JP2004023253A - 資料提示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で収納形態をコンパクトにすることができ、収納や持ち運びがやり易い資料提示装置を提供する。
【解決手段】スタンド57を資料載置台51から取り外すとともに、ディスプレイ52を資料載置台51側へ回動させて水平に折り曲げる。これにより、ディスプレイ52およびライト56が資料載置台51と密接し、全体としてほぼ矩形の箱状となる。
【選択図】 図2
【解決手段】スタンド57を資料載置台51から取り外すとともに、ディスプレイ52を資料載置台51側へ回動させて水平に折り曲げる。これにより、ディスプレイ52およびライト56が資料載置台51と密接し、全体としてほぼ矩形の箱状となる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、資料載置台に置かれた原稿等の資料を撮影し、その撮像をディスプレイに表示することができる資料提示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スクリーンに映した映像に対して、プレゼンターが指示棒あるいはレーザポインタ等によりポイントを指示しながら説明や講演等を行うプレゼンテーションでは、画像をスクリーンに映す手段の一つとして、資料提示装置が用いられている。資料提示装置は、例えば特許第3201707号公報や特開2000−341588号公報等に記載されているように、資料載置台に複数のアームを突設し、各アームの先端部に、資料載置台を照らすライトと資料を撮影するカメラをそれぞれ支持した構成とされている。
【0003】
上記のような資料提示装置には、カメラが撮影した資料の画像やパソコンの画面を表示するディスプレイが接続されており、プレゼンターは、ディスプレイを見ながらプレゼンテーションをコーディネイトすることができる。この場合、上記特開2000−341588号公報に記載されているように、ノート型のパソコンを資料載置台の内部に収容し、そのパソコンを側方へ引き出してディスプレイ(蓋)を開けて使用するようにしたものがある。あるいは、資料載置台にディスプレイをアームによって支持したものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような資料提示装置では、資料載置台から複数のアームが突出しているため、アームが嵩張って収納や持ち運びに不便を来すという問題があった。また、資料載置台の内部にパソコンを収容するようにした構成では、資料載置台の厚さが厚くなるとともに、パソコンをスライドさせる機構を要するなど構成が複雑になるという欠点がある。
したがって、本発明は、簡単な構成で収納形態をコンパクトにすることができ、収納および持ち運びがやり易い資料提示装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の資料提示装置は、原稿等の資料を載置する資料載置手段と、この資料載置手段に設けられて資料を撮影する撮影手段と、資料載置手段の一端部にヒンジを介して折畳み自在に接続され、撮影手段が撮影した画像を表示可能なディスプレイと、このディスプレイに設けられて資料を照らす照明手段とを備えたことを特徴としている。
【0006】
上記構成の資料提示装置にあっては、ディスプレイが資料載置手段の一端部にヒンジを介して折畳み自在に接続されているから、ディスプレイを折り畳むことによって収納形態をコンパクトにすることができる。したがって、収納や持ち運びがやり易く、しかも簡単な構成で実現可能である。また、ディスプレイに資料を照らす照明手段が設けられているので、照明手段をディスプレイと共に折り畳むことができ、収納形態をさらにコンパクトにすることができる。この場合、照明手段は、ディスプレイの回動端や両側部または一側部に設けることができる。
【0007】
照明手段は、ディスプレイに対する相対的位置および/または相対的角度が調整可能であることが望ましい。たとえば、ディスプレイの回動端縁に、照明手段を上下方向に回動自在に設けることにより、照明手段の角度を調節して光の向きを資料に合わせることができる。あるいは、ディスプレイの一側部または両側部に、アームを上下方向に回動可能に支持し、アームの自由端に、照明手段を上下方向に回動可能に支持することができる。このような構成では、ディスプレイに対するアームの角度(必要であれば資料載置手段に対するディスプレイの角度も)調整することにより、資料載置手段に対する照明手段の位置を調整することができる。また、この場合に、アームの自由端に照明手段を上下方向に回動可能に支持することもできる。
【0008】
