JP2005006926A - 眼科画像撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影制御部に撮影の可否および撮影間隔を適切に制御することにより、検者は限られたメモリー容量で撮影時間の短縮と効率的な撮影を行うことができ、使い勝手の良い眼科画像撮影装置を提供することが出来る。
【解決手段】記憶手段の空き容量を監視する空き容量監視手段と,次に撮像され生成される画像データのデータサイズを算出するデータサイズ算出手段と,前記空き容量監視手段の出力と前記画像サイズ算出手段の出力を元に前記撮影系の撮像動作の制御を行う制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼科医院等にて用いられる眼科画像撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、眼科の画像診断には種種の装置が使われているが、ここではその代表例として、眼底カメラを例にとり説明する。網膜の毛細血管の血流状態や微小出血斑の検査、診断等には、眼底カメラを用いた蛍光造影撮影が行われ、1枚/秒の連続撮影が行われている。この撮影では、35mmフィルムに記録する方式が一般的に行われているが、最近では眼底カメラにCCDカメラを接続して、撮像した画像をA/D変換してデジタル画像として記憶する方式も行われている。
【0003】
図6は従来例の眼底カメラのブロック構成図を示す。光学ヘッド11に接続されたCCDカメラ12の出力は、A/D変換器13を介して眼底画像を一時記憶する画像メモリ130に接続され、更にD/A変換器15を介してテレビモニタ16に接続されている。また、撮影制御部129は撮影動作を制御する。更に、画像メモリ4の出力はデジタルインタフェイス134を介して大容量データ記録装置21が内臓されたPC2に接続されている。眼底撮影を行うと、CCDカメラ12に結像した画像は光電変換されて、A/D変換器13に送られ画像メモリ130内に記憶される。同時に、D/A変換器15でアナログ信号に変換されてテレビモニタ16上に表示される。
【0004】
そして、画像メモリ130に記憶された眼底画像は、デジタルインタフェイス134を介して大容量データ記録装置21に格納される。蛍光造影撮影を行う場合には、経過時間と共に撮影された眼底画像が変化するために、特に変化の大きい初期画像を中心にした連続撮影を行う必要があるので、画像メモリ130にはアクセス速度の早いDRAM等の揮発性メモリを使用し、撮影された画像を大容量データ記録装置21等の記憶媒体に格納する必要がある。しかし、大容量データ記録装置21への画像の転送を汎用のデジタルインタフェイスを介して行うと蛍光造影撮影時の連続撮影動作の撮影間隔内に画像の転送を完了することは難しい。
【0005】
従って、連続撮影中に画像メモリ130に画像を蓄積できるように、画像メモリ130の記憶容量と入力画像サイズ及び大容量データ記録装置21への転送画像サイズとから、常にメモリ残容量を算出しなければならないという問題が生ずる。
【0006】
そこで、特開平9−192104号公報には、上述した問題点を解決するために、画像記憶手段のメモリ使用状況を画像出力手段の出力結果に基づいて画像表示手段に表示するメモリ使用状況表示手段を設けることにより、検者が画像メモリの使用状況を容易に確認できる眼科用画像記録装置が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述の従来例において、検者に画像記憶手段のメモリ使用状況を表示する手段を設けても、撮影動作と画像の記録および画像処理が互いに協調的でない独立的な処理を行っている為に、撮影後の画像メモリの使用状況に応じた適切な撮影動作にフィードバックされず、例えば、連続撮影後に画像メモリーの容量不足に陥った際には、正常な撮影および画像記録操作を継続することが出来ないという問題が生ずる。
【0008】
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、撮影後の画像メモリの使用状況に応じた適切な撮影が可能となる眼底カメラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
被検眼の所定部位を撮影する撮影系と,該撮影系に設けられた電子撮像素子と,該電子撮像素子によって撮像された少なくとも一枚以上の画像データを一時記憶する記憶手段と,該一時記憶手段より逐次転送される画像データを保存する画像保存手段とを有する眼科画像撮影装置において,
