JP2004019278A - 扉開閉用ハンドルの回動防止機構 - Google Patents

扉開閉用ハンドルの回動防止機構 Download PDF

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Abstract

【課題】いたずら等を受ける可能性の少ない、より安全な扉開閉用ハンドルの回動防止機構の提供を目的とする。
【解決手段】配電盤収納ボックス等、各種の扉に取り付ける扉開閉用ハンドル1のレバー13に対して可動部材22を装着し、施錠することにより、レバー13を回動不能にすることができるため、扉を開放されることによるいたずら等を防止することができ、安全性の高いものとできる。
又、連結片をレバー13に取り付ける形態のものにあっては、扉開閉用ハンドルとの一体性が高く、すっきりした外観とすることができる。
又、回動防止機構を扉開閉用ハンドル1とは別体とした場合は、既存の扉開閉用ハンドル1に対しての後付改造が可能であり、これにより、扉開閉用ハンドル1の安全性を容易に向上させることができる。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、配電盤収納ボックス等、各種の扉に取り付けられて使用される扉開閉用ハンドルの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、配電盤収納ボックス等、各種の扉に取り付けるための扉開閉用ハンドルが広く用いられている。このうちで、扉の表面からL形に棒状体が突出した形態を持つ、いわゆるL形ハンドルはよく知られている。
このL形ハンドルは、扉に固定されるベースと、ベースから突出する軸部と、軸部に連結され、あるいは軸部と一体に形成される棒状体であって、ベースに対して回動可能に取り付けられるレバーとを有する。そして、ハンドルを回動させることにより、軸部に連結された閂片等を移動させ、これによって扉を開放することができる構造となっている。
【0003】
しかしながら、この扉開閉用ハンドルの取り付けられた扉がいたずら等により開放されてしまい、配電盤収納ボックス内の機器等、扉の内部がいじられてしまうことがあった。又、故意にではなくても、勘違い等により、上記と同様のことが起こり、配電盤等の場合は重大な影響を周囲に及ぼすことがあった。
又、容易に扉が開放できないように、錠機構を内蔵した扉開閉用ハンドルを用いた場合においても、1つの鍵のみでは安全性に欠けるおそれがあることは勿論、鍵穴に異物を詰められたり、鍵穴を壊されたりすることにより、錠機構自体にいたずらされることがあった。特に、この場合、扉開閉用ハンドル全体を取り替える必要が生ずることが往々にしてあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は上記問題に鑑み提案されたもので、いたずら等を受ける可能性の少ない、より安全な扉開閉用ハンドルの回動防止機構の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願第1の発明は、扉tに固定されるベース11と、ベース11に対して回動可能なレバー13とを有する、扉開閉用ハンドル1の回動防止機構において、扉側に固定される固定部材21,24と、レバー13に干渉する可動部材22,25,27と、接続手段23,26,11dとを備え、接続手段23,26,11dは、可動部材22,25,27がレバー13の回動領域に位置する装着位置と、回動領域外に位置する非装着位置との2つの位置の間を移動し得るように、可動部材22,25,27を固定部材21,24に取り付けるものであり、装着位置にある可動部材22,25,27を移動不能に施錠することにより、レバー13が回動不能となることを特徴とする、扉開閉用ハンドルの回動防止機構を提供する。
尚、上記「扉側」とは、扉tに限られず、扉tに取り付けられた扉開閉用ハンドル1のベース11等、扉tと一体に固定される部分をも含む表現である(以下同じ)。
【0006】
本願第2の発明は、第1の発明において、可動部材22,25が、レバー13の一部を覆うことのできるカバーであることを特徴とする、扉開閉用ハンドルの回動防止機構を提供する。
【0007】
本願第3の発明は、第2の発明において、固定部材21は、扉tとベース11との間に挟まれることにより扉側に固定されるものであり、可動部材22は、固定部材21に対し、固定部材21を基準として左右方向に回動可能な2つの部材22a,22cを備え、この2つの部材22a,22cによりレバー13が覆われるものであることを特徴とする、扉開閉用ハンドルの回動防止機構を提供する。
