JP2004017600A - 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】駆動ICに確実に駆動電圧を供給すると共に小型化した液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供する。
【解決手段】ノズル開口に連通する圧力発生室が画成される流路形成基板と、該流路形成基板に振動板を介して設けられる圧電素子とを具備する液体噴射ヘッドにおいて、前記流路形成基板の前記圧電素子側には、上部に外部配線が接続される配線パターン36と駆動IC110とが設けられた接合基板30が接合されており、前記駆動IC110には、各圧電素子に分配される駆動電圧が供給されると共に長手方向に亘って複数配置される駆動電圧供給パッド112が設けられており、隣接する前記駆動電圧供給パッド112同士と、長手方向端部の駆動電圧供給パッド112と前記配線パターン36とを導電性ワイヤからなる接続配線121を介して電気的に接続する。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被噴射液を吐出するノズル開口と連通する圧力発生室の一部を振動板で構成し、この振動板の表面に圧電素子を形成して、圧電素子の変位により被噴射液を吐出させる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液体噴出装置としては、例えば、圧電素子や発熱素子によりインク滴吐出のための圧力を発生させる複数の圧力発生室と、各圧力発生室にインクを供給する共通のリザーバと、各圧力発生室に連通するノズル開口とを備えたインクジェット式記録ヘッドを具備するインクジェット式記録装置があり、このインクジェット式記録装置では、印字信号に対応するノズルと連通した圧力発生室内のインクに吐出エネルギを印加してノズル開口からインク滴を吐出させる。
【0003】
このようなインクジェット式記録ヘッドには、前述したように圧力発生室として圧力発生室内に駆動信号によりジュール熱を発生する抵抗線等の発熱素子を設け、この発熱素子の発生するバブルによってノズル開口からインク滴を吐出させるものと、圧力発生室の一部を振動板で構成し、この振動板を圧電素子により変形させてノズル開口からインク滴を吐出させる圧電振動式の2種類のものに大別される。
【0004】
また、圧電振動式のインクジェット式記録ヘッドには、圧電素子を軸方向に伸長、収縮する縦振動モードの圧電アクチュエータを使用したものと、たわみ振動モードの圧電アクチュエータを使用したものの2種類が実用化されている。
【0005】
これらのインクジェット式記録ヘッドでは、インクが充填された、例えば、インクカートリッジ等から、流路を介してインクジェット式記録ヘッドの圧力発生室にインクが供給され、駆動ICから所定の波形を有する駆動電圧を選択的に印加することにより、圧力発生室内のインクが加圧されてノズル開口から吐出される。
【0006】
このようなインクジェット式記録ヘッドの圧電素子を駆動する駆動ICは、インクジェット式記録ヘッドに搭載され各圧電素子の個別電極に電気的に接続されている。
【0007】
詳しくは、インクジェット式記録ヘッドには、圧力発生室の形成された流路形成基板の圧電素子側の面に、圧電素子の運動を阻害しない程度の空間を画成する圧電素子保持部が設けられた接合基板が接合され、接合基板の上部には、FPC等の外部配線に接続された配線パターンと、圧電素子を駆動する駆動ICとが設けられている。
【0008】
この駆動ICの上面の短手方向一端側には、長手方向に亘って各圧電素子の個別電極に接続されて圧電素子を駆動する所定の波形を有する駆動電圧が出力される出力端子が複数設けられている。
【0009】
この出力端子は、各圧電素子の個別電極に接続されるため、圧電素子の個数分設けられている。
【0010】
また、駆動ICの上面の短手方向他端側には、長手方向に亘って各圧電素子に分配される駆動電圧が供給される駆動電圧供給パッドが複数設けられている。
【0011】
この駆動電圧供給パッドは、出力端子の数に対して所定の割合で設けられている。
【0012】
このような複数の駆動電圧供給パッドには、同一の波形の駆動電圧が入力され、外部配線から別途駆動ICに入力された駆動IC用の電源及び制御信号等の駆動信号により、駆動電圧を所定の出力端子から出力するようになっている。
【0013】
これにより、所定の圧電素子に選択的に駆動電圧を印加して所定のノズル開口からインク滴を吐出することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来では、駆動ICの各駆動電圧供給パッドと接合基板上の配線パターンとは、駆動ICの短手方向の一方側でボンディングワイヤを介して電気的に接続していたため、接合基板にボンディングワイヤを接続するためのスペースが必要となり、インクジェット式記録ヘッドが大型化してしまうという問題がある。
