JP2005006891A - 眼科画像生成システム - Google Patents

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信也 田中
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知行 岩永
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Abstract

【課題】画像グループを生成する際に、ひとつの検査に対し、適切な枚数ごと、かつわかりやすいグループ分けが自動的になされるシステムを実現する。画像を管理する一検査に対し、画像グループを撮影種別とR/Lで生成する。
【解決手段】検査依頼情報を生成又は受信する検査依頼管理手段と、該検査依頼により発生した画像を管理する画像管理手段と、撮影種別を決定する撮影モード決定手段と、撮影された被検眼の左右を判別する左右眼判別手段を有し、前記依頼された検査により発生した画像を、前記撮影モード決定手段の出力と該左右眼判別手段の出力により、撮影種別が同一な左右一眼ごとに管理を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼科画像を生成するシステム、より詳しくは、検査情報を病院情報システムよりネットワークを介して受信し、その検査情報に基づき、撮影撮影画像の管理を行う眼科画像生成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
検査情報を上流である病院内の情報システムなどから受信し、その情報に基づき医療画像の撮影し、撮影した画像を再びネットワーク上にある画像サーバへ保存するような画像生成保管システムは主にX線画像を中心に設計され、撮影手技が標準化されているX線画像の場合では、装置自体で検査の種別を決定することは許されていないことが通例である。
【0003】
【特許文献1】
特開平07−175875号公報
【特許文献2】
特開2000−311212号公報
【特許文献3】
特開2002−111987号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
モノクロ画像がほとんどであり、かつ撮影手順の標準化が進んでいるX線画像機器と異なり、眼科画像生成装置では、
1)眼底カメラやスリットランプのように通常のカラー撮影のほか蛍光撮影、特殊フィルター撮影など、眼底撮影ではさらにICG撮影のように多彩な撮影手技(撮影種別)が存在する。
2)かつこの検査自体は検査を行う医師がその場で臨機応変にその手技、撮影倍率・撮影部位(左右眼の交替を含む)・撮影枚数を選び撮影していた。
3)従って、そのような装置への検査依頼には撮影条件と呼べる上記の条件全てが検査情報に必ずしも記載されているとは限らない。
4)装置自体の操作によって撮影種別が決定できる構成が通例
従って上述のようなX線画像を中心に考えられた画像生成・保管システムに従来からある眼底カメラのような眼科画像機器を接続する場合、X画像用に設計されたシステムと、従来からある眼科機器の操作との整合性を取ることは難しかった。
【0005】
(本発明の目的)
本発明の目的は、上述した課題の解決であって、種々の撮影種別を持つ眼科画像生成装置において、適切な画像管理を行えるシステムの構築を目的とする。
【0006】
ここでいう適切な画像管理とは、ひとつの検査に対し、特定の条件でくくられた画像グループを形成し、画像の管理や特定の画像へのアプローチのためのキーとして利用するものであるが、この画像グループを生成する際に、ひとつの検査に対し、適切な枚数ごと、かつわかりやすいグループ分けが自動的になされるシステムの実現が目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のシステムは、複数の撮影手法の撮影が可能であり、検査依頼情報を生成又は受信する検査依頼管理手段と、該検査依頼により発生した画像を管理する画像管理手段と、撮影種別を決定する撮影モード決定手段と、撮影された被検眼の左右を判別する左右眼判別手段とを有し、前記画像管理手段は、前記依頼された検査により発生した画像を、前記撮影モード決定手段の出力と該左右眼判別手段の出力により、撮影種別が同一な左右一眼ごとに管理を行う。
