JP2004017187A - ワイヤ放電加工機におけるワイヤ自動供給装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工機におけるワイヤ自動供給装置 Download PDF

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Abstract

【課題】この発明は,ワイヤガイドパイプの途中と引出しローラの後流に吸引装置を設け,極細ワイヤを供給時と加工時に確実に排出させる。
【解決手段】このワイヤ自動供給装置は,上ワイヤヘッド8の下方に対向して配置された下ワイヤヘッド9から送り出されるワイヤ1をガイドローラ14で案内し,ガイドローラ14からのワイヤ1をワイヤガイドパイプ15を通って送り出し,次いで,ワイヤガイドパイプ15の出口32に近接した引出しローラ17でワイヤ1を挟持して引き出す。引出しローラ17の後流に向けられた吸引装置20及びワイヤガイドパイプ15の途中に設けられた吸引装置37によって,ワイヤ1はワイヤガイドパイプ15にスムースに導入され,引出しローラ17からワイヤホッパ18に確実に排出される。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は,ワイヤ電極とワークとの間に極間電圧を印加して発生する放電エネルギでワークを放電加工するワイヤ放電加工機において,極細のワイヤ電極を構成するワイヤをワイヤ送り系に供給するワイヤ自動供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来,ワイヤ放電加工機において,ワイヤ電極となるワイヤを巻き上げたソースボビンからワークの加工領域へ送り込み,ワークを放電加工した後に,加工済みのワイヤをワイヤホッパへ廃棄するという一連のワイヤ供給系にワイヤを供給するワイヤ自動供給装置として,種々のタイプのものが開発されている。例えば,特公平7−96168号公報に開示されたワイヤ放電加工機のワイヤ自動供給装置は,案内手段内において振動手段がワイヤ電極を強制的に振動させ,その振動によるワイヤ電極と案内手段間の接触状態を検出手段によって検出し,検出結果に基づいて判別手段がその良否を判定し,不良の時には所定の動作を実行させるものである。
【0003】
また,特公平7−96167号公報には,ワイヤ電極を放電加工部位に供給するため,ワイヤ電極が挿通するアームが加工槽の側壁を貫通する部分のシール装置を備えたワイヤ放電加工機が開示されている。従来のワイヤ放電加工機では,下ヘッドを支持する下アームは加工槽の後部側壁に形成された長孔を貫通して設けられ,下ワイヤヘッドは上ワイヤヘッドに対応して設けられており,加工槽は下アームに対してX−Y軸上で相対移動するように構成されている。
【0004】
また,本出願人に係る出願である特開2000−296416号公報には,図4に示すように,引出しローラ17の近傍にエア噴出ノズル6を設け,ワイヤ1の送りを確実にしたワイヤ送り装置が開示されている。該ワイヤ送り装置は,ワーク11を加工した後のワイヤ1を受け取る下ワイヤヘッド9から繰り出されるワイヤ1をワイヤガイドパイプ15に送り込み,送り込まれたワイヤ1はワイヤガイドパイプ15の出口32に近接して設けられた引出しローラ17で引き出される。更に,ワイヤ1は引出しローラ17の付近のエア噴出ノズル7で吹き込まれてワイヤホッパへと送り出される。エア噴出ノズル6は,引出しローラ17の回転に応答して開放するソレノイドバルブ6Aを備えている。コントローラは,引出しローラ17の回転に応答してエア噴出ノズル6のソレノイドバルブ6Aを開放してワイヤ1の進行方向にエアを噴き出すように制御されている。
【0005】
