JP6377373B2 - 触覚フィードバックコールを同期させるためのシステムおよび方法 - Google Patents

触覚フィードバックコールを同期させるためのシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6377373B2
JP6377373B2 JP2014049626A JP2014049626A JP6377373B2 JP 6377373 B2 JP6377373 B2 JP 6377373B2 JP 2014049626 A JP2014049626 A JP 2014049626A JP 2014049626 A JP2014049626 A JP 2014049626A JP 6377373 B2 JP6377373 B2 JP 6377373B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
haptic
feedback signal
haptic feedback
output
processor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014049626A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014209325A (ja
Inventor
ジャン−フランソワ ディオンヌ、
ジャン−フランソワ ディオンヌ、
コスタ、 アンリ ダ
コスタ、 アンリ ダ
ダニー グラント、
ダニー グラント、
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Immersion Corp
Original Assignee
Immersion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Immersion Corp filed Critical Immersion Corp
Publication of JP2014209325A publication Critical patent/JP2014209325A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6377373B2 publication Critical patent/JP6377373B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/016Input arrangements with force or tactile feedback as computer generated output to the user

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

本発明は、全般的に、触覚フィードバックに関し、より詳細には触覚フィードバックコールを同期させるためのシステムおよび方法に関する。
触覚フィードバックによって、電子デバイスは情報をユーザに伝達するルートが提供される。このルートは、標準的な視覚的または聴覚的効果を提供できる。いくつかの形態の触覚フィードバックを含む多くのデバイスが、過去数年にわたって飛躍的に増えてきた。しかしながら、デバイスのバンド幅の制限のために、いくつかの触覚効果が遅延することが起きた。これによって望ましい効果が薄れてしまう。したがって、明細書に記載されるシステムおよび方法に対する需要がある。
本発明の実施形態は、触覚フィードバックコールを同期させるためのシステムおよび方法を含む。一実施形態では、本発明による方法は、ユーザインターフェースイベントに関連づけられた入力信号を受信する工程;入力信号の少なくとも一部に基づいて触覚フィードバック信号を決定する工程;および触覚フィードバックレート(速度)の少なくとも一部に基づいて、触覚出力デバイスに触覚フィードバック信号を出力するかしないかを決定する工程を含む。
この例示的実施形態は本発明を制限すること、または、本発明の制限を規定するために開示されたわけではなく、本発明の理解を促進するために実施例が提供される。例示的実施形態が詳細な説明に開示され、および、さらなる説明が明細書に開示される。種々の実施形態によって提供される利点は、本明細書を検討し、および/または、本発明の一実施形態または複数の実施形態を実施することによってさらに理解される。
添付図面を参照して以下の詳細な説明を読むと、本発明のこれらおよび他の特徴、態様および利点がよりよく理解される。
1つの実施形態による触覚フィードバックコールを同期させるためのシステムおよび方法のブロック図である。 触覚フィードバックコールを同期させるためのシステムの1つの実施形態を示す図である。 触覚フィードバックコールを同期させるためのシステムの1つの実施形態を示す図である。 触覚フィードバックコールを同期させるためのシステムの1つの実施形態によるタイミングチャートを示す図である。 触覚フィードバックコールを同期させるためのシステムの1つの実施形態によるタイミングチャートを示す別の図である。 触覚フィードバックコールを同期させるためのシステムの1つの実施形態によるタイミングチャートを示すさらに別の図である。 触覚フィードバックコールを同期させるための方法の1つの実施形態のフローチャートを示す図である。
本明細書の一部を構成する添付図面に関連して、いくつかの例示的実施形態が記載される。本発明の1つまたは複数の態様が実装されている特定の実施形態が以下に記載されるが、他の実施形態が使用されてもよいし、および、本発明の範囲から逸脱しない範囲または添付の特許請求の範囲の範囲で多様な修正がなされてもよい。
触覚フィードバックコールを同期させる例示的実施形態
本発明の一つの例示的実施形態は、触覚効果を出力する能力があるデバイスを含み、たとえば、スマートフォンは触覚出力デバイスおよびユーザインターフェースを含み、それを介してユーザは触覚効果を感じる。例示的実施形態では、デバイスは、Google、Inc.から入手可能なアンドロイド(登録商標)オペレーティングシステムのバージョンを含む(「アンドロイド(登録商標)」)。例示的実施形態では、アンドロイド(登録商標)は、垂直同期信号または間隔をおいたパルス信号を出力する。例示的実施形態では、この間隔は、一般に約60Hz(16msの期間)であり得るが、いくつかの実施形態では、該周波数は、利用するプロセッサーまたはディスプレー分解能によって異なる。
例示的実施形態では、ディスプレー処理および出力は、V(垂直)同期信号に基づいてスケジューリングされている。すなわち、各ディスプレーフレームに対する処理は、表示されるべきフレームの前の1つまたは複数のパルスである垂直同期パルスと関連している。該スケジューリングによって、フレームが表示されるべき時刻よりも前に発生するすべてのディスプレー処理を可能にする。事前にディスプレー処理を完了することによって、デバイスが時間通りにフレームを出力することを確実にし、および、同一のフレームの繰り返し、または、しばしば「ジャンク(jank)」と称される、プロセッサーの負荷が重い間にフレームが欠如することも避けられる。
さらに、例示的実施形態では、オペレーティングシステムは、各フレームが表示される前に、フレームを記憶するための1つまたは複数のバッファを含む。いくつかの実施形態では、オペレーティングシステムは、ダブルバッファ(2つのフレームを記憶するための2つのバッファ)、トリプルバッファ(3つのフレームを記憶するための3つのバッファ)、またはそれよりも多いバッファを含んでもよい。例示的実施形態では、バッファの数は、少なくとも一部はプロセッサーの使用率に基づいて決定できる。さらに、これらのバッファによって、等間隔でディスプレー信号がディスプレーに出力されることが可能になる。これによって、特に画像処理に16msよりも時間がかかる場合に、滑らかな画像処理、および、全体的に高いディスプレー品質が得られる。
既に述べたように、例示的実施形態は、触覚効果を出力するように構成される1つまたは複数の触覚出力デバイスをさらに含む。例示的実施形態では、プロセッサーは、これらの触覚効果を決定し、次に、触覚効果を出力するか否か、および、触覚効果を出力する時間を決定するように構成される。例示的実施形態では、プロセッサーは、一部は垂直同期信号に基づいて触覚効果を出力することを決定する。したがって、触覚効果は、垂直同期信号の開始時のみに出力されるようにしてもよい。さらに、プロセッサーは、一部の垂直同期に基づいて、触覚効果を停止するタイミングを決定するように構成される。たとえば、触覚効果は、3個の垂直同期期間の間、出力されてもよい。
さらに、例示的実施形態では、プロセッサーは、出力されるべき触覚効果をトリガする垂直同期の前に、触覚効果を決定するように構成されてもよい。さらに、例示的実施形態では、オペレーティングシステムは、触覚効果が出力される前に、触覚効果を記憶するバッファを含む。いくつかの実施形態では、オペレーティングシステムは、追加のバッファを含んでもよい。さらに、特に16msよりも多くの時間が触覚効果処理のために必要な場合には、これらのバッファによって、触覚効果が滑らかに出力されることが可能になる。
同様に、例示的実施形態では、各触覚効果がお互いに干渉しない、または、別の触覚効果の先頭と重ならないように、プロセッサーは、触覚効果を順番に、または特定の時間の間、出力するようにプログラムされ得る。たとえば、一実施形態では、アクチュエータは、触覚効果を出力するためには、加速するために一定期間が必要となる。効果が出力される総時間には、効果時間および加速度時間の両方の時間が含まれる。したがって、例示的実施形態では、プロセッサーは、効果それ自体の時間に加えて、触覚効果を開始するための一定期間の時間がかかるか否かを決定するように構成することができる。さらに、例示的実施形態では、たとえば、アクチュエータには減速が必要なので、プロセッサーは、触覚効果には停止するために一定期間の時間以上の時間がかかるか否かを決定するように構成することができる。例示的実施形態では、各触覚効果の間で必要になる1つまたは複数の垂直同期(単数または複数)期間を決定するために、プロセッサーはこの演算を使用する。