【0008】
又、検者に所定外操作が発生した場合を通知する警告手段を有し、事前に選択された検査依頼情報にて撮影中に、該検査依頼情報に所定外の撮影への切り替えが行われた場合に、前記警告手段により検者に通知を行い、さらに前記警告手段による通知にもかかわらず撮影により画像が生成された際には、前記画像管理手段は事前に選択された検査に対して画像を管理する。
【0009】
以上の構成からなる本発明にかかわるシステムでは、上流から流れてくる検査依頼に記載された、もしくは装置自体の操作によって選択される撮影種別と、左右眼別に画像グループを生成する眼科画像生成システムであり、かつ該検査依頼の内容と異なる実際の撮影が行われた場合にも整合性の維持が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明に依る実施例である眼底カメラシステムの一例である。眼底を撮影する眼底カメラヘッド1とコントロール用PC2はデータ転送のための通信経路3で接続されている。眼底カメラヘッド1で撮影された画像はこの通信経路3を経由してコントロールPC2へ転送されるが、その他この通信経路3は眼底カメラヘッドとコントロール用PC間の種々の情報のやり取りに用いられる。コントロール用PC2はさらにローカルエリアネットワーク4を経由して、検査依頼情報を生成・管理する上位システム5、画像を恒久的に保存するための画像サーバ6に接続され、検査のはじめに上位システム5の管理する検査依頼情報の入手や、一時保管した撮影画像を患者情報などの付帯情報と関連付け、画像サーバ6に登録するなどの動作を行う。ここで、上位システム5は不可欠ではなく、もしこれが無い場合には、コントロール用PC2が検査依頼情報を生成できるように構成することも可能である。
【0011】
又、図1では眼底カメラヘッドには電子撮像素子を有する複数の撮影装置7、8が装着されているが、それだけではなくフィルム撮影が可能なフィルム撮影装置の装着を可能とし、これらが装着されている場合にはコントロールPC2の制御と独立したフィルム撮影が可能なように構成することも出来る。このようにフィルム撮影も可能とするシステムとすることは従来からある眼底カメラの撮影操作との一致を行う上で効果がある。眼底カメラヘッド1下部の操作パネルおよびコントロールPCには、これから行う撮影の種別(詳しくは後述する)を選択するための操作部10、11がそれぞれ用意される。コントロール用PCの操作部11は本実施例ではPCのキーボードとしたが、実際にはPC上で起動されているアプリケーションプログラムを操作する操作部を意味し、物理的にはマウスなど他のポインティングディバイスでも良いが、実際にはアプリケーションプログラムが選択を促すためにディスプレイ上に表示した選択肢(例えば12のごとくの選択テーブル表示ウィンドウ)を選択するものである。
【0012】
図2に眼底カメラヘッドの構造断面図を示す。図2において、被検眼101からハロゲンランプ等の観察用光源102に向かう光路Aには対物レンズ103、前眼/眼底切り替えレンズユニット104、中心開口を有する孔あきミラー105、角膜バッフル106、リレーレンズ107、水晶体バッフル108、紫外線カットフィルター109、可視蛍光撮影用エキサイタ110、ICG蛍光撮影用エキサイタ111、小瞳孔径に対応するために複数配置された、円環状開口部を有するリングスリットユニット112、第1コンデンサーレンズ113、ストロボ発光するキセノンランプ等の眼底撮影用光源114、第2コンデンサーレンズ115、前眼観察用光源102の背面には凹面反射鏡116が順次に配列されている。孔あきミラー105の背後の光路B上には、可視蛍光撮影用バリアフィルタ117、フォーカスレンズ118、撮影レンズ119、第一の可倒ミラー120、そしてCCD等の電子撮像素子121で眼底像を撮影するための眼底撮影装置122が配置され、眼底撮影装置122の撮影画像出力は、撮影制御部129へ送られる。また、第一の可倒ミラー120により切り替えられる光軸C上には、第二の可倒ミラー123、接眼レンズ124を有するファインダーがある。さらに、第二の可倒ミラー123により切り替えられる光軸D上には、ミラー125、ICG撮影用バリアフィルタ126、CCD等の電子撮像素子127で前眼部を観察するための動画像撮像装置128が配置され、動画像撮像装置128の動画像出力は、撮影制御部129へ送られる。