前記記憶手段の空き容量を監視する空き容量監視手段と,次に撮像され生成される画像データのデータサイズを算出するデータサイズ算出手段と,前記空き容量監視手段の出力と前記画像サイズ算出手段の出力を元に前記撮影系の撮像動作の制御を行う制御手段とを有することを特徴とする。
【0010】
また、前記制御手段は、撮影の許可を与えることを特徴とする。
【0011】
また、前記画像データサイズ算出手段は,過去に転送された直前の画像を含む少なくと一枚以上の画像のデータサイズを元にデータサイズを推定又は決定することを特徴とする。
【0012】
また、前記転送される画像の解像力を選択する解像力選択手段と、圧縮率を選択する圧縮率選択手段とを有し、前記画像出サイズ算出手段は前記解像力と圧縮を元にデータサイズを推定又は決定することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明を図1〜図8に図示の実施例に基づいて詳細に説明する。図1は眼底カメラヘッドの構造断面図であり,光学ヘッド11は、以下の如く構成される。被検眼101からハロゲンランプ等の観察用光源102に向かう光路Aには対物レンズ103,前眼/眼底切り替えレンズユニット104,中心開口を有する孔あきミラー105,角膜バッフル106,リレーレンズ107,水晶体バッフル108,紫外線カットフィルター109,可視蛍光撮影用エキサイタ110,ICG蛍光撮影用エキサイタ111,小瞳孔径に対応するために複数配置された,円環状開口部を有するリングスリットユニット112,第1コンデンサーレンズ113,ストロボ発光するキセノンランプ等の眼底撮影用光源114,第2コンデンサーレンズ115,前眼観察用光源102の背面には凹面反射鏡116が順次に配列されている.孔あきミラー105の背後の光路B上には,可視蛍光撮影用バリアフィルタ117,フォーカスレンズ118,撮影レンズ119,第一の可倒ミラー120,そしてCCD等の電子撮像素子121で眼底像を撮影するためのカラーカメラ122が配置され、カラーカメラ122の撮影画像出力は,撮影制御部129へ送られる.また,第一の可倒ミラー120により切り替えられる光軸C上には,第二の可倒ミラー123,接眼レンズ124を有するファインダーがある.さらに,第二の可倒ミラー123により切り替えられる光軸D上には,ミラー125,ICG撮影用バリアフィルタ126,近外赤外域に感度有するCCD等の電子撮像素子127で前眼部を観察するための近赤外カメラ128が配置される。近赤外カメラ128の画像出力は,撮影制御部129へ送られる。
【0014】
撮影制御部129には,カラーカメラ122,近赤外カメラ128の他,該カラーカメラ122で撮影された画像記録用メモリ130,表示装置131,操作部132に設けられた撮影釦133,コントロール用PCとのインターフェース装置134,そして眼底撮影用光源114の発光光量制御装置135が接続されている。また、インターフェース装置134に接続されるコントロール用PC2には撮像された画像を保管する画像保管用の大容量データ記録装置21が内臓されている。図2に以上の構成ブロック図を示しておく。
【0015】
このように撮影された眼底画像は表示装置131に表示されるとともに、画像記憶メモリ130からインターフェース134を介してコントロールPC2内の大容量データ記録装置21へ逐次転送される。また、この画像データは、コントロールPC(2)の装置の機体ナンバー、右目左眼の区別、撮影画角、撮影時刻など眼底カメラヘッドの撮影情報とともに転送される。
【0016】
以上の構成からなる眼底カメラヘッドの実際の動作は,撮影者が下記撮影種別(1)〜(4)を選択することで決定される。
【0017】
(1)COLOR
可視光を用いたフルカラー撮影.観察用光源102からの観察像光束は,リングスリットユニット112にて円環状光束となり,孔あきミラー105で反射され,対物レンズ103を通り,被検眼101の眼底を照明する.眼底からの反射像は対物レンズ103,孔あきミラー105の孔部,フォーカスレンズ118,撮像レンズ119,第一の可倒ミラー120,第二の可倒ミラー123,接眼レンズ124を通ったファインダー画像となる。
【0018】
