JP2003149716A - 撮像装置、発光動作制御方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents

撮像装置、発光動作制御方法、記録媒体及びプログラム

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JP2003149716A
JP2003149716A JP2001352329A JP2001352329A JP2003149716A JP 2003149716 A JP2003149716 A JP 2003149716A JP 2001352329 A JP2001352329 A JP 2001352329A JP 2001352329 A JP2001352329 A JP 2001352329A JP 2003149716 A JP2003149716 A JP 2003149716A
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image pickup
charging voltage
control method
light
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Masami Shimizu
雅美 清水
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  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートストロボ機能で充電完了表示をできる
だけ早く点灯させ、シャッタチャンスを逃すこともな
く、高画質の写真をも得られることを目的とする。 【解決手段】 電荷を蓄積するメインコンデンサ2にお
ける充電電圧を電圧検出回路3により検出し、その検出
結果と連動するように画像を撮像するCCD103の感
度を調整し、メインコンデンサ2の充電電圧が所定の閾
値以上となったときにストロボ光が発光可能な状態とな
るよう発光回路4を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートストロボ機
能におけるストロボ光の発光動作を制御する撮像装置、
発光動作制御方法、記録媒体及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、オートストロボ装置を備えた
デジタルカメラが知られている。かかるオートストロボ
装置は、ストロボ発光管を発光させた後、被写体からの
反射光を測光してその光量が所定のレベルに達した時
に、ストロボ発光管の発光を停止させるもので、撮影距
離にかかわらずストロボ撮影が簡単になるという利点を
有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オートストロボ装置には、実際の撮影時にストロボ発光
をしないと調光可能か否かが分からないという問題があ
る。このため遠距離時の被写体にストロボ発光量不足を
起こさせないために可能な限り大きなガイドナンバーを
必要とする。当然メインコンデンサも大きくなり、しか
もそれを十分に充電完了させる必要があるため多大な時
間が必要となる。そして、このメインコンデンサが完全
に充電するまで、充電完了ランプを点灯することができ
ず、同時に発光動作もできないため、シャッタチャンス
を逃すことが多かった。
【0004】またメインコンデンサを小さくして充電時
間を短くして撮像素子の感度を高くすることも可能であ
るが、それでは画質が悪くなってしまうという問題を有
していた。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、オートストロボ機能で充電完了表示をできる
だけ早く点灯させ、シャッタチャンスを逃すこともな
く、高画質の写真をも得られる撮像装置、発光動作制御
方法、記録媒体及びプログラムを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の撮像装置は、画像を撮像する撮像
手段と、ストロボ光を発光する発光手段と、電荷を蓄積
する蓄電手段と、当該蓄電手段における充電電圧を検出
する検出手段と、当該検出手段による検出結果と連動す
るように当該撮像手段の感度を調整する調整手段と、当
該ストロボ発光手段をストロボ光が発光可能な状態に制
御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の撮像装置は、請求項
1記載の発明において、前記制御手段は、前記検出手段
により検出される充電電圧が所定の閾値に達したとき、
前記ストロボ発光手段をストロボ光が発光可能な状態に
制御することを特徴とする。
【0008】また、請求項3記載の撮像装置は、請求項