【0015】
このような問題は、インクジェット式記録ヘッドに限られたものではなく、一般的に駆動ICを搭載した液体噴射ヘッドに見られる。
【0016】
本発明はこのような事情に鑑み、駆動ICに確実に駆動電圧を供給すると共に小型化した液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、ノズル開口に連通する圧力発生室が画成される流路形成基板と、該流路形成基板に振動板を介して設けられる圧電素子とを具備する液体噴射ヘッドにおいて、前記流路形成基板の前記圧電素子側には、上部に外部配線が接続される配線パターンと駆動ICとが設けられた接合基板が接合されており、前記駆動ICには、各圧電素子に分配される駆動電圧が供給される長手方向に亘って複数配置される駆動電圧供給パッドが設けられており、隣接する前記駆動電圧供給パッド同士と、長手方向端部の駆動電圧供給パッドと前記配線パターンとが導電性ワイヤからなる接続配線を介して電気的に接続されていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
【0018】
かかる第1の態様では、駆動電圧供給パッド同士と、長手方向端部の駆動電圧供給パッドと配線パターンとを接続配線で接続することで、駆動ICの短手方向に配線パターンの接続用スペースが不要となり、配線パターンを駆動ICの下に長手方向に沿って設けるだけでよく、小型化することができる。
【0019】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記配線パターンが前記駆動ICの長手方向両端部側に形成されると共に当該配線パターンと並設された両端の駆動電圧供給パッドとが前記接続配線を介して電気的に接続されており、前記配線パターンが前記接合基板の前記駆動ICの長手方向の端部近傍で前記外部配線に接続されていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
【0020】
かかる第2の態様では、長手方向両端の駆動電圧供給パッドと配線パターンとをそれぞれ接続することによって駆動電圧供給パッドと配線パターンとの距離を短くして電圧降下を抑え、同一の駆動電圧を各駆動電圧供給パッドに供給することができる。
【0021】
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、1つの圧電素子の静電容量をc、1つの駆動用ICで駆動する前記圧電素子の個数をn、駆動電圧の最大電圧をV、駆動電圧の最小時定数をt、1つの接続配線の溶断電流をiとしたときに、前記駆動電圧供給用パッドに接続された接続配線の本数jが下記式(1)を満たすことを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
【0022】
【数2】
Figure 2004017600
【0023】
かかる第3の態様では、上記式(1)を満たす本数の接続配線を用いることによって、全ての圧電素子を駆動しても接続配線が溶断することがなく、常に良好な駆動電圧を駆動電圧供給パッドに供給することができる。
【0024】
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記駆動ICの長手方向端部には、当該駆動ICを駆動する駆動信号が入力される複数の入力端子が設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
【0025】
かかる第4の態様では、入力端子を駆動ICの長手方向の端部に設けることによって、入力端子と配線パターンとを駆動ICの長手方向に沿って接続することができ、駆動ICの短手方向に配線パターンの接続用スペースが不要となり、小型化することができる。
【0026】
本発明の第5の態様は、第1〜4の何れかの態様において、前記流路形成基板に複数の隔壁によって画成される並設された前記圧力発生室が2列設けられ、前記駆動ICが前記圧力発生室の列に対応して2個設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
【0027】
かかる第5の態様では、2つの駆動ICの短手方向の配線パターンの接続用スペースが不要となり、さらに小型化することができる。
【0028】
本発明の第6の態様は、第1〜5の何れかの態様において、前記圧力発生室がシリコン単結晶基板を異方性エッチングすることにより形成され、前記圧電素子の各層が成膜及びリソグラフィ法により形成されたものであることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
