JP2006327109A - 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各圧電素子と駆動ICとを容易且つ確実に接続することができる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供する。
【解決手段】 ノズル開口に連通する圧力発生室12が形成される流路形成基板10と、流路形成基板10の一方面側に振動板を介して設けられる圧電素子と、流路形成基板の圧電素子側の面に設けられる保護基板30と、圧電素子300を駆動する駆動IC110が一方面側に搭載されると共に他方面側に駆動IC110と電気的に接続される接触ピン46が各圧電素子300に対応して立設された実装基板45とを有し、且つこの駆動IC110が実装された実装基板45が、各接触ピン46が圧電素子から引き出される各リード電極90にそれぞれ接触した状態で保護基板30上に固定されているようにする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、液体を噴射する液体噴射ヘッド及び液体噴射装置に関し、特に、ノズル開口と連通する圧力発生室に供給されたインクを圧電素子によって加圧することにより、ノズル開口からインクを吐出させるインクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置に関する。
液体噴射ヘッドの代表例としては、インク滴を吐出するノズル開口と連通する圧力発生室を圧電素子によりインクを加圧してノズル開口からインク滴を吐出させるインクジェット式記録ヘッドが挙げられる。このようなインクジェット式記録ヘッドでは、一般的に、圧電素子は駆動IC(半導体集積回路)によって駆動が制御されている。この駆動ICは、何れの位置に設けられていてもよいが、近年のヘッドの小型化に伴い、例えば、圧力発生室を有する流路形成基板上に固定される保護基板上に搭載された構造が知られている。そして、このように保護基板上に駆動ICを搭載した構造では、通常、駆動ICはワイヤボンディングによって各圧電素子から引き出されたリード電極と接続される(例えば、特許文献1参照)。
このような構造では、圧電素子とリード電極とを電気的に良好に接続することはできる。しかしながら、製造効率が低く、製造コストが高くなってしまうという問題がある。具体的には、各圧電素子(リード電極)でボンディング工程を行うため、駆動ICと各リード電極との接続に時間がかかってしまい、またボンディング工程の多さに伴って歩留まりが低くなり、結果として製造コストが高くなってしまうという問題がある。
なお、このような問題は、インクを吐出するインクジェット式記録ヘッドだけではなく、勿論、インク以外の液体を噴射する他の液体噴射ヘッドにおいても同様に存在する。
特開2004−17600号公報(第1図、第2図等)
本発明は、このような事情に鑑み、各圧電素子と駆動ICとを容易且つ確実に接続することができる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、液体を噴射するノズル開口に連通する圧力発生室が形成される流路形成基板と、該流路形成基板の一方面側に振動板を介して設けられる下電極、圧電体層及び上電極からなる圧電素子と、前記流路形成基板の前記圧電素子側の面に接合されて当該圧電素子を保護する圧電素子保持部が設けられた保護基板と、前記圧電素子を駆動する駆動ICが一方面側に搭載されると共に他方面側に前記駆動ICと電気的に接続される接触ピンが各圧電素子に対応して立設された実装基板とを有し、且つ前記駆動ICが実装された前記実装基板は、各接触ピンが前記圧電素子から引き出される各リード電極にそれぞれ接触した状態で前記保護基板に固定されていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第1の態様では、保護基板上に駆動ICが予め実装された実装基板を固定することによって、保護基板上への駆動ICの実装と、駆動ICと各リード電極との電気的な接続を同時に行うことができる。したがって、製造効率が大幅に向上し、歩留まりも著しく向上する。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記接触ピンが、前記リード電極に弾接するように付勢されていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第2の態様では、接触ピンとリード電極とを確実に接触させることができ、圧電素子と駆動ICとが電気的に良好に接続される。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記実装基板が実質的に前記保護基板が凸となるように湾曲した状態で固定され、前記接触ピンが前記実装基板の弾性力によって付勢されていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第3の態様では、接触ピンとリード電極とを比較的容易且つ確実に接触させることができる。
本発明の第4の態様は、第2の態様において、前記接触ピンが、弾性部材を介して前記実装基板に立設され当該接触ピンの軸方向で移動可能となっており、当該接触ピンが前記弾性部材の弾性力によって付勢されていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第4の態様では、接触ピンとリード電極とをより確実に接触させることができる。
本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記弾性部材が、バネ部材であることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第5の態様では、接触ピンが確実に付勢され、接触ピンとリード電極とをさらに確実に接触させることができる。