また,従来の浸漬形ワイヤ放電加工機におけるワイヤ送り装置は,図4に示すように,ワイヤ1から成るワイヤ電極とワーク11との間に極間電圧を印加して発生する放電エネルギでワーク11を放電加工するため,ワイヤ1をワーク11に形成されたスタートホールや加工スリット39に貫通させる。ヘッド3に設けられた下アーム12は,加工液10を入れた加工槽2の上方から垂下し,下アームケース(ローラハウジング13)に下ワイヤヘッド9を支持している。加工槽2は,スライド34に取り付けられたテーブル21に設置され,ワーク11は加工槽2内でテーブル21上にクランプ42によって固定される。上ワイヤヘッド8は,ヘッド3に対して上下動可能に取り付けられている。ワーク11は,上ワイヤヘッド8と下ワイヤヘッド9との間に配設される。下ワイヤヘッド9の下流側には,ローラハウジング13に回転自在に支持されたガイドローラ14,及び加工槽2内を傾斜状態に延びてローラハウジング13内に開口すると共に加工槽2の上縁部に開口するワイヤガイドパイプ15が設けられている。ワーク11を放電加工した後の廃ワイヤであるワイヤ1は,ガイドローラ14及びワイヤガイドパイプ15を通って引出しローラ17によって引き出され,加工槽2に隣接したワイヤホッパ18にガイド板25にガイドされて廃棄される。ローラハウジング13内に位置するワイヤガイドパイプ15の入口33にワイヤ1を挿通するため,ワイヤガイドパイプ15内へエアを噴き込む噴出ノズル30が設けられている。ワイヤ引出ローラ17は,ワイヤガイドパイプ15の出口32に近接して設けられ,ヘッド3に設けたブリッジ5に固定されたブラケット5Aに取り付けられている。
【0006】
また,加工槽2は,加工液10中にワーク11を支持するX軸テーブル21に取り付けられている。下アーム12は,ヘッド3から垂下して加工槽2内に位置するように取り付けられ,下アーム12の先端にはローラハウジング13が設けられている。また,ワーク11を放電加工したワイヤ1を受け入れる下ワイヤヘッド9は,ローラハウジング13に支持されている。ローラハウジング13に回転自在に支持されたガイドローラ14は,下ワイヤヘッド9から繰り出されるワイヤ1を方向転換させてワイヤガイドパイプ15の入口へと案内する。下ワイヤヘッド9の下流側に配置されたワイヤガイドパイプ15は,その下流側が上方になるように加工槽2内を傾斜した方向に延び,ワイヤガイドパイプ15の出口32に対向して引出しローラ17が設けられている。エア噴出ノズル7は,引出しローラ17の出口側に配置され,ソレノイドバルブ7Aを備えている。ソレノイドバルブ7Aは,エア噴出ノズル6のソレノイドバルブ6Aと同様に,コントローラによって制御され,ワイヤ1をワイヤホッパ18へと方向付ける作用を行う。エアは,コンプレッサ等の圧縮エア源からエアパイプ27を通じて分岐管16によってエア噴出ノズル6と7とに分配されてエア噴出ノズル6,7へ送り込まれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,従来のワイヤ送り装置では,ワイヤがその径が小さく極細である場合には,ワイヤガイドパイプを通じて引出しローラで引き出される時に,ワイヤ送り系でワイヤが上ワイヤヘッド,下ワイヤヘッド,ガイドローラ及びワイヤガイドパイプ等の壁面に付着したり絡み付いたりしてワイヤが引出しローラに到達できなかったり,ワイヤが引出しローラの周面に巻きついたり,引出しローラの出口側に設けられたワイヤホッパの壁面に付着したり,或いは部材間の隙間に入り込んだりする現象が発生し,ワイヤをスムースに供給することができない現象が発生する。特に,ワイヤ径が0.05mm以下の極細になると,ワイヤが引出しローラにキャッチすることができず,ワイヤは水と一緒に流されたり,引出しローラの入口側の近傍に滞留したり,隙間に入り込んだりする現象が現れ,ワイヤが断線したり,ワイヤの送りができなくなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の目的は,上記の課題を解決することであり,ワイヤ径が小さい極細のワイヤでワイヤ電極が構成されていても,ワイヤを下ワイヤヘッド,ガイドローラ,及びワイヤガイドパイプをスムースに通って供給されるように,ガイドローラのワイヤ通路を密封状にして引出しローラの後流に設けた吸引装置によってワイヤを水及びエアと共に吸引し,ワイヤを引出しローラにスムースに送り込んで挟持し,加工中にワイヤがスムースに供給されるように,加工中にも吸引装置を働かせ,壁面への付着やワイヤの絡みつき等を防止することができるワイヤ放電加工機におけるワイヤ自動供給装置を提供することである。