1記載の発明において、前記調整手段は、前記検出手段
による検出結果に基づき、前記蓄電手段における充電電
圧の上昇に伴い連続的に前記撮像手段の感度を低下させ
るよう調整することを特徴とする。
【0009】また、請求項4記載の撮像装置は、請求項
1記載の発明において、前記検出手段は、前記蓄電手段
における充電電圧を一又は複数の閾値と比較する比較部
を有し、前記調整手段は、当該比較部による比較結果に
応じて前記撮像手段の感度を段階的に低下させるよう調
整することを特徴とする。
【0010】また、請求項5記載の撮像装置は、請求項
2記載の発明において、前記検出手段による検出結果に
基づき、前記蓄電手段における充電電圧が前記所定の閾
値に達したことを通知する通知手段を有することを特徴
とする。
【0011】また、請求項6記載の撮像装置は、請求項
1記載の発明において、前記検出手段による検出結果に
基づき、前記蓄電手段において充電が完了したことを通
知する通知手段を有することを特徴とする。
【0012】また、請求項7記載の発光動作制御方法
は、電荷を蓄積する蓄電手段における充電電圧を検出す
る検出ステップと、当該検出ステップによる検出結果と
連動するように画像を撮像する撮像手段の感度を調整す
る調整ステップと、ストロボ光を発光する発光手段をス
トロボ光が発光可能な状態に制御する制御ステップとを
有することを特徴とする。
【0013】また、請求項8記載の発光動作制御方法
は、請求項7記載の発明において、前記制御ステップで
は、前記検出ステップにより検出される充電電圧が所定
の閾値に達したとき、前記発光手段をストロボ光が発光
可能な状態に制御することを特徴とする。
【0014】また、請求項9記載の発光動作制御方法
は、請求項7記載の発明において、前記調整ステップで
は、前記検出ステップによる検出結果に基づき、前記蓄
電手段における充電電圧の上昇に伴い連続的に前記撮像
手段の感度を低下させるよう調整することを特徴とす
る。
【0015】また、請求項10記載の発光動作制御方法
は、請求項7記載の発明において、前記検出ステップ
は、前記蓄電手段における充電電圧を一又は複数の閾値
と比較し、前記調整ステップでは、当該比較結果に応じ
て前記撮像手段の感度を段階的に低下させるよう調整す
ることを特徴とする。
【0016】また、請求項11記載の発光動作制御方法
は、請求項8記載の発明において、前記検出ステップに
よる検出結果に基づき、前記蓄電手段における充電電圧
が前記所定の閾値に達したことを通知する通知ステップ
を有することを特徴とする。
【0017】また、請求項12記載の発光動作制御方法
は、請求項7記載の発明において、前記検出ステップに
よる検出結果に基づき、前記蓄電手段において充電が完
了したことを通知する通知ステップを有することを特徴
とする。
【0018】また、請求項13記載の記録媒体は、請求
項1〜6の何れか1項に記載の各手段としてコンピュー
タを機能させるためのプログラムを記録したことを特徴
とする。
【0019】また、請求項14記載の記録媒体は、請求
項7〜12の何れか1項に記載の発光動作制御方法の処
理ステップをコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したことを特徴とする。
【0020】また、請求項15記載のプログラムは、請
求項1〜6の何れか1項に記載の各手段としてコンピュ
ータを機能させることを特徴とする。
【0021】さらに、請求項16記載のプログラムは、
請求項7〜12の何れか1項に記載の発光動作制御方法
の処理ステップをコンピュータに実行させることを特徴
とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照しながら詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施形態であるデジタ
ルカメラの構成図である。同図において、100はデジ
タルカメラを示しており、デジタルカメラ100は、レ
ンズ系101、絞り・フィルター部等を含むメカ機構1
02、CCD103、CDS回路104、可変利得増幅
器(AGCアンプ)105、A/D変換器106、IP
P107、DCT108、コーダー109、MCC11
0、DRAM111、PCカードインタフェース11
2、CPU121、表示部122、操作部123、SG
(制御信号生成)部126、CPU121の制御により
発光を行うオートストロボ装置127、バッテリ12
8、DC−DCコンバータ129、EEPROM13
0、フォーカスドライバ131、フォーカスパルスモー
タ132、ズームドライバ133、ズームパルスモータ
134、モータドライバ135を具備して構成されてい
る。また、PCカードインタフェース112を介して着
脱可能なPCカード150が接続されている。
