JP2011043401A - アラーム装置、プログラム、及びアラーム出力方法 - Google Patents

アラーム装置、プログラム、及びアラーム出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アラーム音の出力による覚醒機能を強化する。
【解決手段】所定時刻にアラーム音を出力するアラーム出力手段と、表示画面上において表示を行う表示手段と、前記表示画面上のタッチ位置を検出する検出手段と、アラーム音の出力が開始された場合(ステップ21)、表示手段により所定の操作図形を表示画面上に表示するとともに(ステップ22)、該操作図形に対するタッチ操作がなされたことを該操作図形の表示位置及び検出手段の検出値に基づいて検出したとき(ステップ23)、該アラーム音の出力を停止させる(ステップ24)制御手段とを備えたアラーム装置において、操作図形の表示に際し、表示位置を変化させる(ステップ22)ようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、所定時刻にアラーム音を出力するアラーム装置、該装置における制御手段としてコンピュータを機能させるプログラム、及び該装置に適したアラーム出力方法に関する。
近年、ポータブルメディアプレイヤや、ポータブルオーディオプレイヤ、携帯電話などにおいて、アラーム機能が付与されている。アラーム機能とは、ユーザが設定した時刻にアラーム音を発してユーザにその時刻が到来したことを伝えるものである。アラーム機能としては、たとえば、楽曲聴取中に所定の時刻が到来したことを、楽曲を聴取しているヘッドフォンやスピーカによりアラーム音を発生させて伝えるお知らせ機能、又は目覚し時計代わりに、所定の時刻が来たらスピーカからアラーム音を発生させる目覚ましアラーム機能などがある。アラーム音を出力させるタイミングの設定としては、1回のみ出力させる時刻の設定や、毎日出力させる時刻の設定、毎週出力させる曜日及び時刻の設定等の各種設定が該当する。また、目覚ましアラーム機能のみが動作している場合には、機器の電源を完全にオフとはせずに表示部に現在時刻を表示させておくこともある。
上述のようなアラーム機能を有する装置において、アラーム音の出力が開始された後、アラーム音の出力が停止するのは、通常、所定時間が経過した場合、又はユーザによるアラーム停止操作が行われた場合である。特に、目覚ましアラーム機能の場合には、ユーザがアラーム停止操作を行うことが、アラーム音を停止するための条件となる。アラーム停止操作としては、機器における停止スイッチを押下する操作や、タッチパネル付の表示装置に表示されている停止操作用の図形をタッチする操作が該当する。たとえば、携帯端末などにおいては、アラーム音をストップさせるためのボタンの押下やボタン図形のタッチが該当する。
図10は従来のアラーム機能を有する装置におけるアラーム機能に係る処理の一例を示すフローチャートである。この処理は定期的に行われる。この処理では、ステップ91及び92においてアラーム音を出力する時刻が設定されており、かつ設定時刻になったかどうかを監視している。設定時刻になったことを検出した場合、ステップ93において、アラーム音の出力を開始する。その後、ステップ94において、アラーム音を停止させるための操作が行われるのを待機する。この操作が行われたことを検出すると、ステップ95において、アラーム音を停止させ、図10の処理を終了する。
なお、このようなアラーム機能を有する装置は、たとえば、特許文献1における請求項11等において開示されている。
特開2003−298715号公報
しかしながら、上述従来のアラーム機能を有する装置によれば、日常的に同一の装置を用い、目覚しアラーム機能を使用している場合には、アラームを停止させる操作に慣れてしまい、該操作を容易に手探りで行うことができたり、無意識のうちに行ったりするようになる。そうすると、アラームによる覚醒機能が弱まることになり、ユーザによっては、一度のアラーム停止操作のみでは起床が困難になる場合もある。すなわち、アラームの停止操作を行った時点では十分な覚醒状態には至らず、停止操作によりアラームは停止するので、その後再び睡眠状態を継続する場合もある。
本発明の目的は、かかる従来技術の問題点に鑑み、アラーム装置において、アラーム音の出力による覚醒機能を強化することにある。
