JP2004017820A - コンバインのクローラ走行装置 - Google Patents

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Hisayuki Satoji
里路 久幸
Hiroshi Iwamoto
岩本 浩
Toshiro Nagai
長井 敏郎
Hiroki Watabe
渡部 寛樹
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】振動の少ないコンバインの走行クローラを実現する。
【解決手段】右側の走行クローラ3だけを昇降調節して車体のローリング制御をするコンバインにおいて、右側の走行クローラ3を所定位置に昇降させて、所定位置で固定状態に設けられている左側の走行クローラ3と右側の走行クローラ3を同じ高さとした水平状態とすると、左右の走行クローラ3、3を巻き掛けられる左・右駆動スプロケット28,28に後続する左・右第1前転輪30a,30bが、所定間隔前後方向にずれるように構成する。この所定間隔の前後方向のずれが左右の走行クローラ3,3に所定間隔毎に設けられている補強用の芯金35,…の間隔と同じ構成にする。
左右の走行クローラ3,3の芯金35,35に左右の第1前転輪30a,30aが交互に乗り上げ、路上走行時の振動を小さくできる。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンバインのクローラ走行装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
左右の走行クローラのうちのいずれか一側の走行クローラだけを昇降調節可能に構成し、左右他側の走行クローラを定位置に配置し、左右走行クローラにより走行車体のローリング制御をするコンバインは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の左右の走行クローラのうちのいずれか一側の走行クローラだけを昇降調節し走行車台のローリング制御をするコンバインは、走行車台が左右方向水平となる左右の走行クローラの高さを揃えた状態では、左右の走行クローラの巻き掛けられる駆動スプロケットに後続する左右の第1前転輪は、前後方向に揃えた所定位置に設けられている。
【0004】
従って、コンバインの路上走行時には、走行クローラに所定間隔毎に設けている補強用の芯金に左右の第1前転輪が同時に乗り上げることとなり、上下の振動が大きくなるという不具合があった。そこで、この発明はこのような不具合を解消しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【0006】
【構成】前記問題点を解決するために、請求項1の発明は、左右いずれか一側の走行クローラ3だけを昇降調節して車体のローリング制御をするコンバインにおいて、一側の走行クローラ3を所定位置に昇降させて、定位置で固定状態に設けられている他側の走行クローラ3と一側の走行クローラ3とが同じ高さとなる走行車台3の左右水平状態では、左右の走行クローラ3、3を巻き掛ける左・右駆動スプロケット28,28に後続する左・右第1前転輪30a,30bが所定間隔前後方向にずれるように構成し、この所定間隔の前後方向のずれが左右の走行クローラ3,3に所定間隔毎に設けられている補強用の芯金35,…の一間隔と同じに構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の発明では、左右いずれか一側の走行クローラ3だけを昇降調節して走行車体のローリング制御をするコンバインが、定位置で固定状態に設けられている他側の走行クローラ3と一側の走行クローラ3とを同じ高さとして走行車台3を左右水平状態で走行すると、左右の走行クローラ3、3を巻き掛ける左・右駆動スプロケット28,28に後続する左・右第1前転輪30a,30bの前後方向へ所定間隔ずれていて、左右の走行クローラ3,3に所定間隔毎に設けられている補強用の芯金35,…の間隔とが同じであるので、左右の第1前転輪30a,30bが補強用の芯金35,35に所定間隔毎に交互に乗り上げ同時に乗り上げることはない。
【0008】
