JP2004017714A - フードティルト機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドフレームの補強を不要としてラジエータの軽量化及びコスト削減を図り得るようにする。
【解決手段】各ストッパケーブル3により前方に展開したフードを所定のティルト姿勢に保持し得るようにしたフードティルト機構に関し、ラジエータ4前面のインタークーラ15における左右のインテークホース接続口16を車幅方向外側に夫々張り出して該各インテークホース接続口16とラジエータ4の両サイドフレーム5との間に配置空間23を確保し、該配置空間23まで延ばした各ケーブル用ブラケット6の下端部にステイ連結部24を形成し、ラジエータ4より後方のサイドレール19に装着したアンカーブラケット20と前記ステイ連結部24との間をラジエータステイ22により連結する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボンネット車におけるフードティルト機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に示す如く、中型トラック等のボンネット車1においては、車両前端の下方位置を傾動軸Aとして前方に展開したフード2をストッパケーブル3により所定のティルト姿勢(図中に二点鎖線で示す姿勢)に保持するようにしたフードティルト機構が備えられており、前記ストッパケーブル3は、フード2の後方下面の左右位置とラジエータ4の左右上端部との間を連結するようになっている。
【0003】
より具体的には、図5及び図6に示す如く、ラジエータ4の左右上端部と各ストッパケーブル3の基端部との連結が、ラジエータ4両側のサイドフレーム5上端部に装着されたケーブル用ブラケット6を介して行われるようになっており、各ストッパケーブル3の基端部に装備されたシャックル7が各ケーブル用ブラケット6の上端部に対し傾動自在にピン連結されている。尚、特に図示しないが、フード2の後方下面の左右位置と各ストッパケーブル3の先端部との連結も同様の枢着構造により傾動自在にピン連結されている。
【0004】
ここで、前記ケーブル用ブラケット6が装着される各サイドフレーム5は、アッパタンク8の左右端とロアタンク9の左右端とを上下方向に連結する強度部材を成しており、これら左右のサイドフレーム5に挟まれたアッパタンク8とロアタンク9の相互間には、放熱フィンを具備した多数の水管が林立して冷却水の放熱部10が構成されるようになっており、この放熱部10の後面には、エンジン11前面の冷却ファン12(図4参照)の効率を上げるための短筒状の導風筒部13を開口したシュラウド14(導風覆い)が装備されている。
【0005】
また、ラジエータ4の前面には、図示しないターボチャージャで加圧されて昇温した吸気を冷却するためのインタークーラ15が装備されており、該インタークーラ15の左右のインテークホース接続口16が、ラジエータ4の両サイドフレーム5の側方を車両後方に向けて延びている。
【0006】
そして、これらラジエータ4及びインタークーラ15は、マウンティングブラケット17により一緒に連結されてマウントラバー18を介しサイドレール19上に架装されている。
【0007】
また、ラジエータ4より後方のサイドレール19外側面に装着したアンカーブラケット20と、ラジエータ4の両サイドフレーム5に装着したステイ用ブラケット21との間がラジエータステイ22により連結されており、フード2を所定のティルト姿勢に保持した際にラジエータ4の上端部にかかる荷重を分担し得るようにしてある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、斯かる従来構造においては、インタークーラ15の左右のインテークホース接続口16との干渉を避けるべく、該各インテークホース接続口16より下方位置にステイ用ブラケット21を別部品として装着しており、該ステイ用ブラケット21におけるラジエータステイ22の連結点と、ケーブル用ブラケット6におけるストッパケーブル3の連結点との間の距離xが大きくなってしまっていたため、これらの連結点間におけるサイドフレーム5に捩じれモーメントが作用し易くなって、該サイドフレーム5の板厚を大きくしたり、ケーブル用ブラケット6とステイ用ブラケット21との間にスティフナを追加するといった補強を講じなければならず、これによりラジエータの重量増加やコストの高騰を招いていた。
【0009】
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、サイドフレームの補強を不要としてラジエータの軽量化及びコスト削減を図り得るようにしたフードティルト機構を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ボンネット車のフード後方下面の左右位置とラジエータの両サイドレール上端部のケーブル用ブラケットとの間をストッパケーブルで連結し、該各ストッパケーブルにより前方に展開したフードを所定のティルト姿勢に保持し得るようにしたフードティルト機構において、ラジエータ前面のインタークーラにおける左右のインテークホース接続口を車幅方向外側に夫々張り出して該各インテークホース接続口とラジエータの両サイドフレームとの間に配置空間を確保し、該配置空間まで延ばした各ケーブル用ブラケットの下端部にステイ連結部を形成し、ラジエータより後方のサイドレールに装着したアンカーブラケットと前記ステイ連結部との間をラジエータステイにより連結したことを特徴とするものである。
【0011】
而して、このようにすれば、インタークーラの左右のインテークホース接続口を車幅方向外側に張り出して配置空間を確保したことにより、各ケーブル用ブラケットの下端部にステイ連結部を形成して前記配置空間に配置することが可能となり、ステイ用ブラケットにおけるラジエータステイの連結点と、ケーブル用ブラケットにおけるストッパケーブルの連結点との間の距離が短縮される結果、これらの連結点間におけるサイドフレームに作用する捩じれモーメントが著しく抑制されることになる。
【0012】