【0029】
かかる第6の態様では、高密度のノズル開口を有する液体噴射ヘッドを大量に且つ比較的容易に製造することができる。
【0030】
本発明の第7の態様は、第1〜6の何れかの液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置にある。
【0031】
かかる第7の態様では、小型化した液体噴射装置を実現することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0033】
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係るインクジェット式記録ヘッドの分解斜視図であり、図2は、図1の概略平面図であり、図3は、インクジェット式記録ヘッドの断面図であり、(a)は圧力発生室の断面図、(b)は(a)のA−A′断面図である。
【0034】
図示するように、流路形成基板10は、本実施形態では面方位(110)のシリコン単結晶基板からなり、その両面には予め熱酸化により形成した二酸化シリコンからなる、厚さ1〜2μmの弾性膜50が形成されている。
【0035】
この流路形成基板10には、その他方面側から異方性エッチングすることにより、複数の隔壁によって区画された圧力発生室12が幅方向に2列並設され、その長手方向外側には、各圧力発生室12の共通のインク室となるリザーバ100の一部を構成する連通部13が形成され、各圧力発生室12の長手方向一端部とそれぞれインク供給路14を介して連通されている。
【0036】
ここで、異方性エッチングは、シリコン単結晶基板のエッチングレートの違いを利用して行われる。例えば、本実施形態では、シリコン単結晶基板をKOH等のアルカリ溶液に浸漬すると、徐々に侵食されて(110)面に垂直な第1の(111)面と、この第1の(111)面と約70度の角度をなし且つ上記(110)面と約35度の角度をなす第2の(111)面とが出現し、(110)面のエッチングレートと比較して(111)面のエッチングレートが約1/180であるという性質を利用して行われる。かかる異方性エッチングにより、二つの第1の(111)面と斜めの二つの第2の(111)面とで形成される平行四辺形状の深さ加工を基本として精密加工を行うことができ、圧力発生室12を高密度に配列することができる。
【0037】
本実施形態では、各圧力発生室12の長辺を第1の(111)面で、短辺を第2の(111)面で形成している。この圧力発生室12は、流路形成基板10をほぼ貫通して弾性膜50に達するまでエッチングすることにより形成されている。ここで、弾性膜50は、シリコン単結晶基板をエッチングするアルカリ溶液に侵される量がきわめて小さい。また各圧力発生室12の一端に連通する各インク供給路14の断面積は、圧力発生室12のそれより小さく形成されており、圧力発生室12に流入するインクの流路抵抗を一定に保持している。
【0038】
このような流路形成基板10の厚さは、圧力発生室12を配列密度に合わせて最適な厚さを選択すればよく、圧力発生室12の配列密度が、例えば、1インチ当たり180個(180dpi)程度であれば、流路形成基板10の厚さは、220μm程度であればよいが、例えば、200dpi以上と比較的高密度に配列する場合には、流路形成基板10の厚さは100μm以下と比較的薄くするのが好ましい。これは、隣接する圧力発生室12間の隔壁の剛性を保ちつつ、配列密度を高くできるからである。
【0039】
また、流路形成基板10の開口面側には、各圧力発生室12のインク供給路14とは反対側で連通するノズル開口21が穿設されたノズルプレート20が接着剤や熱溶着フィルム等を介して固着されている。なお、ノズルプレート20は、厚さが例えば、0.1〜1mmで、線膨張係数が300℃以下で、例えば2.5〜4.5[×10−6/℃]であるガラスセラミックス、又は不錆鋼などからなる。ノズルプレート20は、一方の面で流路形成基板10の一面を全面的に覆い、シリコン単結晶基板を衝撃や外力から保護する補強板の役目も果たす。また、ノズルプレート20は、流路形成基板10と熱膨張係数が略同一の材料で形成するようにしてもよい。この場合には、流路形成基板10とノズルプレート20との熱による変形が略同一となるため、熱硬化性の接着剤等を用いて容易に接合することができる。
【0040】
ここで、インク滴吐出圧力をインクに与える圧力発生室12の大きさと、インク滴を吐出するノズル開口21の大きさとは、吐出するインク滴の量、吐出スピード、吐出周波数に応じて最適化される。例えば、1インチ当たり360個のインク滴を記録する場合、ノズル開口21は数十μmの直径で精度よく形成する必要がある。