さらに、例示的実施形態では、オペレーティングシステムは、次の効果が出力される前に、プロセッサーの負荷が重すぎて、触覚効果を処理して出力することができないか否を決定するように構成されるプログラミングを含むことができる。したがって、残余の触覚効果が滑らかに適切な時間(たとえば、V同期信号の適切なポイント)で出力するために、オペレーティングシステムは、特定の触覚効果をスキップすることを決定するように構成され得る。いくつかの実施形態では、この決定は1つまたは複数の要因に基づいてなされてもよい。それらの原因には、たとえば、他の触覚効果に対する触覚効果の優先順位、入手可能な触覚出力デバイスのタイプ、垂直同期の現在の速度、入力源、または、触覚効果に関連するいくつかの他の要因が挙げられる。
これらの例示的実施例は、明細書で議論される一般的な主題を読者に紹介するものである。本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。以下のセクションでは、多様な追加の実施形態、および、触覚フィードバックコールを同期させるためのシステムおよび方法の実施例を記載する。
触覚フィードバックコールを同期させるためのシステム
すべての図面にわたって、同様の要素が同様の番号で示されている。図面を参照すると、図1は、本発明の1つの実施形態による、触覚フィードバックコールを同期させるためのシステムのブロック図を示す。
図1に示されるシステム100は、デバイス102を含む。いくつかの実施形態では、デバイス102は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、または、ハンドヘルドナビゲーションシステムなどのさまざまなハンドヘルドデバイスの一つを含むことができる。他の実施形態では、自動車コンソ−ル、航空機コンソ−ル、産業用機器用のコンソ−ル、家電製品、ゲームコンソ−ル、または、他の電子デバイスに実装されてもよい。
本発明の実施形態はデジタル電子回路、コンピューターハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアと組み合わせて実装されることができ、または、デジタル電子回路、コンピューターハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアの組み合わせを含んでもよい。図1に示されるデバイス102は、プロセッサー110を含む。プロセッサー110は入力信号を受信し、および、通信、ディスプレー、および、触覚フィードバックのための信号を生成する。プロセッサー110は、ランダムアクセスメモリ(RAM)を含んでもよいメモリ112などの1つまたは複数のコンピューター読み取り可能な媒体を含み、または、ランダムアクセスメモリ(RAM)を含んでもよいメモリ112などの1つまたは複数のコンピューター読み取り可能な媒体と通信する。
プロセッサー110は、メモリ112に記憶されたコンピューター実行可能なプログラム命令を実行し、メッセージの伝送、または、触覚フィードバックを生成するための1つまたは複数のコンピュータープログラムを実行する。プロセッサー110は、マイクロプロセッサー、デジタル信号プロセッサー(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、1つまたは複数のフィールド・プログラマブル・ゲート・アレー(FPDGA)、または、ステートマシーンを含んでもよい。プロセッサーは、プログラム可能電子デバイスなどPLC、プログラム可能な割り込み制御装置(PIC)、プログラム可能論理デバイス(PLD)、プログラム可能読み出し専用メモリ(PROM)、電気的プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROMまたはEEPROM)、または、他の類似デバイスをさらに含んでもよい。
メモリ112は、命令を記憶するコンピューター読み取り可能な媒体を含み、該媒体は、プロセッサー110によって実行されると、本明細書に記載のステップなどのさまざまなステップを実施させる命令を記憶する。コンピューター読み取り可能な媒体の例は、これに限定されるものではないが、電子的、光学的、磁気的、または、他の記憶媒体、または、プロセッサー110にコンピューター読み取り可能な命令を提供できる転送デバイスが挙げられる。媒体の他の例は、これに限定されるものではないが、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、磁気ディスク、メモリチップ、ROM、RAM、ASIC、構成されたプロセッサー、すべての光学的媒体、すべての磁気テープまたは他の磁気媒体、または、コンピュータプロセッサーが読み出し可能なすべての他の媒体が挙げられる。また、さまざまな他のデバイスは、ルータ、プライベートまたはパブリックネットワーク、または他の転送デバイスのように、コンピューター読み取り可能な媒体を含んでもよい。記載されたプロセッサー110、および、処理は、1つまたは複数の構造の中に存在してもよいし、および、1つまたは複数の構造にわたって分散されてもよい。
さらに、いくつかの実施形態では、メモリ112は、プロセッサー110が触覚効果を決定した後に、触覚信号を記憶するように構成されるバッファをさらに含む。いくつかの実施形態では、このバッファは、ダブルバッファ(2つの触覚効果を記憶できる)またはトリプルバッファ(3個の触覚効果を記憶できる)であってもよい。さらなる実施形態では、バッファはより多い触覚効果を記憶できる。なお他の実施形態では、バッファは、1つまたは複数の所定のタイプの効果を構成してもよいので、それぞれが出力可能な効果の触覚ルックアップテーブルを含んでもよい。
図1をさらに参照すると、デバイス102は、プロセッサー110と通信するユーザ入力デバイス114も含む。たとえば、いくつかの実施形態ではユーザ入力デバイス114は、タッチスクリーンを含んでもよい。そのような実施形態では、ユーザ入力デバイス114は、ユーザの接触を検出するばかりではなく、接触の位置も検出できる。一つの該実施形態は、静電容量ベースのタッチスクリーンを含む。他の実施形態では、ユーザ入力デバイス114は、キーボード、1つまたは複数のボタンまたはスイッチ、スライダー、つまみ、タッチパッド、または、トラックボールを含んでもよい。なお他の実施形態では、デバイス102は、タッチスクリーンおよび1つまたは複数の追加のユーザ入力デバイス(単数または複数)114の両方を含んでもよい。
デバイス102は、ディスプレー116も含む。ディスプレー116は、プロセッサー110と通信し、および、プロセッサー110からユーザに出力を表示するように構成される。たとえば、一実施形態では、デバイス102は、ユーザ入力デバイス114の下に配置される液晶表示ディスプレー(LCD)を含む。いくつかの実施形態では、ディスプレー116およびユーザ入力デバイス114は、タッチスクリーンLCDなどの単一の統合されたコンポーネントを含んでもよい。いくつかの実施形態では、デバイス102は、ディスプレーを含まなくともよい。
デバイス102は、プロセッサー110と通信し、および、触覚効果を出力するように構成される触覚出力デバイス118も含む。プロセッサー110が触覚効果を決定した後に、プロセッサーは触覚信号を触覚出力デバイス118に送信する。触覚信号は、触覚出力デバイス118が決定された触覚効果を出力するように構成される。触覚出力デバイス118は、たとえば、圧電アクチュエータ、電気モーター、電磁気アクチュエータ、ボイスコイル、リニア共振アクチュエータ、形状記憶合金、電気活性ポリマー、ソレノイド、偏芯回転質量(eccentric rotating mass)モーター(ERM)またはリニア共振アクチュエータ(LRA)などのアクチュエータであってもよい。別の実施形態では、触覚出力デバイス118は、1つまたは複数の静電アクチュエータ、または、デバイス102のコンポーネントの形状を変更または変形させるように構成されるアクチュエータを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、プロセッサー110から受信される触覚信号に応じて、触覚出力デバイス118は、接触表面の摩擦係数を変化させる触覚効果を出力するように構成される。さらに、または、その代わりに、触覚出力デバイス118は、ユーザ入力デバイス114またはデバイス102の他のコンポーネントを移動させることによって生じる、振動触覚効果または運動感覚(kinesthetic)触覚効果を制御された方法で提供してもよい。別の実施形態では、触覚出力デバイス118は、デバイス102の1つまたは複数のコンポーネントの形状、たとえば、1つまたは複数のユーザ入力デバイス(単数または複数)114の形状を変更または変形させるように構成されるアクチュエータ(単数または複数)を含んでもよい。
単一の触覚出力デバイス118が図1に示されるが、いくつかの実施形態では、触覚効果を出力させるためのタイプを変化させる複数の触覚出力デバイスを使用してもよい。たとえば、一実施形態では、20kHzよりも大きい周波数で移動するアクチュエータを使用するなどして、圧電アクチュエータを、接触表面の一部または全部を超音波周波数で垂直および/または水平方向に移動させるために使用する。さらに、そのような実施形態では、偏芯回転質量(eccentric rotating mass)モーターおよびリニア共振アクチュエータなどの1つまたは複数の追加のアクチュエータを単独で、または、異なるテクスチャおよび他の触覚効果を同時に提供しながら使用できる。