【0013】
撮影制御部129には、眼底撮影装置122、動画像撮像装置128の他、該眼底撮影装置122で撮影された画像データを一時保管する撮影画像記録装置130、表示装置131、操作桿132に設けられた撮影釦133、コントロール用PCとのインタフェース装置134、そして眼底撮影用光源114の発光光量制御装置135が接続されている。
【0014】
以上の構成からなる眼底カメラヘッドの実際の動作は、撮影者が下記撮影種別(1)〜(4)を選択することで決定される。
(1)COLOR
可視光を用いたフルカラー撮影。観察用光源102からの観察像光束は、リングスリットユニット112にて円環状光束となり、孔あきミラー105で反射され、対物レンズ103を通り、被検眼101の眼底を照明する。眼底からの反射像は対物レンズ103、孔あきミラー105の孔部、フォーカスレンズ118、撮像レンズ119、第一の可倒ミラー120、第二の可倒ミラー123、接眼レンズ124を通ったファインダー画像となる。
【0015】
さらに、撮影者はピント合わせ、撮影部位の確認、フレアの有無を確認しながら撮影釦133を押すと、第一可倒ミラー120は光路B外へ退避し、眼底撮影用光源114が発光し、その光束は観察時と同様に被検眼101を照明し、眼底像は対物レンズ103、孔空きミラー105の開口部、フォーカスレンズ118、撮影レンズ119を通って眼底撮影装置122の電子撮像素子121上に静止画像として結像し、撮影画像記録装置130へ記録される。
【0016】
撮影画像記録装置130へ記録された眼底像は、表示装置131へ表示されるとともに、インタフェース装置34を介してコントロール用PC(2)へ転送される。本撮影種別では、該転送時間を考慮して1フレーム/3秒程度の撮影間隔が許されている。
(2)FA(連写モード)
可視光を用いた蛍光撮影。被検者に可視波長域の発光色素を静注後、照明系光学経路にエキサイタ、撮影系光学経路にバリアフィルタを挿入し、眼底血管の血管造形像を最大1枚/秒に相当する連写を行う撮影法。
【0017】
観察用光源102からの観察像光束は、リングスリットユニット112にて円環状光束とされた後、可視蛍光撮影用エキサイタ110により励起用の特定波長光が選択され、孔あきミラー105で反射され、対物レンズ103を通り、被検眼101の眼底を照明する。該照明光により励起された発色色素は励起波長域により長波長側にシフトした蛍光を発生し、血管を造像する。この血管像は対物レンズ103、孔あきミラー105の孔部を通過後、蛍光波長域のみを透過する可視蛍光撮影用バリアフィルタ117にて蛍光のみが選択された後、フォーカスレンズ118、撮像レンズ119、第一の可倒ミラー120、第二の可倒ミラー123、接眼レンズ124を通ったファインダー画像となる。
【0018】
さらに、撮影者はファインダー像を観察しながらピント合わせ、撮影部位の確認、フレアの有無確認を行い、撮影釦133を押すと、第一可倒ミラー120は光路C外へ退避し、眼底撮影用光源114が発光し、その光束は観察時と同様に被検眼101を照明し、眼底像は対物レンズ103、孔空きミラー105の開口部、可視蛍光撮影用バリアフィルタ117、フォーカスレンズ118、撮影レンズ119を通って動画像撮像装置122の電子撮像素子121上に結像し、撮影画像記録装置130へ記録される。この記録は最大1フレーム/秒での繰り返しが可能である。このように撮影された眼底像は静止画像フレーム毎に表示装置131に表示されるとともに、インタフェース装置34を介してコントロール用PC(2)へ転送される。
(3)FA(高精細モード)
(2)と同様の可視光を用いた蛍光撮影である。
【0019】
本撮影種別では、(2)とは異なり、撮影画像記録装置128へ記録される画像データは、より場合高精細な静止画像であり、表示装置129に表示されるとともに、インタフェース装置128を介してコントロール用PC(2)へ転送される。本撮影種別では、該転送時間を考慮して1フレーム/3秒程度の撮影間隔が許されている。
(4)ICG
近赤外線を用いた蛍光撮影。被検者に近赤外波長域の発光色素を静注後、照明系光学経路にエキサイタ、撮影系光学経路にバリアフィルタを挿入し、眼底血管の血管造形像を最大1枚/秒に相当する連写を行う撮影法。
