JP2004020962A - 光コネクタ - Google Patents

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Hiroshi Katsushime
勝占 洋
Kenichi Nakagawa
中川 憲一
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Abstract

【課題】光コネクタのフェルールに光ファイバテープを固定する際に、接着用の樹脂を、気泡を生成せず満遍なくフェルールの光ファイバテープ挿入孔に流し込む。
【解決手段】複数の光ファイバ8を被覆してなる光ファイバテープ7を保護するための筒状のブーツ6とフェルール1を備える。フェルール1は、ブーツ6を接着剤で取り付けるブーツ挿着孔5と、ブーツ挿着孔5に連通した光ファイバテープ挿入孔10と、光ファイバテープ挿入孔10に連通した光ファイバ用の複数の光ファイバ孔2を有する。光ファイバ8を光ファイバ孔2に挿着し、光ファイバテープ7を挿着したブーツ6をブーツ挿着孔5に挿入した状態で、光ファイバテープ挿入孔10の上部に設けられた窓穴11から接着用の樹脂を充填して光コネクタを形成する。ファイバテープ挿入孔10の光ファイバテープ収納部(被覆収納部)にブーツ挿着孔5側に向かって下方に傾斜する傾斜部12を設ける。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光通信分野で用いられる、光ファイバ保護用のブーツを有する光コネクタフェルールを備えた光コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報伝送容量の拡大にともない情報通信網の光化が注目され、その実現に向けた光ファイバ通信網の構築に重要な種々の光コネクタの開発が進められている。特に光ネットワーク機器用に開発されたMTコネクタ(Mechanically Transferable connector )は、日本の光通信網を中心に広く実用化されている信頼性の高い多心光コネクタである。このMTコネクタは、ガイドピンを用いて1対の光コネクタプラグを着脱可能に接続するもので、2心〜12心の光ファイバテープ心線や光ファイバコードの接続に使用されている。
【0003】
図6は、従来の多心光コネクタの一例を示す斜視図で、図7は図6の多心光コネクタを詳細に説明するための図で、図7(A)は長手方向の断面図、図7(B)は図7(A)のB−B断面図である。図中、1はフェルール、2は光ファイバ孔、2aはガイド溝、2bはガイド溝終端部、3はガイド孔、4は接続面、5はブーツ挿着孔、6はブーツ、6aはブーツの光ファイバ側先端面、7は光ファイバテープ、7aは光ファイバテープの被覆端、8は光ファイバ、9はガイドピン、10は光ファイバテープ挿入孔、11は窓穴、20は樹脂、21は光ファイバテープ挿入孔のブーツ側上端部、21aは窓穴のブーツ側端部、22は光ファイバテープ挿入孔の光ファイバテープ収納部、31,32は気泡である。
【0004】
フェルール1は、多心光コネクタを構成する主要部品で、合成樹脂材を金型で成形して形成される。フェルール1には、被覆を除去した光ファイバ8を配置させる複数の光ファイバ孔2が光ファイバテープ挿入孔10に連通して設けられ、また、その両側には、光コネクタ同士を位置決めして接続するためのガイド孔3が光ファイバ孔2と平行に貫通して設けられている。光ファイバテープ7は、先端部分の被覆を除去してフェルール1の後部側から挿入され、露出された複数本の光ファイバ8を、フェルール1の各光ファイバ孔2に挿入して接着剤で固定している。なお、光ファイバ8の接続端面は、フェルール1に挿着後、フェルール1の接続面4とともに研磨される。多心光コネクタを構成する一方のフェルール1のガイド孔3には、予めガイドピン9を挿入しておき、このガイドピン9を他方のフェルール1のガイド孔3に挿脱させ、光コネクタの接続面4同士を突合わせ、光ファイバの一括接続が行なわれる。
【0005】
光ファイバテープ7は、ゴムまたは合成樹脂等の弾性のある材料で形成された筒状のブーツ6により、フェルール1の背面の引き出し部分から保護して導出される。また、光ファイバ孔2に連続して半円状のガイド溝2a及び矩形状又は円形状の断面をもつブーツ挿着孔5が、光ファイバテープ挿入孔10に連通して所定の長さと形状で形成されている。ガイド溝2aは、光ファイバ8を光ファイバ孔2に挿入し易くするガイド機能を有しており、ここでは光ファイバテープ7がガイド溝終端部2bの手前まで挿入された例を示している。ブーツ6自体は、フェルール1の背面のブーツ挿着孔5に接着剤で固定される。フェルール1に取付けられる光ファイバテープ7としては、被覆が施された光ファイバ素線を共通被覆で一体化した光ファイバテープ心線、又は、光ファイバテープ心線上に更に保護被覆を施した光ファイバリボンコード等が用いられる。
【0006】