【構成】請求項2の発明は、左右いずれか一側の走行クローラ3だけを昇降調節して車体のローリング制御をするコンバインにおいて、一側の走行クローラ3を所定位置に昇降させて、定位置で固定状態に設けられている他側の走行クローラ3と一側の走行クローラ3とが同じ高さとなる走行車台3の左右水平状態では、左右の走行クローラ3、3を巻き掛ける左・右駆動スプロケット28,28に後続する左・右第1前転輪30a,30bが所定間隔前後方向にずれるように構成し、この所定間隔の前後方向のずれが左右の走行クローラ3,3に所定間隔毎に設けられている補強用の芯金35,…の一間隔の整数倍となるように構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項2の発明では、左右いずれか一側の走行クローラ3だけを昇降調節して車体のローリング制御をするコンバインが、定位置で固定状態に設けられている他側の走行クローラ3と一側の走行クローラ3とを同じ高さとして走行車台3を左右水平状態として走行すると、左右の走行クローラ3、3を巻き掛ける左・右駆動スプロケット28,28に後続する左・右第1前転輪30a,30bが所定間隔前後方向にずれるように構成し、左右の走行クローラ3,3に所定間隔毎に設けられている補強用の芯金35,…の間隔の整数倍と同じであるので、左右の第1前転輪30a,30bが補強用の芯金35,35に比較的長い間隔をもって交互に乗り上げ同時に乗り上げることはない。
【0010】
【発明の効果】
請求項1の発明は、左右の走行クローラ3,3の左右水平状態の走行時には、左右の第1前転輪30a,30aを走行クローラ3,3の補強用の芯金35,…の間隔分だけ前後にずらしているので、左右の走行クローラ3,3の芯金35,35に左右の第1前転輪30a,30aが交互に乗り上げながら走行し、路上走行時の振動を小さくすることができる。
【0011】
請求項2の発明は、左右の走行クローラ3,3の左右水平状態の走行時には、左右の第1前転輪30a,30aを走行クローラ3,3の補強用の芯金35,…の間隔の整数倍分だけ前後にずらしているので、左右の第1前転輪30a,30aが左右の走行クローラ3,3の芯金35,35に比較的長い間隔をもって交互に乗り上げながら走行し、路上走行時の振動を小さくすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示すこの発明の実施例の形態について説明する。
この実施例の作業車は、コンバイン1に実施したもので、以下図面に基づき説明する。
【0013】
コンバイン1は図1及び図2にその全体構成を示している。コンバイン1の走行車台2の下方には、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ3,3を配設し、走行車台2上には、操縦席4、脱穀部5、グレンタンク6、排稾処理装置7等を搭載している。脱穀部5の前方には、植立穀稈を分草・引越しながら刈り取り後方の脱穀部5に向けて搬送する刈取・搬送部8を設けている。
【0014】
次に、図3及び図4に基づきコンバイン1のクローラ走行装置について説明する。
走行車台2は、角パイプにより略方形状に形成されている外周フレーム9と、これら外周フレーム9間に前後方向に適宜間隔を隔てて横方向に接合する複数の横フレーム10,10と、外周フレーム9と横フレーム10,10の下側面中央寄りに縦方向に接合している縦主フレーム11,11により構成されている。
【0015】
走行車台2における縦主フレーム11及び外周フレーム9の右側部(図4では下側)には、操縦席4及びグレンタンク6を配設し、左側部には脱穀部5を配設している。縦主フレーム11のグレンタンク6配置側である右側下部には、前・後支持枠体12,12を固着し、この前・後支持枠体12,12には、メタルを介して前・後ローリング筒13,13を設けている。この前・後ローリング筒13,13には、側面視く字型の前・後ローリングアーム14,14の軸部を軸架し、前・後ローリングアーム14,14の下端部に右クローラフレーム20をピン連結している。縦主フレーム11,11及び外周フレーム9の左側下部には、枠体を介して左クローラフレーム15を取り付けている。
【0016】
前記前・後ローリングアーム14,14の上端部間を、連結杆23によりピン連結し、連結杆23と右クローラフレーム20とは平行リンクを構成するようにし、後ローリングアーム14の上端部にロッド24を介して、ローリングシリンダ25のピストン部に連結している。しかして、ローリングシリンダ25に油圧を給排して伸縮し、右クローラフレーム20を昇降し、右走行クローラ3だけを昇降制御し走行車台3のローリング制御をする構成である。