【0020】
観察用光源102からの観察像光束は、リングスリットユニット112にて円環状光束となり、ICG蛍光撮影用エキサイタ111により励起用の特定波長光が選択され、孔あきミラー105で反射され、対物レンズ103を通り、被検眼101の眼底を照明する。該照明光により励起された発色色素は励起波長域により長波長側にシフトした蛍光を発生し、血管を造像する。この血管像は対物レンズ103、孔あきミラー105の孔部、フォーカスレンズ118、撮像レンズ119、第一の可倒ミラー120を通る。ICG動画像観察時には、第二の可倒ミラー123が破線部へ退避することで、観察像光源は光軸Dを通り、ミラー125、ICG撮影用バリアフィルタ126を通って動画像撮像装置128の電子撮像素子127上に結像する。該結像した眼底像は表示装置131へ表示される。
【0021】
さらに、撮影者は表示装置131に映された眼底像を観察しながらピント合わせ、撮影部位の確認、フレアの有無確認を行い、撮影釦133を押すと、眼底撮影用光源114が発光し、その光束は観察時と同様に被検眼101を照明し、眼底像は対物レンズ103、孔空きミラー105の開口部、フォーカスレンズ118、撮影レンズ119、第一の可倒ミラー120、ミラー125、ICG撮影用バリアフィルタ126を通って眼底撮影装置128の電子撮像素子127上に結像した眼底像が、撮影画像記録装置130へ、静止画像として記録される。撮影画像記録装置130へ記録された該静止画像は、表示装置131に表示される。
【0022】
尚、撮影種別が選択されると、選択した撮影種別に従った撮像パラメータは、コントロール用PC(2)から読み出され、眼底撮影装置122、動画像撮像装置128、撮影画像記録装置130、および発光光量制御装置135へ設定されること、撮影後に撮影した画像データとともに、インタフェース装置134を介してコントロール用PC(2)へ装置の機体ナンバー、右目左眼の区別、撮影画角、撮影時刻など眼底カメラヘッドの撮影情報とともに転送されるという2つの動作は上述の各モードにおいて共通である。
【0023】
以下に上述の4つの撮影種別をどのように決定するかとその後の共通処理について説明する。まず、コントロールPC2から撮影種別が決定される場合を示す。図3は上流システムにて管理される検査情報がコントロールPC2上に、検査一覧として表示されたウィンドウであり、検査一覧テーブルには、被検者である患者IDと(302)、撮影管理情報(303)、撮影対象眼〔左/右〕(304)が表示されている。従って、検査依頼に既に撮影種別が指定されている場合においては、この検査一覧から次に行う検査(305)を選択することにより、検査種別が自動的に選択され、コントロール用PC(302)から眼底カメラへ撮影種別およびこれに従属する撮影パラメータが転送されることになる。また検査情報に指定が無い306のような場合には、その場でプルダウンメニューの操作によっても撮影種別の決定可能である。本実施例ではコントロール用PCからの撮影種別の決定方法に以上2種類を記したが、実際には検査依頼を管理する上流システムの種々の構成や、病院施設での運用方法によって、この二種からの選択・組み合わせで運用を決めることになる。たとえば検査種別を記入しない運用形態の場合や、検査依頼をコントロール用PCそのもので行う場合には、すべてコントロール用PCから撮影種別を決定するよう構成し、逆に検査依頼で全ての検査に検査種別の記入が義務付けられる運用形態では、次に行う検査そのものを選択するだけとなる。以上のコントロール用PCからの撮影種別の選択のほかに、本発明によるシステムでは、眼底カメラヘッド側からの選択も可能である。図4は眼底カメラヘッド操作パネル400上に配された撮影種別の選択スイッチであり、基本的に撮影種別として上述のカラー401・FA 402・ICG 403の3種類を選択するスイッチが3つ用意されている。尚、操作パネル400上にはその他の操作を行う、たとえば蛍光色素の静注時刻を装置に記憶するためのタイマースイッチなどが同様に配置されている。上述の撮影種別であるFA1とFA2の選択は基本的にFAというモードの中の切り替えであるため、FA402が押された場合にのみ有効となる1というスイッチ411と、2というスイッチ412が用意され、FAが押された場合にディフォールトで1が有効となるよう構成されている。