【0041】
一方、流路形成基板10の開口面とは反対側の弾性膜50の上には、厚さが例えば、約0.2μmの下電極膜60と、厚さが例えば、約0.5〜5μmの圧電体層70と、厚さが例えば、約0.1μmの上電極膜80とが、後述するプロセスで積層形成されて、圧電素子300を構成している。ここで、圧電素子300は、下電極膜60、圧電体層70、及び上電極膜80を含む部分をいう。一般的には、圧電素子300の何れか一方の電極を共通電極とし、他方の電極及び圧電体層70を各圧力発生室12毎にパターニングして構成する。そして、ここではパターニングされた何れか一方の電極及び圧電体層70から構成され、両電極への電圧の印加により圧電歪みが生じる部分を圧電体能動部という。本実施形態では、下電極膜60は圧電素子300の共通電極とし、上電極膜80を圧電素子300の個別電極としているが、駆動回路や配線の都合でこれを逆にしても支障はない。何れの場合においても、各圧力発生室12毎に圧電体能動部が形成されていることになる。また、ここでは、圧電素子300と当該圧電素子300の駆動により変位が生じる振動板とを合わせて圧電アクチュエータと称する。なお、上述した例では、弾性膜50及び下電極膜60が振動板として作用する。
【0042】
ここで、圧電素子300の個別電極である各上電極膜80には、図3(a)に示すように、インク供給路14とは反対側の端部近傍から引き出され、圧力発生室12の列間に対向する領域の弾性膜50上にまで延設される、例えば、金(Au)等からなるリード電極90が接続されている。
【0043】
このような圧電素子300が形成された流路形成基板10上、すなわち、下電極膜60上、弾性膜50上及びリード電極90上には、リザーバ100の少なくとも一部を構成するリザーバ部31を有する接合基板であるリザーバ形成基板30が接合されている。このリザーバ部31は、本実施形態では、リザーバ形成基板30を厚さ方向に貫通して圧力発生室12の幅方向に亘って形成されており、上述のように流路形成基板10の連通部13と連通されて各圧力発生室12の共通のインク室となるリザーバ100を構成している。
【0044】
また、リザーバ形成基板30の圧電素子300に対向する領域には、圧電素子300の運動を阻害しない程度の空間を有する圧電素子保持部32が設けられている。
【0045】
このようなリザーバ形成基板30としては、流路形成基板10の熱膨張率と略同一の材料、例えば、ガラス、セラミック材料等を用いることが好ましく、本実施形態では、流路形成基板10と同一材料のシリコン単結晶基板を用いて形成した。
【0046】
また、リザーバ形成基板30の略中央部、すなわち、圧力発生室12の列間に対向する領域には、リザーバ形成基板30を厚さ方向に貫通する貫通孔33が設けられている。そして、各圧電素子300から引き出されるリード電極90は、その端部近傍が貫通孔33内に露出するように設けられている。
【0047】
この貫通孔33の両側のリザーバ形成基板30上、すなわち、圧力発生室12の各列に対応する領域のそれぞれには、並設された2列の圧電素子300をそれぞれ選択的に駆動するための2つの駆動IC110が固定されている。
【0048】
また、この2つの駆動IC110には、リザーバ形成基板30上に設けられた複数の配線パターン36を介してFPC等の外部配線が電気的に接続され、外部配線からの駆動信号及び駆動電圧は、複数の配線パターン36を介してそれぞれ駆動IC110に供給されるようになっている。
【0049】
このような複数の配線パターン36は、各駆動IC110とリザーバ形成基板30との間に駆動IC110の長手方向に亘って設けられている。
【0050】
この配線パターン36は、2つの駆動IC110の長手方向一端側のリザーバ形成基板30の端部近傍で外部配線と接続され、2つの駆動IC110の長手方向他端側のリザーバ形成基板30の端部近傍では導通するように連続して形成されている。
【0051】
なお、複数の配線パターン36は、例えば、リザーバ形成基板30の全面に金属等の導電性の膜を形成後、パターニングすることによって容易に形成することができる。
【0052】
また、駆動IC110の上面の貫通孔33側となる短手方向一端部には、各圧電素子300を駆動する所定の波形を有する駆動電圧が出力される出力端子111が長手方向に亘って複数設けられている。
【0053】
この駆動IC110の出力端子111は、各圧電素子300の上電極膜80から延設され貫通孔33に露出したリード電極90の端部近傍とボンディングワイヤ等の導電性ワイヤからなる出力用接続配線120を介して電気的に接続されている。
【0054】