プロセッサー110は、ネットワークインターフェース120と通信する。ネットワークインターフェース120は、Blue tooth(登録商標)、赤外線、無線、Wi−Fi、またはセルラーネットワーク通信などの移動体通信のための1つまたは複数のシステムまたは方法を含んでもよい。他の変形形態では、ネットワークインターフェース120は、イーサネット(登録商標)などの有線ネットワークインターフェースを含む。デバイス102は、メッセージまたは仮想メッセージ対象物を他のデバイス(図示せず)と、セルラー電話ネットワークおよび/またはインターネットなどのネットワークを通じて交換するように構成できる。デバイス間で交換されるメッセージの実施形態は、音声メッセージ、テキストメッセージ、データメッセージ、または他の形態のデジタルメッセージを含んでもよい。
次に、触覚フィードバックコールを同期させるためのシステムの実施例を説明する図2A〜2Bを参照する。図2Aは、接触可能なディスプレー202を備えるコンピューティングデバイス201を含むシステム200の外観を示す図である。たとえば、ディスプレー202上の1つまたは複数の画像と接触するために、彼または彼女の指を接触可能なディスプレー202の表面にわたってスワイプさせて、ユーザは、接触可能なディスプレー202を触れることができる。さらに、ユーザの接触に応じて、1つまたは複数の触覚出力デバイスは、触覚効果を出力できる。
図2Bは、デバイス201の断面図を示す。デバイス201は、プロセッサー、メモリ、センサー、および、見やすいようにこの図面では示されていない同種のものなどのコンポーネントによって、上述の図1のデバイス102と同様に構成できる。
図2Bに見られるように、デバイス201は、複数の触覚出力デバイス218および追加の触覚出力デバイス222を含む。触覚出力デバイス218−1は、触覚出力デバイス218−2がディスプレー202を横方向に移動させると同時に、ディスプレー202に垂直の力を加えるように構成されるアクチュエータを含んでもよい。この実施例では、触覚出力デバイスは、ディスプレーと直接結合するが、アクチュエータは、ディスプレー202の表面上の材料層などの別の接触表面と結合できることを理解するべきである。追加の触覚出力デバイス222は、デバイス201のコンポーネントを含む筐体と結合してもよい。図2A〜図2Bの例では、動作は、入力をプロセッサーに伝えるために使用されるタッチパッドなどのディスプレーから完全に分離される接触表面に印可されるが、ディスプレー202領域は接触領域に対応する。
一実施形態では、触覚出力デバイス218−1および触覚出力デバイス218−2のそれぞれは、圧電アクチュエータを含む一方で、追加のアクチュエータ222は、偏芯回転質量モーター、リニア共振アクチュエータ、または、別の圧電アクチュエータを含む。アクチュエータ222は、プロセッサーからの触覚信号に応じて振動触覚効果を提供するように構成できる。振動触覚効果は、表面ベースの触覚効果と同時に、および/または、他の目的のために使用されることができる。
いくつかの実施形態では、触覚出力デバイス218−1および触覚出力デバイス218−2のどちらか一方あるいは両方は、圧電アクチュエータなどのアクチュエータを含むことができる。別の実施形態では、触覚出力デバイス218−1および触覚出力デバイス218−2は、たとえば、電磁アクチュエータ、電子活性ポリマー、形状記憶合金、フレキシブル複合圧電アクチュエータ(たとえば、フレキシブル材料を含むアクチュエータ)、静電および/または磁歪アクチュエータを含んでもよい。加えて、複数の他の触覚出力デバイスがデバイス201の筐体に結合でき、および/または、他のアクチュエータ222が他の場所に結合してもよいが、単一の追加の触覚出力デバイス222が示される。デバイス201は、異なる位置の接触表面に結合する複数の触覚出力デバイス218−1/218−2で特徴づけられてもよい。
いくつかの実施形態では、図2に示さず、デバイス200は、複数の触覚出力デバイスのアレーをさらに含んでもよい。たとえば、一実施形態では、デバイス200は、タッチスクリーンに関連するアクチュエータのアレーを含んでもよい。一実施形態では、このアレーは、独立して、または、同時にそれぞれが1つまたは複数の触覚効果を出力するように構成される100×100グリッドのアクチュエータを含んでもよい。そのような実施形態では、明細書に記載されるシステムおよび方法は、プロセッサーによって使用され、触覚信号を決定し、および、触覚信号のタイミングを決定し、触覚出力デバイスに触覚信号を出力する。
触覚フィードバックコールを同期させるための例示的システム
次に図3A〜図3Bを参照すると、図3Aは、16ms(60Hz)の間隔の周期的な矩形波で示される同期信号300を含む。いくつかの実施形態ではこの信号は、上記で論じたように、アンドロイド(登録商標)オペレーティングシステムのV同期信号を含んでもよい。他の実施形態では、この信号は、異なる周波数または形状の信号を含んでもよい。たとえば、形状に関しては、いくつかの実施形態では、同期信号は、正弦波形、ノコギリ波形、または、いくつかの他の波形を含んでもよい。周波数に関しては、いくつかの実施形態では、同期信号は、より高い周波数(たとえば、120Hz)、あるいは、より低い周波数(たとえば、30Hz)を含んでもよい。同様に、いくつかの実施形態では、同期信号は、可変周波数を含んでもよい。たとえば、一実施形態では、同期信号は、プロセッサーが低い速度(レート)で動作する場合には比較的より高い周波数(たとえば、90Hz)を含んでもよいので、素早く触覚効果を決定できる。さらに、そのような実施形態では、同期信号は、プロセッサーが比較的高い速度で使用される場合には比較的より低い周波数(たとえば、45Hz)を含んでもよいので、素早く触覚効果を決定できない。さらに、いくつかの実施形態では、同期信号の周波数は複数の要因に基づいて変更でき、たとえば:現在のプロセッサー使用量、ユーザの選択、デバイスに入手可能なハードウェア、入手可能な触覚出力デバイスのタイプ、ネットワーク接続の現在の速度またはファイルのダウンロードまたはアップロードの速度、メディアプレーヤによって現在再生されているファイル、ディスプレー116の分解能またはフレーム速度、または、いくつかの他の特徴の1つまたは複数が要因として挙げられる。
いくつかの実施形態では、同期信号は、プロセッサーの内部コンポーネントによって生成されてもよい。他の実施形態では、同期信号は、プロセッサーまたはデバイスの外部にある別の回路によって生成されてもよい。たとえば、信号は、水晶発振器などの信号発生回路によって生成されてもよい。さらに、いくつかの実施形態では、この信号発生回路は、上記で論じたように、同期信号の周波数を変化させるように構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、同期信号は、異なる触覚効果が出力される最大周波数の信号を含んでもよい。上記で論じたように、この最大周波数は、システム負荷(たとえば、プロセッサー110の現在の使用率、または、現在使用している触覚出力デバイス118)に基づいて上方または下方に変更してもよい。同様に、いくつかの実施形態では、最大速度は、たとえば、ネットワーク接続120などのネットワーク接続が現在使用しているバンド幅によって決定されてもよい。したがって、たとえば、触覚効果の速度は、送信されるデータ速度に関連していてもよい。たとえば、一実施形態では、データは、離れた位置にある触覚フィードバックデバイスに転送されてもよい。別の実施形態では、受信されたデータは、触覚コンポーネントを含むストリームコンテンツファイルと関連していてもよい。
さらに、いくつかの実施形態では、この速度は、メディアプレーヤと関連していてもよい。たとえば、一実施形態では、触覚効果は、メディアプレーヤの出力と関連していてもよい。したがって、いくつかの実施形態では触覚フィードバックレート(速度)は、表示されている画像ファイルの現在のフレーム速度と関連していてもよい。さらに、いくつかの実施形態では、触覚フィードバック速度は最大値に固定されてもよい。したがって、たとえば、最大速度よりも速い速度でユーザがリストをスクロールすると、デバイスは、特定の速度よりも速く触覚効果を出力しようとしなくともよい。
次に図3Bを参照すると、図3Bは、上記で論じた図3Aに関連するタイプの同期信号を含んでもよい同期信号325を含む。図3Bに示すように、同期信号325は、効果開始時間326および効果終了時間328をさらに示す。図3Bに示す実施形態では、プロセッサーは、たとえば、ユーザ入力に基づいて触覚効果の出力を決定できる。
たとえば、0msから16msの期間である同期信号の第1の期間の間に、プロセッサーは触覚効果を決定できる。次に、同期信号の次の期間の立ちがりで、たとえば、16msで、プロセッサーは触覚効果326を開始する。さらに、図3Bに示すように、触覚効果は、2つの同期信号パルスの期間、たとえば、32msの間継続する。その期間の後に、触覚効果は、次の同期パルスの立ちがり時間で終了する。
いくつかの実施形態では、触覚効果は、たとえば、同期信号の中間または立ち下がり時間などの、同期信号に関連する他の期間に開始または停止してもよい。同様に、いくつかの実施形態では、触覚効果は、一つの完全な同期信号期間よりも短い期間、または、同期信号期間の偶数倍ではない期間だけ継続してもよい。
いくつかの実施形態では、プロセッサーは、別の触覚効果と干渉、または、重ならないように、触覚効果を一度だけ出力するようにプログラムされてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、プロセッサーは、触覚効果の出力を開始するまでにどのぐらいの時間がかかるか(たとえば、触覚出力デバイスを加速するまでの時間)および触覚効果の出力を停止するまでにどのぐらいの時間がかかるか(たとえば、触覚出力デバイスを減速させるまでの時間)を決定するように構成されてもよい。
次に図3Cを参照すると、図3Cは、同期信号350を含む。同期信号350は、上記で論じた図3Aに関連するタイプの同期信号を含んでもよい。図3Cに示すように、同期信号325は、第1の触覚効果開始時間352および第1の触覚効果終了時間354をさらに示す。さらに、第1の触覚効果354の終了時間後に、第2の触覚効果終了時間358を伴う第2の触覚効果開始時間356がある。
