定1にして順に各ユニットを動作させる(S2)。設定電圧は事前にROM等にストアーされた式あるいはテーブルにより行われる。まずCPUのみ動作でコントローラ内A/Dコンバータを使用して電池電圧を測定する(S3)。この時点で設定電圧1より低い場合は起動が出来ないので、図示しない表示手段にバッテリーエンド表示してCPUを休止モードに戻して終了処理を行う(S14)。ステップS3で電圧が高ければ、CPUクロックを低周波数に設定して起動する(S4)。設定動作後に上記と同様に電池電圧を測定して設定電圧1より高いかを測定して(S5)この時点で設定電圧1より低い場合は起動が出来ないので、図示しない表示手段にバッテリーエンド表示してCPUを休止モードに戻して終了処理を行う(S14)。同様にして順にTGクロック低周波数設定(S6)、モーター動作電力の低電力動作に設定(S8)、LCDバックライトを低消費電力動作に設定(S10)、フロントエンド低消費動作に設定(S12)に設定していく、これらの過程で各設定の後、電池電圧を測定して設定電圧1より高いかを測定するルーチン(S7、S9、S11、S13)により設定電圧1より低い場合は起動が出来ないので、図示しない表示手段にバッテリーエンド表示してCPUを休止モードに戻して終了処理を行う(S14)。
【0015】
もし、各動作を進めて問題なければ設定モードと測定電圧値を設定2にして(S15)、コントローラ内A/Dコンバータを使用して電池電圧を測定する(S16)。この時点で設定電圧2より低い場合は、進んだモードまでは前のモードのままで、それ以降は設定1に戻す(S29)。次にCPUクロックを高周波数に設定して起動する(S17)。設定動作後に上記と同様に電池電圧を測定して設定電圧2より高いかを測定して(S18)この時点で設定電圧2より低い場合は、進んだモードまでは前のモードのままで、それ以降は設定1に戻す(S29)。同様にして順にTGクロック高周波数設定(S19)、モータ動作電力の通常電力動作に設定(S21)、LCDバックライトを通常消費電力動作に設定(S23)、フロントエンド通常消費動作に設定(S25)に設定していく、これらの過程で各設定の後、電池電圧を測定して設定電圧2より高いかを測定するルーチン(S20、S22、S24、S26)により設定電圧2より低い場合は、進んだモードまでは前のモードのままで、それ以降は設定1に戻す(S29)。各動作を進めて問題なければ、撮影準備を完了させ、撮影動作に移る(S27)。
なお、以上の順番は必ずしも固定されたものではなく、組み合わせは違っても良い。また、優先順位を決めて、優先順位の低いモードは、より高い消費電力に進むのを、優先順位の高いものよりも後回しにしても良い。このフローチャートは撮影準備までであるが、それ以降も同様な方法で各ユニットの制御を行うこともできる。
【0016】
以上のように、電源の消費電力は、負荷の大きさにより左右される。特に、電子回路の場合、回路の処理速度に比例して負荷が重くなる。例えば、CPUのクロック周波数が高いほど負荷が重い。また、モータ等の駆動源の回転速度が高いほど負荷が大きくなる。更に照明ランプの照度を明るくしたり、停止と駆動を頻繁に繰り返すと消費電力が大きくなる。そこで、電源起動からカメラのスタンバイ状態まで、可能な限り電力消費を抑えた制御を行うことにより電池寿命を長くすることができる。その1つの方法として、動作モードを2段階に分け、負荷が軽くなるように動作させる第1動作モードと、負荷が重くなる定常状態で動作させる第2動作モードに分ける。そして、第1動作モードを全ての回路が通過した時のみ、第2動作モードに進み、この途中でNGになった場合は、その時点から第1動作モードに切替えてチェックを進めていく。全てのチェックが完了した場合、撮影準備完了とする。ここで、判定の手段として電池電圧の変動を観察するために、負荷の軽い第1動作モードでの第1測定電圧と負荷の重い第2動作モードでの第2測定電圧を設定する。これにより、電池の環境、動作状態に関係なく最適な動作モードで先へ進めることができる。
また、負荷の軽い第1動作モードで第1測定電圧より電池電圧が低い場合は、次の負荷の重い第2動作モードへ進めば、更に電池電圧が低下することは明らかである。従って、この場合は、この時点で動作を停止することにより、無駄なチェックを省略でき、チェック時間を短縮することができる。そして、第2動作モード設定手段に進んだ場合は、全ての回路が第1動作モード設定手段を通過した後である。従って、第2動作モード設定手段でNGとなった回路は、第1動作モード設定手段に戻せば動作する。
【0017】
【発明の効果】
以上記載のごとく本発明によれば、請求項1は、前記第1動作モード設定手段で前記回路を動作させ、前記回路ごとに前記電池電源の電圧と前記第1の測定電圧を比較し、前記回路全ての比較結果が前記第1の測定電圧より高い場合に限り、前記第1の動作モードと前記第1の測定電圧から前記第2の動作モードと前記第2の測定電圧に切替えて、再度前記回路を動作させ、前記回路ごとに前記電池電源の電圧と前記第2の測定電圧を比較し、前記回路全ての比較結果が前記第2の測定電圧より高い場合、撮影準備を完了するので、電池の環境、動作状態に関係なく最適な動作モードで先へ進めることができる。また、前記第2動作モード設定手段で前記回路を動作させ、前記回路ごとに前記電池電源の電圧と前記第2の測定電圧を比較した結果、前記電池電源の電圧が前記第2の測定電圧より低い場合、その時点で、それ以降の回路を前記第1動作モードに設定を切替えるので、最適の動作モードにより電源の状態に関係なく動作モードを先に進めることができる。また、前記第1の測定電圧は前記第2の測定電圧よりその設定される電圧が低いので、電池のチェックを結果的に厳しく正確に判断することができる。