照明手段の位置を調整する他の手段としては、ディスプレイの側部にガイドを設るとともに、このガイドに、スライド部材をディスプレイを含む平面に対して接近離間する方向へ摺動可能に支持し、スライド部材に照明手段を支持する構成も採用することができる。この場合、スライド部材に照明手段を上下方向に回動可能に支持することもできる。
【0009】
本発明では、撮影手段を資料載置手段に設ける手段は任意である。たとえば、資料載置手段に支柱を立設するとともに、支柱の上端部に水平方向に伸びるアームを支持し、このアームの先端部に撮影手段を支持することができる。この場合、撮影手段とアーム、アームと支柱、支柱と資料載置手段といったいずれかの構成要素どうしを回動可能に接続したり、着脱自在に接続することができる。
【0010】
上記のような資料提示装置は、スクリーンと、このスクリーンに画像を投影する液晶プロジェクタタ等の投影手段と、液晶プロジェクタに画像データを供給するパソコン等の制御手段とを備えたプレゼンテーションシステムに適用すると好適である。このようなシステムでは、撮影手段が撮影した画像は、ディスプレイに表示されるとともにスクリーンに投影される。その場合、ディスプレイには、撮影手段が撮影した画像の他に、例えばプレゼンターにとって資料の解説となるような支援情報などのパソコンのデータを、単独あるいは資料の画像に並べて表示すると便利である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は、一実施形態の資料提示装置を備えたプレゼンテーションシステムの全体を概略的に示している。図1において符号1はスクリーン、2はスクリーン1に液晶画像を投影する液晶プロジェクタ、3は制御演算部、4はパソコンである。パソコン4では画像のデータが生成され、その画像データおよび各種コマンドが、パソコン4から制御演算部3に入力される。そして、制御演算部3で処理された画像データが液晶プロジェクタ2に入力され、その画像データに基づく画像が液晶プロジェクタ2からスクリーン1に投影される。
【0012】
図1で符号5は資料提示装置である。この資料提示装置5は、図2に示すように、装置の基台となる矩形箱状の原稿載置台(資料載置手段)51を備えている。原稿載置台51の一側部には、例えばカラー液晶のディスプレイ52がヒンジ53によって回動可能に支持されている。ディスプレイ52の上端縁には、内面が反射面とされたセード54およびランプ55からなるライト(照明手段)56が取り付けられている。なお、ライト56は、資料載置台51の上面を照らすように下方へ傾斜して取り付けられるか、あるいは、ヒンジなどによって上下方向に回動可能に支持されている。
【0013】
資料載置台51の一側にはスタンド57が取り付けられ、スタンド57の上端部には、水平方向へ向けてL字状に延在するアーム58が取り付けられている。アーム58の先端部は、資料載置台51のほぼ中央に位置しており、そこには、レンズやCCDなどを備えたカメラ(撮影手段)59が取り付けられている。
【0014】
上記制御演算部3は原稿載置台51の内部に収容されており、液晶プロジェクタ2およびパソコン4は制御演算部3に接続されている。カメラ59は、原稿載置台51にセットされた資料6を撮影し、その撮像はディスプレイ52に表示される。また、ディスプレイ52には、例えばプレゼンターにとって資料6の解説となるような支援情報ないし画像を、資料6の画像に並べて表示することもできる。
【0015】
カメラ59によって撮影された資料6は、液晶プロジェクタ2からスクリーン1に投影される。液晶プロジェクタ2からは、パソコン4側とカメラ59側の画像のいずれか、またはそれに上記制御演算部3によってポイント画像などが合成された画像が投影され、その切換えは、パソコン4からのコマンドあるいは原稿載置台51に設けられるスイッチ等によってなされる。
【0016】
原稿載置台51にセットした資料6をスクリーン1に投影するには、液晶プロジェクタ2から投影される画像をカメラ59側に切換える。これによって、資料載置台51にセットされた資料6の画像が液晶プロジェクタ2からスクリーン1に投影される。また、ディスプレイ52には、資料6の画像が常に表示されている。その場合に、プレゼンターによる講演の補助となる支援情報が資料6の画像と共にディスプレイ52に表示される。ただし、支援情報はスクリーン1には投影されない。
【0017】
プレゼンテーションが終了したら、スタンド57を資料載置台51から取り外すとともに、ディスプレイ52を資料載置台51側へ回動させて水平に折り曲げる。これにより、ディスプレイ52およびライト56が資料載置台51と密接し、全体としてほぼ矩形の箱状となる。したがって、資料提示装置5の収納形態をコンパクトにすることができ、収納や持ち運びがやり易く、しかも簡単な構成で実現可能である。
【0018】
特に、上記実施形態では、ディスプレイ52にライト56を取り付けているので、ライト56をディスプレイ52と共に折り畳むことができ、収納形態をさらにコンパクトにすることができる。