2のスイッチはオペレータが必要に応じて適時選択する。すなわち、検者は本機能を用いて『FA1』にて血管造影初期の毎秒1フレームを撮影した後、より高精細な画像を記録する場合に、適時撮影種別を切り替え、高解像度、低画像圧縮率の高精細画像を記録する。該切り替えた記録では3秒に1フレームの撮影しか行えないが、血管造影の後期においては、造影剤が眼底に廻りきっているため、高速な繰り返し撮影は不要であるため、本切り替え撮影は有効である。このように本システムでは、撮影種別の選択は、コントロール用PC2と眼底カメラヘッド1の双方から可能であるが、基本的にはコントロールPC2からの操作が原則となる。
【0024】
以上説明した撮影種別の選択がいずれかの方法で行われた後、検者は前述の操作を行い各種の撮影を行うことになるが、コントロール用PCで管理される撮影種別の設定により定義された撮影パラメータのほか、眼底カメラヘッド側で管理・制御される光路の切り替えや、各種フィルターの挿脱、撮影装置の切り替え、発光量の調節も同時に行われる。ここで眼底カメラ側で管理・制御されるパラメータは、電子撮像ではなくフィルム撮影にも用いられる共通のパラメータで、このようなパラメータを眼底カメラヘッド側で管理・制御することにより、フィルム撮影を行う場合に眼底カメラヘッド単体での動作が可能となるばかりか、電子撮像を行わない従来の眼底カメラとの操作性を一致させることが出来るのである。(尚、双方の選択に矛盾が生じた場合の処理については後述する。)撮影が終了すると今度は眼底カメラヘッドは前述の如くコントロール用PCへ通信経路を介して、画像データとともに、装置の機体ナンバー、右目左眼の区別、撮影画角、撮影時刻など眼底カメラヘッドの装置撮影情報を転送する。コントロール用PCはコントロール用PC自体が管理している患者情報や検査種別などの含まれた検査情報と撮影情報と画像データを関連付けて保存し、必要に応じて外部の画像サーバへ恒久保存用のデータを転送するのである。
【0025】
図5はコントロール用PC(2)が管理する眼底カメラの撮像パラメータを変更するウィンドウを示す。撮影パラメータ501は撮影種別(COLOR/FA1/FA2/ICG)に従属するグループとして構成されているが、ここで各パラメータについて簡単に説明しておく。
・ISO
撮像素子の感度を設定する。ここでは100/200、400、800/1000から選択する。
・CONTRAST
コントラストの強さを設定する。
・SHARPNESS
エッジ強調処理の強さを設定する。
・DARKNESS
明るさの微補正量を設定する。
・HUE
色合いを設定する。
・WHITE BALLANCE
ホワイトバランスを設定する。2000K〜10000Kの範囲で設定する。
【0026】
また、『B/W』を選択すると、撮像素子がカラー画像を撮像した場合でも、モノクロ変換し、モノクロ画像として記録する。
・EXPOSURE
露出の補正値を、−2/−1.5/−1/−0.5/0/+0.5/+1/+1.5/+2から選択する。
・IMAGE SIZE
撮影画像の解像度をLARGE/MIDDLE/SMALLから選択する。
・QUALITY
画像を記録する際の圧縮率を、FINE/NORMAL/RAWから選択する。
・最小撮影間隔
IMAGE SIZEとQUALITY から決定、または推測される画像ファイルサイズと、コントロール用PC〜眼底カメラ間のファイル転送速度から決定される最小の撮影間隔を自動的に計算して表示する。
・LEVEL
発光光量の補正値を−10〜+10の範囲で設定する。
【0027】
次に本実施例の撮影種別の決定方法を図6を用い順を追って説明する。コントロール用PC(2)上で検査一覧が表示される601と、検者はその一覧から次の検査を選択する602ことが出来る。この選択が行われると、この検査情報にかかれている検査種別に従って、眼底カメラヘッドに撮影種別の変更依頼が通知される。眼底カメラヘッドはそれを受け、撮影種別に従った撮影モードを設定する603。すなわち、光路の切り替えや、各種フィルターの挿脱の手順、撮影装置の切り替え、発光量の調節など眼底カメラヘッド側で管理・制御される項目である。これらの設定が完了すると今度は眼底カメラヘッドからコントロール用PCへ向けて、撮影種別の変更が通知される。