また、駆動IC110の上面の短手方向他端側には、各圧電素子300を駆動する所定の波形を有する駆動電圧が同時に入力される駆動電圧供給パッド112が長手方向に亘って複数設けられている。
【0055】
この駆動電圧供給パッド112は、所定数の出力端子111に対応して1つ設けられている。例えば、本実施形態では、12個の出力端子111に対して駆動電圧供給パッド112を1つ設けるようにした。
【0056】
また、駆動電圧供給パッド112は、隣接する駆動電圧供給パッド112同士が少なくとも1本以上のボンディングワイヤ等の導電性ワイヤからなる接続配線121を介して電気的に互いに接続されている。
【0057】
さらに、駆動電圧供給パッド112と配線パターン36とは、並設された両端の各駆動電圧供給パッド112が駆動IC110の長手方向に沿って駆動IC110の下に設けられた同一の配線パターン36と、駆動IC110の長手方向に沿って設けられた少なくとも1本以上の接続配線112を介して電気的に接続されている。
【0058】
すなわち、外部配線から入力された駆動電圧は、駆動IC110の長手方向に沿って駆動IC110の下に設けられた配線パターン36を通り、並設された両端の駆動電圧供給パッド112から接続配線121を介して全ての駆動電圧供給パッド112に供給されるようになっている。
【0059】
また、並設された両端の駆動電圧供給パッド112から全ての駆動電圧供給パッド112に駆動電圧が供給されるようにしたため、配線パターン36から各駆動電圧供給パッド112までの距離をできるだけ短くして、駆動電圧の電圧降下を抑えて、同一の駆動電圧を各駆動電圧供給パッド112に供給することができる。
【0060】
また、駆動IC110の上面の長手方向両端側には、短手方向に亘って複数の入力端子113が設けられている。
【0061】
この複数の入力端子113には、外部配線から複数の配線パターン36を介して、例えば、駆動ICの電源(VDD)、駆動ICの接地(GND)、駆動ICの制御信号、クロック信号及びラッチ信号等の駆動信号が入力されるようになっている。なお、図2は、概略図であり、実際の端子数とは異なる。
【0062】
また、各入力端子113は、駆動IC110の長手方向の両端部側で、駆動IC110の下に長手方向に沿って設けられた配線パターン36と、駆動IC110の長手方向に沿って設けられたボンディングワイヤ等の導電性ワイヤからなる入力用接続配線122を介して電気的に接続されている。
【0063】
このように、駆動IC110の駆動電圧供給パッド112と接続される配線パターン36を駆動IC110の下に長手方向に沿って設け、並設された両端の駆動電圧供給パッド112と配線パターン36とを、駆動IC110の長手方向に沿って設けられた接続配線121を介して接続するようにしたため、リザーバ形成基板30上に駆動IC110の短手方向に隣接する配線パターンを設けて駆動電圧供給パッド112と接続する必要がなく、配線パターンのスペースが不要となり、インクジェット式記録ヘッドを小型化することができる。
【0064】
また、駆動IC110の長手方向端部に入力端子113を設け、入力端子113から駆動信号が入力されることによって、入力端子113と配線パターン36とを駆動IC110の短手方向で接続する必要がなく、インクジェット式記録ヘッドを小型化することができる。
【0065】
なお、隣接する駆動電圧供給パッド112同士を接続する接続配線121の本数jは、1つの圧電体層70の静電容量をc、1つの駆動IC110で駆動する圧電素子300の個数をn、駆動電圧の最大電圧をV、駆動電圧の最小時定数をt、1本の接続配線121の溶断電流をiとしたときに、下記式(1)を満たすのが好ましい。
【0066】
【数3】
Figure 2004017600
【0067】
これにより多数の圧電素子300を同時に駆動しても、接続配線121が溶断することがなく、常に良好に駆動電圧が供給される。
【0068】
なお、本実施形態では、1つの圧電体層70の静電容量cが500pF、1つの駆動IC110で駆動する圧電素子300の個数nが180、駆動電圧の最大電圧Vが35v、駆動電圧の最小時定数tが2μs、1本の接続配線121の溶断電流iが1.5Aであるため、接続配線121の本数jは、1本より多い本数が好ましく、接続配線121を2本設けた。
【0069】
また、このようなリザーバ形成基板30上には、封止膜41及び固定板42とからなるコンプライアンス基板40が接合されている。ここで、封止膜41は、剛性が低く可撓性を有する材料(例えば、厚さが6μmのポリフェニレンサルファイド(PPS)フィルム)からなり、この封止膜41によってリザーバ部31の一方面が封止されている。また、固定板42は、金属等の硬質の材料(例えば、厚さが30μmのステンレス鋼(SUS)等)で形成される。この固定板42のリザーバ100に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された開口部43となっているため、リザーバ100の一方面は可撓性を有する封止膜41のみで封止されている。