【0019】
次に、図3は本発明の他の実施形態を示す図であり、ライト56の位置調節手段7を設けた例である。なお、図3において図2と同等の構成要素には同符号を付してその説明を省略する。図3に示すように、ディスプレイ52の両側部には、アーム71の一端部がピン72によって上下方向に回動可能に支持されている。また、アーム71の自由端には、ライト56のセード54がピン72によって上下方向に回動可能に支持されている。なお、図中符号54aは反射板である。
【0020】
上記構成の資料提示装置5にあっては、ディスプレイ52に対するアーム71の角度や、資料載置台51に対するディスプレイ52の角度を調整することにより、資料載置台51に対するライト56の位置を調整することができ、さらに、ライト56の角度を調節して光の向きを資料6に合わせることができる。また、このような実施形態においても、アーム71およびライト56をディスプレイ52に対して平行にし、これら全体を資料載置台51側へ回動させることにより、全体としほぼ矩形の箱状のコンパクトな収納形態にすることができる。
【0021】
次に、図4は本発明のさらに他の実施形態を示す図であり、ライト56の位置調節手段8を変更した例である。この実施形態では、ディスプレイ52の上側部に、これと直交する方向へ延在するガイド81を取り付けるとともに、このガイド81に、スライド(スライド部材)82を摺動可能に支持し、スライド82の先端部に、ライト56をピン72を介して上下方向に回動可能に支持したものである。このような資料提示装置5においても、ライト56の位置および光の向きを任意に調節することができる。なお、この実施形態においては、ガイド81は、ディスプレイ52に固定しても良く、あるいは、着脱自在(好ましくはワンタッチ式)に取り付けても良い。
【0022】
なお、図4に示す実施形態において、ガイド81を図3に示すアーム72のようにディスプレイ52の両側部に回動可能に支持し、それぞれのガイドにスライド82を摺動可能に支持しても良い。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ディスプレイが資料載置手段の一端部にヒンジを介して折畳み自在に接続され、かつ、照明手段がディスプレイに設けられているから、ディスプレイと共に照明手段を折り畳むことによって収納形態をコンパクトにすることができ、収納や持ち運びがやり易く、しかも簡単な構成で実現可能である等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る資料提示装置が適用されたプレゼンテーションシステムの概略図である。
【図2】実施形態の資料提示装置の詳細を示す斜視図である。
【図3】本発明の他の実施形態の資料提示装置を示す側面図である。
【図4】本発明のさらに他の実施形態の資料提示装置を示す側面図である。
【符号の説明】
5…資料提示装置、6…資料、51…原稿載置台、52…ディスプレイ、
53…ヒンジ、56…ライト(照明手段)、59…カメラ(撮影手段)。
【発明の属する技術分野】
本発明は、資料載置台に置かれた原稿等の資料を撮影し、その撮像をディスプレイに表示することができる資料提示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スクリーンに映した映像に対して、プレゼンターが指示棒あるいはレーザポインタ等によりポイントを指示しながら説明や講演等を行うプレゼンテーションでは、画像をスクリーンに映す手段の一つとして、資料提示装置が用いられている。資料提示装置は、例えば特許第3201707号公報や特開2000−341588号公報等に記載されているように、資料載置台に複数のアームを突設し、各アームの先端部に、資料載置台を照らすライトと資料を撮影するカメラをそれぞれ支持した構成とされている。
【0003】
上記のような資料提示装置には、カメラが撮影した資料の画像やパソコンの画面を表示するディスプレイが接続されており、プレゼンターは、ディスプレイを見ながらプレゼンテーションをコーディネイトすることができる。この場合、上記特開2000−341588号公報に記載されているように、ノート型のパソコンを資料載置台の内部に収容し、そのパソコンを側方へ引き出してディスプレイ(蓋)を開けて使用するようにしたものがある。あるいは、資料載置台にディスプレイをアームによって支持したものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような資料提示装置では、資料載置台から複数のアームが突出しているため、アームが嵩張って収納や持ち運びに不便を来すという問題があった。また、資料載置台の内部にパソコンを収容するようにした構成では、資料載置台の厚さが厚くなるとともに、パソコンをスライドさせる機構を要するなど構成が複雑になるという欠点がある。
