JP2004021476A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動中等に誤動作して電源がオンされることなく、省電力化を図ることができる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】振動センサー9が振動を検知した信号fにより、パルス発生器10は所定時間パルスを発生させて信号gを出力し、反転器11がこの信号gを反転させて信号hを出力する。この信号hにより、振動センサー9が振動を検知した場合は、所定時間CPU2への割り込み信号をHighにするのを抑制する。また、液晶タブレット信号aにより、パルス発生器5で所定時間パルスを発生させ信号bを出力し、パルス遅延回路6で信号bのパルスを所定時間遅延させて信号cを出力し、反転器7は信号cを反転させて信号dを出力する。この信号dにより、液晶タブレット4がずっと押された状態では、割り込み信号をHighにするのを抑制する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末装置に関し、特にペン等で液晶タブレットを押下して電源をオンさせる携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯端末装置では、入力を行うためのタブレットを液晶表示装置(LCD)上に重ねた液晶タブレット等を備え、各種機能が表示された液晶タブレット上を直接ペン等で押下して入力を行うものが普及している。このような携帯端末装置では、液晶タブレットをペン等で押下して電源を入れる方式やオンキーを押下して電源を入れる方式等が用いられている。
【0003】
図6はオンキーのみで電源を入れる方式の携帯端末装置の要部の構成を示すブロック図である。この携帯端末装置は、オンキー21、CPU22、メモリ23を備えている。オンキー21が押されていない状態では、CPU22の割り込み端子に入力される割り込み信号は抵抗24を介してLowとなっており、オンキー21が押下されると割り込み信号がHighとなって割り込みがかかり、CPU22が起動し電源オンできるようになっている。
【0004】
また、液晶タブレットを押下して電源を入れる方式では、液晶タブレットからの信号をCPUの割り込み端子に入力し、液晶タブレットが押下されると割り込み信号がHighとなって割り込みがかかり、CPUが起動し電源オンできるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、携帯端末装置ではバッテリーにより長時間の使用が可能であることが求められており、省電力化の実現が重要なファクターとなっている。そこで、動作していない状態では自動的にスリープ状態にして電源をオフし、割り込み信号により起動し電源をオンするようにして省電力化を図っている。
【0006】
しかしながら、上記のような液晶タブレットを押下して電源を入れる方式では、携帯端末装置をカバンの中等に入れて移動させた場合、液晶タブレットに物が接触して、そのたびに誤動作で電源がオンされ、電力を消費してしまうこととなっていた。このため、例えば図2に示すようなオンキーのみで電源を入れる方式が一般的であるが、液晶タブレットを押下して電源を入れる方式で、移動中等に誤動作しないよう液晶タブレットに保護カバーを装着できるようにした携帯端末装置も提案されている。この携帯端末装置では、もしユーザーが保護カバーを装着せずに持ち運んだ場合に誤動作して電源がオンされ、電力を消費してしまうケースが発生していた。
【0007】
また、特開平7−36565号公報には、センサーが光を検知するとタブレットの電源をオンし、センサーへの光が遮られるとタブレットの電源をオフにする携帯端末装置が提案されている。この携帯端末装置では、意図せずにセンサーへの光が遮られてタブレットの電源がオフされるということが生じるため、入力したい時に入力できないという問題が発生する。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、移動中等に誤動作して電源がオンされることなく、省電力化を図ることができる携帯端末装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯端末装置は、通常時には例えばオンキーやタブレットが押下されることにより電源をオンするが、振動検知手段が当該装置の振動を検知すると、例えばオンキーやタブレットが押下されても当該装置の電源をオンすることを起動抑制手段が抑制するように構成している。このような構成よれば、当該装置をカバンの中等に入れて持ち運ぶことにより振動が発生すると、振動検知手段が当該装置の振動を検知する。振動検知手段により当該装置の振動が検知されると、電源をオンするのを起動抑制手段が抑制しているので、振動により例えばオンキーやタブレットに物が接触して、そのたびに誤動作して電源をオンするのを防止することができる。これにより、無駄に電力を消費してしまうことがなく、省電力化を図ることができる。
【0009】
