JP2004019625A - 風力利用エアーシステム - Google Patents

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Takashi Sawada
澤田 敬
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Abstract

【課題】エネルギー変換による損失の少ない高効率の風力利用エアーシステムを実現する。
【解決手段】風車1の近傍に設けた空気採り入れ口9と、風車の回転力を駆動源とし入口に空気採り入れ口9と出口に開閉弁6を有する圧縮機と、入口を圧縮機出口に接続し出口に開閉弁を設けたエアータンク5とを備えている。これによって、外気空気を採り入れて風車の回転エネルギーで直接圧縮機を動作させて空気を圧縮するため、エネルギー変換損失および消費電力の少ない運転ができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高圧空気を利用した洗浄装置、泡風呂、温風暖房乾燥装置などに用いられる高圧空気の製造装置に関するもので、特に風力を駆動源とする風力利用エアーシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の風力利用ヒートポンプ装置は図10に示す構成となっている。図10において1は風車、2は風車の回転力を駆動源とする発電機、3は電動機4を駆動源とする圧縮機、5は圧縮機3の出口に設けたエアータンク、6はエアータンク5の出口に設けられた開閉弁、7は発電機2と商用電源8とを入力として電動機4に電力を供給して圧縮機3を運転する制御器である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、風車1で発生する回転エネルギーを発電機2で電気エネルギーに変換した後、制御器7を介して電動機4を作動させて回転エネルギーに再度変換して圧縮機3を動かして空気を圧縮加圧していたが、エネルギー変換によるエネルギー損失が多くシステムの効率が低いという課題を有していた。
【0004】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、エネルギー変換損失および電力消費の少ない高効率の風力利用エアーシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の風力利用エアーシステムは、風車の近傍に設けた空気採り入れ口から空気を取り入れて風車の回転軸に直接または間接的に圧縮機の回転軸を接続して空気を圧縮加圧してエアータンクに高圧の空気として蓄えて運転するものである。これによって、風車で得られた回転エネルギーが、電気エネルギーに変換されることなく回転エネルギーとして圧縮機に伝えられ空気を加圧圧縮することができるのでエネルギー変換損失が大幅に低減されて効率を高くすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載した発明は、風車と、風車の近傍に設けた空気採り入れ口と、風車の回転力を駆動源とし入口に空気採り入れ口と出口に開閉弁を接続する圧縮機と、入口を圧縮機出口に接続し出口に開閉弁を接続したエアータンクとから構成することにより、風車の回転力で直接圧縮機を作動させて空気を加圧圧縮させることができるので、エネルギー変換による損失を最少にすることができシステムの効率を高くすることができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、特に、請求項1に記載の風力利用エアーシステムに、風車の回転を圧縮機に伝えるクラッチと、エアータンクの内圧を検出する圧力検出手段と、エアータンクに設けられた排出弁と、圧力検出手段の値が設定値以上になったときにクラッチの伝達を停止するとともに排出弁を開放するように制御する制御器とを設けたもので、暴風のように風速が大きい場合、エアータンクの内圧が充分に高くなって圧力検出手段が設定値以上になったとき排出弁を開放するとともに、クラッチにより風車と圧縮機の回転を切り離すことにより、エアータンクの内圧を一定値以下に保ってエアータンクの破裂を防止して安全に運転することができる。
【0008】