即ち、ステイ連結部におけるラジエータステイの連結点と、ケーブル用ブラケットにおけるストッパケーブルの連結点との間の距離を短縮できれば、フードのティルト時のストッパケーブルとラジエータステイとが一直線上に並んだ理想的な配置に近づけることが可能となるので、ストッパケーブルからラジエータステイへの荷重の伝達を良好に行わしめて連結点間での捩じれモーメントを抑制することが可能となるのである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0014】
図1〜図3は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図4〜図6と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0015】
図1〜図3に示す如く、本形態例においては、ラジエータ4前面に装備されたインタークーラ15における左右のインテークホース接続口16が、従来の張り出し量y(図5参照)よりも大きな張り出し量yで車幅方向外側に夫々張り出されており、これによって、各インテークホース接続口16とラジエータ4の両サイドフレーム5との間に配置空間23が確保されるようになっている。
【0016】
そして、各ケーブル用ブラケット6の下端部が配置空間23まで延ばされて車幅方向外側に折り曲げられることによりステイ連結部24が形成されており、このステイ連結部24とサイドレール19側のアンカーブラケット20との間がラジエータステイ22により連結されている。
【0017】
而して、このようにすれば、インタークーラ15の左右のインテークホース接続口16を車幅方向外側に張り出して配置空間23を確保したことにより、各ケーブル用ブラケット6の下端部にステイ連結部24を形成して前記配置空間23に配置することが可能となり、このステイ連結部24におけるラジエータステイ22の連結点と、ケーブル用ブラケット6におけるストッパケーブル3の連結点との間の距離xが従来の距離x(図5参照)よりも短縮される結果、これらの連結点間におけるサイドフレーム5に作用する捩じれモーメントが著しく抑制されることになる。
【0018】
即ち、フード2(図4参照)のティルト時にストッパケーブル3から受ける荷重は、本来ならば、ストッパケーブル3の延長線上にラジエータステイ22を延ばして該ラジエータステイ22に全ての荷重をそのまま伝達できるようにするのが理想的であるが、ステイ連結部24におけるラジエータステイ22の連結点と、ケーブル用ブラケット6におけるストッパケーブル3の連結点との間の距離xを短縮できれば、フード2(図4参照)のティルト時のストッパケーブル3とラジエータステイ22とが一直線上に並んだ理想的な配置に近づけることが可能となるので、ストッパケーブル3からラジエータステイ22への荷重の伝達を良好に行わしめて連結点間での捩じれモーメントを抑制することが可能となるのである。
【0019】
従って、上記形態例によれば、サイドフレーム5に作用する捩じれモーメントを著しく抑制することができて、サイドフレーム5の板厚の増加やスティフナの追加等といった補強を不要とすることができるので、従来よりラジエータ4を軽量化することができ且つそのコストを大幅に削減することができる。
【0020】
尚、本発明のフードティルト機構は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0021】
【発明の効果】
上記した本発明のフードティルト機構によれば、サイドフレームに作用する捩じれモーメントを著しく抑制することができて、サイドフレームの板厚の増加やスティフナの追加等といった補強を不要とすることができるので、従来よりラジエータを軽量化することができ且つそのコストを大幅に削減することができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す正面図である。
【図2】図1のII−II方向の矢視図である。
【図3】図2の要部の詳細を拡大して示す斜視図である。
【図4】ボンネット車のフードティルト機構の一例を模式的に示す側面図である。
【図5】従来例を示す正面図である。
【図6】図5のVI−VI方向の矢視図である。
【符号の説明】
1  ボンネット車
2  フード
3  ストッパケーブル
4  ラジエータ
5  サイドフレーム
6  ケーブル用ブラケット
15  インタークーラ
16  インテークホース接続口
19  サイドレール
20  アンカーブラケット
22  ラジエータステイ
23  配置空間
24  ステイ連結部

Claims (1)

  1. ボンネット車のフード後方下面の左右位置とラジエータの両サイドレール上端部のケーブル用ブラケットとの間をストッパケーブルで連結し、該各ストッパケーブルにより前方に展開したフードを所定のティルト姿勢に保持し得るようにしたフードティルト機構において、ラジエータ前面のインタークーラにおける左右のインテークホース接続口を車幅方向外側に夫々張り出して該各インテークホース接続口とラジエータの両サイドフレームとの間に配置空間を確保し、該配置空間まで延ばした各ケーブル用ブラケットの下端部にステイ連結部を形成し、ラジエータより後方のサイドレールに装着したアンカーブラケットと前記ステイ連結部との間をラジエータステイにより連結したことを特徴とするフードティルト機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007062723A (ja) * 2005-08-27 2007-03-15 Modine Mfg Co 冷却器モジュール
JP2008238855A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Nissan Diesel Motor Co Ltd 自動車の冷却装置
JP2015105023A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 ダイハツ工業株式会社 車両の車体前部構造

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