また、上記振動検知手段は、振動センサーを備え、上記起動抑制手段は、上記振動センサーにより検知された信号より所定時間パルスを発生させるパルス発生器と、このパルス発生器より入力された信号を反転させる反転器とを備えることが好ましい。CPUを起動させて判断させていたのでは、CPUが電力を消費して省電力化が図れないので、振動センサーが振動を検知した場合に、所定時間パルスを発生させ、その期間はCPUへの割り込みを抑制する。すなわち、振動がある場合に、タブレットに物が接触して割り込み信号が発生しても、この割り込み信号を反転器より出力した信号により抑制し、電源をオンしないようにすることができる。
【0010】
また、本発明に係る携帯端末装置は、表示手段上に設けられたタブレットが連続して押下されたとき、タブレットが押下されることにより電源をオンするのを起動抑制手段が抑制するように構成している。このような構成よれば、当該装置をカバンの中等に入れて持ち運ぶことにより物がタブレットにずっと接触したままの状態になった場合に、電源をオンするのを起動抑制手段が抑制しているので、誤動作して電源をオンするのを防止することができる。
【0011】
また、タブレットの同じ位置が所定時間連続して押下されたとき、電源をオンした後に制御手段(CPU)が電源をオフし、タブレットの連続押下に伴う再度の電源オンを起動抑制手段が抑制することが好ましい。この場合、タブレットが連続して押下されると、一度電源がオンされた後、CPUがタブレットの押下されている位置を検知する。ここで、所定時間以上タブレットの同じ位置が押下されているならば、物にあたっていると判断し、CPUをスリープ状態にして電源をオフにする。それ以降、タブレットが連続して押下された状態であっても再度電源をオンすることを抑制するので、誤動作して電源をオンするのを防止することができる。
【0012】
また、上記起動抑制手段は、上記タブレットからの信号より所定時間パルスを発生させるパルス発生器と、このパルス発生器より入力された信号を所定時間遅延させるパルス遅延回路と、このパルス遅延回路より入力された信号を反転させる反転器と、上記タブレットからの信号と上記反転器より入力された信号との論理積を出力するAND回路とを備えることが好ましい。この場合、タブレットに物が接触して継続的に割り込み信号が発生しても、この割り込み信号を反転器より出力した信号によりCPUへの割り込みを抑制し、電源をオンしないようにすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る携帯端末装置の一実施の形態の構成を示すブロック図であり、図2はこの携帯端末装置の動作の処理手順を示すフローチャートである。以下、この携帯端末装置について図面に基づいて説明する。
この携帯端末装置は、主に、図1に示すように入力を行うためのタブレットを液晶表示装置(表示手段)上に重ねた液晶タブレット4、所定時間パルスを発生させるパルス発生器5、10、入力されたパルスを所定時間遅延させるパルス遅延回路6、入力された信号を反転させる反転器7、11、当該装置の振動を検知する振動センサー9、AND回路8、12、OR回路13、およびマイコンシステムを構成するCPU2とメモリ3を備えている。
【0014】
液晶タブレット4には各種の表示が行われ、ユーザーは各種機能が表示された液晶タブレット4上を直接ペン等で押下されることによって所定の入力を行う。また、液晶タブレット4上がペン等で押下されることによってCPU2が起動し電源をオンするようになっている。液晶タブレット4がペン等により押されると、液晶タブレット信号aが出力される。この液晶タブレット信号aにより、パルス発生器5で所定時間パルスを発生させ信号bを出力し、パルス遅延回路6で入力された信号bのパルスを所定時間遅延させて信号cを出力し、反転器7は入力された信号cを反転させて信号dを出力する。
【0015】
AND回路8には、液晶タブレット信号aと反転器7より出力された信号dとが入力されており、AND回路8はこれら信号の論理積を求めた信号eを出力する。このAND回路8が出力する信号eがHighになるのは、所定時間液晶タブレット信号aが発生していない状態で且つ液晶タブレット信号aが新規に発生した場合のみである。すなわち、液晶タブレットがずっと押された状態では、AND回路8が出力する信号eがHighとならないように抑制されている。
【0016】
振動センサー9が当該装置の振動を検知した信号fにより、パルス発生器10は所定時間パルスを発生させて信号gを出力する。反転器11は、入力された信号gを反転させて信号hを出力する。AND回路12には、AND回路8より出力された信号eと反転器11より出力された信号hとが入力されており、AND回路12はこれら信号の論理積を求めた信号iを出力する。
【0017】