上述した光ファイバテープ7のフェルール1への固定は、まず、光ファイバ8をフェルール1の光ファイバ孔2に挿入して接着、或いは、単に差し込んで固定する。次いで、最終的に光ファイバテープ挿入孔10の窓穴11から接着用の充填剤として樹脂20を流し込んで硬化させることで、光ファイバテープ7の固定が完了する。窓穴11は、光ファイバ8及び光ファイバテープ7を充填剤で強靭に固定するためにフェルール1の上面側に設けられた穴である。
【0007】
しかしながら、接着用の樹脂20を光ファイバテープ挿入孔10へ流し込む際、光ファイバテープ挿入孔10、光ファイバテープ7の外面、及び光ファイバ8の外面から形成される樹脂挿入空間が複雑な形状となっていた。このような樹脂挿入空間の形状では、樹脂20を満遍なく且つ気泡無しで流し込むことは不可能となる。例えば、従来のフェルール1は、その光ファイバテープ挿入孔10のブーツ側上端部21の側面である窓穴11のブーツ側端部21aがブーツ6の光ファイバ側先端面6aと一致していないことにより、ブーツ側上端部21と光ファイバ側先端面6aとで形成される角部に気泡31が残存する。また、従来のフェルール1はその光ファイバテープ挿入孔10の光ファイバテープ収納部(被覆収納部ともいう)22が光ファイバテープ7の外周面に密着していないことにより、光ファイバテープ7の外周面と被覆収納部22とで形成される狭い空間に気泡32が残存する。
【0008】
ここで生じた気泡31,32等は、フェルール1の使用形態、特に温度によって、膨張又は伸縮を起こすことがある。気泡の膨張又は伸縮は、接着強度の低下を招いたり、光ファイバに曲げや応力を与えたりするので、光コネクタ内での光ファイバの断線や伝送損失増加を引き起こしてしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のごとき実状に鑑みてなされたものであり、接着用の樹脂を、気泡を生成せず且つ満遍なくフェルールの光ファイバテープ挿入孔に流し込み、接着強度の低下、光ファイバの断線、及び光ファイバの伝送損失増加を招くことなく、光ファイバテープを固定することが可能な光コネクタを提供することをその目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の光ファイバを被覆してなる光ファイバテープを保護するための筒状のブーツと、ブーツを取り付けるブーツ挿着孔とブーツ挿着孔に連通して設けられた光ファイバテープ挿入孔と光ファイバテープ挿入孔に連通して設けられた複数の光ファイバ用の複数の光ファイバ孔と、を有するフェルールと、を備え、複数の光ファイバを光ファイバ孔に挿着し、且つ前記光ファイバテープを挿着したブーツをブーツ挿着孔に挿入した状態で、光ファイバテープ挿入孔の上部に設けられた窓穴から接着用の樹脂を充填して形成される光コネクタであって、ファイバテープ挿入孔の光ファイバテープ収納部に傾斜部を設けたことを特徴としたものである。
【0011】
また、本発明は、上述の傾斜部をブーツ挿着孔側に向かって下方に傾斜するようにしたことを特徴としたものである。
【0012】
さらに、本発明は、複数の光ファイバを被覆してなる光ファイバテープを保護するための筒状のブーツと、ブーツを取り付けるブーツ挿着孔とブーツ挿着孔に連通して設けられた光ファイバテープ挿入孔と光ファイバテープ挿入孔に連通して設けられた複数の光ファイバ用の複数の光ファイバ孔と、を有するフェルールと、を備え、複数の光ファイバを光ファイバ孔に挿着し、且つ光ファイバテープを挿着したブーツをブーツ挿着孔に挿入した状態で、光ファイバテープ挿入孔の上部に設けられた窓穴から接着用の樹脂を充填して形成される光コネクタであって、窓穴のブーツ側側面を、ブーツの光ファイバ側先端面の平面上に配設したことを特徴としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態に係る多心光コネクタの一例を示す図で、図1(A)は長手方向の断面図、図1(B)は図1(A)のB−B断面図である。図中、1はフェルール、2は光ファイバ孔、2aはガイド溝、2bはガイド溝終端部、3はガイド孔、4は接続面、5はブーツ挿着孔、6はブーツ、6aはブーツの光ファイバ側先端面、7は光ファイバテープ、7aは光ファイバテープの被覆端、8は光ファイバ、9はガイドピン、10は光ファイバテープ挿入孔、11は窓穴、12は傾斜部、20は樹脂、21は光ファイバテープ挿入孔のブーツ側上端部、21aは窓穴のブーツ側端部である。
【0014】