【0070】
また、このリザーバ100の長手方向略中央部外側のコンプライアンス基板40上には、リザーバ100にインクを供給するためのインク導入口44が形成されている。さらに、リザーバ形成基板30には、インク導入口44とリザーバ100の側壁とを連通するインク導入路35が設けられている。
【0071】
このような本実施形態のインクジェット式記録ヘッドでは、図示しない外部インク供給手段と接続したインク導入口44からインクを取り込み、リザーバ100からノズル開口21に至るまで内部をインクで満たした後、駆動IC110からの駆動信号に従い、圧力発生室12に対応するそれぞれの下電極膜60と上電極膜80との間に駆動電圧を印加し、弾性膜50、下電極膜60及び圧電体層70をたわみ変形させることにより、各圧力発生室12内の圧力が高まりノズル開口21からインク滴が吐出する。
【0072】
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態1を説明したが、液体噴射ヘッドの基本的構成は、上述したものに限定されるものではない。
【0073】
例えば、上述した実施形態1では、駆動IC110の出力端子111と、圧電素子300の上電極膜80から延設されたリード電極90とを導電性ワイヤからなる出力用接続配線120を介して接続するようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、リザーバ形成基板30上に駆動IC110の出力端子111とリード電極90とを接続する導電性膜を設けるようにしてもよい。
【0074】
また、例えば、上述した実施形態1では、駆動IC110の長手方向両端の駆動電圧供給パッド112のそれぞれと配線パターン36とを接続配線121を介して接続し、各駆動電圧供給パッド112に駆動IC110の両側から駆動電圧を供給するようにしたが、これに限定されず、駆動IC110の長手方向の何れか一端の駆動電圧供給パッド112のみを配線パターン36と接続するようにしてもよい。
【0075】
さらに、例えば、上述の実施形態1では、成膜及びリソグラフィ法を応用して製造される薄膜型のインクジェット式記録ヘッドを例にしたが、勿論これに限定されるものではなく、例えば、グリーンシートを貼付する等の方法により形成される圧膜型のインクジェット式記録ヘッドにも本発明を採用することができる。
【0076】
また、これら各実施形態のインクジェット式記録ヘッドは、インクカートリッジ等と連通するインク流路を具備する記録ヘッドユニットの一部を構成して、インクジェット式記録装置に搭載される。図4は、そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図である。
【0077】
図4に示すように、インクジェット式記録ヘッドを有する記録ヘッドユニット1A及び1Bは、インク供給手段を構成するカートリッジ2A及び2Bが着脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット1A及び1Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられている。この記録ヘッドユニット1A及び1Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物を吐出するものとしている。
【0078】
そして、駆動モータ6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達されることで、記録ヘッドユニット1A及び1Bを搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿って移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ軸5に沿ってプラテン8が設けられており、図示しない給紙ローラなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラテン8上を搬送されるようになっている。
【0079】
なお、以上の説明は、インクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置についてなされているが、本発明は、広く液体噴射ヘッド及び液体噴射装置全般を対象としたものである。
【0080】