この目的を達成するため、第1の発明に係るアラーム装置は、所定時刻にアラーム音を出力するアラーム出力手段と、表示画面上において表示を行う表示手段と、前記表示画面上のタッチ位置を検出する検出手段と、前記アラーム音の出力が開始された場合、前記表示手段により所定の操作図形を前記表示画面上に表示するとともに、該操作図形に対するタッチ操作がなされたことを該操作図形の表示位置及び前記検出手段の検出値に基づいて検出したとき、該アラーム音の出力を停止させる制御手段とを備え、前記制御手段は、前記操作図形の表示に際し、表示位置を変化させることを特徴とする。
第2の発明に係るアラーム装置は、第1発明において、前記制御手段は、前記アラーム音の出力が開始される毎に前記操作図形の表示位置を変化させることを特徴とする。
第3の発明に係るアラーム装置は、第1又は第2発明において、前記制御手段は、前記アラーム音の出力の開始後、最初の前記タッチ操作の検出時には前記アラーム音の出力の停止は行わず、代わりに前記操作図形の表示位置を変化させることを特徴とする。
第4の発明に係るアラーム装置は、第1〜第3のいずれかの発明において、前記制御手段は、前記アラーム音の出力の開始後、最初から所定回数までの前記タッチ操作の検出時には、前記アラーム音の出力の停止は行わず、代わりに該タッチ操作の検出毎に前記操作図形の表示位置を変化させ、その次の前記タッチ操作の検出時に前記アラーム音の出力の停止を行うことを特徴とする。
第5の発明に係るアラーム装置は、第1又は第2発明において、前記制御手段は、前記アラーム音の出力の開始後、前記操作図形の表示位置を所定時間が経過する毎に変化させ、その際、該表示位置の変更後、該所定時間の経過前に、所定回数以上の前記タッチ操作の検出を行ったとき、前記アラーム音の出力の停止を行うことを特徴とする。
第6の発明に係るアラーム装置は、第1〜第5いずれかの発明において、前記操作図形の表示位置の変化は、前記表示画面上の任意の位置に該操作図形の表示を出現させることにより行われるものであることを特徴とする。
第7の発明に係るアラーム装置は、第3又は第4発明において、前記タッチ操作の検出時における操作図形の表示位置の変化は、表示位置を常に連続的に移動させることにより行われるものであることを特徴とする。
第8の発明に係るプログラムは、第1〜第7のいずれかの発明に係るアラーム装置における制御手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
第9の発明に係るアラーム出力方法は、所定時刻にアラーム音を出力するアラーム出力工程と、表示画面上において表示を行う表示工程と、前記表示画面上のタッチ位置を検出する検出工程と、前記アラーム音の出力が開始された場合、前記表示工程により所定の操作図形を、前記表示画面上に表示するとともに、該操作図形に対するタッチ操作がなされたことを該操作図形の表示位置及び前記検出工程による検出値に基づいて検出したとき、該アラーム音の出力を停止させる制御工程とを備え、前記制御工程では、前記操作図形の表示に際し、表示位置を変化させることを特徴とする。
本発明によれば、アラーム音の出力による覚醒機能を強化することができる。
本発明の一実施形態に係るアラーム装置の構成を示すブロック図である。 図1の装置におけるアラーム出力時の処理の第1の例を示すフローチャートである。 図1のアラーム装置を携帯端末に適用した場合の図2の処理における操作図形の表示例を示す図である。 図1の装置におけるアラーム出力時の処理の第2の例を示すフローチャートである。 図1のアラーム装置を携帯端末に適用した場合に、図4の処理において操作図形の表示位置が変化する様子を示す図である。 図1の装置におけるアラーム出力時の処理の第3の例を示すフローチャートである。 図1のアラーム装置が携帯端末に適用された場合に、図6の処理において操作図形の表示位置が移動する様子を示す図である。 図1の装置におけるアラーム出力時の処理の第4の例を示すフローチャートである。 操作図形が正確にタッチされなかった場合に、操作図形の表示位置が他の位置に変更される様子を示す図である。 従来のアラーム機能を有する装置におけるアラーム機能に係る処理の一例を示すフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係るアラーム装置の構成を示すブロック図である。このアラーム装置は、ユーザにより設定された所定のタイミングでアラーム音を出力するアラーム機能を備え、ポータブルメディアプレイヤ、ポータブルオーディオプレイヤ、携帯電話、PDA(携帯情報端末)等の装置であって、タッチパネルを備えた表示部を有するものに適用することができる。