【0008】
本願第4の発明は、扉tに固定されるベース11と、ベース11から突出する軸部12と、軸部12に連結され、ベース11に対して回動可能なレバー13とを有する、扉開閉用ハンドル1の回動防止機構において、この扉開閉用ハンドル1の回動防止機構は、扉側に設けられた連結片27と、レバー13に形成されたレバー側支持片13aとを備え、連結片27とレバー側支持片13aとを移動不能に施錠することにより、レバー13が回動不能となることを特徴とする、扉開閉用ハンドルの回動防止機構を提供する。
【0009】
本願第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明において、上記の施錠が、錠前3によりなされるものであることを特徴とする、扉開閉用ハンドルの回動防止機構を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図を基に本願発明の一実施形態を具体的に説明する。
図1及び図2は、本願発明の一実施形態に係る扉開閉用ハンドルの回動防止機構を示す図であり、図3及び図4は他の実施例を示す図、図5は更に他の実施例を示す図である。
尚、本説明における方向の表現については、図示されているレバーを基準として、軸部側を上、先端側を下、扉側を後、その反対側を前とする。
【0011】
本願発明に係る回動防止機構を構成する扉開閉用ハンドル1は、各図に示されるように、従来から存在するものと同様のものである。
本例の扉開閉用ハンドル1は、扉t(図5に図示)に対して固定されるベース11と、ベース11並びに扉tに対して回動可能なレバー13とを備える。
ベース11は扉tに対して固定されるものである。本例においては、図5に示されるように、扉tの前側から後側への突出軸11aが設けられている。この突出軸11aの外側には雄ねじが形成されており、扉tに開けられた取付穴(図示せず)に、前方から後方に通される。この雄ねじに対して、扉tの後方側からナット11bによって締め付けがなされることにより、ベース11とナット11bとの間に扉tを挟んだ状態にて、ベース11,ナット11b,扉tが互いに固定されるものである。
レバー13は、人が手で持って回動させる部分であり、ベース11に対して回動可能に設けられている。この例では、レバー13の上端側(基端側)に、軸部12が後方に向けて形成されている。この軸部12は、図示は省略するが、延長軸部を備える。この延長軸部は、ベース11及び突出軸11a内に設けられた貫通穴(図示せず)を回動可能に貫通して伸ばされたもので、この延長軸部の端部に係止部材12aがねじ12bによって固定されている。そして、レバー13を回動させることによって、軸部12、延長軸部、及び係止部材12aが、扉t、ベース11、突出軸11a及びナット11bに対して回動して、扉tを他の物(扉同士や構造物)に着脱するものである。
尚、この例では、ベース11から前方に向けて筒部11cが突設されており、レバー13側の軸部12と当接しているが、筒部11cを設けずに軸部を平板状のベース11の本体に直接当接させてもよい。逆に、筒部11cを長くして、軸部12を包み込むようにし、外部に露出しないようにしてもよい。要は、この扉開閉用ハンドル1は、ベース11に対して回動可能に配位されたレバー13を、回動不能に固定施錠することによって、扉を開かないようにすることができるものである。
又、レバー13には、必要に応じてシリンダー錠等の錠機構を内蔵することもでき、この内蔵された錠機構を施錠して、レバー13をベース11に対して回動不能の状態におくことができる。
【0012】
(実施例1)
本願発明に係る回動防止機構の実施の一例を図1及び図2に示す。この回動防止機構は、固定部材21と可動部材22とを備えるものである。
固定部材21は、本例においてはベース11と扉tとの間に挟み込まれる板状のものである。上記のように、ベース11と扉tとは、図5に示されるように、ナット11bによって強固に固定されるものであるため、固定部材21を同時に挟み込むことにより、固定部材21も扉tに強固に固定され、実質的に扉tと一体として機能するものである。よって、既存の扉開閉用ハンドルに対して取り付けることが容易であり、後付改造にて取り付けることも可能である。図示は省略するが、固定部材21には、前述の突出軸11aを通すことのできる孔である挿通部が設けられている。
【0013】