さらに,撮影者はピント合わせ,撮影部位の確認,フレアの有無を確認しながら撮影釦133を押すと,第一可倒ミラー120は光路B外へ退避し,眼底撮影用光源114が発光し,その光束は観察時と同様に被検眼101を照明し,眼底像は対物レンズ103,孔空きミラー105の開口部,フォーカスレンズ118,撮影レンズ119を通って眼底撮影装置122の電子撮像素子121上に静止画像として結像し,画像メモリ130へ記録される。
【0019】
画像メモリ130へ記録された眼底像は,表示装置131へ表示される。
【0020】
(2)FA(連写モード)
可視光を用いた蛍光撮影.被検者に可視波長域の発光色素を静注後,照明系光学経路にエキサイタ,撮影系光学経路にバリアフィルタを挿入し,眼底血管の血管造形像を最大1枚/秒に相当する連写を行う撮影法。
【0021】
観察用光源102からの観察像光束は,リングスリットユニット112にて円環状光束とされた後,可視蛍光撮影用エキサイタ110により励起用の特定波長光が選択され,孔あきミラー105で反射され,対物レンズ103を通り,被検眼101の眼底を照明する.該照明光により励起された発色色素は励起波長域により長波長側にシフトした蛍光を発生し,血管を造像する。この血管像は対物レンズ103,孔あきミラー105の孔部を通過後,蛍光波長域のみを透過する可視蛍光撮影用バリアフィルタ117にて蛍光のみが選択された後,フォーカスレンズ118,撮像レンズ119,第一の可倒ミラー120,第二の可倒ミラー123,接眼レンズ124を通ったファインダー画像となる。
【0022】
さらに,撮影者はファインダー像を観察しながらピント合わせ,撮影部位の確認,フレアの有無確認を行い,撮影釦133を押すと,第一可倒ミラー120は光路C外へ退避し,眼底撮影用光源114が発光し,その光束は観察時と同様に被検眼101を照明し,眼底像は対物レンズ103,孔空きミラー105の開口部,可視蛍光撮影用バリアフィルタ117,フォーカスレンズ118,撮影レンズ119を通ってカラーカメラ122の電子撮像素子121上に結像し,画像メモリ130へ記録される。この記録は最大1フレーム/秒での繰り返しが可能である。撮影された眼底像は静止画像フレーム毎に表示装置131に表示される。
【0023】
(3)ICG
近赤外線を用いた蛍光撮影.被検者に近赤外波長域の発光色素を静注後,照明系光学経路にエキサイタ,撮影系光学経路にバリアフィルタを挿入し,眼底血管の血管造形像を最大1枚/秒に相当する連写を行う撮影法。
【0024】
観察用光源102からの観察像光束は,リングスリットユニット112にて円環状光束となり,ICG蛍光撮影用エキサイタ111により励起用の特定波長光が選択され,孔あきミラー105で反射され,対物レンズ103を通り,被検眼101の眼底を照明する。該照明光により励起された発色色素は励起波長域により長波長側にシフトした蛍光を発生し,血管を造像する。この血管像は対物レンズ103,孔あきミラー105の孔部,フォーカスレンズ118,撮像レンズ119,第一の可倒ミラー120を通る。ICG動画像観察時には,第二の可倒ミラー123が破線部へ退避することで,観察像光源は光軸Dを通り,ミラー125,ICG撮影用バリアフィルタ126を通って近赤外カメラ128の電子撮像素子127上に結像する.該結像した眼底像は表示装置131へ表示される。
【0025】
さらに,撮影者は表示装置131に映された眼底像を観察しながらピント合わせ,撮影部位の確認,フレアの有無確認を行い,撮影釦133を押すと,眼底撮影用光源114が発光し,その光束は観察時と同様に被検眼101を照明し,眼底像は対物レンズ103,孔空きミラー105の開口部,フォーカスレンズ118,撮影レンズ119,第一の可倒ミラー120,ミラー125,ICG撮影用バリアフィルタ126を通って,近赤外カメラ28の電子撮像素子127上に結像した眼底像が,画像メモリ130へ,静止画像として記録される。画像メモリ130へ記録された該静止画像は,表示装置131に表示される。この記録は、(2)FAとほぼ同様に1フレーム/秒程度が可能とされる。
【0026】
尚,撮影種別が選択されると,選択した撮影種別に従った撮像パラメータは,コントロール用PC(2)から読み出され,カラーカメラ122,近赤外カメラ28,画像メモリ130,および発光光量制御装置135へ設定される。
【0027】
以下に上述の4つの撮影種別をどのように決定するかとその後の共通処理について説明する.図3は上流システムにて管理される検査情報がコントロールPC2上に,検査一覧として表示されたウィンドウであり,検査一覧テーブルには,被検者である患者IDと(302),撮影管理情報(303),撮影対象眼〔左/右〕(304)が表示されている。従って,検査依頼に既に撮影種別が指定されている場合においては,この検査一覧から次に行う検査(305)を選択することにより,検査種別が自動的に選択され,コントロール用PC(302)から眼底カメラへ撮影種別およびこれに従属する撮影パラメータが転送されることになる。