コントロール用PCはこの通知を受け、コントロール用PCでの画像の受け取り方法や、ユーザインターフェースを切り替えるなどの処理をした後、前述の撮影モードによって決定される従属する撮影パラメータファイルを参照し、眼底カメラヘッドへその内容を通知する。眼底カメラヘッドはその内容をヘッド内に設定606した後、さらに眼底カメラ側の撮影パラメータ操作を禁止した上で。撮影スイッチの入力による撮影を待つ605ことになる。次に眼底カメラヘッド側より撮影種別の変更がかかる場合を説明する。眼底カメラヘッドはその操作パネル300にある撮影種別の選択スイッチの操作により、撮影種別の変更が可能なことは前述のとおりである。眼底カメラヘッドはその入力に従い、撮影種別に従った撮影モードを設定する610。これらの設定が完了後コントロール用PCへ向けて、撮影種別の変更が通知される611。コントロール用PCはこの通知を受け、検査依頼に記述された撮影種別かどうかの確認を行い、異なる場合には検査依頼外の撮影を行って良いか確認する画面を表示する612。この画面に対する検者の応答によって動作は分岐するが、もし検査依頼外の操作を望まない場合には眼底カメラヘッドに対する操作ミスと判断し、検査依頼の一覧表示へ戻る601、もしく撮影種別の最選択を促すメッセージを表示する。検査依頼を基準にフローを形成している本実施例では、登録済みの検査一覧表示へ戻る分岐を作ることが望ましいが、例えば上流システムが無くコントロール用PC自体で検査依頼を発行するよう形成したシステムにおいては、ここで検査依頼の受付を行うよう構成することも出来る。さて、もし検査依頼外の操作を望むと検者が操作を行った場合にコントロール用PCは、コントロール用PCから撮影種別を選択した場合と同様に、画像の受け取り方法や、ユーザインターフェースを切り替えるなどの処理をした後、前述の撮影モードによって決定される従属する撮影パラメータファイルを参照し、眼底カメラヘッドへその内容を通知する。
【0028】
ここでコントロール用PCはさらに、同一検査内に新たな画像グループ形成の準備を行う。ここでいう画像グループとは、撮影後に画像を参照する場合に、特定の画像にたどり着く家庭において一括して判断できる複数画像の集合体を言い、本発明のシステムでは撮影種別と左右眼の判別により、一検査依頼に対し、撮影種別が同一な左右一眼ごとに管理を行う様構成されている。撮影種別、左右眼の指定が検査依頼に記述されていることを前提とした本実施例では、各々の検査に対して撮影種別は一対一に対応するため、撮影種別の指定された検査に対し、原則左右の2眼が撮影されれば、左右眼各々で2つのグループを持つことになる。しかし、ここで眼底カメラヘッド側から検査依頼への記述と異なる撮影種別が設定された場合このような場合には同一の検査内に撮影種別と左右眼区別の異なる4つの画像グループが生成されることになる。又ここでは撮影種別と左右眼に対し並列に捕らえた画像管理を想定しているが、撮影種別−左右眼と階層構造を持たせても良い。このような画像グループを形成することは、当日の検査においてどのような種別の撮影が行われたかが、理解しやすいばかりでなく、特定の画像を検者が検索する場合においても有効な検索キーとして利用できるなど、操作性の向上に多大な効果がある。
【0029】
その後、眼底カメラヘッドはその内容をヘッド内に設定した後、眼底カメラ側の撮影パラメータ操作を禁止した上で。撮影スイッチの入力による撮影を待つ614ことになることは先の動作605−606と同様である。その後、眼底カメラヘッドの操作桿132にある撮影釦が操作されると、実際の撮影が行われ、画像データが眼底カメラヘッドによって収集された装置情報と関連付けて送信される615。コントロール用PCはこれを受け新たな画像グループとして画像の登録を行う616。
【0030】
以上の検査一覧表示601から撮影待ち606の動作と検査種別の変更610から撮影待ち614の2種類の撮影種別変更の動作は、順不同で行うことが出来るが、本発明のシステムではこの一連の動作において、撮影種別の決定権は必ず、眼底カメラヘッドにあり、コントロール用PCから出される通知はあくまで眼底カメラヘッドへの撮影種別の変更依頼とされている。このため、眼底カメラが例えばフィルム撮影を行うようなコントロール用PCと切り離され単独動作を行う場合であっても、その動作に矛盾を生じることは無い。またその動作において、コントロール用PC、眼底カメラヘッド双方がお互いの装置の状態を確認できる通信を付加しておけば、より一層安定したシステムを構築することが出来る。