本発明の第6の態様は、第1〜5の何れかの態様において、前記保護基板上に固定されて前記駆動ICを囲む空間を有するケースヘッドをさらに有し、且つ前記駆動ICが実装された前記実装基板が当該ケースヘッドに一体化された状態で前記保護基板上に固定されていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる第6の態様では、ケースヘッドを固定すると同時に、駆動ICの実装及び駆動ICと圧電素子との電気的接続を行うことができ、製造効率がさらに向上する。
本発明の第7の態様は、第1〜6の何れかの態様の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる第7の態様では、耐久性及び信頼性に優れたインクジェット式記録装置を比較的安価で製造することができる。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係るインクジェット式記録ヘッドの分解斜視図であり、図2は、実施形態1に係るインクジェット式記録ヘッドの平面図及びそのA−A’断面図である。図示するように、流路形成基板10は、本実施形態では面方位(110)のシリコン単結晶基板からなり、その一方面には予め熱酸化により形成した二酸化シリコンからなる、厚さ1〜2μmの弾性膜50が設けられている。この流路形成基板10には、その他方面側から異方性エッチングすることにより形成され、隔壁11によって区画された複数の圧力発生室12が並設されている。また、圧力発生室12の長手方向外側には、各圧力発生室12の共通のインク室となるリザーバの一部を構成する連通部13が形成され、この連通部13は各圧力発生室12の長手方向一端部とそれぞれインク供給路14を介して連通されている。また、各圧力発生室12の一端に連通する各インク供給路14の断面積は、圧力発生室12のそれより小さく形成されており、圧力発生室12に流入するインクの流路抵抗を一定に保持している。
ノズルプレート20には複数のノズル開口21が穿設されており、このノズルプレート20は、流路形成基板10の開口面側に、接着剤や熱溶着フィルム等を介して固着されている。なお、本実施形態では、ノズルプレート20は、流路形成基板10に圧力発生室12等をエッチングにより形成する際のマスクとなる絶縁膜51を介して流路形成基板10に固着されている。そして、各ノズル開口21は、圧力発生室12のインク供給路14とは反対側の端部近傍にそれぞれ連通している。
一方、このような流路形成基板10の開口面とは反対側には、上述したように、厚さが例えば約1.0μmの弾性膜50が形成され、この弾性膜50上には、厚さが例えば、約0.4μmの絶縁体膜55が形成されている。さらに、この絶縁体膜55上には、厚さが例えば、約0.2μmの下電極膜60と、厚さが例えば、約1.0μmの圧電体層70と、厚さが例えば、約0.05μmの上電極膜80とが積層形成されて、圧電素子300を構成している。ここで、圧電素子300は、下電極膜60、圧電体層70及び上電極膜80を含む部分をいう。一般的には、圧電素子300の何れか一方の電極を共通電極とし、他方の電極及び圧電体層70を各圧力発生室12毎にパターニングして構成する。そして、ここではパターニングされた何れか一方の電極及び圧電体層70から構成され、両電極への電圧の印加により圧電歪みが生じる部分を圧電体能動部という。本実施形態では、下電極膜60を圧電素子300の共通電極とし、上電極膜80を圧電素子300の個別電極としているが、駆動回路や配線の都合でこれを逆にしても支障はない。何れの場合においても、各圧力発生室毎に圧電体能動部が形成されていることになる。また、このような各圧電素子300の上電極膜80には、それぞれリード電極90が接続されており、このリード電極90を介して各圧電素子300に選択的に電圧が印加されるようになっている。詳しくは後述するが、本実施形態では、各リード電極90は、それぞれ、流路形成基板10の端部近傍まで延設されており、その先端部近傍は、後述する接触ピンが接続される接続部90aとなっている。
このような圧電素子300が形成された流路形成基板10上には、圧電素子300に対向する領域にその運動を阻害しない程度の空間を確保可能な圧電素子保持部31を有する保護基板30が接着剤35によって接着されている。また、保護基板30には、リザーバ100の少なくとも一部を構成するリザーバ部32が設けられている。このリザーバ部32は、本実施形態では、保護基板30を厚さ方向に貫通して圧力発生室12の幅方向に渡って形成されており、弾性膜50等に設けられた連通孔を介して流路形成基板10の連通部13と連通され、各圧力発生室12の共通のインク室となるリザーバ100を構成している。なお、このような保護基板30としては、例えば、ガラス、セラミックス材料、金属、樹脂等が挙げられるが、流路形成基板10の熱膨張率と略同一の材料で形成されていることがより好ましく、本実施形態では、流路形成基板10と同一材料のシリコン単結晶基板を用いて形成した。
また、保護基板30のリザーバ部32に対応する領域には、封止膜41及び固定板42とからなるコンプライアンス基板40が接合されている。封止膜41は、剛性が低く可撓性を有する材料からなり、この封止膜41によってリザーバ部32の一方面が封止されている。固定板42は、金属等の硬質の材料で形成されている。また、固定板42のリザーバ100に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された開口部43となっているため、リザーバ100の一方面は可撓性を有する封止膜41のみで封止されている。
さらに、この保護基板30上、すなわち、保護基板30の圧電素子保持部31とは反対側の表面には、圧電素子300を駆動するための駆動IC(半導体集積回路)110が実装された実装基板45が接着剤36によって固定されている。ここで、この実装基板45は、図示しない所定の配線パターンが形成されたいわゆる多層プリント配線板であり、駆動IC110は、この実装基板45上にフリップチップ実装されている。また、この実装基板45の裏面には、複数の接触ピン46が各圧電素子300(リード電極90)に対応して立設され、実装基板45の配線パターンに接続を介して駆動IC110と電気的に接続されている。そして、これらの接触ピン46は、実装基板45が保護基板30に固定されることで、それぞれリード電極90の接続部90aに接触した状態に保持される。