請求項3に記載した発明は、特に、請求項1と2に記載の風力利用エアーシステムに、風車の回転力を駆動源とする第1圧縮機の出口に電動機で駆動する第2圧縮機を設けたもので、風力の弱い時で風車の回転でエアータンクの内圧まで加圧することができない場合、第1圧縮機で加圧した後商用電力で駆動する第2圧縮機で所定の圧力まで加圧することにより、風速の低いエネルギーも有効に利用することができる。
【0009】
請求項4に記載した発明は、特に、請求項1〜3に記載の風力利用エアーシステムに、圧力検出手段と入口と出口に開閉手段を備え並列に設けられた複数台のエアータンクと、圧力検出手段の信号に応じて開閉弁を作動する制御器とを設けたもので、圧力検出手段でエアータンクの内圧を検出し圧力の低いエアータンクから順に一定値以上になるまで加圧した空気を導入するように制御器で開閉弁を制御することにより、高圧の空気を常時利用することができる。
【0010】
請求項5に記載した発明は、特に、請求項1〜4に記載の風力利用エアーシステムに、エアータンクの出口配管を住宅内の各部屋に開閉弁を介して分岐して設けた分岐接続管を設けたもので、分岐接続管の先に高圧エアー利用機器を接続することができるので、住宅内の各部屋で用途に応じた高圧エアー利用機器を同時に使用することができる。
【0011】
請求項6に記載した発明は、特に、請求項1〜5に記載の風力利用エアーシステムに、エアータンクの出口配管に設けたエジェクターと、液流量調整弁を介して設けた液タンクと、エアータンクの出口に設けた開閉弁と液流量調整弁を制御する制御器とを設けたもので、エジェクターにより、高圧の空気に水を混入させて高圧洗浄水を作ることができる。
【0012】
請求項7に記載した発明は、特に、請求項1〜6に記載の風力利用エアーシステムを、エアータンクの出口配管を浴槽の液面下方に開放接続したもので、浴槽内に大量の気泡を送りこむことができる。
【0013】
請求項8に記載した発明は、特に、請求項1〜7に記載の風力利用エアーシステムに、エアータンクの出口配管に設けた加熱器と、吹き出し口と、流量調整弁と加熱器を制御する制御器とを設けたもので、高温高圧の空気を作ることができるので、吹き出し口を各部屋に設けることにより部屋暖房および乾燥装置等の温風利用機器として利用することができる。
【0014】
請求項9に記載した発明は、特に、請求項1〜8に記載の風力利用エアーシステムに、エアータンクの出口にエアーモータを設けたもので、高圧エアーを回転力に変換することにより洗濯機および掃除機などのような回転機器として利用することができる。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0016】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1における風力利用エアーシステムの構成を示す説明図である。図1において、3は入口に空気採り入れ口9を有し風車1の回転力で駆動する圧縮機であり、5は圧縮機3の出口に逆止弁10を介して接続され出口に開閉弁6を有するエアータンクである。
【0017】
以上のように構成された風力利用エアーシステムについて、以下にその動作、作用を説明する。まず、風が風車1に当たると風車1が回転軸を介して圧縮機3を作動させることにより風車1の近傍に設けた空気採り入れ口9から空気を取り入れて圧縮機3で空気を圧縮加圧してエアータンク5に圧送する。エアータンク5に蓄えられた高圧空気は使用する時に開閉弁6を開放して負荷へ送られる。
【0018】
以上のように、本実施例においては、圧縮機3の駆動源として風力を直接利用する構成としているためエネルギー変換によるエネルギー損失が少なく高効率で空気を加圧することができる。
【0019】
(実施例2)
図2は、本発明の実施例2の風力利用エアーシステムの構成を示す説明図である。図2において、11は風車1と圧縮機3の接続切離しを行うクラッチで、12はエアータンク5の内圧を検出する圧力センサーで、13は排出弁で、7は商用電源8を入力とする制御器である。実施例1と異なるところは、風車1の回転を圧縮機3に伝達切離しを行うクラッチ11と、エアータンク5に圧力検出手段12と排出弁13と、商用電源8を入力としてクラッチ11と排出弁13を制御する制御器7とを設けた点である。
【0020】