【0009】
この発明は,ワイヤ電極を構成するワイヤをワークへ供給する上ワイヤヘッド,該上ワイヤヘッドの下方に対向し且つ前記ワークを加工した後の前記ワイヤを受け取る下ワイヤヘッド,前記下ワイヤヘッドから繰り出される前記ワイヤを案内するため前記下ワイヤヘッドの下方に設置されたガイドローラ,該ガイドローラからの前記ワイヤを送り出すため設けられたワイヤガイドパイプ,及び該ワイヤガイドパイプの出口に近接して設けられた前記ワイヤを引き出す引出しローラを有するワイヤ放電加工機におけるワイヤ自動供給装置において,前記引出しローラから送り出される前記ワイヤを吸引するため,前記引出しローラの前記ワイヤの送り出し側に第1吸引装置が設けられていることを特徴とするワイヤ自動供給装置に関する。
【0010】
前記第1吸引装置は,前記引出しローラから送り出される前記ワイヤを吸引するため水及び/又はエアによる吸引力を働かせ,吸引された前記ワイヤはワイヤホッパに排出される。
【0011】
前記ワイヤは,ワイヤ径が0.05mm以下の極細のワイヤ電極である。
【0012】
このワイヤ自動供給装置は,前記引出しローラに対向する前記ワイヤガイドパイプの先端には前記引出しローラへ前記ワイヤをガイドするノズルが設けられている。
【0013】
前記引出しローラは,ブロックに回転可能に支持された下部ローラと,該下部ローラに対して接離可能になるように揺動可能に取り付けられた上部ローラとから構成されている。
【0014】
前記引出しローラの前記上部ローラは,シリンダによって作動するリンク機構によって前記下部ローラに対して接離可能に揺動される。
【0015】
前記第1吸引装置は,前記ワイヤガイドパイプを通過する前記ワイヤを前記引出しローラへ送り出す時及び前記ワイヤ電極による前記ワークの加工中に前記引出しローラで送り出される時に,前記ワイヤを吸引するため作動される。
【0016】
このワイヤ自動供給装置では,前記ワイヤガイドパイプの途中にはドレン口が設けられ,前記ドレン口に接続されたドレンパイプには第2吸引装置が設けられている。更に,前記ドレンパイプは,誘導水を排水槽へ直接流す第1パイプと前記第2吸引装置を通って前記排水槽へ流す第2パイプに分岐され,また,前記ドレンパイプには前記誘導水の流れを切り換える切換弁が設けられている。
【0017】
前記第2吸引装置は,前記ワイヤが前記ガイドローラから前記ワイヤガイドパイプへ送り込まれる開始時に,ワイヤガイドのための誘導水を前記ワイヤガイドパイプの入口から前記ドレン口と前記ドレンパイプを通じて前記排水槽へ吸引するため作動し,前記ワイヤの先端が前記ワイヤガイドパイプの途中まで到達した時点で停止するものである。
【0018】
このワイヤ自動供給装置は,前記ワイヤが前記引出しローラに挟持されて,ワイヤホッパに排出される時点で,前記切換弁が切り換えられて前記誘導水が前記第1パイプを通じて前記排水槽に直接排出されるものである。また,ワイヤ供給系に前記ワイヤを供給する時に,前記下ワイヤヘッドの下方の給電子ブロックに設けたダイスガイドと前記ガイドローラを配設したローラハウジングの入口部とのワイヤ通路に,給電子冷却水の補助噴流を流すように構成されている。
【0019】
このワイヤ自動供給装置は,前記ガイドローラを回転自在に支持するローラハウジングに前記ワイヤガイドパイプの先端が前記ガイドローラの送り出し側に位置するように前記ワイヤガイドパイプを前記ローラハウジングに密封状に差し込んでワイヤ通路を密封状態に形成したものである。
【0020】
このワイヤ自動供給装置は,前記ガイドローラには周方向に延びる周溝が形成されており,前記ワイヤは前記ガイドローラの前記周溝に沿ってガイドされて前記ワイヤガイドパイプへ送り込まれるものである。
【0021】
このワイヤ自動供給装置は,上記のように構成されているので,ワイヤ電極であるワイヤが極細であっても,引出しローラの後流に吸引装置を設け,ワイヤガイドパイプにおける水とエアと共にワイヤを吸引することによってワイヤを良好に引出しローラに挟持することができ,しかも,ワイヤ電極によるワークの加工中にも吸引装置を作動してワイヤを水と一緒にワイヤホッパ側に強制的に吸引するので,ワイヤが壁面に付着したり,絡みついたり或いは下ワイヤヘッドの後流のガイドローラやワイヤガイドパイプで断線したとしても,常にワイヤをスムースにワイヤホッパへ導くことができる。また,ガイドローラとワイヤガイドパイプとの接続部を密封状に構成することによって,ワイヤガイドパイプの途中及び引出しローラの後流に配置した吸引装置の機能を一層確実に発揮させることができ,ワイヤの排出をスムースに達成できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下,図面を参照して,この発明によるワイヤ放電加工機におけるワイヤ自動供給装置の一実施例について説明する。この発明によるワイヤ自動供給装置は,ガイドローラ,ワイヤガイドパイプ及び引出しローラの近傍の構成を除いて,概して,図4に示す従来のワイヤ自動供給装置と同一の機能を果たすので,従来のワイヤ自動供給装置の部品と同様の機能を持つ部品には,同一の符号を付して説明する。
【0023】
図1に示すように,このワイヤ自動供給装置を組み込んだワイヤ放電加工機は,概して,ワイヤ電極を構成するワイヤ1をワーク11へ供給する上ワイヤヘッド8,上ワイヤヘッド8の下方に対向し且つワーク11を加工した後のワイヤ1を受け取る下ワイヤヘッド9,下ワイヤヘッド9から繰り出されるワイヤ1を案内するため,下ワイヤヘッド9の下方に設置されたガイドローラ14,ガイドローラ14からのワイヤ1を送り出すため設けられたワイヤガイドパイプ15,及びワイヤガイドパイプ15の出口32に近接して設けられたワイヤ1を引き出す引出しローラ17を有している。また,このワイヤ放電加工機は,特に,引出しローラ17から送り出されるワイヤ1を吸引するため,引出しローラ17のワイヤ1の送り出し側に吸引装置20(第1吸引装置)が設けられていることを特徴としている。吸引装置20は,引出しローラ17から送り出されるワイヤ1を吸引するため水及び/又はエアによる吸引力を働かせ,吸引されたワイヤ1はワイヤホッパ18に排出されるものである。
【0024】
このワイヤ自動供給装置は,ワイヤ送り系において,0.05mm(φ0.05)以下,例えば,0.03mm(φ0.03)のワイヤ径の極細のワイヤ電極であるワイヤ1が巻き上げられているソースボビン46,ソースボビン46から送り出されるワイヤ送り系でのワイヤ1の方向を転換する方向転換ローラ48,送り出されるワイヤ1にテンションを付与するテンションローラ47,及びテンションが付与されたワイヤ1に良好に繰り出されるようにブレーキをかけるブレーキローラ49を備えている。ワイヤ電極を構成するワイヤ1は,0.03mm程度,即ち,0.05mm以下の極細のワイヤ径で形成されている。方向転換ローラ48を通過したワイヤ1は,ヘッドに設けられた一対のアニールローラ50とコモンローラ51とを通過し,その間でワイヤ1はアニールされて上ワイヤヘッド8へ送り込まれる。また,アニールローラ50とコモンローラ51との間には,ワイヤ1の先端を良好にしたり,ワイヤ1の断線時にワイヤ1を切断するカッタ55が設けられている。上ワイヤヘッド8を通過したワイヤ1は,ワーク11を加工した後に,上ワイヤヘッド8の下方に対向した下ワイヤヘッド9に受け取られ,次いで,下ワイヤヘッド9から繰り出されたワイヤ1は,ガイドローラ14を経て,ワイヤガイドパイプ15へと送り込まれる。引出しローラ17の後流に設けた吸引装置20やワイヤガイドパイプ15の途中に設けた吸引装置37によってワイヤ1が吸引されるので,ワイヤガイドパイプ15は,ワイヤ1及び水の流れに対して内部抵抗を小さくするため,内径を大きく形成することができる。
【0025】
ワイヤガイドパイプ15の出口32側の先端には,引出しローラ17の入口側に指向されたノズル4が設けられ,ノズル4によってワイヤ1が引出しローラ17へと指向されてガイドされる。下部ローラ23と上部ローラ24から成る引出しローラ17によって挟持されたワイヤ1は,水及びエアと共に吸引装置20(第1吸引装置)の吸引パイプ53を通じて吸引ポンプ(図示せず)で吸引される。吸引されたワイヤ1は,ワイヤホッパ18に排出される。ワイヤホッパ18には,金網54が設けられており,ワイヤ1は金網54上に蓄積され,水は排水としてワイヤホッパ18の底部に溜められる。
【0026】
また,ワイヤガイドパイプ15の途中には,ドレン口29が形成されたチーズ形の管継ぎ手62が取り付けられ,ドレン口29の管継ぎ手62には,ドレンパイプ35が接続されている。また,ドレンパイプ35には分岐継ぎ手78が取り付けられ,一方のパイプには吸引装置37(第2吸引装置)が設けられている。例えば,一方の第1パイプ40は排水56が溜められる排水槽38に開放し,他方の第2パイプ41は吸引装置37(第2吸引装置)を介して排水56が溜められる排水槽38に連通している。吸引装置37には,吸引ポンプ52が設けられている。また,第1パイプ40と第2パイプ41には,切換弁43がそれぞれ設けられている。従って,ドレンパイプ35は,誘導水を排水槽38へ直接流す第1パイプ40と吸引装置37を通って排水槽38へ流す第2パイプ41に分岐され,また,ドレンパイプ35には誘導水の流れを切り換える切換弁43が設けられている。
【0027】
このワイヤ放電加工機では,下アーム12に支持された下ワイヤヘッド9,ガイドローラ14等は,例えば,図2に示すように,構成されている。下アーム12には,下ガイドホルダ74,及び下ガイドホルダ74の下側にローラハウジング13が支持されている。下ガイドホルダ74には,給電子71を保持する給電子ブロック72,75及びダイスガイド73が支持されている。ローラハウジング13には,ダイスガイド73から送り込まれるワイヤ1が入り込む入口部76とワイヤ1が送り出される出口部77が形成されると共に,ガイドローラ14が回転自在に支持されている。また,ローラハウジング13には,ガイドローラ14におけるワイヤ1の進行方向の接線方向にエア及び/又は水を噴射する噴出ノズル30が設けられている。特に,ローラハウジング13の出口部77には,ワイヤガイドパイプ15が差し込まれ,ワイヤガイドパイプ15の外周面と出口部77の壁面との間には密封状にするためOリング57が配置され,ワイヤ通路が密封状に形成されている。また,ガイドローラ14の外周面には,ワイヤ1がガイドされる周溝44が形成されている。ワイヤ1はガイドローラ14の周溝44に沿ってガイドされてワイヤガイドパイプ15へ送り込まれるように構成されている。
【0028】
次に,図3を参照して,このワイヤ自動供給装置について,引出しローラ17の領域について説明する。ワイヤガイドパイプ15は,出口32が形成される下流側の先端部はパイプガイド68に介して本体ブラケットに固定されたブロック22に取り付けられている。また,ブロック22には,ノズル4を支持するノズルホルダ59が取り付けられている。ノズル4は,ワイヤガイドパイプ15の端部にOリング67によって密封状態に嵌入されている。ノズル4の噴口は,引出しローラ17の上部ローラ24と下部ローラ23とのワイヤ1の挟持部に指向されている。引出しローラ17は,ブロック22に回転可能に支持された下部ローラ23と,下部ローラ23に対して接離可能になるように揺動可能に取り付けられた上部ローラ24とから構成されている。即ち,下部ローラ23は,例えば,駆動ローラに構成され,ブロック22に回転可能に取り付けられている。また,上部ローラ24は,リンクプレート63に回転自在に取り付けられ,例えば,従動ローラを構成している。
【0029】
リンク機構28は,ブロック22に取り付けられたシリンダブラケット65に取り付けられた引出しローラ駆動用シリンダ26,シリンダ26の作動によって往復動するピストンロッド70,ピストンロッド70に取り付けられたリンクプレート63,及びピストンロッド70の先端部のねじ64に螺入されたスペーサの機能を持つナット66から構成されている。また,引出しローラ駆動用のシリンダ26を作動させるエア圧の調整によってリンク機構28による上部ローラ24の下部ローラ23への押圧程度が調整される。従って,上部ローラ24は,シリンダ26によって作動するリンク機構28によって下部ローラ23に対して接離可能に揺動される。
【0030】
このワイヤ自動供給装置では,引出しローラ17における上部ローラ24のみが揺動する機構に構成されている。上部ローラ24は,リンク機構28によってリンクプレート63の枢支軸80を中心に揺動可能に取り付けられ,下部ローラ23に対して接離し,下部ローラ23に接した状態でワイヤ1を挟持し,ワイヤ1を引き出す機能を果たす。従って,ワイヤガイドパイプ15の出口32側には特殊な構造のノズル4,例えば,ノズル4からの水の排出角度を上方に向けて適正な角度に設定でき,その要求に応えることができるように,容易に取り付けることができるスペースを確保され易く構成されている。また,上部ローラ24は,シリンダ26によって揺動駆動させ,下部ローラ23に対して適正な押圧力に設定できるようになっている。
【0031】
また,吸引装置20は,ブロック22にスペーサ66,プレート79等を介して取り付けるられている。場合によっては,吸引装置20をリンクプレート63に支持させる場合には,吸引装置20は上部ローラ24に追従して揺動させることができる。また,吸引装置20には,シュートホッパ60が取り付けられている。引出しローラ17によって引き出されたワイヤ1は,シュートホッパ60にガイドされてワイヤホッパ18へと排出される。また,シュートホッパ60には,水カバー58が取り付けられ,水の飛散を防止するように構成されている。
【0032】
このワイヤ自動供給装置は,上記のように,ローラハウジング13にワイヤガイドパイプ15を直接嵌入し,Oリング57で接続部を密封し,ワイヤガイドパイプ15の出口32側に吸引装置20を設け,また,ローラハウジング13内で回転自在なガイドローラ14に周溝44が形成されているので,吸引装置20の作動によって,ガイドローラ14の周溝44がワイヤ1の通り道となって,下ワイヤヘッド9から繰り出されたワイヤ1が水及びエアと一緒になって良好に吸引され,水やエアが乱流になることなく,ワイヤ1がローラハウジング13の入口部76へスムースに進入し,ガイドローラ14の周溝44に沿ってガイドされ,ワイヤ1が隙間等からはみ出すことがなく,次いで,ローラハウジング13での接続部で密封状態に接続されたワイヤガイドパイプ15内に導入される。
【0033】
このワイヤ自動供給装置は,上記のように構成されており,例えば,ワイヤ供給開始と同時に,ドレン側の切換弁43aを閉鎖し,吸引側の切換弁43bを開放し,吸引装置20,37を作動して吸引し,初期の誘導水をワイヤガイドパイプ15の途中のドレン口29からドレンパイプ35を通って濾過装置となる排水槽38へ排出し,ワイヤ1がワイヤガイドパイプ15の途中に達すると,吸引側の切換弁43bを閉鎖し,誘導水はワイヤガイドパイプ15を通って吸引装置20側へと吸引され排出される。吸引装置20は,常時作動され,ワイヤ1及び誘導水を吸引してワイヤガイドパイプ15から引出しローラ17へ到達させ,引出しローラ17で引き出されたワイヤ1及び吸引された水をワイヤホッパ18へ強制的に排出する。
【0034】
このワイヤ自動供給装置は,上記のように構成されており,吸引装置20は,ワイヤガイドパイプ15を通過するワイヤ1を引出しローラ17へ送り出す時及びワイヤ電極によるワーク1の加工中に引出しローラ17で送り出される時に,ワイヤ1を吸引するため作動されるようにコントローラにインプットされている。また,吸引装置37は,ワイヤ1がガイドローラ14からワイヤガイドパイプ15へ送り込まれる開始時に,ワイヤガイドのための誘導水をワイヤガイドパイプ15の入口33からドレン口29とドレンパイプ35を通じて排水槽38へ吸引するため作動する。次いで,ワイヤ1が引出しローラ17に挟持されて,ワイヤホッパ18に排出される時点で,ドレン側の切換弁43aが開放し,誘導水が第1パイプ40を通じて排水槽38に直接排出されるように制御する。更に,このワイヤ自動供給装置では,ワイヤ供給系にワイヤ1を供給する時に,下ワイヤヘッド9の下方の給電子ブロック72に設けたダイスガイド73とガイドローラ14を配設したローラハウジング13の入口部76とのワイヤ通路に給電子冷却水を補助噴流として流すように構成されている。
【0035】
【発明の効果】
この発明によるワイヤ放電加工機におけるワイヤ自動供給装置は,上記のように構成されているので,ワイヤガイドパイプから送り出されたワイヤは,吸引装置の吸引力によって確実に引出しローラに挟持され,ワイヤガイドパイプと引出しローラとの間の隙間等に入り込んだり,引出しローラに巻き付いたり,或いはワイヤホッパのガイドプレートの壁面に付着することがなく,ワイヤホッパへ確実に排出され,ワイヤの自動供給確率を向上させ,加工中にワイヤの絡まりによる断線等が発生しない。また,このワイヤ送り装置は,吸引装置によって,ワイヤ供給時は勿論のこと,ワイヤ電極によるワークの加工中にも常時吸引され,ワイヤはスムースにワイヤホッパへと排出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明によるワイヤ放電加工機におけるワイヤ自動供給装置の原理を示す概略説明図である。
【図2】図1のワイヤ自動供給装置におけるローラハウジングの領域の要部を示す概略断面図である。
【図3】図1のワイヤ自動供給装置における引出しローラの領域の要部を示す概略説明図である。
【図4】従来の浸漬形ワイヤ放電加工機におけるワイヤ送り装置を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1    ワイヤ
4  ノズル
8  上ワイヤヘッド
9  下ワイヤヘッド
10 加工液
11 ワーク
13 ローラハウジング
14 ガイドローラ
15 ワイヤガイドパイプ
17 引出しローラ
18 ワイヤホッパ
20 吸引装置(第1吸引装置)
22 ブロック
23 下部ローラ
24 上部ローラ
26 シリンダ
28 リンク機構
29 ドレン口
30 噴出ノズル
32 出口
33 入口
35 ドレンパイプ
37 吸引装置(第2吸引装置)
38 排水槽
40 第1パイプ
41 第2パイプ
43 切換弁
44 周溝
45 先端
72 給電子ブロック
73 ダイスガイド
76 入口部
77 出口部

Claims (14)

  1. ワイヤ電極を構成するワイヤをワークへ供給する上ワイヤヘッド,該上ワイヤヘッドの下方に対向し且つ前記ワークを加工した後の前記ワイヤを受け取る下ワイヤヘッド,前記下ワイヤヘッドから繰り出される前記ワイヤを案内するため前記下ワイヤヘッドの下方に設置されたガイドローラ,該ガイドローラからの前記ワイヤを送り出すため設けられたワイヤガイドパイプ,及び該ワイヤガイドパイプの出口に近接して設けられた前記ワイヤを引き出す引出しローラを有するワイヤ放電加工機におけるワイヤ自動供給装置において,
    前記引出しローラから送り出される前記ワイヤを吸引するため,前記引出しローラの前記ワイヤの送り出し側に第1吸引装置が設けられていることを特徴とするワイヤ自動供給装置。
  2. 前記第1吸引装置は,前記引出しローラから送り出される前記ワイヤを吸引するため水及び/又はエアによる吸引力を働かせ,吸引した前記ワイヤをワイヤホッパに排出することを特徴とする請求項1に記載のワイヤ自動供給装置。
  3. 前記ワイヤは,ワイヤ径が0.05mm以下の極細のワイヤ電極であることを特徴とする請求項1又は2に記載のワイヤ自動供給装置。
  4. 前記引出しローラに対向する前記ワイヤガイドパイプの先端には前記引出しローラへ前記ワイヤをガイドするノズルが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイヤ自動供給装置。
  5. 前記引出しローラは,ブロックに回転可能に支持された下部ローラと,該下部ローラに対して接離可能になるように揺動可能に取り付けられた上部ローラとから構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイヤ自動供給装置。
  6. 前記引出しローラの前記上部ローラは,シリンダによって作動するリンク機構によって前記下部ローラに対して接離可能に揺動されることを特徴とする請求項5に記載のワイヤ自動供給装置。
  7. 前記第1吸引装置は,前記ワイヤガイドパイプを通過する前記ワイヤを前記引出しローラへ送り出す時及び前記ワイヤ電極による前記ワークの加工中に前記引出しローラで送り出される時に,前記ワイヤを吸引するため作動されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のワイヤ自動供給装置。
  8. 前記ワイヤガイドパイプの途中にはドレン口が設けられ,前記ドレン口に接続されたドレンパイプには第2吸引装置が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のワイヤ自動供給装置。
  9. 前記ドレンパイプは,誘導水を排水槽へ直接流す第1パイプと前記第2吸引装置を通って前記排水槽へ流す第2パイプに分岐され,また,前記ドレンパイプには前記誘導水の流れを切り換える切換弁が設けられていることを特徴とする請求項8に記載のワイヤ自動供給装置。
  10. 前記第2吸引装置は,前記ワイヤが前記ガイドローラから前記ワイヤガイドパイプへ送り込まれる開始時に,ワイヤガイドのための誘導水を前記ワイヤガイドパイプの入口から前記ドレン口と前記ドレンパイプを通じて排水槽へ吸引するため作動し,前記ワイヤの先端が前記ワイヤガイドパイプの途中まで到達した時点で停止することを特徴とする請求項8又は9に記載のワイヤ自動供給装置。
  11. 前記ワイヤが前記引出しローラに挟持されて,ワイヤホッパに排出される時点で,前記切換弁が切り換えられて前記誘導水が前記第1パイプを通じて前記排水槽に直接排出されることを特徴とする請求項9又は10に記載のワイヤ自動供給装置。
  12. ワイヤ供給系に前記ワイヤを供給する時に,前記下ワイヤヘッドの下方の給電子ブロックに設けたダイスガイドと前記ガイドローラを配設したローラハウジングの入口部とのワイヤ通路に給電子冷却水を補助噴流として流すように構成されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のワイヤ自動供給装置。
  13. 前記ガイドローラを回転自在に支持するローラハウジングに前記ワイヤガイドパイプの先端が前記ガイドローラの送り出し側に位置するように前記ワイヤガイドパイプを前記ローラハウジングに密封状に差し込んでワイヤ通路を密封状態に形成したことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載のワイヤ自動供給装置。
  14. 前記ガイドローラには周方向に延びる周溝が形成されており,前記ワイヤは前記ガイドローラの前記周溝に沿ってガイドされて前記ワイヤガイドパイプへ送り込まれることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載のワイヤ自動供給装置。
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