図3Cに示す実施形態では、プロセッサーは、2つの効果の間に十分な分離時間をとらずに、第1の触覚効果および第2の触覚効果がともに開始するように決定してもよい。たとえば、2つの効果のうちの1つが他の効果よりも知覚しやすい場合には、これによってあまり望ましくない効果が生まれ、または他の効果によって効果の1つが圧倒される。たとえば、一実施形態では、第2の触覚効果は、静電効果を含んでもよいとともに、第1の触覚効果は、低周波数、高振幅振動を含んでもよい。振動効果によって静電触覚効果が圧倒されることを防ぐために、プロセッサーは、第1の触覚効果の終了と第2の触覚効果の開始との間に同期信号の少なくとも1つの期間があるように決定できる。他の実施形態では、プロセッサーは、2つの効果の間にそれらとは異なる長さの時間を設けるように決定する。いくつかの実施形態では、たとえば、効果の周波数、効果の大きさ、効果のタイプ、各効果を出力する触覚出力デバイス、または、1つまたは複数の触覚効果に関連するいくつかの他の要因に基づいて、プロセッサーがこの決定をしてもよい。
さらに、図3Cに図示される実施形態では、プロセッサーは、同期信号の第1の期間の間、たとえば、0msから16msの期間に、第1の触覚効果を決定してもよい。そして、同期信号の次の期間の立ちがりに、たとえば、16msに、プロセッサーは触覚効果352を開始する。触覚効果を決めるまでの時間が16msよりも短い場合には、プロセッサーは、触覚効果をバッファに記憶してもよい。たとえば、図1に記載されたメモリ112のバッファである。さらに、第1の触覚効果の決定後に、プロセッサーは、第2の触覚効果に関連する触覚信号を決定できる。再び、第2の触覚効果の決定後、プロセッサーは、第2の触覚効果を出力する前に、バッファに第2の触覚効果を記憶してもよい。同様に、いくつかの実施形態では、効果に関連する信号を出力する前に、プロセッサーは、複数の触覚効果を決定するように構成されもよい。そのような実施形態では、複数の触覚効果のそれぞれはバッファに記憶されてもよいので、同期信号がトリガされると(たとえば、同期信号の立ちがりまたは立ち下がりの一定期間)、処理のための遅延が無く、直ちに触覚効果を出力することが可能になる。
さらに、いくつかの実施形態では、プロセッサーは1つまたは複数の触覚効果の優先順位を決定してもよく、および、その優先順位に基づいて、ある効果を出力しないことを決定、または、現在の効果の出力順番を変更できる。いくつかの実施形態では、効果の優先順位が決定され得る。または、他の実施形態では、触覚効果の優先順位は、その触覚効果のためのコールに含まれていてもよい。たとえば、一実施形態では、プロセッサーは、優先度が高い別の触覚効果を干渉する可能性がある、特定の触覚効果をとても低い優先順位を持つように決定することができる。このような場合に、ある実施形態では、プロセッサーが、より低い優先順位触覚効果を出力しないように決定してもよい。同様に、一実施形態では、プロセッサーは触覚効果がとても高い優先順位を持つように決定し、および、前記高い優先順位の効果を干渉する可能性がある、別の効果をより低い優先順位を持つように決定してもよい。そのような実施形態では、プロセッサーは現在のより低い優先順位の効果を停止し、高い優先順位の効果を出力してもよい。
ある実施形態では、プロセッサーが、ある触覚効果がスキップされるべきであることを決定してもよい。たとえば、いくつかの実施形態では、プロセッサーは、2つの効果が実質的に同一であると決定してもよい。たとえば、リストを迅速にスクロールした結果得られる複数の触覚効果である。いくつかの実施形態では、プロセッサーは、これらの効果の1つだけが所定の時間スロット中(たとえば、同期信号の期間中)に出力されるようにこれらの効果の1つまたは複数を無視するように決定できる。同様に、いくつかの実施形態では、類似するが、同一ではない効果が、省略され、無視され、または、別の効果と組み合わされてもよい。いくつかの実施形態では、2つ以上の触覚効果の類似性が、期間、大きさ、繰り返し速度、エンベロープ、または、効果に関連するパターンなどのパラメータの一部に基づきが決定され得る。さらに、いくつかの実施形態では、触覚効果の類似性は、知覚モデルの少なくとも一部に基づいて決定され得る。いくつかの実施形態では、この知覚モデルは、2つ以上の効果が、人間に対してどのように異なって感じるかを決定することを含んでもよい。たとえば、いくつかの実施形態では、短く強い効果は、長く弱い効果と同様に感じられることがないかもしれない。さらに、いくつかの実施形態では、ある時間スロットの間、たとえば、プロセッサーの負荷が特に重い場合、すべての効果を無視することが望ましい条件があるかもしれない。
いくつかの実施形態では、プロセッサーが代替の触覚効果を決定してもよい。たとえば、次の触覚効果の前に触覚効果を決定および出力するための十分な時間が無い場合には、プロセッサーはこの決定をしてもよい。したがって、いくつかの実施形態では、プロセッサーは、該触覚効果の代わりに出力できる、単純、または、短い触覚効果を決定できる。いくつかの実施形態では、これには、現在の効果に代わって出力されるべき、バッファに記憶される、別の触覚効果を決定することを含んでもよい。さらに別の実施形態では、現在の効果よりも優先度が高い別の触覚効果と干渉する場合には、プロセッサーは該効果が出力されるべきではないことを決定してもよい。さらに別の実施形態では、プロセッサーは、より低い優先順位の1つまたは複数の触覚効果を遅らせることを決定し、現在の触覚効果が出力されるように決定してもよい。
触覚フィードバックコールを同期させる例示的方法
図4を参照すると、図4は、触覚フィードバックコールを同期させるための方法のための例示的な実施形態を示すフローチャートである。いくつかの実施形態では、図4のステージは、たとえば、汎用コンピューター、携帯デバイス、または、サーバー中のプロセッサーなどのプロセッサーによって実施されるプログラムコードに実装されていてもよい。いくつかの実施形態では、これらのステージは、たとえば、携帯デバイスのプロセッサーおよびサーバーなどの1つまたは複数の汎用コンピューターのプロセッサーなどの、一群のプロセッサーによって実装されてもよい。さらに、記載された図4に示される動作はシーケンシャルプロセスであるが、多くの動作は、並行してまたは同時に実施できる。さらに、動作の順番は再配置することができる。同様に、図4に示されるプロセスは、図4に含まれない追加のステップを含んでもよい。以下に記載されるステージは、図1に記載されたデバイス102のコンポーネントに関して記載される。
図4に示すように、方法400は、プロセッサー110が、ユーザインターフェースイベントに関連づけられた入力信号を受信することによって開始される。いくつかの実施形態では、入力信号は、たとえば、ユーザ入力デバイス114によるユーザ入力などのユーザ入力に関する信号を含んでもよい。いくつかの実施形態では、この入力は、たとえば、タッチスクリーンディスプレー上に表示されるインターフェースによるユーザ入力などのタッチスクリーンディスプレーでのユーザ入力を含んでもよい。他の実施形態では、入力信号は、ネットワークインターフェース120から受信する信号を含んでもよい。たとえば、一実施形態では、入力信号は、リモートデバイスから受信される信号を含んでもよい。たとえば、一実施形態では、該信号には、電話の呼び出し、音声メール、電子メール、テキストメッセージ、気象警報、ニュース警報、または、別のデバイスから受信するいくつかの他のタイプのメッセージを含んでもよい。さらに別の実施形態では、ユーザインターフェースイベントは、プロセッサー110の動作に関するイベントを含んでもよい。たとえば、一実施形態では、ユーザインターフェースイベントは、プロセッサー110によって再生される音声ファイルまたは画像ファイルなどのメディアファイルと関連していてもよい。なお他の実施形態では、ユーザインターフェースイベントは、プロセッサー110によって実行されるゲーム、ニュース、メディア、または、ネットワークアプリケーションなどのアプリケーションに関連する、イベントを含んでもよい。さらに別の実施形態では、入力信号は、内部で生成された信号を含んでもよい。たとえば、一実施形態では、入力信号は、デバイス102の動作に関連する信号を含んでもよく、たとえば、それは現在のバッテリーレベル、温度警告、警報ベースのタイマー、または、デバイス102の動作に関連するいくつかの他の警告であってもよい。
方法400は、プロセッサー110が触覚フィードバック信号404を決定することによって継続する。プロセッサーは、メモリ112のメモリモジュールに含まれるプログラミングによって触覚効果を決定することができる。たとえば、プロセッサー110は、メモリ112に記憶される特定の触覚効果に関連する駆動信号にアクセスする。もう1つの例として、効果に関連する記憶されたアルゴリズムおよび入力パラメータにアクセスすることによって、信号は生成されてもよい。たとえば、アルゴリズムによって、大きさおよび周波数パラメータに基づく駆動信号を生成するために使用するデータを出力する。
方法400は、プロセッサー110が触覚フィードバック速度406の一部に基づいて触覚信号を出力するか否かを決定することで継続する。いくつかの実施形態では、これには、アンドロイド(登録商標)オペレーティングシステムの垂直同期などの同期信号の現在のポイントを決定することを含んでもよい。たとえば、一実施形態では、プロセッサー110は、同期信号の現在の期間中に(たとえば、同期信号の次の立ちがりまたは立ち下がりで)触覚効果が出力されるべきであるか否かを決定できる。さらに、プロセッサー110は、1つの触覚効果別の触覚効果と干渉する、または、重ね合う時間(たとえば、同期信号の期間中に)触覚効果を出力しなくともよい。したがって、プロセッサー110は、たとえば、触覚出力デバイスが加速されるために、触覚効果を開始することに一定期間の時間が必要か否かを決定するように構成されもよい。さらに、プロセッサーは、たとえば、触覚出力デバイスには減速が必要なので、触覚効果を停止するために一定期間の時間よりも多くの時間が必要か否かを決定するように構成されもよい。いくつかの実施形態では、プロセッサー110は上記の時間の演算を使用して、各触覚効果の間に1つまたは複数の同期信号期間が必要か否かを決定する。