フェルール1は、多心光コネクタを構成する主要部品で、合成樹脂材を金型で成形して形成される。フェルール1には、被覆を除去した光ファイバ8を配置させる複数の光ファイバ孔2が光ファイバテープ挿入孔10に連通して設けられ、また、その両側には、光コネクタ同士を位置決めして接続するためのガイド孔3が光ファイバ孔2と平行に貫通して設けられている。光ファイバテープ7は、先端部分の被覆を除去してフェルール1の後部側から挿入され、露出された複数本の光ファイバ8を、フェルール1の各光ファイバ孔2に挿入して接着剤で固定している。なお、光ファイバ8の接続端面は、フェルール1に挿着後、フェルール1の接続面4とともに研磨される。多心光コネクタを構成する一方のフェルール1のガイド孔3には、予めガイドピン9を挿入しておき、このガイドピン9を他方のフェルール1のガイド孔3に挿脱させ、光コネクタの接続面4同士を突合わせ、光ファイバの一括接続が行なわれる。
【0015】
光ファイバテープ7は、ゴムまたは合成樹脂等の弾性のある材料で形成された筒状のブーツ6により、フェルール1の背面の引き出し部分から保護して導出される。また、光ファイバ孔2に連続して半円状のガイド溝2a及び矩形状又は円形状の断面をもつブーツ挿着孔5が、光ファイバテープ挿入孔10に連通して所定の長さと形状で形成されている。ガイド溝2aは、光ファイバ8を光ファイバ孔2に挿入し易くするガイド機能を有しており、ガイド溝2aまで被覆部分を挿入する形態を採用してもよいが、ここでは光ファイバテープ7がガイド溝終端部2bの手前まで挿入された例を示している。ブーツ6自体は、フェルール1の背面のブーツ挿着孔5に接着剤で固定される。フェルール1に取付けられる光ファイバテープ7には、被覆が施された光ファイバ素線を共通被覆で一体化した光ファイバテープ心線、又は、光ファイバテープ心線上に更に保護被覆を施した光ファイバリボンコード等を用いることができる。
【0016】
上述した光ファイバテープ7のフェルール1への固定は、まず、光ファイバ8をフェルール1の光ファイバ孔2に挿入して接着、或いは、単に差し込んで固定する。次いで、最終的に光ファイバテープ挿入孔10の窓穴11から接着用の充填剤として樹脂20を流し込んで硬化させることで、光ファイバテープ7の固定が完了する。窓穴11は、光ファイバ8及び光ファイバテープ7を充填剤で強靭に固定するためにフェルール1の上面側に設けられた穴である。
【0017】
上述した樹脂20の充填に関し、本発明では、ファイバテープ挿入孔10の光ファイバテープ収納部(被覆収納部ともいう)に傾斜部12を設け、光ファイバテープ7の挿入部分(ブーツ6から出た部分でテープ状の被覆がなされている部分)の下に位置するところを斜めにしている。図1で示すようにガイド溝2aを設けた場合には、ガイド溝2aの後方に傾斜部12を設けるとよい。この傾斜部12により、充填剤はまず傾斜部12の下端から溜まり、空気は上部に逃げ易くなる。また、傾斜部12は、ブーツ挿着孔5側に向かって下方に傾斜することが好ましい。傾斜部12により樹脂20がうまく対流し、ブーツ側上端部21の下部にも気泡を溜めずに済む。樹脂20としては、隙間に流れ易いように、表面張力が小さく、粘度も小さいものが好ましい。
【0018】
図2は本発明の他の実施形態に係る多心光コネクタの一例を示す断面図で、図1(A)のB−B断面に対応する図である。傾斜部12は、図2に示すように光ファイバテープ7の長手方向に亘ってV字形状をもたせ、上述した傾斜部12による効果を向上させることが好ましい。
【0019】
図3は本発明の他の実施形態に係る多心光コネクタの一例を示す断面図で、図1(A)のB−B断面に対応する図である。図中、12aはスリット溝である。傾斜部12は、図3に示すように光ファイバテープ7の長手方向に沿って設けられた複数本の溝(スリット溝という)12aをもたせることが好ましい。断面をスリット形状とすることで、毛細管現象により樹脂20はスリット溝12aに沿って流れ、空気が逃げ易くなる。
【0020】
図4は本発明の他の実施形態に係る多心光コネクタの一例を示す長手方向の断面図である。この実施形態では、図4に示すように窓穴11のブーツ側端部21aをブーツ6の光ファイバ側先端面6aの平面上に配設している。ここで、ブーツ側端部21aは窓穴11のブーツ側側面の下部を指す。すなわち、ブーツ6の光ファイバ側先端6aと、窓穴11の後方側面部を一致させている。傾斜部12は設けなくてもよいが、上述した各例のものを採用することが好ましい。この実施形態によれば、窓穴11による影部がなくなり空気が溜まらなくなる。
【0021】
図5は本発明の他の実施形態に係る多心光コネクタの一例を示す長手方向の断面図である。この実施形態では、図5に示すように光ファイバテープ7の被覆端7aをブーツ6の光ファイバ側先端面6aと同一位置になるようにしている。この実施形態によれば、図1で示したガイド溝終端部2bをブーツ6の先端面と一致させることができるため、光ファイバ8と光ファイバテープ挿入孔10の底部との間に空間がなくなり気泡ができ難くなる。
【0022】