【0024】レンズユニットは、レンズ101系、絞り
・フィルター部等を含むメカ機構102からなり、メカ
機構102のメカニカルシャッタは2つのフィールドの
同時露光を行う。レンズ系101は、例えば、バリフォ
ーカルレンズからなり、フォーカスレンズ系101aと
ズームレンズ系101bとで構成されている。
【0025】フォーカスドライバ131は、CPU12
1から供給される制御信号に従って、フォーカスパルス
モータ132を駆動して、フォーカスレンズ系101a
を光軸方向に移動させる。ズームドライバ133は、C
PU121から供給される制御信号に従って、ズームパ
ルスモータ134を駆動して、ズームレンズ系101b
を光軸方向に移動させる。また、モータドライバ135
は、CPU121から供給される制御信号に従ってメカ
機構102を駆動し、例えば、絞りの絞り値を設定す
る。
【0026】CCD(電荷結合素子)103は、レンズ
ユニットを介して入力した映像を電気信号(アナログ画
像データ)に変換する。CDS(相関2重サンプリン
グ)回路104は、CCD型撮像素子に対する低雑音化
のための回路である。
【0027】また、AGCアンプ105は、CDS回路
104で相関2重サンプリングされた信号のレベルを補
正する。なお、AGCアンプ105のゲインは、CPU
121により、CPU121が内蔵するD/A変換器を
介して設定データ(コントロール電圧)がAGCアンプ
105に設定されることにより設定される。さらにA/
D変換器106は、AGCアンプ105を介して入力し
たCCD103からのアナログ画像データをデジタル画
像データに変換する。すなわち、CCD103の出力信
号は、CDS回路104およびAGCアンプ105を介
し、またA/D変換器106により、最適なサンプリン
グ周波数(例えば、NTSC信号のサブキャリア周波数
の整数倍)にてデジタル信号に変換される。
【0028】また、デジタル信号処理部であるIPP
(Image Pre-Processor)107、DCT(Discrete Co
sine Transform)108、およびコーダー(Huffman En
coder/Decoder)109は、A/D変換器106から入
力したデジタル画像データについて、色差(Cb、C
r)と輝度(Y)に分けて各種処理、補正および画像圧
縮/伸長のためのデータ処理を施す。
【0029】さらに、MCC(Memory Card Controlle
r)110は、圧縮処理された画像を一旦蓄えてPCカ
ードインタフェース112を介してPCカード150へ
の記録、或いはPCカード150からの読み出しを行
う。
【0030】CPU121は、ROMに格納されたプロ
グラムに従ってRAMを作業領域として使用して、操作
部123からの指示、或いは図示しないリモコン等の外
部動作指示に従い、上記デジタルカメラ内部の全動作を
制御する。具体的には、CPU121は、撮像動作、自
動露出(AE)動作、自動ホワイトバランス(AWB)
調整動作や、AF動作等の制御を行う。
【0031】また、カメラ電源はバッテリ128、例え
ば、Ni−Cd、ニッケル水素、リチウム電池等から、
DC−DCコンバータ129に入力され、当該デジタル
カメラ内部に供給される。
【0032】表示部122は、LCD、LED、EL等
で実現されており、撮影したデジタル画像データや、伸
長処理された記録画像データ等の表示を行う。操作部1
23は、機能選択、撮影指示、およびその他の各種設定
を外部から行うためのボタンを備えている。EEPRO
M130には、CPU121がデジタルカメラの動作を
制御する際に使用する調整データ等が書き込まれてい
る。
【0033】オートストロボ装置127は、ストロボ充
電・発光部127a、ストロボ調光部127bを備え、
ストロボ放電管を発光させた後、被写体からの反射光を
測光し当該測光した測光量が所定レベルに達した場合に
当該ストロボ放電管の発光を停止させるものである。
【0034】上記ストロボ充電・発光部127aは、図
2のようにCPU121の充電制御信号に基づき昇圧回
路1によって充電されるメインコンデンサ2や、該メイ
ンコンデンサの充電電圧を検出する電圧検出回路3や、
CPU121からの発光制御信号に従ってストロボ光を
発するストロボ発光回路4や、充電電圧に応じて緑色と
赤色を選択的に発光する発光素子で構成された充電完了
表示5等を備える。また、ストロボ調光部127bは、
被写体からのストロボ光の反射光を受光して電気信号に
変換する受光部と、該電気信号とCPU121により設
定される調光値(基準値)とを比較して該電気信号が調
光値より大となった場合にストロボ発光管の発光を停止
させる比較部等を備える。
【0035】デジタルカメラ100(CPU121)
は、被写体を撮像して得られる画像データをPCカード
150に記録する記録モードと、PCカード150に記