いくつかの実施形態では、触覚効果を出力するか否かを決定することは、現在のプロセッサー使用率に関する決定を含んでもよい。たとえば、いくつかの実施形態では、プロセッサー110は、現在のプロセッサーの使用速度に基づいて触覚効果を出力するか否かを決定できる。別の実施形態では、触覚フィードバック速度は、可変周波数を含んでもよい。たとえば、一実施形態では、触覚フィードバック速度は、プロセッサー110が低い速度(レート)で動作する場合には比較的より高い周波数(たとえば、90Hz)を含んでもよいので、素早く触覚効果を決定できる。さらに、そのような実施形態では、プロセッサー110の使用比率が高く、および、したがってプロセッサー110が触覚効果を即座に判断できない場合には、触覚フィードバック速度は、比較的より低い周波数(たとえば、45Hz)を含んでもよい。さらに、いくつかの実施形態では、触覚フィードバック速度は複数の要因に基づいて変更できる。たとえば、複数の要因には、現在のプロセッサー使用率、ユーザ選択、デバイスで使用しているハードウェア、デバイスのアクチュエータのタイプ、または、いくつかの他の特徴の1つまたは複数が挙げられる。
さらに、いくつかの実施形態では、触覚効果を出力するか否かを決定することは、触覚効果の優先順位を決定することを含んでもよい。いくつかの実施形態では、これには、他の触覚効果の優先順位を含んでもよい。たとえば、プロセッサー110が出力するべきであるとスケジューリングされた1つまたは複数の触覚効果と現在の効果の優先順位とを比較する。たとえば、一実施形態では、プロセッサー110は、優先度が高い別の触覚効果と干渉しそうな特定の効果の優先順位を非常に低く決定できる。したがって、いくつかの実施形態では、プロセッサー110は、より低い優先順位の触覚効果を出力しないように決定できる。同様に、一実施形態では、プロセッサー110は、触覚効果の優先順位を非常に高く設定し、および、該高い優先順位の効果と干渉する別の効果の優先順位をより低く設定することを決定できる。そのような実施形態では、プロセッサー110は、より低い優先順位の効果を停止し、および、高い優先順位の効果を出力する。同様に、いくつかの実施形態では、同時に出力するようにスケジュールされた複数の触覚効果をプロセッサー110が受信すると、プロセッサー110は上記と類似する決定をできる。
いくつかの実施形態では、触覚効果を出力するアクチュエータ、触覚効果に関連する入力(たとえば、メッセージ、電話の呼び出し、電子メール、ユーザの接触、または、低バッテリ警報などのデバイス警告)、触覚効果の長さ、触覚効果の周波数または大きさ、デバイスが現在使用されているか否か、または、ユーザによる優先順位の割り当ての1つまたは複数に部分的には基づいて触覚効果の優先順位が決定され得る。
方法400は、プロセッサー110は、触覚フィードバック信号408の代わりに出力されるべき代替の触覚フィードバック信号を決定することによって継続される。いくつかの実施形態では、次の触覚効果の前に触覚効果を決定および出力するための十分な時間が無い場合には、プロセッサー110は代替の触覚効果を決定してもよい。したがって、いくつかの実施形態では、プロセッサー110は、該触覚効果の代わりに出力できる、単純、または、短い触覚効果を決定できる。いくつかの実施形態では、これは、たとえば、現在の効果の代わりに、メモリ112のバッファのバッファに記憶される別の触覚効果を出力させることを決定することを含んでもよい。さらに別の実施形態では、触覚効果が別の触覚効果を干渉する可能性がある場合には、プロセッサー110は該触覚効果を出力させないように決定できる。さらに別の実施形態では、プロセッサーは、より低い優先順位の1つまたは複数の触覚効果の出力を遅らせることを決定し、その代わりに現在の触覚効果を出力させることを決定してもよい。
方法400は、プロセッサー110が触覚フィードバック信号を触覚出力デバイスに出力することで継続する。上記で論じたように、いくつかの実施形態では触覚出力デバイス118は、接触表面116またはデバイス102の他のコンポーネントと結合する、圧電アクチュエータまたは電気モーターなどの従来のアクチュエータを含んでもよい。他の実施形態では触覚出力デバイス118は、テクスチャの模倣をする、または、静電界を使用して表面で認識される摩擦係数を変更するように構成される1つまたは複数の静電アクチュエータを含んでもよい。さらに、いくつかの実施形態では、触覚効果は、複数の使用可能なテクスチャの1つまたは複数と関連していてもよい。たとえば、複数のテクスチャは、テクスチャの1つまたは複数を含んでもよく、そのテクスチャには:水、草、氷、金属、砂、砂利、煉瓦、毛皮、革、皮膚、繊維、ゴム、葉、または、すべての他の入手可能なテクスチャが挙げられ、たとえば、テクスチャは、爆発または炎に関連していてもよい。なお他の実施形態では、該触覚効果には、デバイス102の接触表面(たとえば、タッチスクリーンディスプレーの表面)と接触したユーザに感じられる摩擦係数を変化させるように構成される触覚効果を含んでもよい。そのような実施形態では、該触覚効果は、静電アクチュエータによって出力される効果、または、アクチュエータによって出力される超音波振動を含んでもよい。
一実施形態では、プロセッサー110は、触覚出力デバイス118によって復号されるべき触覚データを含む触覚信号を出力できる。たとえば、触覚出力デバイス118は、それ自体が、大きさおよび周波数などのパラメータを特定するコマンドに応答してもよい。さらに、いくつかの実施形態では、プロセッサー110は、たとえば、触覚信号を触覚出力デバイス118に出力するメモリ112のバッファなどのバッファに信号を出力してもよい。
本発明の種々の実施形態の利益
本発明の実施形態によれば、触覚効果を出力するための従来の方法を上回る非常に多くの利益が提供される。たとえば、1つの利益は、触覚効果を決定し、スケジューリングし、および、各効果を区別して感じることができるようにバッファリングできるので、触覚効果を「滑らかに」出力できることである。1つの触覚効果が別の効果を干渉しないように出力されれば、触覚効果がより有効になるので、これによってユーザ満足度が向上する。
同様に、本発明の実施形態では、他の優先順位がより低い効果の前、または、代わりに、優先度が高い触覚効果が出力されてもよい。いくつかの実施形態では、これによって、最も重要な触覚効果(たとえば、会議の連絡)が重要度が低い触覚効果(たとえば、ユーザがめったに見ないアプリケーションからのニュース警報)によって鈍くならないので、触覚効果をより有効にすることができる。
さらに、触覚効果を事前に決定し、バッファリングできるために、特定の時間のプロセッサーの使用比率を低減できる可能性を有するので、本発明の実施形態では、触覚能力を備えるデバイスをより効率的に動作させることができる。さらに、本発明のいくつかの実施形態では、デバイスが同期のためにすでに使用している信号、たとえば、V同期信号を使用できる。
概論
上記で論じた方法、システム、およびデバイスは一例である。適切に、さまざまな構成を省略、代替でき、または、さまざまな手順またはコンポーネントを追加できる。たとえば、代替構成では、方法は記載された順番と異なる順番で実施でき、および/または、多様なステージが追加、省略、および/または組み合わされることができる。また、特定の構成に関して記載された特徴は、さまざまな他の構成と組み合わせられてもよい。構成の異なる態様および要素が同様に組み合わされてもよい。また、技術は発達するので、多くの要素が実施例となり、および、それらが本発明の範囲または請求の範囲を制限するものではない。
実施例の構成(実装を含む)の全体を理解するために、特定の詳細が明細書中に記載されている。しかしながら、これらの特定の詳細を用いないでも構成を実施できる。たとえば、よく知られた回路、プロセス、アルゴリズム、構造、および、技術が、構成を複雑にすることを避けるために、不必要な詳細無しで示された。この明細書は、実施例の構成だけを提供するが、範囲、適用性、または、請求の範囲の構成を制限するものではない。むしろ、上述の構成の記載によって、当業者は記載された技術を実施することが可能になる。本発明の範囲または精神を逸脱することなく、要素の機能および配置に関してさまざまな変形形態が可能である。
また、フローチャートまたはブロック図で示された構成は、プロセスによって記載されてもよい。それぞれはシーケンシャルプロセスで動作するように記載されたが、多くの動作は、並行してまたは同時に実施できる。さらに、動作の順番は再配置することができる。プロセスは、図に含まれない追加のステップを有してもよい。さらに、方法の実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、または、それらの組み合わせのいずれかによって実装されることができる。必要なタスクを実施するために実装されるソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、またはマイクロコード、プログラムコードまたはコードセグメントは、記憶媒体などの一時的ではないコンピューター読み取り可能な媒体に記憶される。プロセッサーは開示されたタスクを実行できる。
いくつかの実施例の構成が記載されたが、多様な修正形態、代替構成、および、等価態様を本発明の精神を逸脱しない範囲で使用することができる。たとえば、上記の要素は大きなシステムのコンポーネントであってもよく、他のルールが本発明のアプリケーションに先行、または、本発明のアプリケーションを変更してもよい。また、上記の要素が検討される前、中、または、後に、多くのステップが実施されてもよい。したがって、上記の記載は特許請求の範囲を拘束するものではない。