【0031】
次に、画像グループの形成に右目左眼の区別を利用する方法を、図7・8を用いて説明する。図7は眼底カメラヘッド2を上方から見た図と検者側から見た図である。装置の基台701に操作桿132により図中矢印方向に摺動可能にコントロールパネル300と光学部を保持するステージ702が設けられている。さらにステージ702には上下方向に調整可能に対物レンズ103やファインダー124など光学系がマウントされた筐体703が用意され、撮影される被検者の右眼704もしくは、左眼705に対し、対物レンズの光軸705の調整が可能である。実際の撮影は検者がファインダー124を通し、被検眼を観察しながら操作幹132を操作し、この位置調整がなされた後に行われる。この右眼・左眼の選択が行われると基台701につけられた段差に従い、ステージ702に取り付けられたローラ710が上下する、するとこのローラ710を保持する、回転軸711に対し稼動に設けられたアーム712が図示しないSWをON/OFFし、ステージ712が右眼撮影位置にあるのか、左眼撮影位置にあるのかを検知することが出来る。その後の動作については図8を用いて説明する。眼底カメラヘッドは、この検知器の出力を用い、次に撮影される画像が右眼のものか左眼のものかを判断801して、その変更を通知する。コントロール用PCはその通知を受け、撮影種別の判断の場合と同様に、検査依頼に記述された左右眼の区別かどうかの確認を行い、異なる場合には検査依頼外の撮影を行って良いか確認する画面を表示する802。この画面に対する検者の応答によって動作は分岐するが、もし検査依頼外の操作を望まない場合には眼底カメラヘッドに対する操作ミスと判断し、再びステージ位置の修正を促す警告を表示する、もしくは検査依頼の一覧表示へ戻る601動作となる。もし検査依頼に左右眼の支持が無い場合にや、検査依頼外の操作を望むと検者が操作を行った場合にコントロール用PCは、同一検査内に左右眼新たな画像グループ形成の準備を行う。その後、眼底カメラヘッドの操作桿132にある撮影釦が操作されると、実際の撮影804が行われ、画像データが眼底カメラヘッドによって収集された装置情報(左右眼の種別を含む)と関連付けて送信される。コントロール用PCはこれを受け新たな画像グループとして画像の登録を行う805ことになる。この実施例では、眼底カメラヘッドは撮影に先立って左右眼の情報を送信しているが、この確認は不可欠ではなく、撮影後に送信されてくる装置情報の中の左右眼の種別に従って、新たな画像グループの形成・画像グループへの登録を行うように構成することも可能である。
【0032】
尚、以上の実施例では眼底カメラについてなされているが、フォトスリットランプなどの他の眼科撮影装置でも同様な効果を適用することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、上流から決定される検査依頼項目に従った撮影が出来きるばかりでなく、上流から流れてくる検査依頼に記載された、もしくは装置自体の操作によって選択される撮影種別と、撮影された左右眼別に画像グループを生成することにより、ひとつの検査に対し、適切な枚数ごと、かつわかりやすいグループ分けが自動的になされるシステムの実現が可能である。
【0034】
さらに、撮影時点でも臨機応変にその手技、撮影倍率・撮影部位(左右眼の交替を含む)・撮影枚数を選び最適な撮影条件を決定できるばかりか、結果として検査依頼の内容と異なる実際の撮影が行われた場合にも整合性を保つことが出来る。
【0035】
加えて、検査依頼に記述されていない所定外の操作が行われた場合であっても、検査依頼外の撮影を行って良いか確認する画面を表示し、この画面に対する検者の応答によって動作は分岐させれば、ことによりさらに操作ミスの減少を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係わる実施例の構成図である。
【図2】本実施例に係わる実施例の構造断面図である。
【図3】本実施例に係わるコントロール用PCにおける撮影種別の選択画面を示す図である。
【図4】本実施例に係わる眼底カメラヘッドにおける撮影種別の選択スイッチを示す図である。