【0028】
撮影種別の選択が行われた後,検者は前述の操作を行い各種の撮影を行うことになるが,コントロール用PCで管理される撮影種別の設定により定義された撮影パラメータのほか,眼底カメラヘッド側で管理・制御される光路の切り替えや,各種フィルターの挿脱,撮影装置の切り替え,発光量の調節も同時に行われる。図5はコントロール用PC(2)が管理する眼底カメラの撮像パラメータを変更するウィンドウを示す.撮影パラメータ501は撮影種別(COLOR/FA1/FA2/ICG)に従属するグループとして構成されているが,ここで各パラメータについて簡単に説明しておく。
【0029】
・ISO
撮像素子の感度を設定する.ここでは100/200.400.800/1000から選択する。
・CONTRAST
コントラストの強さを設定する。
・SHARPNESS
エッジ強調処理の強さを設定する。
・DARKNESS
明るさの微補正量を設定する。
・HUE
色合いを設定する。
・WHITE・BALLANCE
ホワイトバランスを設定する。2000K〜10000Kの範囲で設定する。また,『B/W』を選択すると,撮像素子がカラー画像を撮像した場合でも,モノクロ変換し,モノクロ画像として記録する。
・EXPOSURE
露出の補正値を,−2/−1.5/−1/−0.5/0/+0.5/+1/+1.5/+2から選択する。
・IMAGE・SIZE
撮影画像の解像度をLARGE/MIDDLE/SMALLから選択する。
・QUALITY
画像を記録する際の圧縮率を,FINE/NORMAL/RAWから選択する。
・最小撮影間隔
IMAGE・SIZEとQUALITYから決定,または推測される画像ファイルサイズと,コントロール用PC〜眼底カメラ間のファイル転送速度から決定される最小の撮影間隔を自動的に計算して表示する。
・LEVEL
発光光量の補正値を−10〜+10の範囲で設定する。
【0030】
画像メモリ130から大容量データ記録装置21への転送速度が有限であることから、画像メモリ130には連続撮影時に転送しきれない画像データを記録できる記憶空き領域が用意されている。しかし、どのような撮影条件においても十分なメモリ容量を備えることは経済的に不利なため、これを最小限に抑える必要がある。
【0031】
(第一の実施例)
そこで本発明のシステムでは、メモリ制御管理部19に画像メモリの130の空き領域容量を監視する空き容量監視部19aと次に撮影された撮影画像容量を算出する撮影画像容量算出部19bが用意されている。メモリ制御管理部19は、画像メモリの130の空き領域容量と撮影された画像容量とを比較した後、操作部132に対して撮影の許可、禁止を撮影制御部129を介して制御する。上述の動作の流れをフローチャートを図4に示す。
【0032】
(第二の実施例)
また、第二の実施例は、メモリ管理部19は、メモリー使用状況を監視し、空き領域に応じてタイマーデータ管理部17の撮影間隔時間を変更する。例えば、メモリーの空き領域が不足すると判断した場合には、撮影間隔時間を短くするように撮影制御部22を介してタイマーデータ管理部17のデーターを書き換え、画像メモリの空き領域を確保する。上述の動作の流れをフローチャートを図5に示す。
【0033】
このように、メモリ管理部11は画像メモリ130上で使用しているメモリ量、画像が格納されている実アドレス情報、記憶されている画像枚数等と共に、画像メモリ130に記憶された眼底画像が大容量ディスク21に転送されたかどうかを管理し、メモリー使用状況に応じて撮影を制御する。
【0034】
また、画像メモリ130に空き領域がなくなり、撮影が制限された状態や撮影間隔時間が変更された時には、撮影者に対して適切な情報提示を表示装置131に表示させるようにしてもよい。
【0035】
なお、画像メモリ130は眼底カメラ本体に内蔵された構成でも、眼底カメラの外部に接続されるデジタルカメラに内蔵された構成でもどちらでも良い。
【0036】
(第3の実施例)
図7のブロック図に沿って説明する。
【0037】
同じ機能のブロックには同じ番号が付けられているので、説明は省略する。
【0038】
解像力選択手段140は画像の解像力(解像度)を操作部132に設けられた解像力選択スイッチによる操作結果、又は、撮影モードにより、撮影画像の解像力を変更する。