録された画像データを表示する表示モードと、撮像した
画像データを表示部122に直接表示するモニタリング
モード等を備えている。
【0036】図3は、上記IPP107の具体的構成の
一例を示す図である。IPP107は、図3に示す如
く、A/D変換器106から入力したデジタル画像デー
タをR・G・Bの各色成分に分離する色分離部1071
と、分離されたR・G・Bの各画像データを補間する信
号補間部1072と、R・G・Bの各画像データの黒レ
ベルを調整するペデスタル調整部1073と、R、Bの
各画像データの白レベルを調整するホワイトバランス調
整部1074と、CPU121により設定されたゲイン
でR・G・Bの各画像データを補正するデジタルゲイン
調整部1075と、R・G・Bの各画像データのγ変換
を行うガンマ変換部1076と、RGBの画像データを
色差信号(Cb、Cr)と輝度信号(Y)とに分離する
マトリックス部1077と、色差信号(Cb、Cr)と
輝度信号(Y)とに基づいてビデオ信号を作成し表示部
122に出力するビデオ信号処理部1078と、を備え
ている。
【0037】さらに、IPP107は、ペデスタル調整
部1073によるペデスタル調整後の画像データの輝度
データ(Y)を検出するY演算部1079と、Y演算部
1079で検出した輝度データ(Y)の所定周波数成分
のみを通過させるBPF1080と、BPF1080を
通過した輝度データ(Y)の積分値をAF評価値として
CPU121に出力するAF評価値回路1081と、Y
演算部1079で検出した輝度データ(Y)に応じたデ
ジタルカウント値をAE評価値としてCPU121に出
力するAE評価値回路1082と、デジタルゲイン調整
部1075によるゲイン調整後のR・G・Bの各画像デ
ータの輝度データ(Y)を検出するY演算部1083
と、Y演算部1083で検出した各色の輝度データ
(Y)をそれぞれカウントして各色のAWB評価値とし
てCPU121に出力するAWB評価値回路1084
と、CPU121とのインタフェースであるCPUI/
F1085と、およびDCT108とのインタフェース
であるDCTI/F1086等を備えている。
【0038】つぎに、AF制御について説明する。AF
制御においては、シャッタ速度およびゲインが設定され
た後、フォーカスパルスモータ132が1VD期間に規
定パルス駆動される。この規定パルス駆動の間に、IP
P107内で得られたデジタル映像信号が処理されて輝
度信号が得られる。この輝度信号の高周波成分を積分し
てAF評価値が求められ、このAF評価値のピークが合
焦位置となる。
【0039】つぎに、ストロボ撮影処理の動作について
図4のフローチャートを参照して説明する。まず、レリ
ーズボタンが半押しにされると(ステップS201)、
CPU121はストロボのメインコンデンサ2の充電を
開始する(S202)。メインコンデンサの充電電圧を
検出する充電電圧検出回路3の出力に応じてCPU12
1はSG部126を介してCCD103のAGCアンプ
105のゲインを図5の様に変化させる(S203)。
即ち、CPU121は、メインコンデンサ2の充電電圧
が上昇するに伴って、AGCアンプ105のゲインが連
続的に低下するよう制御する。
【0040】充電電圧が第1の所定電圧V1に達すると
(S204)CPU121は、充電完了表示5を緑色点
灯させることにより充電電圧が第1の所定閾値V1に達
したことを通知し(S205)、オートストロボ装置1
27を発光可能状態とする(S206)。次にAF処理
を行う(S207)。具体的な処理については本発明と
は無関係なので、ここでは省略する。
【0041】そして、CPU121はレリーズキーが全
押しされると(ステップS208)、ストロボ充電・発
光部127aに発光制御信号信号を送出しストロボ発光
管を発光させ、ストロボ撮影を行う(ステップS20
9)。これにより、被写体にはストロボ光が照射され
る。そして、ストロボ光が照射されている間、ストロボ
調光部127bの受光部は、被写体からのストロボ光の
反射光を受光して電気信号に変換して出力する。これに
応じて、ストロボ調光部127bの比較部は、受光部か
ら入力される電気信号とCPU121により設定される
調光値(基準値)とを比較して該電気信号が調光値より
大となった場合にストロボ発光管の発光を停止させる。
また、AGCアンプ105に設定されたゲイン値に応じ
て画像データのレベルが調整されることになる。
【0042】同時に、被写体に応じた画像データをCC
D103で取込み、CDS回路104、AGCアンプ1
05、A/D変換器、IPP107、DCT108、コ
ーダー109、およびMCC等を介して、画像データを
PCカード150に記録する。一方、充電電圧が上昇し
て第2の所定電圧V2に達すると(S210)CPU1
21はコンデンサの充電を終了させ、同時にCPU12