したがって、本発明は、簡単な構成で収納形態をコンパクトにすることができ、収納および持ち運びがやり易い資料提示装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の資料提示装置は、原稿等の資料を載置する資料載置手段と、この資料載置手段に設けられて資料を撮影する撮影手段と、資料載置手段の一端部にヒンジを介して折畳み自在に接続され、撮影手段が撮影した画像を表示可能なディスプレイと、このディスプレイに設けられて資料を照らす照明手段とを備えたことを特徴としている。
【0006】
上記構成の資料提示装置にあっては、ディスプレイが資料載置手段の一端部にヒンジを介して折畳み自在に接続されているから、ディスプレイを折り畳むことによって収納形態をコンパクトにすることができる。したがって、収納や持ち運びがやり易く、しかも簡単な構成で実現可能である。また、ディスプレイに資料を照らす照明手段が設けられているので、照明手段をディスプレイと共に折り畳むことができ、収納形態をさらにコンパクトにすることができる。この場合、照明手段は、ディスプレイの回動端や両側部または一側部に設けることができる。
【0007】
照明手段は、ディスプレイに対する相対的位置および/または相対的角度が調整可能であることが望ましい。たとえば、ディスプレイの回動端縁に、照明手段を上下方向に回動自在に設けることにより、照明手段の角度を調節して光の向きを資料に合わせることができる。あるいは、ディスプレイの一側部または両側部に、アームを上下方向に回動可能に支持し、アームの自由端に、照明手段を上下方向に回動可能に支持することができる。このような構成では、ディスプレイに対するアームの角度(必要であれば資料載置手段に対するディスプレイの角度も)調整することにより、資料載置手段に対する照明手段の位置を調整することができる。また、この場合に、アームの自由端に照明手段を上下方向に回動可能に支持することもできる。
【0008】
照明手段の位置を調整する他の手段としては、ディスプレイの側部にガイドを設るとともに、このガイドに、スライド部材をディスプレイを含む平面に対して接近離間する方向へ摺動可能に支持し、スライド部材に照明手段を支持する構成も採用することができる。この場合、スライド部材に照明手段を上下方向に回動可能に支持することもできる。
【0009】
本発明では、撮影手段を資料載置手段に設ける手段は任意である。たとえば、資料載置手段に支柱を立設するとともに、支柱の上端部に水平方向に伸びるアームを支持し、このアームの先端部に撮影手段を支持することができる。この場合、撮影手段とアーム、アームと支柱、支柱と資料載置手段といったいずれかの構成要素どうしを回動可能に接続したり、着脱自在に接続することができる。
【0010】
上記のような資料提示装置は、スクリーンと、このスクリーンに画像を投影する液晶プロジェクタタ等の投影手段と、液晶プロジェクタに画像データを供給するパソコン等の制御手段とを備えたプレゼンテーションシステムに適用すると好適である。このようなシステムでは、撮影手段が撮影した画像は、ディスプレイに表示されるとともにスクリーンに投影される。その場合、ディスプレイには、撮影手段が撮影した画像の他に、例えばプレゼンターにとって資料の解説となるような支援情報などのパソコンのデータを、単独あるいは資料の画像に並べて表示すると便利である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は、一実施形態の資料提示装置を備えたプレゼンテーションシステムの全体を概略的に示している。図1において符号1はスクリーン、2はスクリーン1に液晶画像を投影する液晶プロジェクタ、3は制御演算部、4はパソコンである。パソコン4では画像のデータが生成され、その画像データおよび各種コマンドが、パソコン4から制御演算部3に入力される。そして、制御演算部3で処理された画像データが液晶プロジェクタ2に入力され、その画像データに基づく画像が液晶プロジェクタ2からスクリーン1に投影される。
【0012】
図1で符号5は資料提示装置である。この資料提示装置5は、図2に示すように、装置の基台となる矩形箱状の原稿載置台(資料載置手段)51を備えている。原稿載置台51の一側部には、例えばカラー液晶のディスプレイ52がヒンジ53によって回動可能に支持されている。ディスプレイ52の上端縁には、内面が反射面とされたセード54およびランプ55からなるライト(照明手段)56が取り付けられている。なお、ライト56は、資料載置台51の上面を照らすように下方へ傾斜して取り付けられるか、あるいは、ヒンジなどによって上下方向に回動可能に支持されている。
【0013】
資料載置台51の一側にはスタンド57が取り付けられ、スタンド57の上端部には、水平方向へ向けてL字状に延在するアーム58が取り付けられている。アーム58の先端部は、資料載置台51のほぼ中央に位置しており、そこには、レンズやCCDなどを備えたカメラ(撮影手段)59が取り付けられている。