液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材料ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等を挙げることができる。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、圧電素子を駆動する駆動ICの駆動電圧供給パッド同士と、長手方向端部の駆動電圧供給パッドと配線パターンとを導電性ワイヤからなる接続配線で電気的に接続するようにしたため、駆動ICを搭載する配線パターンの設けられた接合基板の駆動ICの短手方向に隣接して接続配線が接続される配線パターンの接続用のスペースを設ける必要がなく、小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記録ヘッドの分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記録ヘッドの概略平面図である。
【図3】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記録ヘッドの断面図であり、(a)は圧力発生室の長手方向の断面図、(b)は(a)のA−A′断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るインクジェット式記録装置の概略図である。
【符号の説明】
10 流路形成基板
12 圧力発生室
20 ノズルプレート
21 ノズル開口
30 リザーバ形成基板
31 リザーバ部
32 圧電素子保持部
36 配線パターン
40 コンプライアンス基板
60 下電極膜
70 圧電体層
80 上電極膜
90 リード電極
100 リザーバ
110 駆動IC
111 出力端子
112 駆動電圧供給パッド
113 入力端子
120 出力用接続配線
121 接続配線
122 入力用接続配線
300 圧電素子

Claims (7)

  1. ノズル開口に連通する圧力発生室が画成される流路形成基板と、該流路形成基板に振動板を介して設けられる圧電素子とを具備する液体噴射ヘッドにおいて、
    前記流路形成基板の前記圧電素子側には、上部に外部配線が接続される配線パターンと駆動ICとが設けられた接合基板が接合されており、前記駆動ICには、各圧電素子に分配される駆動電圧が供給されると共に長手方向に亘って複数配置される駆動電圧供給パッドが設けられており、隣接する前記駆動電圧供給パッド同士と、長手方向端部の駆動電圧供給パッドと前記配線パターンとが導電性ワイヤからなる接続配線を介して電気的に接続されていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 請求項1において、前記配線パターンが前記駆動ICの長手方向両端部側に形成されると共に当該配線パターンと並設された両端の駆動電圧供給パッドとが前記接続配線を介して電気的に接続されており、前記配線パターンが前記接合基板の前記駆動ICの長手方向の端部近傍で前記外部配線に接続されていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  3. 請求項1又は2において、1つの圧電素子の静電容量をc、1つの駆動用ICで駆動する前記圧電素子の個数をn、駆動電圧の最大電圧をV、駆動電圧の最小時定数をt、1つの接続配線の溶断電流をiとしたときに、前記駆動電圧供給用パッドに接続された接続配線の本数jが下記式(1)を満たすことを特徴とする液体噴射ヘッド。
    Figure 2004017600
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記駆動ICの長手方向端部には、当該駆動ICを駆動する駆動信号が入力される複数の入力端子が設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記流路形成基板に複数の隔壁によって画成される並設された前記圧力発生室が2列設けられ、前記駆動ICが前記圧力発生室の列に対応して2個設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  6. 請求項1〜5の何れかにおいて、前記圧力発生室がシリコン単結晶基板を異方性エッチングすることにより形成され、前記圧電素子の各層が成膜及びリソグラフィ法により形成されたものであることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  7. 請求項1〜6の何れかの液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置。
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