本例においては、固定部材21の上部において板状の可動部材22が接続される。固定部材21は、ベース11と扉tとの間に挟まれる本体部分の上側に、庇状に前方へ突出する取付部21aを備えており、この取付部21aから左右方向に別れるようにして一対の可動部材22,22が開閉可能に取り付けられている。可動部材22は、接続手段としての蝶番23によって、固定部材21(より詳しくは上記取付部21a)に対して回動可能に支持され、この回動によって、両可動部材22,22は互いに接近離反して開閉する。
又、この蝶番23は、ばねを備えるものであり、可動部材22を開放した際、すなわちレバー13に装着しない際においては、図2に示されるように、上方に跳ね上げられており、レバー13の回動操作の邪魔にならないようになっている。即ち、可動部材22は、レバー13の回動領域に位置する装着位置から、回動領域外に位置する非装着位置との2つの位置へ移動する。
【0014】
この左右の両側の可動部材22は、レバー13に装着される際には、レバー13の左右に位置するように、つまりレバー13の回動領域に配位される。これにより、可動部材22が干渉してレバー13の回動が阻止される。又、本例において、可動部材22は、レバー13の左右両横に配位される横側面22cと、この横側面22cから手前側に折り曲げられて形成された左右の前側面22aとを備える。この前側面22aが形成されることにより、錠機構が内蔵されたレバー13の場合は、錠機構を前側面22aで隠して、外部に露出しないようにできるため、錠機構に対してのいたずらも防止することができる。尚、この前側面22aについては、レバー13に錠機構を内蔵しない場合や、レバー13に錠機構の蓋が別途設けられている場合においては省略しても良い。
【0015】
そして、両可動部材22,22には、レバー13を回動不能に挟んだ両可動部材22,22同士を固定して施錠する手段が設けられている。本例においては、各可動部材22の先端に、錠前3を通すことのできる貫通穴を有する固定用片22bが形成されている。図1に示されるように、可動部材22を閉じると、左右の各固定用片22b同士がレバー13の後方にて接近し、これらの貫通孔を貫通するように錠前3(図示した例では南京錠型のシリンダ錠)を取り付けることにより、可動部材22がレバー13に対して装着された状態を維持することができる。
尚、可動部材22については、上記のように、錠前3等の別体形の錠を取り付けるものに限定されるものではなく、可動部材22と一体に錠を設けた形態であっても良い。又、後述するように、図4に示す閂片4を通して施錠するようにしてもよい。
又、本例においては、扉開閉用ハンドル1のベース11と固定部材21が別体に形成される場合を示したが、これに限られず、固定部材21とベース11等の扉開閉用ハンドル1の構成部品とを当初から一体のものとして製造しても良い。
【0016】
(実施例2)
次に、第2の実施例を図3及び図4を参照して説明する。本例にあっても、先の例と同様に、固定部材24と可動部材25とを備える。先の例では、可動部材25は、左右に別れた2つの部材によって構成されていたが、この例では、一つの部材から構成されている。可動部材25は、レバー13の前面側に配位される前側面25bと、その左右両側から後側に伸ばされた横側面25c,25cとを一体に形成したものから構成されている。この可動部材25は、先の実施例と同様の手段によって扉側に固定される固定部材24に対して、接続手段としての蝶番26によって接続される。そして、この蝶番26を中心として、上方から下方に可動部材25を回動させることにより、レバー13の上側を覆って装着できるようにしたものである。本例においても、蝶番26はばねを備えるものであり、可動部材25を開放した際、すなわちレバー13に装着しない際においては、図4に示されるように、上方に跳ね上げられ、レバー13の回動操作の邪魔にならないようになっている。即ち、可動部材25は、レバー13の回動領域に位置する装着位置から、回動領域外に位置する非装着位置との2つの位置へ移動する。
【0017】
この可動部材25は、レバー13に装着される際には、レバー13の一部を覆うように、つまりレバー13の回動領域に配位される。これにより、可動部材25が干渉してレバー13の回動が阻止される。又、可動部材25の前側面25bにより、錠機構が内蔵されたレバー13の場合は、錠機構を隠して外部に露出しないようにできるため、錠機構に対してのいたずらも防止することができる。
【0018】
ここで、可動部材25の横側面25c,25cには、閂片4を通すための貫通穴25aが形成されており、可動部材25をレバー13に対して装着した状態で、貫通穴25aに閂片4を通す。閂片4は、レバー13の後側に位置するため、上記の可動部材25をレバー13に対して装着した状態が維持される。