【0014】
上記制御演算部3は原稿載置台51の内部に収容されており、液晶プロジェクタ2およびパソコン4は制御演算部3に接続されている。カメラ59は、原稿載置台51にセットされた資料6を撮影し、その撮像はディスプレイ52に表示される。また、ディスプレイ52には、例えばプレゼンターにとって資料6の解説となるような支援情報ないし画像を、資料6の画像に並べて表示することもできる。
【0015】
カメラ59によって撮影された資料6は、液晶プロジェクタ2からスクリーン1に投影される。液晶プロジェクタ2からは、パソコン4側とカメラ59側の画像のいずれか、またはそれに上記制御演算部3によってポイント画像などが合成された画像が投影され、その切換えは、パソコン4からのコマンドあるいは原稿載置台51に設けられるスイッチ等によってなされる。
【0016】
原稿載置台51にセットした資料6をスクリーン1に投影するには、液晶プロジェクタ2から投影される画像をカメラ59側に切換える。これによって、資料載置台51にセットされた資料6の画像が液晶プロジェクタ2からスクリーン1に投影される。また、ディスプレイ52には、資料6の画像が常に表示されている。その場合に、プレゼンターによる講演の補助となる支援情報が資料6の画像と共にディスプレイ52に表示される。ただし、支援情報はスクリーン1には投影されない。
【0017】
プレゼンテーションが終了したら、スタンド57を資料載置台51から取り外すとともに、ディスプレイ52を資料載置台51側へ回動させて水平に折り曲げる。これにより、ディスプレイ52およびライト56が資料載置台51と密接し、全体としてほぼ矩形の箱状となる。したがって、資料提示装置5の収納形態をコンパクトにすることができ、収納や持ち運びがやり易く、しかも簡単な構成で実現可能である。
【0018】
特に、上記実施形態では、ディスプレイ52にライト56を取り付けているので、ライト56をディスプレイ52と共に折り畳むことができ、収納形態をさらにコンパクトにすることができる。
【0019】
次に、図3は本発明の他の実施形態を示す図であり、ライト56の位置調節手段7を設けた例である。なお、図3において図2と同等の構成要素には同符号を付してその説明を省略する。図3に示すように、ディスプレイ52の両側部には、アーム71の一端部がピン72によって上下方向に回動可能に支持されている。また、アーム71の自由端には、ライト56のセード54がピン72によって上下方向に回動可能に支持されている。なお、図中符号54aは反射板である。
【0020】
上記構成の資料提示装置5にあっては、ディスプレイ52に対するアーム71の角度や、資料載置台51に対するディスプレイ52の角度を調整することにより、資料載置台51に対するライト56の位置を調整することができ、さらに、ライト56の角度を調節して光の向きを資料6に合わせることができる。また、このような実施形態においても、アーム71およびライト56をディスプレイ52に対して平行にし、これら全体を資料載置台51側へ回動させることにより、全体としほぼ矩形の箱状のコンパクトな収納形態にすることができる。
【0021】
次に、図4は本発明のさらに他の実施形態を示す図であり、ライト56の位置調節手段8を変更した例である。この実施形態では、ディスプレイ52の上側部に、これと直交する方向へ延在するガイド81を取り付けるとともに、このガイド81に、スライド(スライド部材)82を摺動可能に支持し、スライド82の先端部に、ライト56をピン72を介して上下方向に回動可能に支持したものである。このような資料提示装置5においても、ライト56の位置および光の向きを任意に調節することができる。なお、この実施形態においては、ガイド81は、ディスプレイ52に固定しても良く、あるいは、着脱自在(好ましくはワンタッチ式)に取り付けても良い。
【0022】
なお、図4に示す実施形態において、ガイド81を図3に示すアーム72のようにディスプレイ52の両側部に回動可能に支持し、それぞれのガイドにスライド82を摺動可能に支持しても良い。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ディスプレイが資料載置手段の一端部にヒンジを介して折畳み自在に接続され、かつ、照明手段がディスプレイに設けられているから、ディスプレイと共に照明手段を折り畳むことによって収納形態をコンパクトにすることができ、収納や持ち運びがやり易く、しかも簡単な構成で実現可能である等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る資料提示装置が適用されたプレゼンテーションシステムの概略図である。
【図2】実施形態の資料提示装置の詳細を示す斜視図である。