【0017】
走行車台2の前部左右両側にはブラケットを介して左・右駆動スプロケット28,28を軸架し、左・右クローラフレーム15,20の上部後側には左・右アイドルローラー29,29を軸架し、左・右クローラフレーム15,20の下部前側には、左・右前転輪30,30を軸架し、下部後側には左・右後転輪31,31を軸架している。そして、これらの左・右駆動スプロケット28,28、左・右アイドルローラー29,29、左・右前転輪30,30及び左・右後転輪31,31に、走行クローラ3,3を巻き掛けている。
【0018】
左右のクローラフレーム15,20の角パイプ内には、前後摺動調節自在に軸受部34,34を挿入支持し、軸受部34,34に左・右アイドルローラー29,29を軸架して、軸受部34,34を前後に摺動調節することにより、走行クローラ3,3を緊張弛緩するように構成している。
【0019】
走行ミッションケース26から左右両側に左・右走行伝動軸27,27を突出し、左・右走行伝動軸27,27の端部に左・右駆動スプロケット28,28を取り付け、この左・右走行伝動軸27,27の回転により走行クローラ3,3を回転駆動する構成である。
【0020】
次に、図5〜図9に示す他の実施例について説明する。
この実施例は、例えば右側の走行クローラ3だけを昇降調節して車体のローリング制御を行なうコンバインにおいて、右側の走行クローラ3を例えば最上昇位置に移動調節すると、定位置で固定状態に設けられている左側の走行クローラ3と右側の走行クローラ3とが同じ高さとなり、走行車台3を水平状態にすると、この状態で左・右駆動スプロケット28,28の後側に配置されている左右の第1前転輪30a,30bが、所定間隔だけ前後方向にずれるように構成し、この前後方向のずれ間隔を左右の走行クローラ3,3に所定間隔毎に設けられている補強用の芯金35,…の一間隔と同じになるように構成している。
【0021】
走行クローラ3,3の外側面にはラグ3a,…を所定間隔毎に設けると共に、走行クローラ3,3の内側面にはラグ3a,…に対応するように補強用の芯金35,…を設けている。この芯金35,…は図8及び図9に示すように、ゴム製の走行クローラ3,3に左右方向に沿うように埋め込まれ芯金体35aと、この芯金体35aの中央部に内側に向けて突出する左・右案内部35b,…により構成されている。
【0022】
しかして、駆動スプロケット28の爪部が芯金体35aに噛み合って走行クローラ3を駆動し、左・右案内部35b,…により駆動スプロケット28の左右方向へのずれを防止し、左右の第1前転輪30a,30aが芯金体35aの左右両側部に接触して走行クローラ3の傾斜回動を防止する。
【0023】
路上走行時には、右側の走行クローラ3を最上昇位置に移動調節し、左右の走行クローラ3,3の高さをそろえて水平状態として走行する。この路上走行時には、左右の第1前転輪30a,30aを走行クローラ3,3の補強用の芯金35,…の間隔分だけ前後にずらすように構成しているので、同期して回動する左右の走行クローラ3,3の芯金35,35に左右の第1前転輪30a,30aが所定間隔をもって交互に乗り上げながら走行し、左右の第1前転輪30a,30aが同時に乗り上げるようなことがないので、振動を小さくすることができる。
【0024】
また、左右の第1前転輪30a,30aの前後方向のズレを、走行クローラ3,3の芯金35,…の所定間隔の整数倍とすることにより、左右の第1前転輪30a,30aの走行クローラ3,3の芯金35,…への乗り上げ間隔を比較的大きくし、路上走行時の振動を小さくすることができる。
【0025】
次に、図6及び図7に基づきフレーム構成の他の実施例について説明する。
角パイプにより略方形状に形成されている外周フレーム9,…と、これら左右の外周フレーム9,9間に前後方向に適宜間隔を隔てて横方向に接合する複数の横フレーム10,10と、外周フレーム9と横フレーム10,10の下側面中央寄りに縦方向に接合している左右の縦主フレーム11,11により、走行車台2を構成している。
【0026】