明細書で使用される「に適用される(adapted to)」または「するように構成される(configured to)」は、開放的および包括的な用語を意味し、追加のタスクまたはステップを実施するように構成され、または、適合するデバイスを除外するものではない。加えて、「に基づいて(baed on)」の使用は、開放的および包括的であることを意味し、プロセス、ステップ、演算、または、他の動作において、1つまたは複数の引用される条件または値「に基づいて(baed on)」とは、実際には、引用される条件または値の範囲を超える、追加の条件または値に基づいてもよい。見出し、リスト、および、明細書に含まれる符番は、説明を簡潔にするためだけであって、制限することを意図しない。
本発明の観点による実施形態を、デジタル電子回路、コンピューターハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、または、それらの組み合わせに実装することができる。一実施形態では、コンピューターは、プロセッサー(単数または複数)を含んでもよい。プロセッサーは、プロセッサーに結合するランダムアクセスメモリ(RAM)などのコンピューター読み取り可能な媒体を含み、または、アクセスする。上述の方法を実施するセンサーサンプリングルーチン、選択ルーチン、および、他のルーチンを含む1つまたは複数のコンピュータープログラムを実行するように、メモリに記憶されたコンピューター実行可能なプログラム命令をプロセッサーが実施する。
該プロセッサーは、マイクロプロセッサー、デジタルシグナルプロセッサー(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレー(FPDGA)、および、ステートマシーンを含んでもよい。該プロセッサーは、PLCなどのプログラム可能電子デバイス、プログラム可能割り込みコントローラー(PIC)、プログラム可能論理デバイス(PLD)、プログラム可能読み出し専用メモリ(PROM)、電気的プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROMまたはEEPROM)、または他の類似デバイスをさらに含んでもよい。
該プロセッサーは、たとえば有形のコンピューター読み取り可能な媒体などの媒体を含み、または、たとえば有形のコンピューター読み取り可能な媒体などの媒体と通信でき、該媒体は、プロセッサーに本明細書に記載のステップを実施、または、補助するようにさせる命令を記憶する。コンピューター読み取り可能な媒体の例は、これに限定されるものではないが、ウェブサーバー中のプロセッサーなどのプロセッサーに、コンピューター読み取り可能な命令を提供できる、すべての電子的、光学的、磁気的、または他の記憶デバイスが挙げられる。媒体の他の例は、これに限定されるものではないが、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、磁気ディスク、メモリチップ、ROM、RAM、ASIC、構成されたプロセッサー、すべての光学的媒体、すべての磁気テープまたは他の磁気媒体、または、コンピュータプロセッサーが読み出し可能なすべての他の媒体を含む。また、ルータ、プライベートまたはパブリックネットワーク、または他の転送デバイスなどのさまざまな他のデバイスは、コンピューター読み取り可能な媒体を含んでもよい。記載されたプロセッサー、および、処理は、1つまたは複数の構造の中に存在してもよいし、1つまたは複数の構造を通じて分散されていてもよい。プロセッサーは、本明細書に記載の1つまたは複数の方法(あるいは方法の一部)を実行するためのコードを含んでもよい。
本発明が、本発明の特定の実施形態に対して詳細に記載されたが、当然のことながら、当業者であれば、本明細書の内容を理解することによって、該実施形態に対する代替形態、変形形態、および、等価態様を容易に生成できる。したがって、当業者には容易に明らかになるであろうが、本発明の開示は制限するものではなく、実施例を説明するためであって、および、本発明に対する該修正形態、変形形態および/または追加形態を含めることを除外するものではないことを理解するべきである。

Claims (18)

  1. ユーザインターフェースイベントに関連づけられた入力信号を受信する工程と、
    前記入力信号の少なくとも一部に基づいて触覚フィードバック信号を決定する工程と、
    触覚フィードバック速度の少なくとも一部に基づいて、触覚出力デバイスに前記触覚フィードバック信号を出力するかしないかを決定する工程と、
    前記触覚フィードバック信号の代わりに出力されるべき代替触覚フィードバック信号を決定する工程であって、次の触覚効果の前に触覚効果を決定および出力するための十分な時間が無い場合には、単純、または、短い代替の触覚効果を含む前記代替触覚フィードバック信号を決定する工程と、を含む触覚フィードバックを提供するための方法。
  2. 前記触覚フィードバック信号を前記触覚出力デバイスに出力する工程をさらに含む請求項1の方法。
  3. 前記ユーザインターフェースイベントは、接触感知ディスプレーを用いたユーザの接触
    に関連する請求項1の方法。
  4. 前記ユーザインターフェースイベントは、ユーザインターフェースにおける変化に関連する請求項1の方法。
  5. 前記ユーザインターフェースイベントは、受信メッセージに関連する請求項1の方法。
  6. 前記触覚フィードバック信号は、第1の触覚フィードバック信号を含み、前記第1の触覚フィードバック信号よりも第2の触覚フィードバック信号を優先させる工程をさらに含む請求項1の方法。
  7. 前記触覚フィードバック信号は、第1の触覚フィードバック信号を含み、および、
    前記触覚フィードバック信号を触覚出力デバイスに出力するか否かを決定する工程は、
    前記第1の触覚フィードバック信号に関連する第2の触覚フィードバック信号を決定する工程と、
    前記第2の触覚フィードバック信号を触覚出力デバイスに出力する工程を含む請求項1の方法。
  8. 前記触覚フィードバック速度は、垂直同期速度、音声サンプリング速度、CPU使用率測定の少なくとも一部に基づく決定、タイマーの少なくとも一部に基づく決定、データ転送速度の少なくとも一部に基づく決定、および、ディスプレーの分解能の少なくとも一部に基づく決定の1つまたは複数を含む請求項1の方法。
  9. ユーザインターフェースを表示するように構成されるディスプレーと、
    触覚信号を受信し、および、触覚効果を出力するように構成される触覚出力デバイスと、
    前記ディスプレーおよび前記触覚出力デバイスと通信するプロセッサーであって、ユーザインターフェースイベントに関連づけられた入力信号を受信し、前記入力信号の少なくとも一部に基づいて触覚フィードバック信号を決定し、触覚フィードバック速度の少なくとも一部に基づいて、前記触覚フィードバック信号を前記触覚出力デバイスに出力するか否かを決定するように構成される前記プロセッサーと、
    を含み、
    前記プロセッサーは、次の触覚効果の前に触覚効果を決定および出力するための十分な時間が無い場合には、単純、または、短い代替の触覚効果を含む、前記触覚フィードバック信号の代わりに出力されるべき代替触覚フィードバック信号を決定する電子デバイス。
  10. 前記プロセッサーは、さらに前記触覚フィードバック信号を前記触覚出力デバイスに出力するように構成される請求項の電子デバイス。
  11. 前記ディスプレーは、接触感知ディスプレーを含み、前記ユーザインターフェースイベントは、前記接触感知ディスプレーによるユーザの接触に関連する請求項の電子デバイス。
  12. 前記ユーザインターフェースイベントは、前記ユーザインターフェースにおける変化に関連する請求項の電子デバイス。
  13. 前記ユーザインターフェースイベントは、受信メッセージに関連する請求項の電子デバイス。
  14. 前記触覚フィードバック信号は、第1の触覚フィードバック信号を含み、さらに前記第1の触覚フィードバック信号よりも第2の触覚フィードバック信号を優先させる請求項の電子デバイス。
  15. 前記触覚フィードバック信号は、第1の触覚フィードバック信号を含み、
    前記触覚フィードバック信号を触覚出力デバイスに出力するか否かを決定する工程は、
    前記第1の触覚フィードバック信号に関連する第2の触覚フィードバック信号を決定する工程と、
    第2の触覚フィードバック信号を前記触覚出力デバイスに出力する工程を含む請求項の電子デバイス。
  16. 前記触覚フィードバック速度は、垂直同期速度、音声サンプリング速度、CPU使用率測定の少なくとも一部に基づく決定、タイマーの少なくとも一部に基づく決定、データ転送速度の少なくとも一部に基づく決定、および、前記ディスプレーの分解能の少なくとも一部に基づく決定の1つまたは複数を含む請求項の電子デバイス。
  17. プログラムコードを含む非一時的なコンピューター読み取り可能な媒体であって、プロセッサーによって前記プログラムコードが実行されると、前記プロセッサーに、
    ユーザインターフェースイベントに関連づけられた入力信号を受信する工程と、
    前記入力信号の少なくとも一部に基づいて触覚フィードバック信号を決定する工程と、触覚フィードバック速度の少なくとも一部に基づいて前記触覚フィードバック信号を触覚出力デバイスに出力するか否かを決定する工程と、
    前記触覚フィードバック信号の代わりに出力されるべき代替触覚フィードバック信号を決定する工程であって、次の触覚効果の前に触覚効果を決定および出力するための十分な時間が無い場合には、単純、または、短い代替の触覚効果を含む前記代替触覚フィードバック信号を決定する工程とを実施するように構成される非一時的なコンピューター読み取り可能な媒体。
  18. プロセッサーによって実行されると、前記プロセッサーが前記触覚フィードバック信号を前記触覚出力デバイスに出力するように構成されるプログラムコードをさらに含む請求項17の非一時的なコンピューター読み取り可能な媒体。