1は充電完了表示5を赤色点灯させ、コンデンサの充電
が完了したことを通知する(S211)。
【0043】尚、上記実施例では充電電圧とAGCアン
プ105のゲインが連続的に連動するようになっている
が、電圧検出回路内にコンパレータを用いて図6のよう
に段階的に変えてもかまわない。即ち、コンパレータに
より一又は複数の閾値と充電電圧とを比較させ、充電電
圧が閾値より高い値となる度にAGC105のゲインを
調整するように構成してもよい。
【0044】以上のように、本実施形態によれば、オー
トストロボ機能を備えたデジタルカメラにおいて、昇圧
回路によって充電されるメインコンデンサの電圧を検出
する電圧検出回路の出力に応じて、撮像素子の感度を変
えることとしたので、充電完了表示をすばやく点灯する
ことが可能となり、シャッタチャンスを逃すことがなく
なった。また、メインコンデンサのフル充電まで待つこ
とによりAGCゲインの最小値を選ぶことが可能とな
り、最良の画質を得ることができる。
【0045】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、その
システム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み
出し実行することによっても、達成されることは言うま
でもない。
【0046】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0047】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
等を用いることが出来る。
【0048】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0049】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、蓄電手段における充電電圧と連動するように
撮像手段の感度を調整するよう構成したので、制御手段
は、充電が完了する前からストロボ発光手段をストロボ
光が発光可能な状態とすることができるようになり、シ
ャッタチャンスを逃す可能性を低下させると共に、充電
時間が経過するに伴い高画質な画像を得ることも可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるデジタルカメラシス
テムの構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるストロボ充電・発
光部の回路構成を示したブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるIPPの具体的構
成を示したブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態におけるストロボ撮影処理
の流れを示したフローチャートである。
【図5】メインコンデンサの充電電圧と、AGCアンプ
のゲインの関係を示した図である。
【図6】メインコンデンサの充電電圧と、AGCアンプ
のゲインの関係を示した図である。
【符号の説明】
1 昇圧回路 2 メインコンデンサ 3 電圧検出回路 4 発光回路 5 充電完了表示 103 CCD 105 AGCアンプ 121 CPU 126 SG 127 オートストロボ装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 15/03 G03B 15/03 X 17/18 17/18 B H04N 5/228 H04N 5/228 Z Fターム(参考) 2H002 AB04 AB08 BB01 BB03 BB08 CD00 FB38 FB64 HA05 HA11 JA07 2H053 AA03 AB05 AC01 AC02 AC11 AC12 AC13 AD00 BA06 BA07 BA08 CA41 DA03 2H102 AB13 BA01 5C022 AA13 AB15 AB20 AB40 AC18 AC32 AC69 AC73

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を撮像する撮像手段と、 ストロボ光を発光する発光手段と、 電荷を蓄積する蓄電手段と、 当該蓄電手段における充電電圧を検出する検出手段と、 当該検出手段による検出結果と連動するように当該撮像
    手段の感度を調整する調整手段と、 当該ストロボ発光手段をストロボ光が発光可能な状態に
    制御する制御手段とを有することを特徴とする撮像装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記検出手段により検
    出される充電電圧が所定の閾値に達したとき、前記スト