このような構成では、実装基板45を保護基板30上に固定することで、各接触ピン46を各リード電極90の接続部90aに接触させて、各圧電素子300と駆動IC110とを電気的に接続することができる。これにより、圧電素子300と駆動IC110とを極めて容易に電気的に接続することができ、製造効率が大幅に向上すると共に、歩留まりが著しく向上する。したがって、製造コストを大幅に削減することができる。なお、このように接触ピン46を介して駆動IC110とリード電極90とを電気的に接続する場合でも、ワイヤボンディングで接続していた従来の構造を変更することなくそのままの構造を採用することが可能である。このため、接触ピン46を用いた構造とすることによるコストの増加は極めて少ない。
また、実装基板45は、各接触ピン46がリード電極90に接触した状態で固定されていればよいが、特に、各接触ピン46がリード電極90と弾接するように付勢された状態となるように保護基板30に固定されていることが好ましい。このため、例えば、本実施形態では、図3に示すように、接触ピン46の長さを保護基板30の厚さよりも若干長くしておき、実装基板45を、保護基板30側が凸となるように反った状態で保護基板30上に固定して、実装基板45の弾性力によって接触ピン46がリード電極90側に付勢されるようにしている。これにより、各接触ピン46とリード電極90とをより確実に接触させることができ、歩留まりをさらに向上することができる。
以上説明した本実施形態のインクジェット式記録ヘッドは、図示しないインク供給手段からインクを取り込み、リザーバ100からノズル開口21に至るまで内部をインクで満たした後、駆動IC110からの駆動信号に従い、圧力発生室12に対応するそれぞれの下電極膜60と上電極膜80との間に駆動電圧を印加し、圧電素子300及び振動板を変位させることにより、各圧力発生室12内の圧力が高まりノズル開口21からインクが吐出する。
なお、上述したように、本実施形態では、実装基板45の弾性力によって、接触ピン46がリード電極90側に付勢されるようにしたが、接触ピン46を付勢するための構造は特に限定されるものではない。例えば、図4に示すように、接触ピン46の基端部側にバネ部材等の弾性部材47を設け、各接触ピン46をその軸方向で若干移動可能に保持する。そして、実装基板45が保護基板30に固定された状態で、この弾性部材47の弾性力によって接触ピン46がリード電極90側に付勢されるようにしてもよい。
このような構成では、各接触ピン46のリード電極90との接触不良の発生をさらに確実に防止することができる。例えば、流路形成基板10の反り等によって、各リード電極90表面の高さにばらつきが生じる場合があるが、このような場合でも、各接触ピン46が、それぞれ弾性部材47によって個別に付勢されているため、各リード電極90と接触ピン46とを確実且つ良好に接触させることができ、接触不良の発生を防止することができる。
また、本実施形態では、リード電極90の接続部90aが一列に配置された構成を例示したが、例えば、360dpi程度の配列密度で圧電素子300を並設する場合には、図5及び図6に示すように、各リード電極90の接続部90aを千鳥状に配置するのが好ましい。圧電素子300を高密度に配列すると、リード電極90のピッチが短くなるため、各リード電極90を細く形成する必要があるが、接触ピン46を確実に接触させるためには、接続部90aの幅を接触ピン46の直径以上の幅とすることが好ましい。そして、図5に示すように、リード電極90の接続部90aを千鳥状に配置することで、圧電素子300を高密度に配列してリード電極90を細く形成した場合でも、接続部90aの幅を接触ピン46の直径と同等の幅に確保することができる。例えば、本実施形態では、接触ピン46の直径は80μm程度であるため、リード電極90の接続部90aを約80μmの幅で形成している。
これにより、多数の圧電素子300を高密度に良好に配列することができ、且つ接続部90aの幅を比較的広く確保して、リード電極90と接触ピン46とを確実に接触させることができる。例えば、各リード電極90のピッチを60μm程度と接触ピン46の直径よりも狭くしても、隣接する接触ピン46同士の接触を防止して、各リード電極90と接触ピン46とを良好に接続することができる。
(実施形態2)
図7は、実施形態2に係るインクジェット式記録ヘッドの断面図である。
図7に示すように、本実施形態では、流路形成基板10に、圧力発生室12の列が2列形成されている。また、駆動IC110が実装された実装基板45は、各圧力発生室12の列に対応して設けられ、各接触ピン46は、流路形成基板10の中央部、すなわち、圧力発生室12の列間で、各圧電素子300から引き出されたリード電極90に接触させるようにしている。そして、本実施形態では、保護基板30上に固定されて駆動IC110を囲む空間部を画成するケースヘッド120をさらに有し、実装基板45が、このケースヘッド120に一体化された状態で、保護基板30上に固定されている以外は、実施形態1と同様である。
このように実装基板45をケースヘッド120と一体化させておくことで、ケースヘッド120を保護基板30に接着固定する際、駆動IC110の実装及び駆動IC110と各圧電素子300(リード電極90)との電気的接続も同時に行うことができるため、製造効率がさらに向上する。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、勿論、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。また、上述の実施形態では、成膜及びリソグラフィプロセスを応用して製造される薄膜型のインクジェット式記録ヘッドを例示したが、本発明は、それ以外の構成のインクジェット式記録ヘッド、例えば、グリーンシートを貼付する等の方法により形成される厚膜型のインクジェット式記録ヘッド等にも採用することができる。