【図5】本実施例に係わるコントロール用PC上で管理される撮影パラメータファイルの内部構成イメージ図である。
【図6】本実施例に係わる実施例における撮影種別の選択操作によりシステムの状態を決定する動作の説明図である。
【図7】本実施例に係わる眼底カメラヘッドにおける左右眼の検知機構の構成図である。
【図8】左右眼の検知機構により画像グループを生成する動作の説明図である。
【符号の説明】
1 眼底カメラヘッド
2 コントロール用PC
3 眼底カメラヘッドとコントロール用PCの間をつなぐ通信路
4 システムが接続されているLAN
5 検査依頼を発生・管理する上流システム
101 被検眼
103 対物レンズ
105 孔あきミラー
110 可視蛍光撮影用エキサイタ
111 ICG蛍光撮影用エキサイタ
112 リングスリットユニット
114 眼底撮影用光源
117 可視蛍光撮影用バリアフィルタ
119 撮像レンズ
120 第一の可倒ミラー
121 電子撮像素子
122 眼底撮影装置
123 第二の可倒ミラー
124 接眼レンズ
126 ICG撮影用バリアフィルタ
127 電子撮像素子
128 動画像撮像装置
129 撮影制御部
130 撮影画像記録装置
131 表示装置
132 操作桿
133 撮影釦
134 コントロール用PCとのインタフェース装置
135 発光光量制御装置
301 コントロール用PC上の撮影管理情報メインウィンドウ画面
302 患者ID設定フィールド
303 撮影種別管理情報設定フィールド
304 撮影対象眼設定フィールド
305 検査項目No.選択フィールド
400 眼底カメラヘッドの操作パネル
401−3 撮影種別選択スイッチ
701 眼底カメラヘッド基台
702 眼底カメラヘッド摺動台
710 左右検知ローラ

Claims (6)

  1. 複数の撮影手法の撮影が可能な電子画像を生成する眼科画像生成システムにおいて、検査依頼情報を生成又は受信する検査依頼管理手段と、該検査依頼により発生した画像を管理する画像管理手段と、撮影種別を決定する撮影モード決定手段と、撮影された被検眼の左右を判別する左右眼判別手段とを有し、
    前記画像管理手段は、前記依頼された検査により発生した画像を、前記撮影モード決定手段の出力と該左右眼判別手段の出力により、撮影種別が同一な左右一眼ごとに画像グループを生成し、生成画像の管理することを特徴とする眼科画像生成システム。
  2. 前記検査依頼情報が、検査すべき左右眼情報を有することを特徴とする第一項記載の装置。
  3. 前記検査依頼情報が、検査すべき撮影種別情報を有することを特徴とする第一項記載の装置。
  4. 前記眼科画像生成システムは検者に所定外操作が発生した場合を通知する警告手段を有し、
    事前に選択された検査依頼情報にて撮影中に、該検査依頼情報に無い(左右)眼の撮影への切り替えが行われた場合、前記警告手段により検者に通知することを特徴とする第二項記載の装置。
  5. 前記眼科画像生成システムは、画像の撮影種別(Color/FA/ICG)の切り替えを行う操作部と、検者に所定外操作が発生した場合を通知する警告手段とを有し、事前に選択された検査依頼情報にて撮影中に、該検査依頼情報に無い撮影情報種別の撮影種別への切り替えが行われた場合、前記警告手段により検者に通知することを特徴とする第三項記載の装置。
  6. 前記警告手段による通知にもかかわらず撮影により画像が生成された際、
    前記画像管理手段は選択された検査に対して前記所定外操作に従った画像グループを生成し、生成画像の管理を行うことを特徴とする第四・五項記載の装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007330558A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Topcon Corp 分光眼底測定装置及びその測定方法
JP2009075824A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Toshiba Corp 医用統合管理システムおよびそのための統合管理サーバ
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