【0039】
たとえば、解像力は図8に示すように[高解像力]、[中解像力]、[低解像力]の3種類から選択する。
【0040】
600万画素程度の撮像素子を用いた場合は、横×縦の画素数として高解像力として3000×2000、中解像力として2000×1400、低解像力として1500×1000の解像力が選択できる。
【0041】
圧縮率選択手段141は操作部132に設けられた解像力選択スイッチによる操作結果、又は、撮影モードにより、解像力選択手段からの入力画像を所定の圧縮率で圧縮した画像ファイルを生成する。たとえば、圧縮率は図8に示すように[非圧縮]、[低圧縮]、[高圧縮]の3種類から選択可能とする。非圧縮では、画像サイズに変更はない。低圧縮ではたとえば、1/5に圧縮される。高圧縮では1/10に圧縮される。本提案では圧縮方法は限定しないが、一般に木用いられているJPEG圧縮方法に依れば、圧縮テーブルのパラメータを変更することにより、任意の圧縮率で画像の圧縮処理可能である。但し、圧縮された画像のサイズは画像の図柄の影響を受けるため、一定の値にはならない。
【0042】
一般に、カラー撮影の場合は、中解像力、非圧縮の画像、
可視蛍光撮影(FAG)の場合は、高解像力、低圧縮の画像、
赤外蛍光撮影(ICG)の場合は、低解像力、高圧縮の画像が適している。
【0043】
画像データサイズ算出手段142は選択された解像力及び圧縮率により画像データサイズを算出する。
【0044】
算出されるデータサイズの例を上記の解像力、及び圧縮率に従った算出を表1に示す。
【0045】
【表1】
Figure 2005006926
表1.解像力、圧縮率別画像データサイズ
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る眼科画像撮影装置は、画像記憶手段のメモリ使用状況を画像出力手段の出力結果に基づいて撮影制御部に撮影の可否および撮影間隔を適切に制御することにより、検者は限られたメモリー容量で撮影時間の短縮と効率的な撮影を行うことができ、使い勝手の良い眼科画像撮影装置を提供することが出来る。
【0047】
なお、本発明は、特に、画像メモリーの領域が複数枚分あるシステムの蛍光撮影の制御方法として特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】本発明の実施例のブロック図である。
【図3】本発明の表示ウィンドウの図である。
【図4】本発明の第一の実施例のフローチャート図である。
【図5】本発明の第二の実施例のフローチャート図である。
【図6】従来の実施例の眼底カメラのブロック図である。
【図7】本発明の第三の実施例のブロック図である。
【図8】本発明の第三の実施例の選択図である。
【符号の説明】
11 眼底カメラ光学ヘッド
122/128 カメラ
130 画像メモリ
19 メモリ管理部
19a 空き容量監視部
19b 撮影画像容量算出部
134 デジタルインターフェース
21 大容量ディスク
129 撮影制御部
132 操作部
140 解像力選択手段
141 圧縮率選択手段
142 画像データサイズ算出手段

Claims (4)

  1. 被検眼の所定部位を撮影する撮影系と,該撮影系に設けられた電子撮像素子と,該電子撮像素子によって撮像された少なくとも一枚以上の画像データを一時記憶する記憶手段と,該一時記憶手段より逐次転送される画像データを保存する画像保存手段とを有する眼科画像撮影装置において,
    前記記憶手段の空き容量を監視する空き容量監視手段と,次に撮像され生成される画像データのデータサイズを算出するデータサイズ算出手段と,前記空き容量監視手段の出力と前記画像サイズ算出手段の出力を元に前記撮影系の撮像動作の制御を行う制御手段とを有することを特徴とする眼科画像撮影装置。
  2. 前記制御手段は、撮影の許可を与えることを特徴とする第一項記載の装置。
  3. 前記画像データサイズ算出手段は,過去に転送された直前の画像を含む少なくとも一枚以上の画像のデータサイズを元にデータサイズを推定又は決定することを特徴とする第一項記載の装置。
  4. 前記転送される画像の解像力を選択する解像力選択手段と、圧縮率を選択する圧縮率選択手段とを有し、前記画像出サイズ算出手段は前記解像力と圧縮を元にデータサイズを推定又は決定することを特徴とする第一項記載の装置。
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