以上のように構成された風力利用エアーシステムについて、以下にその動作、作用を説明する。まず、エアータンク5に設けた圧力検出手段12の値が所定の値以下の時は、制御器7で排出弁13を閉じクラッチ11を接続状態にして風車1の回転で圧縮機3を運転させて空気を圧縮してエアータンク5の内圧を上げる。エアータンク5の内圧が上昇して圧力センサー12の値が所定の値以上になった時は、制御器7は排出弁13を開放すると同時にクラッチ11を切離して風車1の回転を圧縮機3に伝達しないようにして圧縮機3の運転を停止状態にする。
【0021】
以上のように、本実施例においては、風車1と圧縮機3の間にクラッチ11を設けるとともにエアータンク5に排出弁13を設けているので、暴風のような風の強い天候においてもエアータンク5の内圧を過剰に上げすぎてエアータンク5を破壊すること無く所定の圧力以下で安全に装置を運転することができる。
【0022】
(実施例3)
図3は、本発明の実施例3の風力利用エアーシステムの構成を示す説明図である。図3において、14は電動機4で駆動する第2圧縮機である。実施例1および実施例2と異なるところは、風車1で駆動する圧縮機3の出口に制御器7から商用電源8の供給を受けて回転する電動機4で駆動する第2圧縮機14をもうけた点である。
【0023】
以上のように構成された風力利用エアーシステムについて、以下にその動作、作用を説明する。まず、空気採り入れ口9から流入する空気は圧縮機3で加圧されるが、風の弱い天候では風力エネルギーが小さいので、エアータンク5の内圧以上に圧力が上がらないことがあるが、このとき制御器7で商用電源8を電動機4に供給することにより電動機3が第2圧縮機14を駆動して圧縮機3から出た空気をエアータンク5の内圧以上に加圧してエアータンク5に送る。
【0024】
以上のように、本実施例においては、風車1で駆動する圧縮機3の出口に電動機4で駆動する第2圧縮機14を設けているため、風力で加圧した後に商用電源8の電力で加圧するので、風の弱い時でも風力エネルギーを無駄にすることなく電動機4の電力消費を低減することができる。
【0025】
(実施例4)
図4は、本発明の実施例4の風力利用エアーシステムの構成を示す説明図である。図4において、15は第1入口開閉弁16と第1出口開閉弁17と第1圧力センサー18を有する第1エアータンクであり、19は第1エアータンク15と並列に設けられ第2入口開閉弁20と第2出口開閉弁21と第2圧力センサー22とを有する第2エアータンクである。
【0026】
以上のように構成された風力利用エアーシステムについて、以下にその動作、作用を説明する。まず、制御器7は第1圧力センサー18と第2圧力センサー22の値を比較して低い方のエアータンクの入口開閉弁を開放して高圧空気を導入するように制御する。今、第1圧力センサー18が第2圧力センサー22より低い値を示した場合は、第1開閉弁16を開放して他の弁を全て閉じて圧縮機3を運転して第1エアータンク15の内圧を上げる。第1エアータンク15の内圧が第2エアータンクの内圧を越えた場合は第1入口開閉弁16を閉じて第2開閉弁20を開放して第2エアータンク19の内圧を上昇するように運転する。前記の運転を繰り返して両方のタンクの内圧を上昇させる。一方、高圧空気を利用する場合は、第1圧力センサー18と第2圧力センサー22の値を比較して高い方のエアータンクの出口開閉弁を開放して使用する。
【0027】
以上のように、本実施例においては、複数のエアータンクを備えているため高圧の空気をすばやく製造できるとともに高圧の空気を常時使用することができる。
【0028】
(実施例5)
図5は、本発明の実施例5の風力利用エアーシステムの構成を示す説明図である。図5において、23はエアータンク5の出口配管5Aから住宅24の部屋に第1開閉弁25を介して分岐して設けられた第1分岐接続口で、26はエアータンク5の出口配管5Aから住宅24の部屋に第2開閉弁27を介して分岐して設けられた第2分岐接続口である。
【0029】
以上のように構成された風力利用エアーシステムについて、以下にその動作、作用を説明する。まず、空気採り入れ口9から流入する空気は、風車1を駆動源とする圧縮機3で圧縮加圧され、高圧空気としてエアータンク5内に蓄えられる。エアータンク5の出口配管5Aは住宅24内の各部屋に分岐されて第1開閉弁25を介して分岐接続口23と第2開閉弁27を介して分岐接続口26とを設けて構成となっているので、各接続口に高圧利用機器を独立して接続することができる。
【0030】
以上のように、本実施例においては、住宅24の各部屋に開閉弁を有する接続口を分岐して設けているので、各部屋の用途に応じた高圧利用機器を接続して使用することができるので、利便性の良いシステムを実現することができる。