これにより、AND回路8が出力する信号eがHighであっても、振動センサー9が振動を検知した場合は、所定時間CPU2への割り込み信号をHighにすることを抑制する。すなわち、所定時間液晶タブレット信号aが発生していない状態で且つ液晶タブレット信号aが新規に発生した場合であっても、振動センサー9で振動が検知されているとAND回路12が出力する信号iはHighとならない。従って、振動センサー9が所定時間振動を検知しておらず且つ液晶タブレットがずっと継続的に押されていない状態から液晶タブレット信号aが出力された場合に限り、割り込み信号となるAND回路12が出力する信号iがHighになる。
【0018】
OR回路13には、AND回路12より出力された信号iとオンキー1の押下による割り込み信号とが入力されており、OR回路13はこれら信号の論理和を求めた信号を出力し、CPU2の割り込み端子に入力する。オンキーが押下された場合については、無条件で割り込み信号がHighとなって割り込みがかかり、CPU2が起動し電源オンするようにしている。
【0019】
CPU2は、このCPU2の割り込み端子に入力される割り込み信号がHighとなった場合に、起動され電源をオンするようになっている。また、CPU2は、液晶タブレット4が物にあたって継続的に押されているかどうか判断するために、起動時に液晶タブレット4が押されている位置を検知して記憶する。さらに、CPU2は、液晶タブレット4が物にあたって継続的に押されていると判断した場合、およびユーザーにより所定時間操作が行われていない場合に、スリープ状態にする。
【0020】
次に、上記のように構成された携帯端末装置の動作について説明する。なお、最初はCPU2がスリープ状態であるとする。
まず、振動センサー9は当該装置に振動が発生しているか否かを検知する(図2、ステップS1)。振動センサー9により振動が検知されると、パルス発生器10は所定時間(例えば数秒間)パルスを発生させて信号gを出力する(ステップS2)。反転器11は、入力された信号gを反転させて信号hを出力する(ステップS3)。
【0021】
次に、液晶タブレット4より液晶タブレット信号aが出力されているか否かを確認する(ステップS4)。液晶タブレット信号aが出力されている場合は、この液晶タブレット信号aにより、パルス発生器5で所定時間(例えば数秒間)パルスを発生させ信号bを出力する(ステップS5)。この信号bをパルス遅延回路6で所定時間(例えば数秒間)遅延させて信号cを出力する(ステップS6)。反転器7は入力された信号cを反転させて信号dを出力する(ステップS7)。
【0022】
次にCPU2への割り込み信号をHighにしてCPU2を起動させるか否かの判断処理を進めてゆく。まず、オンキー1が押下されているか確認を行う(ステップS8)。オンキー1が押されていれば、無条件に後述するCPU2に対する割り込み発生処理にジャンプする(ステップS8→ステップS12)。オンキー1が押下されていなければ、液晶タブレット4から液晶タブレット信号aが出力されているか確認を行う(ステップS9)。液晶タブレット信号aが出力されていなければ処理を終了する。
【0023】
液晶タブレット信号aが出力されていれば、上記ステップS5〜7に示すように処理され反転器7より出力された信号dの確認を行う(ステップS10)。この信号dがLowである場合は、処理を終了する。一方、この信号dがHighである場合は、上記のように所定時間液晶タブレット信号aが発生していない状態で且つ液晶タブレット信号aが新規に発生した場合であるので、次に上記ステップS3に示すように処理され反転器11より出力された信号hがLowであるか確認を行う(ステップS11)。信号hがLowであれば、振動を検知している為CPU2への割り込みを発生させず、処理を終了する。一方、信号hがLowでなければ、振動を検知していないので、CPU2に対する割り込み発生処理を行う。この割り込み発生処理では、CPU2への割り込み信号をHighにしてCPU2を起動させる(ステップS12)。
【0024】
CPU2は起動されると、まず再度割り込みがかからないようにCPU起動割り込みを禁止する(ステップS13)。次にCPU2は、液晶タブレット4が物にあたって継続的に押されているかどうか判断するために、液晶タブレット4が押されている位置を検知して記憶する(ステップS14)。そして、CPU2は、要求に応じた処理を行う(ステップS15)。
【0025】
CPU2の処理が終了すると、CPU2をスリープ状態にするための処理を行っていく。まず、液晶タブレット4上が押されているか確認する(ステップS16)。液晶タブレット4上が押されていなければ、後述するスリープ状態にする処理にジャンプする(ステップS16→ステップS18)。一方、液晶タブレット4上が押されている場合は、この押下されている位置とCPU2が起動した際に液晶タブレット4が押下されていた位置とが同じで、かつ所定時間以上押下されているかの確認を行う(ステップS17)。押下されている位置が異なる場合は、ユーザーが操作していると判断して処理を続行する(ステップS17→ステップS15)。一方、押下されている位置が同じでかつ所定時間以上押下されていれば、物が当たっていると判断し、スリープ状態にする処理を行う。このスリープ状態にする処理では、CPU2起動の割り込みの禁止を解除して割り込みを受けつけるようにし、CPU2をスリープ状態にする(ステップS18)。