同図に示すように、このアラーム装置は、装置の各部を制御する制御部11、制御部11に対して操作入力を行うための操作部12、制御部11の指示に応じて図形や文字の表示を行う表示部13、及び制御部11の指示に応じてアラーム音を出力するアラーム出力部14を備える。操作部12は、表示部13の表示画面に設けられたタッチパネル等により構成される。
制御部11は、表示部13により所定の表示を行い、操作部12のタッチパネルを介して、表示内容に対応した操作入力を受け入れるユーザインタフェースを構成する。操作入力の内容としては、アラーム音を出力させるタイミング、アラーム機能についての動作モード等の設定や、アラーム音を停止させるアラーム停止操作が該当する。アラーム音を出力させるタイミングの設定としては、たとえばアラーム音を出力させる時刻、たとえば06:30(午前6時30分)や、設定時からの経過時間の設定が該当する。
アラーム機能についての動作モードとしては、繰返しモードや、アラーム停止モードが該当する。繰返しモードには、毎日モード及び曜日モードがある。毎日モードとは、毎日設定された時刻になるとアラーム音の出力が行われるモードである。曜日モードとは、設定された曜日が来ると、その日の設定時刻にアラーム音の出力が行われるモードである。
たとえば、繰返しモードとして毎日モードを選択した場合には、毎日、設定時刻になるとアラーム音が出力される。曜日モードを選択し、土曜日を設定した場合には、毎週土曜日の設定時刻にアラーム音が出力される。いずれの繰返しモードをも選択しなかった場合には、設定時刻が到来したときに一度だけアラーム音が出力される。
アラーム停止モードとしては、1回モード、スヌーズモード、ランダム1モード、ランダム2モードなどが該当する。1回モードとは、設定時刻にアラーム音の出力を開始し、その後、ユーザによるアラーム停止操作に応じて、アラーム音の出力を停止するモードである。スヌーズモードとは、設定時刻にアラーム音の出力を開始した後、ユーザによるアラーム停止操作に応じてアラーム音の出力を一旦停止するが、所定時間経過後に再度アラーム音を出力し、再度のアラーム停止操作に応じてアラーム音の出力を停止するモードである。
図2は図1の装置におけるアラーム出力時の処理の第1の例を示すフローチャートである。この処理においては、アラーム停止操作用の操作図形の表示位置を、アラーム音の出力毎に、ランダムな位置に変更するようにしている。この処理は、所定のプログラムに従い、制御部11により行われる。ただし、処理の開始に先立ち、アラームを出力させる時刻の設定が完了しているものとする。なお、この処理は、毎日モードや曜日モードに設定されていている場合、及びこれらの繰返しモードが設定されていない場合において、共通に適用し得る処理である。
すなわち、処理を開始すると、制御部11はまずステップ21において、設定時刻の到来を待機する。設定時刻が到来すると、ステップ22において、表示部13の表示画面上にアラーム停止操作用の操作図形を表示し、アラーム音の出力を開始する。操作図形の表示位置は、前回のアラーム出力時における表示位置とは異なるランダムな位置である。次に、ステップ23において、アラーム停止操作がなされるのを待機する。アラーム停止操作とは、ステップ22において表示した操作図形を、ユーザがタッチパネルを介してタッチする操作である。アラーム停止操作がなされたかどうかの検出は、操作図形の表示位置及びタッチパネルのタッチ位置に基づいて行う。ただし、操作図形が完全タッチされた場合に限らず、所定の近傍がタッチされた場合も、アラーム停止操作がなされたものとみすようにしてよい。アラーム停止操作がなされたことを検出した場合には、ステップ24においてアラーム音の出力を停止させ、図2の処理を終了する。
図3は、図1のアラーム装置を携帯端末に適用した場合の図2の処理における操作図形の表示例を示す。図中の30は図1のアラーム装置が適用された携帯端末、31は図1の表示部13における表示画面、32は表示画面31上に表示されたアラーム停止操作用の操作図形である。同図(a)においては、前回の設定時刻到来時における図2のステップ22の処理によって表示された操作図形32が示されている。一方、同図(b)においては、今回の設定時刻到来時におけるステップ22の処理によって表示された操作図形32が示されている。このように、操作図形32の表示を、設定時刻の到来毎に異なるランダムな位置において行うようにしたため、ユーザは設定時刻が到来し、アラーム音が出力される毎に毎回、表示画面31上のランダムな位置に現れる操作図形32を探してタッチすることによりアラームを停止させなければならないため、より確実に起床することができる。