そして、右側の縦主フレーム11を角パイプで構成すると共に、一対の縦主フレーム11,11を上下(あるいは左右)に接合して強度アップを図っている。この右側の縦主フレーム11,11にブラケット36を介して前・後ローリング筒13,13を取り付け、この前・後ローリング筒13,13に側面視く字型に屈折した前・後ローリングアーム14,14の軸部を軸架し、前・後ローリングアーム14,14の下端部に右クローラフレーム20をピン連結している。しかして、昇降調節される右側の走行クローラ3の支持構成を強固なものとすることができる。
【0027】
そして、右側の縦主フレーム11,11及び左側の縦主フレーム11の前後部に、左下がり状の前・後枠体37,38を取り付け、前・後枠体37,38の左側端部に左クローラフレーム15を取り付け、左クローラフレーム15に走行クローラ3を支持している。
【0028】
前記のように、右側の走行クローラ3の支持構成を、縦主フレーム11,11を平行にして上下に接合して構成することにより強度アップを図ることができ、前・後ローリングアーム14,14、右クローラフレーム20の支持構成を強固にすることができる。
【0029】
次に、図10に基づき右走行クローラ3を昇降するローリング制御用の油圧装置の配置構成について説明する。
走行車台2の右側部には、操縦席4の下方に位置するようにエンジン39を配置し、エンジン39の後側部に油圧ポンプ40を取り付けて駆動するように構成し、グレンタンク6の下部右側方にローリング制御弁41を配置している。油圧ポンプ40とローリング制御弁41との間を、油圧ホース42により接続し、この油圧ホース42をグレンタンク6の下部右外則面に沿わせて配置している。また、ローリング制御弁41とローリングシリンダ25とをローリング油圧ホース43で接続し、ローリング油圧ホース43をグレンタンク6の下部右外側面及び後側面に沿わせて配置している。
【0030】
走行車台2における操縦席4の左側でかつ脱穀部5の前方に走行ミッションケース26を配置し、走行ミッションケース26に刈取・搬送部8昇降用の刈取制御弁45を取り付け、刈取制御弁45とローリング制御弁41との間を刈取油圧ホース46により接続し、この刈取油圧ホース46をグレンタンク6とエンジン39との間、及び、脱穀部5と操縦席4の間に沿わせて配置している。
【0031】
しかして、これらの油圧ホース42,43,46のメンテナンス性を向上させることができる。
次に、図11及び図12に基づきグレンタンク6及びローリング制御弁41の支持構成について説明する。
【0032】
走行車台2の右側部に配置するグレンタンク6を、下部グレンタンク6aと、下部グレンタンク6aに着脱自在に載置する上部グレンタンク6bにより構成し、下部グレンタンク6aには、下部ラセン(図示省略)及びプーリ、伝動ベルトからなるラセン駆動装置47を設けて、収納穀粒を下部ラセン(図示省略)、揚穀装置48、排出オーガを経て機外に取り出す構成である。
【0033】
また、下部グレンタンク6の右外側の空間部49には、ローリング制御弁41を配置し、走行車台2の右側端部と上部グレンタンク6bの下部右側端部との間を、着脱自在のカバー50により閉鎖している。前記実施例と同様に、油圧ポンプ40とローリング制御弁41との間を油圧ホース42により接続し、ローリング制御弁41とローリングシリンダ25とをローリング油圧ホース43で接続している。なお、ローリング制御弁41に代えて、刈取制御弁45や走行ミッションケース26のサイドクラッチを入/切するサイドクラッチ制御弁を設けてもよい。
【0034】
前記のようにグレンタンク6を上・下グレンタンク部6a,6bに分割構成したので、上部グレンタンク6bを下部グレンタンク6aから取り外すことにより、下部グレンタンク6aの内部の点検作業が容易となり、また、ローリングシリンダ25のトラブル時にローリング制御弁41のスプール弁を手動操作することにより、ローリングシリンダ25を作動しトラブルを回避することができる。
【0035】
次に、図13〜図15について説明する。