【0019】
閂片4は、本例においては棒状体であり、一端には錠前を通すことのできる貫通穴4aが設けられている。又、他端には鎖4b等が取り付けられており、ベース11等、扉開閉用ハンドル1の可動でない部分に対して吊り下げることができるようになっている。
尚、閂片4の形態は、上記に限定されるものではない。例えば、板状のものであっても良い。又、可動部材25に対して分離できないように取り付けられたものであって、スライドさせたり、蝶番等を介して回動させることにより、可動部材25をレバー13に対して固定するものとしても良い。更には、錠前3が閂片4を兼ねるものであっても良く、種々に変更が可能である。
【0020】
(実施例3)
次に、第3の実施例を図5を参照して説明する。本例にあっては、上記の2例と比べて外観上大きく異なる点は、ベース11とレバー13との間に連結片27を備えることである。
この連結片27は、扉開閉用ハンドル1の軸部12に対して平行に固定することが可能となっており、その一端27aは、ベース11の下方に突出して形成されるベース側支持片11dに回動可能に軸支されている。そして、他端には錠前3を通すことのできる貫通穴27bが設けられている。
他方、レバー13には、貫通穴を有するレバー側支持片13aが形成されている。
そして、連結片27を回動させ、その貫通穴27bを、レバー側支持片13aと合致させ、錠前3を通すことによって、レバー13が回動不能な状態となるものである。
本例においては、上記の各支持片11d,13aは板状のものであり、連結片27は、2枚の板状の小片が略中央で連結されたものであり、各支持片11d,13aに対して左右両側から挟むようにして配位されるものである。尚、上記の2例とは異なり、連結片27に錠前3が取り付けられない際には、本例の連結片27は重力によって自然に下方に垂れるため、連結片27はばねによる付勢がなされていない。
本実施例の形態では、上記の2例とは異なり、後付改造はできず、製造当初から連結片27を形成しておく必要があり、又、レバー13に内蔵された錠機構の保護を兼ねるものとはできないが、すっきりとした外観を有する回動防止機構を提供することができることが利点である。
【0021】
尚、上記の回動防止機構においては、連結片27がベース11に対して回動可能に設けられるものを示したが、実施はこの形態に限定されるものではない。例えば、連結片27がベース11又はレバー13に対して固定されるものであり、レバー13を回動させた際に、ベース11又はレバー13(連結片27が固定されていない側)に設けられた支持片に対して連結片27が接近し、この状態で施錠することより、レバー13を回動不能な状態とするものとして実施しても良い。
【0022】
更に、別の実施例としては、上記の実施例1及び実施例2に示した固定部材21,24と同様の固定部材を、実施例3の回動防止機構に対して適用することも可能である。
これは、図示はしないが、上記の固定部材にベース側支持片11dを形成し、レバー13には、他の金具を取り付けることによって、レバー側支持片13aを形成するものである。そして、連結片27は実施例3と同様の形態のものが、ベース側支持片11dに回動可能に軸支され、レバー側支持片13aに合致させることにより、レバー13を回動不能な状態とするものである。
この実施例においては、上記の実施例3の形態とは異なり、既存の扉開閉用ハンドルに対して後付改造にて取り付けることも可能である。
【0023】
本願発明は、上記に例示した各形態で実施が可能なものであるが、他にも種々の形態で実施が可能である。
例えば、回動防止機構を構成する扉開閉用ハンドル1の形態について、上記のようなL形ハンドルに限定されるものではない。よって、レバー13の形態についても、上記の例のような棒状体に限られるものではなく、ドアノブ等によく見られる、円盤状や略球体等の種々の形態を有するものであっても、本願発明の適用が可能である。
又、軸部12についても、本例のようにレバー13と一体に形成されるものに限られるものではなく、別々に形成されるものであっても良い。例えば、固定された外筒と、外筒に対して回動する軸とからなるものであっても良く、種々に変更して実施し得る。
【0024】
【発明の効果】
本願第1の発明にあっては、レバーに対して可動部材が装着されることにより、レバーを回動不能にすることができるため、扉開閉用ハンドルを開放されることによるいたずら等を防止することができ、安全性の高いものとできる。