JP2014049626A 2013-03-14 2014-03-13 触覚フィードバックコールを同期させるためのシステムおよび方法 Expired - Fee Related JP6377373B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/830,045 2013-03-14
US13/830,045 US9189098B2 (en) 2013-03-14 2013-03-14 Systems and methods for syncing haptic feedback calls

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014209325A JP2014209325A (ja) 2014-11-06
JP6377373B2 true JP6377373B2 (ja) 2018-08-22

Family

ID=50287910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014049626A Expired - Fee Related JP6377373B2 (ja) 2013-03-14 2014-03-13 触覚フィードバックコールを同期させるためのシステムおよび方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9189098B2 (ja)
EP (1) EP2778851A3 (ja)
JP (1) JP6377373B2 (ja)
KR (1) KR20140113392A (ja)
CN (1) CN104049743B (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9729730B2 (en) 2013-07-02 2017-08-08 Immersion Corporation Systems and methods for perceptual normalization of haptic effects
US9443401B2 (en) 2013-09-06 2016-09-13 Immersion Corporation Automatic remote sensing and haptic conversion system
JP2015195005A (ja) * 2014-03-18 2015-11-05 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び記憶媒体
KR102096146B1 (ko) 2014-09-02 2020-04-28 애플 인크. 가변 햅틱 출력을 위한 시맨틱 프레임워크
US9827904B2 (en) 2014-10-20 2017-11-28 Immersion Corporation Systems and methods for enhanced continuous awareness in vehicles using haptic feedback
US9691238B2 (en) * 2015-07-29 2017-06-27 Immersion Corporation Crowd-based haptics
US9659468B2 (en) 2015-09-16 2017-05-23 Immersion Corporation Haptic feedback in a haptically noisy environment
KR20180044877A (ko) * 2015-09-22 2018-05-03 임머숀 코퍼레이션 압력-기반 햅틱들
US9881467B2 (en) * 2016-02-22 2018-01-30 Immersion Corporation Haptic effects conflict avoidance
US9898903B2 (en) * 2016-03-07 2018-02-20 Immersion Corporation Systems and methods for haptic surface elements
JP6326194B2 (ja) * 2016-05-25 2018-05-16 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 形状記憶合金を利用したアクチュエータの駆動システム、駆動方法および電子機器
US9983675B2 (en) 2016-06-10 2018-05-29 Immersion Corporation Systems and methods for monitoring insulation integrity for electrostatic friction
DK179823B1 (en) 2016-06-12 2019-07-12 Apple Inc. DEVICES, METHODS, AND GRAPHICAL USER INTERFACES FOR PROVIDING HAPTIC FEEDBACK
DK201670737A1 (en) 2016-06-12 2018-01-22 Apple Inc Devices, Methods, and Graphical User Interfaces for Providing Haptic Feedback
CN107491195B (zh) * 2016-06-12 2024-04-30 安徽精卓光显技术有限责任公司 检测方法、检测装置及触摸屏
EP3273327B1 (en) 2016-07-20 2020-12-16 Vestel Elektronik Sanayi ve Ticaret A.S. Haptic feedback using variable surface friction of a touch screen display
DK201670720A1 (en) * 2016-09-06 2018-03-26 Apple Inc Devices, Methods, and Graphical User Interfaces for Generating Tactile Outputs
WO2018189784A1 (ja) 2017-04-10 2018-10-18 三菱電機株式会社 ユーザインタフェース装置
DK201770372A1 (en) 2017-05-16 2019-01-08 Apple Inc. TACTILE FEEDBACK FOR LOCKED DEVICE USER INTERFACES
US11054910B1 (en) * 2020-03-02 2021-07-06 Emerge Now Inc. System and method for producing mid-air tactile stimulation
CN111414296B (zh) * 2020-03-25 2023-04-07 北京字节跳动网络技术有限公司 信号监听方法、装置、计算机设备和存储介质

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997046923A1 (en) * 1996-06-04 1997-12-11 Ralph Lander Sensory tactile-feedback system
JP3880888B2 (ja) * 2002-06-18 2007-02-14 Smk株式会社 タブレット装置
US8803795B2 (en) * 2002-12-08 2014-08-12 Immersion Corporation Haptic communication devices
US20060066569A1 (en) * 2003-12-08 2006-03-30 Immersion Corporation, A Delaware Corporation Methods and systems for providing haptic messaging to handheld communication devices
US8700791B2 (en) * 2005-10-19 2014-04-15 Immersion Corporation Synchronization of haptic effect data in a media transport stream
US8315652B2 (en) * 2007-05-18 2012-11-20 Immersion Corporation Haptically enabled messaging
WO2009037379A1 (en) 2007-09-18 2009-03-26 Senseg Oy Method and apparatus for sensory stimulation
US9019087B2 (en) * 2007-10-16 2015-04-28 Immersion Corporation Synchronization of haptic effect data in a media stream
US20100214243A1 (en) 2008-07-15 2010-08-26 Immersion Corporation Systems and Methods For Interpreting Physical Interactions With A Graphical User Interface
EP3206381A1 (en) 2008-07-15 2017-08-16 Immersion Corporation Systems and methods for mapping message contents to virtual physical properties for vibrotactile messaging
JP2010086471A (ja) 2008-10-02 2010-04-15 Sony Corp 操作感提供装置、および操作感フィードバック方法、並びにプログラム
WO2010037894A1 (en) 2008-10-03 2010-04-08 Senseg Oy Techniques for presenting vehicle-related information