なお、実際にはブーツ6と光ファイバテープ7との間は、その後方部分以外で、空間がもつような構成としているが、その空間に充填剤が侵入して充填されることもある。この場合、気泡が生じても、ゴム製のブーツ6内では気泡の伸縮/膨張が光ファイバテープ7に影響を与えることは少ない。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、接着用の樹脂を、気泡を生成せず且つ満遍なくフェルールの光ファイバテープ挿入孔に流し込み、接着強度の低下、光ファイバの断線、及び光ファイバの伝送損失増加を招くことなく、フェルールに光ファイバテープを固定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る多心光コネクタの一例を示す図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る多心光コネクタの一例を示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る多心光コネクタの一例を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る多心光コネクタの一例を示す長手方向の断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る多心光コネクタの一例を示す長手方向の断面図である。
【図6】従来の多心光コネクタの一例を示す斜視図である。
【図7】図6の多心光コネクタを詳細に説明するための図である。
【符号の説明】
1…フェルール、2…光ファイバ孔、2a…ガイド溝、2b…ガイド溝終端部、3…ガイド孔、4…接続面、5…ブーツ挿着孔、6…ブーツ、6a…ブーツの光ファイバ側先端面、7…光ファイバテープ、7a…光ファイバテープの被覆端、8…光ファイバ、9…ガイドピン、10…光ファイバテープ挿入孔、11…窓穴、12…傾斜部、12a…スリット溝、20…樹脂、21…光ファイバテープ挿入孔のブーツ側上端部、21a…窓穴のブーツ側端部、22…光ファイバテープ挿入孔の光ファイバテープ収納部(被覆収納部)、31,32…気泡。

Claims (7)

  1. 複数の光ファイバを被覆してなる光ファイバテープを保護するための筒状のブーツと、
    前記ブーツを取り付けるブーツ挿着孔と、前記ブーツ挿着孔に連通して設けられた光ファイバテープ挿入孔と、前記光ファイバテープ挿入孔に連通して設けられた前記複数の光ファイバ用の複数の光ファイバ孔と、を有するフェルールと、を備え、
    前記複数の光ファイバを前記光ファイバ孔に挿着し、且つ前記光ファイバテープを挿着した前記ブーツを前記ブーツ挿着孔に挿入した状態で、前記光ファイバテープ挿入孔の上部に設けられた窓穴から接着用の樹脂を充填して形成される光コネクタであって、
    前記ファイバテープ挿入孔の光ファイバテープ収納部に傾斜部を設けたことを特徴とする光コネクタ。
  2. 前記傾斜部は、前記ブーツ挿着孔側に向かって下方に傾斜することを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。
  3. 前記傾斜部は、前記光ファイバテープの長手方向に亘ってV字形状をもつことを特徴とする請求項1又は2に記載の光コネクタ。
  4. 前記傾斜部は、前記光ファイバテープの長手方向に沿って設けられた複数本の溝をもつことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の光コネクタ。
  5. 前記窓穴のブーツ側端部を、前記ブーツの光ファイバ側先端面と一致するように形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の光コネクタ。
  6. 複数の光ファイバを被覆してなる光ファイバテープを保護するための筒状のブーツと、
    前記ブーツを取り付けるブーツ挿着孔と、前記ブーツ挿着孔に連通して設けられた光ファイバテープ挿入孔と、前記光ファイバテープ挿入孔に連通して設けられた前記複数の光ファイバ用の複数の光ファイバ孔と、を有するフェルールと、を備え、
    前記複数の光ファイバを前記光ファイバ孔に挿着し、且つ前記光ファイバテープを挿着した前記ブーツを前記ブーツ挿着孔に挿入した状態で、前記光ファイバテープ挿入孔の上部に設けられた窓穴から接着用の樹脂を充填して形成される光コネクタであって、
    前記窓穴のブーツ側端部を、前記ブーツの光ファイバ側先端面と一致するように形成したことを特徴とする光コネクタ。
  7. 前記光ファイバテープの被覆端を、前記ブーツの光ファイバ側先端面の平面上に配設したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の光コネクタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018074024A1 (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 住友電気工業株式会社 光コネクタフェルール及び光コネクタ
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