又、本願第2の発明にあっては、上記の効果に加えて、錠機構が内蔵されたレバーの場合、錠機構を隠して外部に露出しないようにできるため、錠機構に対してのいたずらを防止することができる。
又、本願第3の発明にあっては、上記第2の発明の効果に加えて、可動部材がレバーを覆うようにして配位されるものであるため、レバーを強固に固定することができる。又、回動防止機構を扉開閉用ハンドルとは別体に形成した場合は、既存の扉開閉用ハンドルに対しての後付改造が可能であり、扉開閉用ハンドルの安全性を容易に向上させることができる。
又、本願第4の発明にあっては、連結片がレバーとベースとをそれぞれ連結して、レバーを回動不能にすることのできるものであるため、扉開閉用ハンドルとの一体性が高く、すっきりした外観とすることができる。
又、本願第5の発明にあっては、上記各発明の効果に加えて、錠前により施錠することにより、より安全性の高い、扉開閉用ハンドルの回動防止機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る扉開閉用ハンドルの回動防止機構の施錠状態を示す斜視図である。
【図2】同開放状態を示す斜視図である。
【図3】他の実施形態の扉開閉用ハンドルの回動防止機構の施錠状態を示す斜視図である。
【図4】同開放状態を示す斜視図である。
【図5】更に他の実施形態の扉開閉用ハンドルの回動防止機構の施錠状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1     扉開閉用ハンドル
11    ベース
11d   接続手段、ベース側支持片
12    軸部
13    レバー
13a   レバー側支持片
21,24 固定部材
22,25 可動部材
22a   前側面(可動部材)
22c   横側面(可動部材)
23,26   接続手段
27    可動部材、連結片
3     錠前
t     扉

Claims (5)

  1. 扉(t)に固定されるベース(11)と、ベース(11)に対して回動可能なレバー(13)とを有する、扉開閉用ハンドル(1)の回動防止機構において、
    扉側に固定される固定部材(21,24)と、レバー(13)に干渉する可動部材(22,25,27)と、接続手段(23,26,11d)とを備え、
    接続手段(23,26,11d)は、可動部材(22,25,27)がレバー(13)の回動領域に位置する装着位置と、回動領域外に位置する非装着位置との2つの位置の間を移動し得るように、可動部材(22,25,27)を固定部材(21,24)に取り付けるものであり、
    装着位置にある可動部材(22,25,27)を移動不能に施錠することにより、レバー(13)が回動不能となることを特徴とする、扉開閉用ハンドルの回動防止機構。
  2. 可動部材(22,25)が、レバー(13)の一部を覆うことのできるカバーであることを特徴とする、請求項1に記載の扉開閉用ハンドルの回動防止機構。
  3. 固定部材(21)は、扉(t)とベース(11)との間に挟まれることにより扉側に固定されるものであり、
    可動部材(22)は、固定部材(21)に対し、固定部材(21)を基準として左右方向に回動可能な2つの部材(22a,22c)を備え、この2つの部材(22a,22c)によりレバー(13)が覆われるものであることを特徴とする、請求項2に記載の扉開閉用ハンドルの回動防止機構。
  4. 扉(t)に固定されるベース(11)と、
    ベース(11)から突出する軸部(12)と、
    軸部(12)に連結され、ベース(11)に対して回動可能なレバー(13)とを有する、扉開閉用ハンドル(1)の回動防止機構において、
    この扉開閉用ハンドル(1)の回動防止機構は、扉側に設けられた連結片(27)と、レバー(13)に形成されたレバー側支持片(13a)とを備え、連結片(27)とレバー側支持片(13a)とを移動不能に施錠することにより、レバー(13)が回動不能となることを特徴とする、扉開閉用ハンドルの回動防止機構。
  5. 上記の施錠が、錠前(3)によりなされるものであることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の扉開閉用ハンドルの回動防止機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200460008Y1 (ko) * 2009-12-14 2012-04-26 가부시키가이샤 호시모토 도어핸들 록킹장치

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