【0031】
(実施例6)
図6は、本発明の実施例6の風力利用エアーシステムの構成を示す説明図である。図6において、28はエアータンク5の出口配管に開閉弁62を介して設けたエジェクター28で、29は液流量調整弁30を介してエジェクター28の吸入口に接続され洗剤などを含む水溶液を収納する液タンクで、31は高圧洗浄水の噴出口である。7は開閉弁6と液流量制御弁30を制御する制御器である。
【0032】
以上のように構成された風力利用エアーシステムについて、以下にその動作、作用を説明する。エアータンク5内の高圧空気を利用する時は、制御器7により開閉弁6を開放しエジェクター28で高速気流を生成させて液タンク29より液を吸引して噴出口31より噴出させて住宅の外壁、車などの洗浄物を洗浄する。このとき液タンク29出口に設けた液流量制御弁30の開度を調整して適当な液量を噴出させる。
【0033】
以上のように、本実施例においては、エジェクター28を設けることにより高圧空気流に洗剤を含んだ液を混入させて噴出口31から噴出させることができ、液量を液流量調整弁30で制御することにより、洗浄物に適した高圧洗浄が可能となる。
【0034】
(実施例7)
図7は、本発明の実施例7の風力利用エアーシステムの構成を示す説明図である。図7において、32はエアータンク5の出口配管を液面下方に開放する浴槽で、エアータンク5と浴槽32の間には制御器7で開閉制御される開閉弁6が設けられている。実施例1〜6と異なるところは、エアータンク5の出口配管に浴槽32を設けた点である。
【0035】
以上のように構成された風力利用エアーシステムについて、以下にその動作、作用を説明する。制御器7で開閉弁6を開放すると、エアータンク5内部の高圧空気はエアータンク5から出口配管を通って浴槽32の液面下部から噴出する。
【0036】
以上のように、本実施例においては、エアータンク5の出口配管を浴槽32の下部に開放しているため、大量の空気を浴槽32内の液部に噴出させることができ快適な入浴ができる。
【0037】
(実施例8)
図8は、本発明の実施例8の風力利用エアーシステムの構成を示す説明図である。図8において、33はエアータンク5の出口配管に設けた加熱器で、34は加熱器33の下流側に設けた温度センサーで、35はエアータンク5の出口配管の先端に設けた吹出し口で、7は開閉弁6と加熱器33を制御する制御器である。
【0038】
以上のように構成された風力利用エアーシステムについて、以下にその動作、作用を説明する。制御器7で開閉弁6を開放すると、エアータンク5内部の高圧空気は出口配管から開閉弁6を通って吹出し口34から吹出す。このとき吹出し口34からの空気温度が所定の温度になるように温度センサー34の値に応じて制御器7で加熱器33への入力量を制御することにより、任意の温度の温風をうることができる。
【0039】
以上のように、本実施例においては、外気を空気採り入れ口9より導入し、風車1の動力で駆動する圧縮機3で加圧してエアータンク5に蓄圧した高圧空気を加熱機33で所定の温度にして吹出すことにより、送風ファンなどを用いる必要の無い、低騒音で消費電力の少ない部屋暖房装置および乾燥装置等の温風利用機器として利用することができる。
【0040】
(実施例9)
図9は、本発明の実施例9の風力利用エアーシステムの構成を示す説明図である。図9において、36はエアータンク5内部の高圧空気で駆動するエアーモータで、37はエアーモータ36で駆動されて回転する洗濯槽38を有する洗濯機である。
【0041】
以上のように構成された風力利用エアーシステムについて、以下にその動作、作用を説明する。空気採り入れ口9より流入した外気は風車1の回転で駆動する圧縮機3で圧縮加圧されてエアータンク5内部に蓄圧される。制御器7で開閉弁6を開放すると,エアータンク5の高圧空気は洗濯機37に内設されたエアーモータ36を回転させるので、エアーモータ36に接続された洗濯槽38が回転して洗濯をすることができる。
【0042】