US9874935B2 (en) 2009-03-12 2018-01-23 Immersion Corporation Systems and methods for a texture engine
US9927873B2 (en) 2009-03-12 2018-03-27 Immersion Corporation Systems and methods for using textures in graphical user interface widgets
US9746923B2 (en) 2009-03-12 2017-08-29 Immersion Corporation Systems and methods for providing features in a friction display wherein a haptic effect is configured to vary the coefficient of friction
US10564721B2 (en) 2009-03-12 2020-02-18 Immersion Corporation Systems and methods for using multiple actuators to realize textures
US10007340B2 (en) 2009-03-12 2018-06-26 Immersion Corporation Systems and methods for interfaces featuring surface-based haptic effects
US9696803B2 (en) 2009-03-12 2017-07-04 Immersion Corporation Systems and methods for friction displays and additional haptic effects
AU2010256401B2 (en) * 2009-06-05 2014-08-14 Advanced Brain Monitoring, Inc. Systems and methods for controlling position
JP2011048686A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Kyocera Corp 入力装置
JP5243379B2 (ja) * 2009-09-28 2013-07-24 京セラ株式会社 入力装置
JP5668076B2 (ja) * 2009-11-17 2015-02-12 イマージョン コーポレーションImmersion Corporation 電子デバイスにおける触覚帯域を増加するためのシステム及び方法
US9448713B2 (en) 2011-04-22 2016-09-20 Immersion Corporation Electro-vibrotactile display
EP2754013A4 (en) 2011-09-06 2015-04-01 Immersion Corp HAPTIC OUTPUT DEVICE AND METHOD FOR PRODUCING A HAPTIC EFFECT IN A HAPTIC OUTPUT DEVICE
US8570296B2 (en) * 2012-05-16 2013-10-29 Immersion Corporation System and method for display of multiple data channels on a single haptic display
JP5969279B2 (ja) * 2012-06-25 2016-08-17 京セラ株式会社 電子機器
US9196134B2 (en) 2012-10-31 2015-11-24 Immersion Corporation Method and apparatus for simulating surface features on a user interface with haptic effects
US20140139451A1 (en) 2012-11-20 2014-05-22 Vincent Levesque Systems and Methods For Providing Mode or State Awareness With Programmable Surface Texture
US9330544B2 (en) 2012-11-20 2016-05-03 Immersion Corporation System and method for simulated physical interactions with haptic effects
US10078384B2 (en) 2012-11-20 2018-09-18 Immersion Corporation Method and apparatus for providing haptic cues for guidance and alignment with electrostatic friction
US9836150B2 (en) 2012-11-20 2017-12-05 Immersion Corporation System and method for feedforward and feedback with haptic effects
US9202351B2 (en) 2013-03-11 2015-12-01 Immersion Corporation Systems and methods for haptics in vibrating environments and devices
US9729730B2 (en) 2013-07-02 2017-08-08 Immersion Corporation Systems and methods for perceptual normalization of haptic effects

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014209325A (ja) 2014-11-06
EP2778851A2 (en) 2014-09-17
CN104049743A (zh) 2014-09-17
CN104049743B (zh) 2018-01-19
KR20140113392A (ko) 2014-09-24
US9189098B2 (en) 2015-11-17
US20140267069A1 (en) 2014-09-18
EP2778851A3 (en) 2017-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6377373B2 (ja) 触覚フィードバックコールを同期させるためのシステムおよび方法
KR102657331B1 (ko) 햅틱 피드백을 제공하기 위한 디바이스, 방법, 및 그래픽 사용자 인터페이스
AU2020289876B2 (en) Tactile feedback for user interfaces
US9508236B2 (en) Haptic warping system that transforms a haptic signal into a collection of vibrotactile haptic effect patterns
KR101491189B1 (ko) 텍스트 메시지 내의 햅틱 콘텐트
EP2680107B1 (en) Haptic feedback control system
US8462125B2 (en) Systems and methods for shifting haptic feedback function between passive and active modes
KR101030389B1 (ko) 휴대용 단말기의 햅틱 기능 제어 방법
US20110115709A1 (en) Systems And Methods For Increasing Haptic Bandwidth In An Electronic Device
US20110095994A1 (en) Systems And Methods For Using Static Surface Features On A Touch-Screen For Tactile Feedback
US10572017B2 (en) Systems and methods for providing dynamic haptic playback for an augmented or virtual reality environments
CN109388234B (zh) 触觉效果编码和呈现系统
JP2015536511A (ja) プログラム可能な表面テクスチャによってモードまたは状態認識を提供するシステムおよび方法
KR20190136061A (ko) 사용자 인터페이스들을 위한 촉각 피드백
CN105450844A (zh) 一种移动终端闹钟的控制方法和装置
JP7134873B2 (ja) プロセッサ装置が使用されている間の通知を抑制する方法及びコンピュータプログラム製品
EP3462282B1 (en) Vibration-generating device and method of operation
CN107704170B (zh) 一种终端控制方法及装置、终端和可读存储介质
WO2017116470A1 (en) Vibrotactile interaction with touch-based user devices

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171115

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6377373

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees