JP2004016486A - 眼科撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮像した原画像には、(a)に示すように、中心部及び周辺部に眼底カメラ内部の光学系の反射により生じた反射像P7、P8が重なって映っている。制御回路のメモリには、照明光学系又は撮像光学系の内部の反射により生ずるパターン画像である補正パターン画像が、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色毎に記憶されている。
(a)に示す原画像に対する補正パターン画像の演算により、(b)に示すように反射像P7、P8を取り除いた画像を得ることができ、この画像データを記録手段により記録媒体に記録し、テレビモニタに表示する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼科医院等において用いられる眼科撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から眼底カメラにおいては、共通の対物レンズを用いて眼底の照明及び撮像を行っている。そのため、照明光の対物レンズの表面及び汚れ、傷、レンズ内の泡等による反射光がゴースト光として直接に撮像光学系に入り、眼底像に重なってゴースト像が発生する原因になっている。このゴースト光の発生を押さえるため、例えば対物レンズ中の泡、傷等の外観に厳しい基準を設けたり、反射防止膜に厳しい規格のものを用いたり、更には照明光学系中に黒点を設けたりしている。
【0003】
また、対物レンズ以外の部分でのゴースト光に関しても、その発生を抑えるために、部品の選別や特殊加工、設計上の制約、光学系への後加工等を行ったりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述の従来例においては、光路中に黒点を設けても、黒点と対物レンズの間の光学部材で散乱した光に対しては、黒点の効果はなく、完全に消すことは困難であるという問題がある。それにより、対物レンズ等に要求される基準が厳しくなり、部品コストが高値となったり、調整、組立作業に時間がかかり、組立コストの高騰を招くといった問題がある。
【0005】
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、光学系中で発生するゴースト光を除去し、画質を向上させ得る眼科撮像装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明は、被検眼の画像を撮像する撮像手段と、被検眼を照明するための照明手段と、該照明手段により撮像光学系の内部で発生するゴースト光による反射像を補正するための補正パターンを記憶する記憶手段と、撮像条件を検知するための検知手段と、該検知手段の検知出力に基づいて前記記憶手段に記憶された前記補正パターンを用いて撮像画像を補正する補正手段とを有することを特徴とする眼科撮像装置である。
【0007】
請求項2に係る本発明は、前記撮像条件は前記照明手段による撮像光量情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の眼科撮像装置である。
【0008】
請求項3に係る本発明は、前記撮像条件は視度情報を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の眼科撮像装置である。
【0009】
請求項4に係る本発明は、前記撮像条件は撮像倍率情報を含むことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の眼科撮像装置である。
【0010】
請求項5に係る本発明は、前記補正パターンを複数有し、前記検知手段の検知結果に基づいて前記複数の補正パターンから選択された前記補正パターンを用いて撮像画像を補正する補正手段を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1つの請求項に記載の眼科撮像装置である。
【0011】
請求項6に係る本発明は、前記検知手段の検知出力に基づいて、前記記憶された補正パターンから演算して撮像画像を補正することを特徴とする請求項1〜4の何れか1つの請求項に記載の眼科撮像装置である。
【0012】
請求項7に係る本発明は、電源投入時又は所定時又は所定の操作部材の操作時に、前記補正パターンを取得し、前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1〜6の何れか1つの請求項に記載の眼科撮像装置である。
【0013】
請求項8に係る本発明は、前記補正パターンはネットワークで接続した外部コンピュータにより撮像画像補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の眼科撮像装置である。
【0014】
請求項9に係る本発明は、前記撮像光学系と前記照明手段は一部共通の光学系を有し、前記ゴースト光は前記共通の光学系で発生することを特徴とする請求項1〜8の何れか1つの請求項に記載の眼科撮像装置である。
【0015】
請求項10に係る本発明は、前記共通の光学系は対物レンズであることを特徴とする請求項9に記載の眼科撮像装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明を実施した眼底カメラの構成図である。被検眼Eの前方に、対物レンズ1、孔あきミラー2、この孔あきミラー2の孔中に配置した撮像絞り3、フォーカスレンズ4、交換により変倍可能な撮像レンズ5a、5b、撮像機構6が配列されている。
【0017】
孔あきミラー2の入射方向の眼底照明系としては、孔あきミラー2側から、角膜付近に投影するリング状開口を有する絞りである角膜絞り7、リレーレンズ8、光路に挿脱自在で赤外光をカットする赤外光カットフィルタ9、被検眼Eの水晶体後面付近に投影するリング状開口を有する絞りである水晶体絞り10、被検眼Eの瞳孔付近に投影するリング状の開口を有する絞りであるリング絞り11、ストロボ管から成る撮像光源12、コンデンサレンズ13、定常光を発するハロゲンランプ等の観察光源14が配列されている。
【0018】
撮像機構6は色分解プリズム15、撮像素子16r、16g、16bから成り、撮像素子16r、16g、16bのそれぞれの出力は、信号増幅回路17r、17g、17bを経て、画像ボード18r、18g、18bに接続されている。画像ボード18r、18g、18bは、赤、緑、青信号用のA/D変換部19r、19g、19b、画像メモリ20r、20g、20bから構成され、画像ボード18r、18g、18bの出力は画像制御手段21に接続されている。
【0019】
画像制御手段21には制御手段22、画像記録手段23、テレビモニタ24が接続されており、画像記録手段23はMO、MD、DVD−RAM、VTRテープ、ハードディスク等の不揮発性の記録媒体Dへの書き込み又は読み出しを行うドライブ装置とされている。
【0020】
制御手段22には、撮像スイッチ25、ストロボ発光制御回路26を介して撮像光源12、フォーカスレンズ4の位置を検知するフォーカスレンズ位置検知手段27が接続されており、制御手段22内にはメモリ22a、ストロボ発光制御回路26内には発光光量を制御するコンデンサ26aが内蔵されている。
【0021】
この眼底カメラを用いて被検眼Eの眼底Erを撮像する場合に、撮像者は被検者を正面に着座させ、被検眼Eの眼底Erを赤外光で観察しながら、被検眼Eと眼底カメラとの位置合わせを行う。また、図示しない変倍スイッチによって低倍撮像が選択された場合には低倍撮像用レンズ5aが光路内に配置され、また拡大撮像が選択された場合には、拡大撮像レンズ5bが光路内に配置される。この観察状態において、赤外光カットフィルタ9は光路から離脱されている。
【0022】
観察時に観察光源14を発した赤外光は、コンデンサレンズ13により集光され、撮像光源12、絞り11の開口を通過し、レンズ8、角膜絞り7の開口を通り、孔あきミラー2の周辺のミラー部により左方に反射され、対物レンズ1、瞳孔Epを通して眼底Erを照明する。赤外光で照明された眼底Erの像は、再び対物レンズ1、撮像絞り3、フォーカスレンズ4、撮像レンズ5a(5b)を通り、撮像機構6の色分解プリズム15に入射する。
【0023】
色分解プリズム15は赤外光と赤色光を撮像素子16rに、青色の光を撮像素子16bに、緑色の光を撮像素子16gに導くが、観察光は赤外光であるために撮像素子16rに結像し、電気信号に変換される。この信号は信号増幅回路17rで観察用に予め決められた増幅率で増幅され、画像制御手段21に入力されテレビモニタ24に表示される。
【0024】
この画像を観察し、撮像準備が整ったことを確認した撮像者は、撮像スイッチ25を操作する。撮像スイッチ25からの入力を検知した制御手段22は、赤外光カットフィルタ9を光路内に挿入し、ストロボ発光制御回路26によりコンデンサ26aの電荷を放電し撮像光源12を発光する。撮像光源12を発した光は絞り11のリング状開口、絞り10のリング状開口を通過し、赤外光カットフィルタ9により可視光のみが透過し、リレーレンズ8を通り孔あきミラー2の周辺のミラー部により左方に反射され、対物レンズ1、瞳孔Epを通して眼底Erを照明する。
【0025】
このように照明された眼底Erの像は、再び対物レンズ1、撮像絞り3、フォーカスレンズ4、撮像レンズ5a(5b)を通り、色分解プリズム15に入射して各色に分解され、撮像素子16r、16g、16bに結像し電気信号に変換される。これらの信号は信号増幅回路17r、17g、17bで予め決められた増幅率で増幅され、更にA/D変換部19r、19g、19bにおいてデジタル画像データに変換され、画像メモリ20r、20g、20bに一旦記憶される。同時に、フォーカスレンズ位置検知手段27は撮像時のフォーカスレンズ4の位置を検知し、検知した位置情報を制御手段22中のメモリ22aに記録する。メモリ22aにはフォーカスレンズ4の位置に対応して、照明光学系又は撮像光学系の内部の反射により生ずるパターン画像である補正パターン画像が、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色毎に記憶されている。
【0026】
図2(a)は例えば−12D(ディオプタ)に相当する補正パターン画像のG画像であり、中央部に対物レンズ1の反射像P1、及び周辺部に対物レンズ1の傷、泡、汚れ等による反射像P2がある。図2(b)は例えば−6Dに相当する補正パターンのG画像であり、撮像視度の違いにより反射像P3、P4は反射像P1、P2よりもコントラストが低くなっている。図2(c)は例えば0Dに相当する補正パターンのG画像であり、反射像P5、P6は更にコントラストが低く、また面積も広がっている。
【0027】
制御手段22は検知した視度情報及び補正パターン画像を基に、補正すべき画像を作成する。検知した視度情報をDk(D)とし、Dm(D)、dn(D)(Dm<Dk<Dn)の補正パターン画像が記憶されているとすると、アドレス(i,j)の補正パターン画像の画像データKr(Dk,i,j)、Kg(Dk,i,j)、Kb(Dk,i,j)を、以下の式から演算することができる。
Kr(Dk,i,j)={Kr(Dm,i,j)・(Dm−Dk)+Kr(dn,i,j)・(dn−Dk)}/(dn−Dm)
Kg(Dk,i,j)={Kg(Dm,i,j)・(Dm−Dk)+Kg(dn,i,j)・(dn−Dk)}/(dn−Dm)
Kr(Dk,i,j)={Kb(Dm,i,j)・(Dm−Dk)+Kb(dn,i,j)・(dn−Dk)}/(dn−Dm)
【0028】
このようにして求まった補正パターン画像には、テレビカメラのγ特性がかかっているため、γの逆変換を行う。逆変換後の補正画像データをKr’(Dk,i,j)、Kg’(Dk,i,j)、Kb’(Dk,i,j)とし、この画像を8ビット画像とすると、画像の最大値は255までの値をとり、更に撮像したテレビカメラのγ=0.45とすると、次式となる。
Kr’(Dk,i,j)=255・{Kr(Dk,i,j)/255}(1/0.45)
Kg’(Dk,i,j)=255・{Kr(Dk,i,j)/255}(1/0.45)
Kb’(Dk,i,j)=255・{Kr(Dk,i,j)/255}(1/0.45)
【0029】
また、補正パターン画像を撮像したときの照明光量をFoとし、被検眼Eを撮像したときの照明光量をFkとすると、補正後の補正画像データは以下のように演算することができる。
Kr”(Dk,i,j)=Kr’(Dk,i,j)・2(Fk−Fo)
Kg”(Dk,i,j)=Kg’(Dk,i,j)・2(Fk−Fo)
Kb”(Dk,i,j)=Kb’(Dk,i,j)・2(Fk−Fo)
【0030】
次に、撮像した眼底像もテレビカメラによりγ変換が行われているため、逆変換を行う。撮像された眼底像の(i,j)番地の画像データをFr(i,j)、Fg(i,j)、Fb(i,j)とし、γ逆変換後の画像データをFr”(i,j)、Fg”(i,j)、Fb”(i,j)とすると次式となる。
Fr”(i,j)=255・{(Fr(i,j)/255}(1/0.45)
Fg”(i,j)=255・{(Fg(i,j)/255}(1/0.45)
Fb”(i,j)=255・{(Fb(i,j)/255}(1/0.45)
【0031】
これらの画像データから補正パターン画像を減算し、再びγ変換を行って補正眼底画像を得る。即ち、補正後の眼底画像データをFcor_r(i,j)、Fcor_g(i,j)、Fcor_b(i,j)とすると、以下のように表すことができる。
Fcor_r(i,j)=255・{(Fr”(i,j)−Kr”(Dk,i,j))/255}(0.45)
Fcor_g(i,j)=255・{(Fg”(i,j)−Kg”(Dk,i,j))/255}(0.45)
Fcor_b(i,j)=255・{(Fb”(i,j)−Kb”(Dk,i,j))/255}(0.45)
図3のフローチャート図はこの撮像の流れを示している。
【0032】
このような画像の補正方法の考え方は、撮像レンズ5aを用いた低倍撮像の場合にも、撮影レンズ5bを用いた拡大撮像の場合にも同様である。そのとき、補正パターン画像を低倍、拡大それぞれ独立に記憶しておいてもよいし、低倍又は拡大の補正パターン画像の倍率を補正して用いてもよい。そのとき、低倍と拡大の撮像レンズの光軸が偏心している可能性があるので、この偏心量も記憶しておく必要がある。
【0033】
このように撮像した原画像には、図4(a)に示すように、中心部及び周辺部に眼底カメラ内部の光学系の反射により生じた反射像P7、P8が重なって映っているが、上記の演算により、図4(b)に示すようにこれらの反射像を取り除いた画像を得ることができ、この画像データを記録手段23により記録媒体Dに記録し、テレビモニタ27に表示して撮像を終了する。
【0034】
上述の実施の形態において、予め補正パターン画像を用意したが、最適な補正パターン画像は、汚れ等による光学系の変化により経時的に変化する。そこで、電源投入時に補正パターン画像を自動的に取得するようにすれば、更に精度の良い補正が可能である。
【0035】
図5は電源投入時に自動的に補正パターン画像を取得する実施の形態を示しており、図1と同一の符号は同一の部材を示している。対物レンズ1の鏡筒31には、補正パターン画像撮像用の補助光学部材32が取り付けられている。この補助光学部材32の後部の反射面33は、光の反射が殆どない黒い拡散面で構成されており、対物レンズ1に関して撮像絞り3と略共役の位置に配置されている。この位置は被検眼Eの略瞳孔位置であり、この瞳孔付近においては、撮像光束と照明光束は分離されているため、この反射面33で反射された光は撮像絞り3を通り、撮像素子16r、16g、16bに達することはない。制御回路22には、補助光学部材32が装着されていることを検知する検知スイッチ34、電源の投入を指令する電源スイッチ35が接続されている。
【0036】
撮像者は補助光学部材32を対物レンズ1の鏡筒31に装着し、電源スイッチ35をオンする。電源の投入された制御手段22は、検知スイッチ34により補助光学部材32が装着されていることを検知すると、補正パターン画像の自動撮像を開始する。メモリ22aには、撮像すべき視度情報が記録してあるので、この視度情報に従って図示しない駆動手段により、例えば−12、−11、−10、…0、+1、+15と1Dごとにフォーカスレンズ4を駆動し、ストロボ光源12を発光する。ストロボ光源12を発した光は、前記と同様に絞り11のリング状開口、絞り10aのリング状開口を通過し、赤外光カットフィルタ9により可視光のみが透過し、リレーレンズ8を通り孔あきミラー2の周辺のミラー部により左方に反射され、対物レンズ1の後面1b及び前面1aにより反射される。
【0037】
このように反射された対物レンズ1による反射像及び対物レンズ1の前面1a又は後面1bの傷、汚れ、対物レンズ1の硝子内部の泡等による像は、撮像絞り3、フォーカスレンズ4、撮像レンズ5を通り、色分解プリズム15に入射して各色に分解され、撮像素子16r、16g、16bに結像し電気信号に変換される。
【0038】
これらの信号は信号増幅回路17r、17g、17bで予め決められた増幅率で増幅され、A/D変換部19r、19g、19bでデジタル画像データに変換され、画像メモリ20r、20g、20bに一旦記憶され、更に制御手段22のメモリ22aに視度情報と共に記憶される。制御手段22は予め決められた視度について撮像を繰り返し、補正パターン画像を得る。
【0039】
以上の撮像を電源投入時に毎回行ってもよいが、電源投入から実際に撮像できるまでに時間がかかり、使い勝手を損ねてしまうこともあるので、制御手段22内にカレンダ及び時計を持ち、補正パターン画像の自動撮像を1日1回、又は1週間に1回行うように設定できるようにすると使い勝手がよい。また、電源を立ち上げて直ちに撮像する場合もあるので、自動撮像を中断できるスイッチを設けると、更に使い勝手を向上することができる。勿論、必要に応じてスイッチ等の操作部材を設けて手動で補正パターン画像を撮像できるようにしておくことも可能である。
【0040】
また、制御手段22はデジタル化された補正パターン画像の画像データの最大値又は平均値等を所定の値、例えば「32」と比較し、この値よりも大きい場合には、図6に示すようにテレビモニタ24に警告のメッセージを表示して、光学系が過度に汚れていることを撮像者に知らせるとよい。即ち、過度に反射光が強い場合には、眼底画像データと足し合わされたとき、画像データの最大値「255」を超えて補正ができなくなるためである。この処理の流れを、図7のフローチャート図に示す。
【0041】
また、補正パターン画像撮像のための補助光学部材32を対物レンズ1のキャップの中に形成することもできる。撮像が終了したときキャップをしておけば、次に電源を入れたときに必ず補正パターン画像が自動的に撮像されるために、常に最適な補正を行うことができる。
【0042】
更に、上述の実施の形態においては、R、G、Bの各色毎に補正パターン画像を用意したが、輝度画像、色差信号として、補正パターン画像を記憶しておいても効果は同一である。また実施の形態においては、補正パターン画像をメモリ22aに記憶し、補正した眼底画像を記憶手段23により記録媒体Dに記録したが、補正パターン画像の記録、画像の補正演算及び補正した画像の保存を、ネットワークを介して接続している外部のPC(personal computer)を用いて行ってもよい。
【0043】
図8はその場合の実施の形態を示し、先の実施の形態と同様の眼底カメラ101の制御手段22は、ネットワーク100と接続されており、撮像された画像は同様にネットワーク100に接続されているコンピュータ200に送られる。このネットワーク100には、眼底カメラ101と同様の眼底カメラ102、103が接続されている。
【0044】
コンピュータ200のメモリには、予め眼底カメラ101、102、103の補正パターン画像が記憶されている。眼底カメラ101で撮像された画像及び撮像視度等の撮像条件は、眼底カメラの機体番号、例えば101がネットワーク100を介してコンピュータ200に送られる。コンピュータ200は先ず撮像した眼底カメラの機体番号101、撮像条件に従って、補正パターン画像をメモリ22aから読み出す。そして、先の実施の形態と同様に読み出した補正パターン画像を撮像条件に応じて演算し眼底像を補正する。図9のフローチャート図は以上の作業の流れを示している。眼底カメラ102、103で撮像した画像も、同様にコンピュータ200において補正される。
【0045】
このように、外部のコンピュータ200に補正パターン画像を記憶し、眼底像を補正することにより、眼底カメラ本体内で画像補正する場合に比べて、コンピュータ200のパフォーマンスが高いため演算速度が速く、また大量の画像データの記録が可能であるため、短時間で精度の良い補正が可能である。
【0046】
また、上述の実施の形態においては、複数枚の補正パターン画像を記憶したが、反射像のピントを合わせて撮像することができれば、1枚の補正パターン画像から画像を補正することができる。対物レンズ1の反射像は−12Dから−15D付近にあるので、この反射像にピントを合わせて補正パターン画像を撮像する。眼底カメラ撮像系のFナンバ及び射出瞳位置は分かっているので、この画像がそれぞれのディオプタ位置でどのようなぼけ方をするかは、計算により求めることができる。かくすることにより、補正パターン画像を記憶するためのメモリ容量を少なくすることができる。
【0047】
また、眼底カメラの光学系も長い時間使っている間に、塵埃等が侵入し、反射像の出方が経時的に変化し更に強くなることもある。そのような場合には、上述のように度々補正パターン画像を撮像し直すのが最も好ましいが、補正された眼底像を判定して補正が不十分である場合には、更に補正演算のパラメータを変更することにより、精度の良い補正を行うことができる。
【0048】
対物レンズ1の反射像又は傷等が眼底像と共に写っている部分は、その他の部分と比較し色味が異なる。また、反射像又は傷等のある座標は、補正パターン画像により分かっているので、それらの座標の色味を周囲のアドレスの色味と比較し色味が異なる場合、特に青、緑が強い場合には補正が不十分であるので、再度演算を行うことにより、更に精度の高い補正が可能となる。反射像位置に対応した眼底像位置の色情報を得るためには、撮像条件に対応した補正パターン画像を二値化することにより、反射像部分の画像データを「1」に、その他の部分の画像データを「0」とし、眼底画像との論理積演算を行った画像データのB/G、R/Gの値を求めて反射像部位の色情報とし、反射像部分の周囲の部分に対応する眼底画像データのB/G、R/Gの値と比較する。これらの色情報の差が所定の値よりも大きい場合には、補正が不十分であるという判断をする。
【0049】
その場合には、例えば先の計算式の中で実際の光量よりも大きな光量で撮像されたとして、補正パターン画像を補正し原画像から減算すればよい。また場合によっては、補正をし過ぎたことにより補正部分の画像の赤味が強い場合には、少ない光量で撮像されたとして、補正パターン画像を補正し減算し直すとよい。これらの作業を繰り返すことにより、更に精度の高い補正が可能となる。この流れは図10のフローチャート図に示している。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る眼科撮像装置は、照明光学系及び撮像光学系の内部反射により生ずる反射像を、撮像視度毎に補正パターン画像として記憶し、それらの画像を撮像視度、撮像光量により補正して眼底画像から除くことにより、撮像画像から余分な映り込みをなくすことができるため、画質を向上することができ、更には診断の精度を向上することができる。
【0051】
また、部品の歩留まり、及び組立、調整の手番を短縮できるため、製品のコストを減少させ製品が安価に得られる。更に、このような補正パターン画像を用いると、原画像を画像処理して画質を向させる方法に比べて、元の画像情報が失われることがないため、精度の良い補正ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の眼底カメラの構成図である。
【図2】補正パターン画像の説明図である。
【図3】フローチャート図である。
【図4】眼底像の補正の説明図である。
【図5】他の実施の形態の構成図である。
【図6】テレビモニタの画面の説明図である。
【図7】フローチャート図である。
【図8】更に他の実施の形態の構成図である。
【図9】フローチャート図である。
【図10】フローチャート図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ
2 孔あきミラー
3 撮像絞り
4 フォーカスレンズ
5 撮像レンズ
6 撮像機構
7 角膜絞り
12 撮像光源
14 観察光源
15 色分割プリズム
16 撮像素子
17 増幅回路
18 画像ボード
19 A/D変換部
20 メモリ
21 画像制御手段
22 制御手段
23 画像記録手段
24 テレビモニタ
25 撮像スイッチ
26 ストロボ発光制御回路
Claims (10)
- 被検眼の画像を撮像する撮像手段と、被検眼を照明するための照明手段と、該照明手段により撮像光学系の内部で発生するゴースト光による反射像を補正するための補正パターンを記憶する記憶手段と、撮像条件を検知するための検知手段と、該検知手段の検知出力に基づいて前記記憶手段に記憶された前記補正パターンを用いて撮像画像を補正する補正手段とを有することを特徴とする眼科撮像装置。
- 前記撮像条件は前記照明手段による撮像光量情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の眼科撮像装置。
- 前記撮像条件は視度情報を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の眼科撮像装置。
- 前記撮像条件は撮像倍率情報を含むことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の眼科撮像装置。
- 前記補正パターンを複数有し、前記検知手段の検知結果に基づいて前記複数の補正パターンから選択された前記補正パターンを用いて撮像画像を補正する補正手段を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1つの請求項に記載の眼科撮像装置。
- 前記検知手段の検知出力に基づいて、前記記憶された補正パターンから演算して撮像画像を補正することを特徴とする請求項1〜4の何れか1つの請求項に記載の眼科撮像装置。
- 電源投入時又は所定時又は所定の操作部材の操作時に、前記補正パターンを取得し、前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1〜6の何れか1つの請求項に記載の眼科撮像装置。
- 前記補正パターンはネットワークで接続した外部コンピュータにより撮像画像補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の眼科撮像装置。
- 前記撮像光学系と前記照明手段は一部共通の光学系を有し、前記ゴースト光は前記共通の光学系で発生することを特徴とする請求項1〜8の何れか1つの請求項に記載の眼科撮像装置。
- 前記共通の光学系は対物レンズであることを特徴とする請求項9に記載の眼科撮像装置。
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