さらに、このようなインクジェット式記録ヘッドは、インクカートリッジ等と連通するインク流路を具備する記録ヘッドユニットの一部を構成して、インクジェット式記録装置に搭載される。図8は、そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図である。図8に示すように、インクジェット式記録ヘッドを有する記録ヘッドユニット1A及び1Bは、インク供給手段を構成するカートリッジ2A及び2Bが着脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット1A及び1Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられている。この記録ヘッドユニット1A及び1Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物を吐出するものとしている。そして、駆動モータ6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達されることで、記録ヘッドユニット1A及び1Bを搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿って移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ軸5に沿ってプラテン8が設けられており、図示しない給紙ローラなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラテン8上に搬送されるようになっている。
また、上述した実施形態においては、本発明の液体噴射ヘッドの一例としてインクジェット式記録ヘッドを説明したが、液体噴射ヘッドの基本的構成は上述したものに限定されるものではない。本発明は、広く液体噴射ヘッドの全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射するものにも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンタ等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられる。
実施形態1に係る記録ヘッドの分解斜視図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの平面図及び断面図である。 実施形態1に係る接触ピンを示す概略断面図である。 実施形態1に係る接触ピンの変形例を示す概略断面図である。 実施形態1に係るリード電極の変形例を示す図である。 実施形態1に係る記録ヘッドの変形例を示す断面図である。 実施形態2に係る記録ヘッドの断面図である。 一実施形態に係る記録装置の概略図である。
符号の説明
10 流路形成基板、 12 圧力発生室、 13 連通部、 14 インク供給路、 20 ノズルプレート、 21 ノズル開口、 30 保護基板、 31 圧電素子保持部、 32 リザーバ部、 35,36 接着剤、 40 コンプライアンス基板、 45 実装基板、 46 接触ピン、 47 弾性部材、 50 弾性膜、 60 下電極膜、 70 圧電体層、 80 上電極膜、 90 リード電極、 100 リザーバ、 110 駆動IC、 120 ケースヘッド、 300 圧電素子

Claims (7)

  1. 液体を噴射するノズル開口に連通する圧力発生室が形成される流路形成基板と、該流路形成基板の一方面側に振動板を介して設けられる下電極、圧電体層及び上電極からなる圧電素子と、前記流路形成基板の前記圧電素子側の面に接合されて当該圧電素子を保護する圧電素子保持部が設けられた保護基板と、前記圧電素子を駆動する駆動ICが一方面側に搭載されると共に他方面側に前記駆動ICと電気的に接続される接触ピンが各圧電素子に対応して立設された実装基板とを有し、且つ前記駆動ICが実装された前記実装基板は、各接触ピンが前記圧電素子から引き出される各リード電極にそれぞれ接触した状態で前記保護基板に固定されていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 請求項1において、前記接触ピンが、前記リード電極に弾接するように付勢されていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  3. 請求項2において、前記実装基板が実質的に前記保護基板が凸となるように湾曲した状態で固定され、前記接触ピンが前記実装基板の弾性力によって付勢されていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  4. 請求項2において、前記接触ピンが、弾性部材を介して前記実装基板に立設され当該接触ピンの軸方向で移動可能となっており、当該接触ピンが前記弾性部材の弾性力によって付勢されていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  5. 請求項4において、前記弾性部材が、バネ部材であることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  6. 請求項1〜5の何れかにおいて、前記保護基板上に固定されて前記駆動ICを囲む空間を有するケースヘッドをさらに有し、且つ前記駆動ICが実装された前記実装基板が当該ケースヘッドに一体化された状態で前記保護基板上に固定されていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  7. 請求項1〜6の何れかの液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置。
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