また請求項2は、前記第1動作モード設定手段で前記回路を動作させ、前記回路ごとに前記電池電源の電圧と前記第1の測定電圧を比較した結果、前記電池電源の電圧が前記第1の測定電圧より低い場合、その時点で前記電池電源の異常を表示して動作を停止するので、無駄なチェックを省略でき、チェック時間を短縮することができる。
また請求項は、前記第1動作モードは前記第2動作モードより前記電池電源の負荷が軽いので、消費電力を抑えながらチェック時間を短縮することができる。
【0018】
また請求項は、前記電池電源の寿命は該電池電源の端子電圧により判定するので、簡単な方法で確実に電池寿命を判定することができる。
また請求項は、起動時に消費電力を所定量以上必要な回路が存在する場合、前記起動時に前記第2動作モードに前記回路を設定し、所定時間経過後、前記第1動作モードに前記回路を設定するので、システム移行を中断することなく進めることができる。
また請求項6は、透過光型表示パネルを裏面から照明する補助光に発光管を用いるので、電力消費を抑えることができる。また、前記透過光型表示パネルを裏面から照明する補助光源が複数存在する場合、前記補助光源の電源を順次1つずつ投入するので、突入電流を最小限にすることができる。
また請求項は、前記透過光型表示パネルを裏面から照明する補助光源を起動する場合、前記補助光源の入力電力を漸次増加していくので、突入電流を最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の第1の実施形態の出力電圧設定手段のブロック図であり、(b)は、本発明の実施形態の出力電流設定手段のブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の出力電圧設定手段の詳細を説明する回路図である。
【図3】本発明の第3の実施形態の出力電圧設定手段の詳細を説明するブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施形態の出力電源電流設定手段の詳細を説明する回路図である。
【図5】本発明の実施形態のデジタルカメラのシステム図である。
【図6】本発明の実施形態の全体システム制御の一例を示すフローチャート(その1)である。
【図7】本発明の実施形態の全体システム制御の一例を示すフローチャート(その2)である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ、2 レンズ系、16 コントローラ(CPU)、17 LCD表示部、18 補助光ランプ、19 補助光ランプ駆動回路、20 LCDドライバ回路、23 バッテリ、24 DC−DCコンバータ、32 操作部

Claims (7)

  1. 電池を電源とするデジタルカメラにおいて、該デジタルカメラの所定機能を司る回路を第1の動作モードに設定する第1動作モード設定手段と、該第1動作モード設定手段で前記回路を動作させた時の前記電池電源の電圧と比較するための第1の測定電圧を設定する第1測定電圧設定手段と、前記第1動作モード設定手段と異なる第2の動作モードに設定する第2動作モード設定手段と、前記第1測定電圧設定手段と異なる第2の測定電圧を設定する第2測定電圧設定手段と、を備え、
    前記第1動作モード設定手段で前記回路を動作させ、前記回路ごとに前記電池電源の電圧と前記第1の測定電圧を比較し、前記回路全ての比較結果が前記第1の測定電圧より高い場合に限り、前記第1の動作モードと前記第1の測定電圧から前記第2の動作モードと該第1の測定電圧より高い前記第2の測定電圧に切替えて、再度前記回路を動作させ、前記回路ごとに前記電池電源の電圧と前記第2の測定電圧を比較し、前記回路の比較結果が前記第2の測定電圧より低い場合は、それ以降の回路を前記第1動作モードに切替え、前記回路全ての比較結果が前記第2の測定電圧より高い場合は前記第2の動作モードで、撮影準備を完了することを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 前記第1動作モード設定手段で前記回路を動作させ、前記回路ごとに前記電池電源の電圧と前記第1の測定電圧を比較した結果、前記電池電源の電圧が前記第1の測定電圧より低い場合、その時点で前記電池電源の異常を表示して動作を停止することを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。
  3. 前記第1動作モードは前記第2動作モードより前記電池電源の負荷が軽いことを特徴とする請求項1又は記載のデジタルカメラ。
  4. 前記電池電源の寿命は該電池電源の端子電圧により判定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載のデジタルカメラ。
  5. 起動時に消費電力を所定量以上必要な回路が存在する場合、前記起動時に前記第2動作モードに前記回路を設定し、所定時間経過後、前記第1動作モードに前記回路を設定することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項記載のデジタルカメラ。
  6. 透過光型表示パネルを裏面から照明する複数の補助光源を有し、
    前記補助光源の電源を順次1つずつ投入することで前記電池電源の負荷を変動させることを特徴とする請求項記載のデジタルカメラ。
  7. 前記透過光型表示パネルを裏面から照明する補助光源を起動する場合、前記補助光源の入力電力を漸次増加していくことを特徴とする請求項記載のデジタルカメラ。
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