図4は、図1の装置におけるアラーム出力時の処理の第2の例を示すフローチャートである。この処理においては、アラーム停止操作がなされたときにアラームを停止せずにアラーム停止操作用の操作図形の表示位置をランダムな位置に変更するという動作を所定回数繰り返すようにしている。この所定回数は、ユーザが予め設定することができる。ユーザが設定しなかった場合にはデフォルト値が適用される。この処理は所定のプログラムに従い、制御部11により行われる。ただし、処理の開始に先立ち、アラームを出力させる時刻の設定が完了しているものとする。なお、この処理は、毎日モードや曜日モードに設定されていている場合、及びこれらの繰返しモードが設定されていない場合において、共通に適用し得る処理である。
すなわち、処理を開始すると、制御部11はまずステップ41において、設定時刻の到来を待機する。設定時刻が到来すると、ステップ42において、表示部13の表示画面上のランダムな位置にアラーム停止操作用の操作図形を表示し、アラーム音の出力を開始する。次に、ステップ43において、アラーム停止操作がなされるのを待機する。アラーム停止操作がなされたことを検出した場合には、ステップ44において、アラーム停止操作が所定回数に達したかどうかを判定する。所定回数に達していないと判定した場合には、ステップ42に戻り、ステップ42〜44の処理を繰り返す。アラーム停止操作が所定回数に達したと判定した場合には、ステップ45に進み、アラーム音の出力を停止させ、図4の処理を終了する。
図5は、図1のアラーム装置を携帯端末30に適用した場合に、図4の処理において操作図形の表示位置が変化する様子を示す。図中の32aは前回のステップ42の処理によって表示画面31上のランダムな位置に表示された操作図形、32bは今回のステップ42の処理によって表示画面31上のランダムな位置に表示された操作図形である。図4の処理によれば、ユーザがアラーム停止操作を所定回数行うまでは、アラーム停止操作が行われる毎に、操作図形32a、32bのように、操作図形の表示位置がランダムに変化するだけで、アラーム音の出力は停止せず、アラーム停止操作が所定回数に達したとき、アラーム音の出力が停止する。したがって、ユーザは、タッチする度に別のランダムな位置に現れる操作図形をタッチするという操作を所定回数行うことによりはじめてアラーム音を停止させることができるので、より確実に起床することができる。
図6は、図1の装置におけるアラーム出力時の処理の第3の例を示すフローチャートである。この処理においては、アラーム音出力時にアラーム停止用の操作図形をランダムな方向に移動させ、移動中の操作図形に対するアラーム停止操作が所定回数行われた場合にアラーム音を停止するようにしている。この所定回数は、ユーザが予め設定することができる。ユーザが設定しなかった場合にはデフォルト値が適用される。この処理は所定のプログラムに従い、制御部11により行われる。ただし、処理の開始に先立ち、アラームを出力させる時刻の設定が完了しているものとする。なお、この処理は、動作モードとして毎日モードや曜日モードが設定されていている場合、及びこれらの繰返しモードが設定されていない場合において、共通に適用し得る処理である。
すなわち、処理を開始すると、制御部11はまずステップ61において、設定時刻の到来を待機する。設定時刻が到来すると、ステップ62において、表示部13の表示画面上のランダムな位置にアラーム停止操作用の操作図形を表示し、アラーム音の出力を開始する。次に、ステップ63において、アラーム停止操作がなされるのを待機する。アラーム停止操作がなされたことを検出した場合には、ステップ64において、アラーム停止操作が所定回数に達したかどうかを判定する。所定回数に達していないと判定した場合には、ステップ65において、操作図形についてのランダムな方向への移動を開始し、ステップ63に戻り、ステップ63〜65の処理を繰り返す。移動の速度は、一定であっても、変動するようなものであってもよい。所定回数に達したと判定した場合には、ステップ66に進み、アラーム音の出力を停止させ、図6の処理を終了する。