【0026】
図3〜図5は信号a〜信号iの波形を示すタイミングチャートである。図3は振動がない状態から、液晶タブレット4に物があたり、液晶タブレット4上が継続的に押された状態での各信号を示している。図4は振動がある状態で液晶タブレット4に物があたり、液晶タブレット4上が継続的に押された状態での各信号を示している。図5は通常にユーザーが液晶タブレット4上をペン等で押下して電源をオンする状態での各信号を示している。なお、図3、図4では矢印の区間が移動中であると仮定している。
【0027】
図3に示す例では、液晶タブレット4上が継続的に押された状態であるので、最初に液晶タブレット4上が押されたタイミング以降、液晶タブレット信号aがずっとHighの状態となっている。パルス発生器5から出力される信号bも、液晶タブレット信号aと同期してHighとなり、パルス遅延回路6から出力される信号cも所定時間遅れてHighとなる。反転器7より出力された信号dは、液晶タブレット信号aが最初にHighとなったタイミングより所定時間遅れてずっとLowとなる。この信号dと液晶タブレット信号aとがAND回路8に入力されているので、AND回路8より出力される信号eは、最初のタイミングでHighになり、後は液晶タブレット4上が継続的に押されていてもLowのままを維持する。
【0028】
この例では、振動は発生していないため、振動センサー9から出力される信号f、およびパルス発生器10から出力される信号gは、Lowであり、反転器11から出力される信号hは、Highのままである。この信号hとAND回路8より出力される信号eとがAND回路12に入力されているので、AND回路12より出力される信号iは、最初に液晶タブレット4上が押されたタイミングでHighになり、CPU2に割り込みが発生し、CPU2が起動されて電源がオンされる。
【0029】
上記で説明を行ったように、CPU2は起動後、液晶タブレット4が押されている位置を検知して記憶しており、所定時間以上液晶タブレット4上の同じ位置が押されているかの確認を行っている。よって、液晶タブレット4がずっと押されている場合には、液晶タブレット4に物があたっていると判断して、CPU2を再度スリープ状態にして電源をオフする。この後、AND回路12より出力される信号iは、液晶タブレット4上が継続的に押されている間はHighになることはなく、Lowのままを維持する。よって、これ以後CPU2への電源オンする為の割り込みはかからない。
【0030】
図4に示す例では、図3と同様に液晶タブレット4上が継続的に押された状態であるので、信号a〜信号eは図3と全く同じ信号波形となる。一方、振動は発生しているため、振動センサー9は振動を検知して信号fを出力し、パルス発生器10から出力される信号gは、振動センサー9が振動を検知している間ずっとHighとなっている。反転器11から出力される信号hは、振動センサー9が振動を検知している間、Lowとなる。AND回路12より出力される信号iは、振動センサー9が振動を検知している間、信号hがLowであるので、Lowのままであり、CPU2への電源オンする為の割り込み信号は発生しない。
【0031】
図5に示す例では、通常にユーザーが液晶タブレット4上をペン等で押下して電源をオンする状態であるので、液晶タブレット4上が押されたタイミングで液晶タブレット信号aが短期間Highとなる。パルス発生器5から出力される信号bも、液晶タブレット信号aと同期してHighとなり、パルス遅延回路6から出力される信号cも所定時間遅れてHighとなる。反転器7より出力された信号dは、液晶タブレット信号aが最初にHighとなったタイミングより所定時間遅れてLowとなる。AND回路8より出力される信号eは、最初のタイミングでHighになる。
【0032】
一方、振動は発生していないため、図3の場合と同様に反転器11から出力される信号hは、Highのままである。AND回路12より出力される信号iは、液晶タブレット4上が押されたタイミングでHighになり、CPU2に割り込みが発生し、CPU2が起動されて電源がオンされる。
【0033】
以上のように、携帯端末装置をカバンの中等に入れて持ち運ぶことにより振動が発生して、センサー9が振動を検知すると反転器11より出力する信号hにより、所定時間CPU2への割り込み信号をHighにすることを抑制する。これによって、振動によりタブレットに物が接触しても、そのたびに誤動作して電源をオンするのを防止することができる。これにより、液晶タブレットを押下して電源を入れることできる利便性を有するとともに、無駄に電力を消費してしまうことがなく、省電力化を図ることができる。
【0034】
また、振動がない状態で液晶タブレット4に物があたり、液晶タブレット4上が継続的に押された状態になっても、起動後CPU2が液晶タブレット4の押下されている位置を検知し、所定時間以上タブレットの同じ位置が押下されているならば物にあたっていると判断する。そして、CPU2をスリープ状態にして電源をオフにし、再度電源をオンすることを抑制するので、誤動作して電源をオンするのを防止することができる。