以上のように、本実施例においては、空気採り入れ口9より導入した気でエアーモータ36を回転させてエアーモータ36に接続した洗濯槽38を回転して洗濯をすることができるので、消費電力の少ない経済的な運転ができる。またエアーモータ36の先に吸引ファンを接続することにより掃除機として利用することも可能であり、電動モータの代わりに本装置を使用することにより、消費電力の少ない経済的運転の行える回転機器の利用が可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、請求項1〜9に記載の発明によれば、風車近傍に設けた外気採り入れ口から採り入れた空気を、風車の回転力で駆動する圧縮機で加圧圧縮してエアータンクに蓄圧して使用することにより、消費電力の少ない経済的運転ができる高圧空気利用機器として使用することができる。特に住宅内で用いられる洗浄機、泡風呂、部屋暖房、乾燥機、洗濯機などに利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における風力利用エアーシステムの構成図
【図2】本発明の実施例2における風力利用エアーシステムの構成図
【図3】本発明の実施例3における風力利用エアーシステムの構成図
【図4】本発明の実施例4における風力利用エアーシステムの構成図
【図5】本発明の実施例5における風力利用エアーシステムの構成図
【図6】本発明の実施例6における風力利用エアーシステムの構成図
【図7】本発明の実施例7における風力利用エアーシステムの構成図
【図8】本発明の実施例8における風力利用エアーシステムの構成図
【図9】本発明の実施例9における風力利用エアーシステムの構成図
【図10】従来の風力利用エアーシステムの構成図
【符号の説明】
1 風車
3 圧縮機
4 電動機
5 エアータンク
6 開閉弁
7 制御器
9 空気採り入れ口
11 クラッチ
12 圧力センサー
13 排出弁
14 第2圧縮機
15 第1エアータンク
16 第1入口開閉弁
17 第1出口開閉弁
18 第1圧力センサー
19 第2エアータンク
20 第2入口開閉弁
21 第2出口開閉弁
22 第2圧力センサー
23 第1分岐接続管
24 住宅
25 第1開閉弁
26 第2分岐接続管
27 第2開閉弁
28 エジェクター
29 液タンク
30 液流量調整弁
31 噴出口
32 浴槽
33 加熱器
34 温度センサー
35 吹出し口
36 エアーモータ

Claims (9)

  1. 風車と、風車の近傍に設けた空気採り入れ口と、前記風車の回転力を駆動源とし前記空気採り入れ口からの空気を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機の出口に接続され開閉弁を有するエアータンクとを備えた風力利用エアーシステム。
  2. 風車の回転を圧縮機に伝えるクラッチと、エアータンクの内圧を検出する圧力検出手段と、前記エアータンクに設けられた排出弁とを備え、前記圧力検出手段の値が設定値以上になったときに前記クラッチの伝達を停止するとともに前記排出弁を開放するように制御する制御器を設けた請求項1に記載の風力利用エアーシステム。
  3. 圧縮機の出口に電動機で駆動する第2圧縮機を設けた請求項1又は2に記載の風力利用エアーシステム。
  4. 圧力検出手段と入口と出口に開閉手段をそれぞれ備え並列に設けられた複数台のエアータンクと、前記圧力検出手段の信号に応じて前記開閉手段を作動する制御器を設けた請求項1、2又は3に記載の風力利用エアーシステム。
  5. エアータンクの出口配管は住宅内の各部屋に設けられた開閉弁と分岐接続管を介して接続された請求項1から4のいずれか1項に記載の風力利用エアーシステム。
  6. エアータンクの出口配管に設けたエジェクターと、液流量調整弁を介して設けた液タンクと、エアータンク出口配管に設けられた開閉弁と前記液流量調整弁と制御する制御器を備えた請求項1から5のいずれか1項に記載の風力利用エアーシステム。
  7. エアータンク出口配管を浴槽の液面より下方に位置するように接続した請求項1から6のいずれか1項に記載の風力利用エアーシステム。
  8. エアータンクの出口配管に設けられた開閉弁を介して、順次加熱器、温度センサー及び吹出し口を備え、前記開閉弁と前記加熱器は制御器によって制御される請求項1から7のいずれか1項に記載の風力利用エアーシステム。
  9. エアータンクの出口配管に設けた流量調整弁を介して、エアーモータを設け、前記流量調整弁を制御器によって制御する請求項1から8のいずれか1項に記載の風力利用エアーシステム。
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