図7は、図1のアラーム装置が携帯端末30に適用された場合に、図6の処理において操作図形の表示位置が移動する様子を示す。図中の32cはステップ62の処理において表示画面31上のランダムな位置に表示された操作図形、32dはその後のステップ65の処理によってランダムな方向への移動を開始し、移動している最中の操作図形である。図6の処理によれば、ユーザがアラーム停止操作を所定回数行うまでは、アラーム音の出力が停止することはなく、操作図形32dのように、操作図形の表示位置がランダムな方向へ常に移動してゆくだけであり、アラーム停止操作が所定回数に達したとき、アラーム音の出力が停止する。したがって、ユーザは、表示画面31上を動き回る操作図形32dを正しくタッチするという操作を所定回数行うことによりはじめてアラーム音を停止させることができるので、より確実に起床することができる。
図8は、図1の装置におけるアラーム出力時の処理の第4の例を示すフローチャートである。この処理においては、アラーム音出力時にアラーム停止用の操作図形をランダムな方向に移動させ、移動中の操作図形に対するアラーム停止操作が行われた場合にアラーム音を停止するようにしている。この処理は所定のプログラムに従い、制御部11により行われる。ただし、処理の開始に先立ち、アラームを出力させる時刻の設定が完了しているものとする。なお、この処理は、毎日モードや曜日モードに設定されていている場合及びこれらの繰返しモードが設定されていない場合において、共通に適用することができる。
すなわち、処理を開始すると、制御部11はまずステップ81において、設定時刻の到来を待機する。設定時刻が到来すると、ステップ82において、表示部13の表示画面上のランダムな位置にアラーム停止操作用の操作図形を表示し、アラーム音の出力を開始する。これと同時に、操作図形についてのランダムな方向への移動を開始する。次に、ステップ83において、アラーム停止操作がなされるのを待機する。アラーム停止操作がなされたことを検出した場合には、ステップ84において、アラーム音の出力を停止させ、図8の処理を終了する。
この処理によれば、図7の操作図形32dのように、操作図形の表示位置がランダムな方向へ常に移動している場合に、操作図形32dについてアラーム停止操作が行われたとき、アラーム音の出力が停止する。したがって、ユーザは、表示画面31上を動き回る操作図形32dを正しくタッチできた場合にはじめてアラーム音を停止させることができるので、より確実に起床することができる。
以上のように、上述実施形態によれば、ストップボタンをハードスイッチに割り当てるのではなく、タッチパネル付きの表示部において操作図形として表示し、操作図形の表示位置を固定することなく、適宜ランダムな位置又は方向へ変更又は移動させるようにしたため、アラーム音を停止させるためには、必ず操作図形の位置を確認しなくてはならないので、操作図形を手探りでタッチすることは難しく、目を開けて確実に操作図形をタッチする必要がある。したがって、目覚し機能による目覚し効果を向上させることができる。また、無意識のうちにアラーム音を停止させてしまうのを防止することができる。
なお、本発明は上述実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することができる。たとえば、上述図4の態様においては、ステップ43〜46において、アラーム停止操作が所定回数繰り返されたことを条件としてアラーム音の出力を停止するようにしているが、この代わりに、ステップ44においては、ステップ43で行われたと判定したアラーム停止操作が所定の条件を満たすものであるかどうかを判定するようにして、所定条件を満たすアラーム停止操作が行われたことを条件としてアラーム音の出力を停止するようにしてもよい。所定条件を満たすアラーム停止操作としては、たとえば、操作図形を正確にタッチすることが該当する。この場合、図9に示すように、操作図形32eがユーザの指33により正確にタッチされなかった場合には、その後のステップ42の処理によって操作図形32fのように、操作図形の表示位置は他のランダムな位置に変更される。このように、正確にタッチされなかった場合に逃げてゆく操作図形を正確にタッチすることができた場合にはじめてアラーム音を停止することができるようにしてもよい。さらに、図4におけるステップ42〜45の代わりに、表示位置を所定時間毎、たとえば2秒毎にランダムな位置に変更しながら操作図形の表示を行うとともに、その所定時間内に2度以上操作図形のタッチが行われたかどうかを判定するようにして、そのようなタッチが行われたことを条件として、アラーム音を停止するようにしてもよい。