【0035】
なお、本実施の形態では、上記のようにオンキーが押下された場合については、無条件で割り込み信号がHighとなって割り込みがかかり、CPU2が起動し電源をオンするように構成しているが、これに限られるものではない。例えば、振動センサー9が振動を検知している場合に、オンキーの押下による電源のオンについても抑制し、割り込み信号をHighとせず、電源をオンしないように構成することも可能である。この場合、振動によりオンキーに物が接触しても、そのたびに誤動作して電源をオンするのを防止することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る携帯端末装置によれば、当該装置をカバンの中等に入れて持ち運んでいる場合等の振動発生時には、振動検知手段が当該装置の振動を検知し、電源をオンするのを起動抑制手段が抑制しているので、振動により例えばオンキーやタブレットに物が接触して、そのたびに誤動作して電源をオンするのを防止することができる。これにより、無駄に電力を消費してしまうことがなく、省電力化を図ることができる。
【0037】
また、表示手段上に設けられたタブレットが連続して押下されたとき、タブレットが押下されることにより電源をオンするのを起動抑制手段が抑制するように構成した場合、当該装置をカバンの中等に入れて持ち運ぶことにより物がタブレットにずっと接触したままの状態になった場合に、電源をオンするのを起動抑制手段が抑制しているので、誤動作して電源をオンするのを防止することができる。これにより、液晶タブレットを押下して電源を入れることできる利便性を有するとともに、電源が入ったままになって無駄に電力を消費してしまうことがなく、省電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯端末装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】上記携帯端末装置の動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】振動がない状態から、液晶タブレットに物が接触したケースの信号の波形を示すタイミングチャートである。
【図4】振動がある状態から、液晶タブレットに物が接触したケースの信号の波形を示すタイミングチャートである。
【図5】振動がない状態から、ユーザーの液晶タブレットタッチでの通常の電源オンしたケースの信号の波形を示すタイミングチャートである。
【図6】従来の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1   オンキー
2   CPU
3   メモリ
4   液晶タブレット
5   パルス発生器
6   パルス遅延回路
7   反転器
8   AND回路
9   振動センサー
10  パルス発生器
11  反転器
12  AND回路
13  OR回路

Claims (5)

  1. 当該装置の振動を検知する振動検知手段と、
    上記振動検知手段が振動を検知したとき、当該装置の電源をオンすることを抑制する起動抑制手段とを備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 上記振動検知手段は、振動センサーを備え、
    上記起動抑制手段は、上記振動センサーにより検知された信号より所定時間パルスを発生させるパルス発生器と、このパルス発生器より入力された信号を反転させる反転器とを備えた請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 入力を行うためのタブレットを表示手段上に備え、上記タブレットが押下されると電源をオンする携帯端末装置において、
    上記タブレットが連続して押下されたとき、上記タブレットの押下による電源オンを抑制する起動抑制手段とを備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  4. 電源がオンされている状態で、上記タブレットの同じ位置が所定時間連続して押下されたとき、電源をオフする制御手段を備え、
    上記起動抑制手段は、上記タブレットが連続して押下されて電源がオンした後に上記制御手段により電源がオフされた場合、上記タブレットの連続押下に伴う再度の電源オンを抑制する請求項3に記載の携帯端末装置。
  5. 上記起動抑制手段は、上記タブレットからの信号より所定時間パルスを発生させるパルス発生器と、このパルス発生器より入力された信号を所定時間遅延させるパルス遅延回路と、このパルス遅延回路より入力された信号を反転させる反転器と、上記タブレットからの信号と上記反転器より入力された信号との論理積を出力するAND回路とを備えた請求項3または請求項4に記載の携帯端末装置。
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