この実施例は、走行ミッションケース26を、主走行ミッションケース部26aと、主走行ミッションケース部26aに動力を入力する入力ケース部26bとに分割して構成し、入力ケース部26bには減速しながら動力を伝達する減速伝動装置51を内装し、主走行ミッションケース部26aには変速装置52を内装して、入力ケース部26b及び主走行ミッションケース部26aで減速・変速しながら左・右走行伝動軸27,27に動力を伝達するコンバインの走行伝動装置において、入力ケース部26bの外側面をケース蓋53により開閉可能に構成し、入力ケース部26bの減速伝動装置51を3軸構成とし、ケース蓋53を取り外し入力ケース部26bに予め用意していた複数組のギヤ群を組み替えて装着することにより、減速比の異なる動力を主走行ミッションケース部26aに入力するものである。
【0036】
エンジン39の動力がベルト伝動装置を経てHST(静油圧式無段変速装置)54に伝達され、HST54により正逆切替及び変速された動力が走行ミッションケース26の入力ケース部26bに入力される。入力ケース部26bの減速伝動装置51で減速された動力は主走行ミッションケース部26aに伝達され、主走行ミッションケース部26aの変速装置52、センターギヤ56、入/切される左・右サイドクラッチギヤ57,57、左・右走行ギヤ58,58を経て、左・右走行伝動軸27,27に減速された動力が伝達される構成である。
【0037】
そして、入力ケース部26bの減速伝動装置51は、入力軸55、中間軸59及び主走行ミッションケース部26aのミッション入力軸60の3軸構成とし、これらの3軸にギヤ61,62,63,64を装着する構成である。しかして、予め用意していた複数組のギヤ群から適宜選択して組替え、種々の減速比を選択するものである。
【0038】
従来装置は、走行ミッションケースの減速比を変換する場合には、左右の走行ミッションケースを分解してギヤ群を交換する必要があり、減速比の変換に多数の交換工数を要するという不具合があった。
しかし、この実施例では、前記のように構成することにより、入力ケース部26bのケース蓋53を取り外すことにより、予め用意していた減速比の異なる複数のギヤ群の中からその一つを選択して容易に組み替えることができ、走行ミッションケース26のシリーズ化対応を容易なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】コンバインの全体平面図
【図3】要部の側面図
【図4】要部の平面図
【図5】要部の側面図
【図6】要部の平面図
【図7】要部の背面図
【図8】要部の側面図
【図9】要部の背面図
【図10】要部の平面図
【図11】要部の背面図
【図12】要部の側面図
【図13】要部の正面図
【図14】要部の切断正面図
【図15】要部の斜視図
【符号の説明】
1  コンバイン
2  走行車台
3,3 走行クローラ
6  グレンタンク
14  前・後ローリングアーム
15  左クローラフレーム
20  右クローラフレーム
23  連結杆
25  ローリングシリンダ
28  左・右駆動スプロケット
30a  左第1前転輪
30b  右第1前転輪
35  補強用の芯金

Claims (2)

  1. 左右いずれか一側の走行クローラ3だけを昇降調節して車体のローリング制御をするコンバインにおいて、一側の走行クローラ3を所定位置に昇降させて、定位置で固定状態に設けられている他側の走行クローラ3と一側の走行クローラ3とが同じ高さとなる走行車台3の左右水平状態では、左右の走行クローラ3、3を巻き掛ける左・右駆動スプロケット28,28に後続する左・右第1前転輪30a,30bが所定間隔前後方向にずれるように構成し、この所定間隔の前後方向のずれが左右の走行クローラ3,3に所定間隔毎に設けられている補強用の芯金35,…の一間隔と同じに構成したことを特徴とするコンバインのクローラ走行装置。
  2. 左右いずれか一側の走行クローラ3だけを昇降調節して車体のローリング制御をするコンバインにおいて、一側の走行クローラ3を所定位置に昇降させて、定位置で固定状態に設けられている他側の走行クローラ3と一側の走行クローラ3とが同じ高さとなる走行車台3の左右水平状態では、左右の走行クローラ3、3を巻き掛ける左・右駆動スプロケット28,28に後続する左・右第1前転輪30a,30bが所定間隔前後方向にずれるように構成し、この所定間隔の前後方向のずれが左右の走行クローラ3,3に所定間隔毎に設けられている補強用の芯金35,…の一間隔の整数倍となるように構成したことを特徴とするコンバインのクローラ走行装置。
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