    ロボ発光手段をストロボ光が発光可能な状態に制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記調整手段は、前記検出手段による検
    出結果に基づき、前記蓄電手段における充電電圧の上昇
    に伴い連続的に前記撮像手段の感度を低下させるよう調
    整することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記蓄電手段における
    充電電圧を一又は複数の閾値と比較する比較部を有し、 前記調整手段は、当該比較部による比較結果に応じて前
    記撮像手段の感度を段階的に低下させるよう調整するこ
    とを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段による検出結果に基づき、
    前記蓄電手段における充電電圧が前記所定の閾値に達し
    たことを通知する通知手段を有することを特徴とする請
    求項2記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段による検出結果に基づき、
    前記蓄電手段において充電が完了したことを通知する通
    知手段を有することを特徴とする請求項1記載の撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 電荷を蓄積する蓄電手段における充電電
    圧を検出する検出ステップと、 当該検出ステップによる検出結果と連動するように画像
    を撮像する撮像手段の感度を調整する調整ステップと、 ストロボ光を発光する発光手段をストロボ光が発光可能
    な状態に制御する制御ステップとを有することを特徴と
    する発光動作制御方法。
  8. 【請求項8】 前記制御ステップでは、前記検出ステッ
    プにより検出される充電電圧が所定の閾値に達したと
    き、前記発光手段をストロボ光が発光可能な状態に制御
    することを特徴とする請求項7記載の発光動作制御方
    法。
  9. 【請求項9】 前記調整ステップでは、前記検出ステッ
    プによる検出結果に基づき、前記蓄電手段における充電
    電圧の上昇に伴い連続的に前記撮像手段の感度を低下さ
    せるよう調整することを特徴とする請求項7記載の発光
    動作制御方法。
  10. 【請求項10】 前記検出ステップは、前記蓄電手段に
    おける充電電圧を一又は複数の閾値と比較し、前記調整
    ステップでは、当該比較結果に応じて前記撮像手段の感
    度を段階的に低下させるよう調整することを特徴とする
    請求項7記載の発光動作制御方法。
  11. 【請求項11】 前記検出ステップによる検出結果に基
    づき、前記蓄電手段における充電電圧が前記所定の閾値
    に達したことを通知する通知ステップを有することを特
    徴とする請求項8記載の発光動作制御方法。
  12. 【請求項12】 前記検出ステップによる検出結果に基
    づき、前記蓄電手段において充電が完了したことを通知
    する通知ステップを有することを特徴とする請求項7記
    載の発光動作制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜6の何れか1項に記載の各
    手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項7〜12の何れか1項に記載の
    発光動作制御方法の処理ステップをコンピュータに実行
    させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 請求項1〜6の何れか1項に記載の各
    手段としてコンピュータを機能させるためのプログラ
    ム。
  16. 【請求項16】 請求項7〜12の何れか1項に記載の
    発光動作制御方法の処理ステップをコンピュータに実行
    させるためのプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007096995A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、撮影方法及びプログラム
JP2011502319A (ja) * 2007-11-20 2011-01-20 シンボル テクノロジーズ インコーポレイテッド イルミネーション制御システムを備えるイメージバーコードリーダー
JP2015152725A (ja) * 2014-02-13 2015-08-24 キヤノン株式会社 発光装置、その制御方法、および制御プログラム、並びに撮像装置

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