【図3】本発明の他の実施形態の資料提示装置を示す側面図である。
【図4】本発明のさらに他の実施形態の資料提示装置を示す側面図である。
【符号の説明】
5…資料提示装置、6…資料、51…原稿載置台、52…ディスプレイ、
53…ヒンジ、56…ライト(照明手段)、59…カメラ(撮影手段)。
Claims (3)
- 原稿等の資料を載置する資料載置手段と、この資料載置手段に設けられて上記資料を撮影する撮影手段と、上記資料載置手段の一端部にヒンジを介して折畳み自在に接続され、上記撮影手段が撮影した画像を表示可能なディスプレイと、このディスプレイに設けられて前記資料を照らす照明手段とを備えたことを特徴とする資料提示装置。
- 前記照明手段は、前記ディスプレイに対する相対的位置および/または相対的角度が調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の資料提示装置。
- 各種データを供給するパソコンを備え、前記ディスプレイは、前記撮影手段が撮影した画像および/または上記パソコンのデータを表示することを特徴とする請求項1または2に記載の資料提示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002172756A JP2004023253A (ja) | 2002-06-13 | 2002-06-13 | 資料提示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002172756A JP2004023253A (ja) | 2002-06-13 | 2002-06-13 | 資料提示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004023253A true JP2004023253A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31172230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002172756A Pending JP2004023253A (ja) | 2002-06-13 | 2002-06-13 | 資料提示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004023253A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006345203A (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-21 | Fujinon Corp | 資料提示装置 |
US7479347B2 (en) | 2005-12-14 | 2009-01-20 | Lg Chem, Ltd. | Prismatic battery having electrolyte injection-hole capable of excellent sealing-disposition |
US7980708B2 (en) | 2005-06-08 | 2011-07-19 | Fujinon Corporation | Document presentation device including a movable part |
WO2012047053A2 (ko) | 2010-10-08 | 2012-04-12 | 주식회사 엘지화학 | 전해액 주입구의 밀봉성이 우수한 각형 전지 |
JPWO2014038093A1 (ja) * | 2012-09-10 | 2016-08-08 | パイオニア株式会社 | 描画機能付き照明装置 |
-
2002
- 2002-06-13 JP JP2002172756A patent/JP2004023253A/ja active Pending
Cited By (6)
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JP4708095B2 (ja) * | 2005-06-08 | 2011-06-22 | 富士フイルム株式会社 | 資料提示装置 |
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WO2012047053A2 (ko) | 2010-10-08 | 2012-04-12 | 주식회사 엘지화학 | 전해액 주입구의 밀봉성이 우수한 각형 전지 |
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Legal Events
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