また、上述においては言及しなかったが、アラーム停止操作がなされたかどうかの判定(ステップ23、43、63、83)に際しては、図9のように、操作図形32eが指33により正確にタッチされなかった場合には、アラーム停止操作がなされたと判定しないようにしてもよい。たとえば、タッチ面積が、操作図形32の面積の50[%]以上である場合に限り、アラーム停止操作がなされたと判定するようにしてもよい。
また、図4のステップ44及び図6のステップ64において判定対象とされるアラーム停止処理の回数が増大するにつれて、アラーム音の音量を大きくするようにしてもよい。また、アラーム音は電子音に限らず、装置に記憶されている音楽ファイルの再生音であってもよい。その場合、アラーム停止処理が行われる毎に、再生される楽音ファイルや楽曲を変更するようにしてもよい。
11:制御部、12:操作部、13:表示部、14:アラム出力部、30:形態端末、31:表示画面、32,32a〜32f:操作図形、33:指。

Claims (9)

  1. 所定時刻にアラーム音を出力するアラーム出力手段と、
    表示画面上において表示を行う表示手段と、
    前記表示画面上のタッチ位置を検出する検出手段と、
    前記アラーム音の出力が開始された場合、前記表示手段により所定の操作図形を前記表示画面上に表示するとともに、該操作図形に対するタッチ操作がなされたことを該操作図形の表示位置及び前記検出手段の検出値に基づいて検出したとき、該アラーム音の出力を停止させる制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記操作図形の表示に際し、表示位置を変化させることを特徴とするアラーム装置。
  2. 前記制御手段は、前記アラーム音の出力が開始される毎に前記操作図形の表示位置を変化させることを特徴とする請求項1に記載のアラーム装置。
  3. 前記制御手段は、前記アラーム音の出力の開始後、最初の前記タッチ操作の検出時には前記アラーム音の出力の停止は行わず、代わりに前記操作図形の表示位置を変化させることを特徴とする請求項1又は2に記載のアラーム装置。
  4. 前記制御手段は、前記アラーム音の出力の開始後、最初から所定回数までの前記タッチ操作の検出時には、前記アラーム音の出力の停止は行わず、代わりに該タッチ操作の検出毎に前記操作図形の表示位置を変化させ、その次の前記タッチ操作の検出時に前記アラーム音の出力の停止を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のアラーム装置。
  5. 前記制御手段は、前記アラーム音の出力の開始後、前記操作図形の表示位置を所定時間が経過する毎に変化させ、その際、該表示位置の変更後、該所定時間の経過前に、所定回数以上の前記タッチ操作の検出を行ったとき、前記アラーム音の出力の停止を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のアラーム装置。
  6. 前記操作図形の表示位置の変化は、前記表示画面上の任意の位置に該操作図形の表示を出現させることにより行われるものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のアラーム装置。
  7. 前記タッチ操作の検出時における操作図形の表示位置の変化は、表示位置を常に連続的に移動させることにより行われるものであることを特徴とする請求項3又は4に記載のアラーム装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかのアラーム装置における制御手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 所定時刻にアラーム音を出力するアラーム出力工程と、
    表示画面上において表示を行う表示工程と、
    前記表示画面上のタッチ位置を検出する検出工程と、
    前記アラーム音の出力が開始された場合、前記表示工程により所定の操作図形を、前記表示画面上に表示するとともに、該操作図形に対するタッチ操作がなされたことを該操作図形の表示位置及び前記検出工程による検出値に基づいて検出したとき、該アラーム音の出力を停止させる制御工程とを備え、
    前記制御工程では、前記操作図形の表示に際し、表示位置を変化させることを特徴とするアラーム出力方法。
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